光戦隊マスクマン

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&font(#6495ED){登録日}:2012/04/02(月) 23:32:31 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &big(){&bold(){&italic(){人の体には、未知の力が秘められている。}}} &big(){&bold(){&italic(){鍛えれば鍛えるほど、それは無限の力を発揮する!}}} &sizex(7){&bold(){&italic(){&color(red){MASKMAN}}}} &sizex(6){&bold(){&italic(){&color(red){光戦隊!}}}} &sizex(7){&bold(){&italic(){&color(red){マ&color(black){ス}&color(blue){ク}&color(gold){マ}&color(pink){ン}&color(green){!}!}}}} } 『光戦隊マスクマン』とは[[スーパー戦隊シリーズ]]第11作目。 1987年2月28日から1988年2月20日まで全51話が放送された。 #contents *◎概要 %%オカルト%%拳法をモチーフとし、そこに『[[ロミオとジュリエット]]』を彷彿とさせる&bold(){”敵味方に引き裂かれた男女の愛”}という要素を加えた作品。 そのため「『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』の先駆け」と見る向きもある(奇遇にも、主題歌を唄っているのはどちらも影山ヒロノブ)。 なお、設定には主人公達は普段はレーシングチームを営んでいる点などがあるが、これは放映された1987年は[[中嶋悟]]氏が日本人初のF1レギュラードライバーとして参戦した年であり、また日本グランプリが鈴鹿サーキットで初めて開催され、フジテレビが全戦中継放送を開始するなど、F1ブームが始まっていた年でもあり、本作もその影響も受けている。 各種マシンや装備などのデザインは評価が高く、また、これまで主に[[メタルヒーローシリーズ]]でしばしば使われていたワイヤーフレームによるSFXが大胆に採り入れられている。 3DCGで描写されるOPのタイトルロゴは、当時度肝を抜かれた人も多かったのではないだろうか。 また、これまで2台や3台のメカによる[[合体]]で構成されていた巨大ロボが5台による合体となり、5人の戦士一人一人に専用マシンが与えられた初めてのスーパー戦隊である。 同様に5人の専用武器のなりきり玩具が出たのもシリーズ初である。 他にもこれまでの作品は&bold(){「第1話の時点でとにかく何でもかんでも見せ場を詰め込む」}という描き方が主流であったのに対し、 本作は世界観の説明、変身プロセスの体得、スーパーマシンの確保などの過程が数話に渡って描写されるという描き方がなされた。%%いずれにせよ第1話が詰め込み過ぎなのは従来と変わんないけど%% こういった構成は次回作『[[超獣戦隊ライブマン]]』など後年の様々な戦隊作品で採り入れられることとなる。 また ・&bold(){半身が機械で出来たサイボーグ化されてる仏像「ハイテク曼荼羅」の絵} ・&bold(){アバンタイトル開始早々いきなり姿を表しボディビルダーのポージングを行い、謎のパワーで氷を爆散させる謎の筋肉ムキムキのマッチョマン} ・&bold(){↑で爆散した氷の中から飛び出すマスクマン5人} ・&bold(){座禅を組んで空中浮遊する姿長官} など、かっこよさとシュールさが同居する色んな意味で印象的なOPは今なおネタにされる。 ナレーターには同じ[[テレビ朝日]]の『[[タモリ倶楽部]]』のナレーションでおなじみの武田広が起用された。 主題歌を作曲したのは、元ジャッキー吉川とブルーコメッツのメンバーにして『[[機動戦士ガンダム]]』の「哀戦士」などでアニソン界とも縁が深かった井上大輔氏であり、4年連続で歌謡曲・ニューミュージック畑の人間が抜擢された。 歌唱は『[[電撃戦隊チェンジマン]]』以来2年ぶりの担当となる影山ヒロノブ(『チェンジマン』の時は「KAGE」名義)。 劇伴音楽は劇場版『超人ロック』や、同名小説を題材としたイメージアルバムシリーズ『グイン・サーガ』等で知られる淡海悟郎氏を起用。 氏が東映特撮に参加したのはこれが唯一であり、シンセサイザーをふんだんに盛り込んだ壮大で神秘的な楽曲群はシリーズの中でも独特の存在感を放っている。 また、使用[[BGM]]が話数によって変わるのが特徴(後に登場するジェットカノン、ギャラクシーロボ等のBGMは固定されている)。 キャラクターデザインは『[[科学戦隊ダイナマン]]』から『[[超新星フラッシュマン]]』を手掛けた出渕裕に代わり、新貝田鉄也郎・森野うさぎ・秋恭摩の3人からなるデザイナーグループ「いちごはうす」と荻原直樹が担当した。 余談だが、『[[太陽戦隊サンバルカン]]』以来の[[サブタイトル]]が2行表示の回が複数ある((第30話・第31話・第36話・第39~42話・第44話・第48話が該当。))。 長らく東映特撮YouTube Officialで配信されなかったが、2019年11月より毎週金曜に待望の配信が開始された((ちなみに配信開始時点で前年の『フラッシュマン』も配信されており、終了後この枠は2010年代の仮面ライダー枠となった))。   当時放送された『[[超人機メタルダー]]』とは世界観が違うため本編の競演は無い…が、当時放送された『オールスター対抗ボウリング大会』で出演者同士がチームを組み準優勝と言う快挙を果たしている。 「47戦隊47都道府県」では[[奈良県]]を担当。 やはり大仏の座禅が由来と思われる。 *◎あらすじ #center(){&big(){&bold(){1987年・初春}}} とあるレーシングサーキットで、F1レーサー・タケルを擁する「姿レーシングチーム」が今まさにレースに挑んでいた。 ところが、そこに、謎の女性・美緒が突如として乱入。必死になってタケルの車を止めに掛かった。 美緒はタケルの恋人であり、二人は&bold(){マンホールの中から姿を現したところを偶然鉢合わせになる}という奇妙な経緯から出会った間柄であったが、すぐに意気投合し、とても仲睦まじいカップルとしてこれまでを過ごしてきた。 彼女が言うには、「地底帝国チューブ」が攻めてくるのだという。 チューブとは、人類が未だ足を踏み入れた事のない地底世界を統一した覇者であり、その首領である地帝王ゼーバが地上世界の征服を宣告したのだ。 美緒の訴えによりレースを離脱したタケルは、二人でバイクで逃避行を始めたが、まるでその動きを予知していたかのように、チューブのアングラモン戦闘機が二人めがけて爆撃を開始。逃げきれなかった二人は地割れへと呑み込まれ、美緒は自分の身に付けていたペンダントをタケルに託すと、蟻地獄のようなトラップに引きずり込まれて姿を消してしまった。 実は、美緒は元々地上侵略の足掛かりとしてゼーバが送り込んだ[[スパイ]]であり、その正体はイアル姫という地底界の王女であった。 しかし、タケルとの交流を経て考えを改め、帝国の方針に背いたため、制裁を受けることとなってしまったのだ。 圧倒的な力で地上を意のままに蹂躙するチューブ。しかし、そこに4体のスーパーマシンが突如として現れ、アングラモン戦闘機を次々と撃ち落とすと、その中から4人の戦士が姿を現した。 そして、後からもう一人の戦士も合流。 その正体は地割れから生還したタケルであり、姿レーシングクラブのメンバーである5人の若者の正体は、実は地底帝国チューブの侵攻を予期して結成されていたスーパー戦士・「光戦隊マスクマン」だったのだ。 見事チューブの地帝獣らの撃退に成功してみせるマスクマン。 5人は、自らの指導者である姿長官に大喜びで勝利を報告しに行くが、逆に一喝されてしまう。 姿長官が言うには、あれらはチューブが擁する戦力のほんの一部に過ぎず、そして、マスクマンもその真価をまだ引き出せていないというのだ。 マスクマンの力の源とは「オーラパワー」。 マスクマンの5人が姿長官に召集され、表向きは姿レーシングクラブとして活動しながら、これまで鍛錬を重ねてきたのは、何よりも、その「オーラパワー」の素質を見込まれての事であった。 地帝王ゼーバのパワーは凄まじく、その妖気によって早くも暗黒の地帝城を地上に発現させ、たちまち世界中を凍える闇の世界へと作り替えてしまった。 早くオーラパワーの極意を会得し、マスクマンの真価を発揮させなければ、チューブの地上制圧は時間の問題となってしまう。 しかし、タケルは美緒を想うあまり心をかき乱され、“雑念”をなかなか捨てきれず、修行はなかなか完成しない。 その間もチューブの猛攻は止むことを知らず、もはやこれまでと思われたその時、5人は絶体絶命の危機に追い込まれた(敢えて自ら危険な状況へと飛び込んだ)ことによって、遂にオーラパワーの発現に成功。 オーラパワーを伴う必殺技を扱えるようになったことで、暗黒の地帝城の妖気も打ち破ることが出来た。 過酷な特訓と戦闘の末、見事オーラパワーを目覚めさせたタケル達5人。 果たして、人の体に秘められた未知の力で、チューブの野望を打ち砕き、そして、美緒(イアル姫)ら心ある人々を救いだすことは出来るのだろうか!? *◎登場人物 **【光戦隊マスクマン】 鍛錬の末オーラパワーを身に付けた、姿レーシングチームの若者たち。 苗字は設定されていない((これは前作『フラッシュマン』のメンバーも同じであるが、彼らの場合は宇宙育ちで自らの親を知らないという事情があった。))。 オーラパワーは精神力によって大きく左右される性質を持っていることもあってか、基本的にメンバー全員が無茶をしがちで、長官もそれを黙認することが多く、長官の方からメンバーに無茶振りする機会も多い。 姿レーシングクラブは“仮の姿”ということになるが、姿長官も含めレーシングチームとしての仕事に誇りや愛着が無いわけではなく、マシン開発や自分たちを応援してくれる子どもとの交流はとても積極的に行なう。 なお、このマスクマン、&bold(){演じた俳優・女優が比較的早くに全員俳優業を引退した}というありがたくない称号があったりする(おそらく、今後もスーパー戦隊シリーズで唯一の事例となるものと思われる)。 このため『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』の客演及び[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]の譲渡シーンは難しいと思われたが…… ・&bold(){&color(red){レッドマスク/タケル}}(演:海津亮介) #center(){&bold(){&color(red){「負けられない……! 美緒を助けるまでは、死ぬものか!!」}} &bold(){&color(red){&italic(){美緒……君と別れて1年、君はずっと冷たい氷の中で閉じ込められていた。許してくれ……これまで何もできなかった俺を。だが、今こそ助けてみせる!俺の、この手で!!}}}} マスクマンのリーダーで23歳。 &color(red){普段から私服が赤のジャケット}という、&bold(){そりゃ戦隊レッドになるのも当然だわ}と言いたくなるような恰好をしている。 空手を得意とし、5人の中では最も強いオーラパワーの持ち主。 マシンの操縦にも長けているため、姿レーシングチーム時代ではレーサーを務めていた。 本作のストーリーは殆ど彼を基軸として回っていると言っても過言ではないため、シナリオ上でも戦闘シーンにおいても絶対的な存在感を発揮することが多く、単独での魅せ場は歴代戦隊レッドの中でも特に多い部類に入る。 5人の中では最もオーラパワーが強く、[[地球]]に迷い込んだM15惑星の少女ロロとシンクロするほどだった。 正義感が強くどんなピンチにも挫けない、まさに熱血漢と呼ぶに相応しい男だが、&bold(){&color(red){瞬間湯沸かし器}}と揶揄するほど頭に血が上りやすいのが玉に瑕。 特に、恋人である美緒の事が絡むと暴走し、&bold(){名実共にチームの中心人物だというのに他のメンバーの足を特に引っ張りがち}という、これまでのレッドにはない個性を持っている(後の[[天堂竜>レッドホーク/天堂竜]]に近い)。 