「ドラゴンクエストⅠ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ドラゴンクエストⅠ」(2024/02/10 (土) 23:01:59) の最新版変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2009/08/04 (火) 17:14:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center{
&size(20){&bold(){&font(#000000,#ffff00){ドラゴン クエスト}}}
&size(25){&bold(){&font(#ffebcd,#dc143c){DRAGON QUEST}}}}
記念すべき[[ドラゴンクエストシリーズ]]1作目。
この作品だけサブタイトルがなく、正式には「ドラゴンクエスト」だが、本作とシリーズの総称を区別する為リメイク以降はローマ数字のⅠが加えられた。
ゲームシナリオ:堀井雄二、キャラクターデザイン:[[鳥山明]]、音楽:すぎやまこういち。
#openclose(show=▽目次){
#contents()
}
*【対応機種等】
#openclose(show=▽CM(FC版)){
#center(){
&font(b,i){STAFF}
&font(i,#87ceeb,#191970){character design}
&font(b,i,16,#87ceeb,#191970){Akira TORIYAMA}
&font(i,#87ceeb,#191970){wrighter}
&font(b,i,16,#87ceeb,#191970){Yuuji HORII}
&font(i,#87ceeb,#191970){program}
&font(b,i,16,#87ceeb,#191970){CHUN SOFT}
&font(i,#87ceeb,#191970){music}
&font(b,i,16,#87ceeb,#191970){Koichi SUGIYAMA}
&font(b,18){今、新しい伝説が生まれようとしている。}
&font(b,18){CAST}
&font(b,i,16,#87ceeb,#191970){A N A T A}
&font(b,20,(#000000,#ffff00){ドラゴン クエスト}
&font(b,25,#ffebcd,#dc143c){DRAGON QUEST}
}
雷鳴轟く中、豪華スタッフの名がクレジットされ、最後に肩を並べるように「ANATA」の文字が出てプレイヤー(この時点では視聴者か)を驚かせる。
}
発売は1986年5月27日、機種は[[FC>ファミリーコンピュータ]]。
単体では後にMSX、MSX2にも移植。
[[SFC>スーパーファミコン]]以降の移植は[[続編>ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々]]と合わせて「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」となっている。
こちらはGBC対応、携帯アプリにも移植された。
2011年にはⅡ、[[Ⅲ>ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…]]と共に[[Wii]]に移植される。
#openclose(show=▽CM(Ⅰ・Ⅱ)){
//タイトル通りⅠ・Ⅱ両作のリメイクですが、代表的にこちらに書かせていただきます
※推奨BGM:序曲
#center(){
&bold(){シナリオ・サウンド・グラフィック。}
&bold(){すべてが、スーパーファミコンでパワーアップ。}
&font(b,20,#ffffff,#ffa500){夢目}
&font(b,20,#ffffff,#ffa500){をを}
&font(b,20,#ffffff,#ffa500){見開}
&font(b,20,#ffffff,#ffa500){よけ}
&font(b,20,#ffffff,#ffa500){ て}
&font(b,25,#ff0000){DRAGON QUEST}
&font(b,35,#0000ff){Ⅰ.Ⅱ}
&bold(){ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ}
}
}
そして2017年には[[3DS>ニンテンドー3DS]]と[[PS4>PlayStation4]]でDL版が配信された。
お値段600円。
