モスラ3 キングギドラ来襲

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&font(#6495ED){登録日}:2011/07/15(金) 16:46:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)&new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(30){&font(#ff0000,b){最強の敵、最後の変身。}} &font(#ffdc00){1億3000万年の時を超えるモスラ。} &font(#ffdc00){そして、ついに明かされるエリアス3姉妹の秘密。}} &font(#ffdc00){モスラ3 キングギドラ来襲}は1998年12月12日に公開された東宝の怪獣映画で、「平成モスラ3部作」の最終作である。 *【概要】 本作は平成モスラ最終作であり、前作で海を制したモスラがついに時間まで超えてしまった。 本来の企画は本来は火の新怪獣が現れ、時間移動も江戸時代だったが、企画の変更により怪獣はキングギドラに、時間移動は中生代となった。 本作では監督は第一作の米田氏に戻り、また特技監督は[[川北監督>川北紘一]]から若手の鈴木健二氏に変わっている。 鈴木監督は合成を主体とした空中戦を演出した他、造形には若狭新一氏を起用し、生物感を強調したモスラやキングギドラを造形した。その他、エリアスの衣装もこれまでと担当が変わっている。 また、本作までの平成の東宝特撮は本編を東宝映画、特撮を東宝映像美術という2つの会社で分業したが、次作の「[[ゴジラ2000>ゴジラ2000 ミレニアム]]」以降は会社や制作体制の一本化が行われた。 このような事情から、本作は過渡期に作られた作品といえる。 *【ストーリー】 ある日、富士山麓と[[福井県]]勝山市郊外に謎の隕石が落下し、勝山市に落下した隕石を調べたエリアス姉妹は隕石に1億3千万年前の恐竜のエキスがある事を知る。 その隕石から出現したのは、1億3千万年前に恐竜を虐殺しエキスを吸い取った宇宙怪獣キングギドラだった。 キングギドラは富士山麓に不思議なドームを作り、子供達を連れ去って閉じ込める。 エリアス姉妹はモスラを呼ぶが、モスラはキングギドラに敗れ、ロラはキングギドラに洗脳されてしまう。 この危機にモスラは1億3千万年前に行き、恐竜のエキスを吸う前のキングギドラを倒す事を決意した。   *【登場キャラ】 **人物 ◆エリアス姉妹 本作ではキングギドラという危機に対して様々な危機が訪れたが、その事が和解に繋がった。 ●モル(演:小林恵) エリアス姉妹の次女。 モスラが敗れロラが洗脳されるという危機に対し、モスラを過去へ送り込んだが、その負担により一度命を落とす。 ●ロラ(演:建みさと) 姉妹の三女。 一回はキングギドラに洗脳されてしまうが、翔太の働きで正気に戻る。 ●ベルベラ(演:羽野晶紀) 姉妹の長女。 キングギドラを操ろうとしたが、操れず逆にピンチになる。 最後はキングギドラに対する為に妹達と和解する。 ◆園田翔太(演:吉澤拓真) 主人公。料理が得意で感受性が強く、よく気が付く性格であるが、その為に学校が嫌になり不登校だった。 しかし、モルと出会いロラの救出を頼まれた事で成長していく。 演じた吉澤拓真は、本作の前年に公開された「[[学校の怪談3>学校の怪談3(映画)]]」でも主役を演じていた。 ◆園田雄介(演:大仁田厚) 翔太の父親で、食品運送のトラックを運転している。 翔太の不登校に関しては考えがあるだろうという事で見守っている。   ◆園田幸江(演:松田美由紀) 翔太の母親。 パートをしており、翔太の不登校はそれが原因ではないかと心配している。 料理の腕は翔太の方が上な模様。 なお演者は3次元でも二男一女の母で、息子の一人は「翔太」という(但し次男)。 ◆園田脩平、園田珠子 翔太の弟、妹。翔太が不登校な理由を何となくだが感じていた。 どちらも兄弟思いである。   **怪獣 ◆[[モスラ>モスラ(平成三部作版)]] 詳しくは項目参照。