タマゴタケ

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タマゴタケ」(2022/10/12 (水) 19:16:35) の最新版変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/23(水) 22:17:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){「テングタケ科って毒が多いんだよね?」} &font(#ff0000){「まあだいたいは毒だな」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){ワタシには毒などないぞ!}}}} &font(#0000ff){「でも美味しいんだよね?」} &font(#ff0000){「死ぬほどな」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){ワタシも死ぬほど美味しいが死にはしないぞ!}}}} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){さあ、食べてみるがいい!}}}} &font(#0000ff){「じゃあ毒がなくて死ぬほど美味しいテングタケ科のキノコってないのかな?」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){「ここにいるぞ!!」}}}} &font(#ff0000){「ハハ、そんな都合の良いのなんかあるかよ」} &font(#0000ff){「デスヨネー」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){(´;ω;`)}}}}  和名:タマゴタケ 学名:&ruby(アマニータ・カエサレオイデス){Amanita caesareoides} 分類:ハラタケ目テングタケ科テングタケ属テングタケ亜属タマゴタケ節 テングタケ科のキノコ。夏から秋にかけてコナラやクヌギなどの広葉樹林、時には針葉樹林にも生える。 かつて後述のセイヨウタマゴタケ(学名:&ruby(アマニータ・カエサレア){Amanita caesarea})と同種と考えられていたが、後に別種と確認され日本のタマゴタケはスリランカの&ruby(アマニータ・ヘミバファ){Amanita hemibapha}のほうだったとされ、学名が変わった。しかしさらに後の遺伝子解析で「実はこれでもなかった」となり、今度はロシアで見つかっていた&ruby(アマニータ・カエサレオイデス){Amanita caesareoides}であると確認され、再度学名が変更されている。 [[ベニテングタケ]]や[[ドクツルタケ]]のように、 &font(#800080){死ぬほど美味しい毒キノコ}というのが多いテングタケ科の中では珍しい&bold(){&font(#ff0000){まったく毒を持たないキノコ}}である。 本当に毒を持ってないものだからなんと&font(#ff0000){生食可能}。 我々には馴染み深い[[シイタケ]]ですら熱を通さないと腹を下すので生食可能というのはかなり凄い事なのである。 &bold(){&font(#ff0000){そして物凄く美味しい}} 味わい深く食べやすい。スライスしてサラダにくわえても美味しいが、キノコといえばやはり火を通して頂きたい。 タマゴタケは煮ると濃厚なダシがとれるため他の具材と一緒に煮たり炒めたりといった調理と相性が良い。 [[味噌汁]]なんかに加えるのも良いし、バター焼きもご飯がすすむ。 タマゴタケそのものを楽しみたいなら衣をつけてカリっと美味しい[[天ぷら]]も良いだろう。 野生のものを採取したなら、軸が中空なので虫などが入っていないかよく確かめよう。せっかくのごちそうが台無しになっては大変だ。  西洋では特に人気のあるキノコの一つで皇帝のキノコともいわれる。 ちなみに西洋のタマゴタケと日本のタマゴタケは分類学上別種と考えられており、そちらはセイヨウタマゴタケと呼ばれている。 タマゴタケもセイヨウタマゴタケもどちらも共通して美味い。 こちらは皇帝のキノコと呼ばれるようになったのには諸説あり、 [[とあるロー>ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス]][[マ皇帝>赤セイバー]]が愛したからとかロシアの皇帝がタマゴタケを食べようとしたら&font(#800080){違う毒キノコでクリティカルヒットしたから}とか色々ある。 どちらにしろ古くから愛されてきたキノコだといえるだろう。 日本における[[マツタケ]]ポジションといったところか、高級食材ではないけど。 勿論日本人にも大人気! って言いたいところなんだが…   「よくぞ見つけた!いかにも、ワタシがタマゴタ……ゑゑゑゑゑゑ!!?」 #center(){&font(#800080){発見しだい蹴りとばされる}} 間違いなく日本のタマゴタケも美味しいのだが日本のタマゴタケは大体こうなる。美味しいのに勿体ない。 ではなんで蹴りとばされるのか? 