大谷日堂(鉄鍋のジャン)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/04/12(木) 01:03:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#800080){この[[スープ]]の中身やけどね~~~まず[[スッポン>スッポン(カメ)]]が入っとるで 見んでも香りで分かるわ ウン} &font(b,#800080){そして山薬・龍眼肉・万能ネギ・ショウガの香りもするなあ} &font(b,#800080){調味料は紹興酒・[[塩]]・コショウか――芸ないなァ ハハハーーーッ} &font(b,#800080){そしてこっちはもっと簡単 見ただけで分かる} &font(b,#800080){タラに片栗粉で衣をつけて油通しし葱油と清湯スープで煮立ったらソラ豆を入れて炒めたんやね} &font(b,#800080){どんな味かもう想像ついてしもうたなァ} &font(b,#800080){ハハハ――な~~~んやみんな怖い顔やな} &font(b,#800080){そんなに自分らの料理のネタがバレるのが嫌なんか?んん~~~!?} &sizex(5){&font(b,#800080){まっなんやね~~}} &sizex(5){&font(b,#800080){ワシに――この大谷に味をみてもらいたいんやったらもっともっと腕を磨く事やね!}} &sizex(5){&font(b,#800080){なにせワシは日本一の食通や 日本一やで!}} &sizex(5){&font(b,#800080){たいていのモンは見ただけでわかるし匂いを嗅げばもう百発百中で当ててしまうのや!!}} &sizex(5){&font(b,#800080){ハハハハハハッ! アッハッハッハッハッハァッ}} } 大谷日堂とは『[[鉄鍋のジャン!]]』の登場人物である。風貌はふとましい体格にパンチパーマに眼鏡、顎髭を生やし和服を着ている。 年齢は番外編より逆算すると66歳。 関西弁を話し、[[醤>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]とは作中最初から最後まで何度も対決する事になる、言わばライバル役である。 性格は非常に傲慢にして強欲な野心家。 そして最大の特徴はどんな料理に使った食材も言い当てる&font(#0000ff){&bold(){神の舌}}の持ち主であり、半端な料理などは箸を付ける前からメタメタにこき下ろす。しかも執念深い。 そんな姿がかえって視聴者の人気を集めている有名人であり、マスメディアにも顔が利く権力者でもある。 五番町弥一曰く&bold(){「料理界広しと言えどもあれだけ腐った心とあれだけ最上の舌を持ってる奴は二人といない!」} と、ジャンの[[ライバル]]とは言ったものの、彼の本業は&font(#ff0000){料理評論家}である。要は&font(#ff0000){&bold(){審査員役}}。 [[金>お金]]を払えばどんな料理も褒めると本性もかなり汚い。 ただ、評価を語る際は[[嘘]]はつかないため、付け入るスキがないと黙るしかできなくなる。 前述の勝負にしても非常に傲慢且つ執念深く ・五番町飯店に乗り込み[[料理人>鉄鍋のジャン!の料理人]]をけしかけジャンを辞めさせようとする ・ジャンを観客達の前で負けさせる為だけに&font(#ff0000){中華料理人全国大会}を開く ・ジャンごと五番町飯店を潰しに掛かる ・勘で覚えるタイプのジャンを潰す為全国大会の予選としてクイズ問題を出す ・いっその事ジャン含め料理人全員潰れるようにわざと難しい料理の課題を出す(サメ、ダチョウ等) ・ジャンの料理が低い点数だと全力で罵倒する ・その後半戦でジャンが挽回して高得点を出すと、&font(#ff0000){試食もしない内から}他の参加者の料理を持ち上げて勝負に水を差す ・しかも自分の発言のせいで他の参加者を落とす結果になりジャンをマウントで殴る ・ジャンの優勝が確実になると&color(purple){「日本中の料理人達に「あいつのような料理人になれ」と言えるんかい」}と&font(#ff0000,b){料理と無関係な欠点を持ち出して他の審査員を扇動し、ジャンの優勝を潰す} ・全国大会ベスト3(楊、ジャン、キリコ)よりも自分が優位である事を示す番組を放映 ・低得点を取ったジャンを[[土下座]]させ頭を足でグリグリ踏み付け&font(#ff0000){めっちゃイイ笑顔} 等の行為を働く。