キック・アス(アメコミ版)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/06/06(水) 01:36:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){「KICK ASS!(ケツを蹴っ飛ばせ!)」}} 「キック・アス」は2008年から2010年にかけて、マーベルコミックスのアイコン・レーベルから出版されたアメリカンコミックシリーズ。 [[日本語]]翻訳版も販売されており、『キック・アス』『キック・アス2』『ヒット・ガール』『キック・アス3』を経て完結。 さらに同一世界観の『ウォンテッド』『キングスマン』など「ミラーワールド」シリーズも続々翻訳されている。 原作はマーク・ミラー、作画はジョン・ロミータjr。 劇中と同じくキック・アス自身のmyspaceを開設したり、YouTubeに格闘シーンをアップしたりと、インターネットを活用したプロモーションも話題を集めた。 コミック開始と同時に映画化の企画も立ち上がり、2010年に公開された。 非力で冴えない[[オタク]]野郎が憧れのスーパーヒーローを目指し、悪戦苦闘する……という物語はけして目新しくはないが、悪役のみならず主人公や(幼女を含む)その仲間達さえも文字通りに、血反吐を吐き、骨を折られ、肉を裂かれるゴアな描写を、残酷な現実として正面から描ききり、その上で少年(と幼女)の成長と酸っぱい青春の物語としても成立している。 幾度となくズタボロになりながらも諦めずに立ち上がるキック・アスの勇姿は、劇中同様、世界中のボンクラ達から絶大な共感と支持を得た。 て、いうかみんな、 ヒット・ガールちゃん目当てなのか? ◆(自称)ヒーロー達 &font(#ff0000){※ネタバレ含みます※} ・&font(#008000){キック・アス} 本名:デイヴ・リズースキー &font(#008000){「初めて鏡の前に立った時はコミックなんてデタラメだと思った」} &font(#008000){「マスクを被るのにトラウマなんていらないんだ」} &font(#008000){「両親が射殺された経験もいらない」} &font(#008000){「宇宙放射線やパワーリングもいらない」} &font(#008000){「100%の絶望と孤独…必要なのはそれだけだ」} 自称普通の高校生なアメコミオタク。 幼い頃に母を亡くし、父親と慎ましく暮らしていたが、「なぜ現実にヒーローはいないのか?」と常々疑問に思っていた。 やがて辛い現実から逃れる為にヒーローデビュー。 しかし「まず名前を考える」「コスチュームを買って服の下に着込んで学校に行く」「昼休みだけトレーニングをする」という貧弱なものだった為 しょっぱなからフルボッコにされたうえ[[ナイフ>ナイフ(武器)]]で刺され、[[車>自動車]]ではねられ、辛うじてスーツを廃棄したものの全治数ヶ月の重傷で入院。 金属板を埋め込みリハビリを受けて復帰した結果、学校では「ゲイで変態プレイの結果大怪我した」ことになっていた。 それでも諦めずヒーロー活動を続けた結果、ある行動がきっかけとなって全米で大ブレイク。 「史上初のヒーロー」として認められた事で、デイヴは本当の悪との戦いに巻き込まれていく。 非力でオタクで非モテで非リア充な紛うことなき俺達だが、そのタフなメンタルだけは一級品。 不屈の闘志(だけ)で立ち上がり続け、遂に本物のスーパーヒーローとなる。 #openclose(show=ネタバレ){ 『キック・アス』では親友だったレッド・ミストに裏切られ、仲間であったビッグ・ダディを殺されながら、ヒット・ガールと共にマフィアを一網打尽にする事に成功。 キック・アスに続けとばかり、次々と世の中には(ほとんどがコスプレだが)ヒーローが現れるようになる。 しかしデイヴ自身は女友達にこっ酷くフラれ、友達もいない元のアメコミヲタクに戻った……かと思われた。 『キック・アス2』ではスターズ・アンド・ストライプス大佐率いるチーム「ジャスティス・フォーエバー」に所属してさらにヒーロー活動へのめり込んでいく一方、 ヒット・ガールから本格的に訓練を受けることで、徐々に実力をつけて名実共にヒーローへと成長し始める。 しかし復讐に走るレッド・ミスト改めマザー・ファッカーによって、S&S大佐、そして自分をかばった父親がキック・アスとして殺されてしまう。 デイヴは大規模テロを画策するマザー・ファッカーとの対決に挑み、これを撃退する事に成功する。 