リゼット=ヴェルトール

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&font(#6495ED){登録日}:2011/12/07(水) 00:56:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(deepskyblue){&bold(){私はどうなっても構いません。だからお願いします―――}} &color(deepskyblue){&bold(){この水晶を破壊して、すべての悪夢を終わらせてください!}}} [[11eyes -罪と罰と贖いの少女-]]のヒロイン(?)の一人。 cv.RINA/新名彩乃 身長:145cm 体重:37kg 3サイズ:70/52/72 赤い夜の中心部、祭壇のような場所で巨大な水晶に幽閉された少女。 赤い夜とは対照的な、長い銀髪と碧の瞳を持ち、純白のドレスを纏う幼げな姿をしている。 自分の名前以外の記憶はなく、また遠距離から駆たちに[[黒騎士>黒騎士(11eyes)]]の襲来を伝えるなど不思議な力を持っている。 黒騎士は純真無垢な彼女のことを「魔女」と蔑んで呼ぶが……。 以下ネタバレ 元々は1200年代、南仏オクシタニアの城塞都市ベゼルスで生活していたキリスト教の異端派カタリの敬虔な教徒であった。 しかし、十字軍侵攻(時期的に第四次か第五次の可能性が高い)の際、異端の徒として捕らえられ、兵たちの慰み物として純潔を散らす。 ただひたすらに嬲られ、犯され、蹂躙され、使い物にならなくなった頃には何処とも知れぬ森に放置された。 病に冒され、四肢は腐り、視力もほとんど喪ったリゼットは、 水を求めて行きついた木の洞で、その哀れな生涯に幕を下ろそうとしていた。 だが、そこに現れた一人の人物によって、彼女の長きに渡る凄絶な暗黒の人生が始まる。 自らを賢者と名乗る男、ミシェル=マキシミリアン。 彼はリゼットに対し一つの提案をする。 彼の持つ『翠玉碑の欠片』の一つ、闇精霊を吸収し漆黒の輝きを帯びた『虚無(クリフォト)の魔石』を与えよう。 全てに絶望し、信仰していた神をも呪う少女に、復讐の術を与えよう、と。 怨嗟の咆哮を挙げるリゼット。ミシェルはその胎に『虚無の魔石』を埋め込んだ。 莫大な魔力を得たリゼット。 既にミシェルは居なくなっていたが、それが白昼夢でなかったことは自らに宿る力が証明していた。 リゼットはその後、当代最高と呼ばれた魔術師ヴェルクマイスターに師事。   永の研究を行うが為の延命を必要としないリゼットは、研鑚に専念しみるみる魔術師として成長。 そして師の亡きあと、その名を受け継ぎ『リーゼロッテ=ヴェルクマイスター』と名乗るようになる。 しかし既に世界への復讐心が薄れ始めていたリーゼロッテは、 世界の裏で暗躍し、混乱を引き起こしてはただ愉しむだけの存在となっていた。 そのうちに「炎の魔女」「姦淫(ルクスリア)の魔女」「バビロンの大淫婦」などと呼ばれるようになった。 1400年代、ドラスベニア王国の常勝不敗の魔王ヴェラードが、 自らの力の源と起源を同じくする魔導具『劫(アイオン)の眼』を持つと知り、それを手に入れんと腹心の部下となる。 だが、彼の持つ「人類の罪を浄化するための人類鏖殺」という夢想、 それを全て独りで背負うという姿に惹かれ、彼を愛するようになった。   そして愛しの魔王が部下の裏切りによって殺された後、彼の夢を成し遂げんと再び人類に牙を剥く。 20世紀にはナチス・ドイツに接触。 さらに自分と同格の魔術師六人を集めた魔術結社トゥーレを結成。 表向きは魔導帝国の実現を謳っていたが実際は人類鏖殺の手段を整える一環に過ぎなかった そして1945年、大戦のまっただ中に霊脈が最適な日本の涅葦原へ。 闇精霊で構成された異世界との門を開き光精霊で構成された、 この世界の生物を死滅させる大魔術『奈落落とし(ケェス=ビュトス)』を発動した。 だが、敵対していた禁書目録聖省の討伐部隊の妨害に遭い、 部隊は壊滅させたものの禁呪『契約の虹(アルカス=パクトゥム)』の発動を許してしまう。   本来なら魂魄が消滅するほどの禁呪に対し、絶大な魔力を七つに分割し、 うち六つを並行世界に引き離されるに留まり、全ての記憶と魔力を失い術式の途中で封印された。 その後、現実時間で60年以上経過し、欠片の全てがかつての涅葦原に集まり、 封印を解くまいと奮闘するかつての使徒、黒騎士と欠片の戦闘を何もわからぬ状態で傍観。 しかし、雪子の欠片を吸収し記憶が覚醒。 