オペラ座の怪人(ALW版)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/25 Wed 17:53:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#808080){妖しい調べが支配する、そこは愛の迷宮。}} 『オペラ座の怪人』とは、ガストン・ルルーの同名小説を原作としたミュージカルのこと。ここでは、アンドリュー・ロイドウェバーが作曲した方を取り上げる。 【概要】 1986年にロンドンで初演。その後1988年に劇団四季によって[[日本>日本国]]で初演され、現在に至る。 愛するが故の悲しみ、葛藤、心の闇などを音楽・衣装・舞台セットが一体となって描く。それらは時に激しく、時に儚く観客の心に響き渡り、揺さぶるのだ。 【ストーリー】 19世紀中頃のパリ・オペラ座。そこでは、新作オペラ『ハンニバル』のリハの真っ最中。だが、突然背景の幕が落ちる事故が起こる。皆がこの劇場の地下に棲む『オペラ座の怪人』の仕業だと騒ぐ中、プリマ・ドンナのカルロッタは支配人達の無策ぶりに腹を立て、役を降りてしまう。 代わりに代役として舞台に立つことになったのは、コーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。 「音楽の天使」という歌の先生からレッスンを受けたという見事な歌声で、舞台を大成功に導く。 その夜、彼女は幼なじみのラウル子爵と偶然に再会する。だが、ラウルが席を外した後、クリスティーヌは「音楽の天使」によって地下深くに連れ去られてしまう。この「音楽の天使」こそ、オペラ座の怪人その人であった――。 【登場人物】 オペラ座の怪人…本作の主人公。天才的な音楽の才能の持ち主だが、生まれつきあまりにも顔が醜かったので、オペラ座の地下深くに人知れず棲みついた。 クリスティーヌに想いを寄せるが、自身の醜さ故に屈折した行動しか取れずにいる。顔の半分を覆う白い仮面が特徴。 日本初演では市村正親さん([[ミュウツー]]の中の人)が演じた。 &font(#f09199){クリスティーヌ・ダーエ}…本作のヒロイン。コーラスガールの一人で、親友にメグ・ジリーがいる。支配人達曰く、「いつも夢見がち」とのこと。怪人に亡き父の面影を見て、慕っているが…。 &font(#0000ff){ラウル・シャニュイ子爵}…クリスティーヌの幼なじみの青年で、新しいパトロンとしてオペラ座にやってきた。怪人から彼女を守ろうと奮闘する。 【その他の登場人物】 メグ・ジリー…クリスティーヌの親友で、バレリーナ。 マダム・ジリー…バレエ教師で、メグの母親。怪人からの手紙を支配人達に運ぶのは彼女の役目。怪人のことを知っているようだが…。 カルロッタ・ジュディチェルリ…現プリマ・ドンナ(筆頭ソプラノ歌手)。徐々に頭角を表してきたクリスティーヌを嫌っている。 ムッシュー・フィルマン&ムッシュー・アンドレ…新しい支配人達。オペラ座に次々と起こる事件に、頭を悩ませる。コミカル担当であり、暗い展開の本作において貴重な清涼剤である。 ウバルド・ピアンジ…オペラ座の筆頭テノール歌手で、カルロッタの相手役。怪人が書いた第二幕の劇中劇『ドン・ファンの勝利』で主役を演じることになる。しかし… ジョゼフ・ブケー…大道具主任。マダム・ジリーと同じく、怪人について何か知っているようだ。 【主なナンバー】 ◎The Phantom of the Opera…『ダ―――ン ダダダダダ――ン』というイントロでおなじみ。本作を観たことがない人も一度は聴いたことがあるだろうか。 ◎The music of the night…第一幕で怪人が歌うソロ曲。この曲でさらに彼の歌声に引き込まれること間違いなし。 ◎Think of me…第一幕最初の劇中劇で、クリスティーヌがカルロッタの代役として歌う曲。 ◎Masquarade…第二幕、オペラ座の面々が新年を祝う仮面舞踏会の場面で歌われる。 &font(#ffb74c){『♪マスカレード!仮面舞踏会 マスカレード!歌え踊れよ楽しく』} ◎All I Ask Of you…第一幕後半、オペラ座の屋上でクリスティーヌとラウルが歌う二重唱。 【余談】 ◎2004年にはジェラルド・バトラー主演で映画化。(ロイド=ウェバー版の映画化はこれが最初)クリスティーヌ役のエミー・ロッサムはこの映画でブレイク。 