マーゴドン(ウルトラ怪獣)

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&font(#6495ED){登録日}:2015/11/29 Sun 14:55:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &big(){&bold(){マーゴドン}}はウルトラシリーズに登場した怪獣の1体。 別名は&bold(){冷凍怪獣}。 この項目では、マーゴドンが登場した『[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]]』の[[最終回]]&bold(){「あっ!キリンも象も氷になった!!」}の内容についても紹介する。 *【概要】 身長:70m 体重:3万3千t 背中に翼のような突起を生やした、白い[[マンモス>マンモス(古代生物)]]のような姿の宇宙怪獣。 &color(red){熱エネルギー}を好物にしており、各地の惑星を襲っては次々に熱源を奪い取り、氷に覆われた死の星へと変えてしまう。 「熱」があるなら文字通り何でも吸収し、劇中では火花すら自らのエネルギーに変換している。 巨体を活かした体当たりの他、全身から超低温の冷凍ガス&bold(){&color(blue){「スティファフロワー」}}を噴射し、「あっ!キリンも象も氷になった!!」というタイトル通りキリンも[[ゾウ>ゾウ(動物)]]も氷漬けにしてしまう。 その冷気はマーゴドンが存在するだけで周りの気温が &color(blue){-50℃}になってしまうほど。 [[光]]や熱をエネルギーにするウルトラ戦士や[[地球]]の生物にとっては天敵のような存在である一方、低温状態で生きているため体組織の結合が脆く、&bold(){物理的な衝撃に弱い}のが[[弱点]]。 [[ゴメス>ゴメス(ウルトラ怪獣)]]やリトラの出現から続いた、後に&bold(){「[[怪獣頻出期>昭和ウルトラシリーズ]]」}と呼ばれる時代に地球で暴れた最後の怪獣である。 また、[[ウルトラマン]]が登場して以降数少ない「地球人のみ」で退治に成功した怪獣の1体でもある。 *【登場作品】 ・[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]] ・[[ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟>ウルトラマンメビウス(作品)]](※漫画作品) ・大怪獣バトル ULTRA MONSTERS(※技カードのみ) ・[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]](※[[ベリュドラ]]のパーツ) ・[[ウルトラゾーン]](※「怪獣ことわざ」) ・[[蒼い瞳の少女は灰色と名乗った]](※『[[ウルトラマンR/B]][[超全集>超全集(てれびくんデラックス愛蔵版)]]』掲載の小説) *【主な活躍】 **◆『ウルトラマン80』 登場:「あっ!キリンも象も氷になった!!」(第50話) 熱源を求めて地球に侵攻したマーゴドンは九州の南原市を襲い、動物園のキリンやゾウなどあらゆるものを氷漬けにしてしまう。 この事態を受けて[[UGM>UGM(ウルトラマン80)]]も出動。 熱を帯びたあらゆる攻撃を[[無効化]]するマーゴドンを前に、オオヤマキャップは空中からの垂直降下で接近戦を指示。 だが、マーゴドンの前には[[ミサイル]]も効かず作戦は失敗、作戦を立て直す事態になった。 #center(){&bold(){もし地球が破滅したら、それは我々の責任だ。} &bold(){我々はこれまで色々な怪獣と戦ってきた。しかし、今度の奴こそ最大で最後の奴だと思う。&br()奴に勝てば、もうUGMは無敵だ!} } オオヤマキャップの檄に対し、イケダ隊員達は「ウルトラマン80が来れば何とかなる」と呑気な事を言ってしまう。 そんな彼らにキャップは激怒。「決して80達の力を借りる事なく、あの最強の怪獣を倒す」と何故か矢的猛隊員の目を見ながらはっきりと述べた。 そして、衝撃に弱いマーゴドンを倒すため、戦闘機にぶら下げた巨大鉄球をぶち込んで体を粉砕する「ジャイアントボール作戦」が決行される事になった。 早速作戦は実行に移され、イトウチーフとイケダ隊員がマーゴドンに挑んだが、猛烈な冷気の影響で鉄球を支えるワイヤーの1本が切れてバランスが崩れ、墜落させられてしまった。 このままでは作戦どころかUGMすら危ない、そう察知した猛は星涼子隊員と共に真の姿――ウルトラマン80と[[ユリアン>ユリアン(ウルトラマン80)]]に変身しようと、ブライトスティックを構える…… ところがその直前、2人の元にオオヤマキャップが現れた。そして彼ははっきりと告げた。 #center(){&bold(){これまで、ウルトラマン80には随分助けられてきた……。} &bold(){これまでのお礼を言うよ。[[&color(red){ウルトラマン80}>ウルトラマン80]]。} } オオヤマキャップだけではない、イトウチーフもつい最近、これまでUGMと共に戦ってきた光の巨人&bold(){&color(red){「ウルトラマン80」}}、そして仲間である女戦士&bold(){&color(red){「ユリアン」}}の正体が、自分達の部下である矢的猛隊員と星涼子隊員である事を知ってしまったのだ。 そして彼は「いつまでも地球を守るために力を貸してもらうのは悔しい、地球は地球人の手で守り抜かなければならない」と自らの考えを2人に告げた。 「広い意味では地球人も[[宇宙人]]、互いに協力し合うことが大事だ」と返す猛=80だが、それでもオオヤマキャップの決意は固かった。 度重なる戦い…特に前回の[[プラズマ・マイナズマ>プラズマ/マイナズマ(ウルトラ怪獣)]]との戦いで80が傷ついた事、そして80とユリアンが近く地球を去らなければならないと言う事も含めて。 #center(){&bold(){……もう、80には変身しないでくれ!!}} そして2人を残し、オオヤマキャップ達もマーゴドンに立ち向かう事となった。 再度ジャイアントボール作戦を決行しようとしたが、今度は待機し続けたフジモリ隊員の戦闘機・スカイハイヤーの燃料が切れるという状況に。 最悪の事態を救ったのは、以前オーストラリアゾーンに転任していた&bold(){ハラダ隊員}と&bold(){タジマ隊員}であった。 #center(){&bold(){キャップ、いいところでやってきたでしょ♪}} 空中給油を終えた両隊員の戦闘機は冷凍液を発射。