どちらも[[ドラクエⅪ>ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]]のエンディング中に表示された、初代ドラクエの「[[ふっかつのじゅもん>復活の呪文(DQ)]]」をDQ11内で入力することで無料でDLすることができた((2018年1月28日まで))
*【概要】
赤いヒゲ等アクション全盛期の時代に、対抗して製作された、[[日本>日本国]]初の[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]版[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]。
…実際には[[ドルアーガの塔]]やハイドライドスペシャル&font(l){、[[頭脳戦艦ガル]]}等があったがいずれもアクション性が強いゲームだったので、明確なコマンドRPGとしては日本初で間違いない。
PC版では当時も[[ウィザードリィ>WizardryⅠ 狂王の試練場]]等RPGがあったが、ボードゲームや[[TRPG]]の要素を取り入れた物が多かった為に操作やルールが複雑で一般的には敷居が高かった。
そこでドラゴンクエストにおいては「最初に王様の前で鍵付きドアで閉じ込められた状態で始まる」ように設定し、
「兵士との会話、ドアの解錠、階段の上り下り」を必然的に行わせる事で[[基本動作を覚えられる>チュートリアル(ゲーム)]]ようにした。
また城や街の住人にヒントを語らせる事で進め方や遊び方を分かり易くしている。
こうした親切さと分かり易いシナリオでじわじわとこのジャンルを広めた先駆者でもある。
馴染んでもらうのが目的な為、戦闘もシンプルな1対1。
コマンドはまだ洗練されておらず、「しらべる」「とる」「かいだん」等似たのが多くてくどい。次回作以降は階段昇降は自動、「とる」は「しらべる」に統合など簡略化された。
リメイクでは、便利ボタンで会話や探索をワンアクションで行えるようになり更に改善されている。
*【あらすじ】
はるか昔&bold(){「勇者ロト」}がアレフガルドを支配する闇の大魔王を倒し、所持していた光の玉で魔物を封じ込めたあと、ラルスⅠ世に光の玉を献上してから長い間平和が保たれていた。
ところがある日、ラダトームに現れた悪しき王&bold(){「竜王」}の手によってラダトームの至宝「光の玉」が奪われ、世界は闇に閉ざされてしまう。
それによりアレフガルドは魔物が跋扈する不穏な世界と化し、ラダトームの王女&bold(){「ローラ」}が誘拐され行方しれずとなった。
国王ラルス16世は預言者ムツヘタの予言通りに姿を現した勇者ロトの子孫である主人公に、娘を救い出し魔王を倒すよう懇願する。
かくして、勇者の血を引く若者はアレフガルドに平和を取り戻すため、独り旅立つのだった。
*【主な登場キャラクター】
・[[勇者>主人公(DQⅠ)]][[[DQMB>ドラゴンクエスト モンスターバトルロード]]スペシャルカードでは「ロトの血を引く者」と表記している]
本作の主人公。
常にタイマンで、それはドラゴンや魔王も例外ではない寡黙な男。だが、ナンバリング作品で唯一セリフがある主人公である。
また、最初の作品であるためか勇者ロトの血を引くことぐらいしか設定が存在しない。&font(l){そもそも本当にロトの血を引いている証拠さえ無く普通だったらとても怪しい}。一様、ラダトームの地下で光の玉を保管している爺さんによると初代ロトの面影があるらしい。一体この爺さんは何年生きているのか。
最強呪文は[[ベギラマ>ギラ系]]、最大レベルは30(アプリ版は50)。
・[[ローラ姫]]
魔王に攫われた姫。
どこかに捕まっている彼女を助けるのが当面の目的。
&font(l){助けなくても何とかなるのは秘密だ。}
攫われて助けられる姫というこの時代のゲームのテンプレみたいなポジションだが、意外と押しが強い一面も。
「[[そんな、ひどい…>無限ループ]]」はあまりにも有名。
・ラルス16世
ラダトームの王様。
上から目線でふてぶてしいと評判。
彼を始め、ラダトームの人々は勇者が[[呪われている>呪われた装備]]と辛辣になる。
「しんでしまうとは なにごとだ」
「のろわれしものよ でていけ!」
「セーブする? セーブする?」
・[[りゅうおう>りゅうおう(DQ)]]
アレフガルドに現れた[[魔王]]。
漢字表記だと「竜王」、ラダトーム城の近所に住んでいる。
魔法使いのような出で立ちだが本来の姿ではないらしい。
勇者とのやりとりはもはや伝説。
*【その他】
「[[喋らない主人公>喋らない主人公(ゲーム)]]」や「[[ラスボスの変身>形態変化(ラスボス)]]」等いくつかのお約束は初代で生まれた。
