セルゲイ・スミルノフ

「セルゲイ・スミルノフ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

セルゲイ・スミルノフ」(2024/04/09 (火) 12:55:40) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/12/20(月) 12:11:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#191970,b){市民の利益と安全を守るのが軍人ではないのか!?}} 『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。 CV:[[石塚運昇]] 性別:男 誕生日:1月28日 年齢:43歳(1st)→48歳(2nd) [[身長]]:189㎝ 体重:72㎏ [[血液型]]:A型 所属:人類革新連盟→[[地球連邦平和維持軍]] 階級:中佐(1st)→大佐(2nd) 搭乗機 ・MSJ-06U-C [[ティエレン高機動型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-E [[ティエレン宇宙型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-ET [[ティエレン宇宙指揮官型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-C/BT [[ティエレン高機動B指揮官型>ティエレンのバリエーション]] ・GNX-603T [[GN-X]] ・GNX-609T [[GN-XⅢ>GN-X]](連邦正規軍カラー) ・MSJ-06V-A [[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]] 恐らく、本作で一番苦労した人物(人間関係面で)。 「&b(){&color(midnightblue){ロシアの荒熊}}」の異名を持つ人革連の軍人であり、指揮官とパイロットの両面で高い技量を持つ。 その名は軍内外でも有名であり、あの[[アリー・アル・サーシェス]]ですら対面時には名を聞いてたじろいだ程でもある。 一方で自分の指示で妻ホリーを戦場の最前線に送り、更に指揮官だったとはいえ妻を含む前線部隊を残して撤退してしまった苦い過去を持つ。 止むを得ないとはいえ見殺しにする形になり、更に妻の生死すら正確には不明な別れとなってしまった事に強い負い目を感じており、 その事をどう弁明すれば良いかも分からないまま、息子の[[アンドレイ・スミルノフ]]とは容易には解消し得ない確執が出来てしまった。 (因みに、ノベライズ版では「妻と共に最前線に出て、妻の死に際の言葉を受け取った」となっており、状況が大きく異なっている。 基本的には本編に沿っているノベライズ版の中で幾つか存在する、大きく異なる描写の一つである。) 超兵施設や[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]の非人道的行いについても怒りを見せる他、優しさを知らない[[ソーマ・ピーリス>ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー]]や、 カタロンの構成員と見做されて自軍に捕らえられた[[沙慈・クロスロード]]を気遣う等、人柄の良い人物でもあり、ファンからは「&font(#191970,b){『00』屈指の人格者}」と評されている。 が、息子がいるのにピーリスを養子にしようとする等、劇中の行動から、息子の中の人含めた視聴者から「親父としてはダメ」という評価も出ている。 仕事では優れており、家族への愛情も確かにあろうと、実際の家庭内でも上手くいくかと言えばそうとは限らない。 等身大の人間として描かれているキャラクターの一人であろう。 【1stシーズン】 人革連所属で、階級は中佐。 [[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]](以下CB)が活動を開始し、[[刹那・F・セイエイ]]の駆る[[ガンダムエクシア]]相手に遥かに性能の劣る[[ティエレン]]で肉薄してみせた。 その後、ガンダム対策部隊「頂武」の隊長に就任、超兵1号ことソーマ・ピーリスが部下として配属された。 しかし、[[軌道エレベーター>軌道エレベータ]]「天柱」周辺にて[[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]の性能テスト中にピーリスが暴走(原因は[[アレルヤ・ハプティズム]]の脳量子波と干渉した為)し、 エレベータの重力ブロックが落下してしまう。 重力ブロック内部の民間人の救出の為、一時アレルヤと共闘、落下を阻止した。 