鬼太郎 対 悪魔くん

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/01 Thu 01:22:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『臨時ニュースを申し上げます。 日頃どこにいるのかわからない妖怪達が、大群をなして甲州街道を進み、新宿に入るつもりの様です。 この模様では、八王子辺りで大会戦があると思われます。 人間は全て退避してください。 我々の常識では考えられない戦いが始まるからであります。』 &font(#ff0000){&bold(){※ネタバレ項目です。「悪魔くん」を未読な方は御注意ください。}} 「&bold(){鬼太郎 対 悪魔くん}」とは、[[水木しげる]]の代表作である「[[ゲゲゲの鬼太郎>ゲゲゲの鬼太郎(原作)]]」と「[[悪魔くん]]」の[[夢]]の対決を描いた[[クロスオーバー>クロスオーバー(創作)]]作品である。 「悪魔くん」というキャラクターは複数存在するが、この[[漫画]]での悪魔くんは、「貸本版悪魔くん」こと「松下一郎」。 初代にして歴代最強の悪魔くんである。 よくあるヒーロー同士の共演作品だが、最初から仲の良かったり後に共闘したりするそれらとは違って、こちらはマジで対立しており、短いながらも見所が多い。 惜しいのは、夢の対決なのに&bold(){一話完結}で短すぎる事。 そのためか、終わりもあっさりしている。   **【あらすじ】 警官隊により射殺された「悪魔くん」(※貸本版悪魔くん参照)は、[[死]]の世界で生きる方法を知っていた。 死の世界で蘇った「悪魔くん」は、持ち前の頭脳と魔力で[[地獄>冥府/地獄]]の魔物たちを次々と征服し、地獄を統一した。 「悪魔くん」が次に目をつけたのは地上、すなわち「生者の世界」。 「悪魔くん」は魔物の世界である「地獄」と、生者の世界である「地上」をひとつの世界にしようと企み、地上に向かって進撃する。 [[東京>東京都]]に突如現れた悪魔くん率いる強大な「魔物軍団」。 [[日本>日本国]]の首相は話し合いで解決しようと思っていたが、狂乱の世界を望む「[[魔女]]」たち(※中立)によりそそのかされ、[[自衛隊]]が出動。 魔物軍団と自衛隊の戦争になり、東京は魔物軍団に占領された。 一方「鬼太郎」は、テレビも新聞も所持していなかったため、何も知らず呑気に寝ていた。 そこに「魔女」が現れ、「ねずみ男」をピーナツでそそのかし、「鬼太郎」は「ねずみ男」にそそのかされて行動を始める。 「鬼太郎」は、 『こうなると我々も今まで通りのんびりしてられない。今から東京を占領する。』 と号令を発し、日本の妖怪達を呼び集め、東京に出陣した。 **【キャラクター】 ・[[鬼太郎>ゲゲゲの鬼太郎(キャラクター)]] ご存知「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公。 幽霊族の最後の生き残り。 人生の目的がはっきりしてる「悪魔くん」とは違って、「鬼太郎」は毎日をのんびり暮らしている。 基本的に呑気者で、金もほとんど持たず、ゴミ箱漁りが日課で、美女に弱いダメな妖怪(※水木妖怪ではよくある事)だが、妖怪軍団のリーダーだけあって、やる時はしっかりやる。 勘違いされやすいが、彼は人間の味方ではなく「平和の味方」。 今回の[[戦争]]も「魔物に占領されたらのんびり出来なくなるから」という動機で出陣している。 なお、妖怪たちは魔物たちより力があるらしく、一時は魔物軍団を圧倒した。   ・悪魔くん 「[[悪魔くん]]」の主人公。 目的のためには手段を選ばぬリアリストで、人類史上最高の頭脳を持った「救世主」。 生前は日本有数の電機会社の御曹子「松下一郎」。 「国境も差別もない平等な世界」を創ろうと奮闘したが、国家反逆罪で警官隊に射殺された。 しかし地獄で蘇り、なんと実力で地獄を統一。 今回の戦争の目的は「地獄と地上をひとつにすること」であり、彼の「国境のない平等な世界」を創る計画は、死んだあとも変わっていない。 