また「ゆうべは おたのしみでしたね」や「せかいの はんぶんを おまえにやろう」といったネタは語り継がれている。
下記の様に容量ギリギリで作中で使う文字を減らしたのに、「おたのしみ」を詰め込むあたりスタッフの男気を感じる。
容量がギリギリな為、使用文字ですら削られている。
具体的には、カタカナが「イ・カ・キ・コ・シ・ス・タ・ト・ヘ・ホ・マ・ミ・ム・メ・ラ・リ・ル・レ・ロ・ン」の20字しかない((厳密には「ヘ・リ」はひらがなと共用してごまかしているため、18字))。
これは堀井雄二氏が「ポートピア殺人事件」を作製した際に容量削減の為に考案した「大抵の文に対応できる文字」の流用である。
もとは[[シャーロック・ホームズ]]シリーズの『踊る人形』で、使用頻度の高いアルファベットをヒントに暗号を解読するシーンから着想を得たもの。
「ダースドラゴン」は本来「ダークドラゴン」だったのが、クの文字が使えなかったため現在の名前になった。別に12体セットだった訳ではない。
FC版は主人公が常にこっちをガン見している状態で、将棋のコマよろしくカニ歩きをする。
そのおかげで「はなす」の際には東西南北の方向を指定しなければならなかった。
これは前後左右のキャラグラを入れる余裕もないほど容量カツカツだったことが原因。
一方で、武器や盾の有無でグラフィックが変化するという細かい演出もある。
FC版と各種リメイクでは町人など細かい部分で変化がある。
FC版のみ「ゆうてい」や「みやおう」等がいて[[ポートピア>ポートピア連続殺人事件]]の宣伝をしたり、各ハードでのローラ姫を放置or連れまわしてクリアした際の変化等。
ローラ姫を放置した場合。
基本:エンディングで主人公が1人で旅立って未来が変わってしまった! タイムパラドックスだ!
GB版:自力で抜け出したのかエンディングにいる。
DQMでは序盤にローラ姫が出てくるが、犬マユゲの人みたいにドラゴンを倒した後代わりにやまたのおろちを置いたりしてはいけない。
**後のシリーズ作品との関係
本作は当初単発だったが、後に構想が広がってⅢまで繋がりを持ちロト三部作と呼ばれるようになる。
時系列は「Ⅲ→Ⅰ→Ⅱ」
[[漫画ロトの紋章>ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章]]はⅢの100年後、Ⅰの2〜300年前が舞台。
(Ⅲ→Ⅰの時間経過は300or400年のどちらかとされている)
「[[剣神ドラゴンクエスト>剣神ドラゴンクエスト 蘇りし伝説の剣]]」のシナリオは本作をアレンジしたもので衣装等も変化しており、現在バトルロード等では剣神のものが用いられている。
後にバトルロードの演出にて、剣神勇者とⅠ勇者がちゃんと同一人物である事が補完された。
「この竜王は変身するとパワーがはるかに増す。」
「そしてその変身をDQM2ではあと2回も残している。この意味がわかるな?」
A.[[黒歴史]]
追記・修正はロトの子孫の証明を見つけてからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- FC版の「カニ歩き」と会話のとき方角を決めるのがちと厄介だったが今となってはいい思い出。初期の武器が棍棒というのが情けなくてお金ためて「銅の剣」手に入れたときのよろこびはハンパじゃなかった。 -- 名無しさん (2013-10-10 09:19:43)
- 鍵を手に入れたときの喜びが一番大きかった「ああ、これで扉の向こうのことがわかる」と。あと以外なのは外のシリーズと違って「聖水」専用の店があったこと。 -- 名無しさん (2013-10-10 09:39:14)
- あれ? しらべるは、自分の足元を調べるから、方向入力は必要なかったはず・・・? -- 名無しさん (2013-11-30 19:55:01)
- ラルス16世は、死んでしまうとは「情けない」じゃなくて「何事だ!」じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-07-03 20:25:25)
- ロトの剣も強いけど、この作品のロトの鎧はシリーズでも類を見ないほどのチート性能だと思うの… -- 名無しさん (2014-09-12 17:28:50)
- 太陽の石の場所が・・・アレじゃヒントを入れてくれないと困る。 -- 名無しさん (2014-11-14 10:54:53)
- 当時のRPGと比較すると様々な面でプレイしやすい工夫があるんだよな -- 名無しさん (2014-11-14 13:10:09)
