仮面ライダーSPIRITS

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&font(#6495ED){登録日}:2010/03/27(土) 19:34:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){「時代が望む時、}}         #center(){&font(#008000){仮面ライダーは必ず蘇る―――。」}} #right(){石ノ森章太郎} 原作:石ノ森章太郎 漫画:村枝賢一 正式名称 『仮面ライダーSPIRITS The Legend of Masked Rider』 『仮面ライダーSPIRITS』とはマガジンZにて連載されていた[[漫画]]である。 掲載雑誌マガジンZの休刊にともない、現在は連載先が月刊少年マガジンに変わり、 2009年8月号からは『&bold(){新} 仮面ライダーSPIRITS』として連載開始。 当初は番外編として2号ライダー誕生の話が描かれ、2010年2月号から本編が再開された。 『仮面ライダーSPIRITS』は全16巻。 続編の『新 仮面ライダーSPIRITS』は2014年6月現在、最新巻の9巻まで発売している。 また、公式のファンブックが二冊、ガイドブックが一冊存在する。 2012年に密度の濃い画集『改造人間』が発行された。 関連作品としてドキュメンタリー漫画『仮面ライダーをつくった男たち』があり、ファンであれば必読といえる。 大まかな内容としては『[[仮面ライダー]]』~『仮面ライダーZX』までの昭和ライダー作品を混ぜたものだが、 映像のシリーズ化がされなかった『仮面ライダーZX』を中心に描かれている。 なので作品内の時間軸は『仮面ライダースーパー1』の終わりから数年後が舞台となっている。 後述の「旧1号&旧2号篇」が『仮面ライダー』放送当時の1971年を舞台としているため、ZXのTVスペシャル放送当時の1984年前後の時系列と思われる。 現代の電子機器((第1巻で滝がFBIのノートパソコンを使っている、ルミと良が携帯で会話している、他。))や兵器が登場している事は忘れよう。(一応、[[ショッカー]]などのオーバーテクノロジーをパクったとも考えられるが) 1巻から3巻までの全17話が各ライダーの番外編を描く第一部&bold(){「仮面ライダーSPIRITS」} 4巻から8巻途中までの全32話がバダンから脱走した村雨良が仮面ライダーZXを名乗るまでを描く第二部&bold(){「Forget Memories」} 8巻途中から16巻、新2巻以降が仮面ライダー達とバダンとの闘いを描く第三部&bold(){「DRAGON ROAD」} とそれぞれ分けられている。 新となってからは本編の展開を一旦休止し、インターミッションとしてTV版仮面ライダーの13話と14話の間を繋ぐ 2号ライダー誕生譚となる幻の&bold(){「旧1号&旧2号篇」}を展開。 ファンの長年の疑問に対する一つの答えを提示し、再び本編の連載へと復帰した。 現在は完結編とも言うべきZX編を連載中。 ちなみに今のZXの実力は >米軍のマシンガン、[[大砲>大砲(兵器)]]、ガトリング砲の一斉攻撃で傷一つ付かず、軍人を一方的に殺しまくれるレベルのコマンドロイド >が弱すぎて何の相手にもならない初期のZXと戦闘し、有利に試合を運べる1号ライダーと互角の強さの2号ライダーと互角に戦えるタイガーロイド >がさらに改造強化されたver.でも互角に渡り合える新宿編ZXより強い闇の怪人が3体合体した合体ロイドを瞬殺したJUDO分化後のZX >をボコボコに出来るストロンガーと互角に渡り合える奴を秒殺出来るくらい強く、出力が通常の100倍らしいチャージアップ・ストロンガー >と互角に戦うZXを圧倒する強さのツバサ一族をたちまち全滅させた修業後ZXより強い[[ツバサ大僧正]]=死人コウモリ >及び同格の強さのザリガーナ&吸血マンモスの3怪人を何の苦労もなく『[[ソードマスターヤマト]]』の如く皆殺しにした高知編ZX >が弱すぎて何の相手にもならん幻想空間のJUDOと渡り合える月面のZXを圧倒するアマゾン化ゼロ大帝と互角に戦える沖縄編ZX >と互角に戦えるスーパー1を圧倒する強さの悪魔元帥が同格のカイザーグロウと合体し更に強化したサタングロウ(仮称) >を手傷があったとはいえ0.1秒で倒した沖和也が変身したスーパー1よりやや強いと思われる鋼鉄参謀とある程度互角に渡り合える他のライダーたちと同等の強さ くらいである。 作者が生粋のライダーファンであるためこだわりがハンパじゃない(アマゾンの模様や、旧1号・2号篇では1号のヘルメットから首と髪が見えるのを再現など)。 各ライダーの変身ポーズも完璧に再現しており、往年の昭和ライダーファンも納得の内容となっている。 反面、怪人は着ぐるみでは表現しきれない生物的、クリーチャー的アレンジを加えられている。 女性怪人がちゃんと女性的な体型で描かれていたり、昭和の技術では不可能な翼や[[触手]]の再現などもバッチリ。 カニレーザーなんか顔面からどどん波張りの[[ビーム>ビーム/レーザー]]を放って敵を殲滅し、[[鋼鉄参謀>鋼鉄参謀(仮面ライダーストロンガー)]]は鉄球でビルを薙ぎ倒し、 悪魔元帥に至っては[[海]]をモーゼの如く叩き割る始末である。 勿論ライダーの技も滅茶苦茶ド派手にアレンジされており、 ・[[戦車]]の砲身を飴みたいにひん曲げる2号ライダー ・[[竜巻]]を起こすライダーきりもみシュート ・砂に埋もれたピラミッドを地上に引きずり出すほどの爆風を起こすV3逆ダブルタイフーン ・[[キングダーク]]を引き千切るXの真空地獄車 ・両腕のヒレが1m程伸び、巨大怪獣を両断するアマゾンのスーパー大切断 ・大要塞の壁をぶち抜くストロンガーの超電ドリルキック など、まるで映画を見ているかのような過激な演出は読者の胸を打つ。 バダン怪人も村枝氏のアレンジが加えられ、非常にカッコ良くなっている。(後にオリジナルデザインも再生怪人と言う形で登場した) また原作の没設定、使われなかった設定が多く使われている。 