ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/26(土) 23:35:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(7){&bold(){&color(red){     XD001}}} &sizex(5){&bold(){究極のダークポケモン、出撃。}}} *■概要 2005年に発売された[[ニンテンドーゲームキューブ]]用ソフトで[[ポケモンコロシアム]]の直接の続編。 基本的なシステムについてもこちらを参照。 開発元は前作同様ジニアス・ソノリティ。キャラクターデザインも同様にヒロモト森一。 前作みたいにメモリーカードや予約特典ディスクはついて無い。 英名は&bold(){「Pokemon XD Gale of Darkness」} *【あらすじ】(公式サイトより一部抜粋) ---- ポケモン総合研究所に住む主人公は研究所で起こったある事件をきっかけに、「何者かによってココロを閉ざされ戦闘マシンとなったポケモン」=「ダークポケモン」にまつわる冒険に巻き込まれることに…。 一体、誰が、何のために、罪の無いポケモンを戦闘マシンへと変えていくのか!? ダークポケモンを救い出せるのは[[スナッチマシン]]を使いこなせる主人公だけ! 巨大な悪に立ち向かう冒険が、今、始まる!! *【物語の舞台】 ---- 前作から5年後の[[オーレ地方>オーレ地方(ポケモン)]]が舞台。 しかし前作では行けたが本作では行けない場所や、施設の中身自体が大きく変わっている場所もある。 詳しくは項目参照。   *【前作からの変更点、新要素】 ---- ◆&bold(){全体的な雰囲気の変化} 前作が割とダークかつアウトローな雰囲気で、[[厨二>厨二病]]臭い所もあったが、本作では比較的従来のポケモンらしく変更されている。 (例) ・主人公の年齢は低め(おおよそ10代前半)となり、研究所に住む普通の少年に。 ・移動は大型バイク→スクーターに。 ・最初のポケモンはレベル25~26の[[エーフィ]]&[[ブラッキー>ブラッキー(ポケモン)]]2匹→レベル10の[[イーブイ]]1匹だけになり、進化先を選べるようになった。 ◆&bold(){ダークポケモンが使うダーク技の増加} 前作のダークポケモンだけが使える特殊なわざは、タイプなしの物理攻撃技「ダークラッシュ」しか無かったが、本作では大幅に増加。 本作ではこれらの技は「ダークわざ」と分類されており、特殊攻撃や変化技も存在。 中には普通のポケモン達が使うものより凶悪な性能を持つものもある。 詳しくは[[ダークわざ(ポケモン)]]を参照。 ◆&bold(){リバース状態} 前作のハイパー状態にあたる。こちらが使うダークポケモンが技による攻撃を終了した際、ダークオーラが逆流して陥る事がある状態。 この状態になるとターン終了時に一定のダメージを受けてしまう上、リバース状態中のポケモンには回復アイテム等が使用できない。 ハイパー状態と違って逆利用できる性質は一切持ち合わせておらず、なる事自体がデメリットでしかない状態となっている。 なお、リバース状態はダークポケモンのリライブが進むにつれて発生しやすくなる。 これは作中でも説明されているが、リライブを進める事で元のポケモンに戻りつつある状態だと自身が放つダークオーラに耐えられなくなるからとの事。 対処法は前作と同じくバトル中によびかけるか、コロンマッサージを行う事で我に返る。 リバース状態のポケモンによびかけるとリライブゲージが減るので、バトル中になってしまったら早くよびかけてあげよう。 ◆&bold(){敵がダークポケモンを複数匹使用} 前作は敵1人につき1匹のみだったが、本作の終盤からは相手によっては複数匹使用する。 大抵の相手は2匹だけだが、ラスボスの側近はそれぞれ3匹と4匹使用。 そんなラスボスに至っては&bold(){&font(#ff0000){手持ち6匹がダークポケモン。}} 前座のダーク・ルギアも合わせれば合計7匹という超豪華メンバーで主人公をもてなしてくれる。 ◆&bold(){ダークポケモンの習得技の見直し} 前作のダークポケモン達はリライブを進めていきリライブを完了させても、 &s(){ショボすぎる}レベルアップわざ・&s(){ほぼ適当にあてがわれた}わざマシンわざ・&s(){そもそも覚えてる奴が少なすぎる}タマゴわざだけと お世辞にも喜べない技のラインナップで、その大半が即戦力として採用できる程の性能は有していなかったが… 本作ではダークポケモン達の初期技が見直されており、わざマシンわざとタマゴわざから使いやすい技を覚えたポケモンが多くなった。 ◆&bold(){ダークポケモンがリライブ完了時に通常では覚えない「特別なわざ」を思い出す} ダークポケモンのリライブを完了させると全てのダークわざを忘れ去り、元のポケモンに戻るのは前作と同じだが 本作のダークポケモン達は「特別なわざ」という、通常の方法では覚えられないわざをリライブ完了時に思い出す。何を思い出すかはポケモン毎に固定。 その特別なわざは「てだすけ」「バトンタッチ」「このゆびとまれ」「あまえる」「うたう」等、仲間を助けたり相手と触れ合うようなフレンドリィなわざが多い。 …「リフレッシュ」という使い道がまるで無いわざを覚えてしまうポケモン((序盤から終盤までリフレッシュを思い出すポケモンは点在しているが、カビゴンやボーマンダ等のようにバランス調整でこの技をあてがわれたのではと思われるポケモンもいる。))も割といるが。&s(){ポケダンの世界であれば重宝される技だけど本家シリーズでは…} なお、本作のダークポケモンの中にはどういうわけかそれらに該当しない特別なわざを持つポケモンもおり、 トライアタック(&てだすけ)[[トゲピー>トゲキッス]]や、きんぞくおん[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]、&bold(){サイコブースト}(&フェザーダンス)[[ルギア]]等が存在。 魅力的な技を覚えるポケモンがいる一方、ポケモンによっては[[厳選>厳選(ポケモン)]]に非常に苦労する場合も多々ある。 最近「乱数調整」の方法が見つかり、厳選が多少楽になった。 ◆&bold(){よびかけるの仕様変更} 本作でも通常のバトル中は「よびかける」のコマンドが表示されている。 リバース状態および眠り状態のポケモンによびかける事で状態を回復できる点は同じだが、 それらの状態になっていないポケモンによびかけると、そのポケモンの命中率ランクが1段階上昇するようになった。 これにより「うたう」や「さいみんじゅつ」等の命中率の低い技が格段に使いやすくなり、 命中補助用に「ヨクアタール」を買う理由が無くなった(=お財布に優しい)他、&bold(){よびかけたのに無視される可哀想な主人公を見なくて済むようになった。} ◆&bold(){&font(#ff0000){レポート(セーブ)場所が自由に}} 前作は各所のパソコンでしかセーブできないという謎仕様だったが、 本作では本編ポケモンシリーズと同じくメニュー画面にレポートが追加されたため、どこでも自由にレポート可能となった。 ◆&bold(){ポケスポット} 野生ポケモンが出現する場所。合計3箇所存在するが、それぞれに3種類しか出現しない。 1個300ポケドルで販売されている「ポケまんま」をスポット中央に仕掛けておき(1つのスポットに最大10個まで)、野生ポケモンを誘きだしてバトルするという&s(){回りくどい}形式。 仕掛けたポケまんまは野生ポケモンが出現すると時間経過により食べられていき、全て食べられると逃げてしまう。 まんまと食い逃げされる前に現地へ急行し、&s(){容疑者}野生ポケモンと戦って&s(){現行犯逮捕}ゲットする必要がある。 ポケまんまの配置数が多いほど食い付く時間が長くなるため、長時間の足止めが期待できる。 なお、ポケまんまを食べるスピードはポケモンの種類によって異なり、レアなポケモンほど早食い。狙うならケチらず最大まで置いておこう。 &font(#ff0000){たまにアイオポートの漢方屋のゴンベが食い荒らしにくる。} 大食いなので食べるスピードが早い(レアなポケモンと勘違いしやすい)上、漢方屋のババァがトレーナーのためゴンベをバトルで&color(#f5f5f5){&s(){●ねぃ!!!}}成敗したりもできない。 食い逃げされる前に犯行現場を目撃すると後から漢方屋のババァも現れ、どれだけ食われたかに限らずポケまんま10個と、漢方薬4種の内どれか1つをランダムでお詫びとして貰える。 また、初めて目撃した後はアイオポートのフレンドリィショップ2Fで漢方屋がオープンする。 …漢方屋がオープンした後でも&bold(){ゴンベは何度でも現れては食いにくる可能性があるのだが。}&s(){きちんとボールに入れて管理しとけ} &font(#ff0000){ウソハチ捜索イベント中はウソハチもポケスポットに現れる事がある。} こちらも別のトレーナー(モブ幼女)が持つポケモンだが臆病な性格で、最初に出会ったリブラ号から逃げ出した後は食べ物を求めてポケスポットに現れ出す。 普段からあれこれ無駄に食べまくってるであろうゴンベと違い、ウソハチは食べ物に困っている事により現れるため、犯行理由は異なる。 ポケスポット内でウソハチを見つけた場合はゆっくりと近づく事でウソハチを確保でき、持ち主のトレーナーへ引き渡せる。 走って近付くと逃げてしまい、誘き寄せるところからやり直しになるため、さっさと確保してやろう。 #openclose(show=ポケスポット解説){ -岩場(サンド・グライガー・&bold(){ナックラー}) 砂漠に住むポケモン達が現れる…が、レアポケモン枠のナックラー以外はレベルアップで覚える技が全体的にショボい。 地面タイプのくせに地面タイプの攻撃技をまるで覚えないため、戦力として活用する場合、技マシン必須なのが痛い。痛すぎる。 -オアシス(ハネッコ・ゴマゾウ・&bold(){アメタマ}) サポート要員として大いに活躍できるハネッコが出現!可愛いし、リライブホールでも役立つぞ! レアポケモン枠のアメタマはルビー・サファイアでもレアポケ、エメラルドでは出現すらしないのでそれらで捕まえてないなら捜索する価値はある。 …ゴマゾウ?ドンファンになれば強力な地面技である「じしん」を覚えるけど習得遅いし、他の習得技は微妙だよ。 -洞窟(ズバット・ココドラ・&bold(){ウパー}) ズバットは最初こそ脆いがゴルバット→クロバットと進化させれば高速アタッカーとして活躍させられるため有用。 ウパーはあくびやじしん等、役立つ技を覚えてくれるがレアポケモン枠で中々出ないのが憎い。 ココドラは戦力活用するには癖が強めだが、リライブホールの配置用ポケモンとしては相性補完に使いやすい。 } ◆&bold(){リライブホール} シャドーのラボでクレイン博士を救出すると完成し、利用可能になるシステム。 パソコンに預けたダークポケモン1匹をステージ中央に配置し、その周囲に通常のポケモンを4匹まで配置して触れ合わせる事で 手持ちに入れなくてもリライブゲージを減らしていってくれるという前作の育て屋の強化版ともいえる画期的なリライブシステム。 配置したポケモンの数と相性により、リライブゲージを減らす速度を上げられる。 合計9ホールあるものの、通常のポケモンが多くいないと動作しないため、完成直後から少しの間は効果を実感し辛い。 ダークポケモン達のリライブを完了させたり、ポケスポットに現れる野生ポケモンを捕まえたりすればステージ配置用の通常のポケモンを増やせるため、 スナッチ&リライブを徹底しながらプレイすると終盤では逆にリライブが中々追いつかない事態に発展したりする。   ◆&bold(){バトルディスク} ラルガタワーで購入したり、オーレ地方各地で拾ったり貰ったりで入手可能なバーチャルバトル用のディスク。 全部で50枚あるがシナリオが進まないと入手できない物も多々ある。ちなみに全部揃うのはエンディング後。 