それを吸収してしまったマーゴドンは、自分が氷漬けにされてしまった。 自分が凍らされるという事態には流石のマーゴドンでもどうにもできず、三度目の正直として決行されたジャイアントボール作戦の前にとうとう粉砕。 UGMはウルトラマン80やユリアンの助けを借りる事なく、遂に怪獣を倒す事に成功したのである。 その後、オオヤマキャップが猛=80、涼子=ユリアンの秘密を明かし、彼らを見送るお別れパーティーが開かれた。 そしてキャップは、仲間達に自らの心情を明かした。 これまでUGMは、何度もウルトラマン80の力を借り続けた。その中で、自分も含めて80への依存心が生まれてしまっていた。 だが、それでは駄目だ、やはり自分達の手で地球を守り続けなければいけない、とキャップは決意した。 それは涼子隊員=ユリアンがやって来た目的が、ウルトラマン80を呼びに来た事――いつか80と別れる日が訪れる事が分かってからであった。 #center(){&bold(){今、我々は怪獣に勝った!80の助けを借りないで!} &bold(){地球最後かもしれぬ大怪獣をやっつける事が出来た!} &bold(){これで、我々は胸を張って、ウルトラマン80とユリアンにさよならを言える!}} 地球で出会った仲間達に、「この星での思い出は絶対に忘れない」と涼子=ユリアンは言った。 そして猛=80は別れの言葉を告げた。 #center(){&bold(){&color(red){さよならは終わりではなく、新しい思い出の始まりと言います。じゃあみんな、お元気で!}}} それを受け、キャップも最後の言葉を大事な宇宙の仲間にかけた。 #center(){&bold(){今日の別れは永遠の別れではなく、また会う時までの仮の別れのつもりでいてほしい。} &bold(){……本当は……本当は……ウルトラマン80にいつまでもいてほしかった……!} } そして、猛と涼子は地球での最後の1日を思いっきり満喫した。 公園や町を一緒に歩いたり、遊園地で遊んだり。 やがて彼らは浜辺に立ち、80とユリアンに変身。星空の彼方にある[[ウルトラの星>M78星雲・光の国]]へと帰っていった……。 それから時は経ち、2006年の[[ディノゾール>ディノゾール(ウルトラ怪獣)]]の出現から、再び地球は怪獣や宇宙人の脅威に晒される。 だが地球人は&bold(){[[&color(red){「ウルトラマンメビウス」}>ウルトラマンメビウス]]}という頼もしい仲間と共に、[[地球を狙う恐るべき力に敢然と立ち向かっていく>ウルトラマンメビウス(作品)]]。 そして再び地球にやって来たウルトラマン80も、[[ずっと昔に残したある悔いの決着をつける事となる>ホー(ウルトラ怪獣)]]。     **◆『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟(てれびくん版)』 多くのウルトラマンの[[漫画]]を手掛けている故・内山まもる氏が26年ぶりに執筆したウルトラシリーズの連載漫画作品。『てれびくん』などで掲載された。 ディノゾールとの戦いから始まり、様々な激闘の末、[[地球の仲間達>CREW GUYS]]や歴代戦士達の助けを借りて大きく成長したメビウス。 だが、彼が光の国に帰還した後も宇宙各地で戦いは続いており、その中で[[レオ>ウルトラマンレオ]][[兄弟>アストラ]]や80からの連絡が途絶えたと緊急の[[ウルトラサイン>ウルトラサイン(ウルトラシリーズ)]]がメビウスに寄せられた。 彼らの送信が途絶えたカプト星で見たのは、忌まわしいヒッポリトカプセルに閉じ込められたレオと80。 メビュームシュートで何とか彼らを助け出したメビウスであったがそれは罠であり、彼らはアトランタ星人やカーン星人が化けた偽者であった。 何とかカーン星人を撃破したメビウスだが、彼もまたヒッポリトカプセルに封じられてしまう。 実は[[ヒッポリト星人]]がマーゴドンを操り、カプト星をウルトラ戦士が苦手な氷の星に変えた上、レオ兄弟と80をタール像にして氷の中に封じ込めてしまったのである。   だが、タール漬けにされる寸前、突如何者かがヒッポリトカプセルを破壊。 #center(){&bold(){ふっふっふ……しゃらくせえ、ヒッポリト星人!}} あっという間にアトランタ星人を撃破した戦士の正体は、鎧を纏うウルトラ戦士・宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長の[[メロス>メロス(ウルトラマンメロス)]]であった。 そして体力が消耗したメビウス、タール像にされてしまったレオ兄弟や80も、緊急事態を受けて駆けつけた[[マン>ウルトラマン]]、[[ジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]、[[エース>ウルトラマンエース]]、[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]の「ウルトラの星作戦」でエネルギーを与えられて回復。   集結したウルトラ戦士を残らず氷漬けにしようと動き出したヒッポリト星人とマーゴドンだが……。 #center(){ [[&bold(){&color(red){「スペシウム光線!」}}>スペシウム光線]] [[&bold(){&color(red){「メタリウム光線!」}}>メタリウム光線]] [[&bold(){&color(red){「ストリウム光線!」}}>ストリウム光線]] [[&bold(){&color(red){「スペシウム光線!」}}>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]] [[&bold(){&color(red){「「ウルトラダブル}}>ウルトラマンレオ]][[&bold(){&color(red){フラッシャー!」」}}>アストラ]] [[&bold(){&color(red){「レーザーショットアンドロメロス!」}}>メロス(ウルトラマンメロス)]] [[&bold(){&color(red){「メビュームシュート!」}}>ウルトラマンメビウス]] [[&bold(){&color(red){「サクシウム光線!」}}>ウルトラマン80]] } &bold(){&font(l){あまりにもオーバーキル過ぎる}ウルトラ戦士の&color(red){光線一斉発射}}を受け、あっという間に撃破されたのであった。 なお、本編中ヒッポリト星人はずっとマーゴドンの上に跨っている。 