とあるエピソードで「&bold(){22歳になるまで敗北というものを知らなかった}」と独白していたことから、もともと身体能力や格闘の技術は高かったらしい。 小さい頃は[[キカイダー>人造人間キカイダー]]ごっこが好きで、近所からも&bold(){「鼻つまみ者」}呼ばわりされるほどのワンパク坊主だった((少年時代のタケルが登場した第38話では、過去にタイムスリップしてきたハルカとモモコのスカートをめくる場面もあった。))。 戦う際は、おもに&bold(){&color(red){「アチョーッ!」「ハイヤーッ!」}}といった掛け声を発するが、別に[[裏声>ケンシロウ(北斗の拳)]][[(怪鳥音)>朔田流星]]だったりはしない。 演者は前年の『[[超新星フラッシュマン]]』に始まり、『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』では[[メディア魔術師>アイドル初体験(五星戦隊ダイレンジャー)]]を演じるなど、80~90年代にかけてのスーパー戦隊で頻繁にゲスト出演していた。 俳優を辞めた後は[[ラーメン]]屋の店主になっており、イエローマスクやジェットマン、レッドターボやメタルダーやしょこたんも来ているらしい。 2022年には『怪人開発部の黒井津さん』の3話ナレーションを担当。ファンを驚かせた。 使用武器:マスキーブレード [[必殺技]]:レーザーアロー、マスキーブレード・オーラ斬り、マスキークラッシュ、ゴッドハンド ・&bold(){&color(purple){ブラックマスク/ケンタ}}(演:草刈滉一) #center(){&bold(){&color(purple){「俺はケンタ! ブラックマスク! 俺達の夢は地球の平和を守り、F1レースでチャンピオンになることだ!!」}}} マスクマンのサブリーダーで22歳。 子どもの頃から山の中の道場で“先生”と慕う武術の師範・車 翔吾(演:新海丈夫)から厳しい指導を受けながら過ごしてきた。 なお、この車先生、久しぶりに訪ねてきただけで&bold(){問答無用で不意打ちしてくる}ほどのスパルタ師範であるが、人格・実力共に極めて善い人であり、ケンタも今も変わらず慕っている。 師範が登場する第16話では地帝獣ガマラドグラーによってオーラパワーを極限まで奪われた4人の分まで戦っている。 カンフーやテコンドーに長けたパワーファイターだが、その一方で変身後はマスキーロッドによる棒術を駆使した戦い方をする。 女の子に弱く惚れっぽいが、あまり結果には結びつかない(厳密にいうと、女性のゲストキャラが登場すると割と良好な関係に発展することが多いのだが、結局はその場限りの交流で終わってしまう)。 本編開始の2年前、サンレーシングチームに所属していたためかメカニックに強く、よく[[バイク]]を乗り回してはタケノコ族に紛れてナンパに向かったりしている。なお、第32話ではサンレーシングチームのレーサーだった進也(演:坂井徹)を励ますため、彼の弟の直也(演:市川浩)と共にボロ車を修理するものの、地帝獣レンズドグラーのレンズが偶然後部座席に入り込んだことでオヨブーに追われてしまうことに……。 第37話では催眠術を受け戦意喪失しながらも後楽園ゆうえんちで日本一のコックを目指す良助(演:山内広聡)との交流を経て、夢のために再び戦う勇気を取り戻した。 第7話の次回予告での台詞&bold(){&color(purple){「可愛くて、優しくて、勇気があって……好みのタイプ!」}}はある意味伝説((この作品の次回予告でナレーターの武田氏以外の人物のセリフが入るのはこの回だけである。))。 因みに俳優を引退した後は会社員になっている。 使用武器:マスキーロッド ・&bold(){&color(blue){[[ブルーマスク/アキラ]]}}(演:広田一成) #center(){&bold(){&color(blue){「なんだよ、子ども子どもって……小さいからってバカにすんなよ。これでも16歳だぞーっ!!」}}} ケンタの弟分でメンバー最年少の16歳。 元々は山の中で質素に自給自足生活を送っており、周りの子どもたちから兄貴分として慕われていたが、その卓越した身体能力を見込まれてマスクマンにスカウトされた。 身体が小さく子ども扱いされることを気にしているが中国拳法の達人で、[[双剣>二刀流/双刀・双剣]]の使い手。 が、ケンタ同様、固有装備は[[トンファー>トンファー(武器)]]だったりするなど変身前と変身後で戦い方が何故か大きく変わってしまう。 天真爛漫…を通り越して、もはや天然ボケの域に達しているほどの非常に呑気な性格で、好きな食べ物はリンゴ。当時の人気アイドルであった南野陽子に入れ込むミーハーな面も。 偶然地底世界に迷い込んで地上に憧れる幼い兄妹と交流する、アナグマスの妖術で記憶喪失になる、終盤には[[洗脳]]され地帝剣士ウナスとなって仲間と敵対する等、&bold(){&font(#0000ff){まるでヒロインの如き扱いを受けた}}。 後に『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』には[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]を与えた[[レジェンド戦隊>レジェンド戦隊(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]の一人として登場(詳細は後述)。 前述のようにマスクマンのメンバーは『ゴーカイジャー』放送時点で5人全員が俳優業を引退していたため、喜んだファンも多かったのではなかろうか……。 詳細は個別項目を参照。 使用武器:マスキートンファー 必殺技:炎返し、トンファースピン、ブルースクリュー ・&bold(){&color(gold){イエローマスク/ハルカ}}(演:永田由紀) #center(){&bold(){&color(gold){「チューブは戦いの神に見放されたわ。お前たちに勝利は来ないわ!」}}} 男勝りで姐御肌の20歳。[[忍者]]の家系の出身であり、身体能力は高く、九節鞭と手裏剣を武器に戦う。 また、洞察力に優れ、変装術にも長けている。 幼い頃から修行漬けの毎日を送っており、普通の女の子らしい生活を殆ど送れず、とても可愛がっていたアンティークドールの「マリーちゃん」を「忍者の修行の邪魔になる」と父に捨てられてしまった哀しい過去を持つ((なお、このマリーちゃん、どういう経緯を辿ったのかは不明だが、都内某所のアンティークショップに中古品として流れ着いており、とあるエピソードで重要なアイテムとなった。))。 その反面、忍びとしての誇りを強く持っており、シノビドグラーを倒しスーパーシノビにならんと大っぴらに技を競い合って多くの市民を巻き込むフーミンとオヨブーに怒りを爆発させた。 第47話では、光戦隊の傍らでモダンダンスコンクールに向けて少女ヒトミ(演:加富木あや)のソロレッスンも行っていたことが判明。 最終決戦前にチューブが戦いの神に捧げる「地底ダンスの儀式」の生け贄として狙われたため、単独でタキシード姿のタップダンサーに変装し儀式を失敗に追い込んだ。 OPや特訓時などでのレオタード姿が印象的だが、別に[[その格好で踊ったり>快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]はしない。 演者は2019年時点で既に引退しているが、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』最終回にて名も無き一般人の役としてゲスト出演した。 使用武器:マスキーローター 必殺技:イエローマスク影分身 ・&bold(){&color(pink){ピンクマスク/モモコ}}(演:前田賀奈子) #center(){&bold(){&color(pink){「みんなだってできるわよ。人間に不可能はないわ、努力すれば誰だってできるの。己を信じ、決してへこたれず、最後までやり抜けばね」}} &bold(){&color(pink){「すっごい格好いい人でさぁー」}}} 子供好きで茶目っ気たっぷり。お転婆な性格の19歳。 お転婆ながらも芯は強い。類い稀なる美貌を誇るが、時代が時代ゆえか太眉が特徴((当時の流行ファッション))。下記の光に只惚れて、2つ目の台詞を言う。 太極拳を得意とし、“[[剛の拳より柔の拳>トキ(北斗の拳)]]”的なファイティングスタイルを取る。 第15話では5歳の頃、祖母の住む田舎で洞窟に迷い込んだ際に5年に一度花を咲くと言われるキャロルラブの花に助けられた思い出を大切にする少女らしい面も持つと判明。はぐれると泣いており、その頃は普通の少女。 拳法の道を志した動機は不明。美貌が台無しになる厳しい訓練の度にそれを思い出しながら努力を積み重ねているが、地帝獣ゲルゲドグラーの咲かせた毒花・地獄花に対抗しうることを知った際誰よりも悲しんでいた((断腸の思いでキャロルラブを駆除剤にした後、ゲルゲドグラーに怒りをぶつけている。))。 また、普段は子供に太極拳を指南しており、&bold(){&color(pink){「己を信じ、決して最後まで諦めない」}}ことを伝えている。それ故か、子供が絡んだときの責任感は特に強い。第42話はモモコの主役回であってほしかった。 第20話ではモモコの武術を&bold(){「子供騙しの間違った拳法」}と見下す&ruby(こつひ){骨妃}(演:高沢順子)=地帝獣ドクロドグラーと死闘を繰り広げる。&s(){女優は年増だし、モモコの美貌に嫉妬する展開がよかったかもしれない。} 子供達との約束を守り、弟子のユウスケとミチオを救う為に&bold(){&color(pink){「見せてあげる……! 約束の教えを!!」}}とあえて変身せずに戦い、ドクロドグラーの腹を素手でぶち破ったが、そのダメージも尋常ではなく、撃破後はショットボンバーの衝撃に耐えきれず戦闘不能に陥ってしまった。 第34話では地帝獣グロンドグラー(声:[[中田譲治]])/&ruby(ひかる){光}(演:石渡康浩)が300年前に傷を手当してくれた女性の面影を重ね合わせたことも。彼と相思相愛となった((光はさしたる美男でなく、モモコは「私の美しさと釣り合わない男は嫌」と高飛車になってもおかしくない絶世の美女ながらそうならないのがまた良し。))。 ハルカとは仲が良く、第41話でチューブの作戦を阻止すべく2人でキロスの魔手にかかったふりをして強盗に扮した事もある。 その体を張った演者のアクションの凄まじさから、一部では&bold(){「歴代最強ピンク」}との呼び声が高い。前述のキャラも演じきっており、才色兼備という言葉は演者のためにある。 なお演者は俳優業を引退したが、ハルカやタケルのTwitter等にて時折姿を見せている。 使用武器:マスキーリボン #center(){&bold(){&color(green){「タケル、お前はマスクマンのリーダーに相応しい男。死んではならん男だ!」}}} 第39話ゲストで、タケル達以前に光戦隊の有力候補だった人物。 チューブにピアニスト志望だった恋人のユウコを殺され、「一人の女を守れなかった俺が地球の平和を守れるはずがない」という無念から長官の元を去った。 しかし、戦士としての想いは完全に捨て切れておらず、一度だけ戻ってきてマスクマンと共に戦った。 2回目のマグマドグラーとの戦いにおいて強化されたヘルバーストを受け止めた体当たりした際に全エネルギーを放出し、変身能力を失った後は子供に武道を教える為に[[バイク]]で旅立った。 専用の武器はなく、ベルトのバックルから白いガスを噴出したり、右手にオーラパワーを集中させ発射して攻撃する。 「6人目」と姿長官、チューブからも呼称、5人とは距離を取るなど、[[ドラゴンレンジャー>ドラゴンレンジャー/ブライ]]以降の追加戦士の先駆けとなり、 スーツアクターも後年[[キングレンジャー>キングレンジャー/リキ]]や[[黒騎士>黒騎士ブルブラック/黒騎士ヒュウガ]]、[[ガオシルバー>ガオシルバー/大神月麿]]、キョウリュウゴールドなど6人目の戦士を担当してきた大藤直樹氏の為、その意味でも原点である(特にタケルとのやり取りは『ジェットマン』の第3話そのものである)。 