まさに外道。 ……とは言ったものの驚き役の宿命か&font(#ff0000){色々酷い目に遭っている事も確かである}。 ・初登場時ジャンの[[茶碗蒸し]]で何も言えなくなる ・ジャンの血のデザートで何も言えなくなる --ならばと楊のデザートをヨイショしたら食材のカエルの輸卵管を言い当てたせいで「デザートに相応しくない[[ゲテモノ料理>奇食]]」という欠点を逆に晒し、自分の博識で墓穴を掘る ・その後キリコを勝たせるもジャンの一撃を喰らい昏倒、しかも他の審査員からは「多目に見ましょうか……」 ・雇った料理人(五行)にノド輪を受け、ビンロウ子(覚醒剤の一種)を飲まされ昏倒。起き上がった時には何もかも滅茶苦茶に ・前述の番組では3人の料理に対し的外れな発言を連発。ジャンに至っては&font(#ff0000){わざわざヒントをあげられる}と屈辱を味わう。 ・&bold(){お玉一杯になみなみと注がれたラー油を飲まされる。}((ジャンのラー油を超大量に使用した[[チャーハン>炒飯]]を「そんな激辛チャーハン喰ったら舌が壊れる」と審査員全員を煽って総出で拒否した為、「直で飲める程なので舌が壊れる事はない」事を身をもって証明させられた。)) ・雇った審査員に&font(#ff0000){「神の舌は裏切るな」}と諭されジャンの料理に高得点を付けざるを得なくなる。 ・ダチョウに顔面を蹴られる 等々中々に散々な結果である。 そもそも何故これ程までにジャンに執着するかと言えば、&font(#ff0000){ジャンの祖父とキリコの祖父に9歳時の誕生パーティーを台無しにされたから}。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){何故こんな事をしたのかと言うと日本軍である父親、大谷月堂が息子共々中国に滞在しており、駐在していた村に上海蟹を用意しろと言いそこにたまたま二人が居合わせた為。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){余談だがこの時の大谷日堂は目茶苦茶可愛いショタっ子である。}}} 年月に換算すると&font(#ff0000){約60年前}の事になる。 他にも何かありそうな気もするがこれだけでも立派に怨んでそうな性格なので気にならない。 ただし睦十に関しては階一郎ほど恨んではおらず、その[[死]]には素直に賞賛し(もっともいつも通り腹黒い考えもあったが)墓参りにきている。 また同じく睦十の墓参りを望む[[黄蘭青>黄蘭青(鉄鍋のジャン!)]]には自ら道案内を買っており、何だかんだで面倒見のいい一面も見られた。 上記のとおり初期は金さえ払えばいい料理も虚仮にし、悪い料理を褒めちぎって持ち上げ、どうしても見るだけでは分からない料理は隠し持っていたスプーンで味を見て、 ジャンを勝たせたくない一心で判定すら捻じ曲げる様な下衆だったが、 第二回中華料理人全国大会の中盤からは、己の舌にはプライドを持つ人物になっていく。本人曰く&bold(){&color(purple){「人を裏切る事は出来ても神の舌は裏切れん」}} 当初はジャンの料理には最低点を付けていたが、第二回中華料理人全国大会で自らが選んだ審査員の一人にこのことを煽られ、以降は[[真面目>まじめ(真面目)]]に点を付けだした。 その後は開き直り正々堂々ジャンを叩き潰すことを決意している。 終盤では舌を裏切ってジャンを蹴落とすか、ジャンの優勝になるが舌を裏切らずに点を付けるかで本気で葛藤したことも。 なお、第二回大会では崔会長という目上の人間がいたせいか、ジャン以外の料理はどんなに平凡だろうと貶すことなく真面目に審査してくれている。 ちなみに本人が「神の舌」と豪語する舌自体は本物であり、僅かなミスも見逃さないし塩や水など細かい食材も見抜く。 知識も非常に豊富であり、他の審査員がわからなかったような珍しい物まで解説できる。 