理由は簡単。&bold(){見た目に問題があるのだ} 当然食べられたくないからか、逆にこういう見た目だから普通に生き残ってきたのか、 #center(){&font(#ff0000){やたらド派手な色合いで}} #center(){&font(#ff0000){全身を赤々しく染め上げ}} #center(){&font(#ffb74c){傘に放射状の模様をいれ}} #center(){&font(#ffb74c){柄を黄色く飾りつけ}} …と色々な特徴がある結果 //#center(){&bold(){&blankimg(タマゴタケ.jpg,width=160,height=140)}} &image(width=160,height=140,center,タマゴタケ.jpg) #center(){&bold(){見てくれこのあり様を}} #center(){&bold(){こいつをどう思う?}} #center(){&font(#ff0000){凄く…毒っぽいです…}}   ベニテングタケのようなテンプレ毒キノコを地でいく見てくれになってしまっている(小さいと分かりにくいのでクリックで大サイズの閲覧を推奨)。 そりゃこんなキノコが食べられるとは思わないよなぁ…… 知ってか知らずか上手く警告色を演出しているものだ。 知っている人に鑑定してもらうにしろ、素人は最初から回避しがちなため、プロやキノコ愛好家くらいしか採取しないのが現状。 実際、日本では近年まで毒キノコ扱いされていたようである。 [[スギヒラタケ]]のように可食だと思われてたのが実は毒だったというケースよりはレアではないが、世にも珍しい、毒キノコだと思ったら食べられるキノコでしたというパターン。他の生物で言えばサンゴヘビとミルクヘビのような関係にある。 ヘビやハチならどの道避ければ済むが、よりにも寄って何故ご馳走と化学兵器を同じ見た目にしたのか…。 という訳で是非疑いの目を向けず採取すると良い…といいたいが、まずは落ち着いて。 赤い見た目からベニテングタケと間違えやすく(そもそも仲間だから似てて当然であり、雨などの影響で稀にイボがついていない場合があるので当然だが柄も見る必要がある)、また傘の色がオリーブ色のキタマゴタケと呼ばれるキノコの中にはタマゴタケモドキという[[かの破壊天使>ドクツルタケ]]並みの毒をもったキノコがあったり、名前の似た毒キノコも多いとトラップは多い。 先に述べた通りテングタケ科は猛毒キノコが多いのでこれはまあ仕方ない。 その他の理由(※図鑑などをアテにした判別も成長や環境の違いなどを考えると危険)からも結局のところ、&bold(){素人の採取厳禁。} キノコの知識をこれ以上ないぐらいまでに得るか、鑑定してもらいましょう。 一応極端に似ている種は発見されていないため、判別しやすい種ではある。 安全に食べるなら養殖モノを…と言いたいところだが、現在のところ栽培法は確立されていない。 美味いキノコであるためか研究している人はいるらしく、最初に成し遂げた人は一儲けできるかもしれない。君たちもトライするか? なおタマゴタケといわれるのは幼菌の頃には傘が壺に隠れており文字通りタマゴのように見える為。 これが成長すると壺を破って幼菌が顔を出すのだが… //#center(){&bold(){&blankimg(タマゴタケ2.jpg,width=90,height=100)}} &image(center,タマゴタケ2.jpg)   こいつをどう思う 食えそうに見えるか?   追記・修正はタマゴタケの見た目を愛でられる方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 毒キノコっぽい見た目だわ、モノホンの毒キノコに真似されるわ、散々やな…… -- 名無しさん (2014-01-08 14:45:24) - とはいっても特徴的な根本に分かりやすい派手な色なのでキノコ採取初心者向けのキノコとも言われてます &br() -- 名無しさん (2014-01-08 15:09:17) - 見つけてからの判別が問題だな… -- 名無しさん (2014-01-08 15:15:26) - ↑とりあえず食って判別してみたらどうかな? -- 名無しさん (2014-01-08 15:20:24) - ↑間違ってた場合下手したら死ぬぞ -- 名無しさん (2014-01-08 15:39:50) - ↑死んだなら毒キノコだな、判別できたじゃん -- 名無しさん (2014-01-08 15:57:23) - ↑何その、水に沈んだら人間、沈まなかったら魔女。沈んで溺死したから魔女じゃなかったね。みたいな極論 -- 名無しさん (2014-02-03 20:53:06) - 食用、毒入り含めて結構な数の亜種が存在する、特に食用のキタマゴタケと猛毒のタマゴタケモドキの誤食がヤバい。 -- 名無しさん (2014-02-03 21:10:26) - 母が採ってきたやつを煮てスープにして食ったが、ダシが効いて美味かったな。みるみるうちに湯が黄色く染まったのはちょっと不気味だった。軸はサクサクした食感でキノコというより野菜みたいだった。 -- 名無しさん (2014-03-05 02:08:49) - ↑よく無事でしたね。お母さんはきのこのプロですか?; -- 名無しさん (2014-05-06 20:57:41) - ↑母はプロじゃありません。「もしアタったらあの世で会おうぜ」と言ってから食べました。自分でもよく無事だったなとは思います。 -- 名無しさん (2014-05-22 23:06:18) - ↑ガンガン逝こうぜ!ってか。 -- 名無しさん (2014-09-27 18:19:56) - 冒頭のやりとりが赤セイバーっぽいなーとか思ってたらリンクに赤セイバーあってわろた -- 名無しさん (2014-10-28 14:18:50) - 実は都会でもそこそこな雑木林があれば見ることが出来る稀有なキノコ、更に本気で旨い。・・・けど見た目似てる大当たりキノコがあるのが欠点だよなぁ -- 名無しさん (2015-01-28 17:40:34) - 養殖でもした物でないと怖くて食えない・・・ -- 名無しさん (2015-04-15 21:11:29) - テングタケ科でありながら完全無毒のキノコなんだよね。タマゴタケって。ちなみに栽培種でも完全無毒となるとマッシュルームぐらいしかない。 -- 名無しさん (2015-09-10 23:53:24) - 美味しいのは確かなのに崩れやすくて足が早いせいで流通が難しいのが残念 -- 名無しさん (2015-10-02 17:05:25) - もしかして、スーパーマリオのキノコは、テングダケではなくてこいつでないのか? -- 名無しさん (2015-10-02 17:47:42) - むしろこのキノコは初心者向けだぞ。赤い傘と黄色い柄で一発 -- 名無しさん (2015-10-04 02:40:48) - おむつ履いてるみたいでかわいいと思うのは俺だけか。まるで幼女g -- 名無しさん (2016-01-04 22:41:30) - おいしいんだよね。友人にマツタケだとかいろいろ貰った時に一番おいしかった -- 名無しさん (2016-04-20 21:11:37) - 愛のあふれる記事だ -- 名無しさん (2016-08-15 15:58:29) - ドクツルタケと中身交換しようぜ! -- 名無しさん (2016-09-30 02:27:25) - 赤いタマゴタケならとりあえず大丈夫……かと思いきやイボが取れたベニテングタケにヒットする事もあるらしい -- 名無しさん (2016-10-22 01:56:13) - 図鑑で見て間違えないだろって思ってたがあの白いイボ取れるのか… -- 名無しさん (2016-10-22 06:48:11) - 初心者向けなキノコで滅茶苦茶うまいんだが、似てる奴らが割と同じようなところに生えるかつ破壊力高めなのが難点 -- 名無しさん (2016-11-04 20:26:51) - 条線が無いのをきっちりと確認しよう。モドキと間違えないように。 -- 名無しさん (2017-01-27 18:13:56) - 初見口紅に見えた>どう見ても一物です -- 名無しさん (2017-09-03 11:55:47) - 幼少期に食べた覚えがある。しかし味は覚えていない。また食べられる機会はないかなー -- 名無しさん (2018-04-02 22:37:03) - 真っ赤な見た目から最初は毒持ちだとされていたってのはトマトに通じるところがあるなあ。 -- 名無しさん (2018-09-23 20:44:09) - 母が養殖ものらしいタマゴタケを買ってきた。「もしかして成功したのか!?」「当たったらどうしよう」と思ったけど、よく品名を見たら、「タモギタケ」という全然違うキノコだった。(苦笑 -- 名無しさん (2018-10-17 16:24:15) - タモギタケ:傘が黄色でまとまって生える。栽培もされており、よく食用される。血糖値やコレステロール値を下げる成分などを含む。(Wikipediaより) -- 名無しさん (2018-10-25 23:38:35) - キノコ狩りでコイツらしきキノコを見つけても運悪く近縁種の白い子たちと間違えたら一発で昇天(物理)できるのが難点 -- 名無しさん (2019-09-25 14:24:39) - 毒キノコがクリーンヒットしたロシア皇帝って誰のことだろう -- 名無しさん (2019-10-11 00:56:16) - 見分け方のポイントは鮮やかな傘の色に規則的な条線、あとは黄色い軸にオレンジのジグザグの模様がついてるか……といったところ? -- 名無しさん (2020-02-29 13:53:51) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-07-05 01:45:32) - ロシア皇帝誰だか調べても確たる証拠が出てこないな……何故かエリザヴェータが出てきたけど彼女の死因は暗殺だし -- 名無しさん (2020-08-24 01:05:29) - 説明文が所々気持ち悪い。にゃぁぁぁぁとか -- 名無しさん (2020-11-14 09:36:50) - ↑だよなぁ ただこのWikiの生物系記事じゃよくある事で、そこの記事の「にゃああああ!?」