- そういえば、どうして竜王は、石と杖を守ってたじじいを殺して奪わなかったんだろう? 奪って竜王の城に隠しておけば、勇者は確実に詰んでいたのに……。(1ではまだ船で海を渡ることはできなかったから) さすがの竜王の軍勢でも場所の特定をすることはできなかったのか? それとも、「たとえここまで来ても、人間ごときがわしに勝てるわけがない」と慢心していたのか…… -- 名無しさん (2015-12-11 08:47:22)
- ↑小説や知られざる伝説だと勇者が旅立つ前にアレフガルドの人間の軍と正面切って交戦して竜王側も疲弊しているって設定だったよ(ドラクエⅠの開始時期が機動戦士ガンダムで丁度アムロがガンダムに乗る辺り)。 -- 名無しさん (2016-02-08 21:58:56)
- ドラクエほとんど知らないけど、ダースドラゴンは「やみのドラゴン」とかじゃダメだったんだろうか。 -- 名無しさん (2016-05-18 09:25:41)
- ↑10 当時方角を聞かれてもわからなかったが、話すときに方角が表示されているおかげで方角が理解できるようになった。 今ではドラクエに感謝している。 -- 名無しさん (2016-09-08 21:40:11)
- ↑4 まあ、そんなことを言ったら、レベル1の勇者の前にスライムでは無くドラゴン派遣すれば、それで詰むわけでして。 -- 名無しさん (2016-09-15 16:08:56)
- ↑というか、そもそも、全力でラダトーム城潰してたら、確実に詰んでたよねw(小説では、王が兵を派遣して勇者を探すことにがきっかけになってたし、王がいないとセーブもできないし、120Gももらえないので装備も買えない) -- 名無しさん (2016-09-27 07:51:29)
- ゲームに現実的すぎる視点を持ち込む風潮ほんときらい いくらネタでも野暮すぎる -- 名無しさん (2016-09-27 08:14:57)
- ↑まぁ、それは確かに^^; -- 名無しさん (2016-09-27 08:47:39)
- ラダトームを全力で潰したらローラ姫との結婚式に姫の親族をよべなくなるし・・・ -- 名無しさん (2016-09-27 11:23:16)
- ラダトームの王族もロトの子孫なのかな? -- 名無しさん (2017-03-30 15:29:10)
- 竜王軍は本編の前に、ラダトームを全力で潰そうとして失敗、6人の軍団長のうちの1人が戦死するほどの大被害を受けて撤退したって設定じゃなかったかしらん -- 名無しさん (2017-04-17 03:47:58)
- 自分としては、GB版よりSFC版のほうが好きだったな。あっちのほうがFC版のリメイクって感じが強いし。 -- 名無しさん (2017-08-18 09:14:59)
- ↑2小説とかの細かいメディアミックスによる設定ではそうだけど後年出たGBC版では竜王が直接ラダトームを侵略してローラ姫強奪するとかやってたからなぁ。ゲーム本編だけ見ても竜王を退けたとは思えないほど悲壮感漂ってるし -- 名無しさん (2017-12-15 09:17:09)
- ↑竜王軍にも打撃を与えたがラダトーム側は壊滅寸前にって感じなんだろう。 -- 名無しさん (2017-12-15 09:25:28)
- ↑ そこでぽっと出の勇者の子孫になけなしの装備と金持たせて鉄砲玉にするわけか… -- 名無しさん (2017-12-15 09:47:19)
- ダースドラゴンにしたのはダースベイダーとかのイメージもあったんだろうか -- 名無しさん (2022-05-02 13:15:15)
- 有名な話だけど、タイトル画面で流れドラクエの顔ともいえる曲である「序曲」はすぎやまこういち先生が5分で作り上げた曲。天才にも程ってもんがあるでしょう。 -- 名無しさん (2023-03-04 22:52:17)
- 後出しの情報で妄想していいなら、ゾーマの真似して城に奪い取ってきたロトの剣砕こうとしてたんじゃね? あれなければ、竜王倒すの難しいし。 -- 名無しさん (2023-03-04 23:18:17)
- ↑2 5分でできた曲じゃない。50年と5分でできた曲なんだ。だからあれは才能とかそんなことじゃなくてそれまで作曲家として積み上げてきた結果なんだ。 -- 名無しさん (2023-10-23 15:09:36)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){登録日}:2009/08/04 (火) 17:14:18