また、[[ウルトラセブン]]と[[ウルトラマンヒカリ>ハンターナイト ツルギ/ウルトラマンヒカリ]]は別の場所で[[キングジョー]]を相手に戦っていた他、[[ゾフィー]]は光の国から指示を行っていたため、救出には加わっていない。 **◆『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 [[ベリュドラ]]のパーツとしての登場で、右腕部分にその姿が確認できる。 **◆『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』 宇宙ギャングのボス・バルサスが手先として操る怪獣として登場。 [[惑星O-50]]でロッソ・ブル・グリージョ(後の[[美剣サキ]])の三兄妹を相手に戦い、優位に立っていたが、 三兄妹がそれぞれ[[ウルトラマンロッソ]]・[[ウルトラマンブル]]・[[グルジオボーン]]の力を得ると形勢が逆転し、最終的に倒されてしまった。 *【余談】 ・デザインは山口修氏。決定稿には「マンモス」の字が添えられており、デザインのモチーフとなったと推測される。&br()初期稿では[[サイ>サイ(動物)]]のような角を持ち、『[[ウルトラQ]]』のゴルゴスの如く氷塊が怪獣化したかのような別アプローチのデザインも描かれていたが、最終回の内容が現在の形となった事に合わせてデザイン画も描き直されたという。&br()ちなみに、2021年12月にホビージャパンより刊行された書籍『円谷怪獣デザイン大鑑1971-1980 豪怪奔放』ではデザイン画の他、映像作品では冷気表現のためにあまり鮮明に映されていないマーゴドンの実際に造形された着ぐるみの顔アップのスチールも掲載されているため、興味ある方は要チェック。 ・[[エイプリルフール企画>エイプリルフール企画(円谷プロ)]]や『80』でのイベントを始めとした公式でも散々ネタにされる「あっ!キリンも象も氷になった!!」という最終回の[[サブタイトル]]だが、本来は前後編となるはずだった初期案では、後編のサブタイトルが&bold(){「UGMの地球平和宣言」}という&font(l){まともな}最終回らしいタイトルになるはずだったが、特番の影響で放送枠が足りなくなったために今のような形になってしまったらしい。&br()なお、オオヤマキャップは猛が80である事を既に知っているという設定は初期案から既にあった様子。 ・・なお、マイナビニュースにおける『80』の特集によれば、「あっ!キリンも象も氷になった!!」というタイトルが&bold(){「マーゴドンの冷気の被害に遭う場所はアフリカや南太平洋」という初期案の内容に合わせたものだった}事や、予算の都合で実際の完成作品では動物園に変更せざるを得なかった事が明かされている。 ・マーゴドンの登場する最終回はサブタイトルに締まりがなく、80も戦わないため酷いエピソード扱いされることがあるが、昭和シリーズの大らかさを漂わせつつ、『[[ウルトラセブン>ウルトラセブン(作品)]]』の最終回をマイルドにしたような心温まる展開で、決して悪い話ではない。&br()中学校の設定については[[制作側の事情で放棄せざるを得なくなったことや、演者の都合による終盤での急なヒロイン交代劇などもあった>路線変更(特撮)]]ため、言及しつつ物語を構成する余裕はなかったと思われる。&br()視聴者からすれば物足りない部分はあっただろうが、当時の背景を考慮すれば十分に考え抜かれた良い最終回である。 ・『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の第1話で、[[レイ>レイ(ウルトラシリーズ)]]の[[ゴモラ]]に倒された死体としての登場が予定されていたが、スーツが残っていなかったため冷凍怪獣の先輩格である[[ペギラ]]に出番(?)を譲っている。&br()他にも『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』の技カードでも、ペギラのカードはマーゴドンの上位互換となっている。   #center(){&bold(){あっ!追記も修正も氷になった!!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 白ゾウ -- 名無しさん (2015-11-29 15:19:01) - メビウスの思い出の先生が80の真の最終回だという人もいるけど、こっちも内容は素晴らしい最終回なんだよ!でもタイトルだけは簡便な! -- 名無しさん (2015-11-29 15:54:43) - そう言えばオオヤマキャップはいつから正体を知ったのですか? -- 名無しさん (2015-11-29 16:25:58) - ↑挙動とかで何となく見抜いていたんじゃない? -- 名無しさん (2015-11-29 16:42:33) - 確かにキリンもゾウも氷漬けになってるから間違ったサブタイじゃないんだけどもあんまりだよなぁ・・・w -- 名無しさん (2015-11-29 16:56:20) - ↑2&↑3 1話から猛「地球の人はどうしてこんなにのんびりしてるんですか?」→オオヤマ「地球の人と言っていたけれど、君はまるで宇宙人みたいだね」なんてやり取りがあったくらいだからなーw -- 名無しさん (2015-11-29 17:35:13) - 例の画像でやられてたのこいつだったんかw -- 名無しさん (2015-11-29 18:40:52) - 能力規模と相性の悪さから80が戦ってたら大苦戦してたと思う。あくまでウルトラマンではなく人間が自らの手で地球を守るのがウルトラマンという作品の醍醐味だな。 -- 名無しさん (2015-11-29 19:50:07) - ↑6サラマンドラ戦の変身は流石にばれかねないよwww -- 名無しさん (2015-11-29 20:34:57) - ファンサービスなのはわかってるけど、こいつ以降ディノゾールまで怪獣が出現しなかったって設定はいらなかったな〜。UGMの覚悟が蔑ろにされてるよ。 -- 名無しさん (2015-11-29 20:50:17) - ↑でもキャップは「これが最後の怪獣かもしれない」と何度も言及してたし、それ以降地球が平和だったのは逆に良い事だったんじゃないかな -- 名無しさん (2015-11-29 20:57:54) - ユリアンが地球に来たのって、80を呼び戻しに来たんじゃなくて、ガルタン大王が地球に向かってる事を知らせに来たんだが… -- 名無しさん (2015-11-29 21:12:04) - キリンもゾウも氷になったというのは、初期案ではアフリカ全土を凍らせてから東に向かい、日本に現れる予定だったかららしい。 -- 名無しさん (2015-11-29 23:38:50) - バランスのとれた良い項目だ -- 名無しさん (2015-11-30 05:08:58) - ↑5自分もUGMはもう少し怪獣を倒して欲しかったな。まあ怪獣が出なかったのは地球だけみたいだからマーゴドンの後、宇宙怪獣と戦った可能性もあるけど。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:16:39) - ある程度強いけどやろうと思えば地球人だけでもなんとか出来る位の強さで能力は惑星レベルでヤバくてウルトラ戦士の天敵みたいな奴と、再登場さえ出来たら現在でも色々ドラマ描けそうだな・・・スーツさえあれば。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:22:14) - ↑なんとも絶妙な強さなんだよね。強すぎず弱すぎず、けど最終話を飾るにふさわしい貫禄もある。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:24:53) - 最終回の敵なんて初代ゼットンが強すぎただけで大したことないんだぜ。平成はラスボス相応に強いけどな。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:31:05) - 確か -- 名無しさん (2015-11-30 21:37:23) - ↑2 ジャンボキングとマクダターは超強敵というほどでもないけどそれなりに強いでしょ。バット星人もウルトラの星に侵攻をかけたあたり割とスケールは大きい。 -- 名無しさん (2015-12-01 22:05:12) - ↑11 でも逆に考えれば怪獣が出現しなくなったにも関わらず人類は防衛組織や防衛機器を怠らずに開発していたということにもなる。そしてそれがメテオールとしてメビウスの時に役立つのだから、地球は我々の手で守ると言う覚悟は本当のことになるぞ。 -- 名無しさん (2015-12-02 13:23:56) - ↑2あのネタキャラ扱いされてるバルキー星人でさえ主人公の知り合いを(偶然)殺害して一時変身不能に追い込んだわけですしね -- 名無しさん (2015-12-02 15:02:20) - ↑3 マクダターって? -- 名無しさん (2015-12-09 13:13:45) - アニメのザ★ウルトラマンの最終話に登場した怪獣だよ。あの作品の最終章は、U40を占領したヘラー軍団そのものがラスボスという印象があるな。強さよりもスケールのでかさが印象深い。セブンのゴース星人なんかも、強くはないけど科学力で人類を滅亡寸前に追いやったスケールのでかさが印象的だったな -- 名無しさん (2015-12-09 22:09:55) - 純粋に強い:ゼットン 侵略のスケールがでかい:ゴース星人、バット星人、ヘラー 精神的に苦しめた:サイモン星人(作戦自体は成功したのである意味エースに勝利)、バルキー星人(偶然だが) ちゃんとみんなラスボスしてるね。ブラック指令&ブラックエンドは微妙な感じだが、それまでに散々レオを苦しめてる。 -- 名無しさん (2015-12-09 23:14:19) - 何で最終回のサブタイトルなのに変なサブタイトルなのですか? もうちょっとまともにサブタイトルしなかったのですか? -- 名無しさん (2016-01-28 18:34:32) - ある考察サイトでも、『50話以前から、80=矢的ではないかと見当はついていた。その確実な証拠(80に変身するところを見たなど)を得たのが、つい最近だったのではないか』って考察が載ってたね。 -- 名無しさん (2016-01-28 19:07:11) - そういえば、無粋だとはわかってるんだけど一つ突っ込み。地球を去る前に、中学に顔を見せにはいかなかったのだろうか? 遊園地で遊んだり、街を歩く時間はあったのに。 -- 名無しさん (2016-11-13 14:28:49) - ↑メビウスでの台詞を聞く限り、途中で教師の立場を辞めてしまった自分は顔向けできないって思ってたんじゃないのかな -- 名無しさん (2016-11-13 14:54:23) - ↑でもUGMって子供の取材とかでTV中継されてたのに生徒にはUGMだってバレなかったのか -- 名無しさん (2017-05-13 00:17:03) - 今も円谷のエイプリルフールネタが続いていたらこいつで某SNSのパロディやってたんだろうな -- 名無しさん (2017-05-13 00:35:16) - 「防衛チームの力だけで倒した」という点だけで情けないラスボス、雑魚怪獣みたいに言われる風潮があるちょっと可哀そうな怪獣。実際にはUGMの作戦が的確に弱点を突いただけで、いくつもの惑星を滅ぼし、劇中で「最大で最後の奴」と言われ、80も決死の覚悟で変身しようとした超大物なのだが。ネタにされがちなサブタイトルも、元は動物園を氷漬けにしたのではなく、アフリカ大陸を壊滅させ、ユーラシアを東進しながら進行ルート全てを氷漬けにして日本に到達したというとんでもない被害が出るはずだった名残だという -- 名無しさん (2017-11-10 09:39:46) - 思えばコイツってルーゴサイトやウーラーみたいな星食う怪獣の元祖だよな -- 名無しさん (2019-12-31 21:18:00) - タイトルはともかくとてもいい最終回 -- 名無しさん (2020-11-05 13:09:46) - ↑3 劇中で描写された範囲だけでも、冷気を使う上にエネルギー攻撃は吸収されて効かない、っていうウルトラマンの特性を徹底的にメタった能力の持ち主だからなぁ…仮に矢的がキャップ達の静止を振り切って変身してたとしても、最悪返り討ちに遭ったかもしれない。 -- 名無しさん (2021-09-23 11:16:56) - ↑3星も食ったが割りも食った -- 名無しさん (2021-09-23 11:42:46) - ウルトラマンがいる時に必ず音信不通だったら勘付かれるわな -- 名無しさん (2021-09-23 11:46:26) - ↑5元祖は帰ってきたウルトラマンの -- 名無しさん (2023-07-01 01:28:36) - ミスった 元祖は帰ってきたウルトラマンのバキューモンだと思う -- 名無しさん (2023-07-01 01:30:10) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/11/29 Sun 14:55:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &big(){&bold(){マーゴドン}}はウルトラシリーズに登場した怪獣の1体。 