ロボとーちゃん(クレヨンしんちゃん)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/05/13 Tue 23:33:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{ !注意! この項目には、「[[クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん]]」の重大なネタバレを含みます } #center{ 悪と戦う鋼のボディ、スーパーひろしロボ! その鼻息は扇風機より強く、 そのオヤジギャグは冷蔵庫より寒い! } #right{(by、しんのすけ)} ロボとーちゃんとは、映画「[[クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん]]」に登場するキャラクターである。 CV:[[藤原啓治]] 【人物(?)】 ある日、腰を痛めた[[野原ひろし]]が、頑馬博士に改造されて[[ロボ>ロボット]]となった姿。 その姿は初めは[[みさえ>野原みさえ]]には受け入れられなかったが[[しんのすけ>野原しんのすけ]]のハートをがっちりと掴んだ。 ひろし自身も最初は戸惑うものの、快調になった身体を存分に堪能し、「前以上に子供たちと向き合えた」と前向きな姿勢を見せた。 ロボとなった夫を受け入れられなかったみさえも、子供の為に体を張る姿を見て、前以上に妻としてひろしを慕うようになった。 体型は基本的にはスリムだが、腰の部分が球型の、いわゆる洋ナシ型になっているのが特徴。 上腕や腰回り、太ももが人工筋肉のようなものになっており、全力を出すときには大きく膨れ上がる。 顔はひろしそっくりで、カツラとスーツをつけるだけで会社にも行ける。 ロボの姿のままでも、近所のおばさんに「コスプレ」で通じる辺り、どれだけ顔の作りがそっくりなのかが伺える。 頭は着脱可能…というか、その気になれば子供の力でも取り外しが可能で、案外ユルい。 頭がメインであり、ボディを取り替えたり、主婦に人気の円盤型お掃除家電にセットされたりしても問題なく活動が可能。 動力はオイル…というより油系で、灯油でも[[オリーブオイル]]でも可。 ただし給油口はお尻。 ロボらしく電撃が[[弱点]]で、電気を浴びるとあっけないくらい簡単に故障してしまう。 なお、[[バイク]]形態への変形はできない。 ちちゆれ同盟によって与えられたヒゲパーツを装備することで、頑固おやじ回路が始動。 こてこての頑固おやじな性格となってしまい、優しいひろしの面影は無くなってしまう。 体型に大きな変化はないが、顔に八の字の赤いラインが入り、ボディの青いパイプが赤くなるのが特徴。 頑固親父となったひろしは、公園でたむろする冴えない親父に喝を入れ、父ゆれ同盟の先導者となる。 弱り切った親父の復権を目論むが、かすかべ防衛隊の機転によって機能不全に追い込まれ、鉄拳寺の制裁によって廃棄処分されそうになる。 間一髪しんのすけによって溶鉱炉から助け出されるが、ボディを失ったひろしは、新しいボディを求めてちちゆれ同盟の本部を探索する。 だが、そこにいたのは、記憶のバックアップとして生かされていた、本物のひろしだった。 ロボひろしは、[[本物のひろしの記憶と人格を移植しただけの、ロボット>マイティ(ボンバーマンジェッターズ)]]だったのだ。 「自分こそが本物の野原ひろしだ」と主張し、生ひろしと対立するも、帰ってきた夫を受け入れるみさえに、次第に迷い始める。 物語終盤、再びちちゆれ同盟によって[[洗脳]]されるも、しんのすけが家族としての自分を求め、正面からぶつかってきたことで、迷いを断ち切る。 そして、野原家のもう一人の父親として、しんのすけ達と共にちちゆれ同盟と戦った。 しかし戦いの後、修復不可能なまでに損傷してしまう。 朝焼けの中、生ひろしと腕相撲で最後の決着をつけようとする。 一進一退の攻防の中、みさえの声援によって最後の力を振り絞る生ひろしに敗北。 しんのすけ、みさえ、そして本物のひろしに別れの言葉を継げて、機能停止。静かにその役目を終えるのだった。 