例) SPIRITSのコスチューム→クロスファイヤー(仮面ライダー企画の際の没案) 風見志郎がライダーマンのカセットアームを使って戦う→帰ってきたV3 26の秘密の1つ→V3サンダー、V3プロペラチョップ、レッドボーンリング、V3火柱キック他。かっこよすぎ JUDOの他ライダーへの変身能力→ZXの没設定 原作では役にも立たなかったドリルアームの改良による有効活用 原作では案はあったが未使用だったライダーマンのカセットアームのバリエーション→マシンガンアーム、オペレーションアーム 原作では死亡描写が無いままフェードアウトした[[デッドライオン]]→実は生きてたので再登場 ストロンガーの初期案「スパーク」→沼田五郎が再生怪人「奇械人スパーク」として登場 原作では設定上デルザー軍団合流前に死んだ事になっている[[ジェットコンドル>ジェットコンドル(仮面ライダーストロンガー)]]→デルザー軍団の隠し玉として登場→一旦やられた後、まさかの暗黒大将軍として復活&font(l){[[関智一]]大歓喜} 強化後のスカイライダーやZXが空を飛びまくる スチール連載未登場の没怪人「カニロイド」のまさかの登場 一度しか使われなかった超[[必殺技]]の大盤振る舞い(電光ライダーキック、ライダー卍キック、竹蜻蛉シュート他多数) その他、本作オリジナルの必殺技もある。 例) 超電子ウルトラサイクロン ZX穿孔キック ZXかげろう崩し 真空地獄車(水中)→後に『[[HERO SAGA]]』で水中地獄車が登場 それぞれの[[合体技]] *【登場人物】 **10人ライダー -[[本郷猛/仮面ライダー1号]] -[[一文字隼人/仮面ライダー2号]] -[[風見志郎/仮面ライダーV3]] -[[結城丈二/ライダーマン]] -[[神敬介/仮面ライダーX>仮面ライダーX]] -[[アマゾン(山本大介)/仮面ライダーアマゾン>仮面ライダーアマゾン]] -[[城茂/仮面ライダーストロンガー>仮面ライダーストロンガー(登場キャラクター)]] -[[筑波洋/スカイライダー>仮面ライダー(新)]] -[[沖一也/仮面ライダースーパー1]] -[[村雨良/仮面ライダーZX]]   **協力者 -[[滝和也/滝ライダー>滝和也(仮面ライダー)]] -一条ルミ -海堂博士 -立花藤兵衛 -緑川ルリ子 -石川五郎&ライダーガールズ -佐久間ケン -珠純子&シゲル -岡村マサヒコ -がんがんじい -志度敬太郎博士 -谷源次郎 -ジュニアライダー隊 -[[村雨しずか>村雨しずか(仮面ライダーZX)]] **秘密組織バダン -[[大首領JUDO]] -[[暗闇大使>暗闇大使/サザングロス]] -[[三影英介/タイガーロイド]] -[[ニードル/ヤマアラシロイド>ニードル/ヤマアラシロイド(仮面ライダーSPIRITS)]] 等々、過去の昭和ライダー作品に登場していたレギュラー陣も多数出演している。 また、オリジナルのキャラクター達も皆個性的。 *本作オリジナルキャラ **☆SPIRITS バダンにより壊滅的被害を受けた各国の軍隊に変わり、[[日本>日本国]]を攻撃する[[バダン>バダン(仮面ライダーZX)]]軍団と闘うライダーを支援すべく結成された正義の武装集団。 各国から集められた選りすぐりの志願兵、傭兵、武道家、[[賞金稼ぎ>賞金稼ぎ/バウンティハンター]]などが在籍している。 命を持たない怪人や戦闘員たちに対抗するため、強力な銃火器や特殊な近接武器を装備している。 隊員の制服及びヘルメットは、初代ライダーの没案『クロスファイヤー』がモデル。 -アンリエッタ=バーキン SPIRITS幹部。元はデストロンハンターのインターポール捜査官。 金髪で目つきの鋭い「トンデモねえ美人(ホプキンス談)」。お年は結城と同世代っぽいので30歳以上と思われる。 [[デストロン>デストロン(仮面ライダーV3)]]に家族を殺され、[[復讐]]のためにタヒチに潜伏していた。 元はデストロンの科学者だった結城を憎んでいたが、ヨロイ元帥から救われたのを境に徐々に心を開き、今や親友&font(l){ぶっちゃけ恋人一歩手前}となっている。 また、敬介の恋人だった水城涼子とその妹である霧子の上司でもあった。 -ウェイ=ペイ SPIRITS第十分隊所属。非常に小柄で、まるで子供のような外見の青年。 身軽であり、棒術と組み合わせた拳法で敵怪人を殲滅する。東洋医学の心得もある。 ヤマアラシロイド/ニードルを師匠と呼んでいるが、彼からは忘れ去られている。 -ゴードン SPIRITS第十分隊の問題児。非常に意地っ張りかつ短気な性格。 [[アメリカ>アメリカ合衆国]]空軍所属の巨漢の兵士で、バダン襲撃時に父親と兄を殺されたことからバダンを激しく憎悪しており、 アメリカに全く助けをよこさなかった日本や仮面ライダーを警戒し信頼していない。 巨大な銛を放つ大砲を武器に戦い、[[ゲルショッカー]]の怪人軍団を串刺しにしたり、 滝に変身した[[カメレオンファントマ]]の正体をいち早く見抜いて倒したり、 アマゾン化したゼロ大帝の目を潰したりと、SPIRITSの最高火力なだけはあって活躍の場は広い。 -ベイカー SPIRITS第十分隊所属。アフロで[[サングラス>サングラス(属性)]]のオカマ。Xこと敬介の大ファン。[[鉤爪]]を用いたボクシングスタイルで戦う。 村枝の別作品『RED』からの客演。 -ヒューリィ SPIRITS第十分隊所属。無口な剣客で居合抜きの達人。 -アルベール SPIRITS第十分隊所属。寡黙な狙撃手であり、優れた手腕と洞察力を有する。 [[ゲルショッカー]]編ではZXのムチャな要求を淡々とこなし、ゴードンと協力して[[ガラオックス]]の居場所を探し出した。 -コンラッド・ゲーレン SPIRITS第五分隊所属。第3部GOD編のゲスト。 バダン襲撃時に顔の右半分と右脚を喪失し、バダンに激しい憎悪を向ける。 中国地方に侵攻した[[GOD>GOD機関(仮面ライダーX)]]との戦いで第五分隊は全滅し戦友のユンとハリオムを失い、Xライダーと共にGODと戦った。 GOD編終了後は第十分隊に所属。 -目黒圭一 SPIRITS第八分隊所属。第3部ジンドグマ編のゲスト。元自衛隊員。 眼鏡をかけたおっとりした中年男性であるが、仲間をブラックサタンの襲撃で失っており、バダンシンドロームの餌食になってしまう。 ジンドグマ編終了後は第十分隊に所属。