ただしそれでも上記のように、ジャンやキリコに出し抜かれることも多い。 特にジャンの料理に対しては認めたくないのにその美味さに屈して[[アヘ顔]]になったり悔しそうに貪り食ったりと、まるで&bold(){&color(purple){快楽堕ちする[[女騎士]]}}のような姿を晒してしまう。 こんな姿から、読者からは&bold(){&color(purple){本作の[[真のヒロイン>メインヒロイン]]}}とさえ呼ばれる。%%こんなカバみたいなヒロインいてたまるか%%   『R』ではジャンが修行中再び返り咲くが、戻ってくるや否やいつものポジションになった。 自分の客受けを上げる為とは言え&bold(){&color(purple){「舌は裏切らない」}}と堂々と言い放ち八百長を断ったり、 ジャンに勝たせたくはないが舌は裏切れず迷ってる最中「きっかけ」を与えられると嬉々として最高点を付けたり、悔し涙を流したりと性格は最初期から比べると結構マシになった。 養子の大谷水月(美人で[[巨乳]]、とんでもない怪力)からは「パパ」と呼ばれて懐かれている。 料理人であった水月の父親が亡くなった際も葬式に来ており、&bold(){&color(purple){「お前の父親はいい料理人やったが経営は下手やった」}}と死を惜しむようなことも言っている。 その後、怪力を見抜き借金を肩代わりした上で養子にした。((ちなみに日堂以外の親戚は店の[[借金]]と水月を押し付けられることを嫌って葬式に来なかった。)) この時は「なんやこのおっさん!」と水月は思っていたが、その後は「うちのパパはいい男や」と言っているため、意外と私生活では良い父親なのかもしれない。 少なくとも水月のコスプレには呆れて&bold(){&color(purple){「料理人なら料理で勝負せい! わが娘ながら情けないわ!」}}と苦言を呈しているため、甘やかしてるわけではないのはうかがえる。   またジャンの父と祖父・階一郎が遺した料理のレシピ「秋山ノオト」には&bold(){&color(purple){「何としても見たい!!」}}と非常に興味を示していた。 今は亡き憎むべき敵ではあるものの、やはりその実力は認めていたのだろう。 ライバルキャラとしては欠かせないためか2ndにも登場。ちなみにこの時点で80を超えているだろうに今までと変わらず大層元気である、やってる事もほとんど変わってないのもどうかと思うが…。 ただ自らがプロデュースした店ではしっかり自分の舌で吟味した食材を使用させていたり、甥の大谷千年が勝手にその材料を変えた事で二代目「秋山醤」に負けた件に関してはその点を叱り付けて鉄拳制裁をするなど、 料理への真摯さはRの時と同じように比較的真っ当になっていることがうかがえる。 ジャンの息子に対してもいい感情は持っていないものの、0点をつけるのではなく他のメンツを高得点にすることで優勝を阻むようにするなど、多少は態度がましになっている。 また、五番町葉六(キリコの父親)がジャンの両親を殺したと知った時は因縁の相手の仲間割れを嘲るそぶりも見せず驚愕している辺り、一族丸ごと嫌っているわけでもない様子。 後に、五行を主人公とした[[スピンオフ]]作品にて、驚きの事実が語られた。 なんと元々外見年齢で言って30歳前後まではスタイリッシュな体型で、五番町葉六と会っても敵視してはいなかった。 しかし、葉六が自身の料理で&bold(){今のようなでっぷりボディに変貌させた}ことで激昂させてしまったのだ。 結果、五番町家はもちろんモットーや外見がそっくりなジャンにまで矛先が向くというとばっちりを受ける羽目になった。 追記・修正は醤達の料理を食べる前に見抜いてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これでもソーマのえりなよりはずっとマシ。憎いジャンにすら正当に評価さたから。対するえりなはソーマにウソの判定をして不合格にした。 -- 名無しさん (2014-09-18 01:34:21) - おいおい初期の頃は私怨丸出しでキリコに票入れるわ中盤あたりでも試食拒否するわ点数0点にするわだったろ。