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&size(20){&bold(){&font(#000000,#ffff00){ドラゴン クエスト}}}
&size(25){&bold(){&font(#ffebcd,#dc143c){DRAGON QUEST}}}}
記念すべき[[ドラゴンクエストシリーズ]]1作目。
この作品だけサブタイトルがなく、正式には「ドラゴンクエスト」だが、本作とシリーズの総称を区別する為リメイク以降はローマ数字のⅠが加えられた。
ゲームシナリオ:堀井雄二、キャラクターデザイン:[[鳥山明]]、音楽:すぎやまこういち。
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*【対応機種等】
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#center(){
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雷鳴轟く中、豪華スタッフの名がクレジットされ、最後に肩を並べるように「ANATA」の文字が出てプレイヤー(この時点では視聴者か)を驚かせる。
}
発売は1986年5月27日、機種は[[FC>ファミリーコンピュータ]]。
単体では後にMSX、MSX2にも移植。
[[SFC>スーパーファミコン]]以降の移植は[[続編>ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々]]と合わせて「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」となっている。
こちらはGBC対応、携帯アプリにも移植された。
2011年にはⅡ、[[Ⅲ>ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…]]と共に[[Wii]]に移植される。
#openclose(show=▽CM(Ⅰ・Ⅱ)){
//タイトル通りⅠ・Ⅱ両作のリメイクですが、代表的にこちらに書かせていただきます
※推奨BGM:序曲
#center(){
&bold(){シナリオ・サウンド・グラフィック。}
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そして2017年には[[3DS>ニンテンドー3DS]]と[[PS4>PlayStation4]]でDL版が配信された。
お値段600円。
どちらも[[ドラクエⅪ>ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]]のエンディング中に表示された、初代ドラクエの「[[ふっかつのじゅもん>復活の呪文(DQ)]]」をDQ11内で入力することで無料でDLすることができた((2018年1月28日まで))
このほか1996年には[[サテラビュー]]でラジオ番組を聴きながら遊ぶイベント用ゲーム『BSドラゴンクエストⅠ』が配信された。
マイナーハードに加え、&bold(){配信中の1時間だけ遊べたゲーム}なので、今現在これをプレイできる手段はない。
*【概要】
[[赤いヒゲ>マリオ]]等アクション全盛期の時代に、対抗して製作された、[[日本>日本国]]初の[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]版[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]。
…実際には[[ドルアーガの塔]]やハイドライドスペシャル&font(l){、[[頭脳戦艦ガル]]}等があったがいずれもアクション性が強いゲームだったので、明確なコマンドRPGとしては日本初で間違いない。
PC版では当時も[[ウィザードリィ>WizardryⅠ 狂王の試練場]]等RPGがあったが、ボードゲームや[[TRPG]]の要素を取り入れた物が多かった為に操作やルールが複雑で一般的には敷居が高かった。
そこでドラゴンクエストにおいては「最初に王様の前で鍵付きドアで閉じ込められた状態で始まる」ように設定し、
「兵士との会話、ドアの解錠、階段の上り下り」を必然的に行わせる事で[[基本動作を覚えられる>チュートリアル(ゲーム)]]ようにした。
また城や街の住人にヒントを語らせる事で進め方や遊び方を分かり易くしている。
こうした親切さと分かり易いシナリオでじわじわとこのジャンルを広めた先駆者でもある。
馴染んでもらうのが目的な為、戦闘もシンプルな1対1。
コマンドはまだ洗練されておらず、「しらべる」「とる」「かいだん」等似たのが多くてくどい。次回作以降は階段昇降は自動、「とる」は「しらべる」に統合など簡略化された。