『キック・アス3』では高校を卒業し、ファーストフードでアルバイトをしながらヒーロー活動を継続していた。 しかしヒット・ガールが収監され、残った「ジャスティス・フォーエバー」はただのコスプレオタク集団でモチベーションが低下。 デイヴ自身も恋人ができたことでヒーロー活動から足が遠のきつつあった。 幾度も死線を潜り抜けたデイヴは、かつてならビビって何もできなかった[[DQN]]相手に一喝できるほどに成長し、ヒーローに頼らなくても良くなっていたのだ。 しかしマフィアと結託した汚職警官によるヒーロー狩り、そしてヒット・ガールのピンチを知ったデイヴは再びマスクを被って最終決戦に挑む。 その後、デイヴは「警察官」という新しいコスチュームを纏って街の平和を守るようになった。 「キック・アス」というヒーローが自分を成長させ、救ってくれた事に感謝しながら……。 ちなみに「ミラーワールド」ではかつてヴィランたちがヒーローの存在を抹消、コミックの中だけの存在だと人々に信じこませた過去がある。(『WANTED』) そのコミックに出てくるヒーローに憧れたデイヴの行動は、期せずしてその企みを完全粉砕したのだった。 } ・&font(#ff0000){レッド・ミスト} 本名:&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){クリス・ジェノペーゼ}}} ネットでもてはやされるキックアスに倣ってヒーローデビュー。イカしたクルマ・ミストモービル持参でキックアスとチームを組む。 デイヴ以上のオタクで、どうしようもないヘタレだが、キック・アスと友情を育んでいく…… &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){かのように見えたが……}}} #openclose(show=ネタバレ){ 実はマフィア「ジェノペーゼ・ファミリー」ゴッドファーザーの長男。 オタクなのと父親の職業から友達が皆無だったため、父親の「ヒーロー狩り」に便乗し、自ら囮のヒーローとなることを提案。 キック・アスらと友情を結ぶ一方、ヒット・ガール、ビッグ・ダディを誘き出して殺害することに成功する。 しかしキック・アスとヒット・ガールの逆襲にあって敗北、父親を殺されてしまう。 『キック・アス2』では[[復讐]]の鬼マザー・ファッカーを名乗ってヴィランをあつめ、ジャスティス・フォーエバーへと戦いを挑む。 スターズ・アンド・ストライプス大佐を殺害し、デイヴをかばってキック・アスとして名乗りでた彼の父親も殺害。 ヴィラン連合を率いてキック・アスと戦うも、敗北して逮捕されてしまう。 『キック・アス3』ではファミリー跡目相続の陰謀に巻き込まれ、生命を狙われ、母に救われるといった経験を経て心境の変化があったのか、落ち着きを取り戻す。 そして私刑にあいかかっていたヒット・ガールを命懸けで救い出して脱走させ、彼女に「許すわけないでしょ」と言われた事に納得しながら生涯を終えた。 }   ・&font(#800080){ヒット・ガール} 本名:ミンディ・マクレイデイ 物心ついた時からビッグ・ダディに殺人術を叩きこまれてきた恐るべき10歳。 その影響から誕生日に銃やナイフを欲しがるなど普通の女の子からはかなりズレている。 ビッグ・ダディの言葉を信じて疑わず、クソ野郎どもを愉しげに惨殺していくスーパーヒーローな&font(#f09199){幼女。} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){全てが終わった後、普通の女の子には……ならなかった。}}} 好きな映画は『[[コマンドー>コマンドー(映画)]]』というまごうことなき俺達。 悪党どもは皆殺し!な精神ではあるものの、なるべく人殺しを避けるキック・アスを「シルバーエイジ?」と馬鹿にしつつも受け入れている。 戦闘面では全編通して最強無敗の彼女だが、メンタル面では全編通してキック・アスに救われていたりする。 実写で演じたクロエ・モレッツたんは今やハリウッド注目No.1の子役である。 くれぐれもお酒と薬には手を出さないでね!! #openclose(show=ネタバレ){ 『キック・アス』にてキック・アスの影響を受けた父親と共にヒーローデビュー。 キック・アス、レッド・ミストと共にチームを結成しようとするが、裏切ったレッド・ミストによって父親を殺されてしまう。 キック・アスと共にマフィアを皆殺しにして復讐を果たした後、父親が死んだことに涙し、普通の生活に戻った……。 ……戻れるわけがないことが『キック・アス2』『ヒット・ガール』で発覚。 