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){スーパー1の援護をすべく命を懸け、SPIRITSの名前有り隊員の中で初の殉職者となった。}} 彼のモデルとなった人物は同姓同名の著名人であり、&font(l){実質的に一文字隼人のスピンオフである}『[[改造人間哀歌THE MOVIE ~曼珠沙華の詩~]]』の監督&俳優を務めていた。((ちなみに同作ではSPIRITSと同じ格好した特殊部隊の隊長を演じていた。)) -ビクトル・ハーリン 第1部「密林の破壊神」ゲストキャラ。ブラジルの「ゲノム社」研究所最高顧問だが、驚くなかれその年齢はわずか10歳。 IQは300を超え、フェルマーの最終定理を解いた。 その正体はギアナ高地で異常進化を遂げた怪獣「ラストバタリオン」の死体から作られた人造人間で、 ガンダムで例えると[[コーディネーター>機動戦士ガンダムSEED]]に当たる。 アマゾンと共にギアナ高地での冒険を通して精神的に成長し、トモダチになった。後にアマゾンの初代トモダチであるマサヒコとも出会い、紆余曲折の後にトモダチになった。 バダン総攻撃後はSPIRITSに所属しライダーたちを支援するが、なまじっか頭がいいため扱き使われまくっている。 **☆民間人 ・ホプキンス ニューヨークで[[喫茶店]]を営む黒人の男性。滝がよく溜まり場にしている。実はFBIのOBであり、滝とは旧知の仲。 ・ブリジット ホプキンスの店で働いている美少女。よく滝にチカンされる。 ・スパイク ニューヨークのスラム街に住む子供たちのリーダー格。黒人。頭に髑髏のバンダナをしている。第1部「摩天楼の疾風」ゲストキャラ。 抜群の歌唱力を持ち、メジャーデビューして子供たちに楽をさせてあげたいと願っているが、悪の怪人に騙されて[[バンパイア>吸血鬼]]化させられてしまう。 しかし理性が[[消滅]]する寸前で滝を怪人から救い、本郷の持ってきたワクチンにより人間に戻った。 ・真美 第1部「たった一人の戦場」ゲストキャラ。ガモン共和国で働いている女医。[[戦争]]を憎んでいる。 クモロイドの陰謀によって子供たちを人間爆弾に改造させられそうになるが一文字に救われた。 その後、バダンの大空襲の際にタイガーロイドに襲われるが、ダブルライダーの活躍により無事に脱出し、 ガモン共和国の成り立ちについて情報を教える。 ・ヒナウ 第1部「右腕の記憶」ゲストキャラ。フランス領タヒチに棲む黒真珠漁師の孫娘。アイタペアペア! 記憶を失っていた結城を本当の父親のように慕っており、攻め込んできたヨロイ元帥に向けて放った台詞は涙腺崩壊もの。 このエピソードは「V3」終了直後であり、バダン侵攻時には美女に育っていた。 ・グレコ 第1部「機鎧の海」ゲストキャラ。スペインの老漁師。 かつて疫病騒ぎの時に息子・ドミニコとその恋人・ロッサを失っており、酒におぼれていたが、 死んだロッサの身体をベースに作られたバラロイドとの戦いで敬介と共闘した。 このエピソードを読んでから『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』を見るとまた味わい深いかもしれない。 ・ラストバタリオン ギアナ高地のテーブルマウンテンで異常進化を遂げた怪物たち。ハーリンの命令には従う。 ・フレイア・ボーヒネン 第1部「約束の蒼穹」ゲストキャラ。物凄い美女。天才科学者ボーヒネン教授の娘。 幼少期に飛行機事故で死に瀕し、生物の回復を行える能力を移植され改造人間になった。 しかし、その事故すらボーヒネン教授の自作自演であり、結局そのことを知ってブチ切れたとある人物に教授は殺されてしまう。((教授の本性にグレゴリー警部はドン引きして止めに入ろうとし、洋もブチ切れて彼を殴り飛ばしていた。)) バダン襲撃後はグレゴリーと共にSPIRITSを支援する。 義経の超人的生命力には性別の垣根を越えて見惚れていた。 ・グレゴリオ・バレージ 通称グレゴリー警部。インターポールの捜査官。外見は完璧にヤクザだが心優しく情に厚い[[正義]]の男。 アンリと面識があり、当初は彼女の言う改造人間の存在を信じていないなど頭も固そうに見えるが、実際に見た後は割とあっさりその存在を受け入れる辺りむしろ柔軟な人でもある。 ・セルゲイ・コリバノフ 第1部「流星の神話」ゲストキャラ。[[スペースシャトル]]のクルーであるNASAの宇宙飛行士。 家族を捨てて仕事のために奔走していたため、妻からはよく思われておらず離婚を切り出されていた。 最初は一也を夢想家と一蹴するものの、その信念と心意気に惹かれ、「あいつをバカにする奴ァ許さねえ」と友情を築く。 息子のマシムに「お釈迦様と兎」という童話を語っており、これがこのエピソードの原作になっている。これも滅茶苦茶泣ける話。 なお、マシムのおかげで最終的には奥さんと和解して離婚は回避された。 ・新宿のホームレス達 海棠診療所を訪れている大人達。 ルミをアイドルとして可愛がっており、彼女に危害を加える者に対しては容赦ない制裁を加える。&font(l){ぶっちゃけルミのバック} なお、老人がゴロツキに絡まれてルミが駆けつけたシーンでゴロツキがルミを見るなりその場から退散した事を見るに、ホームレス達とルミの関係が広く知れ渡っている模様。 ・金富秀吉 [[記憶喪失]]の村雨と出会ったホームレスの老人。 元は悪質な貸金業者だったが破産して路頭に迷っていた所をルミと海堂に救われた。 ・小島秀紀 不良少年。通称「ジュクの秀」。 元はいかにも悪ガキな小悪党であったが、成り行きで三影に出会ったのをキッカケにバダンの一員となった。 以後、三影を兄貴分として慕っている。 ・村上千弘 第3部ネオショッカー編のゲスト。札幌市在住の高校生。 いわゆるヤンキーではあったが根は悪人ではなく、バダン襲来後は暴徒や戦闘員から市民を守っていた。 ネオショッカーが人々を拉致して戦闘員に仕立て上げていることを知ると、ZXと共にネオショッカー本部に殴り込みをかける。 ・義経 第3部ドグマ編のゲスト。『スーパー1』に登場する弁慶の&bold(){姉}。 物凄いムキムキな体に、虎みたいな目つきをしている。 赤心少林拳黒沼流の師範代で、過去は一也と友人関係にあったが、赤心少林拳を辞めて国際宇宙開発研究所に入った彼のことを疎んでいた。 