僧正の白玉すくい

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/13 Tue 19:04:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「僧正之白玉掬(い)」とは近年、新たに発見された『与謝蔵四十三・巻八』に使用されていた言葉。故事成句だと思われる。 ●概要 『与謝蔵』は山川寺(さんせんじ)跡から見つかったものである。(山川寺とは鎌倉~室町期にあったとされる禅宗系(曹洞宗か?)の寺社であり、現在は僅かな遺構しかない。僧侶英恵が中心となって建立したとされる。) 『与謝蔵』の詳細・内容は不明だが『巻八』には当時の僧侶の風俗が書かれていたと思われ、文化史・仏教史的に重要な資料であると考えられる。 ●詳細 用例は以下の通りである(『巻八』八段○一より) ー男、僧に問ひて曰はく、「寺には夜ごと獣の如く声聞こえしが、何事かありけむ。鬼か物の怪の類あるなりや。」と (男は僧に「(この)寺には毎夜毎夜獣のような声が聞こえるがどうなっているか。鬼や妖怪どもでもいるのですか。」と尋ねた) 僧、答へて曰はく、「そは物の怪や鬼にやあらじ、寺や雪隠に○ん○○ことなりや」と (僧は男に「それは妖怪や鬼どもではなく、寺や便所で○○○○ことです」と答えた) 男、得心して曰はく「あなや、僧正の白玉掬ひとなむ言ひけり」と言ひける (男は関心して「ああ、これが僧正の白玉掬いということなのだなぁ」と言った。) 恐らく故事成語だと思われるが、史料批判の観点から考えればこの用例しかなく、詳細は不明である。中世風俗史の権威である阿部高和氏は男色の隠語だとする説を述べているが、これには批判も多い。 追記・修正お願いします ---- △ メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ツンツン/ #vote3(time=600,9) } #center(){[PR][[ツン]][[ツンデレ]][[ツン]]&br()[[デレツンツンツン]] &link_toppage(-アニヲタWiki-)} 実際には存在しない……訳でも無く「[[夜桜四重奏>夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~]]」の八巻にて槍桜ヒメが事あるごとに「まぁ僧正の白玉すくいとも言いますし……」と発言している。 読者はおおよそ意味を考えるが答えが出る訳が無い。 何故なら「僧正の白玉すくい」とは槍桜ヒメが自ら作った故事成句で有る為。 曰く「広めたい」らしいが流行る事はなかった。   というか意味を理解されていなかったためスルーされていた。 そして作品中では意味を明かされる事は無かった…… だが考えて見てほしい、女子高生(町長)が自分で故事成句を考え、流行らそうとしている健気な姿を! 彼女の無念を晴らすため流行らせてみたくはないか? 少しでもそう思うのなら明日から会話の中に入れてみよう。 「僧正の白玉すくいって言うもんね」と。 意味を聞かれてもスルーするように。 後、何でもかんでも使えば良いって事ではないので注意。 一応、ヒメの発言から推測できる用法らしきもの ・風邪で寝込んでいるヒメの傍らで騒ぐ友人達を咎めるアオに言った時 →『静かすぎると逆に落ち着かない』など、気を効かせすぎると却って相手を困らせてしまう。 ・元老院から町長としての不信を進言されたが、それを伝えにきた雲珠はヒメを町長と認めていると謝罪された際 →一見完璧に見えつつも、その実態にはどうしても欠点が存在する。   ・みんなが食材を買い込んできたにも関わらず肝心の料理に手が回らず困り果てていた時 →なんかもうよく分からなかったのでとうとうアオにツッコまれた。 なお、あくまで推測であり、実際にはとりあえず話を知的に締めたい時に使うのが正しい用法。 知らないことを恥じた相手は意味が分からなくても適当に納得してくれるだろう。   追記・修正か……まぁ僧正の白玉すくいって言うもんね #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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