別名は&bold(){冷凍怪獣}。 この項目では、マーゴドンが登場した『[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]]』の[[最終回]]&bold(){「あっ!キリンも象も氷になった!!」}の内容についても紹介する。 *【概要】 身長:70m 体重:3万3千t 背中に翼のような突起を生やした、白い[[マンモス>マンモス(古代生物)]]のような姿の宇宙怪獣。 &color(red){熱エネルギー}を好物にしており、各地の惑星を襲っては次々に熱源を奪い取り、氷に覆われた死の星へと変えてしまう。 「熱」があるなら文字通り何でも吸収し、劇中では火花すら自らのエネルギーに変換している。 巨体を活かした体当たりの他、全身から超低温の冷凍ガス&bold(){&color(blue){「スティファフロワー」}}を噴射し、「あっ!キリンも象も氷になった!!」というタイトル通りキリンも[[ゾウ>ゾウ(動物)]]も氷漬けにしてしまう。 その冷気はマーゴドンが存在するだけで周りの気温が &color(blue){-50℃}になってしまうほど。 [[光]]や熱をエネルギーにするウルトラ戦士や[[地球]]の生物にとっては天敵のような存在である一方、低温状態で生きているため体組織の結合が脆く、&bold(){物理的な衝撃に弱い}のが[[弱点]]。 [[ゴメス>ゴメス(ウルトラ怪獣)]]やリトラの出現から続いた、後に&bold(){「[[怪獣頻出期>昭和ウルトラシリーズ]]」}と呼ばれる時代に地球で暴れた最後の怪獣である。 また、[[ウルトラマン]]が登場して以降数少ない「地球人のみ」で退治に成功した怪獣の1体でもある。 *【登場作品】 ・[[ウルトラマン80>ウルトラマン80(作品)]] ・[[ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟>ウルトラマンメビウス(作品)]](※漫画作品) ・大怪獣バトル ULTRA MONSTERS(※技カードのみ) ・[[大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE]](※[[ベリュドラ]]のパーツ) ・[[ウルトラゾーン]](※「怪獣ことわざ」) ・[[蒼い瞳の少女は灰色と名乗った]](※『[[ウルトラマンR/B]][[超全集>超全集(てれびくんデラックス愛蔵版)]]』掲載の小説) *【主な活躍】 **◆『ウルトラマン80』 登場:「あっ!キリンも象も氷になった!!」(第50話) 熱源を求めて地球に侵攻したマーゴドンは九州の南原市を襲い、動物園のキリンやゾウなどあらゆるものを氷漬けにしてしまう。 この事態を受けて[[UGM>UGM(ウルトラマン80)]]も出動。 熱を帯びたあらゆる攻撃を[[無効化]]するマーゴドンを前に、オオヤマキャップは空中からの垂直降下で接近戦を指示。 だが、マーゴドンの前には[[ミサイル]]も効かず作戦は失敗、作戦を立て直す事態になった。 #center(){&bold(){もし地球が破滅したら、それは我々の責任だ。} &bold(){我々はこれまで色々な怪獣と戦ってきた。しかし、今度の奴こそ最大で最後の奴だと思う。&br()奴に勝てば、もうUGMは無敵だ!} } オオヤマキャップの檄に対し、イケダ隊員達は「ウルトラマン80が来れば何とかなる」と呑気な事を言ってしまう。 そんな彼らにキャップは激怒。「決して80達の力を借りる事なく、あの最強の怪獣を倒す」と何故か矢的猛隊員の目を見ながらはっきりと述べた。 そして、衝撃に弱いマーゴドンを倒すため、戦闘機にぶら下げた巨大鉄球をぶち込んで体を粉砕する「ジャイアントボール作戦」が決行される事になった。 早速作戦は実行に移され、イトウチーフとイケダ隊員がマーゴドンに挑んだが、猛烈な冷気の影響で鉄球を支えるワイヤーの1本が切れてバランスが崩れ、墜落させられてしまった。 このままでは作戦どころかUGMすら危ない、そう察知した猛は星涼子隊員と共に真の姿――ウルトラマン80と[[ユリアン>ユリアン(ウルトラマン80)]]に変身しようと、ブライトスティックを構える…… ところがその直前、2人の元にオオヤマキャップが現れた。そして彼ははっきりと告げた。 #center(){&bold(){これまで、ウルトラマン80には随分助けられてきた……。} &bold(){これまでのお礼を言うよ。[[&color(red){ウルトラマン80}>ウルトラマン80]]。} } オオヤマキャップだけではない、イトウチーフもつい最近、これまでUGMと共に戦ってきた光の巨人&bold(){&color(red){「ウルトラマン80」}}、そして仲間である女戦士&bold(){&color(red){「ユリアン」}}の正体が、自分達の部下である矢的猛隊員と星涼子隊員である事を知ってしまったのだ。 そして彼は「いつまでも地球を守るために力を貸してもらうのは悔しい、地球は地球人の手で守り抜かなければならない」と自らの考えを2人に告げた。 「広い意味では地球人も[[宇宙人]]、互いに協力し合うことが大事だ」と返す猛=80だが、それでもオオヤマキャップの決意は固かった。 度重なる戦い…特に前回の[[プラズマ・マイナズマ>プラズマ/マイナズマ(ウルトラ怪獣)]]との戦いで80が傷ついた事、そして80とユリアンが近く地球を去らなければならないと言う事も含めて。 #center(){&bold(){……もう、80には変身しないでくれ!!}} そして2人を残し、オオヤマキャップ達もマーゴドンに立ち向かう事となった。 再度ジャイアントボール作戦を決行しようとしたが、今度は待機し続けたフジモリ隊員の戦闘機・スカイハイヤーの燃料が切れるという状況に。 最悪の事態を救ったのは、以前オーストラリアゾーンに転任していた&bold(){ハラダ隊員}と&bold(){タジマ隊員}であった。 #center(){&bold(){キャップ、いいところでやってきたでしょ♪}} 空中給油を終えた両隊員の戦闘機は冷凍液を発射。それを吸収してしまったマーゴドンは、自分が氷漬けにされてしまった。 自分が凍らされるという事態には流石のマーゴドンでもどうにもできず、三度目の正直として決行されたジャイアントボール作戦の前にとうとう粉砕。 