東方Project

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&font(#6495ED){登録日}:2009/05/27 Wed 09:40:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 同人サークル「上海アリス幻樂団」制作のWindows用シューティングゲームを中心とした一連のシリーズ。 「団」とあるが、メンバーは&bold(){[[ZUN]]}という酒豪一人だけ。 舞台は忘れ去られたもの達が集う楽園、「[[幻想郷>幻想郷(東方Project) ]]」。妖怪や神々、亡霊などが当たり前のように住まう、結界で隔離された世界。 幻想郷における人間の生活レベルは、概ね江戸時代末期から明治時代初期あたりの水準を保っているが、結界の外は普通の現代日本である。 そのため、現代の道具が結界を越えて齎されることもあり、妙なところで文化水準が高かったりする。 あくまで人間社会の生活レベルであり、幻想郷の一部の妖怪は現代文明を凌駕しかねない技術を持っていることが示唆されている描写もある。 登場人物が殆ど女性キャラクターであるが、あくまでゲーム上で登場するキャラクターに限った話であり、作中世界には男性も種族問わず暮らしており、[[霖之助>森近 霖之助]]や[[妖忌>魂魄 妖忌]]等名前ありの男性キャラクターもいる。 作品の大きなテーマの1つとして「和洋折衷」があり、登場するキャラクターの元ネタは日本の妖怪や神々が多いものの、吸血鬼や魔女といった西洋の妖怪も普通に登場する。 また、服装も和洋の要素が混在した独特なデザインが多く、キャラクターの魅力の1つにもなっている。 ちなみにサークル名の「上海アリス幻樂団」も西洋と東洋の文化が入り混じった国際都市「上海」のイメージが、和洋折衷のテーマに合っていたのが理由とされている。 初見の人からは勘違いされやすいが、&bold(){サークルが上海に本拠地を置いているわけでも無いし、ZUNは日本人である。} * 【主な登場人物】 ・[[博麗 霊夢]](博麗 靈夢) ほぼ全作品の主人公。空を飛ぶ程度の能力を持つ[[博麗神社>博麗神社(東方Project)]]の巫女さん。 装備により広範囲攻撃やホーミング攻撃が使える。自機の当たり判定が狭い為、初心者でも扱いやすい。 攻撃力が低いのが欠点だが、装備によっては魔理沙を越える火力が出ることも。 ・[[霧雨 魔理沙]] 第2弾以降からのもう一人の主人公。封魔録の「魔梨沙」は誤記。魔法を使う普通の魔法使い。(種族は人間。) 全体的に攻撃力が高い。移動速度も速く、アイテムを回収しやすい為点数を稼ぐのに向いている。 しかし攻撃範囲が狭めで、速すぎて精密操作がしにくい等、中級者向け。 その他にもキャラクターは数多く存在する為、[[東方Projectのキャラクター一覧]]を参照。 * 【ゲームシステム】 基本的には、オーソドックスな縦スクロールの[[弾幕シューティングゲーム>弾幕系シューティングゲーム]]である。 ここでは、Windows版以降(後述)の主要な作品が備えている、伝統的な基本システムについて解説する。 ・難易度 難易度はEasy/Normal/Hard/Lunaticの4段階。 何らかの条件を満たしてクリアすれば、追加のゲームモードとしてExtraステージが解禁される。作品によっては他にも……。 最高難易度名にちなんで、トッププレイヤーは特にルナシューターと呼ばれる。 ・[[スペルカードシステム>スペルカード(東方Project)]] 東方紅魔郷から制定された、東方Projectの目玉となるシステム。 ざっくり言えば、STGのボスキャラの行動パターンに、名前やカットインをつけて必殺技のような扱いにしたもの。 各キャラのトレードマークとなり、背景や設定を語り、その美しさや難しさでプレイヤーを魅了する……東方Projectでもっとも重要な要素の一つである。 詳細は該当項目で。 ・アイテム蒐集 非公式には、単に「上部回収」などと呼ばれる。(近年は公式でも蒐集という表現をしていない) 敵が落としたアイテムを拾っていくには、普通は画面中を動き回らないといけない。 しかし、画面の上部にあるボーダーラインよりも上に自機がいる間は、全てのアイテムを吸引しつづけることができる。 作品ごとにルールは少しずつ異なるが、基本的にこれをすれば大量の得点が(場合によっては残機も)手に入り、爽快感をもたらしてくれる。 もちろん、画面の上側というのは、敵や弾がやってくる危険な方向。それ相応のリスクを冒したことへのリターンである。 ・喰らいボム 被弾直後から数フレームの間にボムボタンを押せば、被弾を無効にしつつボムを発動させることができるシステム。 ピチューンという音と共にボムが発動すれば、それが喰らいボムである。 人間の反射神経の遅延を埋める手段として、いろいろなSTGで採用されているが、東方では時々、さらに一歩踏み込んだルールになることがある(『永夜抄』『風神録』など)。 また、「霊夢は喰らいボムの受付時間が長い」というように、キャラクターの特徴づけにも用いられている。 ・グレイズ 自機が敵弾のそばを掠める――「かする」ことで、リスクと引き換えに得点や特殊な効果が得られる。あと音が鳴って気持ちいい。 こちらも東方が初めて採用したシステムでこそないが、現在では、他のSTG(東方二次創作を除く)ではほとんど見られなくなってしまった。 一方、東方には上述したスペルカードシステムがあり、弾幕を魅せるために弾の速度が遅い傾向があるので、かすりとの相性も良く、大半の作品で用いられ続けている。 * 【シリーズ】 #openclose(show=一覧){ #areaedit() 第1弾~第5弾は旧作と呼ばれ、再販されていない為入手は困難。 さらにPC-98版であるためWindowsではプレイすることすら難しい。 第6弾以降はWindowsで動作し、再販もされている為、大半の人はこれ以降の作品でファンになったと思われる。 風神録以降はSteamで売っているので、これを買うのが手っ取り早い。 ただ、Windows10で紅魔郷~花映塚を動かすためには一工夫が必要。 DirectXの互換性の問題が発生しており、ゲーム自体が超高速化したりしてしまう。 DX8 to DX9 convertorというフリーソフトを使えばすり抜けられる。 |BGCOLOR(silver):COLOR(green):~頒布年月日|BGCOLOR(silver):COLOR(red):~付番|BGCOLOR(silver):COLOR(blue):~タイトル|BGCOLOR(silver):~備考| |COLOR(green):1997年8月15日(C52)|RIGHT:COLOR(red):1|COLOR(blue):東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers|PC98版。ブロック崩し。第20回鳩山祭(1996年)が初公開・無料配布?&br()制作は1995年(幻想掲示板2002年3月14日(木)23時18分回答)| |COLOR(green):1997年8月15日(C52)|RIGHT:COLOR(red):2|COLOR(blue):東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland|PC98版。| |COLOR(green):1997年12月29日(C53)|RIGHT:COLOR(red):3|COLOR(blue):[[東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream]]|PC98版。対戦型STG。| |COLOR(green):1998年8月14日(C54)|RIGHT:COLOR(red):4|COLOR(blue):東方幻想郷 ~ Lotus Land Story|PC98版。| |COLOR(green):1998年12月30日(C55)|RIGHT:COLOR(red):5|COLOR(blue):東方怪綺談 ~ Mystic Square|PC98版。| |2000年12月30日(C59)||秋霜玉|&u(){※西方project第1弾で、非東方作品。}霊夢と魔理沙が外部出演。&br()デザインがWindows版に近い。| |2001年12月30日(C61)||稀翁玉|&u(){※西方project第2弾で、非東方作品。}[[幽香>風見 幽香]]が外部出演。&br()作中時系列は怪綺談の後。| |COLOR(green):2002年8月11日(C62)|RIGHT:COLOR(red):6|COLOR(blue):[[東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.>東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.]]|Windows版。第1次三部作。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise|ZUN's Music Collection vol.1。プレス版はC63頒布。| |COLOR(green):2003年8月17日(C64)|RIGHT:COLOR(red):7|COLOR(blue):[[東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.>東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.]]|Windows版。第1次三部作。| |COLOR(green):2003年12月30日(C65)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):蓮台野夜行 ~ Ghostly Field Club|ZUN's Music Collection vol.2。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2004年8月15日(C66)|RIGHT:COLOR(red):8|COLOR(blue):[[東方永夜抄 ~ Imperishable Night.>東方永夜抄 ~ Imperishable Night.]]|Windows版。第1次三部作。