このように追加戦士の原点として紹介される事もあるが、変身能力を喪失したためか、残念ながらその後の戦隊シリーズには未登場。 ちなみに撮影用のスーツは本作の前身となった没企画『ザ・ファイブマン』のデザイン検討用に造形されていたマスクを赤から緑に塗り直して[[流用>スーツの改造・流用(スーパー戦隊シリーズ)]]し、新造の首から下と組み合わせることで製作された。 ちなみに演じた東氏は元[[ジャニーズ系アイドル>ジャニーズ事務所]]で(バンドユニット「ANKH」に所属)、平成時代初期に俳優業を引退し、現在は映画監督として活動している。 また2019年に公開したある短編映画には、[[ファイブレッド>ファイブレッド/星川学]]・ファイブブルー・[[ティラノレンジャー>ティラノレンジャー/ゲキ]]・[[リュウレンジャー>リュウレンジャー/"天火星"亮]]・ニンジャホワイトといった錚々たる面々が出演していた。 ・&bold(){姿三十郎}(演:谷隼人) #center(){&bold(){「人間はその体を鍛えれば鍛えるほど強くなる。そして、人知を超えた力……想像を絶した力を引き出すことができる」} &bold(){「タケル、ケンタ、アキラ、ハルカ、モモコ、何のために今までその体を鍛えてきたんだ!己を信じて、さらに鍛えるんだ!」} &bold(){「愛の力は偉大なんだ。東博士、君も人を愛したことあるだろう?」} &bold(){「愛が若者を勇気づけ、愛する者のためならば、人知を超えた力を発揮する。それはちょうど、オーラパワーに似た力と言っていい。信じよう……タケルの愛の深さを!」}} 光戦隊の長官。オーラパワーを極めた武道の達人であり、優秀な科学者でもある。 地底帝国チューブの脅威を知った彼は、オーラパワーの素質がある若者を見つけるべく全国を回り、タケル達をマスクマンに任命した。 常にタケルに限界に挑むような過酷な特訓を強いらせるが、すべては地上を守るためでもある。 その一方で姿レーシングクラブのボスとしての顔を持ち、4話で「姿スーパーF1モデル」を改造する5人のために[[おにぎり>おにぎり(食品)]]を振る舞う面も見せている。 本人曰く「俺は不器用でね。カッコ悪いけれどもおかか・梅干し・シャケ・たらこ、いろいろあるぞ!」とのことだが、味はかなり好評。 第40話では地底から脱出したメルメ族の女性から一人娘であるマユを託され、足ながおじさんのように彼女を見守り世界的ピアニスト・香月眉(演:岡谷章子)として育ててきた過去が描かれている。 第27話ではショットボンバーを破壊したキロスとベームドグラーに対し、一生に一度しか使えない「命のオーラ」を発動。 マスクマンのオーラパワーと合わせることでベームドグラーを撃破するが、反動は凄まじく、モモコも&bold(){&color(hotpink){「二度と使えない」}}と呟くまでに深刻なダメージを受けてしまった。 OPや第2話冒頭のように、座禅を組んだままでの空中浮遊が印象的 ちなみに演じた谷氏は同時期に他局で放送されていた『[[風雲!たけし城>痛快なりゆき番組 風雲!たけし城]]』にて毎週のように人海戦術で城攻めをしながら極稀にしか城を落とせない隊長役で出演していたが、 その中で&bold(){「たけし城も落とせない奴にチューブを倒せるわけがない」}とその城の[[殿>ビートたけし]]にツッコまれたのは有名な話。 ・&bold(){東博士}(演:七田玲子) 姿長官の秘書を務める女性科学者。 マスクマンのオーラパワーのチェックを担当する他、オペレーターとして司令室からの索敵や通信も行っている。 光戦隊には他にも多くの科学者やスタッフが所属しているが、全編に渡って登場したのはこの東博士のみである。 ・&bold(){&color(green){X1マスク/飛鳥リョオ}}(演:柴谷英樹(現・東真司)) ***【変身プロセス】 変身の決め台詞は&bold(){「オーラマスク!」}。変身に使うブレスレットは「マスキングブレス」。 修行によって培ったオーラパワーで空を飛び、各自の九字護身法の印を結ぶと、オーラで出来た壁のようなものが空中に現れ、それを突きぬけてマスクマンに変身する(その際、「○○マスク!」と自らの担当カラーを叫ぶ)。 これだけでも歴代シリーズの中でもかなり特殊な部類に入る変身プロセスであるが、そのうえ&bold(){変身シーンの間は、メンバー全員、男性だろうと女性だろうと下着姿になる}((男性陣はパンツ一丁、女性陣はキャミソール。))というブッ飛んだ描写がなされている(明確に描写されたのは3話と4話のみ。以降は、全身が光に包まれるような形へと変更された)。 5人一斉に変身する時はレッドのみが1画面で描かれ、その他メンバーは4分割で表示される((上段がブラック・イエロー、下段がピンク・ブルー))。また、名乗りもレッドのみである。一斉変身時でも全員が1画面ずつで描かれたこともあった。 一応、オーラパワーがなくてもマスキングブレスがあれば変身自体は任意で可能のようであり、第1話では変身シーンは明確に描かれておらず、タケル達は第2話以降でオーラパワーの会得のための修行を開始。明確な変身シーンが描かれたのは第4話からとなった。 心身が疲労し、バイオリズムが減少しオーラパワーが限界に近づくと、強制的にマスキースーツが解除されてしまう。 ちなみに、プロトタイプマスクマンであるリョオのみマスキングブレスを使わず、「チェンジパワー!」の変身コードと共に自力でマスキースーツを装着する。 **【[[地底帝国チューブ]]】 今作の敵組織。 光射さぬ地底の奥深くに存在する、&bold(){地帝城}を根城に&bold(){&color(black,goldenrod){地帝王ゼーバ}}(演:新海丈夫/声:加藤清三)の名のもとに地上制覇に乗り出した。 幹部の一人である&bold(){&color(goldenrod,black){イガム王子}}(演:浅見美那)は美緒こと&bold(){&color(deeppink){イアル姫}}(演:浅見美那(二役))の[[双子]]の兄であり、タケルを&bold(){&color(goldenrod,black){「妹を誑かした不届き者」}}として憎しみの刃を向けていく。 実は2話にして世界を闇に包む目的達成…と思ったら次回でマスクマンにそれを振り出しに戻され幹部全員が地団駄を踏むという地獄に叩き落とされた不名誉な称号がある悪組織だったりする。 ゼーバが支配する前は争いを好まぬ民族で、その支配を拒む心ある地底人も存在。 本編でもたびたびゲストとして登場している。 詳細は該当項目にて。 *◎必殺武器 ・&bold(){ショットボンバー} 前々作、前作から続くお約束の必殺のバズーカー砲(ただし、各自の装備を連結させる合体バズーカではなく、単体で成立している巨大な武器)。 5人のオーラパワーを集中して打ち出し、地帝獣を粉砕する。その威力はレーザーマグナムの35倍。 この手の武器にしては珍しく、どうやって取り出しているのか等の描写が全くない。また、発射する際には、センターを務めるレッドマスクが&bold(){エネルギーサーバーである巨大なバックパックを背負っている}という珍しい特徴がある。 第27話にて、キロスのクレッセントスクリューにより半壊状態となり、ベームドグラーとの合体攻撃によって完全に破壊されてしまった。 その残骸を手にしたキロスはゼーバの前に謁見、イアル姫を手にする条件でチューブに取り入ることになる。 第28話&29話冒頭では改良型((プロップは『電撃戦隊チェンジマン』のドラゴンズーカの改造))が登場したが、五人のオーラパワーに耐えきれず破壊されてしまった。 なお、当時発売されたDX玩具は、当時として珍しい銃撃音とライトギミック付きの水鉄砲だった。 そのため販促期間は夏までと定められており、後述のジェットカノンとの交代となった。 放送当時のCMの売り文句&bold(){「手応えあり!」}」は一部で有名で、お笑いコンビのメイプル超合金もこのフレーズを使った事も(カズレーザーが本作の大ファンであるため)。 テーマソング「ショットボンバー全力集中」はダンスを前提とした曲として製作されており、劇場版OPと第47話ラストでは実際にマスクマン5人によるダンスが披露された((なお、ダンスが終わって本編に突入した後も5人は踊っていたのと同じ場所にいたため、恐らく単なる演出ではなく本当にその場で踊っていたものと思われる。))。 47話においては既に必殺武器がジェットカノンに交代していたため、歌詞は「ショットボンバー」の部分のみ「ジェットカノン」に差し替えられている。 ・&bold(){&color(red){ジェットカノン}} 第29話、タケルたちが赤池主任(演:長谷川恒之)ら光戦隊の若い技師たちと共に開発した新型必殺武器。 20年前、地帝獣デスガドグラーのデスガガスを受け虚弱な体にされてしまった赤池がその体に鞭打ってまで開発、タケルのオーラパワーを注ぐことで起動した。 その名の通り飛行ジェット形態から巨大なトリガーを展開しバズーカー形態に変形、 トリガー部に立つレッドマスクを中心に5人がメディテイションしオーラパワーを集めることで、レーザーマグナムの45倍もの威力を持つエネルギー波を発射する。 サーフボードの要領でレッドマスクを機体上部に乗せ、最高時速800kmで飛行することも可能。その際に地帝獣に体当たりすることもある。 なお、光戦隊の技師の一人である黒川を演じた西村氏は、後番組『[[超獣戦隊ライブマン]]』で[[イエローライオン/大原丈]]を演じることになる。 *◎巨大ロボ・メカ ・&bold(){[[グレートファイブ]]} シリーズ初の5体合体ロボ。また、初めて銃を装備したロボットでもある。 光電子ライザーから放つオーラの剣技「ファイナルオーラバースト」。 5体合体でありながら華奢でスマートな垢抜けたデザインだったが、その分スーツの耐久力に難があったらしく、番組途中で修復不可能な程に破損してしまった事もあって終盤は殆ど出番が無く、最後の出番となった第48話にて合体シーンを省いて唐突に登場した事もある。 ・&bold(){[[ギャラクシーロボ]]} 第21話で登場した、巨大トレーラーが変形する2号ロボ。 人間同様に心を持ち、オーラパワーを生む事が出来る。 中盤グレートファイブがアナグマスの策略で一時使用不能になった際に初登場した。 必殺技「鉄拳オーラギャラクシー」は宙返りをしながら[[手刀>チョップ(プロレス技)]]で(鉄「拳」なのに…)相手を切り裂くという初の武器を用いない必殺技であり、迸る後光やハイテク曼荼羅等が背後に浮かぶ極めて特異な演出が印象に残る。 また、座禅を組んだり、敵を倒した後は合掌したりとロボ自体も極めて個性的。 ・&bold(){スピンクルーザー} 4話で地帝獣カビラドグラーの作り出したメビウストンネルに突入するため、 五人の手で「姿スーパーF1モデル」を改良したレッドマスク専用の[[自動車]]。 時速470kmを誇り、メビウストンネルを打ち破る高い馬力を誇る。 ボンネット部に搭載された二門のクルーザーバルカンはアングラー兵を吹き飛ばすほどの威力を持つ。 ・&bold(){マスクローダー} レッド以外の4人が運転する[[バイク]]。5話から登場。 パトロールには普通車が用いられるので出番はあまりないが、敵の追跡や戦闘で性能を発揮する。 *◎『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』において 初全員ゴーカイチェンジの第28話では[[超電子バイオマン]]と共に[[キアイドー]]に敗れ([[キャプテン・マーベラス>ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス]]の精神が不安定だったのが原因?)、後には「大いなる力」が[[バスコ・タ・ジョロキア]]に奪われていた事が判明。 80年代戦隊ファンは失意のどん底に叩き落された。まあ前述の状況では大いなる力の譲渡シーンは難しいという事情もあろうが……。 しかもよーく見ると結んでいる九字の印が臨闘陣烈在になっていない。