その後も幾度となくCBと戦い、対抗策を投じて[[ガンダムキュリオス]]と[[ガンダムヴァーチェ]]と鹵獲寸前まで追い詰める程の活躍を見せた。 それでも辛酸を舐めさせられる中、転機が訪れ、 国連軍が結成され、[[GN-X]]に乗り始めるや否や、「&color(midnightblue){何という性能だ、やはりこの機体……すぅんごぉい!}」と唸る。(笑) そして今までの実力を発揮出来なかった鬱憤を晴らすかの如く数えられる[[エース>エースパイロット]]として恥じぬ大活躍。 そして最終決戦「フォーリンエンジェルス」では、中破したキュリオスをピーリスと追い詰めるも、 アレルヤとハレルヤが人格を統合して[[トランザム>トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)]]を発動した為、形勢が逆転してしまう。 キュリオスの攻撃がピーリスを貫こうとしたその時、捨て身で彼女を守り自身は深手を負ってしまうも、ピーリスのおかげでキュリオスの撃破に成功。 急いで救急室に向かったおかげで大事には至らず、彼女とは「親子」と呼べる程の深い絆で結ばれるようになった。 純粋な操縦技術だけならピーリスや[[グラハム・エーカー]]等、彼に勝るパイロットは複数居るものの、 総合的な判断力・統率力等もあってか、この時期にパイロットとして登場したキャラクターの中では、 サーシェスと並ぶ最高のパイロットだと監督の水島精二に評されている。 【2ndシーズン】 [[地球連邦平和維持軍]]に所属し、ガンダム討伐の功績から階級は大佐へと昇進。 以前より表情が出るようになったピーリスを養子に迎えようとする等、実の息子に与えられなかった愛を彼女に注いでいた。 同時期に活動していたアロウズに対しては、武力による徹底的な弾圧を行うやり方に対し表向き中立的な立場を装いつつ、内心批判的な思いを募らせていた。 ピーリスがアロウズに入隊する際、息子アンドレイと偶然再会。 他者を通じて連絡を取っていたがアロウズにいた事は知らず、過去の出来事やピーリスとの関係により溝を深めてしまったのは言うまでもない。 アフリカの任務に赴いた際、捕らえられた沙慈を尋問中にCBの関係者と看破。 しかし軍のやり方を許せなかった彼は「&color(midnightblue){これ以上犠牲者を増やしたくない}」という思いから沙慈を釈放するも、 結局カタロン基地は発見され、犠牲者が増える事態になってしまった。 この時、沙慈の件を秘密にしようとしたが、それを盗み聞きした部下によって基地が発見されるという皮肉な結果になってしまった。 部下にしてみればちゃんと仕事しただけなのだが、セルゲイはこのことについて叱咤するが後でこのことで[[アーバ・リント]]に暴行されてしまった。 ただ、セルゲイがしたことは本来なら軍法会議ものである為、その程度で済んでよかったとも言える。 新生したCBとの戦いの中で行方不明になったピーリスを単身捜索に行き、彼女の本当の人格と過去を知り、自身の信念を貫き通す為、彼女をアレルヤに託した。 そして[[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]では、事前に首謀者でもある親友のパング・ハーキュリーから告げられた際に「&color(midnightblue){やり方が違う}」とし、自身は賛同しなかったが、 上官から隠密裏の交渉役としての任務を命じられたのを機に単身説得に向かう。 表向きはハーキュリーが気を許すであろう人物として、 性能が低めで威圧感を与えない[[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]に搭乗して現地に向かい、交渉にあたる任務だったが、 実際は沙慈を逃がすなどをした反アロウズ派でありながら、前大戦の功労者であるので軍内部でも人望の厚い彼を体よく始末する為の罠であった。 現地に向かった時点で軌道エレベータの崩壊に巻き込んで”事故死”させる、 事故死に失敗しても、前線部隊への事前通達を一切行っていないために、「&font(#ff0000,b){管理の緩いティエレンを無断で持ち出し、クーデターに合流した犯罪者}」に状況的には仕立て上げられているため、そのまま社会的に抹殺。 あわよくばその場で殺害するというもの。 結果、ハーキュリーの説得には成功するものの、エレベーターが崩壊。 その後、皮肉にも上層部の思惑通り「&font(#ff0000,b){クーデターに合流したテロリストの一味に成り果てた男}」と誤解した息子のアンドレイに牙を向けられ、そして乗機をGNビームサーベルで貫かれてしまう。 機体が爆発する寸前、長い間アンドレイにどう接すれば良いか分からず、その結果彼の思いを理解しようとせずに無視し続けてしまった事を後悔するも、 親としての責任を全うすべく最期の力を振り絞ってアンドレイの乗る[[GN-XⅢ>GN-X]]を押し飛ばし、亡き妻ホリーの姿を垣間見ながら散っていった。 