EDの『Learn To Be Lonly』はロイド=ウェバーによる映画の為の書き下ろし曲であり、カルロッタを演じたミニー・ドライヴァーが担当。 また、2010年12月17日の[[金曜ロードショー]]で、劇団四季監修による日本語吹き替え版が放送された。 ◎ロンドン版は昨年10月で初演から25周年を迎え、記念コンサートが開催された。そしてロイド=ウェバー本人も、元妻のサラ・ブライトマン(初演のクリスティーヌ役)と共にゲストで登場。 1月25日にDVDが発売されたので、気になった方やファンの方は要チェック。 ◎ロイド=ウェバー版「オペラ座の怪人」の続編、「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」が海外で上演されている。 オーストラリア公演の模様が収録されたDVDが発売されているので、気になる方はぜひ。 #center(){&font(#ffb74c){アニヲタwikiの追記・修正は凄いらしい。}} #center(){&font(#808080){『マスカレード…仮面に隠れて… マスカレード…生きてきたこの人生…』}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 自分が小1の時に少しだけ読んで怖くなってやめた小説だと皮膚が透けて骨が見える風貌だったんだけど、これ原作通り? -- 名無しさん (2014-09-29 19:40:42) - 漫画版の仮面ライダーBlackのコウモリ怪人編がこれのオマージュ入ってた希ガス -- 名無しさん (2016-04-30 22:05:58) - ジリーおばさんが好きなボンボンがなんなのか気になる。あのチョコレートの中にお酒入ってるやつなんだろうか -- 名無しさん (2022-01-12 23:28:15) - ロンドン行ったとき見れたのは良かった。劇中劇とか仮面舞踏会とか本当に降ってくるシャンデリア(落ちてきたあと幕間で休憩になる)とか舞台で映える要素が多い。やってる劇場もなかなか素敵な建物なのでぜひ見てほしい -- 名無しさん (2023-01-30 19:52:52) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/25 Wed 17:53:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#808080){妖しい調べが支配する、そこは愛の迷宮。}} 『オペラ座の怪人』とは、ガストン・ルルーの同名小説を原作としたミュージカルのこと。ここでは、アンドリュー・ロイドウェバーが作曲した方を取り上げる。 【概要】 1986年にロンドンで初演。その後1988年に劇団四季によって[[日本>日本国]]で初演され、現在に至る。 愛するが故の悲しみ、葛藤、心の闇などを音楽・衣装・舞台セットが一体となって描く。それらは時に激しく、時に儚く観客の心に響き渡り、揺さぶるのだ。 【ストーリー】 19世紀中頃のパリ・オペラ座。そこでは、新作オペラ『ハンニバル』のリハの真っ最中。だが、突然背景の幕が落ちる事故が起こる。皆がこの劇場の地下に棲む『オペラ座の怪人』の仕業だと騒ぐ中、プリマ・ドンナのカルロッタは支配人達の無策ぶりに腹を立て、役を降りてしまう。 代わりに代役として舞台に立つことになったのは、コーラスガールのクリスティーヌ・ダーエ。 「音楽の天使」という歌の先生からレッスンを受けたという見事な歌声で、舞台を大成功に導く。 その夜、彼女は幼なじみのラウル子爵と偶然に再会する。だが、ラウルが席を外した後、クリスティーヌは「音楽の天使」によって地下深くに連れ去られてしまう。この「音楽の天使」こそ、オペラ座の怪人その人であった――。 【登場人物】 オペラ座の怪人…本作の主人公。天才的な音楽の才能の持ち主だが、生まれつきあまりにも顔が醜かったので、オペラ座の地下深くに人知れず棲みついた。 クリスティーヌに想いを寄せるが、自身の醜さ故に屈折した行動しか取れずにいる。顔の半分を覆う白い仮面が特徴。 日本初演では市村正親さん([[ミュウツー]]の中の人)が演じた。 &font(#f09199){クリスティーヌ・ダーエ}…本作のヒロイン。コーラスガールの一人で、親友にメグ・ジリーがいる。支配人達曰く、「いつも夢見がち」とのこと。怪人に亡き父の面影を見て、慕っているが…。 &font(#0000ff){ラウル・シャニュイ子爵}…クリスティーヌの幼なじみの青年で、新しいパトロンとしてオペラ座にやってきた。