| |2004年8月15日(C66)||五月雨 ~samidare~|&u(){※Project Blank第1弾で、非東方作品。}ユキとマイが外部出演。| |COLOR(green):2004年12月30日(C67)|RIGHT:COLOR(red):7.5|COLOR(blue):東方萃夢想 ~ Immaterial and Missing Power.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):夢違科学世紀 ~ Changeability of Strange Dream|ZUN's Music Collection vol.3。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2005年8月14日(C68)|RIGHT:COLOR(red):9|COLOR(blue):[[東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.>東方花映塚~Phantasmagoria of Flower View.]]|Windows版。対戦型STG。| |COLOR(green):2005年12月30日(C69)|RIGHT:COLOR(red):9.5|COLOR(blue):[[東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.>東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.]]|Windows版。文花帖。| |COLOR(green):2006年5月21日(例03)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):卯酉東海道 ~ Retrospective 53 minutes|ZUN's Music Collection vol.4。秘封倶楽部。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史1 ~ Akyu's Untouched Score vol.1&br()其の壱 東方幻想郷 ~ Lotus Land Story|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2006年8月13日(C70)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):大空魔術 ~ Magical Astronomy|ZUN's Music Collection vol.5。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2006年12月31日(C71)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史2 ~ Akyu's Untouched Score vol.2&br()其の弐 東方怪綺談 ~ Mystic Square|幺樂団の歴史。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史3 ~ Akyu's Untouched Score vol.3.&br()其の参 東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2007年8月17日(C72)|RIGHT:COLOR(red):10|COLOR(blue):[[東方風神録 ~ Mountain of Faith.>東方風神録 ~Mountain of Faith.]]|Windows版。第2次三部作。| |COLOR(green):2007年12月31日(C73)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史4 ~ Akyu's Untouched Score vol.4&br()其の肆 東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream|幺樂団の歴史。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史5 ~ Akyu's Untouched Score vol.5&br()其の伍 東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2008年5月25日(例05)|RIGHT:COLOR(red):10.5|COLOR(blue):東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2008年8月16日(C74)|RIGHT:COLOR(red):11|COLOR(blue):[[東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.>東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.]]|Windows版。第2次三部作。| |COLOR(green):2009年8月15日(C76)|RIGHT:COLOR(red):12|COLOR(blue):[[東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.>東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.]]|Windows版。第2次三部作。| |~|RIGHT:COLOR(red):12.3|COLOR(blue):[[東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え>東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え]]|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2010年3月14日(例07)|RIGHT:COLOR(red):12.5|COLOR(blue):[[ダブルスポイラー ~ 東方文花帖>ダブルスポイラー 〜 東方文花帖]]|Windows版。文花帖。| |COLOR(green):2010年8月14日(C78)|RIGHT:COLOR(red):12.8|COLOR(blue):[[妖精大戦争 ~ 東方三月精>妖精大戦争 ~ 東方三月精]]|Windows版。画:比良坂真琴| |COLOR(green):2011年5月8日(例08)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):未知の花 魅知の旅|ZUN's Music Collection vol.5.5。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2011年8月13日(C80)|RIGHT:COLOR(red):13|COLOR(blue):[[東方神霊廟 ~ Ten Desires.>東方神霊廟 ~ Ten Desires.]]|Windows版。| |COLOR(green):2012年4月30日|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):鳥船遺跡 ~ Trojan Green Asteroid|ZUN's Music Collection vol.6。秘封倶楽部。COMIC1☆6で頒布。| |COLOR(green):2012年8月11日(C82)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):伊弉諾物質 ~ Neo-traditionalism of Japan.|ZUN's Music Collection vol.7。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2013年5月26日(例10)|RIGHT:COLOR(red):13.5|COLOR(blue):東方心綺楼 ~ Hopeless Masquerade.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2013年8月12日(C84)|RIGHT:COLOR(red):14|COLOR(blue):[[東方輝針城 ~ Double Dealing Character.]]|Windows版。| |COLOR(green):2014年5月11日(例11)|RIGHT:COLOR(red):14.3|COLOR(blue):[[弾幕アマノジャク ~ Impossible Spell Card.>弾幕アマノジャク]]|Windows版。ゴールドラッシュはデジゲー博2014(2014/11/16)限定。| |COLOR(green):2015年5月10日(例12)|RIGHT:COLOR(red):14.5|COLOR(blue):東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:春河もえ&br()PS4版は2016/12/08頒布開始。| |COLOR(green):2015年8月14日(C88)|RIGHT:COLOR(red):15|COLOR(blue):[[東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.>東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.]]|Windows版。| |2015年8月16日(C88)||雪晶石 -Malice Eater-|&u(){※Project Noise / Amusement Makers PNNL-001 で、非東方作品。}&br()夢美とちゆりが外部出演。| |COLOR(green):2016年5月8日(例13)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):燕石博物誌 ~ Dr.Latency's Freak Report.|ZUN's Music Collection vol.8。