能美征二(アクセル・ワールド)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/15(日) 20:07:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 能美征二(のうみせいじ)とは[[アクセル・ワールド]]の登場人物である。 CV:[[小林沙苗]] ◆概要 [[ハルユキ>有田春雪/シルバー・クロウ]]達が二年生に上がった時に梅郷中に入学してきた新入生であり、入試も優秀な成績を残し、剣道部に入部して[[タクム>黛拓武(アクセル・ワールド)]]を試合で倒す実力を持つ。 潔癖症なところもあり、ハルユキの手を取り起こした後ハンカチで手を拭いている(アニメオリジナルのシーンだが)。 それ以外はごく普通の中学生ではあるが… #center(){&font(purple){&bold(){「ゲームオーバーです、有田先輩。…いえ、シルバー・クロウ」}}} その正体はバーストリンカー。 入試の成績も剣道部での試合も、かつてのタクム同様に加速能力を悪用した事によるものである。 また、加速研究会という謎の集団の一員でもあり、本来は医療用のBIC(ブレイン・インプラント・チップ)を脳内に埋め込んでいる。 ニューロリンカーは通常OFFのまま、BICを使って学内ローカルネットに接続する事により、マッチングリストから逃れる事が出来る。 更に、加速研究会のBICはポイント全損時に脳髄に溶けて証拠も残らないという。 ハルユキらが自身を怪しんでいることは既に知っており、それを利用して「ハルユキが女子シャワー室に入っていく動画」を撮影。 その女子シャワー室の中にも別のカメラを設置し、それを盾に治癒能力(当時はそう思われていた)を持つチユリに協力を迫る。 直後、シルバー・クロウと対戦し、自身の技でクロウの翼を奪い力でねじふせ、チユリ共々ポイントを献上するように要求する。 だが、この出来事がきっかけでアッシュ・ローラーに第一期ネガ・ネビュラスのエレメンツの一員だった「鉄腕」スカイ・レイカーを紹介され、その後の戦力とさせるなど皮肉な結果であるものの一種のターニングポイントと言えるかもしれない。 ハルユキとタクムを一度は下すが、その後ハルユキによって脳にBICを持っていることが発覚し、無制限フィールドでの決闘を提案。 心意技を身につけた二人と梅郷中の運動場においてサドンデスルールで二度目の決闘をするも、一人で来るという約束を破り加速研究会副会長の[[ブラック・バイス>ブラック・バイス(アクセル・ワールド)]]を待ち伏せさせるなど用意周到であった。 タクムとの戦いではシアン・ブレードを出したタクムと心意攻撃による戦いを繰り広げるも追い詰められ、その状況を抜け出そうとライム・ベルを人質にとったあげく2人の前で痛めつける。 行動不可能になったシアン・パイルに猛攻撃を仕掛けとどめを刺そうとした瞬間、神獣級エネミーをテイムして沖縄から15時間も走り続けた[[黒雪姫>黒雪姫(アクセル・ワールド)]]に乱入されて形勢が逆転してしまう。 そしてハルユキとの最後の戦いではレイカーのゲイルスラスターを借りたクロウと壮絶な空中戦を繰り広げるも徐々に追い詰められていく。 が、ベルの必殺技である「シトロン・コール」により回復し形勢が逆転したと思いきや、 シトロン・コールの本当の能力(モードIIの方。レベルアップ単位での恒常ステータスの巻き戻し)により&bold(){翼の所有権がクロウに戻され}、クロウにダルマにされたあげく地面に激突して大ダメージを負ってしまう。 最後はバイスに助けを求めようとするも、形勢不利と見たバイスに見捨てられ、最後はクロウの心意技でとどめを刺されてポイント全損。加速世界から永遠に退場することとなった。 #center(){&font(purple){&bold(){「えっと…あのゲーム…何て名前でしたっけ…?」}}} その後はブレイン・バーストに関する記憶を全て失っていた。 あれだけ顔を向き合わせて話し合ったハルユキの事はすぐには思い出せず、女子シャワー室の動画の事もとっくに忘れてしまっていたのである。アニメではとてもあざとい。 全損後は本来の真面目な心優しい性格に戻り、タクムと共に剣道に打ち込んでいる。 タクムのことを「&bold(){拓(タク)先輩}」と呼び慕うなど、タクムとの関係も良好なようだ。 以下ネタバレ注意! #center(){&color(magenta){&bold(){アルゴン・アレイ「出番やで、ミーちゃん。