【能力】 ロボなだけあって、基本的な運動能力は人間の時から圧倒的に上がっている。 家事や仕事の処理能力も大幅に上がっており、夕食も全て作っていた。 ロボならではの様々な機能もあり、基本的に自分の意志で各機能を使えるが、 耳のリモコンや腕のスイッチ等による外部の操作が優先されるようだ。 さらに特筆すべき能力として首・腰・股関節の可動域が360度以上、すなわち回転可能という性質があり この点は特に後述の格闘戦にて十二分に活かされることとなる。 ・電動歯ブラシ 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 左手の指先がブラシになる。 最大5本、家族5人分まで出すことができる。 ・掃除機 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 足の裏からゴミを吸い込む事が出来る。 庭一帯の雑草を吸い込める辺り、吸引力はかなり凄い。 ・[[ラジオ]] 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 口がラジオに変形し、そこから音楽が流れる。 この状態でも喋れるため、ひろしが自分の声でラジオのアフレコしてるわけではなさそうだ。 (ただし、使用時に受信した音楽は、北埼玉ブルース) ・扇風機 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 下半身を高速回転させて足をプロペラのように振り回す。 これによって飛行をすることも可能であり、高速で連続回し蹴りを放つことも可能。 ロボとーちゃんの中で一番使われた能力だと思われる。 漫画版では、脚のパーツがちゃんとしたプロペラに変形可能。 ・目薬 泣きたい時用(ロボットなので涙腺がないため)。 ・指先から[[コーヒー]] [[漫画]]版のみの機能。 「ひろし~にゃ」という謎の掛け声でコーヒーを出すことができる。 ・[[ロケットパンチ]] ご存知男の[[ロマン]]武器。 乳首を押すことで発射できる。 発射したパンチは自分で操る事はできず、自分で捕まえないと元に戻らない。 なお、痛覚すら失ったはずのロボの体においてこの乳首は性感帯としてなぜかしっかり機能している。 ・機械の操作 テレビのチャンネルのような簡単な機械の操作なら、[[指ぱっちん>指パッチン]]するだけで操作できる。 また、物語終盤、恐らくボディを変えてパワーアップしたためか、ドデカシティにある重機の操作も可能となった。 ・[[チクビーム>ビーム/レーザー]] 頑馬博士が開発した新型ボディに備わった新機能。 その威力は本物で、鉄拳寺を一撃で倒した。 出力を抑えてリトルチクビームとして発射する事も可能。 エネルギーが切れるとキレの悪いしょんべんみたいになる。 ・電磁竹刀 乳首をつねって引っ張りだすことで出てくる。 先っぽのカバーの無い、昔ながらの先割れ竹刀である。 ・アフターファイブヒゲスプラッシュ ひろし特有をの大根もすりおろせるヒゲを発射する。 痛みよりも気持ち悪さが強い武器であり、ヤンママ軍団を撃退した。 なお、漫画版では「アフターファイブヒゲニードル」であり、映画版より長く鋭い、 明らかに殺傷力がありそうな針を発射するようになっている。 ・料理 前述の通り、料理の腕は抜群で、ロボになってからの夕食はひろしが作った。 そしてやる事が無くなったみさえは微妙に太った。 また、何故か体内で料理する機能もついており、腕からトレーと大量の[[ピーマン>ピーマン(野菜)]]炒めが出てきたことも。 ・[[合体]] ドデカシティにある重機を集め、巨大ロボに合体する事が可能。 映画冒頭の[[カンタムロボ>超電導カンタム・ロボ]]のような滅茶苦茶な合体だが、細かく追求したら負け。 巨大ロボとーちゃんは五木ロボのこぶしウェーブによって敗れたが、 ドデカシティの球形オブジェと合体したケツだけロボ(?)によって黒岩の野望を打ち砕いた。 【余談】 父ゆれ同盟の計画にひろしが選ばれた理由は、「ごく平凡な父親でも機械の体を手に入れれば強くなれる」という事を証明するため。 