死を持ってしてもなお最後まで分かり合えず、更に亀裂を大きくしてしまった彼の人生は、本作のテーマである「対話」「相互理解」の難しさを象徴する物語である。 【余談】 ・彼の部下に就いたソーマ・ピーリスの駆るティエレンタオツーが&color(hotpink){桃色}にカラーリングされているのは彼女を“乙女”と評した彼なりの心遣いなのかもしれない。 ・劇場版の予告として登場した際、天国(あの世)に来たピーリスを発見するが、その後ろについてきたアンドレイときちんと分かり合う事が出来た。 ・劇場版では既に故人である為、登場はしないが、死に際のアンドレイの脳裏には、妻であるホリーと共に優しく微笑みかけるセルゲイの姿があった。 #center(){ &color(midnightblue){そんな事で罪を償う事は出来ん!} &color(midnightblue){貴様はWiki篭りだ!Wiki篭りなら項目を守れ!!} &color(midnightblue){1つでも多くの項目を追記・修正し、その上で死ね!!} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,28) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アレハレにソーマリーを託した際に一期で救助活動を手伝ってくれた礼を言った時の背中には痺れた。 -- 名無し (2013-09-12 04:26:59) - 「言い訳」ってあんまりいいイメージ持たれない行動だけど、「言い訳が必要な時だってある」ってアニメで描かれたのは印象的だったな。ちなみにセルゲイとアンドレイの声優陣からも「ダメ親父」だって言ってるよ。まあそうだよね。 -- 名無しさん (2013-09-12 04:39:19) - ソーマを娘みたいに扱う理由には彼女自身への感情の他に息子と向き合う事をせず逃げてしまった事への罪悪感とか後ろめたさとかもあったんだろうね。家族ごっこで本物の家族から目を背けてるって言うか…。 -- 名無しさん (2013-09-12 05:12:48) - 最期まで良い人ではあったと思うけどそれでもやっぱり二期で印象は少し下がった感は拭えない。死んでるならともかく実子生きてるのにそっち放っておいて養子と一緒に暮らしてるとかじゃそりゃ小熊としてもいい気分はしないだろうと。 -- 名無しさん (2013-09-21 15:18:32) - 家庭と仕事の両立は難しいんだよなってとこか、最期の小熊に対する謝罪と気遣いはやっぱり親熊さんらしかったとは思う。 -- 名無し (2013-09-23 23:13:54) - トリニティをコテンパンにしてくれたのはスッキリした。 -- 名無し (2013-10-05 00:22:08) - できれば荒熊のような戦闘での活躍も見たかった。現場の指揮を任されるだけ凄い人たちなんだろうけど -- 名無しさん (2013-11-28 12:55:42) - ↑↑GN-Xの初陣で「すぅんごぉい!!」もネタだが、トリニティ達のやりたい放題に対して演出もBGMも悪党を追い払う善人とその部下達だった。 -- 名無し (2013-12-31 19:52:46) - ロシアの荒熊もベッドの上ではテディだな! -- 名無しさん (2014-02-12 11:44:11) - この人の総合戦闘力はサーシェスと同格らしいから戦闘での活躍をもっと見たかった -- 名無しさん (2014-02-12 12:37:25) - ティエレンでエクシアにアイアンクローみたいなこと出来るもんな -- 名無しさん (2014-02-19 06:43:46) - ネグレクトおじさん -- 名無しさん (2014-03-03 11:15:57) - 職場じゃ人格者が家庭では・・・なんて珍しくないけどな。この人はマシな方ではあったんだが会話する勇気がなかった。 -- 名無しさん (2014-03-03 13:00:55) - 碇ゲンドウ(旧アニメ)に近いよな。お互い傷つくのが怖いから距離を取ってしまうあたり。 -- 名無しさん (2014-03-03 13:04:19) - アンドレイが言ったように、妻が戦死した直後にセルゲイは謝罪や言い訳をするべきだったのだろうか? -- 名無しさん (2014-03-03 14:41:14) - ↑ 少なくともアンドレイはきちんと説明してほしかったみたい。けどセルゲイは何も言わずに息子から距離を置いてしまった。言い訳しないのは立派だけど、それも時と場合によるということ -- 名無しさん (2014-03-03 14:50:21) - ↑けど、TV版当時のアンドレイの性格じゃ何言っても言い訳や自己正当化扱いされそうなんだよな…… -- 名無しさん (2014-03-03 14:58:40) - ↑なんか逆だよそれ。アンドレイのTV版の性格が形成されたのはすれ違いが原因なのに -- 名無しさん (2014-03-03 15:00:01) - ↑×2 勘違いしてるけどアンドレイが意固地になったのはセルゲイが向き合わなかったからだぞ。