リメイクでは、便利ボタンで会話や探索をワンアクションで行えるようになり更に改善されている。
*【あらすじ】
はるか昔&bold(){「勇者ロト」}がアレフガルドを支配する闇の大魔王を倒し、所持していた光の玉で魔物を封じ込めたあと、ラルスⅠ世に光の玉を献上してから長い間平和が保たれていた。
ところがある日、ラダトームに現れた悪しき王&bold(){「竜王」}の手によってラダトームの至宝「光の玉」が奪われ、世界は闇に閉ざされてしまう。
それによりアレフガルドは魔物が跋扈する不穏な世界と化し、ラダトームの王女&bold(){「ローラ」}が誘拐され行方しれずとなった。
国王ラルス16世は預言者ムツヘタの予言通りに姿を現した勇者ロトの子孫である主人公に、娘を救い出し魔王を倒すよう懇願する。
かくして、勇者の血を引く若者はアレフガルドに平和を取り戻すため、独り旅立つのだった。
*【主な登場キャラクター】
・[[勇者>主人公(DQⅠ)]][[[DQMB>ドラゴンクエスト モンスターバトルロード]]スペシャルカードでは「ロトの血を引く者」と表記している]
本作の主人公。
常にタイマンで、それはドラゴンや魔王も例外ではない寡黙な男。だが、ナンバリング作品で唯一セリフがある主人公である。
また、最初の作品であるためか勇者ロトの血を引くことぐらいしか設定が存在しない。&font(l){そもそも本当にロトの血を引いている証拠さえ無く普通だったらとても怪しい}。一様、ラダトームの地下で光の玉を保管している爺さんによると初代ロトの面影があるらしい。一体この爺さんは何年生きているのか。
最強呪文は[[ベギラマ>ギラ系]]、最大レベルは30(アプリ版は50)。
・[[ローラ姫]]
魔王に攫われた姫。
どこかに捕まっている彼女を助けるのが当面の目的。
&font(l){助けなくても何とかなるのは秘密だ。}
攫われて助けられる姫というこの時代のゲームのテンプレみたいなポジションだが、意外と押しが強い一面も。
「[[そんな、ひどい…>無限ループ]]」はあまりにも有名。
・ラルス16世
ラダトームの王様。
上から目線でふてぶてしいと評判。
彼を始め、ラダトームの人々は勇者が[[呪われている>呪われた装備]]と辛辣になる。
「しんでしまうとは なにごとだ」
「のろわれしものよ でていけ!」
「セーブする? セーブする?」
・[[りゅうおう>りゅうおう(DQ)]]
アレフガルドに現れた[[魔王]]。
漢字表記だと「竜王」、ラダトーム城の近所に住んでいる。
魔法使いのような出で立ちだが本来の姿ではないらしい。
勇者とのやりとりはもはや伝説。
*【その他】
「[[喋らない主人公>喋らない主人公(ゲーム)]]」や「[[ラスボスの変身>形態変化(ラスボス)]]」等いくつかのお約束は初代で生まれた。
また「ゆうべは おたのしみでしたね」や「せかいの はんぶんを おまえにやろう」といったネタは語り継がれている。
下記の様に容量ギリギリで作中で使う文字を減らしたのに、「おたのしみ」を詰め込むあたりスタッフの男気を感じる。
容量がギリギリな為、使用文字ですら削られている。
具体的には、カタカナが「イ・カ・キ・コ・シ・ス・タ・ト・ヘ・ホ・マ・ミ・ム・メ・ラ・リ・ル・レ・ロ・ン」の20字しかない((厳密には「ヘ・リ」はひらがなと共用してごまかしているため、18字))。
これは堀井雄二氏が「ポートピア殺人事件」を作製した際に容量削減の為に考案した「大抵の文に対応できる文字」の流用である。
もとは[[シャーロック・ホームズ]]シリーズの『踊る人形』で、使用頻度の高いアルファベットをヒントに暗号を解読するシーンから着想を得たもの。
「ダースドラゴン」は本来「ダークドラゴン」だったのが、クの文字が使えなかったため現在の名前になった。別に12体セットだった訳ではない。
FC版は主人公が常にこっちをガン見している状態で、将棋のコマよろしくカニ歩きをする。
そのおかげで「はなす」の際には東西南北の方向を指定しなければならなかった。
これは前後左右のキャラグラを入れる余裕もないほど容量カツカツだったことが原因。
一方で、武器や盾の有無でグラフィックが変化するという細かい演出もある。
FC版と各種リメイクでは町人など細かい部分で変化がある。
FC版のみ「ゆうてい」や「みやおう」等がいて[[ポートピア>ポートピア連続殺人事件]]の宣伝をしたり、各ハードでのローラ姫を放置or連れまわしてクリアした際の変化等。
ローラ姫を放置した場合。
基本:エンディングで主人公が1人で旅立って未来が変わってしまった! タイムパラドックスだ!