キック・アスにトレーニングを受けさせつつ、ノリノリでヒーロー活動に復帰。 警察に包囲されたキック・アスを逃がすため、警察へ逮捕されてしまう。 義父の信頼を裏切ったことで、彼女も落ち込んだ……。 ……ということもなく、『キック・アス3』では刑務所ので囚人を従えてボスとして君臨。 汚職警官を筆頭に喧嘩を売りまくった結果、私刑にあいかけたところをレッド・ミストによって救われる。 しかし追手が迫り、とうとう殺されかけた彼女を救ったのは、駆けつけたデイヴだった。 そしてデイヴと共に残るマフィアと汚職警官を皆殺しにした彼女は、さっそうと街を去り、世界の何処かで戦い続けている。 なおこの物語はキック・アスと再会を誓って別れた彼女が、二代目キック・アスを見出すところで幕を閉じる。 } ・&font(#8080080){ビッグ・ダディ} 本名:ディモン・マクレイデイ ミンディことヒット・ガールの父親。 元警官のスーパーヒーローで、妻の仇であるジェノペーゼ・ファミリーに復讐する為、娘と共にクソ野郎どもの惨殺に精を出している &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){という設定のただのアメコミオタク。}}} 文字通り頭のイカレたオッサン。 #openclose(show=ネタバレ){ 悪党に復讐したいからヒーローになったんじゃない、ヒーローになりたいから悪党に喧嘩を売ったんだ!というマジキチ。 TVドラマ版バットケイブを完全再現した秘密基地、あり得ない量の銃火器、強力なヒーローモービルなどを「プレミア・コミックをネットオークションで売っぱらって」手に入れている。 ヒット・ガールを巻き込んだのも「目的を持って人生を生きて欲しかったから」という親心だという。 キック・アスの影響を受けてヒーローデビューした後はガチでマフィアに喧嘩を売って殺しまくり、とうとう目をつけられてしまう。 ヒーローチームを結成しようとするも、レッド・ミストによって裏切られ、拘束。 そしてキック・アスに自らの素性を語り、自分がキック・アスと同じ(むしろキック・アスがいたからこそヒーローになれた)存在であることを告白して殺されてしまった。 彼の死はキック・アスを奮起させ、彼の装備はキック・アスとヒット・ガールを支え、彼の教えはヒット・ガールを導き続けるなど、『1』で退場しつつ最後まで物語に大きな影響を及ぼした。 でも間違いなくキチガイ。 } 以下映画版ネタバレ &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){映画版では上記の「設定」が現実のものに。やったね!}}}   追記・修正はクソ野郎どものケツを蹴っ飛ばしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キックアス役のアーロンテイラーはゴジラのフォードもやってんだけど、キックアスのボンクラっぷりが嘘のような筋肉マッチョで初めは気づかなかった -- 名無しさん (2014-09-02 21:30:08) - 実は映画と原作がかなり別物な作品…らしい -- 名無しさん (2014-09-08 16:09:05) - 映画は模倣犯が出てもおかしくない内容だったけど、アメコミは結末もかなり苦い。 -- 名無しさん (2016-05-01 16:14:14) - ヒットガールはマーベルのパニッシャーやデアデビルと気が合いそう -- 名無しさん (2016-05-06 11:22:08) - キックアスとヒットガールがアベンジャーズに参戦したらいいのに -- 名無しさん (2016-05-24 15:26:36) - ↑ヒットガールはともかくさすがにデイブはチタウリやウルトロンと渡り合えるかというと… -- 名無しさん (2016-10-21 00:25:45) - ↑オンスロートの時のパニッシャーみたいに、自分に合った相手と戦うんじゃないかね。 -- 名無しさん (2016-10-21 00:37:34) - ↑×2 むしろヒットガールはスーサイドスクワッドの方が向いてそう・・・メンバーの大半がヴィランだけど -- 名無しさん (2016-10-21 01:38:17) - 実は荒木飛呂彦先生はヒットガールのファン -- 名無しさん (2021-07-12 16:39:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/06(水) 01:36:02 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){「KICK ASS!