人間としては素晴らしいけど父親としては二流 -- 名無しさん (2014-03-03 15:03:27) - ↑セルゲイは自分で軍人ではあっても父親では無かったとソーマに言ってた。 -- 名無し (2014-03-03 15:10:04) - 事情を知って機転を効かせてソーマをアレルヤに託し、四年前の恨みを忘れて無いと言いながら同時に救助活動を手伝ってくれた礼を言って去って行った時は痺れた反面、息子に対する駄目親父振りは残念だった。まあ、あれがアッサリ解決するなら現実の家庭問題の大半は無くなるレベルではあったが。 -- 名無し (2014-03-03 18:33:53) - ↑ アンドレイに対して失敗してって思いがあったからこそソーマに対してはちゃんとした「親」であろうとしてたのかもね -- 名無しさん (2014-03-03 18:37:56) - 00のテーマが凝縮された話だよね荒熊と子熊 -- 名無しさん (2014-03-03 20:19:23) - 正直、事情が事情だから、ちゃんと対話した場合を仮定しても、なら自分は父さんみたいな事をしない軍人になってみせると言い出す可能性は大かも、最後が息子に殺される可能性は減るかもしれんが -- 名無し (2014-03-03 23:21:31) - 漫画版クライマックスUC思い出すなこの親子、主人公が父親になり、戦乱に巻き込まれて負傷した妻が助からない為にお互い同意で治療を民間人優先にしたが、息子は母親を助けるの優先にしなかったの納得出来ないで家を飛び出し、クロスボーンバンガードに入隊、熊親子みたいになりかけてたが、あっちは最後父親が息子庇って死んでも最後対話して分かり合えたり救いのある結末だったが、キチンと対話してればこんな感じにはなれただろうか? -- 名無し (2014-03-03 23:30:16) - 結局ガンダム00作中最大の人格者であってもシリーズお約束のダメ親父キャラでもあったんだよなあ。 -- 名無しさん (2014-03-09 18:43:05) - 彼が生きていればGN-XⅣに乗って親子でELS迎撃に参戦していたのかもな。 -- 名無しさん (2014-03-09 20:16:50) - ↑親子で自爆しそうだから勘弁してくれ -- 名無しさん (2014-04-29 07:44:16) - ↑セルゲイ「ホーリー…今からそっちに逝くぞ…!」アンドレイ「まだ貴方とはちゃんと分かりあえていない!父さん‼︎貴方を死なせるものか‼︎」こんな感じか -- 名無しさん (2014-05-20 19:46:21) - セルゲイ「トランザム発動と同時に密集隊形でELSを要撃にかける!」 -- 名無しさん (2014-11-01 21:44:18) - いい軍人ではあっても良い父親にはなれなかったっていうのか。 -- 名無しさん (2015-05-02 22:57:14) - 1期「おお、美形揃いの主人公達と違って昔ながらの軍人気質、しかも良識あるタイプだーっ」ってオールドファン釣って2期で「あっ、ピーリスと一緒に暮らしてるのかきっと仲良く本当の親子みたいに面倒見てんだろうなー」→アンドレイ出てきて事情描かれて幻滅ってのは結構あったんだろうなあ・・・。 -- 名無しさん (2015-05-02 23:04:29) - ↑「なんだ完璧超人ってわけでもないのか」と逆に好感持った -- 名無しさん (2016-07-13 13:59:42) - 2年の間に10kg痩せてたのか。アロウズの件でストレス貯めてたのかな? -- 名無しさん (2016-09-27 22:21:04) - てっきりラストは、『乗機のリミッター解除して、強敵を道連れに戦死(ガルド的に)』か、『制御できなくなった乗機か乗艦をだましだまし必死に操って、敵巨大要塞に特攻(土方艦長的に)』のどちらかと思ったころが自分にもありましたw -- 名無しさん (2017-03-04 17:48:50) - あの結末はアンドレイと向き合わなかったセルゲイに9割方責任があるんだが、ぶっちゃけ残り1割っつーか最後の一押しをやらかしたのは間違いなくハーキュリーなんだよなぁ… -- 名無しさん (2017-03-06 18:28:03) - 中の人のご冥福をお祈りします… -- 名無しさん (2018-09-09 22:09:38) - かわいいパンダ ロシアの荒熊! -- 名無しさん (2019-10-31 18:58:26) - 1期5話の低軌道ステーションの話、「見捨てるしかないのか…」で奥さんの時のこと過ぎったんだろうな。