GB版:自力で抜け出したのかエンディングにいる。
DQMでは序盤にローラ姫が出てくるが、犬マユゲの人みたいにドラゴンを倒した後代わりにやまたのおろちを置いたりしてはいけない。
**後のシリーズ作品との関係
本作は当初単発だったが、後に構想が広がってⅢまで繋がりを持ちロト三部作と呼ばれるようになる。
時系列は「Ⅲ→Ⅰ→Ⅱ」
[[漫画ロトの紋章>ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章]]はⅢの100年後、Ⅰの2〜300年前が舞台。
(Ⅲ→Ⅰの時間経過は300or400年のどちらかとされている)
「[[剣神ドラゴンクエスト>剣神ドラゴンクエスト 蘇りし伝説の剣]]」のシナリオは本作をアレンジしたもので衣装等も変化しており、現在バトルロード等では剣神のものが用いられている。
後にバトルロードの演出にて、剣神勇者とⅠ勇者がちゃんと同一人物である事が補完された。
「この竜王は変身するとパワーがはるかに増す。」
「そしてその変身をDQM2ではあと2回も残している。この意味がわかるな?」
A.[[黒歴史]]
追記・修正はロトの子孫の証明を見つけてからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,6)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- FC版の「カニ歩き」と会話のとき方角を決めるのがちと厄介だったが今となってはいい思い出。初期の武器が棍棒というのが情けなくてお金ためて「銅の剣」手に入れたときのよろこびはハンパじゃなかった。 -- 名無しさん (2013-10-10 09:19:43)
- 鍵を手に入れたときの喜びが一番大きかった「ああ、これで扉の向こうのことがわかる」と。あと以外なのは外のシリーズと違って「聖水」専用の店があったこと。 -- 名無しさん (2013-10-10 09:39:14)
- あれ? しらべるは、自分の足元を調べるから、方向入力は必要なかったはず・・・? -- 名無しさん (2013-11-30 19:55:01)
- ラルス16世は、死んでしまうとは「情けない」じゃなくて「何事だ!」じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-07-03 20:25:25)
- ロトの剣も強いけど、この作品のロトの鎧はシリーズでも類を見ないほどのチート性能だと思うの… -- 名無しさん (2014-09-12 17:28:50)
- 太陽の石の場所が・・・アレじゃヒントを入れてくれないと困る。 -- 名無しさん (2014-11-14 10:54:53)
- 当時のRPGと比較すると様々な面でプレイしやすい工夫があるんだよな -- 名無しさん (2014-11-14 13:10:09)
- そういえば、どうして竜王は、石と杖を守ってたじじいを殺して奪わなかったんだろう? 奪って竜王の城に隠しておけば、勇者は確実に詰んでいたのに……。(1ではまだ船で海を渡ることはできなかったから) さすがの竜王の軍勢でも場所の特定をすることはできなかったのか? それとも、「たとえここまで来ても、人間ごときがわしに勝てるわけがない」と慢心していたのか…… -- 名無しさん (2015-12-11 08:47:22)
- ↑小説や知られざる伝説だと勇者が旅立つ前にアレフガルドの人間の軍と正面切って交戦して竜王側も疲弊しているって設定だったよ(ドラクエⅠの開始時期が機動戦士ガンダムで丁度アムロがガンダムに乗る辺り)。 -- 名無しさん (2016-02-08 21:58:56)