UGMはウルトラマン80やユリアンの助けを借りる事なく、遂に怪獣を倒す事に成功したのである。 その後、オオヤマキャップが猛=80、涼子=ユリアンの秘密を明かし、彼らを見送るお別れパーティーが開かれた。 そしてキャップは、仲間達に自らの心情を明かした。 これまでUGMは、何度もウルトラマン80の力を借り続けた。その中で、自分も含めて80への依存心が生まれてしまっていた。 だが、それでは駄目だ、やはり自分達の手で地球を守り続けなければいけない、とキャップは決意した。 それは涼子隊員=ユリアンがやって来た目的が、ウルトラマン80を呼びに来た事――いつか80と別れる日が訪れる事が分かってからであった。 #center(){&bold(){今、我々は怪獣に勝った!80の助けを借りないで!} &bold(){地球最後かもしれぬ大怪獣をやっつける事が出来た!} &bold(){これで、我々は胸を張って、ウルトラマン80とユリアンにさよならを言える!}} 地球で出会った仲間達に、「この星での思い出は絶対に忘れない」と涼子=ユリアンは言った。 そして猛=80は別れの言葉を告げた。 #center(){&bold(){&color(red){さよならは終わりではなく、新しい思い出の始まりと言います。じゃあみんな、お元気で!}}} それを受け、キャップも最後の言葉を大事な宇宙の仲間にかけた。 #center(){&bold(){今日の別れは永遠の別れではなく、また会う時までの仮の別れのつもりでいてほしい。} &bold(){……本当は……本当は……ウルトラマン80にいつまでもいてほしかった……!} } そして、猛と涼子は地球での最後の1日を思いっきり満喫した。 公園や町を一緒に歩いたり、遊園地で遊んだり。 やがて彼らは浜辺に立ち、80とユリアンに変身。星空の彼方にある[[ウルトラの星>M78星雲・光の国]]へと帰っていった……。 それから時は経ち、2006年の[[ディノゾール>ディノゾール(ウルトラ怪獣)]]の出現から、再び地球は怪獣や宇宙人の脅威に晒される。 だが地球人は&bold(){[[&color(red){「ウルトラマンメビウス」}>ウルトラマンメビウス]]}という頼もしい仲間と共に、[[地球を狙う恐るべき力に敢然と立ち向かっていく>ウルトラマンメビウス(作品)]]。 そして再び地球にやって来たウルトラマン80も、[[ずっと昔に残したある悔いの決着をつける事となる>ホー(ウルトラ怪獣)]]。     **◆『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦 戦え!ウルトラ兄弟(てれびくん版)』 多くのウルトラマンの[[漫画]]を手掛けている故・内山まもる氏が26年ぶりに執筆したウルトラシリーズの連載漫画作品。『てれびくん』などで掲載された。 ディノゾールとの戦いから始まり、様々な激闘の末、[[地球の仲間達>CREW GUYS]]や歴代戦士達の助けを借りて大きく成長したメビウス。 だが、彼が光の国に帰還した後も宇宙各地で戦いは続いており、その中で[[レオ>ウルトラマンレオ]][[兄弟>アストラ]]や80からの連絡が途絶えたと緊急の[[ウルトラサイン>ウルトラサイン(ウルトラシリーズ)]]がメビウスに寄せられた。 彼らの送信が途絶えたカプト星で見たのは、忌まわしいヒッポリトカプセルに閉じ込められたレオと80。 メビュームシュートで何とか彼らを助け出したメビウスであったがそれは罠であり、彼らはアトランタ星人やカーン星人が化けた偽者であった。 何とかカーン星人を撃破したメビウスだが、彼もまたヒッポリトカプセルに封じられてしまう。 実は[[ヒッポリト星人]]がマーゴドンを操り、カプト星をウルトラ戦士が苦手な氷の星に変えた上、レオ兄弟と80をタール像にして氷の中に封じ込めてしまったのである。   だが、タール漬けにされる寸前、突如何者かがヒッポリトカプセルを破壊。 #center(){&bold(){ふっふっふ……しゃらくせえ、ヒッポリト星人!}} あっという間にアトランタ星人を撃破した戦士の正体は、鎧を纏うウルトラ戦士・宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長の[[メロス>メロス(ウルトラマンメロス)]]であった。 そして体力が消耗したメビウス、タール像にされてしまったレオ兄弟や80も、緊急事態を受けて駆けつけた[[マン>ウルトラマン]]、[[ジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]、[[エース>ウルトラマンエース]]、[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]の「ウルトラの星作戦」でエネルギーを与えられて回復。   集結したウルトラ戦士を残らず氷漬けにしようと動き出したヒッポリト星人とマーゴドンだが……。 #center(){ [[&bold(){&color(red){「スペシウム光線!」}}>スペシウム光線]] [[&bold(){&color(red){「メタリウム光線!」}}>メタリウム光線]] [[&bold(){&color(red){「ストリウム光線!」}}>ストリウム光線]] [[&bold(){&color(red){「スペシウム光線!」}}>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]] [[&bold(){&color(red){「「ウルトラダブル}}>ウルトラマンレオ]][[&bold(){&color(red){フラッシャー!」」}}>アストラ]] [[&bold(){&color(red){「レーザーショットアンドロメロス!」}}>メロス(ウルトラマンメロス)]] [[&bold(){&color(red){「メビュームシュート!」}}>ウルトラマンメビウス]] [[&bold(){&color(red){「サクシウム光線!」}}>ウルトラマン80]] } &bold(){&font(l){あまりにもオーバーキル過ぎる}ウルトラ戦士の&color(red){光線一斉発射}}を受け、あっという間に撃破されたのであった。 なお、本編中ヒッポリト星人はずっとマーゴドンの上に跨っている。 また、[[ウルトラセブン]]と[[ウルトラマンヒカリ>ハンターナイト ツルギ/ウルトラマンヒカリ]]は別の場所で[[キングジョー]]を相手に戦っていた他、[[ゾフィー]]は光の国から指示を行っていたため、救出には加わっていない。 **◆『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 [[ベリュドラ]]のパーツとしての登場で、右腕部分にその姿が確認できる。 **◆『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』 宇宙ギャングのボス・バルサスが手先として操る怪獣として登場。 [[惑星O-50]]でロッソ・ブル・グリージョ(後の[[美剣サキ]])の三兄妹を相手に戦い、優位に立っていたが、 三兄妹がそれぞれ[[ウルトラマンロッソ]]・[[ウルトラマンブル]]・[[グルジオボーン]]の力を得ると形勢が逆転し、最終的に倒されてしまった。 *【余談】 ・デザインは山口修氏。決定稿には「マンモス」の字が添えられており、デザインのモチーフとなったと推測される。&br()初期稿では[[サイ>サイ(動物)]]のような角を持ち、『[[ウルトラQ]]』のゴルゴスの如く氷塊が怪獣化したかのような別アプローチのデザインも描かれていたが、最終回の内容が現在の形となった事に合わせてデザイン画も描き直されたという。&br()ちなみに、2021年12月にホビージャパンより刊行された書籍『円谷怪獣デザイン大鑑1971-1980 豪怪奔放』ではデザイン画の他、映像作品では冷気表現のためにあまり鮮明に映されていないマーゴドンの実際に造形された着ぐるみの顔アップのスチールも掲載されているため、興味ある方は要チェック。 ・[[エイプリルフール企画>エイプリルフール企画(円谷プロ)]]や『80』でのイベントを始めとした公式でも散々ネタにされる「あっ!キリンも象も氷になった!!」という最終回の[[サブタイトル]]だが、本来は前後編となるはずだった初期案では、後編のサブタイトルが&bold(){「UGMの地球平和宣言」}という&font(l){まともな}最終回らしいタイトルになるはずだったが、特番の影響で放送枠が足りなくなったために今のような形になってしまったらしい。&br()なお、オオヤマキャップは猛が80である事を既に知っているという設定は初期案から既にあった様子。 ・・なお、マイナビニュースにおける『80』の特集によれば、「あっ!キリンも象も氷になった!!」というタイトルが&bold(){「マーゴドンの冷気の被害に遭う場所はアフリカや南太平洋」という初期案の内容に合わせたものだった}事や、予算の都合で実際の完成作品では動物園に変更せざるを得なかった事が明かされている。 ・マーゴドンの登場する最終回はサブタイトルに締まりがなく、80も戦わないため酷いエピソード扱いされることがあるが、昭和シリーズの大らかさを漂わせつつ、『[[ウルトラセブン>ウルトラセブン(作品)]]』の最終回をマイルドにしたような心温まる展開で、決して悪い話ではない。&br()中学校の設定については[[制作側の事情で放棄せざるを得なくなったことや、演者の都合による終盤での急なヒロイン交代劇などもあった>路線変更(特撮)]]ため、言及しつつ物語を構成する余裕はなかったと思われる。&br()視聴者からすれば物足りない部分はあっただろうが、当時の背景を考慮すれば十分に考え抜かれた良い最終回である。 ・『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の第1話で、[[レイ>レイ(ウルトラシリーズ)]]の[[ゴモラ]]に倒された死体としての登場が予定されていたが、スーツが残っていなかったため冷凍怪獣の先輩格である[[ペギラ]]に出番(?)を譲っている。&br()他にも『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』の技カードでも、ペギラのカードはマーゴドンの上位互換となっている。   #center(){&bold(){あっ!追記も修正も氷になった!!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 白ゾウ -- 名無しさん (2015-11-29 15:19:01) - メビウスの思い出の先生が80の真の最終回だという人もいるけど、こっちも内容は素晴らしい最終回なんだよ!でもタイトルだけは簡便な! -- 名無しさん (2015-11-29 15:54:43) - そう言えばオオヤマキャップはいつから正体を知ったのですか? -- 名無しさん (2015-11-29 16:25:58) - ↑挙動とかで何となく見抜いていたんじゃない? -- 名無しさん (2015-11-29 16:42:33) - 確かにキリンもゾウも氷漬けになってるから間違ったサブタイじゃないんだけどもあんまりだよなぁ・・・w -- 名無しさん (2015-11-29 16:56:20) - ↑2&↑3 1話から猛「地球の人はどうしてこんなにのんびりしてるんですか?」→オオヤマ「地球の人と言っていたけれど、君はまるで宇宙人みたいだね」なんてやり取りがあったくらいだからなーw -- 名無しさん (2015-11-29 17:35:13) - 例の画像でやられてたのこいつだったんかw -- 名無しさん (2015-11-29 18:40:52) - 能力規模と相性の悪さから80が戦ってたら大苦戦してたと思う。あくまでウルトラマンではなく人間が自らの手で地球を守るのがウルトラマンという作品の醍醐味だな。 -- 名無しさん (2015-11-29 19:50:07) - ↑6サラマンドラ戦の変身は流石にばれかねないよwww -- 名無しさん (2015-11-29 20:34:57) - ファンサービスなのはわかってるけど、こいつ以降ディノゾールまで怪獣が出現しなかったって設定はいらなかったな〜。UGMの覚悟が蔑ろにされてるよ。 -- 名無しさん (2015-11-29 20:50:17) - ↑でもキャップは「これが最後の怪獣かもしれない」と何度も言及してたし、それ以降地球が平和だったのは逆に良い事だったんじゃないかな -- 名無しさん (2015-11-29 20:57:54) - ユリアンが地球に来たのって、80を呼び戻しに来たんじゃなくて、ガルタン大王が地球に向かってる事を知らせに来たんだが… -- 名無しさん (2015-11-29 21:12:04) - キリンもゾウも氷になったというのは、初期案ではアフリカ全土を凍らせてから東に向かい、日本に現れる予定だったかららしい。 -- 名無しさん (2015-11-29 23:38:50) - バランスのとれた良い項目だ -- 名無しさん (2015-11-30 05:08:58) - ↑5自分もUGMはもう少し怪獣を倒して欲しかったな。