ゴーカイレッドは日輪印(在)、[[ゴーカイブルー>ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン]]は智拳印(烈)、[[ゴーカイピンク>ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユ]]は普賢三昧揶印(臨)を結んでいるが、 [[ゴーカイイエロー>ゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ]]がブラックの担当する内縛印(陣)を結んでいる……のはまだ良いとしても、[[ゴーカイグリーン>ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー]]が残った内獅子印(闘)ではなくピンクと同じ臨を結んでしまっている。 しかし第49話にて、遂に&font(#0000ff){ブルーマスク/アキラ}がゲストとして登場し、ゴーカイジャーに大いなる力を授けた。 他の「大いなる力」を奪われた4戦隊([[地球戦隊ファイブマン]]、[[電撃戦隊チェンジマン]]、[[超新星フラッシュマン]]、[[太陽戦隊サンバルカン]])との合同レジェンド回ではあったが、 マスクマン変身メンバーを演じた俳優は『ゴーカイジャー』放送時点で全員俳優業を引退しているという状況で出演を絶望視されていた中での登場はファンを歓喜させた。 更に「マスクマンの大いなる力」として鉄拳オーラギャラクシーが25年ぶりに再現された。 *◎『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』において [[ゼンカイザー>ゼンカイザー/五色田介人]]が[[ツーカイザー>ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー]]と勝負した際にマスクマンの[[センタイギア>センタイギア/トジルギア(機界戦隊ゼンカイジャー)]]を使用。崖から転落したと見せかけて空中浮遊で生還した。 マスクマンと空中浮遊は一見すると関係が無さそうに見えるが、姿長官はOPや第2話で空中浮遊を披露している上、マスクマンの5人もオーラパワーが完全覚醒した時は宙に浮いていたのでピントが外れているわけではない。 &font(#ff0000){燃えるオーラで追記・修正!} 10.[[超新星フラッシュマン]]←11.光戦隊マスクマン→12.[[超獣戦隊ライブマン]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - せめてタケルとミオ(イアル姫)は幸せにしてやれよ! -- 名無しさん (2014-05-18 09:59:05) - ピンクマスクには妙にエロスを感じるんだよなあ -- 名無しさん (2014-05-18 10:09:06) - レジェンド戦士にアキラが選ばれたのは人気も高かったのだけれどかれ以外の4人が皆俳優を辞めてしまったため。下手をすればマスクマンのみレジェンドがでないかも・・・という危機感が制作側にもあったらしい。 -- 名無しさん (2014-05-18 10:35:18) - ↑確かアキラの人も引退してたはず。 -- 名無しさん (2014-05-18 18:40:17) - ↑引退はしてるね。ただスタッフとの繋がり自体はあったはず。 -- 名無しさん (2014-05-18 21:38:23) - そういやちょうどたけし城と時期がかぶってるんだよね、谷隼人。 -- 名無しさん (2014-06-02 21:59:58) - ↑それを本人とたけしが「風雲たけし城」でネタにしていたなwwwwwwwww。 -- 名無しさん (2014-06-02 22:05:31) - グレートファイブは終盤ほとんど出番が無かったって言われてるけど、最近の1号ロボットと比べると後半の出番は多い方なんだよな。俺はグレートファイブもギャラクシーロボも大好きだったから、あの出撃比率は良かったと思うけどね。 -- 名無しさん (2014-10-10 10:54:56) - ある意味バッドエンドだったな。 -- 名無しさん (2014-11-12 15:55:28) - ブラックは演技がアレでナニだった。 -- 名無しさん (2014-11-12 16:56:04) - ↑2 どっちかというとトゥルーエンドだろ?もしかしてフラッシュマンとごっちゃにしてる?(あれもトゥルーエンドな気がするけど) -- 名無しさん (2014-11-12 17:02:52) - OPは歌詞だけ見ると胡散臭い宗教っぽい感じなんだけど影山さんの歌を聞くとかなりカッコイイから好き。・・・でなんで劇場版ではそれじゃなくて『ショットボンバー全力集中』をプールで踊ってたんだ? -- 名無しさん (2014-11-12 17:12:12) - 今の所、(一応)一般怪人と同じカテゴリの奴がラスボスな戦隊ってマスクマンだけだろうか? -- 名無しさん (2014-11-12 19:45:52) - ↑3主人公とお姫様が別れるからさ・・・。フラッシュマンも一人しか親見つからないし結局フラッシュ症候群で地球に裏切られる形でバッドエンドでしょうが。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:03:46) - ↑別に地上が暗黒に包まれて終わったらバッドエンドかもしれないけど・・・。フラッシュもメスを倒したあと地球を去る際、いつか反フラッシュ現象を克服して地球に帰ると誓いを新たにする終わり方だし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:13:49) - ↑2ゴレンジャー以下いくつかの戦隊「じゃあ俺達基地破壊されたからバッドエンドで」 ライブ「友を一人しか救えなかった俺達も」 ターボ「シーロンと別れた俺達も」ジェット「ブラックが死んだ俺達も」ダイレン&キョウリュウ「戦いが子孫の代まで続く俺達も」タイム「レッド以外皆未来に帰った俺達もみんなバッドエンドということか」 -- 名無しさん (2014-11-12 22:24:35) - ↑少なくとも「ライブマン」と「ターボレンジャー」と「キョウリュウジャー」は不幸ではないと思うが。というか反論が極端じゃない? -- 名無しさん (2014-11-12 22:30:25) - ↑いやまあ、全部言い掛かりなんだかどね。ターボは何となくノリでつい書いたあと思ったけどまあいいかなって。キョウリュウはトリンの犠牲で勝てたうえに創造主も残ってる(多分出て来ないけど)、ライブマンは幹部連中の最期があれだし最終回ラストでどう見ても全員思うところがありそうな顔してたし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:45:14) - ↑3少なくともジェットで不幸だったのは「リエ」と「グレイ」だろ。アレはゴーカイジャーで目立ちまくっていたし天国でも酒飲んでるし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:49:56) - ターボは良い感じのハッピーエンドだったじゃねーか -- 名無しさん (2016-01-04 12:26:57) - とはいえレッドマスクは歴代赤の中でも一番不幸な終わり方をしたのは間違いなさそう -- 名無しさん (2016-03-25 23:27:13) - ゼーバの項目ってできないだろうか? -- 名無しさん (2016-03-26 12:26:58) - 最終的に別れちゃったけれど、タケルと美緒(イアル姫)は出会ったことをきっと後悔しないだろうと思う。EDテーマの歌詞にある「君と出会えてよかった」ように。 ↑4 創造主デビウスならほら、トッキュウVSキョウリュウで倒されちゃったし… -- 名無しさん (2016-03-26 16:59:45) - タケルは美緒(イアル姫)に最後までついて来ればよかったのに・・・ -- 名無しさん (2016-04-27 21:23:45) - 来月にレンタル解禁されるそうな -- 名無しさん (2016-07-03 15:48:08) - 地帝獣は今だったら地帝ドグラー部分は共通で使い回しができるようにしたと思う -- 名無しさん (2016-10-01 14:22:44) - 個人技で怪人倒せるようになった初の戦隊はターボレンジャーだと言われるけど、その前にレッドマスクがマスキークラッシュでロックドグラーとヨロイドグラーを倒してるんだよな -- 名無しさん (2016-10-01 19:41:46) - ダイレン・ゲキレンに受け継がれる拳法、初の5機合体ロボ、初の追加戦士、恋愛を主軸とした子供向けとしては大胆なストーリー…シリーズから見て一つのターニングポイントみたいな作品だというのは言い過ぎだろうか。 -- 名無しさん (2017-01-03 21:56:24) - 後にタケルはファイブイエローを匿った青年になったりゴーマ怪人になったりUAの司令官になったりジオ・ベース化学部門のチーフになったり -- 名無しさん (2017-01-03 22:33:08) - DSVD -- 名無しさん (2017-01-30 23:28:58) - ↑誤爆。DVDと書こうとした。で、そのDVDでは自主規制で発光処理されているけど本放送時は変身シーンの途中がほぼ裸だったような…。 -- 名無しさん (2017-01-30 23:31:15) - 個人武器の剣はブルーマスクに持たせたほうが良かったかも。 -- 名無しさん (2017-05-17 22:58:13) - 「大地帝剣」が「大地底剣」と表記されていますね。 -- 名無しさん (2017-05-18 06:13:33) - 時代の割にデザインが随分と洗練されているイメージ。 -- 名無しさん (2018-04-14 06:47:33) - 48話、バラバは自分でも愚かさを悔いてオヨブーは見限った彼に義理は通したのに「バラバ!裏切りに死す」というタイトルはひどい。 -- 名無しさん (2019-06-03 05:10:52) - この辺前後からモチーフという側面では結構な息切れ感がするな。「光戦隊」「マスクマン」って具体的にどういうヒーローなのかがぱっと浮かびづらい。ライブマンで動物モチーフを本格的に取り入れたのが息継ぎという印象 -- 名無しさん (2019-11-21 12:09:12) - なんでエンブレムが「5」だったり1号ロボの名前がグレートファイブなんだろうと長年の謎だったけど企画時のタイトル知って納得 -- 名無しさん (2019-12-03 20:05:04) - 正直、歴代の戦隊ヒーローの中でも顧みられることは少なく、かなり不遇な印象があるが、ゴーカイジャーだと意外とスポットが当たる機会が多かった気がする。 -- 名無しさん (2019-12-30 00:33:34) - 気!気!オーラパワー!! -- 名無しさん (2020-01-04 01:05:48) - ブルーマスクのアクションがカッコよかったな。演者も中国武術の達人らしいし。 -- 名無しさん (2020-05-25 18:13:10) - 武道家戦隊の先駆けなんだが、ダイレンジャーが良くも悪くもインパクトがデカすぎたせいか目立たなくて不遇な作品だよな 派手さは薄いけど、その分渋くて面白いのに -- 名無しさん (2020-11-03 18:37:12) - ↑多分、ダイレンジャーやゲキレンジャーと違ってデザイン面では拳法感が薄いのもあるだろうね。当時は「子供にはメカ感を全面に押し出した方がウケる」ってのが業界の当たり前だったし。 -- 名無しさん (2022-01-15 12:27:20) - 今見てもアキラくん凄い美少年だな…追っかけいたのもわかる -- 名無しさん (2022-07-05 20:50:24) - ↑イケメンヒーローブームの時「ヒーローは昔は男らしかった」っていちゃもんにブルーマスクとか帰マンの郷さんとかいたじゃんって反論材料になったらしい -- 名無しさん (2022-07-05 22:39:32) - 90年代に作られたあるアニメとOP曲を組み合わせたMADでだいぶ風評被害を受けている気がする作品 -- 名無しさん (2022-07-06 16:46:06) - 劇場版のゲストキャラであるレライは日本では数少ない実写の人魚だよね。