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2016年8月13日(C90)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):旧約酒場  ~ Dateless Bar "Old Adam".|ZUN's Music Collection vol.9。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2017年8月11日(C92)|RIGHT:COLOR(red):16|COLOR(blue):東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.|Windows版。| |COLOR(green):2017年12月29日(C93)|RIGHT:COLOR(red):15.5|COLOR(blue):東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:春河もえ| |COLOR(green):2018年8月10日(C94)|RIGHT:COLOR(red):16.5|COLOR(blue):秘封ナイトメアダイアリー ~ Violet Detector.|Windows版。| |COLOR(green):2019年8月12日(C96)|RIGHT:COLOR(red):17|COLOR(blue):東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.|Windows版。| |COLOR(green):2021年3月21日(例18)|RIGHT:COLOR(red):17.5|COLOR(blue):[[東方剛欲異聞 〜 水没した沈愁地獄]]|黄昏フロンティアとの共同作。横画面弾幕水アクション。| |COLOR(green):2021年5月|RIGHT:COLOR(red):18|COLOR(blue):東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.|Windows版。| |COLOR(green):2022年8月(C100)|RIGHT:COLOR(red):18.5|COLOR(blue):バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.|Windows版。| |COLOR(green):2023年8月|RIGHT:COLOR(red):19(例20)|COLOR(blue):東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.|Windows版。18年ぶりの対戦型STG。| ***書籍作品 2004年の東方香霖堂の連載開始以来、小説・漫画・設定資料集と書籍作品の幅も広がり続けている。 ゲームでは見られない幻想少女達の日常の姿を見れるのが魅力。 原作ゲームの発表と連載時期が被る書籍作品では、原作とリンクした後日談的なストーリーが載せられることもある。 東方の公式書籍作品は二次創作とも密接な関わりがあり、東方外來韋編などでも巻末に非公式の作家による二次創作作品が掲載されている。 また、公式漫画の作画担当者には東方の二次創作で腕を鳴らした同人作家が選ばれることも多い。 近年は公式書籍の種類も増えた上に、上記の作家が連載作品そのままの絵柄で描いた((その作家の元々の絵柄なので当たり前であり、作家に非は無い。))二次創作同人誌が一緒に売られていることもあるので、どこまでが公式作品なのか全体の把握が少々難しくなっている((公式と二次で作品としての良し悪しがあるわけでは無いが、二次創作の設定を公式と勘違いして公の場で語ってしまうと恥をかいてしまう可能性がある。))。 見分け方としては、二次創作作品には大抵表紙に「二次創作」の表記があり、公式作品には「原作:ZUN」((作品のプロットはZUNが担当しているため))の表記があるので、目安にすること。 ただし、ごく稀に二次創作作品に公式作品が寄稿される場合もあるのでその点は注意。 同人サークル「twirl-lock」発行の同人誌「霊偲志異2」に寄稿された東方香霖堂11.5話((こちらは単行本に12話として収録されているので、読むために当該同人誌を探す必要は無い。))や、東方茨歌仙の公式作画担当者であった「あずまあや氏」による二次創作シリーズ「死神はきょうも舟を漕ぐ」の巻末に掲載された東方茨歌仙の後日談がそれにあたる。 |BGCOLOR(silver):COLOR(green):~初出年月日|BGCOLOR(silver):COLOR(red):~イラスト担当|BGCOLOR(silver):COLOR(blue):~タイトル|BGCOLOR(silver):~掲載誌| |COLOR(green):2004/01/05|COLOR(red):唖采弦二|COLOR(blue):[[東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.]]|『Colorful PUREGIRL』『magazine elfics』&br()『霊偲志異2』『エルナビ』『電撃萌王』&br()『東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.』| |COLOR(green):2005/03/26|COLOR(red):松倉ねむ|COLOR(blue):[[東方三月精 ~ Eastern and Little Nature Deity.>東方三月精]]|『[[月刊コンプエース]]』| |COLOR(green):2005/08/11|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.>東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.]]|| |COLOR(green):2005/09/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方紫香花 ~ Seasonal Dream Vision.|| |COLOR(green):2006/05/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Strange and Bright Nature Deity.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2006/11/09|COLOR(red):秋★枝|COLOR(blue):東方求聞史紀 ~ Perfect Memento in Strict Sense.&br()記憶する幻想郷|『[[Comic REX>Comic REX/月刊コミックREX]]』| |COLOR(green):2006/12/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方求聞史紀 ~ Perfect Memento in Strict Sense.>東方求聞史紀]]|| |COLOR(green):2007/06/08|COLOR(red):秋★枝|COLOR(blue):[[東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue.>東方儚月抄]]|『Comic REX』| |COLOR(green):2007/06/22|COLOR(red):あらたとしひら|COLOR(blue):東方儚月抄 ~ 月のイナバと地上の因幡|『まんが4コマKINGSぱれっと』『ぱれっとnano』&br()『ぱれっと4コマスクールカレンダー』| |COLOR(green):2007/06/25|COLOR(red):TOKIAME|COLOR(blue):東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.|『キャラ☆メル』| |COLOR(green):2009/05/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Oriental Sacred Place.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2009/07/28|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):The Grimoire of Marisa|| |COLOR(green):2010/07/24|COLOR(red):あずまあや|COLOR(blue):[[東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.>東方茨歌仙]]|『キャラ☆メル Febri』『Comic REX(&u(){※出張版})』| |COLOR(green):2012/04/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方求聞口授 ~ Symposium of Post-mysticism.>東方求聞口授]]|| |COLOR(green):2012/10/26|COLOR(red):春河もえ|COLOR(blue):東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2015/09/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.|『電撃萌王』(&u(){※東方Projectオフィシャルマガジン})| |COLOR(green):2016/01/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Visionary Fairies in Shrine.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2017/03/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方文果真報 ~ Alternative Facts in Eastern Utopia.