サーベラス・ナンバー・スリー、アクティベート」}}} #center(){&font(purple){&bold(){「…ようやく、会えましたね。お久しぶりです、有田先輩」}}} 一方、自身が加速世界から永久退場した後の2ヶ月後の加速世界では、[[アルゴン・アレイ]]の手によって彼の「テイカーとしての記憶と能力」がメインビジュアライザーから掘り起こされ、 [[ウルフラム・サーベラス]]の第三の人格《サーベラスIII》としてテイカーが憑依させられた。 もちろん略奪技とあの名前を持たない心意技はあの頃のテイカーそのままで、[[スカーレット・レイン>上月由仁子/スカーレット・レイン]]の強化外装群「インビンシブル」の大半を奪い取り、逆襲を開始する。 が、そこにまさかの横槍が入った。 ロータスに破壊されたISSキットの中枢から悪意の情報が噴出し、真っ直ぐにテイカーが奪ったインビンシブルに直撃したのだ。 そのままかのクロム・ディザスターを連想させる怪物「災禍の鎧マークII」に変貌し、&bold(){次巻を待たずしての退場}となった。 あろう事か「[[再生怪人]]は弱い」というジンクスを踏襲してしまう事になった…。 なお、因縁深いベル(チユリ)に対してはかつて自身が飼い慣らしていた頃のトラウマを蒸し返そうとしたものの、 ベルにとってはもはやトラウマでも何でもなくなっていた上に一喝されて黙り込んだり、ついにはトドメまで刺されたりと、テイカーにとってはもはや&bold(){完全な天敵}となってしまっていた。 ◆概要(ゲーム版) ・銀翼の覚醒 ゲーム版では原作・アニメ版とは違い生徒会庶務も掛け持ちしている(黒雪姫曰く「体育会系の部活と生徒会の掛け持ちはあまり例がない」)。 ハルユキの初対面はタクムとの朝練を終えた後でタクムも一緒だった。 その中で自身は猫を被りながらハルユキに接し始める。 黒雪姫が沖縄への修学旅行に行っている間でも本性は表さず、加速世界ではラスト・ジグソーが代役を担うごとく大暴れ。 6月に行われた球技大会では運営委員会に参加し、その中でチユリと面識が出来る。 その翌日にはランチに誘われ、ハルユキたちに「気分転換にゲーム(ブレイン・バースト)でもやってみないか」と誘われるものの、 「ゲームをやっている暇があったら僕は時間を現実に費やす」とハルユキたちの誘いを断る。 ブレイン・バースト公式大会でも何も行動は起こさずじまい。 そのあいだの好青年ぶりはチユリも「子にしよう!」と言い出すほど。 このまま「いい後輩」としてハルユキ達、ひいてはネガ・ネビュラスに馴染んでいくものと思われたが… それで終わらないのが能美だった。 夏休みの剣道全国大会では原作・アニメ版と同じようにフィジカル・バーストを使用。 少なくとも個人戦では1回も加速していなかったが、団体戦から加速し始めたらしい。 その加速を使いながら剣道の全国大会本戦で全国1位の座に輝いた後、 リアルで何か危害を加える前にシルバー・クロウの翼を自身の必殺技で略奪するが、 それが元で現実世界で本当にハルユキに殴られてしまう。 しかし殴られた時に怯えていたのはあくまで演技であり、その後は猫を被りながら取り入っていたチユリのニューロリンカーを経由して、 ハルユキに情報漏洩ウイルス(ソーシャルタグ(自分の年齢や趣味を他人にアピールして友達を作ることを目的とするタグ)を強制開示させるもの)を仕掛けた。 最終決戦ではνISSキット(ゲームオリジナルとなっているISSβキットの上位版)を装着し、威力抜群のダーク・ブロウとダーク・ショットでハルユキ達を苦しめた。 窮地に立たされた時にベルの鐘をシトロン・コールごと略奪し、その奪った鐘で自分にシトロン・コールをかけ、HPを全回復させてしまうが、 装着していたνISSキットが暴走し、クロウやベルの持つ正の心意までも増幅させてしまった。 結果、翼だけでなく奪ったばかりの鐘までも失うという大惨事に発展。 最後は誰にもバレず、そしてバラさずに隠し持っていた「災禍の鎧」こと「ザ・ディザスター」を取り出し装着。 ところが、ロータスが持っていた「サフラン・ハート」が鎧に反応し、鎧に取り付いていた呪いを中和したため、装備できない状態になった。 こうして原作・アニメ版と同じようにバイスに見捨てられ、原作と同じようにクロウに止めを刺されてポイントを全損し、加速世界から永久退場した。 