そこにキュリオスが助けに来たんだからそら恩は感じるだろう -- 名無しさん (2020-07-05 22:39:28) - ガンダムSEEDデスティニーのシングルマザーであるタリアも良い軍人ではあっても良い親にはなれなかった人で息子からは愛想を尽かされてたな -- 名無しさん (2023-02-15 15:12:20) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/12/20(月) 12:11:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#191970,b){市民の利益と安全を守るのが軍人ではないのか!?}} 『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。 CV:[[石塚運昇]] 性別:男 誕生日:1月28日 年齢:43歳(1st)→48歳(2nd) [[身長]]:189㎝ 体重:72㎏ [[血液型]]:A型 所属:人類革新連盟→[[地球連邦平和維持軍]] 階級:中佐(1st)→大佐(2nd) 搭乗機 ・MSJ-06U-C [[ティエレン高機動型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-E [[ティエレン宇宙型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-ET [[ティエレン宇宙指揮官型>ティエレンのバリエーション]] ・MSJ-06Ⅱ-C/BT [[ティエレン高機動B指揮官型>ティエレンのバリエーション]] ・GNX-603T [[GN-X]] ・GNX-609T [[GN-XⅢ>GN-X]](連邦正規軍カラー) ・MSJ-06V-A [[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]] 恐らく、本作で一番苦労した人物(人間関係面で)。 「&b(){&color(midnightblue){ロシアの荒熊}}」の異名を持つ人革連の軍人であり、指揮官とパイロットの両面で高い技量を持つ。 その名は軍内外でも有名であり、あの[[アリー・アル・サーシェス]]ですら対面時には名を聞いてたじろいだ程でもある。 一方で自分の指示で妻ホリーを戦場の最前線に送り、更に指揮官だったとはいえ妻を含む前線部隊を残して撤退してしまった苦い過去を持つ。 止むを得ないとはいえ見殺しにする形になり、更に妻の生死すら正確には不明な別れとなってしまった事に強い負い目を感じており、 その事をどう弁明すれば良いかも分からないまま、息子の[[アンドレイ・スミルノフ]]とは容易には解消し得ない確執が出来てしまった。 (因みに、ノベライズ版では「妻と共に最前線に出て、妻の死に際の言葉を受け取った」となっており、状況が大きく異なっている。 基本的には本編に沿っているノベライズ版の中で幾つか存在する、大きく異なる描写の一つである。) 超兵施設や[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]の非人道的行いについても怒りを見せる他、優しさを知らない[[ソーマ・ピーリス>ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー]]や、 カタロンの構成員と見做されて自軍に捕らえられた[[沙慈・クロスロード]]を気遣う等、人柄の良い人物でもあり、ファンからは「&font(#191970,b){『00』屈指の人格者}」と評されている。 が、息子がいるのにピーリスを養子にしようとする等、劇中の行動から、息子の中の人含めた視聴者から「親父としてはダメ」という評価も出ている。 仕事では優れており、家族への愛情も確かにあろうと、実際の家庭内でも上手くいくかと言えばそうとは限らない。 等身大の人間として描かれているキャラクターの一人であろう。 【1stシーズン】 人革連所属で、階級は中佐。 [[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]](以下CB)が活動を開始し、[[刹那・F・セイエイ]]の駆る[[ガンダムエクシア]]相手に遥かに性能の劣る[[ティエレン]]で肉薄してみせた。 その後、ガンダム対策部隊「頂武」の隊長に就任、超兵1号ことソーマ・ピーリスが部下として配属された。 しかし、[[軌道エレベーター>軌道エレベータ]]「天柱」周辺にて[[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]の性能テスト中にピーリスが暴走(原因は[[アレルヤ・ハプティズム]]の脳量子波と干渉した為)し、 エレベータの重力ブロックが落下してしまう。 重力ブロック内部の民間人の救出の為、一時アレルヤと共闘、落下を阻止した。 その後も幾度となくCBと戦い、対抗策を投じて[[ガンダムキュリオス]]と[[ガンダムヴァーチェ]]と鹵獲寸前まで追い詰める程の活躍を見せた。 それでも辛酸を舐めさせられる中、転機が訪れ、 国連軍が結成され、[[GN-X]]に乗り始めるや否や、「&color(midnightblue){何という性能だ、やはりこの機体……すぅんごぉい!