それ以外は「マンホールの中の人魚」ぐらいかな -- 名無しさん (2023-06-14 10:21:24) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/02(月) 23:32:31 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &big(){&bold(){&italic(){人の体には、未知の力が秘められている。}}} &big(){&bold(){&italic(){鍛えれば鍛えるほど、それは無限の力を発揮する!}}} &sizex(7){&bold(){&italic(){&color(red){MASKMAN}}}} &sizex(6){&bold(){&italic(){&color(red){光戦隊!}}}} &sizex(7){&bold(){&italic(){&color(red){マ&color(black){ス}&color(blue){ク}&color(gold){マ}&color(pink){ン}&color(green){!}!}}}} } 『光戦隊マスクマン』とは[[スーパー戦隊シリーズ]]第11作目。 1987年2月28日から1988年2月20日まで全51話が放送された。 #contents *◎概要 %%オカルト%%拳法をモチーフとし、そこに『[[ロミオとジュリエット]]』を彷彿とさせる&bold(){”敵味方に引き裂かれた男女の愛”}という要素を加えた作品。 そのため「『[[鳥人戦隊ジェットマン]]』の先駆け」と見る向きもある(奇遇にも、主題歌を唄っているのはどちらも影山ヒロノブ)。 なお、設定には主人公達は普段はレーシングチームを営んでいる点などがあるが、これは放映された1987年は[[中嶋悟]]氏が日本人初のF1レギュラードライバーとして参戦した年であり、また日本グランプリが鈴鹿サーキットで初めて開催され、フジテレビが全戦中継放送を開始するなど、F1ブームが始まっていた年でもあり、本作もその影響も受けている。 各種マシンや装備などのデザインは評価が高く、また、これまで主に[[メタルヒーローシリーズ]]でしばしば使われていたワイヤーフレームによるSFXが大胆に採り入れられている。 3DCGで描写されるOPのタイトルロゴは、当時度肝を抜かれた人も多かったのではないだろうか。 また、これまで2台や3台のメカによる[[合体]]で構成されていた巨大ロボが5台による合体となり、5人の戦士一人一人に専用マシンが与えられた初めてのスーパー戦隊である。 同様に5人の専用武器のなりきり玩具が出たのもシリーズ初である。 他にもこれまでの作品は&bold(){「第1話の時点でとにかく何でもかんでも見せ場を詰め込む」}という描き方が主流であったのに対し、 本作は世界観の説明、変身プロセスの体得、スーパーマシンの確保などの過程が数話に渡って描写されるという描き方がなされた。%%いずれにせよ第1話が詰め込み過ぎなのは従来と変わんないけど%% こういった構成は次回作『[[超獣戦隊ライブマン]]』など後年の様々な戦隊作品で採り入れられることとなる。 また ・&bold(){半身が機械で出来たサイボーグ化されてる仏像「ハイテク曼荼羅」の絵} ・&bold(){アバンタイトル開始早々いきなり姿を表しボディビルダーのポージングを行い、謎のパワーで氷を爆散させる謎の筋肉ムキムキのマッチョマン} ・&bold(){↑で爆散した氷の中から飛び出すマスクマン5人} ・&bold(){座禅を組んで空中浮遊する姿長官} など、かっこよさとシュールさが同居する色んな意味で印象的なOPは今なおネタにされる。 ナレーターには同じ[[テレビ朝日]]の『[[タモリ倶楽部]]』のナレーションでおなじみの武田広が起用された。 主題歌を作曲したのは、元ジャッキー吉川とブルーコメッツのメンバーにして『[[機動戦士ガンダム]]』の「哀戦士」などでアニソン界とも縁が深かった井上大輔氏であり、4年連続で歌謡曲・ニューミュージック畑の人間が抜擢された。 歌唱は『[[電撃戦隊チェンジマン]]』以来2年ぶりの担当となる影山ヒロノブ(『チェンジマン』の時は「KAGE」名義)。 劇伴音楽は劇場版『超人ロック』や、同名小説を題材としたイメージアルバムシリーズ『グイン・サーガ』等で知られる淡海悟郎氏を起用。 氏が東映特撮に参加したのはこれが唯一であり、シンセサイザーをふんだんに盛り込んだ壮大で神秘的な楽曲群はシリーズの中でも独特の存在感を放っている。 また、使用[[BGM]]が話数によって変わるのが特徴(後に登場するジェットカノン、ギャラクシーロボ等のBGMは固定されている)。 キャラクターデザインは『[[科学戦隊ダイナマン]]』から『[[超新星フラッシュマン]]』を手掛けた出渕裕に代わり、新貝田鉄也郎・森野うさぎ・秋恭摩の3人からなるデザイナーグループ「いちごはうす」と荻原直樹が担当した。 余談だが、『[[太陽戦隊サンバルカン]]』以来の[[サブタイトル]]が2行表示の回が複数ある((第30話・第31話・第36話・第39~42話・第44話・第48話が該当。))。 長らく東映特撮YouTube Officialで配信されなかったが、2019年11月より毎週金曜に待望の配信が開始された((ちなみに配信開始時点で前年の『フラッシュマン』も配信されており、終了後この枠は2010年代の仮面ライダー枠となった))。   当時放送された『[[超人機メタルダー]]』とは世界観が違うため本編の競演は無い…が、当時放送された『オールスター対抗ボウリング大会』で出演者同士がチームを組み準優勝と言う快挙を果たしている。 「47戦隊47都道府県」では[[奈良県]]を担当。 やはり大仏の座禅が由来と思われる。 *◎あらすじ #center(){&big(){&bold(){1987年・初春}}} とあるレーシングサーキットで、F1レーサー・タケルを擁する「姿レーシングチーム」が今まさにレースに挑んでいた。 ところが、そこに、謎の女性・美緒が突如として乱入。必死になってタケルの車を止めに掛かった。 美緒はタケルの恋人であり、二人は&bold(){マンホールの中から姿を現したところを偶然鉢合わせになる}という奇妙な経緯から出会った間柄であったが、すぐに意気投合し、とても仲睦まじいカップルとしてこれまでを過ごしてきた。 彼女が言うには、「地底帝国チューブ」が攻めてくるのだという。 チューブとは、人類が未だ足を踏み入れた事のない地底世界を統一した覇者であり、その首領である地帝王ゼーバが地上世界の征服を宣告したのだ。 美緒の訴えによりレースを離脱したタケルは、二人でバイクで逃避行を始めたが、まるでその動きを予知していたかのように、チューブのアングラモン戦闘機が二人めがけて爆撃を開始。逃げきれなかった二人は地割れへと呑み込まれ、美緒は自分の身に付けていたペンダントをタケルに託すと、蟻地獄のようなトラップに引きずり込まれて姿を消してしまった。 実は、美緒は元々地上侵略の足掛かりとしてゼーバが送り込んだ[[スパイ]]であり、その正体はイアル姫という地底界の王女であった。 しかし、タケルとの交流を経て考えを改め、帝国の方針に背いたため、制裁を受けることとなってしまったのだ。 圧倒的な力で地上を意のままに蹂躙するチューブ。しかし、そこに4体のスーパーマシンが突如として現れ、アングラモン戦闘機を次々と撃ち落とすと、その中から4人の戦士が姿を現した。 そして、後からもう一人の戦士も合流。 その正体は地割れから生還したタケルであり、姿レーシングクラブのメンバーである5人の若者の正体は、実は地底帝国チューブの侵攻を予期して結成されていたスーパー戦士・「光戦隊マスクマン」だったのだ。 見事チューブの地帝獣らの撃退に成功してみせるマスクマン。 5人は、自らの指導者である姿長官に大喜びで勝利を報告しに行くが、逆に一喝されてしまう。 姿長官が言うには、あれらはチューブが擁する戦力のほんの一部に過ぎず、そして、マスクマンもその真価をまだ引き出せていないというのだ。 マスクマンの力の源とは「オーラパワー」。 マスクマンの5人が姿長官に召集され、表向きは姿レーシングクラブとして活動しながら、これまで鍛錬を重ねてきたのは、何よりも、その「オーラパワー」の素質を見込まれての事であった。 地帝王ゼーバのパワーは凄まじく、その妖気によって早くも暗黒の地帝城を地上に発現させ、たちまち世界中を凍える闇の世界へと作り替えてしまった。 早くオーラパワーの極意を会得し、マスクマンの真価を発揮させなければ、チューブの地上制圧は時間の問題となってしまう。 しかし、タケルは美緒を想うあまり心をかき乱され、“雑念”をなかなか捨てきれず、修行はなかなか完成しない。 その間もチューブの猛攻は止むことを知らず、もはやこれまでと思われたその時、5人は絶体絶命の危機に追い込まれた(敢えて自ら危険な状況へと飛び込んだ)ことによって、遂にオーラパワーの発現に成功。 オーラパワーを伴う必殺技を扱えるようになったことで、暗黒の地帝城の妖気も打ち破ることが出来た。 過酷な特訓と戦闘の末、見事オーラパワーを目覚めさせたタケル達5人。 果たして、人の体に秘められた未知の力で、チューブの野望を打ち砕き、そして、美緒(イアル姫)ら心ある人々を救いだすことは出来るのだろうか!? *◎登場人物 **【光戦隊マスクマン】 鍛錬の末オーラパワーを身に付けた、姿レーシングチームの若者たち。 苗字は設定されていない((これは前作『フラッシュマン』のメンバーも同じであるが、彼らの場合は宇宙育ちで自らの親を知らないという事情があった。))。 オーラパワーは精神力によって大きく左右される性質を持っていることもあってか、基本的にメンバー全員が無茶をしがちで、長官もそれを黙認することが多く、長官の方からメンバーに無茶振りする機会も多い。 姿レーシングクラブは“仮の姿”ということになるが、姿長官も含めレーシングチームとしての仕事に誇りや愛着が無いわけではなく、マシン開発や自分たちを応援してくれる子どもとの交流はとても積極的に行なう。 なお、このマスクマン、&bold(){演じた俳優・女優が比較的早くに全員俳優業を引退した}というありがたくない称号があったりする(おそらく、今後もスーパー戦隊シリーズで唯一の事例となるものと思われる)。 このため『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』の客演及び[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]の譲渡シーンは難しいと思われたが…… ・&bold(){&color(red){レッドマスク/タケル}}(演:海津亮介) #center(){&bold(){&color(red){「負けられない……! 美緒を助けるまでは、死ぬものか!!」}} &bold(){&color(red){&italic(){美緒……君と別れて1年、君はずっと冷たい氷の中で閉じ込められていた。許してくれ……これまで何もできなかった俺を。だが、今こそ助けてみせる!俺の、この手で!!}}}} マスクマンのリーダーで23歳。 &color(red){普段から私服が赤のジャケット}という、&bold(){そりゃ戦隊レッドになるのも当然だわ}と言いたくなるような恰好をしている。 空手を得意とし、5人の中では最も強いオーラパワーの持ち主。 マシンの操縦にも長けているため、姿レーシングチーム時代ではレーサーを務めていた。 本作のストーリーは殆ど彼を基軸として回っていると言っても過言ではないため、シナリオ上でも戦闘シーンにおいても絶対的な存在感を発揮することが多く、単独での魅せ場は歴代戦隊レッドの中でも特に多い部類に入る。 5人の中では最もオーラパワーが強く、[[地球]]に迷い込んだM15惑星の少女ロロとシンクロするほどだった。 正義感が強くどんなピンチにも挫けない、まさに熱血漢と呼ぶに相応しい男だが、&bold(){&color(red){瞬間湯沸かし器}}と揶揄するほど頭に血が上りやすいのが玉に瑕。 特に、恋人である美緒の事が絡むと暴走し、&bold(){名実共にチームの中心人物だというのに他のメンバーの足を特に引っ張りがち}という、これまでのレッドにはない個性を持っている(後の[[天堂竜>レッドホーク/天堂竜]]に近い)。 