原作・アニメ版ではすぐに本性を表したが、ゲーム版ではハルユキとの初対面から夏休みまで猫をかぶっており、 しかも猫をかぶっていた時の態度がなまじ「いい後輩」だっただけに、本性を現した時の衝撃が大きい。 全損後は加速能力を使っていた時のように剣道で勝てなくなった事にショックを受け、剣道部を退部しようとしたが、タクムの説得により退部を思い止まったようだ。 ・加速の頂点 原作は終わっておらず、アニメ版も第2期が出るかどうかわからないという状況の中で独自のストーリーを展開した前作の後、今は立ち直って剣道部と生徒会の両立に励んでいる模様。 なお、彼がチラッと出ているCGは全CGのうち2枚。 片方は生徒会役員としての彼、片方は剣道部員としての彼を見る事が出来る。 ◆デュエル・アバター ・ダスク・テイカー 黒系の人型デュエル・アバターであり、頭部は赤色の水晶が付いたようなデザイン。 「親」は兄の優一であり、昔から何でも兄に奪われこれがコンプレックスになっていた。 シルバー・クロウから翼を奪った時は禍々しい翼が生えた。 素体時の両腕は大きめの爪を持った手だが、普段左腕には三本の伸縮自在の再生可能な触手(HP回復は無し)、右腕には切断力の高いカッターを装備している。 他には強化外装の大口径の火炎放射砲(超耐久度の地面を溶かすほどの威力)も所持している。   ○必殺技 ・魔王徴発令(デモニック・コマンディア) 相手の持つアビリティまたは強化外装をランダムで一つ奪うことが出来る。 &bold(){効果時間は永続}。つまり奪われたら自然には戻らず、対戦が終了してもそのまま。 極めて特異かつ強力な技だが、無限に奪う事が出来るわけではなく容量に限界があり、またアビリティをランダムで一つ奪うという都合上、何が奪えるかわからないというデメリットを持つ。 心意系の技ではないため「シトロン・コール」で所有権を戻す事も可能。 また、この技にアバターのポテンシャルの多くが注がれているためアバターの身体能力は低く、レベル4になるまでは必殺技を一つも習得できなかったという背景もある。 これが発現したのは兄・優一から多くのものを奪われ、それがトラウマになったため。 またその後の人格形成にも影響をしている。 追記・修正はダスク・テイカーに魔王徴発令(デモニック・コマンディア)で能力を奪われてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - チユリにしてやられた時は全力で『ざまー!』な気分でした -- 名無しさん (2013-07-16 19:56:53) - 咎落ちした某エクソシストかと -- 松永さん (2013-07-16 20:18:12) - スキル奪って調子に乗ってるところにシトロンコールしたい -- 名無しさん (2013-07-16 21:19:21) - ゲーム版の話。能美さんオカマ化しなくて良かったね。原作でもオカマ化しなかったけど、アニメ版を見ると余計そう思ってしまう -- 名無しさん (2013-09-27 19:53:29) - 敵としては良かったと思う -- 名無しさん (2013-10-03 01:55:40) - 最新刊で祝復活! &br()と思いきや… &br()可哀想に -- 名無しさん (2013-10-14 10:48:33) - 流石にちと哀れな最後だったな。勿論メシウマだが。 -- 名無しさん (2013-10-19 08:59:57) - 未だかつてここまで上げて落とされた悪党がいただろうか -- 名無しさん (2013-12-18 17:45:53) - ↑フリーザとか…… -- 名無しさん (2013-12-18 18:05:38) - ↑↑ある意味夜神月 -- 名無しさん (2013-12-23 07:48:34) - 二度までもチユに看破され 二度までもぬか喜びに打ち震え 二度までもバイスに見捨てられる -- 名無しさん (2014-07-07 20:39:27) - ただ能美編は能美を追い詰める→逆転されるを繰り返したもんだからちょっと飽きがあったな -- 名無しさん (2014-07-07 21:01:34) - まぁなんにせよあいつがゴミ屑野郎だったことには変わりない。 -- 屑魔人ベクター (2014-07-25 22:59:30) - 兄への復讐を果たしたが、それに味を占めて欲望に取りつかれた男。 -- 名無しさん (2014-09-04 21:41:18) - アイドントライクノウミサン -- 名無しさん (2014-09-30 16:59:53) - アレンの声だったのか! -- 名無しさん (2014-10-11 12:56:49) - 大切な人、関係の無い人に自分が嫌がる事をしてはいけないという事を身をもって示してくれたド畜生。例え苦しみに囚われても誰かがそこで輪廻を断ち切らないと恨み、憎しみの連鎖は永遠に繰り返す -- 名無しさん (2014-10-11 15:33:25) - しかしこのアバター能見自身が無害な人物だったとしてもハブられそうなアバターだよなあ。 -- 名無しさん (2014-11-25 02:56:52) - テイカーの方が再生怪人として出た時、一番激しくキレてたのはタクだったろうな。「気安くチーちゃんの名前を呼ぶな!」って怒鳴ってたし -- 名無しさん (2015-01-01 21:01:18) - 早起きしてたけのこ掘りにいきたくないほうの小林沙苗 -- 名無しさん (2015-02-27 20:35:26) - 飛行+広範囲焼却コンボで無双してた時もまだ高レベルの実力者は動いてなかったんだよな。あのまま調子に乗り過ぎるとフツーに叩きのめされる可能性もあったが……故に王達が総出陣しなきゃならない某鎧がどれだけの脅威だったかっていう。 -- 名無しさん (2016-02-29 10:48:32) - ↑ 「杉並の王になる」(ドヤ顔)……退場の仕方といい小物界の大物だな -- 名無しさん (2016-04-25 22:54:59) - ↑3 きさま、シオニストだな! -- 名無しさん (2016-04-25 22:56:47) - 最近シルバークロウのLvUpボーナス関連が詳細に本編で語られたことで思ったのだが「dusk taker=宵闇の略奪者」とされているもののtakerは単に受け取り人、という意味からの派生で様々な意味合いがある。名前とトラウマから他者から何かしら収得することは避けられなかったろうが、魔王徴発令以外のもっと別のビルドや未来もありえたのでは……と。いかんせんロクな能力もなく週に10ポイント取られるというハンデだらけでLv4に到達したかなりの対戦センスの持ち主だから未だにどっか惜しいと思ってしまう -- 名無しさん (2016-12-04 16:46:10) - 漫画版だとまさかの出番全カット。 -- 名無しさん (2017-08-29 12:54:19) - 胸糞悪い所業をしたが須郷と違ってハルとタクのアナザー的な存在なのがネックもしも糞兄貴から幼馴染みを奪われる前に会っていれば本当に仲間入りしていたのかも知れない幼馴染みが奪われた事だけは被害者 -- 名無しさん (2020-07-22 22:22:55) - ↑×2 まあテイカー編そのものが原作読者からもアニメ版視聴者からも評判の悪い話じゃ漫画版でテイカー編ほぼほぼカットってなるのも頷けるよな… -- 名無しさん (2020-08-08 18:56:46) - 極論、レイカーさん登場イベと心意技習得イベ出すためのキャラだしな -- 名無しさん (2020-08-12 23:25:14) - 実際原作者も反省したり未練抱えたりしてたな、なお15巻でその未練を再生怪人化からの即退場という形で晴らす道具にされたもよう -- 名無しさん (2020-08-24 07:50:15) - そういや劇場版の総集編もテイカー編全カットされましたな。しかしチユのシャワーシーンはあったり意味分からない -- 名無しさん (2020-08-24 07:51:31) - いじめられたから傷つけられたから腹いせで誰かを傷付けてはいけない、ってのが直接的に表現されてていいんだがテイカー編はオチが微妙。剣道弱くなって散々コケにしてた部の上級生にいじめられるとこまで描いてあったらもうちょいスッキリしてた -- 名無しさん (2020-10-05 14:52:53) - ↑ゲーム版だと剣道で突然勝てなくなった事にショック受けて剣道部辞めそうになってる。テストの方も(当人の記憶では)いきなり理由もなく成績が下がるから色々とキツイ状況かと。まあ今までやった事を見れば自業自得だけどね! -- 名無しさん (2020-11-14 22:46:56) - 「おい能美、まだ回数終わってねーぞ」→能美無視→「レギュラー様は違うよなぁ(皮肉)」の流れなら原作にもあるよ(竹刀は投げていない) -- 名無しさん (2021-03-08 17:16:38) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/15(日) 20:07:59 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 能美征二(のうみせいじ)とは[[アクセル・ワールド]]の登場人物である。 