ドレス姿から漆黒の衣装に変化し封印に抵抗を始める ゆかの欠片も取り込みいよいよ復活という時、 駆が『劫の眼』の今生の所有者であり、ヴェラードの意識がそこに存在していることを知る   だがヴェラードの意志を継いだリーゼロッテの行動を当のヴェラードが否定。 怒り狂ったリーゼロッテと『劫の眼』の最終決戦となる 全盛期の3/7でさえ圧倒的優位を保ったリーゼロッテだったが、 最後は限界まで力を発動させた『劫の眼』に本来破壊しえぬ『虚無の魔石の欠片』を砕かれ、雷切にその身を貫かれる。 「そなたを殺す」という約束を果たした愛する男の腕の中で、 800年に渡る流浪の呪縛から解放された魔女は灰となって跡形もなく消滅した。 ■以下余談   ・ぱんつはいてない ・作中では暗黒の炎を多用するが、同じトゥーレの黒羊歯鼎の秘技「アジ=ダハーカ」もツッコミ感覚で使える ・[[3days>3days ~満ちてゆく刻の彼方で~]]の山葵ことヴァルターをスカウトしたのは彼女。&br()同時期に日本で消息不明となり一応二人とも公式には戦死扱い ・モチーフは「魔法騎士レイアース」のエメロード姫 ・『ヴェルクマイスター』という名前の元ネタはゲームブック風エロゲ「蠅声の王」。&br()吸血鬼の祖『ヴァクトマイステル』をドイツ語風に崩したもの ・Resona Formaでは『劫の眼』を限界まで酷使し時空を越えたヴェラードによって十字軍から救われるif√が実装。&br()万の軍勢に果敢に挑んだ一人の騎士の姿を子供たちに語る、美しい女性へと成長した姿が見られる ・またおまけシナリオではWリズとのHシーンもあり 追記・修正よろしく。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 恐らくゲーム史上一番かわいそうなラスボス -- 名無しさん (2013-10-24 21:12:51) - この子がサーヴァント化したらキャスターかな? -- 名無しさん (2013-12-23 10:15:49) - ↑むしろそれしか思いつかないんだが… -- 名無しさん (2014-03-27 12:49:23) - ルサルカと合わせてみたい(ルート無しヒロイン的な意味で) -- 名無しさん (2014-09-02 21:15:50) - ↑↑アヴェンジャーもいけるかも -- 名無しさん (2016-08-29 23:47:20) - ↑2奇しくも両者とも魔女であり、その経緯は同情出来てしかも想い人の魂を持つ人間が物語の主人公で共通点が多いんだよな -- 名無しさん (2017-09-12 17:32:09) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/12/07(水) 00:56:05 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(deepskyblue){&bold(){私はどうなっても構いません。だからお願いします―――}} &color(deepskyblue){&bold(){この水晶を破壊して、すべての悪夢を終わらせてください!}}} [[11eyes -罪と罰と贖いの少女-]]のヒロイン(?)の一人。 cv.RINA/新名彩乃 身長:145cm 体重:37kg 3サイズ:70/52/72 赤い夜の中心部、祭壇のような場所で巨大な水晶に幽閉された少女。 赤い夜とは対照的な、長い銀髪と碧の瞳を持ち、純白のドレスを纏う幼げな姿をしている。 自分の名前以外の記憶はなく、また遠距離から駆たちに[[黒騎士>黒騎士(11eyes)]]の襲来を伝えるなど不思議な力を持っている。 黒騎士は純真無垢な彼女のことを「魔女」と蔑んで呼ぶが……。 以下ネタバレ 元々は1200年代、南仏オクシタニアの城塞都市ベゼルスで生活していたキリスト教の異端派カタリの敬虔な教徒であった。 しかし、十字軍侵攻(時期的に第四次か第五次の可能性が高い)の際、異端の徒として捕らえられ、兵たちの慰み物として純潔を散らす。 ただひたすらに嬲られ、犯され、蹂躙され、使い物にならなくなった頃には何処とも知れぬ森に放置された。 病に冒され、四肢は腐り、視力もほとんど喪ったリゼットは、 水を求めて行きついた木の洞で、その哀れな生涯に幕を下ろそうとしていた。 だが、そこに現れた一人の人物によって、彼女の長きに渡る凄絶な暗黒の人生が始まる。 自らを賢者と名乗る男、ミシェル=マキシミリアン。 