(ケツを蹴っ飛ばせ!)」}} 「キック・アス」は2008年から2010年にかけて、マーベルコミックスのアイコン・レーベルから出版されたアメリカンコミックシリーズ。 [[日本語]]翻訳版も販売されており、『キック・アス』『キック・アス2』『ヒット・ガール』『キック・アス3』を経て完結。 さらに同一世界観の『ウォンテッド』『キングスマン』など「ミラーワールド」シリーズも続々翻訳されている。 原作はマーク・ミラー、作画はジョン・ロミータjr。 劇中と同じくキック・アス自身のmyspaceを開設したり、YouTubeに格闘シーンをアップしたりと、インターネットを活用したプロモーションも話題を集めた。 コミック開始と同時に映画化の企画も立ち上がり、2010年に公開された。 非力で冴えない[[オタク]]野郎が憧れのスーパーヒーローを目指し、悪戦苦闘する……という物語はけして目新しくはないが、悪役のみならず主人公や(幼女を含む)その仲間達さえも文字通りに、血反吐を吐き、骨を折られ、肉を裂かれるゴアな描写を、残酷な現実として正面から描ききり、その上で少年(と幼女)の成長と酸っぱい青春の物語としても成立している。 幾度となくズタボロになりながらも諦めずに立ち上がるキック・アスの勇姿は、劇中同様、世界中のボンクラ達から絶大な共感と支持を得た。 て、いうかみんな、 ヒット・ガールちゃん目当てなのか? ◆(自称)ヒーロー達 &font(#ff0000){※ネタバレ含みます※} ・&font(#008000){キック・アス} 本名:デイヴ・リズースキー &font(#008000){「初めて鏡の前に立った時はコミックなんてデタラメだと思った」} &font(#008000){「マスクを被るのにトラウマなんていらないんだ」} &font(#008000){「両親が射殺された経験もいらない」} &font(#008000){「宇宙放射線やパワーリングもいらない」} &font(#008000){「100%の絶望と孤独…必要なのはそれだけだ」} 自称普通の高校生なアメコミオタク。 幼い頃に母を亡くし、父親と慎ましく暮らしていたが、「なぜ現実にヒーローはいないのか?」と常々疑問に思っていた。 やがて辛い現実から逃れる為にヒーローデビュー。 しかし「まず名前を考える」「コスチュームを買って服の下に着込んで学校に行く」「昼休みだけトレーニングをする」という貧弱なものだった為 しょっぱなからフルボッコにされたうえ[[ナイフ>ナイフ(武器)]]で刺され、[[車>自動車]]ではねられ、辛うじてスーツを廃棄したものの全治数ヶ月の重傷で入院。 金属板を埋め込みリハビリを受けて復帰した結果、学校では「ゲイで変態プレイの結果大怪我した」ことになっていた。 それでも諦めずヒーロー活動を続けた結果、ある行動がきっかけとなって全米で大ブレイク。 「史上初のヒーロー」として認められた事で、デイヴは本当の悪との戦いに巻き込まれていく。 非力でオタクで非モテで非リア充な紛うことなき俺達だが、そのタフなメンタルだけは一級品。 不屈の闘志(だけ)で立ち上がり続け、遂に本物のスーパーヒーローとなる。 #openclose(show=ネタバレ){ 『キック・アス』では親友だったレッド・ミストに裏切られ、仲間であったビッグ・ダディを殺されながら、ヒット・ガールと共にマフィアを一網打尽にする事に成功。 キック・アスに続けとばかり、次々と世の中には(ほとんどがコスプレだが)ヒーローが現れるようになる。 しかしデイヴ自身は女友達にこっ酷くフラれ、友達もいない元のアメコミヲタクに戻った……かと思われた。 『キック・アス2』ではスターズ・アンド・ストライプス大佐率いるチーム「ジャスティス・フォーエバー」に所属してさらにヒーロー活動へのめり込んでいく一方、 ヒット・ガールから本格的に訓練を受けることで、徐々に実力をつけて名実共にヒーローへと成長し始める。 しかし復讐に走るレッド・ミスト改めマザー・ファッカーによって、S&S大佐、そして自分をかばった父親がキック・アスとして殺されてしまう。 デイヴは大規模テロを画策するマザー・ファッカーとの対決に挑み、これを撃退する事に成功する。 『キック・アス3』では高校を卒業し、ファーストフードでアルバイトをしながらヒーロー活動を継続していた。 しかしヒット・ガールが収監され、残った「ジャスティス・フォーエバー」はただのコスプレオタク集団でモチベーションが低下。 