怪人から彼女を守ろうと奮闘する。 【その他の登場人物】 メグ・ジリー…クリスティーヌの親友で、バレリーナ。 マダム・ジリー…バレエ教師で、メグの母親。怪人からの手紙を支配人達に運ぶのは彼女の役目。怪人のことを知っているようだが…。 カルロッタ・ジュディチェルリ…現プリマ・ドンナ(筆頭ソプラノ歌手)。徐々に頭角を表してきたクリスティーヌを嫌っている。 ムッシュー・フィルマン&ムッシュー・アンドレ…新しい支配人達。オペラ座に次々と起こる事件に、頭を悩ませる。コミカル担当であり、暗い展開の本作において貴重な清涼剤である。 ウバルド・ピアンジ…オペラ座の筆頭テノール歌手で、カルロッタの相手役。怪人が書いた第二幕の劇中劇『ドン・ファンの勝利』で主役を演じることになる。しかし… ジョゼフ・ブケー…大道具主任。マダム・ジリーと同じく、怪人について何か知っているようだ。 【主なナンバー】 ◎The Phantom of the Opera…『ダ―――ン ダダダダダ――ン』というイントロでおなじみ。本作を観たことがない人も一度は聴いたことがあるだろうか。 ◎The music of the night…第一幕で怪人が歌うソロ曲。この曲でさらに彼の歌声に引き込まれること間違いなし。 ◎Think of me…第一幕最初の劇中劇で、クリスティーヌがカルロッタの代役として歌う曲。 ◎Masquarade…第二幕、オペラ座の面々が新年を祝う仮面舞踏会の場面で歌われる。 &font(#ffb74c){『♪マスカレード!仮面舞踏会 マスカレード!歌え踊れよ楽しく』} ◎All I Ask Of you…第一幕後半、オペラ座の屋上でクリスティーヌとラウルが歌う二重唱。 【余談】 ◎2004年にはジェラルド・バトラー主演で映画化。(ロイド=ウェバー版の映画化はこれが最初)クリスティーヌ役のエミー・ロッサムはこの映画でブレイク。 EDの『Learn To Be Lonly』はロイド=ウェバーによる映画の為の書き下ろし曲であり、カルロッタを演じたミニー・ドライヴァーが担当。 また、2010年12月17日の[[金曜ロードショー]]で、劇団四季監修による日本語吹き替え版が放送された。 ◎ロンドン版は昨年10月で初演から25周年を迎え、記念コンサートが開催された。そしてロイド=ウェバー本人も、元妻のサラ・ブライトマン(初演のクリスティーヌ役)と共にゲストで登場。 1月25日にDVDが発売されたので、気になった方やファンの方は要チェック。 ◎ロイド=ウェバー版「オペラ座の怪人」の続編、「ラヴ・ネヴァー・ダイズ」が海外で上演されている。 オーストラリア公演の模様が収録されたDVDが発売されているので、気になる方はぜひ。 #center(){&font(#ffb74c){アニヲタwikiの追記・修正は凄いらしい。}} #center(){&font(#808080){『マスカレード…仮面に隠れて… マスカレード…生きてきたこの人生…』}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 自分が小1の時に少しだけ読んで怖くなってやめた小説だと皮膚が透けて骨が見える風貌だったんだけど、これ原作通り? -- 名無しさん (2014-09-29 19:40:42) - 漫画版の仮面ライダーBlackのコウモリ怪人編がこれのオマージュ入ってた希ガス -- 名無しさん (2016-04-30 22:05:58) - ジリーおばさんが好きなボンボンがなんなのか気になる。あのチョコレートの中にお酒入ってるやつなんだろうか -- 名無しさん (2022-01-12 23:28:15) - ロンドン行ったとき見れたのは良かった。劇中劇とか仮面舞踏会とか本当に降ってくるシャンデリア(落ちてきたあと幕間で休憩になる)とか舞台で映える要素が多い。やってる劇場もなかなか素敵な建物なのでぜひ見てほしい -- 名無しさん (2023-01-30 19:52:52) - ちなみに同じ「オペラ座の怪人」原作の「ファントム」ってミュージカルが別に存在する。全然アプローチ違うし曲も素晴らしいのでぜひ。 -- 名無しさん (2023-02-20 02:42:38) #comment #areaedit(end) }

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