ミラン・フロワード

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/30(金) 09:17:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ----   #center(){「闇よ……有れ」} 鏡貴也の[[ライトノベル]]、『[[伝説の勇者の伝説]]』の登場人物。 CV:[[諏訪部順一]] ローランド国王となった[[シオン・アスタール]]の前に現れた男。 まだ年若いが、男性とは思えない怪しい美貌と、恐ろしく昏い眼差しを持つ。 ローランドの[[貴族]]、フロワード侯爵の息子で、初登場時の階級は中佐。 弱冠十七歳で少尉になり、その後に幾つもの戦果を挙げた事で中佐となった。 貴族の息子ではあるが、実際には養子として買われた人物でもある。 任務を達成する為の手段は一切選ばず、必要ならば卑劣な作戦も厭わない。 父であるフロワード侯爵に絶対的な忠誠を誓っている……と思われたが、 突如としてシオンの前に現れ、自ら「ローランドの闇を担う」として仕官を希望する。 以降はシオンの補佐官として、表には出せない汚い仕事を担っていくようになる。   【以下、ネタバレ注意】 遥かな昔、暴虐の限りを尽くした大帝『黒叡』を討ち滅ぼしたと伝えられる、聖騎士ハルフォード・ミランの末裔。 ハルフォードが黒叡の腹心から奪ったとされる、『[[黒叡の指輪>勇者の遺物(伝説の勇者の伝説)]]』を所持している。 『黒叡の指輪』は忘却欠片([[ライナ・リュート]]が言う所の『勇者の遺物』)の一種であり、「影」を操るという能力を持つ。 獣のような形をした影を呼び出すのが主な使い方で、この獣はライナが反応出来ない程の速さを誇り、生半可な戦士であればまず対抗出来ない。 実質、ライナと[[フェリス>フェリス・エリス]]が二人がかりで戦っても、ハッタリで撃退するのが精一杯であり、どちらか一方だけならば確実に殺せる力を持っている。 その他にも「影」を剣のような形にしたり、自身の身体を治療する事も出来るなど、非常に用途が多い。 もっとも、常人では指輪の力に耐えられず、フロワード自身も使いこなすには苦労したらしい。   しかしそれ以上に恐ろしいのが、一切の無駄を省き、効率的に物事を進めようとするその性格。 必要とあらばあらゆる手段を用いる上に、人を殺すという行為に対して良心の呵責が一切ない。 その為、反国王派の貴族をあっさり皆殺しにしたり、ライナ達と戦っている最中に、 ガスターク帝国の工作員を不意討ちしたりと、単純な「強さ」とはまた別種の強さを持っている。 その反面で、政に必要な「華」が自分にない事をクラウに相談したり、 シオンに世継ぎを作らせる為に女性をけしかけたりと、やや天然じみた一面もある。 また、ライナ達と戦った時に別国から来たと嘘を吐いたせいで、ライナ達がローランドに帰国してからは動きづらくなったりもしていた。 ちなみに、フロワード家の養子となるまでの経歴は一切不明。 過去に関わった人物は、そのほとんどが虐殺されている。   ライナの素性を知った後は、彼が『遺物』について書いたレポートを読み、ライナの理想がシオンの足枷になっていると考えるようになる。 その為、ライナと彼に連なる者を殺害しようと考えたが、シオンに『[[勇者>堕ちた黒い勇者(伝説の勇者の伝説)]]』と、 『女神』、『[[悪魔>寂しがりの悪魔(伝説の勇者の伝説)]]』の事を教えられた事で、以降はシオンのシナリオ通りに物事を進めるようになる。 絵に描いたような裏方だが、その容姿と独特のキャラクターから、読者からは意外に高い人気を誇る。 ちなみにイラストレーターのとよた瑣織が描いた四コマ「なんとなく伝説の勇者の伝説」では完全にホモキャラ扱いされていた。 ただし、作中の描写から、義父であるフロワード侯爵に性的虐待を受けていた可能性がある。   【以下、大伝勇伝のネタバレ注意】 ライナがローランドを出奔した後、それを追ったイリスとフェリスを強襲。 二人を殺しかけるが、そこに[[ルシル・エリス]]が現れ、一蹴される。 実はフロワードが二人を襲ったのは、ルシルの弱点を探る為でもあった。 ルシルの反応から、彼がフェリスに異常な執着を見せる事に気付いたフロワードは、あえてフェリスを泳がせる。   また、何故か「聖騎士」と称えられる先祖、ハルフォード・ミランを忌み嫌っている描写が存在する。 シオン率いる大ローランド帝国が進撃を始めた後は、 彼の補佐として、『女神』とも戦わなければならないシオンのサポートに撤している。   「貴方が私を必要としておられるから、私は出向いてまいりました」 「ならば、誰かが代わって暗闇を担わなければならない。私がそれになろうというのです」 「……いえね、しかしそれでは私が困るのですよ。この国が、善き王に恵まれるのは非常に……」 「さあ陛下、よりどりみどり、どの女でもご自由にお選び下さい! そして温泉でお世継をお作り下さい!」 「ふ……ふふ……面白い。だから人間というのは面白い」 「たかがライナ・リュート一人の命に、心を痛めるほどの価値を私は見付けていません。彼にはそもそも、生きている価値がない」 「貴方の妹があまりに可愛らしかったので……つい、殺しそうに……」 私の本心を言わせて貰えば、Wikiを追記・修正していけば、最後には良項目が残る……です。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 理想の腹心なんだよな。汚れ仕事を引き受けてくれるから、憎まれ役を安心して押し付けられるし。トップは恐れられても恨みを買うと自滅するから憎まれ役は誰かに押し付けないといけないし。 -- 名無しさん (2014-09-14 09:55:34) - 「こいつが生きてると王の為にならんな」とか考えて、大切な友人殺そうとする部下を理想の腹心とは思えんなぁ… -- 名無しさん (2021-07-15 14:30:07) #comment #areaedit(end) }
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