なんてぬるいもんよ -- 名無しさん (2020-11-14 09:50:46) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/23(水) 22:17:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){「テングタケ科って毒が多いんだよね?」} &font(#ff0000){「まあだいたいは毒だな」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){ワタシには毒などないぞ!}}}} &font(#0000ff){「でも美味しいんだよね?」} &font(#ff0000){「死ぬほどな」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){ワタシも死ぬほど美味しいが死にはしないぞ!}}}} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){さあ、食べてみるがいい!}}}} &font(#0000ff){「じゃあ毒がなくて死ぬほど美味しいテングタケ科のキノコってないのかな?」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){「ここにいるぞ!!」}}}} &font(#ff0000){「ハハ、そんな都合の良いのなんかあるかよ」} &font(#0000ff){「デスヨネー」} #right(){&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){(´;ω;`)}}}}  和名:タマゴタケ 学名:&ruby(アマニータ・カエサレオイデス){Amanita caesareoides} 分類:ハラタケ目テングタケ科テングタケ属テングタケ亜属タマゴタケ節 テングタケ科のキノコ。夏から秋にかけてコナラやクヌギなどの広葉樹林、時には針葉樹林にも生える。 かつて後述のセイヨウタマゴタケ(学名:&ruby(アマニータ・カエサレア){Amanita caesarea})と同種と考えられていたが、後に別種と確認され日本のタマゴタケはスリランカの&ruby(アマニータ・ヘミバファ){Amanita hemibapha}のほうだったとされ、学名が変わった。しかしさらに後の遺伝子解析で「実はこれでもなかった」となり、今度はロシアで見つかっていた&ruby(アマニータ・カエサレオイデス){Amanita caesareoides}であると確認され、再度学名が変更されている。 [[ベニテングタケ]]や[[ドクツルタケ]]のように、 &font(#800080){死ぬほど美味しい毒キノコ}というのが多いテングタケ科の中では珍しい&bold(){&font(#ff0000){まったく毒を持たないキノコ}}である。 本当に毒を持ってないものだからなんと&font(#ff0000){生食可能}。 我々には馴染み深い[[シイタケ]]ですら熱を通さないと腹を下すので生食可能というのはかなり凄い事なのである。 &bold(){&font(#ff0000){そして物凄く美味しい}} 味わい深く食べやすい。スライスしてサラダにくわえても美味しいが、キノコといえばやはり火を通して頂きたい。 タマゴタケは煮ると濃厚なダシがとれるため他の具材と一緒に煮たり炒めたりといった調理と相性が良い。 [[味噌汁]]なんかに加えるのも良いし、バター焼きもご飯がすすむ。 タマゴタケそのものを楽しみたいなら衣をつけてカリっと美味しい[[天ぷら]]も良いだろう。 野生のものを採取したなら、軸が中空なので虫などが入っていないかよく確かめよう。せっかくのごちそうが台無しになっては大変だ。  西洋では特に人気のあるキノコの一つで皇帝のキノコともいわれる。 ちなみに西洋のタマゴタケと日本のタマゴタケは分類学上別種と考えられており、そちらはセイヨウタマゴタケと呼ばれている。 タマゴタケもセイヨウタマゴタケもどちらも共通して美味い。 こちらは皇帝のキノコと呼ばれるようになったのには諸説あり、 [[とあるロー>ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス]][[マ皇帝>赤セイバー]]が愛したからとかロシアの皇帝がタマゴタケを食べようとしたら&font(#800080){違う毒キノコでクリティカルヒットしたから}とか色々ある。 どちらにしろ古くから愛されてきたキノコだといえるだろう。 日本における[[マツタケ]]ポジションといったところか、高級食材ではないけど。 勿論日本人にも大人気! って言いたいところなんだが…   「よくぞ見つけた!いかにも、ワタシがタマゴタ……ゑゑゑゑゑゑ!!?」 #center(){&font(#800080){発見しだい蹴りとばされる}} 間違いなく日本のタマゴタケも美味しいのだが日本のタマゴタケは大体こうなる。美味しいのに勿体ない。 ではなんで蹴りとばされるのか? 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