事実、いつも強気なみさえやお気楽なしんのすけ、自由奔放なひまわりでさえも、頑固親父となったひろしを恐れ敬うようになった。 逆に、機械の体が無かったり、ロボになった直後で完全に警戒されていれば、みさえに返り討ちにあった可能性も高い。 前述の通り、ロボとーちゃんは頑馬博士が作り出したロボットである。 だが、ボディの形状は[[量産型>量産機]]のロボとは微妙に異なっている。 量産型は四肢の人工筋肉パーツが無く、露出している動力パイプもない。 あと乳首が陥没…ではなく真っ平なので、チクビームやロケットパンチも使用不可。 また、鉄拳寺の正体であるロボットは、ワンオフの高性能機である。 ロボとーちゃん以上の分厚く太い人工筋肉を持っており、単純なパワー勝負ではロボとーちゃんを圧倒していた。 また、足の裏の[[ジェットエンジン]]により、プロペラに頼らない飛行が可能である。 外装を付けた状態では杖や鉄下駄も強力な武器となっている為、戦闘力はかなり高い。 ロボとーちゃんが勝利できたのはチクビームによる意表を突いた攻撃という点が大きいが、 それ以上に自身の特性をフルに活かした戦法が功を奏したと言える。 この辺りは様々な劇場版の修羅場を潜り抜けた経験値の差というべきか。 追記・修正は機械の体を手に入れてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - しんのすけに残すべきものは残せたし本人に不満はないんだろうけど・・・でもさあ! -- 名無しさん (2014-05-14 00:24:22) - ↑言いたいことはわかる。確かにロボとーちゃんの退場はつらい。 -- 名無しさん (2014-05-14 02:05:41) - 生ひろしには伝わらず、ロボひろしにはしんのすけの考えが分かったとか、ひろしとは別の存在だと描写されてたのが良かった。それだけに最後はツラかった… -- 名無しさん (2014-05-14 02:39:14) - ロボットが主人公のゲームいろいろ遊んだけど、外見は重要だな!って認識した・・ -- 名無しさん (2014-05-14 07:54:05) - ↑例としてロックマンXの主人公エックス・・あんな洋ナシ体型だったらシリアスな笑いにしかならない・・ -- 名無しさん (2014-05-14 07:55:54) - 北埼玉ブルースって原作初期のネタじゃないか、息長いなwwww -- 名無しさん (2014-05-14 11:15:54) - ロボとーちゃん見てると記憶と人格がれば本人と定義できるのかわからなくなる 999の機械人とかも記憶を機械の体に移しているけど -- 名無しさん (2014-05-14 18:17:57) - 予想通りだったな。 -- 名無しさん (2014-05-14 18:21:02) - ↑ うん、途中で末路は予想できてたけどロボとーちゃんに感情移入しちゃうよね -- 名無しさん (2014-05-14 18:27:29) - これなんてボンバーマンジェッターズ -- 名無しさん (2014-05-14 19:01:33) - むしろ雷電 -- 名無しさん (2014-05-15 19:35:32) - スワンプマンなんかのアイデンテティ系のパラドックス大体該当しちゃってんな・・・ -- 名無しさん (2014-05-16 08:58:22) - ロボひろしといい、又兵衛といい、なんでクレしんは度々映画で涙腺を的確に崩壊させてくるんだ(号泣) -- 名無しさん (2014-05-16 09:09:02) - 爆発から脱出する時のしんのすけとの「怖くないか?」「ぜーんぜん!」「よーし、飛ばすぞぉ!」の会話がなんかめちゃくちゃ好き。何がいいのか聞かれるとうまく言えないけど。 -- 名無しさん (2014-05-17 19:35:51) - 「親」が「子供」を心配する、「子供」が「親」に大丈夫だよと言う、そして「親」は「子供」を信じる、って流れだからじゃないかな。・・・・・・うん、分析しても何がいいのか具体的には言えないな -- 名無しさん (2014-05-17 20:04:02) - ↑ありがとう。ちょっとだけ分かった気がする。