CV:[[小林沙苗]] ◆概要 [[ハルユキ>有田春雪/シルバー・クロウ]]達が二年生に上がった時に梅郷中に入学してきた新入生であり、入試も優秀な成績を残し、剣道部に入部して[[タクム>黛拓武(アクセル・ワールド)]]を試合で倒す実力を持つ。 潔癖症なところもあり、ハルユキの手を取り起こした後ハンカチで手を拭いている(アニメオリジナルのシーンだが)。 それ以外はごく普通の中学生ではあるが… #center(){&font(purple){&bold(){「ゲームオーバーです、有田先輩。…いえ、シルバー・クロウ」}}} その正体はバーストリンカー。 入試の成績も剣道部での試合も、かつてのタクム同様に加速能力を悪用した事によるものである。 また、加速研究会という謎の集団の一員でもあり、本来は医療用のBIC(ブレイン・インプラント・チップ)を脳内に埋め込んでいる。 ニューロリンカーは通常OFFのまま、BICを使って学内ローカルネットに接続する事により、マッチングリストから逃れる事が出来る。 更に、加速研究会のBICはポイント全損時に脳髄に溶けて証拠も残らないという。 ハルユキらが自身を怪しんでいることは既に知っており、それを利用して「ハルユキが女子シャワー室に入っていく動画」を撮影。 その女子シャワー室の中にも別のカメラを設置し、それを盾に治癒能力(当時はそう思われていた)を持つチユリに協力を迫る。 直後、シルバー・クロウと対戦し、自身の技でクロウの翼を奪い力でねじふせ、チユリ共々ポイントを献上するように要求する。 だが、この出来事がきっかけでアッシュ・ローラーに第一期ネガ・ネビュラスのエレメンツの一員だった「鉄腕」スカイ・レイカーを紹介され、その後の戦力とさせるなど皮肉な結果であるものの一種のターニングポイントと言えるかもしれない。 ハルユキとタクムを一度は下すが、その後ハルユキによって脳にBICを持っていることが発覚し、無制限フィールドでの決闘を提案。 心意技を身につけた二人と梅郷中の運動場においてサドンデスルールで二度目の決闘をするも、一人で来るという約束を破り加速研究会副会長の[[ブラック・バイス>ブラック・バイス(アクセル・ワールド)]]を待ち伏せさせるなど用意周到であった。 タクムとの戦いではシアン・ブレードを出したタクムと心意攻撃による戦いを繰り広げるも追い詰められ、その状況を抜け出そうとライム・ベルを人質にとったあげく2人の前で痛めつける。 行動不可能になったシアン・パイルに猛攻撃を仕掛けとどめを刺そうとした瞬間、神獣級エネミーをテイムして沖縄から15時間も走り続けた[[黒雪姫>黒雪姫/ブラック・ロータス]]に乱入されて形勢が逆転してしまう。 そしてハルユキとの最後の戦いではレイカーのゲイルスラスターを借りたクロウと壮絶な空中戦を繰り広げるも徐々に追い詰められていく。 が、ベルの必殺技である「シトロン・コール」により回復し形勢が逆転したと思いきや、 シトロン・コールの本当の能力(モードIIの方。レベルアップ単位での恒常ステータスの巻き戻し)により&bold(){翼の所有権がクロウに戻され}、クロウにダルマにされたあげく地面に激突して大ダメージを負ってしまう。 最後はバイスに助けを求めようとするも、形勢不利と見たバイスに見捨てられ、最後はクロウの心意技でとどめを刺されてポイント全損。加速世界から永遠に退場することとなった。 #center(){&font(purple){&bold(){「えっと…あのゲーム…何て名前でしたっけ…?」}}} その後はブレイン・バーストに関する記憶を全て失っていた。 あれだけ顔を向き合わせて話し合ったハルユキの事はすぐには思い出せず、女子シャワー室の動画の事もとっくに忘れてしまっていたのである。アニメではとてもあざとい。 全損後は本来の真面目な心優しい性格に戻り、タクムと共に剣道に打ち込んでいる。 タクムのことを「&bold(){拓(タク)先輩}」と呼び慕うなど、タクムとの関係も良好なようだ。 以下ネタバレ注意! #center(){&color(magenta){&bold(){アルゴン・アレイ「出番やで、ミーちゃん。