- ドラクエほとんど知らないけど、ダースドラゴンは「やみのドラゴン」とかじゃダメだったんだろうか。 -- 名無しさん (2016-05-18 09:25:41)
- ↑10 当時方角を聞かれてもわからなかったが、話すときに方角が表示されているおかげで方角が理解できるようになった。 今ではドラクエに感謝している。 -- 名無しさん (2016-09-08 21:40:11)
- ↑4 まあ、そんなことを言ったら、レベル1の勇者の前にスライムでは無くドラゴン派遣すれば、それで詰むわけでして。 -- 名無しさん (2016-09-15 16:08:56)
- ↑というか、そもそも、全力でラダトーム城潰してたら、確実に詰んでたよねw(小説では、王が兵を派遣して勇者を探すことにがきっかけになってたし、王がいないとセーブもできないし、120Gももらえないので装備も買えない) -- 名無しさん (2016-09-27 07:51:29)
- ゲームに現実的すぎる視点を持ち込む風潮ほんときらい いくらネタでも野暮すぎる -- 名無しさん (2016-09-27 08:14:57)
- ↑まぁ、それは確かに^^; -- 名無しさん (2016-09-27 08:47:39)
- ラダトームを全力で潰したらローラ姫との結婚式に姫の親族をよべなくなるし・・・ -- 名無しさん (2016-09-27 11:23:16)
- ラダトームの王族もロトの子孫なのかな? -- 名無しさん (2017-03-30 15:29:10)
- 竜王軍は本編の前に、ラダトームを全力で潰そうとして失敗、6人の軍団長のうちの1人が戦死するほどの大被害を受けて撤退したって設定じゃなかったかしらん -- 名無しさん (2017-04-17 03:47:58)
- 自分としては、GB版よりSFC版のほうが好きだったな。あっちのほうがFC版のリメイクって感じが強いし。 -- 名無しさん (2017-08-18 09:14:59)
- ↑2小説とかの細かいメディアミックスによる設定ではそうだけど後年出たGBC版では竜王が直接ラダトームを侵略してローラ姫強奪するとかやってたからなぁ。ゲーム本編だけ見ても竜王を退けたとは思えないほど悲壮感漂ってるし -- 名無しさん (2017-12-15 09:17:09)
- ↑竜王軍にも打撃を与えたがラダトーム側は壊滅寸前にって感じなんだろう。 -- 名無しさん (2017-12-15 09:25:28)
- ↑ そこでぽっと出の勇者の子孫になけなしの装備と金持たせて鉄砲玉にするわけか… -- 名無しさん (2017-12-15 09:47:19)
- ダースドラゴンにしたのはダースベイダーとかのイメージもあったんだろうか -- 名無しさん (2022-05-02 13:15:15)
- 有名な話だけど、タイトル画面で流れドラクエの顔ともいえる曲である「序曲」はすぎやまこういち先生が5分で作り上げた曲。天才にも程ってもんがあるでしょう。 -- 名無しさん (2023-03-04 22:52:17)
- 後出しの情報で妄想していいなら、ゾーマの真似して城に奪い取ってきたロトの剣砕こうとしてたんじゃね? あれなければ、竜王倒すの難しいし。 -- 名無しさん (2023-03-04 23:18:17)
- ↑2 5分でできた曲じゃない。50年と5分でできた曲なんだ。だからあれは才能とかそんなことじゃなくてそれまで作曲家として積み上げてきた結果なんだ。 -- 名無しさん (2023-10-23 15:09:36)
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