それまでロボへの憧れや戸惑いがあったしんのすけが、本当に普通の親子みたいな会話を交わしたからかもしれないね・・・やっぱりあのシーン大好きだわ。CM見る度にジンと来る。 -- 名無しさん (2014-05-17 20:15:10) - 父親としての最期の役目を果たした -- 名無しさん (2015-03-04 01:22:07) - カッコよかったぜ、ひろし -- 名無しさん (2015-04-10 21:57:38) - コンニャクローンひろし「コイツはこんなに優遇されてんのに何故オレだけ・・・。」 -- 名無しさん (2015-05-21 12:37:38) - 最後の腕相撲のみさえの「あなた」発言って両方に向けられたものなんだろうね、でも既に「野原ひろし」としてのアイデンティティが揺らいでいたロボとーちゃんには逆効果になってしまう皮肉 -- 名無しさん (2015-11-29 00:08:39) - ↑ロボとーちゃんは「父親ロボ」だからがんばれとーちゃん、には自信をもって答えられるけど、がんばってあなた、っていう「夫への言葉」を聞いて「自分は野原ひろしにはなれない」って解ったんじゃないかな -- 名無しさん (2015-11-29 01:17:32) - オリジナルひろしも十分に被害者だよな、意識を取り戻したら自分の家族がロボットに乗っ取られて挙句息子にまで(現金な理由とはいえ)ロボの方を取られるってかなりダメージでかいだろ。「偽物って言われなくて良かった」って喜んでるあたり、ロボとーちゃんの姿を客観視することで「自分もこのロボットと一緒でクローンの体に野原ひろしの人格をコピーされた偽物なのかもしれない」って考えが頭をよぎっちゃったのかもしれない。自身のアイデンティティが揺らいでいたのは実はどっちもだったんだよ -- 名無しさん (2015-12-27 01:50:47) - 自分がロボットだと受け入れてたとは言え、ひろしがいなくなるみたいで辛かったわ -- 名無しさん (2015-12-27 02:03:43) - ロボとーちゃんはひろしのフリをしてたんじゃなくて本気で自分がひろしだって思ってたんだよなぁ。そんなロボとーちゃんがしんのすけにとうちゃんじゃなかったって言うシーンは泣きそうだった -- 名無しさん (2016-04-06 21:39:32) - ロボとーちゃんの死はまさに「しんのすけの父」としての死だったよ… -- 名無しさん (2017-05-13 19:36:18) - ロボとーちゃんは記憶も人格もひろしそのものだから、まさしく一生を最後まで生き抜いたひろしそのものだしな -- 名無しさん (2019-03-30 07:00:17) - ジェッターズのマイティの記憶コピーしたゼロも立派な人格ある個人、いつしか白ボンにとってゼロにーちゃんになるんだろうなあ -- 名無しさん (2019-08-03 16:54:30) - しんのすけも言ってたようにどっちも本物、最期の腕相撲は自分はひろしだし立派な父にだってなれる、けど夫にはなれない事を悟ってしまった感じに見えた。全ての記憶を持ってるだけに本当は家族の成長を見られず死ぬのは無念でならなかっただろう・・・ -- 名無しさん (2020-03-02 00:56:50) - ↑本物のひろしが勝って嬉しいはずなのに、その場で泣き崩れるみさえも見てられなかった…。自分の一言が、決着の決め手になってしまったんだよな…。この映画、心の揺れ動きが凄くうまく描かれてると思う。 -- 名無しさん (2020-03-04 20:59:33) - しんちゃん史上最も残酷な話だと思う -- 名無しさん (2020-08-31 22:42:58) - ある意味では仮面ライダー1型の先駆けかな? -- 名無しさん (2021-07-15 10:58:46) - いぬやしき -- 名無しさん (2022-04-08 23:12:40) - 人格を複製してはいけないことがよく分かる例 -- 名無しさん (2023-08-08 10:26:02) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/05/13 Tue 23:33:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{ !注意! この項目には、「[[クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん]]」の重大なネタバレを含みます } #center{ 悪と戦う鋼のボディ、スーパーひろしロボ! その鼻息は扇風機より強く、 そのオヤジギャグは冷蔵庫より寒い! } #right{(by、しんのすけ)} ロボとーちゃんとは、映画「[[クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん]]」に登場するキャラクターである。 CV:[[藤原啓治]] 【人物(?)】 ある日、腰を痛めた[[野原ひろし]]が、頑馬博士に改造されて[[ロボ>ロボット]]となった姿。 その姿は初めは[[みさえ>野原みさえ]]には受け入れられなかったが[[しんのすけ>野原しんのすけ]]のハートをがっちりと掴んだ。 ひろし自身も最初は戸惑うものの、快調になった身体を存分に堪能し、「前以上に子供たちと向き合えた」と前向きな姿勢を見せた。 ロボとなった夫を受け入れられなかったみさえも、子供の為に体を張る姿を見て、前以上に妻としてひろしを慕うようになった。 体型は基本的にはスリムだが、腰の部分が球型の、いわゆる洋ナシ型になっているのが特徴。 上腕や腰回り、太ももが人工筋肉のようなものになっており、全力を出すときには大きく膨れ上がる。 顔はひろしそっくりで、カツラとスーツをつけるだけで会社にも行ける。 ロボの姿のままでも、近所のおばさんに「コスプレ」で通じる辺り、どれだけ顔の作りがそっくりなのかがうかがえる。 頭は着脱可能…というか、その気になれば子供の力でも取り外しが可能で、案外ユルい。 頭がメインであり、ボディを取り替えたり、主婦に人気の円盤型お掃除家電にセットされたりしても問題なく活動が可能。 動力はオイル…というより油系で、灯油でも[[オリーブオイル]]でも可。 ただし給油口はお尻。 ロボらしく電撃が[[弱点]]で、電気を浴びるとあっけないくらい簡単に故障してしまう。 なお、[[バイク]]形態への変形はできない。 ちちゆれ同盟によって与えられたヒゲパーツを装備することで、頑固おやじ回路が始動。 こてこての頑固おやじな性格となってしまい、優しいひろしの面影は無くなってしまう。 体型に大きな変化はないが、顔に八の字の赤いラインが入り、ボディの青いパイプが赤くなるのが特徴。 頑固親父となったひろしは、公園でたむろする冴えない親父に喝を入れ、父ゆれ同盟の先導者となる。 弱り切った親父の復権を目論むが、かすかべ防衛隊の機転によって機能不全に追い込まれ、鉄拳寺の制裁によって廃棄処分されそうになる。 間一髪しんのすけによって溶鉱炉から助け出されるが、ボディを失ったひろしは、新しいボディを求めてちちゆれ同盟の本部を探索する。 だが、そこにいたのは、記憶のバックアップとして生かされていた、本物のひろしだった。 ロボひろしは、[[本物のひろしの記憶と人格を移植しただけの、ロボット>マイティ(ボンバーマンジェッターズ)]]だったのだ。 「自分こそが本物の野原ひろしだ」と主張し、生ひろしと対立するも、帰ってきた夫を受け入れるみさえに、次第に迷い始める。 物語終盤、再びちちゆれ同盟によって[[洗脳]]されるも、しんのすけが家族としての自分を求め、正面からぶつかってきたことで、迷いを断ち切る。 そして、野原家のもう一人の父親として、しんのすけ達と共にちちゆれ同盟と戦った。 しかし戦いの後、修復不可能なまでに損傷してしまう。 朝焼けの中、生ひろしと腕相撲で最後の決着をつけようとする。 一進一退の攻防の中、みさえの声援によって最後の力を振り絞る生ひろしに敗北。 しんのすけ、みさえ、そして本物のひろしに別れの言葉を継げて、機能停止。静かにその役目を終えるのだった。 【能力】 ロボなだけあって、基本的な運動能力は人間の時から圧倒的に上がっている。 家事や仕事の処理能力も大幅に上がっており、夕食も全て作っていた。 ロボならではの様々な機能もあり、基本的に自分の意志で各機能を使えるが、 耳のリモコンや腕のスイッチ等による外部の操作が優先されるようだ。 さらに特筆すべき能力として首・腰・股関節の可動域が360度以上、すなわち回転可能という性質があり この点は特に後述の格闘戦にて十二分に活かされることとなる。 ・電動歯ブラシ 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 左手の指先がブラシになる。 最大5本、家族5人分まで出すことができる。 ・掃除機 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 足の裏からゴミを吸い込む事が出来る。 庭一帯の雑草を吸い込める辺り、吸引力はかなり凄い。 ・[[ラジオ]] 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 口がラジオに変形し、そこから音楽が流れる。 この状態でも喋れるため、ひろしが自分の声でラジオのアフレコしてるわけではなさそうだ。 (ただし、使用時に受信した音楽は、北埼玉ブルース) ・扇風機 腕のボタンによって起動する能力の一つ。 下半身を高速回転させて足をプロペラのように振り回す。 これによって飛行をすることも可能であり、高速で連続回し蹴りを放つことも可能。 ロボとーちゃんの中で一番使われた能力だと思われる。 漫画版では、脚のパーツがちゃんとしたプロペラに変形可能。 ・目薬 泣きたい時用(ロボットなので涙腺がないため)。 ・指先から[[コーヒー]] [[漫画]]版のみの機能。 「ひろし~にゃ」という謎の掛け声でコーヒーを出すことができる。 ・[[ロケットパンチ]] ご存知男の[[ロマン]]武器。 乳首を押すことで発射できる。 発射したパンチは自分で操る事はできず、自分で捕まえないと元に戻らない。 なお、痛覚すら失ったはずのロボの体においてこの乳首は性感帯としてなぜかしっかり機能している。 ・機械の操作 テレビのチャンネルのような簡単な機械の操作なら、[[指ぱっちん>指パッチン]]するだけで操作できる。 また、物語終盤、恐らくボディを変えてパワーアップしたためか、ドデカシティにある重機の操作も可能となった。 ・[[チクビーム>ビーム/レーザー]] 頑馬博士が開発した新型ボディに備わった新機能。 その威力は本物で、鉄拳寺を一撃で倒した。 出力を抑えてリトルチクビームとして発射する事も可能。 エネルギーが切れるとキレの悪いしょんべんみたいになる。 ・電磁竹刀 乳首をつねって引っ張りだすことで出てくる。 先っぽのカバーの無い、昔ながらの先割れ竹刀である。 ・アフターファイブヒゲスプラッシュ ひろし特有をの大根もすりおろせるヒゲを発射する。 痛みよりも気持ち悪さが強い武器であり、ヤンママ軍団を撃退した。 なお、漫画版では「アフターファイブヒゲニードル」であり、映画版より長く鋭い、 明らかに殺傷力がありそうな針を発射するようになっている。 ・料理 前述の通り、料理の腕は抜群で、ロボになってからの夕食はひろしが作った。 そしてやる事が無くなったみさえは微妙に太った。 また、何故か体内で料理する機能もついており、腕からトレーと大量の[[ピーマン>ピーマン(野菜)]]炒めが出てきたことも。 ・[[合体]] ドデカシティにある重機を集め、巨大ロボに合体する事が可能。 映画冒頭の[[カンタムロボ>超電導カンタム・ロボ]]のような滅茶苦茶な合体だが、細かく追求したら負け。 巨大ロボとーちゃんは五木ロボのこぶしウェーブによって敗れたが、 ドデカシティの球形オブジェと合体したケツだけロボ(?)によって黒岩の野望を打ち砕いた。 【余談】 父ゆれ同盟の計画にひろしが選ばれた理由は、「ごく平凡な父親でも機械の体を手に入れれば強くなれる」という事を証明するため。 事実、いつも強気なみさえやお気楽なしんのすけ、自由奔放なひまわりでさえも、頑固親父となったひろしを恐れ敬うようになった。 逆に、機械の体が無かったり、ロボになった直後で完全に警戒されていれば、みさえに返り討ちにあった可能性も高い。 前述の通り、ロボとーちゃんは頑馬博士が作り出したロボットである。 だが、ボディの形状は[[量産型>量産機]]のロボとは微妙に異なっている。 量産型は四肢の人工筋肉パーツが無く、露出している動力パイプもない。 あと乳首が陥没…ではなく真っ平なので、チクビームやロケットパンチも使用不可。 また、鉄拳寺の正体であるロボットは、ワンオフの高性能機である。 ロボとーちゃん以上の分厚く太い人工筋肉を持っており、単純なパワー勝負ではロボとーちゃんを圧倒していた。 また、足の裏の[[ジェットエンジン]]により、プロペラに頼らない飛行が可能である。 外装を付けた状態では杖や鉄下駄も強力な武器となっている為、戦闘力はかなり高い。 ロボとーちゃんが勝利できたのはチクビームによる意表を突いた攻撃という点が大きいが、 それ以上に自身の特性をフルに活かした戦法が功を奏したと言える。 この辺りは様々な劇場版の修羅場を潜り抜けた経験値の差というべきか。 追記・修正は機械の体を手に入れてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,23) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - しんのすけに残すべきものは残せたし本人に不満はないんだろうけど・・・でもさあ! -- 名無しさん (2014-05-14 00:24:22) - ↑言いたいことはわかる。確かにロボとーちゃんの退場はつらい。 -- 名無しさん (2014-05-14 02:05:41) - 生ひろしには伝わらず、ロボひろしにはしんのすけの考えが分かったとか、ひろしとは別の存在だと描写されてたのが良かった。それだけに最後はツラかった… -- 名無しさん (2014-05-14 02:39:14) - ロボットが主人公のゲームいろいろ遊んだけど、外見は重要だな!って認識した・・ -- 名無しさん (2014-05-14 07:54:05) - ↑例としてロックマンXの主人公エックス・・あんな洋ナシ体型だったらシリアスな笑いにしかならない・・ -- 名無しさん (2014-05-14 07:55:54) - 北埼玉ブルースって原作初期のネタじゃないか、息長いなwwww -- 名無しさん (2014-05-14 11:15:54) - ロボとーちゃん見てると記憶と人格がれば本人と定義できるのかわからなくなる 999の機械人とかも記憶を機械の体に移しているけど -- 名無しさん (2014-05-14 18:17:57) - 予想通りだったな。 -- 名無しさん (2014-05-14 18:21:02) - ↑ うん、途中で末路は予想できてたけどロボとーちゃんに感情移入しちゃうよね -- 名無しさん (2014-05-14 18:27:29) - これなんてボンバーマンジェッターズ -- 名無しさん (2014-05-14 19:01:33) - むしろ雷電 -- 名無しさん (2014-05-15 19:35:32) - スワンプマンなんかのアイデンテティ系のパラドックス大体該当しちゃってんな・・・ -- 名無しさん (2014-05-16 08:58:22) - ロボひろしといい、又兵衛といい、なんでクレしんは度々映画で涙腺を的確に崩壊させてくるんだ(号泣) -- 名無しさん (2014-05-16 09:09:02) - 爆発から脱出する時のしんのすけとの「怖くないか?」「ぜーんぜん!」「よーし、飛ばすぞぉ!」の会話がなんかめちゃくちゃ好き。何がいいのか聞かれるとうまく言えないけど。 -- 名無しさん (2014-05-17 19:35:51) - 「親」が「子供」を心配する、「子供」が「親」に大丈夫だよと言う、そして「親」は「子供」を信じる、って流れだからじゃないかな。・・・・・・うん、分析しても何がいいのか具体的には言えないな -- 名無しさん (2014-05-17 20:04:02) - ↑ありがとう。ちょっとだけ分かった気がする。それまでロボへの憧れや戸惑いがあったしんのすけが、本当に普通の親子みたいな会話を交わしたからかもしれないね・・・やっぱりあのシーン大好きだわ。CM見る度にジンと来る。 -- 名無しさん (2014-05-17 20:15:10) - 父親としての最期の役目を果たした -- 名無しさん (2015-03-04 01:22:07) - カッコよかったぜ、ひろし -- 名無しさん (2015-04-10 21:57:38) - コンニャクローンひろし「コイツはこんなに優遇されてんのに何故オレだけ・・・。」 -- 名無しさん (2015-05-21 12:37:38) - 最後の腕相撲のみさえの「あなた」発言って両方に向けられたものなんだろうね、でも既に「野原ひろし」としてのアイデンティティが揺らいでいたロボとーちゃんには逆効果になってしまう皮肉 -- 名無しさん (2015-11-29 00:08:39) - ↑ロボとーちゃんは「父親ロボ」だからがんばれとーちゃん、には自信をもって答えられるけど、がんばってあなた、っていう「夫への言葉」を聞いて「自分は野原ひろしにはなれない」って解ったんじゃないかな -- 名無しさん (2015-11-29 01:17:32) - オリジナルひろしも十分に被害者だよな、意識を取り戻したら自分の家族がロボットに乗っ取られて挙句息子にまで(現金な理由とはいえ)ロボの方を取られるってかなりダメージでかいだろ。「偽物って言われなくて良かった」って喜んでるあたり、ロボとーちゃんの姿を客観視することで「自分もこのロボットと一緒でクローンの体に野原ひろしの人格をコピーされた偽物なのかもしれない」って考えが頭をよぎっちゃったのかもしれない。自身のアイデンティティが揺らいでいたのは実はどっちもだったんだよ -- 名無しさん (2015-12-27 01:50:47) - 自分がロボットだと受け入れてたとは言え、ひろしがいなくなるみたいで辛かったわ -- 名無しさん (2015-12-27 02:03:43) - ロボとーちゃんはひろしのフリをしてたんじゃなくて本気で自分がひろしだって思ってたんだよなぁ。そんなロボとーちゃんがしんのすけにとうちゃんじゃなかったって言うシーンは泣きそうだった -- 名無しさん (2016-04-06 21:39:32) - ロボとーちゃんの死はまさに「しんのすけの父」としての死だったよ… -- 名無しさん (2017-05-13 19:36:18) - ロボとーちゃんは記憶も人格もひろしそのものだから、まさしく一生を最後まで生き抜いたひろしそのものだしな -- 名無しさん (2019-03-30 07:00:17) - ジェッターズのマイティの記憶コピーしたゼロも立派な人格ある個人、いつしか白ボンにとってゼロにーちゃんになるんだろうなあ -- 名無しさん (2019-08-03 16:54:30) - しんのすけも言ってたようにどっちも本物、最期の腕相撲は自分はひろしだし立派な父にだってなれる、けど夫にはなれない事を悟ってしまった感じに見えた。全ての記憶を持ってるだけに本当は家族の成長を見られず死ぬのは無念でならなかっただろう・・・ -- 名無しさん (2020-03-02 00:56:50) - ↑本物のひろしが勝って嬉しいはずなのに、その場で泣き崩れるみさえも見てられなかった…。自分の一言が、決着の決め手になってしまったんだよな…。この映画、心の揺れ動きが凄くうまく描かれてると思う。 -- 名無しさん (2020-03-04 20:59:33) - しんちゃん史上最も残酷な話だと思う -- 名無しさん (2020-08-31 22:42:58) - ある意味では仮面ライダー1型の先駆けかな? -- 名無しさん (2021-07-15 10:58:46) - いぬやしき -- 名無しさん (2022-04-08 23:12:40) - 人格を複製してはいけないことがよく分かる例 -- 名無しさん (2023-08-08 10:26:02) #comment #areaedit(end) }

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