|| |COLOR(green):2019/04/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録|| |COLOR(green):2019/10/28|COLOR(red):銀木犀/秋巻ゆう|COLOR(blue):東方智霊奇伝 反則探偵さとり|『東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.』| |COLOR(green):2019/11/26|COLOR(red):水炊き|COLOR(blue):東方酔蝶華 ~ ロータスイーター達の酔醒|『月刊コンプエース』| //|COLOR(green)://|COLOR(red):|COLOR(blue):|| #areaedit(end) } * 【二次創作】 『東方Project』は二次創作が大変盛んで、創作ジャンルは同人誌をはじめ同人ゲーム、作中のBGMの編曲やそれを収録したCDなどの同人音楽、CG集、トレーディングカード、ガレージキット、その他グッズなど多岐にわたる。JOYSOUND、DAM、UGAなどの国内通信カラオケ主要メーカーにおいて一部の編曲された楽曲がカラオケとして配信されている。同人の同人も参照の事。 ZUNは、第三者が二次創作しやすいように意図して作品設計をしているわけではないとし、自分自身の創作活動もある意味では神社や神を原作とした二次創作のようなものであり、オリジナルと二次創作という区別をあまり意識していないかもしれないとしている。後にZUNは冲方丁の発言を引用して「僕はこの方と同じ意味で常々東方は二次創作だと言って来たけど、言葉足らずだったかもなぁ」と述べた。 同人誌(二次創作漫画)では珍しく、かつてはネチョ本もとい成人向け(所謂18禁)が少ない作品だった。 「私が一番驚く事は、二次創作がかなり多ジャンルに渡っている事と、内容が意欲的である事、エロが少ない事(笑)」&br()と原作者が『東方永夜抄 ~ Imperishable Night あとがき 上海アリス通信 vol.4』でコメントする程。 「アニヲタWiki」の親サイトの「アニヲタの集い -3rd style-」にかつてあった同人誌DBにおいても、成人向けと一般向けにカテゴリが分けられていた。 一般向けは、ギャクにほのぼの、シリアス、読者の精神にダイレクトアタックするようなエグイものまで、かなり幅広い作品が存在する。 元々、東方の作品自体、キャラクターや設定や性格面での描写が非常に曖昧・かつ希薄で個人の解釈に委ねられている比率が高い事、それでいてプレイヤーの想像欲を掻き立てるキャラそのものの濃さや設定の絶妙な描かれ加減、異なった解釈や描写を受け入れる土壌が長い期間をかけてファンの間に育っていたことが理由の一つであろう。 フランや椛など原作にほぼ登場しない人気キャラは作者によって大まかな性格すら異なることもよくある。 ただ、後に原作でそのキャラが登場し、その描写が二次創作の主流となっているものと異なる場合、多少荒れることもある。 例としては椛の初登場からしばらく経過した後「文と椛は仲があまり良くない」が公式見解になったのは結構衝撃の発表であり、界隈が大荒れしたレベル。 そうであっても、原作の描写を入れつつアレンジしたり、完全に原作の描写を無視したりと作家によって異なるところが、設定などが固められた他作品の二次創作には無い魅力である。 逆に「俺のイメージの〇〇ちゃんと違う!」なんて事があっても深呼吸をして大らかに受け止めよう。 とはいえエロい同人誌やらもうなぎ登りで爆増していき、発行ペースこそブーム最盛期より落ち着いてきたとはいえ、その総量は未だに[[Fateシリーズ>Fate/stay night]]や[[艦これ>艦隊これくしょん -艦これ-]]を凌駕する規模を誇り、意図せず日本屈指のエロコンテンツと化している。 膨大なキャラ1人1人に熱心なファンが付いていることもあり、キャラの合同本も多い。 読み手を選ぶ特殊性癖向けの属性の種類も豊富で、もはや網羅していない属性は無いのではないかという疑惑すら立つ程。 今でこそ多種多様なエロ表現が許容されているが、意外にもブーム初期の頃はオリキャラ含め男を幻想少女と絡めることがタブー視されており、そのため初期の本は百合やふたなりなどの属性が大半を占めている。「男」が居たとしても罪袋など明らかにキャラクター性を排した正真正銘の竿役だったり。 ん?今?そりゃもうやれこーりんだの人里の汚いおっさんだの誘拐してきたショタにアヘアヘ言わされ(言わせ)ていますが何か?? 因みに東方キャラのイラストを描く絵師はプロアマ問わずかなり多く、pixiv等でうっかりタグ検索や登録をするととんでもない事になる。 BGMがどれも秀逸なおかげか、ボーカル・非ボーカル共に、こちらのアレンジャーも多い。 そもそも作者自身、東方を作った動機のひとつとして自作の楽曲を聴いてもらうためと述べたこともあるくらいなので、音楽に力が入るのは当然である。 アレンジ曲などを全て網羅しようとするならCD保管用のでかい倉庫をレンタルしても到底間に合わない程の量が制作されている。 中には本当にオーケストラ生演奏を収録したアレンジャー達もいる。 二次創作そのものも同人誌やアレンジCDのみならず殆どのメディア媒体で行われていると言っても過言ではない。 数百ページものイラスト図鑑、ドラマCD、あらゆる立体物、商業の名作と遜色ないクオリティの3Dゲーム、果ては地上波で放映されてるアニメにも全く見劣りのしないアニメまで作られている。 また、キャラを描いたり音楽をアレンジするばかりでなく、東方の作風を模倣したオリジナルの絵・音楽・ゲームなどを作るファン活動が、特に活発なジャンルでもある。 いわゆる「野生のZUN」。 因みに東方のオンリーイベントは各地で開催されているが、中でも最大級のオンリーイベントは「博麗神社例大祭」と「東方紅楼夢」である。 「もう同人イベントって言うレベルじゃ無ぇーぞ!」 という位すごい。結構東方好きの人(ヲタク)が集まる。 …というか、もはや東方オンリーな[[コミケ>コミックマーケット]]と言ってもいいレベル。 この他にも、「第⑨州東方祭」「文々。新聞友の会」など中規模のイベントも開催されている。 最近では台湾や上海など海外で東方イベントも開催されているようだ。 ただ[[秋田県]](東方BGMアレンジャーの幽閉サテライトのライブイベントは開催歴あり)[[山形県]]、[[茨城県]]、[[福井県]]、[[和歌山県]]は今に至るまで同人誌即売会が未開催である。 逆に言えばそれ以外の都道府県ではやってるという凄い事なのだが。 なお、一時の熱狂的なブームにのっかってか、東方の原作ゲームを知らない、またはよく理解していないのに東方の二次創作をする所謂同人ゴロ的なサークルが多かった。 現在はブームも落ち着き、そのような同人ゴロ的なサークルも減少したようだ。 東方追記・修正 ~ Wikipedia of aniota. #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\少女投票中/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメントが長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-20 23:04:55) - 東方天空璋の追記早スギィ!発表から2時間もたってないぞ -- 名無しさん (2017-04-20 23:36:35) - 東方憑依華の情報はまだかいな -- 名無しさん (2017-04-20 23:38:42) - Windowsシリーズだけでも今年で15年か、未だにコミケでそこそこ席を確保、例大祭は10年以上で最近は秋にもやってるし本当に息の長いシリーズだ -- 名無しさん (2017-08-04 19:20:57) - そうか、今月で紅魔郷15周年か……赤子が高校一年生になるくらいたってたんだな -- 名無しさん (2017-08-04 19:53:06) - おぉ、ゲームシステムの解説がかなり詳細になってる。こりゃありがたい。 -- 名無しさん (2017-08-16 17:43:42) - コラボしようとしていた社にほへとってのがぽしゃったうえにソニー裏切ってまで任天堂に売りに言ったのに鳴かず飛ばずで原作者どーすんのかな、新作も全然話題にならんしスコアの更新も全くないし -- 名無しさん (2017-09-15 06:11:35) - 憑依華が(良い意味で)色々と凄すぎてファンとしてはかなり楽しみ -- 名無しさん (2017-12-25 20:42:17) - 空想科学読本で知られる柳田理科雄さんも最近ハマってるよね。twitterの東方祭りは凄く楽しかった。 -- 名無しさん (2018-01-31 15:36:53) - 東方同人作家の作品が数々アニメ化してると思うとZUNの影響力て凄い(ぶくぶ、にょぽみ) -- 名無しさん (2018-03-05 10:59:14) - サンリオコラボが発表されると聞いたけど、東方も名実ともに大メジャーコンテンツになっているよね。型月や竜騎士07と違って本編はまだ同人ゲームを取ってるけど、スピンオフがどんどん作られてたり、商業のゲームが出ていたりするし、知名度や利益だったら他の作品に負けてないだろうね。 -- 名無しさん (2020-10-15 18:39:30) - 神主にはコロナウイルスに気をつけて飲んで欲しいものです。 -- 名無しさん (2021-01-11 18:13:56) - 「意外なあの人も東方描いてたんだ」みたいなのも普通にあるし、描き手読み手が定期的に循環してるのが強みでもある…が、今の(特にソシャゲ)流行ジャンルと比べるとリアルイベントができず筆を折る人も多くて残念。この騒動が終わったら是非例大祭や紅楼夢に行きたいものだ。 -- 名無しさん (2021-01-12 10:10:28) - 年々ZUN絵がかっこよくなると同時に男性的な面を持つキャラやお姉さんキャラも増えてきた印象。豫母都日狭美は東方でこんなセクシー路線のキャラが出るのかと驚いたデザインだった。