性格は豪放磊落で極めて図々しいが、一本気の通った竹を割ったような人柄の持ち主。 [[比奈ちゃん>仮面ライダーOOO]]やインガと組めば下手な悪の組織なら殲滅できると思う。 この物語の直接の続編である『仮面ライダーBLACK』から[[BLACK>仮面ライダーBLACK(登場キャラクター)]]の登場を期待するファンは多いが、作者の村枝賢一氏は描かないし登場もさせないと明言している。 ただし、村枝版の[[南光太郎]]自体はカード等で存在している。 ちなみに、その人気ぶりから[[アニメ化]]のオファーが何度かあるらしいが、村枝氏はその度に断っている。 氏曰く、「昭和ライダーのファンの方が抱いてるイメージを大切にしたいから」との事。 また、『[[仮面ライダーキバ]]』に登場する[[仮面ライダーイクサ]]((1話で吸血鬼と戦う、武器が電撃を放つナックルとガンソードであることなど))や 映画『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』の設定など、 一部東映側も本作の[[オマージュ]]と採れるネタを使っていることもある。   何かあれば追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジェットコンドルは2度と地球へは戻れなかった・・・。魔人と機械の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間をさまようのだ。そして、実際死んじゃったのでそのうちジェットコンドルは、考えるのをやめた。 -- 名無しさん (2016-05-04 23:32:39) - 13巻の表紙って誰になると思う? -- 名無しさん (2016-05-05 00:08:40) - 速報 13巻表紙は、5巻以来の風見志郎。 -- 名無しさん (2016-05-11 22:47:42) - 筑波洋の「いいんじゃないか それでも」は密かな名シーンだと思う。この辺ZXとごたついて一戦交えちゃうとこまでいった風見とか茂とは全然違うなあ・・・って。 -- 名無しさん (2016-05-13 18:43:26) - フレイアの父親なんだが、ドライブの蛮野にも劣らぬクズ親だったな -- 名無しさん (2016-06-02 14:46:30) - ↑ それだけにある意味ザマァな死に方だったんだが、フレイは直後に洋に倒されるのが本人的にも一番ベストな結末だったと思えるくらいマジ可哀想だった。 -- 名無しさん (2016-06-02 15:19:54) - ニコニコの公式配信で初代を全話見てきたおかげで、最新巻の少年仮面ライダー隊ネタにはニヤリとさけられたわ。相変わらずチョコは食ってばっかで実にわかりやすかった -- 名無しさん (2016-06-08 03:31:46) - ↑今月号でチコとマコも合流したからこれで昭和1期のライダーガールは全員揃ったね。あとは志度ハングライダークラブとブランカの面々だけ(もう出てたっけ?) -- 名無しさん (2016-06-08 04:00:43) - 義経が一也を恩知らず呼ばわりしたシーンが今では皮肉に思えてくる -- 名無しさん (2016-08-18 23:46:02) - ジュクの秀がとうとう改造人間になっちゃったけど、見た目がクロスボーンガンダムのドゥガチっぽくて不気味 -- 名無しさん (2017-09-05 17:58:01) - 新の方も16巻が出て巻数並んだな -- 名無しさん (2017-09-06 05:00:08) - この漫画何が凄いって主人公格の仮面ライダー10人に加えて滝さんの11人全員がちゃんと「王道の特撮ヒーロー」らしい正義の味方をやってて、かつちゃんとキャラが書き分けられてて、さらに原作のイメージを損なってない所なんだよなあ。ほんと村枝先生は正義の味方仮面ライダーと言う物を骨の髄まで分かってるように思う -- 名無しさん (2017-09-11 02:43:36) - 仮にライスピの世界で悪の怪人が撲滅したら、10人ライダーの方はハイブリッドインセクターのような暗い未来しか想像できない -- 名無しさん (2018-12-29 02:34:33) - 改造人間なんて割に合わねえ。惚れた女も愛せないし、赤子の手なんてグシャッ、平和が来たらお払い箱、まともな老いも来ない…どんな死に様を晒すんだか…滝のセリフ読んで涙出そうになったわ…。 -- 名無しさん (2019-06-01 12:21:19) - この世界線でのBLACK以降の昭和組と平成組がどうなってるのかが気になる -- 名無しさん (2021-01-04 02:30:23) - 本作のライダー「十一人」は「OQ」でも駆けつけてくれたと信じたい   分類的に昭和ライダーだから無理か? -- 名無しさん (2021-01-15 00:08:10) - この作品の最終回が来るとしたら「邪魔者が消えたか」と呟くゴルゴム幹部のシルエットが描かれその後の運命をまだ知らない光太郎が描かれて締められるのだろうか -- 名無しさん (2021-06-06 23:09:51) - 村枝さんの気持ちもわかるけど、風都探偵アニメ化するしこれもやってほしいな… -- 名無しさん (2021-07-13 18:35:50) - ↑1 やるにしても本編終了してからだろうな…SPIRITSを描くのに色々駆けまわっているそうだし。 -- 名無しさん (2021-08-12 12:23:34) - ↑2 風都探偵で声優あれこれとか色々やりやすい感じになってほしい -- 名無しさん (2021-10-06 20:24:55) - 昭和ライダーの知名度上げる意味でもアニメ化はいつかしてほしいな、やっぱり -- 名無しさん (2022-02-28 10:31:19) - 昭和ライダーの知名度は上げなくても知られているから必要無い -- 名無しさん (2023-04-27 16:44:09) - 石森プロはアニメ化に乗り気なんだろうか -- 名無しさん (2023-04-27 19:27:12) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/03/27(土) 19:34:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){「時代が望む時、}}         #center(){&font(#008000){仮面ライダーは必ず蘇る―――。」