サーベラス・ナンバー・スリー、アクティベート」}}} #center(){&font(purple){&bold(){「…ようやく、会えましたね。お久しぶりです、有田先輩」}}} 一方、自身が加速世界から永久退場した後の2ヶ月後の加速世界では、アルゴン・アレイの手によって彼の「テイカーとしての記憶と能力」がメインビジュアライザーから掘り起こされ、 ウルフラム・サーベラスの第三の人格《サーベラスIII》としてテイカーが憑依させられた。 もちろん略奪技とあの名前を持たない心意技はあの頃のテイカーそのままで、[[スカーレット・レイン>上月由仁子/スカーレット・レイン]]の強化外装群「インビンシブル」の大半を奪い取り、逆襲を開始する。 が、そこにまさかの横槍が入った。 ロータスに破壊されたISSキットの中枢から悪意の情報が噴出し、真っ直ぐにテイカーが奪ったインビンシブルに直撃したのだ。 そのままかのクロム・ディザスターを連想させる怪物「災禍の鎧マークII」に変貌し、&bold(){次巻を待たずしての退場}となった。 あろう事か「[[再生怪人>再生怪人(特撮)]]は弱い」というジンクスを踏襲してしまう事になった…。 なお、因縁深いベル(チユリ)に対してはかつて自身が飼い慣らしていた頃のトラウマを蒸し返そうとしたものの、 ベルにとってはもはやトラウマでも何でもなくなっていた上に一喝されて黙り込んだり、ついにはトドメまで刺されたりと、テイカーにとってはもはや&bold(){完全な天敵}となってしまっていた。 ◆概要(ゲーム版) ・銀翼の覚醒 ゲーム版では原作・アニメ版とは違い生徒会庶務も掛け持ちしている(黒雪姫曰く「体育会系の部活と生徒会の掛け持ちはあまり例がない」)。 ハルユキの初対面はタクムとの朝練を終えた後でタクムも一緒だった。 その中で自身は猫を被りながらハルユキに接し始める。 黒雪姫が沖縄への修学旅行に行っている間でも本性は表さず、加速世界ではラスト・ジグソーが代役を担うごとく大暴れ。 6月に行われた球技大会では運営委員会に参加し、その中でチユリと面識が出来る。 その翌日にはランチに誘われ、ハルユキたちに「気分転換にゲーム(ブレイン・バースト)でもやってみないか」と誘われるものの、 「ゲームをやっている暇があったら僕は時間を現実に費やす」とハルユキたちの誘いを断る。 ブレイン・バースト公式大会でも何も行動は起こさずじまい。 そのあいだの好青年ぶりはチユリも「子にしよう!」と言い出すほど。 このまま「いい後輩」としてハルユキ達、ひいてはネガ・ネビュラスに馴染んでいくものと思われたが… それで終わらないのが能美だった。 夏休みの剣道全国大会では原作・アニメ版と同じようにフィジカル・バーストを使用。 少なくとも個人戦では1回も加速していなかったが、団体戦から加速し始めたらしい。 その加速を使いながら剣道の全国大会本戦で全国1位の座に輝いた後、 リアルで何か危害を加える前にシルバー・クロウの翼を自身の必殺技で略奪するが、 それが元で現実世界で本当にハルユキに殴られてしまう。 しかし殴られた時に怯えていたのはあくまで演技であり、その後は猫を被りながら取り入っていたチユリのニューロリンカーを経由して、 ハルユキに情報漏洩ウイルス(ソーシャルタグ(自分の年齢や趣味を他人にアピールして友達を作ることを目的とするタグ)を強制開示させるもの)を仕掛けた。 最終決戦ではνISSキット(ゲームオリジナルとなっているISSβキットの上位版)を装着し、威力抜群のダーク・ブロウとダーク・ショットでハルユキ達を苦しめた。 窮地に立たされた時にベルの鐘をシトロン・コールごと略奪し、その奪った鐘で自分にシトロン・コールをかけ、HPを全回復させてしまうが、 装着していたνISSキットが暴走し、クロウやベルの持つ正の心意までも増幅させてしまった。 結果、翼だけでなく奪ったばかりの鐘までも失うという大惨事に発展。 最後は誰にもバレず、そしてバラさずに隠し持っていた「災禍の鎧」こと「ザ・ディザスター」を取り出し装着。 ところが、ロータスが持っていた「サフラン・ハート」が鎧に反応し、鎧に取り付いていた呪いを中和したため、装備できない状態になった。 こうして原作・アニメ版と同じようにバイスに見捨てられ、原作と同じようにクロウに止めを刺されてポイントを全損し、加速世界から永久退場した。 原作・アニメ版ではすぐに本性を表したが、ゲーム版ではハルユキとの初対面から夏休みまで猫をかぶっており、 しかも猫をかぶっていた時の態度がなまじ「いい後輩」だっただけに、本性を現した時の衝撃が大きい。 