とあるエピソードで「&bold(){22歳になるまで敗北というものを知らなかった}」と独白していたことから、もともと身体能力や格闘の技術は高かったらしい。 小さい頃は[[キカイダー>人造人間キカイダー]]ごっこが好きで、近所からも&bold(){「鼻つまみ者」}呼ばわりされるほどのワンパク坊主だった((少年時代のタケルが登場した第38話では、過去にタイムスリップしてきたハルカとモモコのスカートをめくる場面もあった。))。 戦う際は、おもに&bold(){&color(red){「アチョーッ!」「ハイヤーッ!」}}といった掛け声を発するが、別に[[裏声>ケンシロウ(北斗の拳)]][[(怪鳥音)>朔田流星]]だったりはしない。 演者は前年の『[[超新星フラッシュマン]]』に始まり、『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』では[[メディア魔術師>アイドル初体験(五星戦隊ダイレンジャー)]]を演じるなど、80~90年代にかけてのスーパー戦隊で頻繁にゲスト出演していた。 俳優を辞めた後は[[ラーメン]]屋の店主になっており、イエローマスクやジェットマン、レッドターボやメタルダーやしょこたんも来ているらしい。 2022年には『怪人開発部の黒井津さん』の3話ナレーションを担当。ファンを驚かせた。 使用武器:マスキーブレード [[必殺技]]:レーザーアロー、マスキーブレード・オーラ斬り、マスキークラッシュ、ゴッドハンド ・&bold(){&color(purple){ブラックマスク/ケンタ}}(演:草刈滉一) #center(){&bold(){&color(purple){「俺はケンタ! ブラックマスク! 俺達の夢は地球の平和を守り、F1レースでチャンピオンになることだ!!」}}} マスクマンのサブリーダーで22歳。 子どもの頃から山の中の道場で“先生”と慕う武術の師範・車 翔吾(演:新海丈夫)から厳しい指導を受けながら過ごしてきた。 なお、この車先生、久しぶりに訪ねてきただけで&bold(){問答無用で不意打ちしてくる}ほどのスパルタ師範であるが、人格・実力共に極めて善い人であり、ケンタも今も変わらず慕っている。 師範が登場する第16話では地帝獣ガマラドグラーによってオーラパワーを極限まで奪われた4人の分まで戦っている。 カンフーやテコンドーに長けたパワーファイターだが、その一方で変身後はマスキーロッドによる棒術を駆使した戦い方をする。 女の子に弱く惚れっぽいが、あまり結果には結びつかない(厳密にいうと、女性のゲストキャラが登場すると割と良好な関係に発展することが多いのだが、結局はその場限りの交流で終わってしまう)。 本編開始の2年前、サンレーシングチームに所属していたためかメカニックに強く、よく[[バイク]]を乗り回してはタケノコ族に紛れてナンパに向かったりしている。なお、第32話ではサンレーシングチームのレーサーだった進也(演:坂井徹)を励ますため、彼の弟の直也(演:市川浩)と共にボロ車を修理するものの、地帝獣レンズドグラーのレンズが偶然後部座席に入り込んだことでオヨブーに追われてしまうことに……。 第37話では催眠術を受け戦意喪失しながらも後楽園ゆうえんちで日本一のコックを目指す良助(演:山内広聡)との交流を経て、夢のために再び戦う勇気を取り戻した。 第7話の次回予告での台詞&bold(){&color(purple){「可愛くて、優しくて、勇気があって……好みのタイプ!」}}はある意味伝説((この作品の次回予告でナレーターの武田氏以外の人物のセリフが入るのはこの回だけである。))。 因みに俳優を引退した後は会社員になっている。 使用武器:マスキーロッド ・&bold(){&color(blue){[[ブルーマスク/アキラ]]}}(演:広田一成) #center(){&bold(){&color(blue){「なんだよ、子ども子どもって……小さいからってバカにすんなよ。これでも16歳だぞーっ!!」}}} ケンタの弟分でメンバー最年少の16歳。 元々は山の中で質素に自給自足生活を送っており、周りの子どもたちから兄貴分として慕われていたが、その卓越した身体能力を見込まれてマスクマンにスカウトされた。 身体が小さく子ども扱いされることを気にしているが中国拳法の達人で、[[双剣>二刀流/双刀・双剣]]の使い手。 が、ケンタ同様、固有装備は[[トンファー>トンファー(武器)]]だったりするなど変身前と変身後で戦い方が何故か大きく変わってしまう。 天真爛漫…を通り越して、もはや天然ボケの域に達しているほどの非常に呑気な性格で、好きな食べ物はリンゴ。当時の人気アイドルであった南野陽子に入れ込むミーハーな面も。 偶然地底世界に迷い込んで地上に憧れる幼い兄妹と交流する、アナグマスの妖術で記憶喪失になる、終盤には[[洗脳]]され地帝剣士ウナスとなって仲間と敵対する等、&bold(){&font(#0000ff){まるでヒロインの如き扱いを受けた}}。 後に『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』には[[大いなる力>大いなる力(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]を与えた[[レジェンド戦隊>レジェンド戦隊(海賊戦隊ゴーカイジャー)]]の一人として登場(詳細は後述)。 前述のようにマスクマンのメンバーは『ゴーカイジャー』放送時点で5人全員が俳優業を引退していたため、喜んだファンも多かったのではなかろうか……。 詳細は個別項目を参照。 使用武器:マスキートンファー 必殺技:炎返し、トンファースピン、ブルースクリュー ・&bold(){&color(gold){イエローマスク/ハルカ}}(演:永田由紀) #center(){&bold(){&color(gold){「チューブは戦いの神に見放されたわ。お前たちに勝利は来ないわ!」}}} 男勝りで姐御肌の20歳。[[忍者]]の家系の出身であり、身体能力は高く、九節鞭と手裏剣を武器に戦う。 また、洞察力に優れ、変装術にも長けている。 幼い頃から修行漬けの毎日を送っており、普通の女の子らしい生活を殆ど送れず、とても可愛がっていたアンティークドールの「マリーちゃん」を「忍者の修行の邪魔になる」と父に捨てられてしまった哀しい過去を持つ((なお、このマリーちゃん、どういう経緯を辿ったのかは不明だが、都内某所のアンティークショップに中古品として流れ着いており、とあるエピソードで重要なアイテムとなった。))。 その反面、忍びとしての誇りを強く持っており、シノビドグラーを倒しスーパーシノビにならんと大っぴらに技を競い合って多くの市民を巻き込むフーミンとオヨブーに怒りを爆発させた。 第47話では、光戦隊の傍らでモダンダンスコンクールに向けて少女ヒトミ(演:加富木あや)のソロレッスンも行っていたことが判明。 最終決戦前にチューブが戦いの神に捧げる「地底ダンスの儀式」の生け贄として狙われたため、単独でタキシード姿のタップダンサーに変装し儀式を失敗に追い込んだ。 OPや特訓時などでのレオタード姿が印象的だが、別に[[その格好で踊ったり>快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]はしない。 演者は2019年時点で既に引退しているが、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』最終回にて名も無き一般人の役としてゲスト出演した。 使用武器:マスキーローター 必殺技:イエローマスク影分身 ・&bold(){&color(pink){ピンクマスク/モモコ}}(演:前田賀奈子) #center(){&bold(){&color(pink){「みんなだってできるわよ。人間に不可能はないわ、努力すれば誰だってできるの。己を信じ、決してへこたれず、最後までやり抜けばね」}} &bold(){&color(pink){「すっごい格好いい人でさぁー」}}} 子供好きで茶目っ気たっぷり。お転婆な性格の19歳。 お転婆ながらも芯は強い。類い稀なる美貌を誇るが、時代が時代ゆえか太眉が特徴((当時の流行ファッション))。下記の光に只惚れて、2つ目の台詞を言う。 太極拳を得意とし、“[[剛の拳より柔の拳>トキ(北斗の拳)]]”的なファイティングスタイルを取る。 第15話では5歳の頃、祖母の住む田舎で洞窟に迷い込んだ際に5年に一度花を咲くと言われるキャロルラブの花に助けられた思い出を大切にする少女らしい面も持つと判明。はぐれると泣いており、その頃は普通の少女。 拳法の道を志した動機は不明。美貌が台無しになる厳しい訓練の度にそれを思い出しながら努力を積み重ねているが、地帝獣ゲルゲドグラーの咲かせた毒花・地獄花に対抗しうることを知った際誰よりも悲しんでいた((断腸の思いでキャロルラブを駆除剤にした後、ゲルゲドグラーに怒りをぶつけている。))。 また、普段は子供に太極拳を指南しており、&bold(){&color(pink){「己を信じ、決して最後まで諦めない」}}ことを伝えている。それ故か、子供が絡んだときの責任感は特に強い。第42話はモモコの主役回であってほしかった。 第20話ではモモコの武術を&bold(){「子供騙しの間違った拳法」}と見下す&ruby(こつひ){骨妃}(演:高沢順子)=地帝獣ドクロドグラーと死闘を繰り広げる。&s(){女優は年増だし、モモコの美貌に嫉妬する展開がよかったかもしれない。} 子供達との約束を守り、弟子のユウスケとミチオを救う為に&bold(){&color(pink){「見せてあげる……! 約束の教えを!!」}}とあえて変身せずに戦い、ドクロドグラーの腹を素手でぶち破ったが、そのダメージも尋常ではなく、撃破後はショットボンバーの衝撃に耐えきれず戦闘不能に陥ってしまった。 第34話では地帝獣グロンドグラー(声:[[中田譲治]])/&ruby(ひかる){光}(演:石渡康浩)が300年前に傷を手当してくれた女性の面影を重ね合わせたことも。彼と相思相愛となった((光はさしたる美男でなく、モモコは「私の美しさと釣り合わない男は嫌」と高飛車になってもおかしくない絶世の美女ながらそうならないのがまた良し。))。 ハルカとは仲が良く、第41話でチューブの作戦を阻止すべく2人でキロスの魔手にかかったふりをして強盗に扮した事もある。 その体を張った演者のアクションの凄まじさから、一部では&bold(){「歴代最強ピンク」}との呼び声が高い。前述のキャラも演じきっており、才色兼備という言葉は演者のためにある。 なお演者は俳優業を引退したが、ハルカやタケルのTwitter等にて時折姿を見せている。 使用武器:マスキーリボン ・&bold(){姿三十郎}(演:谷隼人) #center(){&bold(){「人間はその体を鍛えれば鍛えるほど強くなる。そして、人知を超えた力……想像を絶した力を引き出すことができる」} &bold(){「タケル、ケンタ、アキラ、ハルカ、モモコ、何のために今までその体を鍛えてきたんだ!己を信じて、さらに鍛えるんだ!」} &bold(){「愛の力は偉大なんだ。東博士、君も人を愛したことあるだろう?」} &bold(){「愛が若者を勇気づけ、愛する者のためならば、人知を超えた力を発揮する。それはちょうど、オーラパワーに似た力と言っていい。信じよう……タケルの愛の深さを!」}} 光戦隊の長官。オーラパワーを極めた武道の達人であり、優秀な科学者でもある。 地底帝国チューブの脅威を知った彼は、オーラパワーの素質がある若者を見つけるべく全国を回り、タケル達をマスクマンに任命した。 常にタケルに限界に挑むような過酷な特訓を強いらせるが、すべては地上を守るためでもある。 その一方で姿レーシングクラブのボスとしての顔を持ち、4話で「姿スーパーF1モデル」を改造する5人のために[[おにぎり>おにぎり(食品)]]を振る舞う面も見せている。 本人曰く「俺は不器用でね。カッコ悪いけれどもおかか・梅干し・シャケ・たらこ、いろいろあるぞ!」とのことだが、味はかなり好評。 第40話では地底から脱出したメルメ族の女性から一人娘であるマユを託され、足ながおじさんのように彼女を見守り世界的ピアニスト・香月眉(演:岡谷章子)として育ててきた過去が描かれている。 