}} #right(){石ノ森章太郎} 原作:石ノ森章太郎 漫画:村枝賢一 正式名称 『仮面ライダーSPIRITS The Legend of Masked Rider』 『仮面ライダーSPIRITS』とはマガジンZにて連載されていた[[漫画]]である。 掲載雑誌マガジンZの休刊にともない、現在は連載先が月刊少年マガジンに変わり、 2009年8月号からは『&bold(){新} 仮面ライダーSPIRITS』として連載開始。 当初は番外編として2号ライダー誕生の話が描かれ、2010年2月号から本編が再開された。 『仮面ライダーSPIRITS』は全16巻。 続編の『新 仮面ライダーSPIRITS』は2014年6月現在、最新巻の9巻まで発売している。 また、公式のファンブックが二冊、ガイドブックが一冊存在する。 2012年に密度の濃い画集『改造人間』が発行された。 関連作品としてドキュメンタリー漫画『仮面ライダーをつくった男たち』があり、ファンであれば必読といえる。 大まかな内容としては『[[仮面ライダー]]』~『仮面ライダーZX』までの昭和ライダー作品を混ぜたものだが、 映像のシリーズ化がされなかった『仮面ライダーZX』を中心に描かれている。 なので作品内の時間軸は『仮面ライダースーパー1』の終わりから数年後が舞台となっている。 後述の「旧1号&旧2号篇」が『仮面ライダー』放送当時の1971年を舞台としているため、ZXのTVスペシャル放送当時の1984年前後の時系列と思われる。 現代の電子機器((第1巻で滝がFBIのノートパソコンを使っている、ルミと良が携帯で会話している、他。))や兵器が登場している事は忘れよう。(一応、[[ショッカー]]などのオーバーテクノロジーをパクったとも考えられるが) 1巻から3巻までの全17話が各ライダーの番外編を描く第一部&bold(){「仮面ライダーSPIRITS」} 4巻から8巻途中までの全32話がバダンから脱走した村雨良が仮面ライダーZXを名乗るまでを描く第二部&bold(){「Forget Memories」} 8巻途中から16巻、新2巻以降が仮面ライダー達とバダンとの闘いを描く第三部&bold(){「DRAGON ROAD」} とそれぞれ分けられている。 新となってからは本編の展開を一旦休止し、インターミッションとしてTV版仮面ライダーの13話と14話の間を繋ぐ 2号ライダー誕生譚となる幻の&bold(){「旧1号&旧2号篇」}を展開。 ファンの長年の疑問に対する一つの答えを提示し、再び本編の連載へと復帰した。 現在は完結編とも言うべきZX編を連載中。 ちなみに今のZXの実力は >米軍のマシンガン、[[大砲>大砲(兵器)]]、ガトリング砲の一斉攻撃で傷一つ付かず、軍人を一方的に殺しまくれるレベルのコマンドロイド >が弱すぎて何の相手にもならない初期のZXと戦闘し、有利に試合を運べる1号ライダーと互角の強さの2号ライダーと互角に戦えるタイガーロイド >がさらに改造強化されたver.でも互角に渡り合える新宿編ZXより強い闇の怪人が3体合体した合体ロイドを瞬殺したJUDO分化後のZX >をボコボコに出来るストロンガーと互角に渡り合える奴を秒殺出来るくらい強く、出力が通常の100倍らしいチャージアップ・ストロンガー >と互角に戦うZXを圧倒する強さのツバサ一族をたちまち全滅させた修業後ZXより強い[[ツバサ大僧正]]=死人コウモリ >及び同格の強さのザリガーナ&吸血マンモスの3怪人を何の苦労もなく『[[ソードマスターヤマト]]』の如く皆殺しにした高知編ZX >が弱すぎて何の相手にもならん幻想空間のJUDOと渡り合える月面のZXを圧倒するアマゾン化ゼロ大帝と互角に戦える沖縄編ZX >と互角に戦えるスーパー1を圧倒する強さの悪魔元帥が同格のカイザーグロウと合体し更に強化したサタングロウ(仮称) >を手傷があったとはいえ0.1秒で倒した沖和也が変身したスーパー1よりやや強いと思われる鋼鉄参謀とある程度互角に渡り合える他のライダーたちと同等の強さ くらいである。 作者が生粋のライダーファンであるためこだわりがハンパじゃない(アマゾンの模様や、旧1号・2号篇では1号のヘルメットから首と髪が見えるのを再現など)。 各ライダーの変身ポーズも完璧に再現しており、往年の昭和ライダーファンも納得の内容となっている。 反面、怪人は着ぐるみでは表現しきれない生物的、クリーチャー的アレンジを加えられている。 女性怪人がちゃんと女性的な体型で描かれていたり、昭和の技術では不可能な翼や[[触手]]の再現などもバッチリ。 カニレーザーなんか顔面からどどん波張りの[[ビーム>ビーム/レーザー]]を放って敵を殲滅し、[[鋼鉄参謀>鋼鉄参謀(仮面ライダーストロンガー)]]は鉄球でビルを薙ぎ倒し、 悪魔元帥に至っては[[海]]をモーゼの如く叩き割る始末である。 勿論ライダーの技も滅茶苦茶ド派手にアレンジされており、 ・[[戦車]]の砲身を飴みたいにひん曲げる2号ライダー ・[[竜巻]]を起こすライダーきりもみシュート ・砂に埋もれたピラミッドを地上に引きずり出すほどの爆風を起こすV3逆ダブルタイフーン ・[[キングダーク]]を引き千切るXの真空地獄車 ・両腕のヒレが1m程伸び、巨大怪獣を両断するアマゾンのスーパー大切断 ・大要塞の壁をぶち抜くストロンガーの超電ドリルキック など、まるで映画を見ているかのような過激な演出は読者の胸を打つ。 バダン怪人も村枝氏のアレンジが加えられ、非常にカッコ良くなっている。(後にオリジナルデザインも再生怪人と言う形で登場した) また原作の没設定、使われなかった設定が多く使われている。 例) SPIRITSのコスチューム→クロスファイヤー(仮面ライダー企画の際の没案) 風見志郎がライダーマンのカセットアームを使って戦う→帰ってきたV3 26の秘密の1つ→V3サンダー、V3プロペラチョップ、レッドボーンリング、V3火柱キック他。