主人公の性格の違いを考慮しても、まあどっちもどっちか -- 名無しさん (2014-09-18 06:34:53) - 前に、ハート様が昔は美少年だった漫画のまとめニュースで、何度も引き合いに出されてて笑ったwwこっちのほうが昔の面影があるけど。 -- 名無しさん (2014-09-18 06:46:56) - 「真面目に点を付けだした」もなにも、無印で秋山にマトモな点数入れたのってサメ料理だけなんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-09-18 08:26:02) - そういや、次のダチョウはジャンの仕掛けバレてそれどころじゃなくなったしね。 -- 名無し (2014-09-18 09:01:54) - 子供の頃の美少年っぷりに吹いたwwwどうやったらアレがこうなるんだよwww -- 名無しさん (2014-09-22 16:27:03) - 雄山 -- 名無しさん (2014-10-03 14:44:44) - ↑2 度を越した美食は人の心身を堕落させるということさ -- 名無しさん (2014-10-03 14:50:39) - ↑×3 「痩せれば大抵の男はイケメンになる」の逆バージョンでは? -- 名無しさん (2014-10-28 17:07:56) - つまり水月も危うい…。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:00:49) - ↑2 顔の構造からして変わってる気がするんですが…… -- 名無しさん (2014-10-28 19:03:40) - 秋山もあんまり褒められた性格ではないが、大人げ無い行動ばかりする、こいつの方が悪辣に見える -- 名無しさん (2017-05-12 11:31:46) - ↑×11 キリコへの票:「アレ(ジャン)を若手で一番ですとかアレ目指せとか言えるか」、中盤試食拒否(恐らくチャーハン?):(アホみたいに大量のラー油ブッ込んだチャーハン見ながら)「こんなん喰ったら舌バカになる」、0点:口こじ開けられて無理矢理ラー油注ぎ込まれたから って一応理由はあるんだよ。 -- 名無しさん (2017-09-15 15:27:38) - 大谷の場合、何かするたびに制裁というかそれなりに痛い目見てるからバランス取れて感じるんだと思う -- 名無しさん (2019-12-16 08:18:18) - 一番上のコメントにもみられるように、よくえりなと比較される(と言うよりはえりなをこき下ろす際に引き合いに出される)キャラ。まぁ気持ちはわかるんだけどね -- 名無しさん (2020-06-06 01:07:52) - ついにデブった理由が明らかに… -- 名無しさん (2021-03-29 01:56:01) - アニメ化とか来ないかなぁ 声付きで聞いてみたい -- 名無しさん (2023-12-23 21:59:35) - 大谷は口ではそういっても身体は正直じゃねえか、悔しい…こんな奴に、って姫騎士みたいなものだからね -- 名無しさん (2024-01-10 15:40:23) - ジャン憎しでみっともない理由で試食拒否したり、五行戦で3タテ目論んだり、第2回大会の準決勝と決勝で全員失格なんてテレビ番組としてはクッソつまらない展開にしようとする辺り、目立ちたがり屋な割にエンターティナーとしての才能は皆無だよな。 -- 名無しさん (2024-01-15 22:42:52) - ↑3 緒方賢一さんがハマりそうだな声 -- 名無しさん (2024-02-23 15:37:08) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/04/12(木) 01:03:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#800080){この[[スープ]]の中身やけどね~~~まず[[スッポン>スッポン(カメ)]]が入っとるで 見んでも香りで分かるわ ウン} &font(b,#800080){そして山薬・龍眼肉・万能ネギ・ショウガの香りもするなあ} &font(b,#800080){調味料は紹興酒・[[塩]]・コショウか――芸ないなァ ハハハーーーッ} &font(b,#800080){そしてこっちはもっと簡単 見ただけで分かる} &font(b,#800080){タラに片栗粉で衣をつけて油通しし葱油と清湯スープで煮立ったらソラ豆を入れて炒めたんやね} &font(b,#800080){どんな味かもう想像ついてしもうたなァ} &font(b,#800080){ハハハ――な~~~んやみんな怖い顔やな} &font(b,#800080){そんなに自分らの料理のネタがバレるのが嫌なんか?