まあ怪獣が出なかったのは地球だけみたいだからマーゴドンの後、宇宙怪獣と戦った可能性もあるけど。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:16:39) - ある程度強いけどやろうと思えば地球人だけでもなんとか出来る位の強さで能力は惑星レベルでヤバくてウルトラ戦士の天敵みたいな奴と、再登場さえ出来たら現在でも色々ドラマ描けそうだな・・・スーツさえあれば。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:22:14) - ↑なんとも絶妙な強さなんだよね。強すぎず弱すぎず、けど最終話を飾るにふさわしい貫禄もある。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:24:53) - 最終回の敵なんて初代ゼットンが強すぎただけで大したことないんだぜ。平成はラスボス相応に強いけどな。 -- 名無しさん (2015-11-30 21:31:05) - 確か -- 名無しさん (2015-11-30 21:37:23) - ↑2 ジャンボキングとマクダターは超強敵というほどでもないけどそれなりに強いでしょ。バット星人もウルトラの星に侵攻をかけたあたり割とスケールは大きい。 -- 名無しさん (2015-12-01 22:05:12) - ↑11 でも逆に考えれば怪獣が出現しなくなったにも関わらず人類は防衛組織や防衛機器を怠らずに開発していたということにもなる。そしてそれがメテオールとしてメビウスの時に役立つのだから、地球は我々の手で守ると言う覚悟は本当のことになるぞ。 -- 名無しさん (2015-12-02 13:23:56) - ↑2あのネタキャラ扱いされてるバルキー星人でさえ主人公の知り合いを(偶然)殺害して一時変身不能に追い込んだわけですしね -- 名無しさん (2015-12-02 15:02:20) - ↑3 マクダターって? -- 名無しさん (2015-12-09 13:13:45) - アニメのザ★ウルトラマンの最終話に登場した怪獣だよ。あの作品の最終章は、U40を占領したヘラー軍団そのものがラスボスという印象があるな。強さよりもスケールのでかさが印象深い。セブンのゴース星人なんかも、強くはないけど科学力で人類を滅亡寸前に追いやったスケールのでかさが印象的だったな -- 名無しさん (2015-12-09 22:09:55) - 純粋に強い:ゼットン 侵略のスケールがでかい:ゴース星人、バット星人、ヘラー 精神的に苦しめた:サイモン星人(作戦自体は成功したのである意味エースに勝利)、バルキー星人(偶然だが) ちゃんとみんなラスボスしてるね。ブラック指令&ブラックエンドは微妙な感じだが、それまでに散々レオを苦しめてる。 -- 名無しさん (2015-12-09 23:14:19) - 何で最終回のサブタイトルなのに変なサブタイトルなのですか? もうちょっとまともにサブタイトルしなかったのですか? -- 名無しさん (2016-01-28 18:34:32) - ある考察サイトでも、『50話以前から、80=矢的ではないかと見当はついていた。その確実な証拠(80に変身するところを見たなど)を得たのが、つい最近だったのではないか』って考察が載ってたね。 -- 名無しさん (2016-01-28 19:07:11) - そういえば、無粋だとはわかってるんだけど一つ突っ込み。地球を去る前に、中学に顔を見せにはいかなかったのだろうか? 遊園地で遊んだり、街を歩く時間はあったのに。 -- 名無しさん (2016-11-13 14:28:49) - ↑メビウスでの台詞を聞く限り、途中で教師の立場を辞めてしまった自分は顔向けできないって思ってたんじゃないのかな -- 名無しさん (2016-11-13 14:54:23) - ↑でもUGMって子供の取材とかでTV中継されてたのに生徒にはUGMだってバレなかったのか -- 名無しさん (2017-05-13 00:17:03) - 今も円谷のエイプリルフールネタが続いていたらこいつで某SNSのパロディやってたんだろうな -- 名無しさん (2017-05-13 00:35:16) - 「防衛チームの力だけで倒した」という点だけで情けないラスボス、雑魚怪獣みたいに言われる風潮があるちょっと可哀そうな怪獣。実際にはUGMの作戦が的確に弱点を突いただけで、いくつもの惑星を滅ぼし、劇中で「最大で最後の奴」と言われ、80も決死の覚悟で変身しようとした超大物なのだが。ネタにされがちなサブタイトルも、元は動物園を氷漬けにしたのではなく、アフリカ大陸を壊滅させ、ユーラシアを東進しながら進行ルート全てを氷漬けにして日本に到達したというとんでもない被害が出るはずだった名残だという -- 名無しさん (2017-11-10 09:39:46) - 思えばコイツってルーゴサイトやウーラーみたいな星食う怪獣の元祖だよな -- 名無しさん (2019-12-31 21:18:00) - タイトルはともかくとてもいい最終回 -- 名無しさん (2020-11-05 13:09:46) - ↑3 劇中で描写された範囲だけでも、冷気を使う上にエネルギー攻撃は吸収されて効かない、っていうウルトラマンの特性を徹底的にメタった能力の持ち主だからなぁ…仮に矢的がキャップ達の静止を振り切って変身してたとしても、最悪返り討ちに遭ったかもしれない。 -- 名無しさん (2021-09-23 11:16:56) - ↑3星も食ったが割りも食った -- 名無しさん (2021-09-23 11:42:46) - ウルトラマンがいる時に必ず音信不通だったら勘付かれるわな -- 名無しさん (2021-09-23 11:46:26) - ↑5元祖は帰ってきたウルトラマンの -- 名無しさん (2023-07-01 01:28:36) - ミスった 元祖は帰ってきたウルトラマンのバキューモンだと思う -- 名無しさん (2023-07-01 01:30:10) - PSのウルトラマンインベーダーでは80ステージの敵の一体として登場してて、もちろん自機役の80で撃破するので本編でみられなかった溜飲は下がるのかな -- 名無しさん (2024-02-11 23:30:21) #comment #areaedit(end) }

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