チートに磨きがかかった。 若狭新一氏に造形担当が変わり、素材を輸入する等して生物感を強調した造形になっている為、前作と同一の怪獣なのに大分印象が違う。 ◆[[キングギドラ]] 詳しくは項目参照。シリーズ屈指の強敵として描かれたが、相手が悪かった。 こちらも若狭新一氏が造形を担当し、現代の顔は「[[VSキングギドラ>ゴジラVSキングギドラ]]」時と比べて東洋風の厳つい顔つきである(通称グランドギドラ)。 白亜紀版の顔はやや尖った鳥っぽい顔つきである(通称ヤングギドラ)。 ◆原始モスラ 白亜紀に生息していたモスラの祖先で、劇中では幼虫のみが複数登場し、岩のようなゴツゴツとした甲殻を持ち、ミノムシのような姿をしている。 ヤングギドラとの戦いで絶命したレインボーモスラを輝く繭で包み、鎧モスラとして現代に蘇らせた。 ◆フェアリー 恒例のエリアス姉妹の移動手段。こちらも造形が変わっている。 ◆ガルガル 恒例のベルベラの移動手段。前よりもメカが表に出ている。 武器はまたシュビビンビームである。また、胸に手動のスターターが入ってる。   *【余談】 園田家には前年亡くなられた田中友幸プロデューサーの写真が飾られている。 ロラ役は当初は前作までと同じ山口紗弥加が予定されていたが、山口の人気が高まってスケジュールの調整が付かず、建みさとに変更となった。 しかし山口もナレーションで参加している。 撮影中にモスラのぬいぐるみが燃えてしまうというアクシデントがあった。原始モスラの吐く糸に引火し、近くのモスラが燃えてしまったらしい。   追記・修正は、[[ティラノサウルス>ティラノサウルス(古代生物)]]にかぶりつきながらよろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 知能犯かつ狡猾なギドラが斬新だったな。 -- 名無しさん (2013-08-27 20:19:28) - 何気にモスラが恐ろしい事をやった唯一の作品、過去に行って弱いギドラ倒すとか悪役の仕事だろ -- 名無しさん (2014-04-02 22:02:47) - ↑某本でも突っ込まれてたなw というかタイムスリップ関係に良く巻き込まれるなキングギドラw -- 名無しさん (2014-04-02 22:09:09) - 確かに巻き込まれてるなぁ、ビックリしたのは劇中で切り落とされた翼の一部から何れ再び復活するらしい(その破片だけ消滅してないから) -- 名無しさん (2014-04-02 22:19:50) - サイズ除けばスペゴジ級に強かったギドラに圧勝した鎧モスラは未だに1、2を争う最強怪獣なんだよな。FWゴジラとの議論は未だに泥沼。 -- 名無しさん (2015-06-23 23:16:40) - 実質84ゴジラから始まる「VSシリーズ」の最後の作品とみていいと思う。川北監督はもういなかったけど、それにふさわしい内容だったと思う。 -- 名無しさん (2017-03-26 21:14:26) - 昔はvsデストロイアで完結したゴジラシリーズの続編だと勘違いしていたので、モスラが戦ったデスギドラ&ダガーラ&グランドギドラを倒したいんならどこかにいるであろうジュニアが成長したゴジラ2世を引っ張り出して来ればいいのに…と焦ったく思っていた。 -- 名無しさん (2017-03-31 16:01:39) - ギドラの全長60mでVSシリーズの半分もないのに能力と知能が凶悪すぎる -- 名無しさん (2019-06-13 09:34:00) - 人間サイドの主役が学校の怪談3ということもあってか、キングギドラによる児童消失テレポートの演出はホラーそのもので学校の怪談のワンシーンと言われても違和感がない。時期的には90年代最後で学校の怪談4、ガメラ3の公開も控えており、ゴジラ2000ミレニアムの前夜祭的な作品とも言える。 -- 名無しさん (2024-02-17 18:18:37) #comment #areaedit(end) }
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