アンパンマン(十二の真珠)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/12/20(土) 19:40:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){それいけアンパンマン} &bold(){茶色のマントをひるがえし} &bold(){世界の果てまでとんでいけ} } 今や知らない人はいない、あんこがいっぱい詰まった優しいヒーロー『&bold(){[[アンパンマン]]}』。 原作の絵本を飛び越え、[[テレビアニメ>それいけ!アンパンマン]]や映画など様々なジャンルで活躍を続ける彼だが、 その歴史は非常に古く、現在の彼が登場した初めての作品「あんぱんまん」が世に送り出されたのは1973年の事である。 しかし、『アンパンマン』と言う名前のヒーローが登場したのはこれよりも前に掲載された短編童話に遡る。 後に「&bold(){十二の真珠}」と言う作品集に収録される作品なのだが、そこにいるアンパンマンは皆様が良く知るリンゴ色の頬や鼻、アンパンの頭を持つ笑顔のヒーローではない。 こげ茶色のマントをつけた、&font(#ff0000){&bold(){ただの太ったおっさん}}なのだ。 この項目では、そんな格好悪いヒーロー、&big(){&bold(){『初代アンパンマン』}}について紹介していく。 *◇概要 漫画家として活動を続けていたやなせたかし氏が初めて本格的に手がけた童話は、1967年に月刊雑誌『PHP』に掲載された「[[やさしいライオン]]」と言う作品である。 一頭の孤児のライオンと親代わりの犬の切なくも優しい物語は非常に高い評価を浴び、アニメーション作品として劇場版も製作された。 この人気を受け、やなせ氏は1年の間雑誌内で短編童話の連載を行う事となった。 「ジャンボとバルー」「チリンの鈴」「バラの花とジョー」など、後の童話作家・やなせたかしの原点となった作品の数々が生み出されていく中、 1969年10月号のPHPにて『&bold(){アンパンマン}』と言う名を持つヒーローが初めて登場したのである。 その後、1970年に山梨シルクセンター&bold(){(後のサンリオ)}からこれらの短編を集めた童話集「十二の真珠」が発売され、近年も復刻版が出版されている。 &bold(){『本当の正義は、ひもじい人に食べ物をあげる事である』}と言う根幹は現在のアンパンマンと同じだが、 この作品では&bold(){『本当の正義は格好良いものではないし、そのために自分も深く傷ついていく』}と言う側面も色濃く表現されている。 なお、「アンパンマン」と言う名前が始めて登場したのはこれより前、やなせ氏が出演していたラジオ番組のコント内らしい。 *◇登場人物 &bold(){&big(){○アンパンマン}} 茶色のマントにこげ茶色の衣装を纏ったヒーロー……なのだが誰も知らず、アニメにも漫画にも登場していない(1960年代当時)。 見た目は全然格好良くなく、汚らしい服装は勿論、外見も団子鼻に丸顔、出っ張った腹とぶっちゃけただの太ったおっさん。 一応ヒーローらしく空は飛べるのだがヨタヨタしたもので、煙突にぶつかりそうになったり物干し竿の下を何とか潜り抜けたりと非常に情けない。 悪者と戦うような事もせず、愛と勇気だけを胸に、ひもじい人にアンパンを渡していく。 &bold(){&big(){○子供}} 町に住むごく普通の子供。 見知らぬヒーロー『アンパンマン』を見て最初は目を輝かせるが、その格好悪さを見て幻滅してしまった。 &bold(){「かっこわりぃ!あんなの駄目だなぁ」} アンパンよりもソフトクリームやキャンデーのほうが大好き。 &bold(){&big(){●スーパーマン、バットマン、吸血鬼など}} 世界の名だたる漫画やコミックのヒーローたち。 格好悪くてダサくて冴えないアンパンマンを全員揃って敵視しており、名前ですら呼ばず「ニセモノ」と言っては蔑んでいる。 &bold(){「あんな薄汚い奴のために我々まで文句を言われる」} &bold(){「ニセモノ落っこちろ!」} なお、[[&bold(){本物の}スーパーマン>スーパーマン(人物)]]は力では救えない人々を助けるために記者として活動し、[[&bold(){本物の}バットマン>バットマン(人物)]]も大富豪として様々な慈善事業に取り組んでいる。 &bold(){↓以下、結末のネタバレが含まれています。閲覧の際にはご注意下さい。↓} *◇物語の結末 戦争が続き、何もかもが荒地と化した国。そこに、今にも死にそうな顔をした子供たちがいた。この国にはもう食べるものが何も残されていなかったのだ。 もうこれで最後か。そう思った時、空の向こうから何かが飛んできた。その影は子供たちに近づくと、焼きたてのアンパンを彼らに渡したのである。 そう、アンパンマンがやってきたのだ! &bold(){「しっかりするんだ、死んじゃいけない!}  &bold(){私は何度でもアンパンを運んでくるぞ」} そう言って子供たちを励ました直後だった。轟音と共に、アンパンマンの胸から白い煙が上がったのは。 彼を飛行機と間違えた高射砲陣地が、火を噴いたのだ。 そう、初代アンパンマンの物語は、&font(#ff0000){&bold(){人間に撃墜される}}と言うあまりにも悲惨な形で終わってしまったのである――。 ――果たして彼はどうなったのか。それは誰にも分からない。 だが、アンパンマンは決して死ぬ事は無いだろう。お腹を空かせて泣いている子供たちがいる限り、&bold(){『正義の味方』アンパンマン}はどこへだって飛んでいくのだから。 もしかしたら、今もどこかで……。 そうして愛と勇気だけを友としてみんなのために飛び続けた初代アンパンマンが空の流れ星となった、その数年後のこと。 空から降ってきたいのちの星がパン工場の中で焼かれていたひとつのパンに宿り、皆に愛される新たなヒーローが誕生したのである。 格好悪くてもダサくてもアンパンマンを応援してくれる人がいたら、追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 『彼の無謀な正義感を守るため、我々はどれだけの血で彼を守ればよいのだろう』なんてクラークやブルースに書かれてしまう時代になってしまったのかも… -- 名無しさん (2017-03-13 18:07:06) - 力なき正義や善意に守れるものは無い、という皮肉に捉えることも… -- 名無しさん (2018-03-29 11:36:01) - スーパーマンとかバットマンとかこんな事を言うかなぁという疑問がどうしても -- 名無しさん (2018-08-20 11:32:18) - これ、要救助者の中に小麦アレルギーの子がいたら、もっと鬱になってただろうな。 -- 名無しさん (2018-08-20 15:05:33) - 日本人はどうもアメコミを過小評価しすぎる。マッチョマンが悪人をBAKOOON!!とのして金髪グラマラスな美女を片腕に抱いてHAHAHA!!と大笑いするイメージなんだろうか。メガネで出っ歯の日本人像と大して変わらん偏見だと思う。 -- 名無しさん (2018-08-20 18:10:50) - ↑ あなた自身も「日本人はそんなんばっか」って偏見に囚われてるよ、落ち着いて個人を見よう -- 名無しさん (2018-09-07 11:32:21) - 「愛と勇気だけが友達」というみんなに愛されるパンのヒーローには合わないようにも思える有名な重い歌詞の主題歌は、原作者のやなせたかし氏が周囲の反対をおしてあえて冠したものだという。あるいは原作者の中では、現在よく知られている皆に愛されるパンのヒーローは、撃墜された初代のアンパンマンがいのちの星になって空から降ってきた生まれ変わりだったのかもしれないな。 -- 名無しさん (2019-01-27 17:28:34) - アニメのラストでよく空に一番星が輝く描写があるけど、それを見る度にもしかしたら…って思う。うまく言葉で表せないけど… -- 名無しさん (2019-02-27 19:23:22) - 「ヒーローは本質的には孤独な存在だ」って見解もあるね。「万人の英雄」でないといけないから「特別な一つ」が存在してはならないからなんだと。劇場版でも度々描かれるけどアンパンマンに恋する劇場版ヒロインって絶対に実らないんだよね。生前のやなせたかし氏も「アンパンマンは誰にでも公平」って発言してるし。「みんな同じぐらい大切だから「特別に誰かを愛すること」もない」っていう見解はニーチェ哲学にも出てくる。 -- 名無しさん (2019-02-27 19:44:24) - アメコミヒーローの扱いについて異論が挙がってるけど、昭和の日本では「スーパーマン」「バットマン」はフリー素材同然の一般名詞みたいな扱い(ゲーム全般をファミコンって呼ぶようなもの)だった事を頭の片隅に置いておくと合点が行くかも -- 名無しさん (2019-02-27 20:01:14) - ↑2アニメ本編(主にマーガレット姫)やほとんどの映画ではそうだけど、「勇気の花がひらくとき」(に登場するキララ姫)だけは唯一の例外だと思ってる。あの博愛主義者のアンパンマンが女性キャラクターに顔を赤らめたり恥ずかしがったり、生死不明に陥った時も「君のことが本当に・・・」と言ってるし、明確に恋愛に近い好意を持ってるとも取れる描写がある。それはともかく正真正銘原作のアンパンマンもカッコ悪いどころか凄く良いヒーローだと思う -- 名無しさん (2019-05-22 21:00:13) - このおっさん可愛いとか思うのは俺だけかな?何はともあれ真のヒーローですよ -- 名無しさん (2019-07-02 14:46:55) - 原作準拠のバットマンだったら、殺さないせいで苦しむ人を増やしてしまうことの多いせいか彼が心の底から輝いているように映るんだろうね。 -- 名無しさん (2020-11-17 23:09:12) - たぶんこのスーパーマンやバットマンは、戦時中に政府がプロパガンダに使ってた偽物のほうなんだと思うw -- 名無しさん (2020-11-17 23:16:40) - 身も蓋もない言い方をすれば、「旧枢軸国の戦争体験者あるある」だ。反戦と反米の区別がついていない。 -- 名無しさん (2021-01-29 00:51:13) - あのシーンは「他のヒーローとアンパンマンの違い」「悪を倒すのではなくただパンを配る」を示したもので、別に反戦も反米も関係ないと思うが……。あの場面では戦争なんて起きてもいないし戦争場面では他のヒーローなんて出てこないじゃん? -- 名無しさん (2021-03-19 07:05:12) - アメコミはマルチバース方式だからああいう性格のバットマンやスーパーマンのいる世界ってだけだ -- 名無しさん (2021-12-27 13:48:53) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/12/20(土) 19:40:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){それいけアンパンマン} &bold(){茶色のマントをひるがえし} &bold(){世界の果てまでとんでいけ} } 今や知らない人はいない、あんこがいっぱい詰まった優しいヒーロー『&bold(){[[アンパンマン]]}』。 原作の絵本を飛び越え、[[テレビアニメ>それいけ!アンパンマン]]や映画など様々なジャンルで活躍を続ける彼だが、 その歴史は非常に古く、現在の彼が登場した初めての作品「あんぱんまん」が世に送り出されたのは1973年の事である。 しかし、『アンパンマン』と言う名前のヒーローが登場したのはこれよりも前に掲載された短編童話に遡る。 後に「&bold(){十二の真珠}」と言う作品集に収録される作品なのだが、そこにいるアンパンマンは皆様が良く知るリンゴ色の頬や鼻、アンパンの頭を持つ笑顔のヒーローではない。 こげ茶色のマントをつけた、&font(#ff0000){&bold(){ただの太ったおっさん}}なのだ。 この項目では、そんな格好悪いヒーロー、&big(){&bold(){『初代アンパンマン』}}について紹介していく。 *◇概要 漫画家として活動を続けていたやなせたかし氏が初めて本格的に手がけた童話は、1967年に月刊雑誌『PHP』に掲載された「[[やさしいライオン]]」と言う作品である。 一頭の孤児のライオンと親代わりの犬の切なくも優しい物語は非常に高い評価を浴び、アニメーション作品として劇場版も製作された。 この人気を受け、やなせ氏は1年の間雑誌内で短編童話の連載を行う事となった。 「ジャンボとバルー」「チリンの鈴」「バラの花とジョー」など、後の童話作家・やなせたかしの原点となった作品の数々が生み出されていく中、 1969年10月号のPHPにて『&bold(){アンパンマン}』と言う名を持つヒーローが初めて登場したのである。 その後、1970年に山梨シルクセンター&bold(){(後のサンリオ)}からこれらの短編を集めた童話集「十二の真珠」が発売され、近年も復刻版が出版されている。 &bold(){『本当の正義は、ひもじい人に食べ物をあげる事である』}と言う根幹は現在のアンパンマンと同じだが、 この作品では&bold(){『本当の正義は格好良いものではないし、そのために自分も深く傷ついていく』}と言う側面も色濃く表現されている。 なお、「アンパンマン」と言う名前が始めて登場したのはこれより前、やなせ氏が出演していたラジオ番組のコント内らしい。 *◇登場人物 &bold(){&big(){○アンパンマン}} 茶色のマントにこげ茶色の衣装を纏ったヒーロー……なのだが誰も知らず、アニメにも漫画にも登場していない(1960年代当時)。 見た目は全然格好良くなく、汚らしい服装は勿論、外見も団子鼻に丸顔、出っ張った腹とぶっちゃけただの太ったおっさん。 一応ヒーローらしく空は飛べるのだがヨタヨタしたもので、煙突にぶつかりそうになったり物干し竿の下を何とか潜り抜けたりと非常に情けない。 悪者と戦うような事もせず、愛と勇気だけを胸に、ひもじい人にアンパンを渡していく。 &bold(){&big(){○子供}} 町に住むごく普通の子供。 見知らぬヒーロー『アンパンマン』を見て最初は目を輝かせるが、その格好悪さを見て幻滅してしまった。 &bold(){「かっこわりぃ!あんなの駄目だなぁ」} アンパンよりもソフトクリームやキャンデーのほうが大好き。 &bold(){&big(){●スーパーマン、バットマン、吸血鬼など}} 世界の名だたる漫画やコミックのヒーローたち。 格好悪くてダサくて冴えないアンパンマンを全員揃って敵視しており、名前ですら呼ばず「ニセモノ」と言っては蔑んでいる。 &bold(){「あんな薄汚い奴のために我々まで文句を言われる」} &bold(){「ニセモノ落っこちろ!」} なお、[[&bold(){本物の}スーパーマン>スーパーマン(人物)]]は力では救えない人々を助けるために記者として活動し、[[&bold(){本物の}バットマン>バットマン(人物)]]も大富豪として様々な慈善事業に取り組んでいる。 &bold(){↓以下、結末のネタバレが含まれています。閲覧の際にはご注意下さい。↓} *◇物語の結末 戦争が続き、何もかもが荒地と化した国。そこに、今にも死にそうな顔をした子供たちがいた。この国にはもう食べるものが何も残されていなかったのだ。 もうこれで最後か。そう思った時、空の向こうから何かが飛んできた。その影は子供たちに近づくと、焼きたてのアンパンを彼らに渡したのである。 そう、アンパンマンがやってきたのだ! &bold(){「しっかりするんだ、死んじゃいけない!}  &bold(){私は何度でもアンパンを運んでくるぞ」} そう言って子供たちを励ました直後だった。轟音と共に、アンパンマンの胸から白い煙が上がったのは。 彼を飛行機と間違えた高射砲陣地が、火を噴いたのだ。 そう、初代アンパンマンの物語は、&font(#ff0000){&bold(){人間に撃墜される}}と言うあまりにも悲惨な形で終わってしまったのである――。 ――果たして彼はどうなったのか。それは誰にも分からない。 だが、アンパンマンは決して死ぬ事は無いだろう。お腹を空かせて泣いている子供たちがいる限り、&bold(){『正義の味方』アンパンマン}はどこへだって飛んでいくのだから。 もしかしたら、今もどこかで……。 そうして愛と勇気だけを友としてみんなのために飛び続けた初代アンパンマンが空の流れ星となった、その数年後のこと。 空から降ってきたいのちの星がパン工場の中で焼かれていたひとつのパンに宿り、皆に愛される新たなヒーローが誕生したのである。 格好悪くてもダサくてもアンパンマンを応援してくれる人がいたら、追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 『彼の無謀な正義感を守るため、我々はどれだけの血で彼を守ればよいのだろう』なんてクラークやブルースに書かれてしまう時代になってしまったのかも… -- 名無しさん (2017-03-13 18:07:06) - 力なき正義や善意に守れるものは無い、という皮肉に捉えることも… -- 名無しさん (2018-03-29 11:36:01) - スーパーマンとかバットマンとかこんな事を言うかなぁという疑問がどうしても -- 名無しさん (2018-08-20 11:32:18) - これ、要救助者の中に小麦アレルギーの子がいたら、もっと鬱になってただろうな。 -- 名無しさん (2018-08-20 15:05:33) - 日本人はどうもアメコミを過小評価しすぎる。マッチョマンが悪人をBAKOOON!!とのして金髪グラマラスな美女を片腕に抱いてHAHAHA!!と大笑いするイメージなんだろうか。メガネで出っ歯の日本人像と大して変わらん偏見だと思う。 -- 名無しさん (2018-08-20 18:10:50) - ↑ あなた自身も「日本人はそんなんばっか」って偏見に囚われてるよ、落ち着いて個人を見よう -- 名無しさん (2018-09-07 11:32:21) - 「愛と勇気だけが友達」というみんなに愛されるパンのヒーローには合わないようにも思える有名な重い歌詞の主題歌は、原作者のやなせたかし氏が周囲の反対をおしてあえて冠したものだという。あるいは原作者の中では、現在よく知られている皆に愛されるパンのヒーローは、撃墜された初代のアンパンマンがいのちの星になって空から降ってきた生まれ変わりだったのかもしれないな。 -- 名無しさん (2019-01-27 17:28:34) - アニメのラストでよく空に一番星が輝く描写があるけど、それを見る度にもしかしたら…って思う。うまく言葉で表せないけど… -- 名無しさん (2019-02-27 19:23:22) - 「ヒーローは本質的には孤独な存在だ」って見解もあるね。「万人の英雄」でないといけないから「特別な一つ」が存在してはならないからなんだと。劇場版でも度々描かれるけどアンパンマンに恋する劇場版ヒロインって絶対に実らないんだよね。生前のやなせたかし氏も「アンパンマンは誰にでも公平」って発言してるし。「みんな同じぐらい大切だから「特別に誰かを愛すること」もない」っていう見解はニーチェ哲学にも出てくる。 -- 名無しさん (2019-02-27 19:44:24) - アメコミヒーローの扱いについて異論が挙がってるけど、昭和の日本では「スーパーマン」「バットマン」はフリー素材同然の一般名詞みたいな扱い(ゲーム全般をファミコンって呼ぶようなもの)だった事を頭の片隅に置いておくと合点が行くかも -- 名無しさん (2019-02-27 20:01:14) - ↑2アニメ本編(主にマーガレット姫)やほとんどの映画ではそうだけど、「勇気の花がひらくとき」(に登場するキララ姫)だけは唯一の例外だと思ってる。あの博愛主義者のアンパンマンが女性キャラクターに顔を赤らめたり恥ずかしがったり、生死不明に陥った時も「君のことが本当に・・・」と言ってるし、明確に恋愛に近い好意を持ってるとも取れる描写がある。それはともかく正真正銘原作のアンパンマンもカッコ悪いどころか凄く良いヒーローだと思う -- 名無しさん (2019-05-22 21:00:13) - このおっさん可愛いとか思うのは俺だけかな?何はともあれ真のヒーローですよ -- 名無しさん (2019-07-02 14:46:55) - 原作準拠のバットマンだったら、殺さないせいで苦しむ人を増やしてしまうことの多いせいか彼が心の底から輝いているように映るんだろうね。 -- 名無しさん (2020-11-17 23:09:12) - たぶんこのスーパーマンやバットマンは、戦時中に政府がプロパガンダに使ってた偽物のほうなんだと思うw -- 名無しさん (2020-11-17 23:16:40) - 身も蓋もない言い方をすれば、「旧枢軸国の戦争体験者あるある」だ。反戦と反米の区別がついていない。 -- 名無しさん (2021-01-29 00:51:13) - あのシーンは「他のヒーローとアンパンマンの違い」「悪を倒すのではなくただパンを配る」を示したもので、別に反戦も反米も関係ないと思うが……。あの場面では戦争なんて起きてもいないし戦争場面では他のヒーローなんて出てこないじゃん? -- 名無しさん (2021-03-19 07:05:12) - アメコミはマルチバース方式だからああいう性格のバットマンやスーパーマンのいる世界ってだけだ -- 名無しさん (2021-12-27 13:48:53) #comment #areaedit(end) }

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