だがそれ以前に何だあのZUN帽は! -- 名無しさん (2023-10-24 23:05:18) - ↑↑↑↑なおサンリオコラボより後に開催された隠岐の島コラボの方が好評だった模様 -- 名無しさん (2024-03-12 02:08:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/05/27 Wed 09:40:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 同人サークル「上海アリス幻樂団」制作のWindows用シューティングゲームを中心とした一連のシリーズ。 「団」とあるが、メンバーは&bold(){[[ZUN]]}という酒豪一人だけ。 舞台は忘れ去られたもの達が集う楽園、「[[幻想郷>幻想郷(東方Project) ]]」。妖怪や神々、亡霊などが当たり前のように住まう、結界で隔離された世界。 幻想郷における人間の生活レベルは、概ね江戸時代末期から明治時代初期あたりの水準を保っているが、結界の外は普通の現代日本である。 そのため、現代の道具が結界を越えて齎されることもあり、妙なところで文化水準が高かったりする。 あくまで人間社会の生活レベルであり、幻想郷の一部の妖怪は現代文明を凌駕しかねない技術を持っていることが示唆されている描写もある。 登場人物が殆ど女性キャラクターであるが、あくまでゲーム上で登場するキャラクターに限った話であり、作中世界には男性も種族問わず暮らしており、[[霖之助>森近 霖之助]]や[[妖忌>魂魄 妖忌]]等名前ありの男性キャラクターもいる。 作品の大きなテーマの1つとして「和洋折衷」があり、登場するキャラクターの元ネタは日本の妖怪や神々が多いものの、吸血鬼や魔女といった西洋の妖怪も普通に登場する。 また、服装も和洋の要素が混在した独特なデザインが多く、キャラクターの魅力の1つにもなっている。 ちなみにサークル名の「上海アリス幻樂団」も西洋と東洋の文化が入り混じった国際都市「上海」のイメージが、和洋折衷のテーマに合っていたのが理由とされている。 初見の人からは勘違いされやすいが、&bold(){サークルが上海に本拠地を置いているわけでも無いし、ZUNは日本人である。} * 【主な登場人物】 ・[[博麗 霊夢]](博麗 靈夢) ほぼ全作品の主人公。空を飛ぶ程度の能力を持つ[[博麗神社>博麗神社(東方Project)]]の巫女さん。 装備により広範囲攻撃やホーミング攻撃が使える。自機の当たり判定が狭い為、初心者でも扱いやすい。 攻撃力が低いのが欠点だが、装備によっては魔理沙を越える火力が出ることも。 ・[[霧雨 魔理沙]] 第2弾以降からのもう一人の主人公。封魔録の「魔梨沙」は誤記。魔法を使う普通の魔法使い。(種族は人間。) 全体的に攻撃力が高い。移動速度も速く、アイテムを回収しやすい為点数を稼ぐのに向いている。 しかし攻撃範囲が狭めで、速すぎて精密操作がしにくい等、中級者向け。 その他にもキャラクターは数多く存在する為、[[東方Projectのキャラクター一覧]]を参照。 * 【ゲームシステム】 基本的には、オーソドックスな縦スクロールの[[弾幕シューティングゲーム>弾幕系シューティングゲーム]]である。 ここでは、Windows版以降(後述)の主要な作品が備えている、伝統的な基本システムについて解説する。 ・難易度 難易度はEasy/Normal/Hard/Lunaticの4段階。 何らかの条件を満たしてクリアすれば、追加のゲームモードとしてExtraステージが解禁される。作品によっては他にも……。 最高難易度名にちなんで、トッププレイヤーは特にルナシューターと呼ばれる。 ・[[スペルカードシステム>スペルカード(東方Project)]] 東方紅魔郷から制定された、東方Projectの目玉となるシステム。 ざっくり言えば、STGのボスキャラの行動パターンに、名前やカットインをつけて必殺技のような扱いにしたもの。 各キャラのトレードマークとなり、背景や設定を語り、その美しさや難しさでプレイヤーを魅了する……東方Projectでもっとも重要な要素の一つである。 詳細は該当項目で。 ・アイテム蒐集 非公式には、単に「上部回収」などと呼ばれる。(近年は公式でも蒐集という表現をしていない) 敵が落としたアイテムを拾っていくには、普通は画面中を動き回らないといけない。 しかし、画面の上部にあるボーダーラインよりも上に自機がいる間は、全てのアイテムを吸引しつづけることができる。 作品ごとにルールは少しずつ異なるが、基本的にこれをすれば大量の得点が(場合によっては残機も)手に入り、爽快感をもたらしてくれる。 もちろん、画面の上側というのは、敵や弾がやってくる危険な方向。それ相応のリスクを冒したことへのリターンである。 ・喰らいボム 被弾直後から数フレームの間にボムボタンを押せば、被弾を無効にしつつボムを発動させることができるシステム。 ピチューンという音と共にボムが発動すれば、それが喰らいボムである。 人間の反射神経の遅延を埋める手段として、いろいろなSTGで採用されているが、東方では時々、さらに一歩踏み込んだルールになることがある(『永夜抄』『風神録』など)。 また、「霊夢は喰らいボムの受付時間が長い」というように、キャラクターの特徴づけにも用いられている。 ・グレイズ 自機が敵弾のそばを掠める――「かする」ことで、リスクと引き換えに得点や特殊な効果が得られる。あと音が鳴って気持ちいい。 こちらも東方が初めて採用したシステムでこそないが、現在では、他のSTG(東方二次創作を除く)ではほとんど見られなくなってしまった。 一方、東方には上述したスペルカードシステムがあり、弾幕を魅せるために弾の速度が遅い傾向があるので、かすりとの相性も良く、大半の作品で用いられ続けている。 * 【シリーズ】 #openclose(show=一覧){ #areaedit() 第1弾~第5弾は旧作と呼ばれ、再販されていない為入手は困難。 さらにPC-98版であるためWindowsではプレイすることすら難しい。 第6弾以降はWindowsで動作し、再販もされている為、大半の人はこれ以降の作品でファンになったと思われる。 風神録以降はSteamで売っているので、これを買うのが手っ取り早い。 ただ、Windows10で紅魔郷~花映塚を動かすためには一工夫が必要。 DirectXの互換性の問題が発生しており、ゲーム自体が超高速化したりしてしまう。 DX8 to DX9 convertorというフリーソフトを使えばすり抜けられる。 |BGCOLOR(silver):COLOR(green):~頒布年月日|BGCOLOR(silver):COLOR(red):~付番|BGCOLOR(silver):COLOR(blue):~タイトル|BGCOLOR(silver):~備考| |COLOR(green):1997年8月15日(C52)|RIGHT:COLOR(red):1|COLOR(blue):東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers|PC98版。ブロック崩し。第20回鳩山祭(1996年)が初公開・無料配布?&br()制作は1995年(幻想掲示板2002年3月14日(木)23時18分回答)| |COLOR(green):1997年8月15日(C52)|RIGHT:COLOR(red):2|COLOR(blue):東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland|PC98版。| |COLOR(green):1997年12月29日(C53)|RIGHT:COLOR(red):3|COLOR(blue):[[東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream]]|PC98版。対戦型STG。| |COLOR(green):1998年8月14日(C54)|RIGHT:COLOR(red):4|COLOR(blue):東方幻想郷 ~ Lotus Land Story|PC98版。| |COLOR(green):1998年12月30日(C55)|RIGHT:COLOR(red):5|COLOR(blue):東方怪綺談 ~ Mystic Square|PC98版。| |2000年12月30日(C59)||秋霜玉|&u(){※西方project第1弾で、非東方作品。}霊夢と魔理沙が外部出演。&br()デザインがWindows版に近い。| |2001年12月30日(C61)||稀翁玉|&u(){※西方project第2弾で、非東方作品。}[[幽香>風見 幽香]]が外部出演。&br()作中時系列は怪綺談の後。| |COLOR(green):2002年8月11日(C62)|RIGHT:COLOR(red):6|COLOR(blue):[[東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.>東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.]]|Windows版。第1次三部作。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise|ZUN's Music Collection vol.1。プレス版はC63頒布。| |COLOR(green):2003年8月17日(C64)|RIGHT:COLOR(red):7|COLOR(blue):[[東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.>東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.]]|Windows版。第1次三部作。| |COLOR(green):2003年12月30日(C65)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):蓮台野夜行 ~ Ghostly Field Club|ZUN's Music Collection vol.2。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2004年8月15日(C66)|RIGHT:COLOR(red):8|COLOR(blue):[[東方永夜抄 ~ Imperishable Night.>東方永夜抄 ~ Imperishable Night.]]|Windows版。第1次三部作。| |2004年8月15日(C66)||五月雨 ~samidare~|&u(){※Project Blank第1弾で、非東方作品。}ユキとマイが外部出演。| |COLOR(green):2004年12月30日(C67)|RIGHT:COLOR(red):7.5|COLOR(blue):東方萃夢想 ~ Immaterial and Missing Power.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):夢違科学世紀 ~ Changeability of Strange Dream|ZUN's Music Collection vol.3。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2005年8月14日(C68)|RIGHT:COLOR(red):9|COLOR(blue):[[東方花映塚 ~ Phantasmagoria of Flower View.>東方花映塚~Phantasmagoria of Flower View.]]|Windows版。対戦型STG。| |COLOR(green):2005年12月30日(C69)|RIGHT:COLOR(red):9.5|COLOR(blue):[[東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.>東方文花帖 ~ Shoot the Bullet.]]|Windows版。文花帖。| |COLOR(green):2006年5月21日(例03)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):卯酉東海道 ~ Retrospective 53 minutes|ZUN's Music Collection vol.4。秘封倶楽部。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史1 ~ Akyu's Untouched Score vol.1&br()其の壱 東方幻想郷 ~ Lotus Land Story|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2006年8月13日(C70)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):大空魔術 ~ Magical Astronomy|ZUN's Music Collection vol.5。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2006年12月31日(C71)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史2 ~ Akyu's Untouched Score vol.2&br()其の弐 東方怪綺談 ~ Mystic Square|幺樂団の歴史。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史3 ~ Akyu's Untouched Score vol.3.&br()其の参 東方封魔録 ~ the Story of Eastern Wonderland|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2007年8月17日(C72)|RIGHT:COLOR(red):10|COLOR(blue):[[東方風神録 ~ Mountain of Faith.>東方風神録 ~Mountain of Faith.]]|Windows版。第2次三部作。| |COLOR(green):2007年12月31日(C73)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史4 ~ Akyu's Untouched Score vol.4&br()其の肆 東方夢時空 ~ Phantasmagoria of Dim.Dream|幺樂団の歴史。| |~|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):幺樂団の歴史5 ~ Akyu's Untouched Score vol.5&br()其の伍 東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers|幺樂団の歴史。| |COLOR(green):2008年5月25日(例05)|RIGHT:COLOR(red):10.5|COLOR(blue):東方緋想天 ~ Scarlet Weather Rhapsody.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2008年8月16日(C74)|RIGHT:COLOR(red):11|COLOR(blue):[[東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.>東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.]]|Windows版。第2次三部作。| |COLOR(green):2009年8月15日(C76)|RIGHT:COLOR(red):12|COLOR(blue):[[東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.>東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.]]|Windows版。第2次三部作。| |~|RIGHT:COLOR(red):12.3|COLOR(blue):[[東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え>東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え]]|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2010年3月14日(例07)|RIGHT:COLOR(red):12.5|COLOR(blue):[[ダブルスポイラー ~ 東方文花帖>ダブルスポイラー 〜 東方文花帖]]|Windows版。文花帖。| |COLOR(green):2010年8月14日(C78)|RIGHT:COLOR(red):12.8|COLOR(blue):[[妖精大戦争 ~ 東方三月精>妖精大戦争 ~ 東方三月精]]|Windows版。画:比良坂真琴| |COLOR(green):2011年5月8日(例08)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):未知の花 魅知の旅|ZUN's Music Collection vol.5.5。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2011年8月13日(C80)|RIGHT:COLOR(red):13|COLOR(blue):[[東方神霊廟 ~ Ten Desires.>東方神霊廟 ~ Ten Desires.]]|Windows版。| |COLOR(green):2012年4月30日|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):鳥船遺跡 ~ Trojan Green Asteroid|ZUN's Music Collection vol.6。秘封倶楽部。COMIC1☆6で頒布。| |COLOR(green):2012年8月11日(C82)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):伊弉諾物質 ~ Neo-traditionalism of Japan.|ZUN's Music Collection vol.7。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2013年5月26日(例10)|RIGHT:COLOR(red):13.5|COLOR(blue):東方心綺楼 ~ Hopeless Masquerade.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:alphes| |COLOR(green):2013年8月12日(C84)|RIGHT:COLOR(red):14|COLOR(blue):[[東方輝針城 ~ Double Dealing Character.]]|Windows版。| |COLOR(green):2014年5月11日(例11)|RIGHT:COLOR(red):14.3|COLOR(blue):[[弾幕アマノジャク ~ Impossible Spell Card.>弾幕アマノジャク]]|Windows版。ゴールドラッシュはデジゲー博2014(2014/11/16)限定。| |COLOR(green):2015年5月10日(例12)|RIGHT:COLOR(red):14.5|COLOR(blue):東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:春河もえ&br()PS4版は2016/12/08頒布開始。| |COLOR(green):2015年8月14日(C88)|RIGHT:COLOR(red):15|COLOR(blue):[[東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.>東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.]]|Windows版。| |2015年8月16日(C88)||雪晶石 -Malice Eater-|&u(){※Project Noise / Amusement Makers PNNL-001 で、非東方作品。}&br()夢美とちゆりが外部出演。| |COLOR(green):2016年5月8日(例13)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):燕石博物誌 ~ Dr.Latency's Freak Report.|ZUN's Music Collection vol.8。