全損後は加速能力を使っていた時のように剣道で勝てなくなった事にショックを受け、剣道部を退部しようとしたが、タクムの説得により退部を思い止まったようだ。 ・加速の頂点 原作は終わっておらず、アニメ版も第2期が出るかどうかわからないという状況の中で独自のストーリーを展開した前作の後、今は立ち直って剣道部と生徒会の両立に励んでいる模様。 なお、彼がチラッと出ているCGは全CGのうち2枚。 片方は生徒会役員としての彼、片方は剣道部員としての彼を見る事が出来る。 ◆デュエル・アバター ・ダスク・テイカー 黒系の人型デュエル・アバターであり、頭部は赤色の水晶が付いたようなデザイン。 「親」は兄の優一であり、昔から何でも兄に奪われこれがコンプレックスになっていた。 シルバー・クロウから翼を奪った時は禍々しい翼が生えた。 素体時の両腕は大きめの爪を持った手だが、普段左腕には三本の伸縮自在の再生可能な触手(HP回復は無し)、右腕には切断力の高いカッターを装備している。 他には強化外装の大口径の火炎放射砲(超耐久度の地面を溶かすほどの威力)も所持している。   ○必殺技 ・魔王徴発令(デモニック・コマンディア) 相手の持つアビリティまたは強化外装をランダムで一つ奪うことが出来る。 &bold(){効果時間は永続}。つまり奪われたら自然には戻らず、対戦が終了してもそのまま。 極めて特異かつ強力な技だが、無限に奪う事が出来るわけではなく容量に限界があり、またアビリティをランダムで一つ奪うという都合上、何が奪えるかわからないというデメリットを持つ。 心意系の技ではないため「シトロン・コール」で所有権を戻す事も可能。 また、この技にアバターのポテンシャルの多くが注がれているためアバターの身体能力は低く、レベル4になるまでは必殺技を一つも習得できなかったという背景もある。 これが発現したのは兄・優一から多くのものを奪われ、それがトラウマになったため。 またその後の人格形成にも影響をしている。 追記・修正はダスク・テイカーに魔王徴発令(デモニック・コマンディア)で能力を奪われてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - チユリにしてやられた時は全力で『ざまー!』な気分でした -- 名無しさん (2013-07-16 19:56:53) - 咎落ちした某エクソシストかと -- 松永さん (2013-07-16 20:18:12) - スキル奪って調子に乗ってるところにシトロンコールしたい -- 名無しさん (2013-07-16 21:19:21) - ゲーム版の話。能美さんオカマ化しなくて良かったね。原作でもオカマ化しなかったけど、アニメ版を見ると余計そう思ってしまう -- 名無しさん (2013-09-27 19:53:29) - 敵としては良かったと思う -- 名無しさん (2013-10-03 01:55:40) - 最新刊で祝復活! &br()と思いきや… &br()可哀想に -- 名無しさん (2013-10-14 10:48:33) - 流石にちと哀れな最後だったな。勿論メシウマだが。 -- 名無しさん (2013-10-19 08:59:57) - 未だかつてここまで上げて落とされた悪党がいただろうか -- 名無しさん (2013-12-18 17:45:53) - ↑フリーザとか…… -- 名無しさん (2013-12-18 18:05:38) - ↑↑ある意味夜神月 -- 名無しさん (2013-12-23 07:48:34) - 二度までもチユに看破され 二度までもぬか喜びに打ち震え 二度までもバイスに見捨てられる -- 名無しさん (2014-07-07 20:39:27) - ただ能美編は能美を追い詰める→逆転されるを繰り返したもんだからちょっと飽きがあったな -- 名無しさん (2014-07-07 21:01:34) - まぁなんにせよあいつがゴミ屑野郎だったことには変わりない。 -- 屑魔人ベクター (2014-07-25 22:59:30) - 兄への復讐を果たしたが、それに味を占めて欲望に取りつかれた男。 -- 名無しさん (2014-09-04 21:41:18) - アイドントライクノウミサン -- 名無しさん (2014-09-30 16:59:53) - アレンの声だったのか! -- 名無しさん (2014-10-11 12:56:49) - 大切な人、関係の無い人に自分が嫌がる事をしてはいけないという事を身をもって示してくれたド畜生。