}」と唸る。(笑) そして今までの実力を発揮出来なかった鬱憤を晴らすかの如く数えられる[[エース>エースパイロット]]として恥じぬ大活躍。 そして最終決戦「フォーリンエンジェルス」では、中破したキュリオスをピーリスと追い詰めるも、 アレルヤとハレルヤが人格を統合して[[トランザム>トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)]]を発動した為、形勢が逆転してしまう。 キュリオスの攻撃がピーリスを貫こうとしたその時、捨て身で彼女を守り自身は深手を負ってしまうも、ピーリスのおかげでキュリオスの撃破に成功。 急いで救急室に向かったおかげで大事には至らず、彼女とは「親子」と呼べる程の深い絆で結ばれるようになった。 純粋な操縦技術だけならピーリスや[[グラハム・エーカー]]等、彼に勝るパイロットは複数居るものの、 総合的な判断力・統率力等もあってか、この時期にパイロットとして登場したキャラクターの中では、 サーシェスと並ぶ最高のパイロットだと監督の水島精二に評されている。 【2ndシーズン】 [[地球連邦平和維持軍]]に所属し、ガンダム討伐の功績から階級は大佐へと昇進。 以前より表情が出るようになったピーリスを養子に迎えようとする等、実の息子に与えられなかった愛を彼女に注いでいた。 同時期に活動していたアロウズに対しては、武力による徹底的な弾圧を行うやり方に対し表向き中立的な立場を装いつつ、内心批判的な思いを募らせていた。 ピーリスがアロウズに入隊する際、息子アンドレイと偶然再会。 他者を通じて連絡を取っていたがアロウズにいた事は知らず、過去の出来事やピーリスとの関係により溝を深めてしまったのは言うまでもない。 アフリカの任務に赴いた際、捕らえられた沙慈を尋問中にCBの関係者と看破。 しかし軍のやり方を許せなかった彼は「&color(midnightblue){これ以上犠牲者を増やしたくない}」という思いから沙慈を釈放するも、 結局カタロン基地は発見され、犠牲者が増える事態になってしまった。 この時、沙慈の件を秘密にしようとしたが、それを盗み聞きした部下によって基地が発見されるという皮肉な結果になってしまった。 部下にしてみればちゃんと仕事しただけなのだが、セルゲイはこのことについて叱咤するが後でこのことで[[アーバ・リント]]に暴行されてしまった。 ただ、セルゲイがしたことは本来なら軍法会議ものである為、その程度で済んでよかったとも言える。 新生したCBとの戦いの中で行方不明になったピーリスを単身捜索に行き、彼女の本当の人格と過去を知り、自身の信念を貫き通す為、彼女をアレルヤに託した。 そして[[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]では、事前に首謀者でもある親友のパング・ハーキュリーから告げられた際に「&color(midnightblue){やり方が違う}」とし、自身は賛同しなかったが、 上官から隠密裏の交渉役としての任務を命じられたのを機に単身説得に向かう。 表向きはハーキュリーが気を許すであろう人物として、 性能が低めで威圧感を与えない[[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]に搭乗して現地に向かい、交渉にあたる任務だったが、 実際は沙慈を逃がすなどをした反アロウズ派でありながら、前大戦の功労者であるので軍内部でも人望の厚い彼を体よく始末する為の罠であった。 現地に向かった時点で軌道エレベータの崩壊に巻き込んで”事故死”させる、 事故死に失敗しても、前線部隊への事前通達を一切行っていないために、「&font(#ff0000,b){管理の緩いティエレンを無断で持ち出し、クーデターに合流した犯罪者}」に状況的には仕立て上げられているため、そのまま社会的に抹殺。 あわよくばその場で殺害するというもの。 結果、ハーキュリーの説得には成功するものの、エレベーターが崩壊。 その後、皮肉にも上層部の思惑通り「&font(#ff0000,b){クーデターに合流したテロリストの一味に成り果てた男}」と誤解した息子のアンドレイに牙を向けられ、そして乗機をGNビームサーベルで貫かれてしまう。 機体が爆発する寸前、長い間アンドレイにどう接すれば良いか分からず、その結果彼の思いを理解しようとせずに無視し続けてしまった事を後悔するも、 親としての責任を全うすべく最期の力を振り絞ってアンドレイの乗る[[GN-XⅢ>GN-X]]を押し飛ばし、亡き妻ホリーの姿を垣間見ながら散っていった。 死をもってしてもなお最後まで分かり合えず、更に亀裂を大きくしてしまった彼の人生は、本作のテーマである「対話」「相互理解」の難しさを象徴する物語である。 