第27話ではショットボンバーを破壊したキロスとベームドグラーに対し、一生に一度しか使えない「命のオーラ」を発動。 マスクマンのオーラパワーと合わせることでベームドグラーを撃破するが、反動は凄まじく、モモコも&bold(){&color(hotpink){「二度と使えない」}}と呟くまでに深刻なダメージを受けてしまった。 OPや第2話冒頭のように、座禅を組んだままでの空中浮遊が印象的 ちなみに演じた谷氏は同時期に他局で放送されていた『[[風雲!たけし城>痛快なりゆき番組 風雲!たけし城]]』にて毎週のように人海戦術で城攻めをしながら極稀にしか城を落とせない隊長役で出演していたが、 その中で&bold(){「たけし城も落とせない奴にチューブを倒せるわけがない」}とその城の[[殿>ビートたけし]]にツッコまれたのは有名な話。 ・&bold(){東博士}(演:七田玲子) 姿長官の秘書を務める女性科学者。 マスクマンのオーラパワーのチェックを担当する他、オペレーターとして司令室からの索敵や通信も行っている。 光戦隊には他にも多くの科学者やスタッフが所属しているが、全編に渡って登場したのはこの東博士のみである。 ・&bold(){&color(green){X1マスク/飛鳥リョオ}}(演:柴谷英樹(現・東真司)) #center(){&bold(){&color(green){「タケル、お前はマスクマンのリーダーに相応しい男。死んではならん男だ!」}}} 第39話ゲストで、タケル達以前に光戦隊の有力候補だった人物。 チューブにピアニスト志望だった恋人のユウコを殺され、「一人の女を守れなかった俺が地球の平和を守れるはずがない」という無念から長官の元を去った。 しかし、戦士としての想いは完全に捨て切れておらず、一度だけ戻ってきてマスクマンと共に戦った。 2回目のマグマドグラーとの戦いにおいて強化されたヘルバーストを受け止めた体当たりした際に全エネルギーを放出し、変身能力を失った後は子供に武道を教える為に[[バイク]]で旅立った。 専用の武器はなく、ベルトのバックルから白いガスを噴出したり、右手にオーラパワーを集中させ発射して攻撃する。 「6人目」と姿長官、チューブからも呼称、5人とは距離を取るなど、[[ドラゴンレンジャー>ドラゴンレンジャー/ブライ]]以降の追加戦士の先駆けとなり、 スーツアクターも後年[[キングレンジャー>キングレンジャー/リキ]]や[[黒騎士>黒騎士ブルブラック/黒騎士ヒュウガ]]、[[ガオシルバー>ガオシルバー/大神月麿]]、キョウリュウゴールドなど6人目の戦士を担当してきた大藤直樹氏の為、その意味でも原点である(特にタケルとのやり取りは『ジェットマン』の第3話そのものである)。 このように追加戦士の原点として紹介される事もあるが、変身能力を喪失したためか、残念ながらその後の戦隊シリーズには未登場。 ちなみに撮影用のスーツは本作の前身となった没企画『ザ・ファイブマン』のデザイン検討用に造形されていたマスクを赤から緑に塗り直して[[流用>スーツの改造・流用(スーパー戦隊シリーズ)]]し、新造の首から下と組み合わせることで製作された。 ちなみに演じた東氏は元[[ジャニーズ系アイドル>ジャニーズ事務所]]で(バンドユニット「ANKH」に所属)、平成時代初期に俳優業を引退し、現在は映画監督として活動している。 また2019年に公開したある短編映画には、[[ファイブレッド>ファイブレッド/星川学]]・ファイブブルー・[[ティラノレンジャー>ティラノレンジャー/ゲキ]]・[[リュウレンジャー>リュウレンジャー/"天火星"亮]]・ニンジャホワイトといった錚々たる面々が出演していた。 ***【変身プロセス】 変身の決め台詞は&bold(){「オーラマスク!」}。変身に使うブレスレットは「マスキングブレス」。 修行によって培ったオーラパワーで空を飛び、各自の九字護身法の印を結ぶと、オーラで出来た壁のようなものが空中に現れ、それを突きぬけてマスクマンに変身する(その際、「○○マスク!」と自らの担当カラーを叫ぶ)。 これだけでも歴代シリーズの中でもかなり特殊な部類に入る変身プロセスであるが、そのうえ&bold(){変身シーンの間は、メンバー全員、男性だろうと女性だろうと下着姿になる}((男性陣はパンツ一丁、女性陣はキャミソール。))というブッ飛んだ描写がなされている(明確に描写されたのは3話と4話のみ。以降は、全身が光に包まれるような形へと変更された)。 5人一斉に変身する時はレッドのみが1画面で描かれ、その他メンバーは4分割で表示される((上段がブラック・イエロー、下段がピンク・ブルー))。また、名乗りもレッドのみである。一斉変身時でも全員が1画面ずつで描かれたこともあった。 一応、オーラパワーがなくてもマスキングブレスがあれば変身自体は任意で可能のようであり、第1話では変身シーンは明確に描かれておらず、タケル達は第2話以降でオーラパワーの会得のための修行を開始。明確な変身シーンが描かれたのは第4話からとなった。 心身が疲労し、バイオリズムが減少しオーラパワーが限界に近づくと、強制的にマスキースーツが解除されてしまう。 ちなみに、プロトタイプマスクマンであるリョオのみマスキングブレスを使わず、「チェンジパワー!」の変身コードと共に自力でマスキースーツを装着する。 **【[[地底帝国チューブ]]】 今作の敵組織。 光射さぬ地底の奥深くに存在する、&bold(){地帝城}を根城に&bold(){&color(black,goldenrod){地帝王ゼーバ}}(演:新海丈夫/声:加藤清三)の名のもとに地上制覇に乗り出した。 幹部の一人である&bold(){&color(goldenrod,black){イガム王子}}(演:浅見美那)は美緒こと&bold(){&color(deeppink){イアル姫}}(演:浅見美那(二役))の[[双子]]の兄であり、タケルを&bold(){&color(goldenrod,black){「妹を誑かした不届き者」}}として憎しみの刃を向けていく。 実は2話にして世界を闇に包む目的達成…と思ったら次回でマスクマンにそれを振り出しに戻され幹部全員が地団駄を踏むという地獄に叩き落とされた不名誉な称号がある悪組織だったりする。 ゼーバが支配する前は争いを好まぬ民族で、その支配を拒む心ある地底人も存在。 本編でもたびたびゲストとして登場している。 詳細は該当項目にて。 *◎必殺武器 ・&bold(){ショットボンバー} 前々作、前作から続くお約束の必殺のバズーカー砲(ただし、各自の装備を連結させる合体バズーカではなく、単体で成立している巨大な武器)。 5人のオーラパワーを集中して打ち出し、地帝獣を粉砕する。その威力はレーザーマグナムの35倍。 この手の武器にしては珍しく、どうやって取り出しているのか等の描写が全くない。また、発射する際には、センターを務めるレッドマスクが&bold(){エネルギーサーバーである巨大なバックパックを背負っている}という珍しい特徴がある。 第27話にて、キロスのクレッセントスクリューにより半壊状態となり、ベームドグラーとの合体攻撃によって完全に破壊されてしまった。 その残骸を手にしたキロスはゼーバの前に謁見、イアル姫を手にする条件でチューブに取り入ることになる。 第28話&29話冒頭では改良型((プロップは『電撃戦隊チェンジマン』のドラゴンズーカの改造))が登場したが、五人のオーラパワーに耐えきれず破壊されてしまった。 なお、当時発売されたDX玩具は、当時として珍しい銃撃音とライトギミック付きの水鉄砲だった。 そのため販促期間は夏までと定められており、後述のジェットカノンとの交代となった。 放送当時のCMの売り文句&bold(){「手応えあり!」}」は一部で有名で、お笑いコンビのメイプル超合金もこのフレーズを使った事も(カズレーザーが本作の大ファンであるため)。 テーマソング「ショットボンバー全力集中」はダンスを前提とした曲として製作されており、劇場版OPと第47話ラストでは実際にマスクマン5人によるダンスが披露された((なお、ダンスが終わって本編に突入した後も5人は踊っていたのと同じ場所にいたため、恐らく単なる演出ではなく本当にその場で踊っていたものと思われる。))。 47話においては既に必殺武器がジェットカノンに交代していたため、歌詞は「ショットボンバー」の部分のみ「ジェットカノン」に差し替えられている。 ・&bold(){&color(red){ジェットカノン}} 第29話、タケルたちが赤池主任(演:長谷川恒之)ら光戦隊の若い技師たちと共に開発した新型必殺武器。 20年前、地帝獣デスガドグラーのデスガガスを受け虚弱な体にされてしまった赤池がその体に鞭打ってまで開発、タケルのオーラパワーを注ぐことで起動した。 その名の通り飛行ジェット形態から巨大なトリガーを展開しバズーカー形態に変形、 トリガー部に立つレッドマスクを中心に5人がメディテイションしオーラパワーを集めることで、レーザーマグナムの45倍もの威力を持つエネルギー波を発射する。 サーフボードの要領でレッドマスクを機体上部に乗せ、最高時速800kmで飛行することも可能。その際に地帝獣に体当たりすることもある。 なお、光戦隊の技師の一人である黒川を演じた西村氏は、後番組『[[超獣戦隊ライブマン]]』で[[イエローライオン/大原丈]]を演じることになる。 *◎巨大ロボ・メカ ・&bold(){[[グレートファイブ]]} シリーズ初の5体合体ロボ。また、初めて銃を装備したロボットでもある。 光電子ライザーから放つオーラの剣技「ファイナルオーラバースト」。 5体合体でありながら華奢でスマートな垢抜けたデザインだったが、その分スーツの耐久力に難があったらしく、番組途中で修復不可能な程に破損してしまった事もあって終盤は殆ど出番が無く、最後の出番となった第48話にて合体シーンを省いて唐突に登場した事もある。 ・&bold(){[[ギャラクシーロボ]]} 第21話で登場した、巨大トレーラーが変形する2号ロボ。 人間同様に心を持ち、オーラパワーを生む事が出来る。 中盤グレートファイブがアナグマスの策略で一時使用不能になった際に初登場した。 必殺技「鉄拳オーラギャラクシー」は宙返りをしながら[[手刀>チョップ(プロレス技)]]で(鉄「拳」なのに…)相手を切り裂くという初の武器を用いない必殺技であり、迸る後光やハイテク曼荼羅等が背後に浮かぶ極めて特異な演出が印象に残る。 また、座禅を組んだり、敵を倒した後は合掌したりとロボ自体も極めて個性的。 ・&bold(){スピンクルーザー} 4話で地帝獣カビラドグラーの作り出したメビウストンネルに突入するため、 五人の手で「姿スーパーF1モデル」を改良したレッドマスク専用の[[自動車]]。 時速470kmを誇り、メビウストンネルを打ち破る高い馬力を誇る。 ボンネット部に搭載された二門のクルーザーバルカンはアングラー兵を吹き飛ばすほどの威力を持つ。 ・&bold(){マスクローダー} レッド以外の4人が運転する[[バイク]]。5話から登場。 パトロールには普通車が用いられるので出番はあまりないが、敵の追跡や戦闘で性能を発揮する。 *◎『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』において 初全員ゴーカイチェンジの第28話では[[超電子バイオマン]]と共に[[キアイドー]]に敗れ([[キャプテン・マーベラス>ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス]]の精神が不安定だったのが原因?)、後には「大いなる力」が[[バスコ・タ・ジョロキア]]に奪われていた事が判明。 80年代戦隊ファンは失意のどん底に叩き落された。まあ前述の状況では大いなる力の譲渡シーンは難しいという事情もあろうが……。 しかもよーく見ると結んでいる九字の印が臨闘陣烈在になっていない。ゴーカイレッドは日輪印(在)、[[ゴーカイブルー>ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン]]は智拳印(烈)、[[ゴーカイピンク>ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユ]]は普賢三昧揶印(臨)を結んでいるが、 [[ゴーカイイエロー>ゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ]]がブラックの担当する内縛印(陣)を結んでいる……のはまだ良いとしても、[[ゴーカイグリーン>ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー]]が残った内獅子印(闘)ではなくピンクと同じ臨を結んでしまっている。 しかし第49話にて、遂に&font(#0000ff){ブルーマスク/アキラ}がゲストとして登場し、ゴーカイジャーに大いなる力を授けた。 他の「大いなる力」を奪われた4戦隊([[地球戦隊ファイブマン]]、[[電撃戦隊チェンジマン]]、[[超新星フラッシュマン]]、[[太陽戦隊サンバルカン]])との合同レジェンド回ではあったが、 マスクマン変身メンバーを演じた俳優は『ゴーカイジャー』放送時点で全員俳優業を引退しているという状況で出演を絶望視されていた中での登場はファンを歓喜させた。 更に「マスクマンの大いなる力」として鉄拳オーラギャラクシーが25年ぶりに再現された。 *◎『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』において [[ゼンカイザー>ゼンカイザー/五色田介人]]が[[ツーカイザー>ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー]]と勝負した際にマスクマンの[[センタイギア>センタイギア/トジルギア(機界戦隊ゼンカイジャー)]]を使用。崖から転落したと見せかけて空中浮遊で生還した。 マスクマンと空中浮遊は一見すると関係が無さそうに見えるが、姿長官はOPや第2話で空中浮遊を披露している上、マスクマンの5人もオーラパワーが完全覚醒した時は宙に浮いていたのでピントが外れているわけではない。 &font(#ff0000){燃えるオーラで追記・修正!} 10.[[超新星フラッシュマン]]←11.光戦隊マスクマン→12.[[超獣戦隊ライブマン]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - せめてタケルとミオ(イアル姫)は幸せにしてやれよ! -- 名無しさん (2014-05-18 09:59:05) - ピンクマスクには妙にエロスを感じるんだよなあ -- 名無しさん (2014-05-18 10:09:06) - レジェンド戦士にアキラが選ばれたのは人気も高かったのだけれどかれ以外の4人が皆俳優を辞めてしまったため。下手をすればマスクマンのみレジェンドがでないかも・・・という危機感が制作側にもあったらしい。 -- 名無しさん (2014-05-18 10:35:18) - ↑確かアキラの人も引退してたはず。 -- 名無しさん (2014-05-18 18:40:17) - ↑引退はしてるね。ただスタッフとの繋がり自体はあったはず。 -- 名無しさん (2014-05-18 21:38:23) - そういやちょうどたけし城と時期がかぶってるんだよね、谷隼人。 -- 名無しさん (2014-06-02 21:59:58) - ↑それを本人とたけしが「風雲たけし城」でネタにしていたなwwwwwwwww。 -- 名無しさん (2014-06-02 22:05:31) - グレートファイブは終盤ほとんど出番が無かったって言われてるけど、最近の1号ロボットと比べると後半の出番は多い方なんだよな。俺はグレートファイブもギャラクシーロボも大好きだったから、あの出撃比率は良かったと思うけどね。 -- 名無しさん (2014-10-10 10:54:56) - ある意味バッドエンドだったな。 -- 名無しさん (2014-11-12 15:55:28) - ブラックは演技がアレでナニだった。 -- 名無しさん (2014-11-12 16:56:04) - ↑2 どっちかというとトゥルーエンドだろ?もしかしてフラッシュマンとごっちゃにしてる?(あれもトゥルーエンドな気がするけど) -- 名無しさん (2014-11-12 17:02:52) - OPは歌詞だけ見ると胡散臭い宗教っぽい感じなんだけど影山さんの歌を聞くとかなりカッコイイから好き。・・・でなんで劇場版ではそれじゃなくて『ショットボンバー全力集中』をプールで踊ってたんだ? -- 名無しさん (2014-11-12 17:12:12) - 今の所、(一応)一般怪人と同じカテゴリの奴がラスボスな戦隊ってマスクマンだけだろうか? -- 名無しさん (2014-11-12 19:45:52) - ↑3主人公とお姫様が別れるからさ・・・。フラッシュマンも一人しか親見つからないし結局フラッシュ症候群で地球に裏切られる形でバッドエンドでしょうが。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:03:46) - ↑別に地上が暗黒に包まれて終わったらバッドエンドかもしれないけど・・・。フラッシュもメスを倒したあと地球を去る際、いつか反フラッシュ現象を克服して地球に帰ると誓いを新たにする終わり方だし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:13:49) - ↑2ゴレンジャー以下いくつかの戦隊「じゃあ俺達基地破壊されたからバッドエンドで」 ライブ「友を一人しか救えなかった俺達も」 ターボ「シーロンと別れた俺達も」ジェット「ブラックが死んだ俺達も」ダイレン&キョウリュウ「戦いが子孫の代まで続く俺達も」タイム「レッド以外皆未来に帰った俺達もみんなバッドエンドということか」 -- 名無しさん (2014-11-12 22:24:35) - ↑少なくとも「ライブマン」と「ターボレンジャー」と「キョウリュウジャー」は不幸ではないと思うが。というか反論が極端じゃない? -- 名無しさん (2014-11-12 22:30:25) - ↑いやまあ、全部言い掛かりなんだかどね。ターボは何となくノリでつい書いたあと思ったけどまあいいかなって。キョウリュウはトリンの犠牲で勝てたうえに創造主も残ってる(多分出て来ないけど)、ライブマンは幹部連中の最期があれだし最終回ラストでどう見ても全員思うところがありそうな顔してたし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:45:14) - ↑3少なくともジェットで不幸だったのは「リエ」と「グレイ」だろ。アレはゴーカイジャーで目立ちまくっていたし天国でも酒飲んでるし。 -- 名無しさん (2014-11-12 22:49:56) - ターボは良い感じのハッピーエンドだったじゃねーか -- 名無しさん (2016-01-04 12:26:57) - とはいえレッドマスクは歴代赤の中でも一番不幸な終わり方をしたのは間違いなさそう -- 名無しさん (2016-03-25 23:27:13) - ゼーバの項目ってできないだろうか? -- 名無しさん (2016-03-26 12:26:58) - 最終的に別れちゃったけれど、タケルと美緒(イアル姫)は出会ったことをきっと後悔しないだろうと思う。EDテーマの歌詞にある「君と出会えてよかった」ように。 ↑4 創造主デビウスならほら、トッキュウVSキョウリュウで倒されちゃったし… -- 名無しさん (2016-03-26 16:59:45) - タケルは美緒(イアル姫)に最後までついて来ればよかったのに・・・ -- 名無しさん (2016-04-27 21:23:45) - 来月にレンタル解禁されるそうな -- 名無しさん (2016-07-03 15:48:08) - 地帝獣は今だったら地帝ドグラー部分は共通で使い回しができるようにしたと思う -- 名無しさん (2016-10-01 14:22:44) - 個人技で怪人倒せるようになった初の戦隊はターボレンジャーだと言われるけど、その前にレッドマスクがマスキークラッシュでロックドグラーとヨロイドグラーを倒してるんだよな -- 名無しさん (2016-10-01 19:41:46) - ダイレン・ゲキレンに受け継がれる拳法、初の5機合体ロボ、初の追加戦士、恋愛を主軸とした子供向けとしては大胆なストーリー…シリーズから見て一つのターニングポイントみたいな作品だというのは言い過ぎだろうか。 -- 名無しさん (2017-01-03 21:56:24) - 後にタケルはファイブイエローを匿った青年になったりゴーマ怪人になったりUAの司令官になったりジオ・ベース化学部門のチーフになったり -- 名無しさん (2017-01-03 22:33:08) - DSVD -- 名無しさん (2017-01-30 23:28:58) - ↑誤爆。DVDと書こうとした。で、そのDVDでは自主規制で発光処理されているけど本放送時は変身シーンの途中がほぼ裸だったような…。 -- 名無しさん (2017-01-30 23:31:15) - 個人武器の剣はブルーマスクに持たせたほうが良かったかも。 -- 名無しさん (2017-05-17 22:58:13) - 「大地帝剣」が「大地底剣」と表記されていますね。 -- 名無しさん (2017-05-18 06:13:33) - 時代の割にデザインが随分と洗練されているイメージ。 -- 名無しさん (2018-04-14 06:47:33) - 48話、バラバは自分でも愚かさを悔いてオヨブーは見限った彼に義理は通したのに「バラバ!裏切りに死す」というタイトルはひどい。 -- 名無しさん (2019-06-03 05:10:52) - この辺前後からモチーフという側面では結構な息切れ感がするな。「光戦隊」「マスクマン」って具体的にどういうヒーローなのかがぱっと浮かびづらい。ライブマンで動物モチーフを本格的に取り入れたのが息継ぎという印象 -- 名無しさん (2019-11-21 12:09:12) - なんでエンブレムが「5」だったり1号ロボの名前がグレートファイブなんだろうと長年の謎だったけど企画時のタイトル知って納得 -- 名無しさん (2019-12-03 20:05:04) - 正直、歴代の戦隊ヒーローの中でも顧みられることは少なく、かなり不遇な印象があるが、ゴーカイジャーだと意外とスポットが当たる機会が多かった気がする。 -- 名無しさん (2019-12-30 00:33:34) - 気!気!オーラパワー!! -- 名無しさん (2020-01-04 01:05:48) - ブルーマスクのアクションがカッコよかったな。演者も中国武術の達人らしいし。 -- 名無しさん (2020-05-25 18:13:10) - 武道家戦隊の先駆けなんだが、ダイレンジャーが良くも悪くもインパクトがデカすぎたせいか目立たなくて不遇な作品だよな 派手さは薄いけど、その分渋くて面白いのに -- 名無しさん (2020-11-03 18:37:12) - ↑多分、ダイレンジャーやゲキレンジャーと違ってデザイン面では拳法感が薄いのもあるだろうね。当時は「子供にはメカ感を全面に押し出した方がウケる」ってのが業界の当たり前だったし。 -- 名無しさん (2022-01-15 12:27:20) - 今見てもアキラくん凄い美少年だな…追っかけいたのもわかる -- 名無しさん (2022-07-05 20:50:24) - ↑イケメンヒーローブームの時「ヒーローは昔は男らしかった」っていちゃもんにブルーマスクとか帰マンの郷さんとかいたじゃんって反論材料になったらしい -- 名無しさん (2022-07-05 22:39:32) - 90年代に作られたあるアニメとOP曲を組み合わせたMADでだいぶ風評被害を受けている気がする作品 -- 名無しさん (2022-07-06 16:46:06) - 劇場版のゲストキャラであるレライは日本では数少ない実写の人魚だよね。それ以外は「マンホールの中の人魚」ぐらいかな -- 名無しさん (2023-06-14 10:21:24) #comment #areaedit(end) }

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