基本が呑気者の「鬼太郎」とは正反対で、「悪魔くん」は生まれたときから死んだあとも「平等な世界」を目指して一直線である。 なお、この話での「悪魔くん」もかなりの頭脳派であり、力で勝る妖怪軍団を作戦によって追い詰める。 ・魔女達 物語の裏で暗躍し、「鬼太郎」と「悪魔くん」を対決させて、地上を不幸と狂乱の世界にしようと企む変人集団。 「魔女」とは西洋の魔物のことではあるが、「悪魔くん」には加担しておらず中立的な存在である。 話術に長けており、ねずみ男や首相をそそのかして戦争にまで発展させた。 何気に律儀な奴らで、計画が失敗しても「ねずみ男」には約束していた報酬(※ピーナツ)を渡していた。 ・[[ねずみ男]] ピーナツにつられて魔女に手を貸す不届き者。 ケーキにはまったく見向きもしなかったのに、ピーナツを貰えると聞いて喜んで協力した。 いちおう「成功した暁には日本の半分を譲ってもらう」という約束はしたが、「それはそれ」とまだピーナツを要求していた。 ・妖怪軍団 「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの妖怪達。 いつものメンバーの他に、「赤舌」「釣瓶落とし」「牛鬼」「大入道」などの巨大な妖怪達が主力になっている。 ・魔物軍団 西洋に伝わる[[悪魔]]で組織された魔物達。 個々の魔物達にキャラ付けはされていないが、「[[バアル>バアル(悪魔)]]」「[[アスタロト>アスタロト(悪魔)]]」「ブエル」「[[ベルフェゴル>ベルフェゴール(悪魔)]]」「[[ベヘモット>ベヘモット(架空の生物)]]」など、有名な悪魔の姿が確認出来る。 **【[[ネタバレ]]】 「鬼太郎出陣」の報告を聞いた「悪魔くん」は冷静だった。 部下の「魔物軍団」に新宿まで退くように指示し、そこで「妖怪軍団」と「魔物軍団」の戦争が始まった。 「妖怪軍団」は強く、「魔物軍団」は退却を始める。 「妖怪軍団」は追い撃ちを掛けようと攻めるが、「魔物軍団」は幻覚弾を使い姿をくらます。 いつまで経っても「魔物軍団」を発見出来ない「鬼太郎」が少し休憩しようとしたそのとき、高層ビルから一斉に「魔物軍団」が降下した。 不意を突かれ、周囲を完全に囲まれた「鬼太郎」は退却すら出来ず、「妖怪軍団」は一気に壊滅し始める。 「鬼太郎」は「髪の毛針」や「チャンチャンコ」で応戦するが、次々に現れる魔物軍団に追い込まれ、神通力も使い果たしてしまった。 『もうおしまいだーっ!』 その時、 『みんな待て!』 と、「悪魔くん」が部下を止めた。 『きみは戦うべき相手ではない。 お互いに、[[正義]]の味方として手を取りあっていかねばならぬ仲です。』 『なるほど。』 納得する「鬼太郎」。   こうして、「鬼太郎」と「悪魔くん」は「真の友人」として同盟を組んだ。 互いに争わなければ魔女の策略も無意味。 戦いは終わった。 が、本当に終わったのであろうか…? ねずみ男が小さな声で呟く。 &font(b,#800080){「悪魔くんは演技が上手い………」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 続編とか出ないかなぁ… -- 名無しさん (2013-09-09 20:07:40) - クロスオーバー対決なんて結局はこの程度どまりか…。 -- 名無しさん (2014-11-01 23:47:07) - 取り敢えず松下が戦いを止めたのは魔女に利用されていると気づいたから? -- 名無しさん (2014-11-03 17:51:17) - 利用するためでね? -- 名無しさん (2015-09-01 20:49:53) - ピーナツって確か賄賂の隠語だよね -- 名無しさん (2018-05-27 02:08:54) - ん?これで終わっちゃったのか -- 名無しさん (2022-02-25 16:07:52) #comment #areaedit(end) }
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