デイヴ自身も恋人ができたことでヒーロー活動から足が遠のきつつあった。 幾度も死線を潜り抜けたデイヴは、かつてならビビって何もできなかった[[DQN]]相手に一喝できるほどに成長し、ヒーローに頼らなくても良くなっていたのだ。 しかしマフィアと結託した汚職警官によるヒーロー狩り、そしてヒット・ガールのピンチを知ったデイヴは再びマスクを被って最終決戦に挑む。 その後、デイヴは「警察官」という新しいコスチュームを纏って街の平和を守るようになった。 「キック・アス」というヒーローが自分を成長させ、救ってくれた事に感謝しながら……。 ちなみに「ミラーワールド」ではかつてヴィランたちがヒーローの存在を抹消、コミックの中だけの存在だと人々に信じこませた過去がある。(『WANTED』) そのコミックに出てくるヒーローに憧れたデイヴの行動は、期せずしてその企みを完全粉砕したのだった。 } ・&font(#ff0000){レッド・ミスト} 本名:&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){クリス・ジェノペーゼ}}} ネットでもてはやされるキックアスに倣ってヒーローデビュー。イカしたクルマ・ミストモービル持参でキックアスとチームを組む。 デイヴ以上のオタクで、どうしようもないヘタレだが、キック・アスと友情を育んでいく…… &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){かのように見えたが……}}} #openclose(show=ネタバレ){ 実はマフィア「ジェノペーゼ・ファミリー」ゴッドファーザーの長男。 オタクなのと父親の職業から友達が皆無だったため、父親の「ヒーロー狩り」に便乗し、自ら囮のヒーローとなることを提案。 キック・アスらと友情を結ぶ一方、ヒット・ガール、ビッグ・ダディを誘き出して殺害することに成功する。 しかしキック・アスとヒット・ガールの逆襲にあって敗北、父親を殺されてしまう。 『キック・アス2』では[[復讐]]の鬼マザー・ファッカーを名乗ってヴィランをあつめ、ジャスティス・フォーエバーへと戦いを挑む。 スターズ・アンド・ストライプス大佐を殺害し、デイヴをかばってキック・アスとして名乗りでた彼の父親も殺害。 ヴィラン連合を率いてキック・アスと戦うも、敗北して逮捕されてしまう。 『キック・アス3』ではファミリー跡目相続の陰謀に巻き込まれ、生命を狙われ、母に救われるといった経験を経て心境の変化があったのか、落ち着きを取り戻す。 そして私刑にあいかかっていたヒット・ガールを命懸けで救い出して脱走させ、彼女に「許すわけないでしょ」と言われた事に納得しながら生涯を終えた。 }   ・&font(#800080){ヒット・ガール} 本名:ミンディ・マクレイデイ 物心ついた時からビッグ・ダディに殺人術を叩きこまれてきた恐るべき10歳。 その影響から誕生日に銃やナイフを欲しがるなど普通の女の子からはかなりズレている。 ビッグ・ダディの言葉を信じて疑わず、クソ野郎どもを愉しげに惨殺していくスーパーヒーローな&font(#f09199){幼女。} &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){全てが終わった後、普通の女の子には……ならなかった。}}} 好きな映画は『[[コマンドー>コマンドー(映画)]]』というまごうことなき俺達。 悪党どもは皆殺し!な精神ではあるものの、なるべく人殺しを避けるキック・アスを「シルバーエイジ?」と馬鹿にしつつも受け入れている。 戦闘面では全編通して最強無敗の彼女だが、メンタル面では全編通してキック・アスに救われていたりする。 実写で演じたクロエ・モレッツたんは今やハリウッド注目No.1の子役である。 くれぐれもお酒と薬には手を出さないでね!! #openclose(show=ネタバレ){ 『キック・アス』にてキック・アスの影響を受けた父親と共にヒーローデビュー。 キック・アス、レッド・ミストと共にチームを結成しようとするが、裏切ったレッド・ミストによって父親を殺されてしまう。 キック・アスと共にマフィアを皆殺しにして復讐を果たした後、父親が死んだことに涙し、普通の生活に戻った……。 ……戻れるわけがないことが『キック・アス2』『ヒット・ガール』で発覚。 キック・アスにトレーニングを受けさせつつ、ノリノリでヒーロー活動に復帰。 警察に包囲されたキック・アスを逃がすため、警察へ逮捕されてしまう。 