例え苦しみに囚われても誰かがそこで輪廻を断ち切らないと恨み、憎しみの連鎖は永遠に繰り返す -- 名無しさん (2014-10-11 15:33:25) - しかしこのアバター能見自身が無害な人物だったとしてもハブられそうなアバターだよなあ。 -- 名無しさん (2014-11-25 02:56:52) - テイカーの方が再生怪人として出た時、一番激しくキレてたのはタクだったろうな。「気安くチーちゃんの名前を呼ぶな!」って怒鳴ってたし -- 名無しさん (2015-01-01 21:01:18) - 早起きしてたけのこ掘りにいきたくないほうの小林沙苗 -- 名無しさん (2015-02-27 20:35:26) - 飛行+広範囲焼却コンボで無双してた時もまだ高レベルの実力者は動いてなかったんだよな。あのまま調子に乗り過ぎるとフツーに叩きのめされる可能性もあったが……故に王達が総出陣しなきゃならない某鎧がどれだけの脅威だったかっていう。 -- 名無しさん (2016-02-29 10:48:32) - ↑ 「杉並の王になる」(ドヤ顔)……退場の仕方といい小物界の大物だな -- 名無しさん (2016-04-25 22:54:59) - ↑3 きさま、シオニストだな! -- 名無しさん (2016-04-25 22:56:47) - 最近シルバークロウのLvUpボーナス関連が詳細に本編で語られたことで思ったのだが「dusk taker=宵闇の略奪者」とされているもののtakerは単に受け取り人、という意味からの派生で様々な意味合いがある。名前とトラウマから他者から何かしら収得することは避けられなかったろうが、魔王徴発令以外のもっと別のビルドや未来もありえたのでは……と。いかんせんロクな能力もなく週に10ポイント取られるというハンデだらけでLv4に到達したかなりの対戦センスの持ち主だから未だにどっか惜しいと思ってしまう -- 名無しさん (2016-12-04 16:46:10) - 漫画版だとまさかの出番全カット。 -- 名無しさん (2017-08-29 12:54:19) - 胸糞悪い所業をしたが須郷と違ってハルとタクのアナザー的な存在なのがネックもしも糞兄貴から幼馴染みを奪われる前に会っていれば本当に仲間入りしていたのかも知れない幼馴染みが奪われた事だけは被害者 -- 名無しさん (2020-07-22 22:22:55) - ↑×2 まあテイカー編そのものが原作読者からもアニメ版視聴者からも評判の悪い話じゃ漫画版でテイカー編ほぼほぼカットってなるのも頷けるよな… -- 名無しさん (2020-08-08 18:56:46) - 極論、レイカーさん登場イベと心意技習得イベ出すためのキャラだしな -- 名無しさん (2020-08-12 23:25:14) - 実際原作者も反省したり未練抱えたりしてたな、なお15巻でその未練を再生怪人化からの即退場という形で晴らす道具にされたもよう -- 名無しさん (2020-08-24 07:50:15) - そういや劇場版の総集編もテイカー編全カットされましたな。しかしチユのシャワーシーンはあったり意味分からない -- 名無しさん (2020-08-24 07:51:31) - いじめられたから傷つけられたから腹いせで誰かを傷付けてはいけない、ってのが直接的に表現されてていいんだがテイカー編はオチが微妙。剣道弱くなって散々コケにしてた部の上級生にいじめられるとこまで描いてあったらもうちょいスッキリしてた -- 名無しさん (2020-10-05 14:52:53) - ↑ゲーム版だと剣道で突然勝てなくなった事にショック受けて剣道部辞めそうになってる。テストの方も(当人の記憶では)いきなり理由もなく成績が下がるから色々とキツイ状況かと。まあ今までやった事を見れば自業自得だけどね! -- 名無しさん (2020-11-14 22:46:56) - 「おい能美、まだ回数終わってねーぞ」→能美無視→「レギュラー様は違うよなぁ(皮肉)」の流れなら原作にもあるよ(竹刀は投げていない) -- 名無しさん (2021-03-08 17:16:38) #comment #areaedit(end) }

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