【余談】 ・彼の部下に就いたソーマ・ピーリスの駆るティエレンタオツーが&color(hotpink){桃色}にカラーリングされているのは彼女を“乙女”と評した彼なりの心遣いなのかもしれない。 ・劇場版の予告として登場した際、天国(あの世)に来たピーリスを発見するが、その後ろについてきたアンドレイときちんと分かり合う事が出来た。 ・劇場版では既に故人である為、登場はしないが、死に際のアンドレイの脳裏には、妻であるホリーと共に優しく微笑みかけるセルゲイの姿があった。 #center(){ &color(midnightblue){そんな事で罪を償う事は出来ん!} &color(midnightblue){貴様はWiki篭りだ!Wiki篭りなら項目を守れ!!} &color(midnightblue){1つでも多くの項目を追記・修正し、その上で死ね!!} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,28) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アレハレにソーマリーを託した際に一期で救助活動を手伝ってくれた礼を言った時の背中には痺れた。 -- 名無し (2013-09-12 04:26:59) - 「言い訳」ってあんまりいいイメージ持たれない行動だけど、「言い訳が必要な時だってある」ってアニメで描かれたのは印象的だったな。ちなみにセルゲイとアンドレイの声優陣からも「ダメ親父」だって言ってるよ。まあそうだよね。 -- 名無しさん (2013-09-12 04:39:19) - ソーマを娘みたいに扱う理由には彼女自身への感情の他に息子と向き合う事をせず逃げてしまった事への罪悪感とか後ろめたさとかもあったんだろうね。家族ごっこで本物の家族から目を背けてるって言うか…。 -- 名無しさん (2013-09-12 05:12:48) - 最期まで良い人ではあったと思うけどそれでもやっぱり二期で印象は少し下がった感は拭えない。死んでるならともかく実子生きてるのにそっち放っておいて養子と一緒に暮らしてるとかじゃそりゃ小熊としてもいい気分はしないだろうと。 -- 名無しさん (2013-09-21 15:18:32) - 家庭と仕事の両立は難しいんだよなってとこか、最期の小熊に対する謝罪と気遣いはやっぱり親熊さんらしかったとは思う。 -- 名無し (2013-09-23 23:13:54) - トリニティをコテンパンにしてくれたのはスッキリした。 -- 名無し (2013-10-05 00:22:08) - できれば荒熊のような戦闘での活躍も見たかった。現場の指揮を任されるだけ凄い人たちなんだろうけど -- 名無しさん (2013-11-28 12:55:42) - ↑↑GN-Xの初陣で「すぅんごぉい!!」もネタだが、トリニティ達のやりたい放題に対して演出もBGMも悪党を追い払う善人とその部下達だった。 -- 名無し (2013-12-31 19:52:46) - ロシアの荒熊もベッドの上ではテディだな! -- 名無しさん (2014-02-12 11:44:11) - この人の総合戦闘力はサーシェスと同格らしいから戦闘での活躍をもっと見たかった -- 名無しさん (2014-02-12 12:37:25) - ティエレンでエクシアにアイアンクローみたいなこと出来るもんな -- 名無しさん (2014-02-19 06:43:46) - ネグレクトおじさん -- 名無しさん (2014-03-03 11:15:57) - 職場じゃ人格者が家庭では・・・なんて珍しくないけどな。この人はマシな方ではあったんだが会話する勇気がなかった。 -- 名無しさん (2014-03-03 13:00:55) - 碇ゲンドウ(旧アニメ)に近いよな。お互い傷つくのが怖いから距離を取ってしまうあたり。 -- 名無しさん (2014-03-03 13:04:19) - アンドレイが言ったように、妻が戦死した直後にセルゲイは謝罪や言い訳をするべきだったのだろうか? -- 名無しさん (2014-03-03 14:41:14) - ↑ 少なくともアンドレイはきちんと説明してほしかったみたい。けどセルゲイは何も言わずに息子から距離を置いてしまった。言い訳しないのは立派だけど、それも時と場合によるということ -- 名無しさん (2014-03-03 14:50:21) - ↑けど、TV版当時のアンドレイの性格じゃ何言っても言い訳や自己正当化扱いされそうなんだよな…… -- 名無しさん (2014-03-03 14:58:40) - ↑なんか逆だよそれ。アンドレイのTV版の性格が形成されたのはすれ違いが原因なのに -- 名無しさん (2014-03-03 15:00:01) - ↑×2 勘違いしてるけどアンドレイが意固地になったのはセルゲイが向き合わなかったからだぞ。