かっこよすぎ JUDOの他ライダーへの変身能力→ZXの没設定 原作では役にも立たなかったドリルアームの改良による有効活用 原作では案はあったが未使用だったライダーマンのカセットアームのバリエーション→マシンガンアーム、オペレーションアーム 原作では死亡描写が無いままフェードアウトした[[デッドライオン]]→実は生きてたので再登場 ストロンガーの初期案「スパーク」→沼田五郎が再生怪人「奇械人スパーク」として登場 原作では設定上デルザー軍団合流前に死んだ事になっている[[ジェットコンドル>ジェットコンドル(仮面ライダーストロンガー)]]→デルザー軍団の隠し玉として登場→一旦やられた後、まさかの暗黒大将軍として復活&font(l){[[関智一]]大歓喜} 強化後のスカイライダーやZXが空を飛びまくる スチール連載未登場の没怪人「カニロイド」のまさかの登場 一度しか使われなかった超[[必殺技]]の大盤振る舞い(電光ライダーキック、ライダー卍キック、竹蜻蛉シュート他多数) その他、本作オリジナルの必殺技もある。 例) 超電子ウルトラサイクロン ZX穿孔キック ZXかげろう崩し 真空地獄車(水中)→後に『[[HERO SAGA]]』で水中地獄車が登場 それぞれの[[合体技]] *【登場人物】 **10人ライダー -[[本郷猛/仮面ライダー1号]] -[[一文字隼人/仮面ライダー2号]] -[[風見志郎/仮面ライダーV3]] -[[結城丈二/ライダーマン]] -[[神敬介/仮面ライダーX>仮面ライダーX]] -[[アマゾン(山本大介)/仮面ライダーアマゾン>仮面ライダーアマゾン]] -[[城茂/仮面ライダーストロンガー>仮面ライダーストロンガー(登場キャラクター)]] -[[筑波洋/スカイライダー>仮面ライダー(新)]] -[[沖一也/仮面ライダースーパー1]] -[[村雨良/仮面ライダーZX]]   **協力者 -[[滝和也/滝ライダー>滝和也(仮面ライダー)]] -一条ルミ -海堂博士 -立花藤兵衛 -緑川ルリ子 -石川五郎&ライダーガールズ -佐久間ケン -珠純子&シゲル -岡村マサヒコ -がんがんじい -志度敬太郎博士 -谷源次郎 -ジュニアライダー隊 -[[村雨しずか>村雨しずか(仮面ライダーZX)]] **秘密組織バダン -[[大首領JUDO]] -[[暗闇大使>暗闇大使/サザングロス]] -[[三影英介/タイガーロイド]] -[[ニードル/ヤマアラシロイド>ニードル/ヤマアラシロイド(仮面ライダーSPIRITS)]] 等々、過去の昭和ライダー作品に登場していたレギュラー陣も多数出演している。 また、オリジナルのキャラクター達も皆個性的。 *本作オリジナルキャラ **☆SPIRITS バダンにより壊滅的被害を受けた各国の軍隊に変わり、[[日本>日本国]]を攻撃する[[バダン>バダン(仮面ライダーZX)]]軍団と闘うライダーを支援すべく結成された正義の武装集団。 各国から集められた選りすぐりの志願兵、傭兵、武道家、[[賞金稼ぎ>賞金稼ぎ/バウンティハンター]]などが在籍している。 命を持たない怪人や戦闘員たちに対抗するため、強力な銃火器や特殊な近接武器を装備している。 隊員の制服及びヘルメットは、初代ライダーの没案『クロスファイヤー』がモデル。 -アンリエッタ=バーキン SPIRITS幹部。元はデストロンハンターのインターポール捜査官。 金髪で目つきの鋭い「トンデモねえ美人(ホプキンス談)」。お年は結城と同世代っぽいので30歳以上と思われる。 [[デストロン>デストロン(仮面ライダーV3)]]に家族を殺され、[[復讐]]のためにタヒチに潜伏していた。 元はデストロンの科学者だった結城を憎んでいたが、ヨロイ元帥から救われたのを境に徐々に心を開き、今や親友&font(l){ぶっちゃけ恋人一歩手前}となっている。 また、敬介の恋人だった水城涼子とその妹である霧子の上司でもあった。 -ウェイ=ペイ SPIRITS第十分隊所属。非常に小柄で、まるで子供のような外見の青年。 身軽であり、棒術と組み合わせた拳法で敵怪人を殲滅する。東洋医学の心得もある。 ヤマアラシロイド/ニードルを師匠と呼んでいるが、彼からは忘れ去られている。 -ゴードン SPIRITS第十分隊の問題児。非常に意地っ張りかつ短気な性格。 [[アメリカ>アメリカ合衆国]]空軍所属の巨漢の兵士で、バダン襲撃時に父親と兄を殺されたことからバダンを激しく憎悪しており、 アメリカに全く助けをよこさなかった日本や仮面ライダーを警戒し信頼していない。 巨大な銛を放つ大砲を武器に戦い、[[ゲルショッカー]]の怪人軍団を串刺しにしたり、 滝に変身した[[カメレオンファントマ]]の正体をいち早く見抜いて倒したり、 アマゾン化したゼロ大帝の目を潰したりと、SPIRITSの最高火力なだけはあって活躍の場は広い。 -ベイカー SPIRITS第十分隊所属。アフロで[[サングラス>サングラス(属性)]]のオカマ。Xこと敬介の大ファン。[[鉤爪]]を用いたボクシングスタイルで戦う。 村枝の別作品『RED』からの客演。 -ヒューリィ SPIRITS第十分隊所属。無口な剣客で居合抜きの達人。 -アルベール SPIRITS第十分隊所属。寡黙な狙撃手であり、優れた手腕と洞察力を有する。 [[ゲルショッカー]]編ではZXのムチャな要求を淡々とこなし、ゴードンと協力して[[ガラオックス]]の居場所を探し出した。 -コンラッド・ゲーレン SPIRITS第五分隊所属。第3部GOD編のゲスト。 バダン襲撃時に顔の右半分と右脚を喪失し、バダンに激しい憎悪を向ける。 中国地方に侵攻した[[GOD>GOD機関(仮面ライダーX)]]との戦いで第五分隊は全滅し戦友のユンとハリオムを失い、Xライダーと共にGODと戦った。 GOD編終了後は第十分隊に所属。 -目黒圭一 SPIRITS第八分隊所属。第3部ジンドグマ編のゲスト。元自衛隊員。 眼鏡をかけたおっとりした中年男性であるが、仲間をブラックサタンの襲撃で失っており、バダンシンドロームの餌食になってしまう。 ジンドグマ編終了後は第十分隊に所属。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){スーパー1の援護をすべく命を懸け、SPIRITSの名前有り隊員の中で初の殉職者となった。}} 彼のモデルとなった人物は同姓同名の著名人であり、&font(l){実質的に一文字隼人のスピンオフである}『[[改造人間哀歌THE MOVIE ~曼珠沙華の詩~]]』の監督&俳優を務めていた。((ちなみに同作ではSPIRITSと同じ格好した特殊部隊の隊長を演じていた。)) -ビクトル・ハーリン 第1部「密林の破壊神」ゲストキャラ。ブラジルの「ゲノム社」研究所最高顧問だが、驚くなかれその年齢はわずか10歳。 IQは300を超え、フェルマーの最終定理を解いた。 その正体はギアナ高地で異常進化を遂げた怪獣「ラストバタリオン」の死体から作られた人造人間で、 ガンダムで例えると[[コーディネーター>機動戦士ガンダムSEED]]に当たる。 アマゾンと共にギアナ高地での冒険を通して精神的に成長し、トモダチになった。後にアマゾンの初代トモダチであるマサヒコとも出会い、紆余曲折の後にトモダチになった。 バダン総攻撃後はSPIRITSに所属しライダーたちを支援するが、なまじっか頭がいいため扱き使われまくっている。 **☆民間人 ・ホプキンス ニューヨークで[[喫茶店]]を営む黒人の男性。滝がよく溜まり場にしている。実はFBIのOBであり、滝とは旧知の仲。 ・ブリジット ホプキンスの店で働いている美少女。よく滝にチカンされる。 ・スパイク ニューヨークのスラム街に住む子供たちのリーダー格。黒人。頭に髑髏のバンダナをしている。第1部「摩天楼の疾風」ゲストキャラ。 抜群の歌唱力を持ち、メジャーデビューして子供たちに楽をさせてあげたいと願っているが、悪の怪人に騙されて[[バンパイア>吸血鬼]]化させられてしまう。 しかし理性が[[消滅]]する寸前で滝を怪人から救い、本郷の持ってきたワクチンにより人間に戻った。 ・真美 第1部「たった一人の戦場」ゲストキャラ。ガモン共和国で働いている女医。[[戦争]]を憎んでいる。 クモロイドの陰謀によって子供たちを人間爆弾に改造させられそうになるが一文字に救われた。 その後、バダンの大空襲の際にタイガーロイドに襲われるが、ダブルライダーの活躍により無事に脱出し、 ガモン共和国の成り立ちについて情報を教える。 ・ヒナウ 第1部「右腕の記憶」ゲストキャラ。フランス領タヒチに棲む黒真珠漁師の孫娘。アイタペアペア! 記憶を失っていた結城を本当の父親のように慕っており、攻め込んできたヨロイ元帥に向けて放った台詞は涙腺崩壊もの。 このエピソードは「V3」終了直後であり、バダン侵攻時には美女に育っていた。 ・グレコ 第1部「機鎧の海」ゲストキャラ。スペインの老漁師。 かつて疫病騒ぎの時に息子・ドミニコとその恋人・ロッサを失っており、酒におぼれていたが、 死んだロッサの身体をベースに作られたバラロイドとの戦いで敬介と共闘した。 このエピソードを読んでから『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』を見るとまた味わい深いかもしれない。 ・ラストバタリオン ギアナ高地のテーブルマウンテンで異常進化を遂げた怪物たち。ハーリンの命令には従う。 ・フレイア・ボーヒネン 第1部「約束の蒼穹」ゲストキャラ。物凄い美女。天才科学者ボーヒネン教授の娘。 幼少期に飛行機事故で死に瀕し、生物の回復を行える能力を移植され改造人間になった。 しかし、その事故すらボーヒネン教授の自作自演であり、結局そのことを知ってブチ切れたとある人物に教授は殺されてしまう。((教授の本性にグレゴリー警部はドン引きして止めに入ろうとし、洋もブチ切れて彼を殴り飛ばしていた。)) バダン襲撃後はグレゴリーと共にSPIRITSを支援する。 義経の超人的生命力には性別の垣根を越えて見惚れていた。 ・グレゴリオ・バレージ 通称グレゴリー警部。インターポールの捜査官。外見は完璧にヤクザだが心優しく情に厚い[[正義]]の男。 アンリと面識があり、当初は彼女の言う改造人間の存在を信じていないなど頭も固そうに見えるが、実際に見た後は割とあっさりその存在を受け入れる辺りむしろ柔軟な人でもある。 ・セルゲイ・コリバノフ 第1部「流星の神話」ゲストキャラ。[[スペースシャトル]]のクルーであるNASAの宇宙飛行士。 家族を捨てて仕事のために奔走していたため、妻からはよく思われておらず離婚を切り出されていた。 最初は一也を夢想家と一蹴するものの、その信念と心意気に惹かれ、「あいつをバカにする奴ァ許さねえ」と友情を築く。 息子のマシムに「お釈迦様と兎」という童話を語っており、これがこのエピソードの原作になっている。これも滅茶苦茶泣ける話。 なお、マシムのおかげで最終的には奥さんと和解して離婚は回避された。 ・新宿のホームレス達 海棠診療所を訪れている大人達。 ルミをアイドルとして可愛がっており、彼女に危害を加える者に対しては容赦ない制裁を加える。&font(l){ぶっちゃけルミのバック} なお、老人がゴロツキに絡まれてルミが駆けつけたシーンでゴロツキがルミを見るなりその場から退散した事を見るに、ホームレス達とルミの関係が広く知れ渡っている模様。 ・金富秀吉 [[記憶喪失]]の村雨と出会ったホームレスの老人。 元は悪質な貸金業者だったが破産して路頭に迷っていた所をルミと海堂に救われた。 ・小島秀紀 不良少年。通称「ジュクの秀」。 元はいかにも悪ガキな小悪党であったが、成り行きで三影に出会ったのをキッカケにバダンの一員となった。 以後、三影を兄貴分として慕っている。 ・村上千弘 第3部ネオショッカー編のゲスト。札幌市在住の高校生。 いわゆるヤンキーではあったが根は悪人ではなく、バダン襲来後は暴徒や戦闘員から市民を守っていた。 ネオショッカーが人々を拉致して戦闘員に仕立て上げていることを知ると、ZXと共にネオショッカー本部に殴り込みをかける。 ・義経 第3部ドグマ編のゲスト。『スーパー1』に登場する弁慶の&bold(){姉}。 物凄いムキムキな体に、虎みたいな目つきをしている。 赤心少林拳黒沼流の師範代で、過去は一也と友人関係にあったが、赤心少林拳を辞めて国際宇宙開発研究所に入った彼のことを疎んでいた。 性格は豪放磊落で極めて図々しいが、一本気の通った竹を割ったような人柄の持ち主。 [[比奈ちゃん>仮面ライダーOOO]]やインガと組めば下手な悪の組織なら殲滅できると思う。 この物語の直接の続編である『仮面ライダーBLACK』から[[BLACK>仮面ライダーBLACK(登場キャラクター)]]の登場を期待するファンは多いが、作者の村枝賢一氏は描かないし登場もさせないと明言している。 ただし、村枝版の[[南光太郎]]自体はカード等で存在している。 ちなみに、その人気ぶりから[[アニメ化]]のオファーが何度かあるらしいが、村枝氏はその度に断っている。 氏曰く、「昭和ライダーのファンの方が抱いてるイメージを大切にしたいから」との事。 また、『[[仮面ライダーキバ]]』に登場する[[仮面ライダーイクサ]]((1話で吸血鬼と戦う、武器が電撃を放つナックルとガンソードであることなど))や 映画『[[平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊]]』の設定など、 一部東映側も本作の[[オマージュ]]と採れるネタを使っていることもある。   何かあれば追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,22) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジェットコンドルは2度と地球へは戻れなかった・・・。魔人と機械の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間をさまようのだ。そして、実際死んじゃったのでそのうちジェットコンドルは、考えるのをやめた。 -- 名無しさん (2016-05-04 23:32:39) - 13巻の表紙って誰になると思う? -- 名無しさん (2016-05-05 00:08:40) - 速報 13巻表紙は、5巻以来の風見志郎。 -- 名無しさん (2016-05-11 22:47:42) - 筑波洋の「いいんじゃないか それでも」は密かな名シーンだと思う。この辺ZXとごたついて一戦交えちゃうとこまでいった風見とか茂とは全然違うなあ・・・って。 -- 名無しさん (2016-05-13 18:43:26) - フレイアの父親なんだが、ドライブの蛮野にも劣らぬクズ親だったな -- 名無しさん (2016-06-02 14:46:30) - ↑ それだけにある意味ザマァな死に方だったんだが、フレイは直後に洋に倒されるのが本人的にも一番ベストな結末だったと思えるくらいマジ可哀想だった。 -- 名無しさん (2016-06-02 15:19:54) - ニコニコの公式配信で初代を全話見てきたおかげで、最新巻の少年仮面ライダー隊ネタにはニヤリとさけられたわ。相変わらずチョコは食ってばっかで実にわかりやすかった -- 名無しさん (2016-06-08 03:31:46) - ↑今月号でチコとマコも合流したからこれで昭和1期のライダーガールは全員揃ったね。あとは志度ハングライダークラブとブランカの面々だけ(もう出てたっけ?) -- 名無しさん (2016-06-08 04:00:43) - 義経が一也を恩知らず呼ばわりしたシーンが今では皮肉に思えてくる -- 名無しさん (2016-08-18 23:46:02) - ジュクの秀がとうとう改造人間になっちゃったけど、見た目がクロスボーンガンダムのドゥガチっぽくて不気味 -- 名無しさん (2017-09-05 17:58:01) - 新の方も16巻が出て巻数並んだな -- 名無しさん (2017-09-06 05:00:08) - この漫画何が凄いって主人公格の仮面ライダー10人に加えて滝さんの11人全員がちゃんと「王道の特撮ヒーロー」らしい正義の味方をやってて、かつちゃんとキャラが書き分けられてて、さらに原作のイメージを損なってない所なんだよなあ。ほんと村枝先生は正義の味方仮面ライダーと言う物を骨の髄まで分かってるように思う -- 名無しさん (2017-09-11 02:43:36) - 仮にライスピの世界で悪の怪人が撲滅したら、10人ライダーの方はハイブリッドインセクターのような暗い未来しか想像できない -- 名無しさん (2018-12-29 02:34:33) - 改造人間なんて割に合わねえ。惚れた女も愛せないし、赤子の手なんてグシャッ、平和が来たらお払い箱、まともな老いも来ない…どんな死に様を晒すんだか…滝のセリフ読んで涙出そうになったわ…。 -- 名無しさん (2019-06-01 12:21:19) - この世界線でのBLACK以降の昭和組と平成組がどうなってるのかが気になる -- 名無しさん (2021-01-04 02:30:23) - 本作のライダー「十一人」は「OQ」でも駆けつけてくれたと信じたい   分類的に昭和ライダーだから無理か? -- 名無しさん (2021-01-15 00:08:10) - この作品の最終回が来るとしたら「邪魔者が消えたか」と呟くゴルゴム幹部のシルエットが描かれその後の運命をまだ知らない光太郎が描かれて締められるのだろうか -- 名無しさん (2021-06-06 23:09:51) - 村枝さんの気持ちもわかるけど、風都探偵アニメ化するしこれもやってほしいな… -- 名無しさん (2021-07-13 18:35:50) - ↑1 やるにしても本編終了してからだろうな…SPIRITSを描くのに色々駆けまわっているそうだし。 -- 名無しさん (2021-08-12 12:23:34) - ↑2 風都探偵で声優あれこれとか色々やりやすい感じになってほしい -- 名無しさん (2021-10-06 20:24:55) - 昭和ライダーの知名度上げる意味でもアニメ化はいつかしてほしいな、やっぱり -- 名無しさん (2022-02-28 10:31:19) - 昭和ライダーの知名度は上げなくても知られているから必要無い -- 名無しさん (2023-04-27 16:44:09) - 石森プロはアニメ化に乗り気なんだろうか -- 名無しさん (2023-04-27 19:27:12) #comment #areaedit(end) }

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