んん~~~!?} &sizex(5){&font(b,#800080){まっなんやね~~}} &sizex(5){&font(b,#800080){ワシに――この大谷に味をみてもらいたいんやったらもっともっと腕を磨く事やね!}} &sizex(5){&font(b,#800080){なにせワシは日本一の食通や 日本一やで!}} &sizex(5){&font(b,#800080){たいていのモンは見ただけでわかるし匂いを嗅げばもう百発百中で当ててしまうのや!!}} &sizex(5){&font(b,#800080){ハハハハハハッ!アッハッハッハッハッハァッ}} } 大谷日堂とは『[[鉄鍋のジャン!]]』の登場人物である。 *概要 風貌はふとましい体格にパンチパーマに眼鏡、顎髭を生やし和服を着ている。年齢は番外編より逆算すると66歳。 主人公[[ジャン>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]とは作中最初から最後まで何度も対決する事になる[[ライバル]]とは言ったものの、彼の本業は&font(#ff0000){料理評論家}である。要は&font(#ff0000){&bold(){審査員役}}である。 半端な料理人をとことん見下し虚仮にする姿がかえって視聴者の人気を集めている有名人でもあり、料理評論家ながらマスメディアにも広く顔が利く権力者でもある。 最大の特徴はどんな料理に使った食材も言い当ててしまう、&font(#ff0000){&bold(){「神の舌」}}を自称する&bold(){人並外れて鋭敏な味覚。} ちなみに本人が「神の舌」と豪語する舌自体は本物であり、僅かなミスも見逃さないし塩や水など細かい食材も見抜く。 知識も非常に豊富であり、他の審査員がわからなかったような珍しい物まで解説できる。 ただしそれでも常識に囚われない発想で料理を作るジャンやキリコに出し抜かれることも多い。 特にジャンの料理に対しては認めたくないのにその美味さに屈して[[アヘ顔]]になったり悔しそうに貪り食ったりと、まるで&bold(){&color(purple){快楽堕ちする[[女騎士]]}}のような姿を晒してしまう。 こんな姿から、読者からは&bold(){&color(purple){本作の[[真のヒロイン>メインヒロイン]]}}とさえ呼ばれる。%%こんなカバみたいなヒロインいてたまるか%% 初期の頃は凡百の料理人の食事しか食べてなかったせいか味覚や知識の研鑽を怠ってたかのような素振りもあり、第二回中華料理人全国大会までだとジャンやキリコの料理を食べてまともに分析できなかったりと評論家として醜態を晒すことも多々あった。 *人物 関西弁を話し、性格は非常に傲慢にして強欲な野心家。 また半端な料理などは箸を付ける前からメタメタにこき下ろす腹黒い毒舌家でもある。しかも日本一の料理評論家という自負から非常にプライドも高くとことん執念深い。 初期では&bold(){[[金>お金]]を払えば例え不味い料理も褒める}と本性は下衆そのもの。 五番町弥一が&bold(){「料理界広しと言えどもあれだけ腐った心とあれだけ最上の舌を持ってる奴は二人といない!」}とこき下ろしたのもそういった理由から。 性格上凄まじく声もデカく、長年積み上げた実績や知名度、権威を悪用して審査員を口車で丸め込み審査を捻じ曲げようとする所業をすることにも躊躇いはなく、自分の発言を&font(b,#800080){「ワシの声は神の声」}と騙る傲慢さも特徴。 そもそも自分の口車に乗る人間を等しく小馬鹿にして見下している部分もあり、自分の口車に惑わされた会場の観客を&bold(){内心でバカ扱いする}辺りとことん性悪。 