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2016年8月13日(C90)|RIGHT:COLOR(red):|COLOR(blue):旧約酒場  ~ Dateless Bar "Old Adam".|ZUN's Music Collection vol.9。秘封倶楽部。| |COLOR(green):2017年8月11日(C92)|RIGHT:COLOR(red):16|COLOR(blue):東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.|Windows版。| |COLOR(green):2017年12月29日(C93)|RIGHT:COLOR(red):15.5|COLOR(blue):東方憑依華 ~ Antinomy of Common Flowers.|黄昏フロンティアとの共同作。弾幕アクション。画:春河もえ| |COLOR(green):2018年8月10日(C94)|RIGHT:COLOR(red):16.5|COLOR(blue):秘封ナイトメアダイアリー ~ Violet Detector.|Windows版。| |COLOR(green):2019年8月12日(C96)|RIGHT:COLOR(red):17|COLOR(blue):東方鬼形獣 ~ Wily Beast and Weakest Creature.|Windows版。| |COLOR(green):2021年3月21日(例18)|RIGHT:COLOR(red):17.5|COLOR(blue):[[東方剛欲異聞 〜 水没した沈愁地獄]]|黄昏フロンティアとの共同作。横画面弾幕水アクション。| |COLOR(green):2021年5月|RIGHT:COLOR(red):18|COLOR(blue):東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.|Windows版。| |COLOR(green):2022年8月(C100)|RIGHT:COLOR(red):18.5|COLOR(blue):バレットフィリア達の闇市場 〜 100th Black Market.|Windows版。| |COLOR(green):2023年8月|RIGHT:COLOR(red):19(例20)|COLOR(blue):東方獣王園 〜 Unfinished Dream of All Living Ghost.|Windows版。18年ぶりの対戦型STG。| ***書籍作品 2004年の東方香霖堂の連載開始以来、小説・漫画・設定資料集と書籍作品の幅も広がり続けている。 ゲームでは見られない幻想少女達の日常の姿を見れるのが魅力。 原作ゲームの発表と連載時期が被る書籍作品では、原作とリンクした後日談的なストーリーが載せられることもある。 東方の公式書籍作品は二次創作とも密接な関わりがあり、東方外來韋編などでも巻末に非公式の作家による二次創作作品が掲載されている。 また、公式漫画の作画担当者には東方の二次創作で腕を鳴らした同人作家が選ばれることも多い。 近年は公式書籍の種類も増えた上に、上記の作家が連載作品そのままの絵柄で描いた((その作家の元々の絵柄なので当たり前であり、作家に非は無い。))二次創作同人誌が一緒に売られていることもあるので、どこまでが公式作品なのか全体の把握が少々難しくなっている((公式と二次で作品としての良し悪しがあるわけでは無いが、二次創作の設定を公式と勘違いして公の場で語ってしまうと恥をかいてしまう可能性がある。))。 見分け方としては、二次創作作品には大抵表紙に「二次創作」の表記があり、公式作品には「原作:ZUN」((作品のプロットはZUNが担当しているため))の表記があるので、目安にすること。 ただし、ごく稀に二次創作作品に公式作品が寄稿される場合もあるのでその点は注意。 同人サークル「twirl-lock」発行の同人誌「霊偲志異2」に寄稿された東方香霖堂11.5話((こちらは単行本に12話として収録されているので、読むために当該同人誌を探す必要は無い。))や、東方茨歌仙の公式作画担当者であった「あずまあや氏」による二次創作シリーズ「死神はきょうも舟を漕ぐ」の巻末に掲載された東方茨歌仙の後日談がそれにあたる。 |BGCOLOR(silver):COLOR(green):~初出年月日|BGCOLOR(silver):COLOR(red):~イラスト担当|BGCOLOR(silver):COLOR(blue):~タイトル|BGCOLOR(silver):~掲載誌| |COLOR(green):2004/01/05|COLOR(red):唖采弦二|COLOR(blue):[[東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.]]|『Colorful PUREGIRL』『magazine elfics』&br()『霊偲志異2』『エルナビ』『電撃萌王』&br()『東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.』| |COLOR(green):2005/03/26|COLOR(red):松倉ねむ|COLOR(blue):[[東方三月精 ~ Eastern and Little Nature Deity.>東方三月精]]|『[[月刊コンプエース]]』| |COLOR(green):2005/08/11|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.>東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.]]|| |COLOR(green):2005/09/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方紫香花 ~ Seasonal Dream Vision.|| |COLOR(green):2006/05/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Strange and Bright Nature Deity.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2006/11/09|COLOR(red):秋★枝|COLOR(blue):東方求聞史紀 ~ Perfect Memento in Strict Sense.&br()記憶する幻想郷|『[[Comic REX>Comic REX/月刊コミックREX]]』| |COLOR(green):2006/12/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方求聞史紀 ~ Perfect Memento in Strict Sense.>東方求聞史紀]]|| |COLOR(green):2007/06/08|COLOR(red):秋★枝|COLOR(blue):[[東方儚月抄 ~ Silent Sinner in Blue.>東方儚月抄]]|『Comic REX』| |COLOR(green):2007/06/22|COLOR(red):あらたとしひら|COLOR(blue):東方儚月抄 ~ 月のイナバと地上の因幡|『まんが4コマKINGSぱれっと』『ぱれっとnano』&br()『ぱれっと4コマスクールカレンダー』| |COLOR(green):2007/06/25|COLOR(red):TOKIAME|COLOR(blue):東方儚月抄 ~ Cage in Lunatic Runagate.|『キャラ☆メル』| |COLOR(green):2009/05/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Oriental Sacred Place.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2009/07/28|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):The Grimoire of Marisa|| |COLOR(green):2010/07/24|COLOR(red):あずまあや|COLOR(blue):[[東方茨歌仙 ~ Wild and Horned Hermit.>東方茨歌仙]]|『キャラ☆メル Febri』『Comic REX(&u(){※出張版})』| |COLOR(green):2012/04/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):[[東方求聞口授 ~ Symposium of Post-mysticism.>東方求聞口授]]|| |COLOR(green):2012/10/26|COLOR(red):春河もえ|COLOR(blue):東方鈴奈庵 ~ Forbidden Scrollery.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2015/09/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.|『電撃萌王』(&u(){※東方Projectオフィシャルマガジン})| |COLOR(green):2016/01/26|COLOR(red):比良坂真琴|COLOR(blue):東方三月精 ~ Visionary Fairies in Shrine.|『月刊コンプエース』| |COLOR(green):2017/03/30|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):東方文果真報 ~ Alternative Facts in Eastern Utopia.|| |COLOR(green):2019/04/27|COLOR(red):&u(){※複数}|COLOR(blue):The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録|| |COLOR(green):2019/10/28|COLOR(red):銀木犀/秋巻ゆう|COLOR(blue):東方智霊奇伝 反則探偵さとり|『東方外來韋編 Stragne Creators of Outer World.』