中島哲也

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&font(#6495ED){登録日}:2012/06/16(土) 22:12:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 中島哲也は日本の映画監督、CMディレクター。 1959年9月2日生まれで、福岡県出身。 CM製作会社の日本天然色映画を経てフリーの監督となる。 漬物のCMで山口美江の「しば漬け食べたい」が話題となった。 その後も印象に残るCMを数多く制作し、 「サッポロ生黒ラベル」で豊川悦司と山崎努の「温泉卓球編」でスローモーションとダイナミックな演出を手掛け業界で高く評価され、 一気にCM業界の巨匠に上り詰めた。 映画監督としては、1982年の大学時代の映画「はの字忘れて」がぴあフィルムフェスティバルに入選し、 1988年のオムニバス映画「バカヤロー!私、怒ってます」の第二話「遠くてフラれるなんて」で商業映画監督デビュー。 その後はミニシアター映画を二本製作したのち、しばらくして2004年に「下妻物語」を発表。 その独特の演出・カメラワーク・CGの駆使・画面のきらびやかな色彩やユーモアの中に毒を含んだ脚本などで各地から絶賛され、 閉塞し始めた日本の映画業界で注目を集めるようになり、 その後も話題作を連発する。 そして、「告白」ではそれまでの風潮とはガラリと変え、薄暗い色調に衝撃的なストーリーで世に放ったが、 日本中で大反響を呼び、監督作品の中で38億円と言う最大の興行成績を収め、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。 アカデミー賞外国作品部門にも出品され世界からも注目される監督となった。 一時期「[[進撃の巨人]]」の実写映画の監督をするはずだったが、&color(red){諸々の事情}で監督を降板。 もったいない…。 作品の共通する特徴として、皮肉に満ちたミュージカルシーンを挿入したり、主人公がTV映像に突然登場する演出が見受けられる。 また、必ずと言っていいほど無軌道で愚劣な子供(中学生~高校生の若者)が登場し、大体イジメや暴力等の不愉快な役割を与えられる。 【人物】 とにかく撮影現場では偏屈なことで有名。まるでロボットアニメの某御大のようである。 「プロの役者さんに褒めちぎるのは失礼」という信念に基づき、とにかく撮影中では演技をけなしている。 基本中島監督作品は役者の演技がオーバーな所が多いので、それ位の演技力は求められるのだろう。 また映画作品は大体同じメンバーで製作しているのだが、何年間も同じ現場で働いているスタッフに対しても厳しく、 「未だに彼らの私生活を理解できていない」とさえ言っている。 〜以下、中島哲也の武勇伝〜 ・台詞を覚えるのが苦手な土屋アンナと連日の喧嘩&br()「読め!」「読まない!」 ・病気の子の役の市川実日子から「私はどんな病気なんですか?」という質問に対して…&br()「知らねえよ」 ・役作りのために「痩せてこい」と瑛太に依頼&br()→撮影時、「あれ?痩せてこいなんて言ったっけ?」 ・中谷美紀の演技に徹底的にダメ出し&br()「女優やめろ!」「殺してやる(ボソッ」&br()→結果、中谷はしばらくノイローゼ気味になり、撮影を逃げ出したこともあったとか。 ・泳げない松たか子がプールの深さを気にするのを見て&br()→「脚本のことならともかくプールの深さしか聞かないのか?」 ・清水尋也にプールの中で演技する練習を数ヶ月要求&br()→スタッフの過労から当該シーンを全てアニメにすることに決定。文字通り苦労が水の泡に。 …とこのように撮影ではとにかく鬼監督で、出演者のほとんどからは恐れられている。 しかし、そのような演技指導のおかげで監督の出演俳優は皆体当たりの演技で役者としての本領が発揮され、 高い演技評価を得るように。 ちなみに、出演者は皆恐怖の対象とみなしているようだが、 例外が二人だけいる。 一人は前述の土屋アンナ。撮影中は凄味を利かして連日監督と喧嘩をしていたという。 もう一人はアヤカ・ウィルソン。撮影中、監督に向かって「周りは頑張ってて自分は何にもしてないのに何でそんなに偉そうなの?」と聞き、 周りを和ませたという。(なお、恥ずかしくなったのか監督はその後照明の片づけを手伝った) 基本的に映画は原作付きの作品を映画化している。 これは一から作ると大きな時間がかかってしまうため、出来る限り多く作品を作りたい気持ちを優先させている。 映画化する作品は大抵「登場人物のキャラクター、性格が心に残る」作品であることが多い。 「松子さんに会いたい、桃子ちゃんの生き方が面白い、森口先生の内面が気になる、加奈子の心の闇が怖い」etc… 従来の映画とは一風変わった作風を手掛けることから、旧来の映画ファンの中には受け入れられない者もおり、未だに評価が分かれている。 【作品】 ≪CM≫ フジッコ「漬物百選」 クノール カップスープ サントリー 冷撰洋酒 サントリー モルツ「モルツ球団」 富士フイルム フジカラー写ルンです J-PHONE JRA'99年間キャンペーン NTT東日本 フレッツ 「ガッチャマン」篇 サッポロビール サッポロ生 黒ラベル 「温泉卓球」篇    ACC グランプリ - 特別賞(演出)    ADC - グランプリ    ギャラクシー奨励賞 プロバイダーZERO フジテレビ「きっかけは、フジテレビ。」 マンダム「GATSBY」 NTTドコモ dビデオ 東京海上日動「東京2020 挑戦者たち」 EDWIN「男と女のE STANDARD篇」 Softbank「ギガ学割」篇 ゆうちょ銀行「ゆうちゃん」 ≪TVドラマ≫ 世にも奇妙な物語 2001年秋の特別編 「ママ新発売!」 私立探偵 濱マイク 9話「ミスター・ニッポン 〜21世紀の男」 X'smap〜虎とライオンと五人の男〜 ≪映画≫ はの字忘れて(1982年) バカヤロー! 私、怒ってます 第二話 遠くてフラれるなんて(1988年) 夏時間の大人たち HAPPY GO LUCKY(1997年) Beautiful Sunday(1998年) [[下妻物語]](2004年)    第26回ヨコハマ映画祭 - 作品賞・監督賞 [[嫌われ松子の一生]](2006年)    第30回日本アカデミー賞 - 優秀監督賞・優秀脚本賞 [[パコと魔法の絵本>パコと魔法の絵本(映画)]](2008年)    第32回日本アカデミー賞 - 優秀監督賞 ララピポ (2009年)≪脚本のみ≫ [[告白>告白(湊かなえ)]](2010年)    第34回日本アカデミー賞 - 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞 [[渇き。>果てしなき渇き]] (2014年) [[来る>来る(2018年の映画)]](2018年) ≪PV≫ 松たか子「みんなひとり」 ぼくのなつやすみ3 -北国編- 小さなボクの大草原 「2007年夏限定 特別映像企画 -あの夏に-」  普通のCMではない。「ぼく夏」とは思えない中島監督らしいブラックな作風。 SMAP「そっと きゅっと」 AKB48「Beginner」   人気アイドルのPVでグロ描写を多数盛り込み、ファンからブーイングを受けた。 乃木坂46「走れ!bicycle」 追記・修正はBABYの服を着てひょっとこ顔をした後、ガマ王子のコスプレをして「どっかーん!!」と言ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この人の作る作品の登場人物ってダメな人間が多い気がする。特に変わることなく終わることも多いし -- 名無しさん (2014-05-29 00:00:27) - この監督に出てくる子供~若者って大体クズな奴らばかりだよね。無軌道で愚かで享楽主義。踊るシリーズみたいな問題提起するわけでなく「動物の生態」みたいに描いているのが特徴か。 -- 名無しさん (2015-01-14 23:05:01) - 世にも奇妙な物語の話は好きだがこの男は好きになれない。仕事は出来るけど屑だな。 -- 名無しさん (2015-05-16 19:47:52) - 凄まじいプレッシャーには弱いみたいだね -- 名無しさん (2015-11-21 14:28:56) - 進撃の巨人を断ったのは正解だ -- 名無しさん (2016-05-08 19:09:35) - もしこの人が進撃の監督降板しなかったら、巨人の捕食シーンがミュージカル調になってたりやたらカラフルだったり原作と全然違うカラーになってそう -- 名無しさん (2018-04-27 02:54:43) - ↑中島版進撃は現代の東京に巨人が現れる純粋な怪獣映画だったらしいよ。サンダ対ガイラのオマージュだって。 -- 名無しさん (2018-04-27 05:56:55) - ↑実写版も大概だったがそれが本当ならもう進撃である必要性ないやん…良かったわ降板して -- 名無しさん (2019-01-12 15:23:24) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/16(土) 22:12:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 中島哲也は日本の映画監督、CMディレクター。 1959年9月2日生まれで、福岡県出身。 CM製作会社の日本天然色映画を経てフリーの監督となる。 漬物のCMで山口美江の「しば漬け食べたい」が話題となった。 その後も印象に残るCMを数多く制作し、 「サッポロ生黒ラベル」で豊川悦司と山崎努の「温泉卓球編」でスローモーションとダイナミックな演出を手掛け業界で高く評価され、 一気にCM業界の巨匠に上り詰めた。 映画監督としては、1982年の大学時代の映画「はの字忘れて」がぴあフィルムフェスティバルに入選し、 1988年のオムニバス映画「バカヤロー!私、怒ってます」の第二話「遠くてフラれるなんて」で商業映画監督デビュー。 その後はミニシアター映画を二本製作したのち、しばらくして2004年に「下妻物語」を発表。 その独特の演出・カメラワーク・CGの駆使・画面のきらびやかな色彩やユーモアの中に毒を含んだ脚本などで各地から絶賛され、 閉塞し始めた日本の映画業界で注目を集めるようになり、 その後も話題作を連発する。 そして、「告白」ではそれまでの風潮とはガラリと変え、薄暗い色調に衝撃的なストーリーで世に放ったが、 日本中で大反響を呼び、監督作品の中で38億円と言う最大の興行成績を収め、日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞。 アカデミー賞外国作品部門にも出品され世界からも注目される監督となった。 一時期「[[進撃の巨人]]」の実写映画の監督をするはずだったが、&color(red){諸々の事情}で監督を降板。 もったいない…。 作品の共通する特徴として、皮肉に満ちたミュージカルシーンを挿入したり、主人公がTV映像に突然登場する演出が見受けられる。 また、必ずと言っていいほど無軌道で愚劣な子供(中学生~高校生の若者)が登場し、大体イジメや暴力等の不愉快な役割を与えられる。 【人物】 とにかく撮影現場では偏屈なことで有名。まるでロボットアニメの某御大のようである。 「プロの役者さんに褒めちぎるのは失礼」という信念に基づき、とにかく撮影中では演技をけなしている。 基本中島監督作品は役者の演技がオーバーな所が多いので、それ位の演技力は求められるのだろう。 また映画作品は大体同じメンバーで製作しているのだが、何年間も同じ現場で働いているスタッフに対しても厳しく、 「未だに彼らの私生活を理解できていない」とさえ言っている。 〜以下、中島哲也の武勇伝〜 ・台詞を覚えるのが苦手な土屋アンナと連日の喧嘩&br()「読め!」「読まない!」 ・病気の子の役の市川実日子から「私はどんな病気なんですか?」という質問に対して…&br()「知らねえよ」 ・役作りのために「痩せてこい」と瑛太に依頼&br()→撮影時、「あれ?痩せてこいなんて言ったっけ?」 ・中谷美紀の演技に徹底的にダメ出し&br()「女優やめろ!」「殺してやる(ボソッ」&br()→結果、中谷はしばらくノイローゼ気味になり、撮影を逃げ出したこともあったとか。 ・泳げない松たか子がプールの深さを気にするのを見て&br()→「脚本のことならともかくプールの深さしか聞かないのか?」 ・清水尋也にプールの中で演技する練習を数ヶ月要求&br()→スタッフの過労から当該シーンを全てアニメにすることに決定。文字通り苦労が水の泡に。 …とこのように撮影ではとにかく鬼監督で、出演者のほとんどからは恐れられている。 しかし、そのような演技指導のおかげで監督の出演俳優は皆体当たりの演技で役者としての本領が発揮され、 高い演技評価を得るように。 ちなみに、出演者は皆恐怖の対象とみなしているようだが、 例外が二人だけいる。 一人は前述の土屋アンナ。撮影中は凄味を利かして連日監督と喧嘩をしていたという。 もう一人はアヤカ・ウィルソン。 撮影中、監督に向かって&bold(){「周りは頑張ってて自分は何にもしてないのに何でそんなに偉そうなの?」} と&s(){ごもっともな正論}を告げて周りを和ませたという。(なお、恥ずかしくなったのか監督はその後照明の片づけを手伝った) 基本的に映画は原作付きの作品を映画化している。 これは一から作ると大きな時間がかかってしまうため、出来る限り多く作品を作りたい気持ちを優先させている。 映画化する作品は大抵「登場人物のキャラクター、性格が心に残る」作品であることが多い。 「松子さんに会いたい、桃子ちゃんの生き方が面白い、森口先生の内面が気になる、加奈子の心の闇が怖い」etc… 従来の映画とは一風変わった作風を手掛けることから、旧来の映画ファンの中には受け入れられない者もおり、未だに評価が分かれている。 【作品】 ≪CM≫ フジッコ「漬物百選」 クノール カップスープ サントリー 冷撰洋酒 サントリー モルツ「モルツ球団」 富士フイルム フジカラー写ルンです J-PHONE JRA'99年間キャンペーン NTT東日本 フレッツ 「ガッチャマン」篇 サッポロビール サッポロ生 黒ラベル 「温泉卓球」篇    ACC グランプリ - 特別賞(演出)    ADC - グランプリ    ギャラクシー奨励賞 プロバイダーZERO フジテレビ「きっかけは、フジテレビ。」 マンダム「GATSBY」 NTTドコモ dビデオ 東京海上日動「東京2020 挑戦者たち」 EDWIN「男と女のE STANDARD篇」 Softbank「ギガ学割」篇 ゆうちょ銀行「ゆうちゃん」 ≪TVドラマ≫ 世にも奇妙な物語 2001年秋の特別編 「ママ新発売!」 私立探偵 濱マイク 9話「ミスター・ニッポン 〜21世紀の男」 X'smap〜虎とライオンと五人の男〜 ≪映画≫ はの字忘れて(1982年) バカヤロー! 私、怒ってます 第二話 遠くてフラれるなんて(1988年) 夏時間の大人たち HAPPY GO LUCKY(1997年) Beautiful Sunday(1998年) [[下妻物語]](2004年)    第26回ヨコハマ映画祭 - 作品賞・監督賞 [[嫌われ松子の一生]](2006年)    第30回日本アカデミー賞 - 優秀監督賞・優秀脚本賞 [[パコと魔法の絵本>パコと魔法の絵本(映画)]](2008年)    第32回日本アカデミー賞 - 優秀監督賞 ララピポ (2009年)≪脚本のみ≫ [[告白>告白(湊かなえ)]](2010年)    第34回日本アカデミー賞 - 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞 [[渇き。>果てしなき渇き]] (2014年) [[来る>来る(2018年の映画)]](2018年) ≪PV≫ 松たか子「みんなひとり」 ぼくのなつやすみ3 -北国編- 小さなボクの大草原 「2007年夏限定 特別映像企画 -あの夏に-」  普通のCMではない。「ぼく夏」とは思えない中島監督らしいブラックな作風。 SMAP「そっと きゅっと」 AKB48「Beginner」   人気アイドルのPVでグロ描写を多数盛り込み、ファンからブーイングを受けた。 乃木坂46「走れ!bicycle」 追記・修正はBABYの服を着てひょっとこ顔をした後、ガマ王子のコスプレをして「どっかーん!!」と言ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この人の作る作品の登場人物ってダメな人間が多い気がする。特に変わることなく終わることも多いし -- 名無しさん (2014-05-29 00:00:27) - この監督に出てくる子供~若者って大体クズな奴らばかりだよね。無軌道で愚かで享楽主義。踊るシリーズみたいな問題提起するわけでなく「動物の生態」みたいに描いているのが特徴か。 -- 名無しさん (2015-01-14 23:05:01) - 世にも奇妙な物語の話は好きだがこの男は好きになれない。仕事は出来るけど屑だな。 -- 名無しさん (2015-05-16 19:47:52) - 凄まじいプレッシャーには弱いみたいだね -- 名無しさん (2015-11-21 14:28:56) - 進撃の巨人を断ったのは正解だ -- 名無しさん (2016-05-08 19:09:35) - もしこの人が進撃の監督降板しなかったら、巨人の捕食シーンがミュージカル調になってたりやたらカラフルだったり原作と全然違うカラーになってそう -- 名無しさん (2018-04-27 02:54:43) - ↑中島版進撃は現代の東京に巨人が現れる純粋な怪獣映画だったらしいよ。サンダ対ガイラのオマージュだって。 -- 名無しさん (2018-04-27 05:56:55) - ↑実写版も大概だったがそれが本当ならもう進撃である必要性ないやん…良かったわ降板して -- 名無しさん (2019-01-12 15:23:24) #comment #areaedit(end) }

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