ただ、評価を語る際は[[嘘]]はつかないため、&bold(){付け入るスキがないと黙るしかできなくなる。} 前述の勝負にしても非常に傲慢且つ執念深く ・五番町飯店に乗り込み[[料理人>鉄鍋のジャン!の料理人]]をけしかけジャンを辞めさせようとする ・ジャンを観客達の前で負けさせる為だけに&font(#ff0000){中華料理人全国大会}を開く ・ジャンごと五番町飯店を潰しに掛かる ・勘で覚えるタイプのジャンを潰す為全国大会の予選としてクイズ問題を出す ・ジャンへの嫌がらせのために特別審査員枠で我と癖の強すぎる栄養学・香り・美的センスのプロフェッショナルを招集 ・いっその事ジャン含め料理人全員潰れるようにわざと難しい料理の課題を出す(サメ、ダチョウ等) ・ジャンの料理が低い点数だと全力で罵倒する ・その後半戦でジャンが挽回して高得点を出すと、&font(#ff0000){試食もしない内から}他の参加者の料理を持ち上げて勝負に水を差す ・しかも自分の発言のせいで他の参加者を落とす結果になりジャンをマウントで殴る ・ジャンの優勝が確実になると&bold(){&color(purple){「日本中の料理人達に「あいつのような料理人になれ」と言えるんかい」}}と&font(#ff0000,b){料理と無関係な欠点を持ち出して他の審査員を扇動し、ジャンの優勝を潰す} ・全国大会ベスト3(楊、ジャン、キリコ)よりも自分が優位である事を示す番組を放映 ・低得点を取ったジャンを[[土下座]]させ頭を足でグリグリ踏み付け&font(#ff0000){めっちゃイイ笑顔} 等の行為を働く。まさに外道。 ……とは言ったものの驚き役の宿命か&font(#ff0000){色々酷い目に遭っている事も確かである}。 ・初登場時ジャンの[[茶碗蒸し]]で何も言えなくなる ・ジャンの血のデザートで何も言えなくなる --ならばと楊のデザートをヨイショしたら食材のカエルの輸卵管を言い当てたせいで「デザートに相応しくない[[ゲテモノ料理>奇食]]」という欠点を逆に晒し、自分の博識で墓穴を掘る ・その後キリコを勝たせるもジャンの一撃を喰らい昏倒、しかも他の審査員からは「多目に見ましょうか……」 ・雇った料理人(五行)にノド輪を受け、ビンロウ子(覚醒剤の一種)を飲まされ昏倒。起き上がった時には何もかも滅茶苦茶に ・前述の番組では3人の料理に対し的外れな発言を連発。ジャンに至っては&font(#ff0000){わざわざヒントをあげられる}と屈辱を味わう。 ・&bold(){お玉一杯になみなみと注がれたラー油を飲まされる。}((ジャンのラー油を超大量に使用した[[チャーハン>炒飯]]を「そんな激辛チャーハン喰ったら舌が壊れる」と審査員全員を煽って総出で拒否した為、「直で飲める程なので舌が壊れる事はない」事を身をもって証明させられた。)) ・雇った審査員に&font(#ff0000){「神の舌は裏切るな」}と諭されジャンの料理に高得点を付けざるを得なくなる。 ・ダチョウに顔面を蹴られる 等々中々に散々な結果である。 そもそも何故これ程までにジャンに執着するかと言えば、&font(#ff0000){ジャンの祖父とキリコの祖父に9歳時の誕生パーティーを台無しにされたから}。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){何故こんな事をしたのかと言うと日本軍である父親、大谷月堂が息子共々中国に滞在しており、駐在していた村に上海蟹を用意しろと言いそこにたまたま二人が居合わせた為。}}} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){余談だがこの時の大谷日堂は目茶苦茶可愛いショタっ子である。}}} 年月に換算すると&font(#ff0000){約60年前}の事になる。 他にも何かありそうな気もするがこれだけでも立派に怨んでそうな性格なので気にならない。 ただし睦十に関しては階一郎ほど恨んではおらず、その[[死]]には素直に賞賛し(もっともいつも通り腹黒い考えもあったが)墓参りにきている。 また同じく睦十の墓参りを望む[[黄蘭青>黄蘭青(鉄鍋のジャン!)]]には自ら道案内を買っており、何だかんだで面倒見のいい一面も見られた。 