| |COLOR(green):2019/11/26|COLOR(red):水炊き|COLOR(blue):東方酔蝶華 ~ ロータスイーター達の酔醒|『月刊コンプエース』| //|COLOR(green)://|COLOR(red):|COLOR(blue):|| #areaedit(end) } * 【二次創作】 『東方Project』は二次創作が大変盛んで、創作ジャンルは同人誌をはじめ同人ゲーム、作中のBGMの編曲やそれを収録したCDなどの同人音楽、CG集、トレーディングカード、ガレージキット、その他グッズなど多岐にわたる。JOYSOUND、DAM、UGAなどの国内通信カラオケ主要メーカーにおいて一部の編曲された楽曲がカラオケとして配信されている。同人の同人も参照の事。 ZUNは、第三者が二次創作しやすいように意図して作品設計をしているわけではないとし、自分自身の創作活動もある意味では神社や神を原作とした二次創作のようなものであり、オリジナルと二次創作という区別をあまり意識していないかもしれないとしている。後にZUNは冲方丁の発言を引用して「僕はこの方と同じ意味で常々東方は二次創作だと言って来たけど、言葉足らずだったかもなぁ」と述べた。 同人誌(二次創作漫画)では珍しく、かつてはネチョ本もとい成人向け(所謂18禁)が少ない作品だった。 「私が一番驚く事は、二次創作がかなり多ジャンルに渡っている事と、内容が意欲的である事、エロが少ない事(笑)」&br()と原作者が『東方永夜抄 ~ Imperishable Night あとがき 上海アリス通信 vol.4』でコメントする程。 「アニヲタWiki」の親サイトの「アニヲタの集い -3rd style-」にかつてあった同人誌DBにおいても、成人向けと一般向けにカテゴリが分けられていた。 一般向けは、ギャクにほのぼの、シリアス、読者の精神にダイレクトアタックするようなエグイものまで、かなり幅広い作品が存在する。 元々、東方の作品自体、キャラクターや設定や性格面での描写が非常に曖昧・かつ希薄で個人の解釈に委ねられている比率が高い事、それでいてプレイヤーの想像欲を掻き立てるキャラそのものの濃さや設定の絶妙な描かれ加減、異なった解釈や描写を受け入れる土壌が長い期間をかけてファンの間に育っていたことが理由の一つであろう。 フランや椛など原作にほぼ登場しない人気キャラは作者によって大まかな性格すら異なることもよくある。 ただ、後に原作でそのキャラが登場し、その描写が二次創作の主流となっているものと異なる場合、多少荒れることもある。 例としては椛の初登場からしばらく経過した後「文と椛は仲があまり良くない」が公式見解になったのは結構衝撃の発表であり、界隈が大荒れしたレベル。 そうであっても、原作の描写を入れつつアレンジしたり、完全に原作の描写を無視したりと作家によって異なるところが、設定などが固められた他作品の二次創作には無い魅力である。 逆に「俺のイメージの〇〇ちゃんと違う!」なんて事があっても深呼吸をして大らかに受け止めよう。 とはいえエロい同人誌やらもうなぎ登りで爆増していき、発行ペースこそブーム最盛期より落ち着いてきたとはいえ、その総量は未だに[[Fateシリーズ>Fate/stay night]]や[[艦これ>艦隊これくしょん -艦これ-]]を凌駕する規模を誇り、意図せず日本屈指のエロコンテンツと化している。 膨大なキャラ1人1人に熱心なファンが付いていることもあり、キャラの合同本も多い。 読み手を選ぶ特殊性癖向けの属性の種類も豊富で、もはや網羅していない属性は無いのではないかという疑惑すら立つ程。 今でこそ多種多様なエロ表現が許容されているが、意外にもブーム初期の頃はオリキャラ含め男を幻想少女と絡めることがタブー視されており、そのため初期の本は百合やふたなりなどの属性が大半を占めている。「男」が居たとしても罪袋など明らかにキャラクター性を排した正真正銘の竿役だったり。 ん?今?そりゃもうやれこーりんだの人里の汚いおっさんだの誘拐してきたショタにアヘアヘ言わされ(言わせ)ていますが何か?? 因みに東方キャラのイラストを描く絵師はプロアマ問わずかなり多く、pixiv等でうっかりタグ検索や登録をするととんでもない事になる。 BGMがどれも秀逸なおかげか、ボーカル・非ボーカル共に、こちらのアレンジャーも多い。 そもそも作者自身、東方を作った動機のひとつとして自作の楽曲を聴いてもらうためと述べたこともあるくらいなので、音楽に力が入るのは当然である。 アレンジ曲などを全て網羅しようとするならCD保管用のでかい倉庫をレンタルしても到底間に合わない程の量が制作されている。 中には本当にオーケストラ生演奏を収録したアレンジャー達もいる。 二次創作そのものも同人誌やアレンジCDのみならず殆どのメディア媒体で行われていると言っても過言ではない。 数百ページものイラスト図鑑、ドラマCD、あらゆる立体物、商業の名作と遜色ないクオリティの3Dゲーム、果ては地上波で放映されてるアニメにも全く見劣りのしないアニメまで作られている。 また、キャラを描いたり音楽をアレンジするばかりでなく、東方の作風を模倣したオリジナルの絵・音楽・ゲームなどを作るファン活動が、特に活発なジャンルでもある。 いわゆる「野生のZUN」。 因みに東方のオンリーイベントは各地で開催されているが、中でも最大級のオンリーイベントは「博麗神社例大祭」と「東方紅楼夢」である。 「もう同人イベントって言うレベルじゃ無ぇーぞ!」 という位すごい。結構東方好きの人(ヲタク)が集まる。 …というか、もはや東方オンリーな[[コミケ>コミックマーケット]]と言ってもいいレベル。 この他にも、「第⑨州東方祭」「文々。新聞友の会」など中規模のイベントも開催されている。 最近では台湾や上海など海外で東方イベントも開催されているようだ。 ただ[[秋田県]](東方BGMアレンジャーの幽閉サテライトのライブイベントは開催歴あり)[[山形県]]、[[茨城県]]、[[福井県]]、[[和歌山県]]は今に至るまで同人誌即売会が未開催である。 逆に言えばそれ以外の都道府県ではやってるという凄い事なのだが。 なお、一時の熱狂的なブームにのっかってか、東方の原作ゲームを知らない、またはよく理解していないのに東方の二次創作をする所謂同人ゴロ的なサークルが多かった。 現在はブームも落ち着き、そのような同人ゴロ的なサークルも減少したようだ。 東方追記・修正 ~ Wikipedia of aniota. #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\少女投票中/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメントが長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2017-04-20 23:04:55) - 東方天空璋の追記早スギィ!発表から2時間もたってないぞ -- 名無しさん (2017-04-20 23:36:35) - 東方憑依華の情報はまだかいな -- 名無しさん (2017-04-20 23:38:42) - Windowsシリーズだけでも今年で15年か、未だにコミケでそこそこ席を確保、例大祭は10年以上で最近は秋にもやってるし本当に息の長いシリーズだ -- 名無しさん (2017-08-04 19:20:57) - そうか、今月で紅魔郷15周年か……赤子が高校一年生になるくらいたってたんだな -- 名無しさん (2017-08-04 19:53:06) - おぉ、ゲームシステムの解説がかなり詳細になってる。こりゃありがたい。 -- 名無しさん (2017-08-16 17:43:42) - コラボしようとしていた社にほへとってのがぽしゃったうえにソニー裏切ってまで任天堂に売りに言ったのに鳴かず飛ばずで原作者どーすんのかな、新作も全然話題にならんしスコアの更新も全くないし -- 名無しさん (2017-09-15 06:11:35) - 憑依華が(良い意味で)色々と凄すぎてファンとしてはかなり楽しみ -- 名無しさん (2017-12-25 20:42:17) - 空想科学読本で知られる柳田理科雄さんも最近ハマってるよね。twitterの東方祭りは凄く楽しかった。 -- 名無しさん (2018-01-31 15:36:53) - 東方同人作家の作品が数々アニメ化してると思うとZUNの影響力て凄い(ぶくぶ、にょぽみ) -- 名無しさん (2018-03-05 10:59:14) - サンリオコラボが発表されると聞いたけど、東方も名実ともに大メジャーコンテンツになっているよね。型月や竜騎士07と違って本編はまだ同人ゲームを取ってるけど、スピンオフがどんどん作られてたり、商業のゲームが出ていたりするし、知名度や利益だったら他の作品に負けてないだろうね。 -- 名無しさん (2020-10-15 18:39:30) - 神主にはコロナウイルスに気をつけて飲んで欲しいものです。 -- 名無しさん (2021-01-11 18:13:56) - 「意外なあの人も東方描いてたんだ」みたいなのも普通にあるし、描き手読み手が定期的に循環してるのが強みでもある…が、今の(特にソシャゲ)流行ジャンルと比べるとリアルイベントができず筆を折る人も多くて残念。この騒動が終わったら是非例大祭や紅楼夢に行きたいものだ。 -- 名無しさん (2021-01-12 10:10:28) - 年々ZUN絵がかっこよくなると同時に男性的な面を持つキャラやお姉さんキャラも増えてきた印象。豫母都日狭美は東方でこんなセクシー路線のキャラが出るのかと驚いたデザインだった。だがそれ以前に何だあのZUN帽は! -- 名無しさん (2023-10-24 23:05:18) - ↑↑↑↑なおサンリオコラボより後に開催された隠岐の島コラボの方が好評だった模様 -- 名無しさん (2024-03-12 02:08:30) - ↑↑↑↑↑ぶっちゃけサンリオとコラボした作品なんてポケモンとコラボしたミクさん以外殆ど有象無象だろ -- 名無しさん (2024-03-13 12:13:22) #comment #areaedit(end) }

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