彼はリゼットに対し一つの提案をする。 彼の持つ『翠玉碑の欠片』の一つ、闇精霊を吸収し漆黒の輝きを帯びた『虚無(クリフォト)の魔石』を与えよう。 全てに絶望し、信仰していた神をも呪う少女に、復讐の術を与えよう、と。 怨嗟の咆哮を挙げるリゼット。ミシェルはその胎に『虚無の魔石』を埋め込んだ。 莫大な魔力を得たリゼット。 既にミシェルは居なくなっていたが、それが白昼夢でなかったことは自らに宿る力が証明していた。 リゼットはその後、当代最高と呼ばれた魔術師ヴェルクマイスターに師事。   永の研究を行うが為の延命を必要としないリゼットは、研鑚に専念しみるみる魔術師として成長。 そして師の亡きあと、その名を受け継ぎ『リーゼロッテ=ヴェルクマイスター』と名乗るようになる。 しかし既に世界への復讐心が薄れ始めていたリーゼロッテは、 世界の裏で暗躍し、混乱を引き起こしてはただ愉しむだけの存在となっていた。 そのうちに「炎の魔女」「姦淫(ルクスリア)の魔女」「バビロンの大淫婦」などと呼ばれるようになった。 1400年代、ドラスベニア王国の常勝不敗の魔王ヴェラードが、 自らの力の源と起源を同じくする魔導具『劫(アイオン)の眼』を持つと知り、それを手に入れんと腹心の部下となる。 だが、彼の持つ「人類の罪を浄化するための人類鏖殺」という夢想、 それを全て独りで背負うという姿に惹かれ、彼を愛するようになった。   そして愛しの魔王が部下の裏切りによって殺された後、彼の夢を成し遂げんと再び人類に牙を剥く。 20世紀にはナチス・ドイツに接触。 さらに自分と同格の魔術師六人を集めた魔術結社トゥーレを結成。 表向きは魔導帝国の実現を謳っていたが実際は人類鏖殺の手段を整える一環に過ぎなかった そして1945年、大戦のまっただ中に霊脈が最適な日本の涅葦原へ。 闇精霊で構成された異世界との門を開き光精霊で構成された、 この世界の生物を死滅させる大魔術『奈落落とし(ケェス=ビュトス)』を発動した。 だが、敵対していた禁書目録聖省の討伐部隊の妨害に遭い、 部隊は壊滅させたものの禁呪『契約の虹(アルカス=パクトゥム)』の発動を許してしまう。   本来なら魂魄が消滅するほどの禁呪に対し、絶大な魔力を七つに分割し、 うち六つを並行世界に引き離されるに留まり、全ての記憶と魔力を失い術式の途中で封印された。 その後、現実時間で60年以上経過し、欠片の全てがかつての涅葦原に集まり、 封印を解くまいと奮闘するかつての使徒、黒騎士と欠片の戦闘を何もわからぬ状態で傍観。 しかし、雪子の欠片を吸収し記憶が覚醒。 ドレス姿から漆黒の衣装に変化し封印に抵抗を始める ゆかの欠片も取り込みいよいよ復活という時、 駆が『劫の眼』の今生の所有者であり、ヴェラードの意識がそこに存在していることを知る   だがヴェラードの意志を継いだリーゼロッテの行動を当のヴェラードが否定。 怒り狂ったリーゼロッテと『劫の眼』の最終決戦となる 全盛期の3/7でさえ圧倒的優位を保ったリーゼロッテだったが、 最後は限界まで力を発動させた『劫の眼』に本来破壊しえぬ『虚無の魔石の欠片』を砕かれ、雷切にその身を貫かれる。 「そなたを殺す」という約束を果たした愛する男の腕の中で、 800年に渡る流浪の呪縛から解放された魔女は灰となって跡形もなく消滅した。 ■以下余談   ・ぱんつはいてない ・作中では暗黒の炎を多用するが、同じトゥーレの黒羊歯鼎の秘技「アジ=ダハーカ」もツッコミ感覚で使える ・[[3days>3days ~満ちてゆく刻の彼方で~]]の山葵ことヴァルターをスカウトしたのは彼女。&br()同時期に日本で消息不明となり一応二人とも公式には戦死扱い ・モチーフは「魔法騎士レイアース」のエメロード姫 ・『ヴェルクマイスター』という名前の元ネタはゲームブック風エロゲ「蠅声の王」。&br()吸血鬼の祖『ヴァクトマイステル』をドイツ語風に崩したもの ・Resona Formaでは『劫の眼』を限界まで酷使し時空を越えたヴェラードによって十字軍から救われるif√が実装。&br()万の軍勢に果敢に挑んだ一人の騎士の姿を子供たちに語る、美しい女性へと成長した姿が見られる ・またおまけシナリオではWリズとのHシーンもあり 追記・修正よろしく。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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