上記のとおり初期は ・金さえ払えばいい料理も虚仮にし、悪い料理を褒めちぎって持ち上げる ・どうしても見るだけでは分からない料理は隠し持っていたスプーンで味を盗み取る ・ジャンを勝たせたくない一心で判定すら捻じ曲げる 等々の悪行を働く下衆だったが、第二回中華料理人全国大会の中盤からは、己の舌にはプライドを持つ人物になっていく。本人曰く&bold(){&color(purple){「人を裏切る事は出来ても神の舌は裏切れん」}} 当初はジャンの料理には最低点を付けていたが、第二回中華料理人全国大会で自らが選んだ審査員の一人にこのことを煽られ、以降は[[真面目>まじめ(真面目)]]に点を付けだした。 その後は開き直り正々堂々ジャンを叩き潰すことを決意している。 終盤では舌を裏切ってジャンを蹴落とすか、ジャンの優勝になるが舌を裏切らずに点を付けるかで本気で葛藤したことも。 なお、第二回大会では崔会長という目上の人間がいたせいか、ジャン以外の料理はどんなに平凡だろうと貶すことなく真面目に審査してくれている。   *続編では 『R』ではジャンが修行中再び返り咲くが、戻ってくるや否やいつものポジションになった。 自分の客受けを上げる為とは言え&bold(){&color(purple){「舌は裏切らない」}}と堂々と言い放ち八百長を断ったり、 ジャンに勝たせたくはないが舌は裏切れず迷ってる最中「きっかけ」を与えられると嬉々として最高点を付けたり、悔し涙を流したりと性格は最初期から比べると結構マシになった。 養子の大谷水月(美人で[[巨乳]]、とんでもない怪力)からは「パパ」と呼ばれて懐かれている。 料理人であった水月の父親が亡くなった際も葬式に来ており、&bold(){&color(purple){「お前の父親はいい料理人やったが経営は下手やった」}}と死を惜しむようなことも言っている。 その後、怪力を見抜き借金を肩代わりした上で養子にした。((ちなみに日堂以外の親戚は店の[[借金]]と水月を押し付けられることを嫌って葬式に来なかった。)) この時は「なんやこのおっさん!」と水月は思っていたが、その後は「うちのパパはいい男や」と言っているため、意外と私生活では良い父親なのかもしれない。 少なくとも水月のコスプレには呆れて&bold(){&color(purple){「料理人なら料理で勝負せい! わが娘ながら情けないわ!」}}と苦言を呈しているため、甘やかしてるわけではないのはうかがえる。   またジャンの父と祖父・階一郎が遺した料理のレシピ「秋山ノオト」には&bold(){&color(purple){「何としても見たい!!」}}と非常に興味を示していた。 今は亡き憎むべき敵ではあるものの、やはりその実力は認めていたのだろう。 ライバルキャラとしては欠かせないためか2ndにも登場。ちなみにこの時点で80を超えているだろうに今までと変わらず大層元気である、やってる事もほとんど変わってないのもどうかと思うが…。 ただ自らがプロデュースした店ではしっかり自分の舌で吟味した食材を使用させていたり、甥の大谷千年が勝手にその材料を変えた事で二代目「秋山醤」に負けた件に関してはその点を叱り付けて鉄拳制裁をするなど、 料理への真摯さはRの時と同じように比較的真っ当になっていることがうかがえる。 ジャンの息子に対してもいい感情は持っていないものの、0点をつけるのではなく他のメンツを高得点にすることで優勝を阻むようにするなど、多少は態度がましになっている。 また、五番町葉六(キリコの父親)がジャンの両親を殺したと知った時は因縁の相手の仲間割れを嘲るそぶりも見せず驚愕している辺り、一族丸ごと嫌っているわけでもない様子。 後に、五行を主人公とした[[スピンオフ]]作品にて、驚きの事実が語られた。 なんと元々外見年齢で言って30歳前後まではスタイリッシュな体型で、五番町葉六と会っても敵視してはいなかった。 しかし、葉六が自身の料理で&bold(){今のようなでっぷりボディに変貌させた}ことで激昂させてしまったのだ。 結果、五番町家はもちろんモットーや外見がそっくりなジャンにまで矛先が向くというとばっちりを受ける羽目になった。 