人間としては素晴らしいけど父親としては二流 -- 名無しさん (2014-03-03 15:03:27) - ↑セルゲイは自分で軍人ではあっても父親では無かったとソーマに言ってた。 -- 名無し (2014-03-03 15:10:04) - 事情を知って機転を効かせてソーマをアレルヤに託し、四年前の恨みを忘れて無いと言いながら同時に救助活動を手伝ってくれた礼を言って去って行った時は痺れた反面、息子に対する駄目親父振りは残念だった。まあ、あれがアッサリ解決するなら現実の家庭問題の大半は無くなるレベルではあったが。 -- 名無し (2014-03-03 18:33:53) - ↑ アンドレイに対して失敗してって思いがあったからこそソーマに対してはちゃんとした「親」であろうとしてたのかもね -- 名無しさん (2014-03-03 18:37:56) - 00のテーマが凝縮された話だよね荒熊と子熊 -- 名無しさん (2014-03-03 20:19:23) - 正直、事情が事情だから、ちゃんと対話した場合を仮定しても、なら自分は父さんみたいな事をしない軍人になってみせると言い出す可能性は大かも、最後が息子に殺される可能性は減るかもしれんが -- 名無し (2014-03-03 23:21:31) - 漫画版クライマックスUC思い出すなこの親子、主人公が父親になり、戦乱に巻き込まれて負傷した妻が助からない為にお互い同意で治療を民間人優先にしたが、息子は母親を助けるの優先にしなかったの納得出来ないで家を飛び出し、クロスボーンバンガードに入隊、熊親子みたいになりかけてたが、あっちは最後父親が息子庇って死んでも最後対話して分かり合えたり救いのある結末だったが、キチンと対話してればこんな感じにはなれただろうか? -- 名無し (2014-03-03 23:30:16) - 結局ガンダム00作中最大の人格者であってもシリーズお約束のダメ親父キャラでもあったんだよなあ。 -- 名無しさん (2014-03-09 18:43:05) - 彼が生きていればGN-XⅣに乗って親子でELS迎撃に参戦していたのかもな。 -- 名無しさん (2014-03-09 20:16:50) - ↑親子で自爆しそうだから勘弁してくれ -- 名無しさん (2014-04-29 07:44:16) - ↑セルゲイ「ホーリー…今からそっちに逝くぞ…!」アンドレイ「まだ貴方とはちゃんと分かりあえていない!父さん‼︎貴方を死なせるものか‼︎」こんな感じか -- 名無しさん (2014-05-20 19:46:21) - セルゲイ「トランザム発動と同時に密集隊形でELSを要撃にかける!」 -- 名無しさん (2014-11-01 21:44:18) - いい軍人ではあっても良い父親にはなれなかったっていうのか。 -- 名無しさん (2015-05-02 22:57:14) - 1期「おお、美形揃いの主人公達と違って昔ながらの軍人気質、しかも良識あるタイプだーっ」ってオールドファン釣って2期で「あっ、ピーリスと一緒に暮らしてるのかきっと仲良く本当の親子みたいに面倒見てんだろうなー」→アンドレイ出てきて事情描かれて幻滅ってのは結構あったんだろうなあ・・・。 -- 名無しさん (2015-05-02 23:04:29) - ↑「なんだ完璧超人ってわけでもないのか」と逆に好感持った -- 名無しさん (2016-07-13 13:59:42) - 2年の間に10kg痩せてたのか。アロウズの件でストレス貯めてたのかな? -- 名無しさん (2016-09-27 22:21:04) - てっきりラストは、『乗機のリミッター解除して、強敵を道連れに戦死(ガルド的に)』か、『制御できなくなった乗機か乗艦をだましだまし必死に操って、敵巨大要塞に特攻(土方艦長的に)』のどちらかと思ったころが自分にもありましたw -- 名無しさん (2017-03-04 17:48:50) - あの結末はアンドレイと向き合わなかったセルゲイに9割方責任があるんだが、ぶっちゃけ残り1割っつーか最後の一押しをやらかしたのは間違いなくハーキュリーなんだよなぁ… -- 名無しさん (2017-03-06 18:28:03) - 中の人のご冥福をお祈りします… -- 名無しさん (2018-09-09 22:09:38) - かわいいパンダ ロシアの荒熊! -- 名無しさん (2019-10-31 18:58:26) - 1期5話の低軌道ステーションの話、「見捨てるしかないのか…」で奥さんの時のこと過ぎったんだろうな。そこにキュリオスが助けに来たんだからそら恩は感じるだろう -- 名無しさん (2020-07-05 22:39:28) - ガンダムSEEDデスティニーのシングルマザーであるタリアも良い軍人ではあっても良い親にはなれなかった人で息子からは愛想を尽かされてたな -- 名無しさん (2023-02-15 15:12:20) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: