悲しみ(感情)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/06/08(水) 21:50:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 人間が持っている感情の一つであり、誰もが経験した事のある気持ちの状態である。 「&u(){[[&color(red){怒り}>怒り(感情)]]}」とは対極的な存在であり、同じような存在でもある難しい物である。 (簡単だとそれはそれで困るが) ●原因 &font(#0000ff){悲しみ}も&font(#ff0000){怒り}と同じく、「嫌な事」を切っ掛けに起こりうる物だが、&font(#ff0000){怒り}とは違い&font(#0000ff){物事に消極的}になったり、&font(#0000ff){無気力状態}になったりする。 &font(#ff0000){「てめー何しやがるコノヤロー!」} と捉えるのが&font(#ff0000){怒り}なら、 &font(#0000ff){「ああ、なんで俺ばっかり……」} と捉えるのが&font(#0000ff){悲しみ}だろうか。 つまり、「物事の捉え方」によって別れる事があるのだ。 ●怒りとの分差   簡単に説明すると、 「その原因を罰する事が出来るか、出来ないか」 が怒りと悲しみの別れ道か。 人は人をある程度罰する事が出来るが、人は天候や災害を罰する事は出来ない。 「[[戦争]]で多くの人が死んだ」 と言えばブチ切れる人が多数出てくると思うかもしれないが、 「災害で多くの人が死んだ」 と言ってブチ切れる人はそう多くはないだろう。 やり場のない気持ちが&font(#0000ff){悲しみ}として出来上がるのだ。 ●悲しみが始まると   やり場のない気持ちが&font(#0000ff){悲しみ}に変わると、自分の無力さや、何も出来なかった自分への後悔等が込み上げる。 「このままじゃ駄目だ」と思い、何とか頑張ろうとしても上手く行かない。 そして、&font(#0000ff){耐えきれなくなり}&font(#ff0000){感情}&font(#0000ff){を爆発させる。} ここで注意して欲しいのが、「爆発のベクトルが違う」事である。 &font(#ff0000){怒り}が自分以外の何かに対して感情を爆発させるのに対し、&font(#0000ff){悲しみ}は自分自身に向けて感情を爆発させるのである。 その余波として、 ・泣き叫ぶ ・自分の身になりふり構わず暴れ回る。 ・心が壊れ、自分が保てなくなる。 ・最悪の場合、[[自殺]]をしてしまう。 等の事態が起こってしまう。 また、この状態は怒りの状態と同じく不安定であり&font(#ff0000){何気ない一言がその人の心にトドメを差す}事になってしまったりする。   それが更なる&font(#0000ff){悲しみ}を産み出してしまうのか、新たに&font(#ff0000){怒り}を産み出してしまうのか……。 ●[[漫画]]やアニメにおいて   &font(#0000ff){悲しみ}も&font(#ff0000){怒り}と同じく、漫画やアニメにおいて重要な役割を持つ事がある。 最も有名なのは、「仲間の死亡イベント」だろうか。 今まで多くの時間を共にしてきた仲間の突然の死。それは多くの人物に影響を与える。ある者は涙を流し、ある者は戦意喪失。 そんな中、他の仲間達からの励ましや居なくなった仲間の&font(#ffdc00){意思}を受け継ぎ、再び這い上がるその姿は&font(#ff0000){実に素晴らしい。} しかし、彼ら彼女らは悲しみを「乗り越えた」だけであって悲しみを「忘れた」訳ではない。 決して癒えない心の傷を、ただひたすら耐えるその姿に「&font(#008000){成長}」を我々に実感させてくれるのだ。 ……と、良い例を挙げたが、こう言った展開の他にも、 悲しみから来る&font(#800080){絶望や復讐と言った負の感情}に囚われ&font(#800080){暗黒面}に目覚めてしまう者も居る。 当然彼ら彼女らも&font(#0000ff){悲しみに囚われた者}なのである程度の救済はあるが、悲しい最期を遂げてしまう事が多い。   他にも、[[ロボット]]キャラが理解出来ない感情の一つでもある。(そもそも感情自体理解出来ない奴も居るが) 不器用ながらも悲しみを知ろうとする姿は微笑ましいが、悲しみを知った瞬間[[&font(#800080){死亡(スクラップ)フラグ}>死亡フラグ]]が立ったりと中々悲惨。 ●最後に   悲しさから涙を流す動物は今のところ人間しかいない。 その事を踏まえ、もし悲しくて仕方がないなら&font(#0000ff){思う存分泣いてみてはいかがだろうか?} それで少し気持ちが落ち着くだろうと思う。しかしまだ悲しみを乗り越えた訳ではない。 そこで、今度は小さくても良いから&font(#ff0000){一歩踏み出して}みよう。 それを一日おきにでも良いから続けていくと良い。