追記・修正は醤達の料理を食べる前に見抜いてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これでもソーマのえりなよりはずっとマシ。憎いジャンにすら正当に評価さたから。対するえりなはソーマにウソの判定をして不合格にした。 -- 名無しさん (2014-09-18 01:34:21) - おいおい初期の頃は私怨丸出しでキリコに票入れるわ中盤あたりでも試食拒否するわ点数0点にするわだったろ。主人公の性格の違いを考慮しても、まあどっちもどっちか -- 名無しさん (2014-09-18 06:34:53) - 前に、ハート様が昔は美少年だった漫画のまとめニュースで、何度も引き合いに出されてて笑ったwwこっちのほうが昔の面影があるけど。 -- 名無しさん (2014-09-18 06:46:56) - 「真面目に点を付けだした」もなにも、無印で秋山にマトモな点数入れたのってサメ料理だけなんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-09-18 08:26:02) - そういや、次のダチョウはジャンの仕掛けバレてそれどころじゃなくなったしね。 -- 名無し (2014-09-18 09:01:54) - 子供の頃の美少年っぷりに吹いたwwwどうやったらアレがこうなるんだよwww -- 名無しさん (2014-09-22 16:27:03) - 雄山 -- 名無しさん (2014-10-03 14:44:44) - ↑2 度を越した美食は人の心身を堕落させるということさ -- 名無しさん (2014-10-03 14:50:39) - ↑×3 「痩せれば大抵の男はイケメンになる」の逆バージョンでは? -- 名無しさん (2014-10-28 17:07:56) - つまり水月も危うい…。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:00:49) - ↑2 顔の構造からして変わってる気がするんですが…… -- 名無しさん (2014-10-28 19:03:40) - 秋山もあんまり褒められた性格ではないが、大人げ無い行動ばかりする、こいつの方が悪辣に見える -- 名無しさん (2017-05-12 11:31:46) - ↑×11 キリコへの票:「アレ(ジャン)を若手で一番ですとかアレ目指せとか言えるか」、中盤試食拒否(恐らくチャーハン?):(アホみたいに大量のラー油ブッ込んだチャーハン見ながら)「こんなん喰ったら舌バカになる」、0点:口こじ開けられて無理矢理ラー油注ぎ込まれたから って一応理由はあるんだよ。 -- 名無しさん (2017-09-15 15:27:38) - 大谷の場合、何かするたびに制裁というかそれなりに痛い目見てるからバランス取れて感じるんだと思う -- 名無しさん (2019-12-16 08:18:18) - 一番上のコメントにもみられるように、よくえりなと比較される(と言うよりはえりなをこき下ろす際に引き合いに出される)キャラ。まぁ気持ちはわかるんだけどね -- 名無しさん (2020-06-06 01:07:52) - ついにデブった理由が明らかに… -- 名無しさん (2021-03-29 01:56:01) - アニメ化とか来ないかなぁ 声付きで聞いてみたい -- 名無しさん (2023-12-23 21:59:35) - 大谷は口ではそういっても身体は正直じゃねえか、悔しい…こんな奴に、って姫騎士みたいなものだからね -- 名無しさん (2024-01-10 15:40:23) - ジャン憎しでみっともない理由で試食拒否したり、五行戦で3タテ目論んだり、第2回大会の準決勝と決勝で全員失格なんてテレビ番組としてはクッソつまらない展開にしようとする辺り、目立ちたがり屋な割にエンターティナーとしての才能は皆無だよな。 -- 名無しさん (2024-01-15 22:42:52) - ↑3 緒方賢一さんがハマりそうだな声 -- 名無しさん (2024-02-23 15:37:08) #comment #areaedit(end) }

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