義父の信頼を裏切ったことで、彼女も落ち込んだ……。 ……ということもなく、『キック・アス3』では刑務所ので囚人を従えてボスとして君臨。 汚職警官を筆頭に喧嘩を売りまくった結果、私刑にあいかけたところをレッド・ミストによって救われる。 しかし追手が迫り、とうとう殺されかけた彼女を救ったのは、駆けつけたデイヴだった。 そしてデイヴと共に残るマフィアと汚職警官を皆殺しにした彼女は、さっそうと街を去り、世界の何処かで戦い続けている。 なおこの物語はキック・アスと再会を誓って別れた彼女が、二代目キック・アスを見出すところで幕を閉じる。 } ・&font(#8080080){ビッグ・ダディ} 本名:ディモン・マクレイデイ ミンディことヒット・ガールの父親。 元警官のスーパーヒーローで、妻の仇であるジェノペーゼ・ファミリーに復讐する為、娘と共にクソ野郎どもの惨殺に精を出している &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){という設定のただのアメコミオタク。}}} 文字通り頭のイカレたオッサン。 #openclose(show=ネタバレ){ 悪党に復讐したいからヒーローになったんじゃない、ヒーローになりたいから悪党に喧嘩を売ったんだ!というマジキチ。 TVドラマ版バットケイブを完全再現した秘密基地、あり得ない量の銃火器、強力なヒーローモービルなどを「プレミア・コミックをネットオークションで売っぱらって」手に入れている。 ヒット・ガールを巻き込んだのも「目的を持って人生を生きて欲しかったから」という親心だという。 キック・アスの影響を受けてヒーローデビューした後はガチでマフィアに喧嘩を売って殺しまくり、とうとう目をつけられてしまう。 ヒーローチームを結成しようとするも、レッド・ミストによって裏切られ、拘束。 そしてキック・アスに自らの素性を語り、自分がキック・アスと同じ(むしろキック・アスがいたからこそヒーローになれた)存在であることを告白して殺されてしまった。 彼の死はキック・アスを奮起させ、彼の装備はキック・アスとヒット・ガールを支え、彼の教えはヒット・ガールを導き続けるなど、『1』で退場しつつ最後まで物語に大きな影響を及ぼした。 でも間違いなくキチガイ。 } 以下映画版ネタバレ &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){映画版では上記の「設定」が現実のものに。やったね!}}}   追記・修正はクソ野郎どものケツを蹴っ飛ばしてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - キックアス役のアーロンテイラーはゴジラのフォードもやってんだけど、キックアスのボンクラっぷりが嘘のような筋肉マッチョで初めは気づかなかった -- 名無しさん (2014-09-02 21:30:08) - 実は映画と原作がかなり別物な作品…らしい -- 名無しさん (2014-09-08 16:09:05) - 映画は模倣犯が出てもおかしくない内容だったけど、アメコミは結末もかなり苦い。 -- 名無しさん (2016-05-01 16:14:14) - ヒットガールはマーベルのパニッシャーやデアデビルと気が合いそう -- 名無しさん (2016-05-06 11:22:08) - キックアスとヒットガールがアベンジャーズに参戦したらいいのに -- 名無しさん (2016-05-24 15:26:36) - ↑ヒットガールはともかくさすがにデイブはチタウリやウルトロンと渡り合えるかというと… -- 名無しさん (2016-10-21 00:25:45) - ↑オンスロートの時のパニッシャーみたいに、自分に合った相手と戦うんじゃないかね。 -- 名無しさん (2016-10-21 00:37:34) - ↑×2 むしろヒットガールはスーサイドスクワッドの方が向いてそう・・・メンバーの大半がヴィランだけど -- 名無しさん (2016-10-21 01:38:17) - 実は荒木飛呂彦先生はヒットガールのファン -- 名無しさん (2021-07-12 16:39:30) - キック・アスが最後の最後まで一線を超えなかったのが好きだし、安心した。 -- 名無しさん (2024-01-21 01:30:04) #comment #areaedit(end) }

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