ちょっとずつ「何か」が見えて来るはずだ。 周りの人は、それを少し応援してやると良い。それだけで、その人の一歩が大きくなるはずだ。 悲しみを乗り越えた方は追記修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 悲しい=泣くとは限らない、中には無表情もいる -- 名無しさん (2014-01-31 18:11:32) - 悲しみが主題の作品といったら個人的にはやっぱホライゾンだな -- 名無しさん (2014-01-31 18:30:17) - 沁みるわ~ -- 名無しさん (2014-01-31 18:55:13) - かーなーしーみのー、むーこーおーへとー -- 名無しさん (2014-04-09 22:59:35) - やさしい項目だな・・・・・・・・ありがとう -- 名無しさん (2014-04-09 23:09:51) - 悲しみやトラウマ、心の傷を魅力と勘違いして「アタシこんなに可哀想な娘なの!慰めて!抱いて!」な人がリアルにいて現実こわいと思った -- 名無しさん (2014-04-09 23:36:02) - 歓喜と悲しみは似ている 歓喜だけでは本当の歓喜を失うだろう 悲しみだけでは本当の悲しみを失うだろう 人間というのは全く…… -- 名無しさん (2014-04-10 02:45:34) - 愛など要らぬ! -- 名無しさん (2014-04-10 11:49:40) - いい項目だ、、、。 -- 名無しさん (2015-01-06 15:47:30) - 悲しみからの立ち直りを最も歪んだ形で示したのはカギ爪の男ではなかろうか -- 名無しさん (2015-01-06 16:19:22) - ↑えーと、羅刹なお医者さんかい? -- 名無しさん (2015-01-06 16:58:31) - SEEDでラクスは「涙はそのためにある」といっていたな。 -- 名無しさん (2015-01-06 17:45:22) - 悲しみと怒りが共存するケースはいくらでもあるだろう。分けられるようなもんじゃないし分ける必要もない。ましてや対極でもない。あくまで概念は概念で、実際の心のありようは様々な感情が入り混じったいわばカオスだろう。 -- 名無しさん (2020-09-13 14:22:03) - ロボライダー 哀しみの王 とかモチーフキャラ -- 名無しさん (2021-01-04 09:47:18) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/06/08(水) 21:50:06 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 人間が持っている感情の一つであり、誰もが経験した事のある気持ちの状態である。 「&u(){[[&color(red){怒り}>怒り(感情)]]}」とは対極的な存在であり、同じような存在でもある難しい物である。 (簡単だとそれはそれで困るが) ●原因 &font(#0000ff){悲しみ}も&font(#ff0000){怒り}と同じく、「嫌な事」を切っ掛けに起こりうる物だが、&font(#ff0000){怒り}とは違い&font(#0000ff){物事に消極的}になったり、&font(#0000ff){無気力状態}になったりする。 &font(#ff0000){「てめー何しやがるコノヤロー!」} と捉えるのが&font(#ff0000){怒り}なら、 &font(#0000ff){「ああ、なんで俺ばっかり……」} と捉えるのが&font(#0000ff){悲しみ}だろうか。 つまり、「物事の捉え方」によって別れる事があるのだ。 ●怒りとの分差   簡単に説明すると、 「その原因を罰する事が出来るか、出来ないか」 が怒りと悲しみの別れ道か。 人は人をある程度罰する事が出来るが、人は天候や災害を罰する事は出来ない。 「[[戦争]]で多くの人が死んだ」 と言えばブチ切れる人が多数出てくると思うかもしれないが、 「災害で多くの人が死んだ」 と言ってブチ切れる人はそう多くはないだろう。 やり場のない気持ちが&font(#0000ff){悲しみ}として出来上がるのだ。 ●悲しみが始まると   やり場のない気持ちが&font(#0000ff){悲しみ}に変わると、自分の無力さや、何も出来なかった自分への後悔等が込み上げる。 「このままじゃ駄目だ」と思い、何とか頑張ろうとしても上手く行かない。 そして、&font(#0000ff){耐えきれなくなり}&font(#ff0000){感情}&font(#0000ff){を爆発させる。} ここで注意して欲しいのが、「爆発のベクトルが違う」事である。 &font(#ff0000){怒り}が自分以外の何かに対して感情を爆発させるのに対し、&font(#0000ff){悲しみ}は自分自身に向けて感情を爆発させるのである。 その余波として、 ・泣き叫ぶ ・自分の身になりふり構わず暴れ回る。 ・心が壊れ、自分が保てなくなる。 ・最悪の場合、[[自殺]]をしてしまう。 等の事態が起こってしまう。 また、この状態は怒りの状態と同じく不安定であり&font(#ff0000){何気ない一言がその人の心にトドメを差す}事になってしまったりする。   それが更なる&font(#0000ff){悲しみ}を産み出してしまうのか、新たに&font(#ff0000){怒り}を産み出してしまうのか……。 ●[[漫画]]やアニメにおいて   &font(#0000ff){悲しみ}も&font(#ff0000){怒り}と同じく、漫画やアニメにおいて重要な役割を持つ事がある。 最も有名なのは、「仲間の死亡イベント」だろうか。 今まで多くの時間を共にしてきた仲間の突然の死。それは多くの人物に影響を与える。ある者は涙を流し、ある者は戦意喪失。 そんな中、他の仲間達からの励ましや居なくなった仲間の&font(#ffdc00){意思}を受け継ぎ、再び這い上がるその姿は&font(#ff0000){実に素晴らしい。} しかし、彼ら彼女らは悲しみを「乗り越えた」だけであって悲しみを「忘れた」訳ではない。 決して癒えない心の傷を、ただひたすら耐えるその姿に「&font(#008000){成長}」を我々に実感させてくれるのだ。 ……と、良い例を挙げたが、こう言った展開の他にも、 悲しみから来る&font(#800080){絶望や復讐と言った負の感情}に囚われ&font(#800080){暗黒面}に目覚めてしまう者も居る。 当然彼ら彼女らも&font(#0000ff){悲しみに囚われた者}なのである程度の救済はあるが、悲しい最期を遂げてしまう事が多い。   他にも、[[ロボット]]キャラが理解出来ない感情の一つでもある。(そもそも感情自体理解出来ない奴も居るが) 不器用ながらも悲しみを知ろうとする姿は微笑ましいが、悲しみを知った瞬間[[&font(#800080){死亡(スクラップ)フラグ}>死亡フラグ]]が立ったりと中々悲惨。 ●最後に   悲しさから涙を流す動物は今のところ人間しかいない。 その事を踏まえ、もし悲しくて仕方がないなら&font(#0000ff){思う存分泣いてみてはいかがだろうか?} それで少し気持ちが落ち着くだろうと思う。しかしまだ悲しみを乗り越えた訳ではない。 そこで、今度は小さくても良いから&font(#ff0000){一歩踏み出して}みよう。 それを一日おきにでも良いから続けていくと良い。ちょっとずつ「何か」が見えて来るはずだ。 周りの人は、それを少し応援してやると良い。それだけで、その人の一歩が大きくなるはずだ。 悲しみを乗り越えた方は追記修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 悲しい=泣くとは限らない、中には無表情もいる -- 名無しさん (2014-01-31 18:11:32) - 悲しみが主題の作品といったら個人的にはやっぱホライゾンだな -- 名無しさん (2014-01-31 18:30:17) - 沁みるわ~ -- 名無しさん (2014-01-31 18:55:13) - かーなーしーみのー、むーこーおーへとー -- 名無しさん (2014-04-09 22:59:35) - やさしい項目だな・・・・・・・・ありがとう -- 名無しさん (2014-04-09 23:09:51) - 悲しみやトラウマ、心の傷を魅力と勘違いして「アタシこんなに可哀想な娘なの!慰めて!抱いて!」な人がリアルにいて現実こわいと思った -- 名無しさん (2014-04-09 23:36:02) - 歓喜と悲しみは似ている 歓喜だけでは本当の歓喜を失うだろう 悲しみだけでは本当の悲しみを失うだろう 人間というのは全く…… -- 名無しさん (2014-04-10 02:45:34) - 愛など要らぬ! -- 名無しさん (2014-04-10 11:49:40) - いい項目だ、、、。 -- 名無しさん (2015-01-06 15:47:30) - 悲しみからの立ち直りを最も歪んだ形で示したのはカギ爪の男ではなかろうか -- 名無しさん (2015-01-06 16:19:22) - ↑えーと、羅刹なお医者さんかい? -- 名無しさん (2015-01-06 16:58:31) - SEEDでラクスは「涙はそのためにある」といっていたな。 -- 名無しさん (2015-01-06 17:45:22) - 悲しみと怒りが共存するケースはいくらでもあるだろう。分けられるようなもんじゃないし分ける必要もない。ましてや対極でもない。あくまで概念は概念で、実際の心のありようは様々な感情が入り混じったいわばカオスだろう。 -- 名無しさん (2020-09-13 14:22:03) - ロボライダー 哀しみの王 とかモチーフキャラ -- 名無しさん (2021-01-04 09:47:18) #comment #areaedit(end) }

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