集めたディスクはラルガタワー内にて使用可能で、バーチャル空間で指定ターン以内に相手を倒す詰めバトルを行う事が出来る。 バトル内容はディスク毎に異なり、初回クリア時は各ディスクに応じた景品が貰える。 「1ターンで[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]を6匹倒せ」等と、当時のダブルバトル処理ならではの問題も。   *【主な登場人物】(多少ネタバレ有) ---- ◆&bold(){主人公} ポケモン総合研究所に住む少年。ポケモンバトルの腕前は研究所で一番とのこと。 父親から貰ったイーブイがパートナーであり、大事にしている。 詳しくは[[項目>主人公(ポケモンコロシアム)]]参照。 ◆&bold(){マナ} 主人公の妹。かなりおてんばだが、無邪気で年相応な女の子。 どのくらいおてんばかと言うと主人公の事を家来扱いしたり、研究所内のスタッフやチョビンとは「遊んであげる」と言う程である。 プラスルとマイナンを連れているが、ポケモンバトルは行わない。 カミンコ博士の屋敷地下にチョビンの発明品を勝手に拝借した彼女の日記が存在する。 ◆&bold(){リリア} 主人公とマナの母親で研究所の研究員。彼女の夫は作中では死別しているため未亡人。 クレイン博士が誘拐されていた間は、所長代理として研究所内の所員たちをまとめ、リライブホールの開発を進めた。 母として主人公を見守るものの研究所の仕事が忙しいためか研究所から遠くへと出向く事はなく、 序盤以外では見せ場がないため空気気味だが、シナリオの進行状況によって会話内容が変わるようになっている。 ちなみに学生時代はモテモテのマドンナだったとの事で、同じく学生だった当時の主人公の父親とクレインがアタックしたものの 結局リリアが選んだのは主人公の父親だった…という話が研究所内のモブNPCから聞けたりする。 &s(){あいてが みぼうじん だぞ! チャンスだ クレイン!} ◆&bold(){クレイン} ポケモン総合研究所の所長で主人公の父親……&font(#ff0000){では無い。} 主人公の父親とは昔からの研究仲間で彼が死去してからはその研究を引き継ぎ、総合研究所の二代目所長となった経緯を持つ。 所属する研究員と共にスナッチマシンやリライブホールを開発しているため、実は凄いお方。 ダークポケモンのリライブを研究していたからか物語序盤に敵組織に拉致られるというまさかの&font(#ff0000){ヒロイン属性持ち。} 救出後は特に出番がないものの、会いに行くとリリア同様にシナリオの進行状況に応じて会話内容が変化する。 また、終盤ではメールで主人公を呼び出し、研究所の地下部屋に隠していたマスターボールを主人公へプレゼントしてくれたりもする。 ◆&bold(){主人公の父親} ポケモン総合研究所の先代所長で、主人公の父親。既に故人であり、彼が名前で呼ばれるシーンは一切無い。 研究所のスタッフからは広く慕われており、頭が良い上にポケモンバトルも右に出る者はいなかったと評されている。&s(){完璧超人か} 前述したリライブホールは当時生きていた彼がダークポケモンの存在を憂い、クレインとの共同研究によって開発がスタートしたものである。 ◆&bold(){カミンコ} 自身の屋敷で色々な発明をしているマッドなサイエンティスト。 彼の発明はいずれも下らないイタズラめいた物か悪質極まる物が多く、当然周辺の人々からは不平不満の嵐。しかし本人は何がまずいのか全く分かっていない。 技術力と頭脳は本物だが、生かし方を盛大に間違った残念な天才。 研究所のモニターを見るとチョビンが発明品をランダムで紹介してくれる。 #openclose(show=発明品一覧){ ・大食い電球 性能も外見も普通の電球だが、消費電力が10倍の金食い虫。逆に凄い。 ・不健康サンダル 普通の健康サンダルのようだが、イボイボが全部ツボを外している。履いているだけで不健康に。 新手の嫌がらせグッズか。 ・幽霊ラジオ 普通のラジオだが、午前2時になると「タ・ス・ケ・テ……」という怪音声が流れるように仕掛けてある。 ・強力ジェット掃除機 吸い込んだホコリを後ろのファンからまき散らす。アホか。 ・短縮レコーダー テレビなどの録画・録音を設定時間より5分早く終了する。 ・節電冷蔵庫 人が前に立った時だけ作動する。食べ物が傷むが原因はなかなかわからない。 ・短めカレンダー 300日しかない。これは発明なのか? ・メカ・グラードン 陸の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。チョビンに与えられたが主人公には勝てなかった。 ・メカ・カイオーガ 海の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。完成直前だったがメカ・グラードンの敗北に腹を立てたカミンコがパーツ屋の主人であるルースに譲り渡し、それを惜しんだルースが完成させた。 ニケルダーク島周辺の渦潮を突破できる唯一の手段であり、主人公に与えられ活路を開くカギとなった。 } ◆&bold(){チョビン} カミンコ博士の自称一番弟子(というか弟子は彼1人)。 屋敷へ訪れる主人公を毎回泥棒と勘違いして戦いを挑む…が、弱い。 何回か勝つと&font(#ff0000){メカ・グラードン}に乗り、戦いを挑むようになる。 手持ちも何故か&font(#ff0000){いきなり強くなる。} ◆&bold(){ヘルゴンザ} スナッチ団のボス。 スナッチ団再興の為に主人公からスナッチマシンを&font(#ff0000){強奪}する[[はかいこうせん]]厨。 5年前と比べて団員は減ってしまいアジトは未だに壊れたまま。 本作ではシャドーから一方的に手を切られており、だったらシャドーを壊滅させてやろうと独自に動く。 彼によると奪ったスナッチマシンでシャドーの面々が使うダークポケモンを根こそぎスナッチしようとしていたらしいが、 肝心のスナッチマシンが子供である主人公にフィットした小型版であったため、&bold(){&font(#ff0000){彼のムキムキな腕とはサイズが全く合わず結局使えなかった。}} 前作同様[[エアームド]]を使うが、ダークポケモンではない。 オーレコロシアムで戦う際も手持ちに加えていることから、エアームドに相当思い入れがあることがうかがえる。  ◆&bold(){ヤッチーノ} スナッチ団団員でヘルゴンザの右腕的ポジション。 前作にも登場していたが当時は1回だけしか出て来ないモブ団員だったため、5年間でだいぶ出世したものと見られる。 [[クサイハナ>ラフレシア(ポケモン)]]の「ねむりごな」で相手を眠らせる便利な奴。ある意味[[リアルファイト]]。   ◆&bold(){[[ミラーボ>ミラーボ(ポケモンコロシアム)]]} ご存知[[ルンパッパ]]大好きなアフロダンサーの元シャドー幹部。 シャドーを脱退しており、ヘボイ&トロイと共にオーレ地方をさすらっているが、シャドーの面々と直接関わる場面等は無い。 本作ではどこで手に入れたのかわからないダークポケモン(ダーク・ビリリダマ、ダーク・ノズパス)に加えて、 物語中でスナッチし損ねて逃げられたダークポケモンを独自のルートで捕獲・使用したり、 最終的には秘密工場からヘボイ&トロイが盗んできたダーク・カイリューを繰り出してきたりと 「ミラーボレーダー」で居場所を探知したプレイヤーから常にストーキングされる。 ◆&bold(){メチャリッチ} お地蔵様にも見える大金持ち。 アルドスとエルデスという二人のお供を連れている。 ◆&bold(){アルドス} メチャリッチの側近の一人。青い服を着ている。 彼に逆らう者は成敗する形で行動し、それ以外の事には無関心。どことなく冷たさを感じる男。 ◆&bold(){エルデス} メチャリッチの側近の一人。赤い服を着ている。 アルドスと違い、率先して動く事はないものの小さな子供にも優しく接してくれる温和な男。 **【[[シャドー>シャドー(ポケモン)]]】 本作でもダークポケモンを使いオーレ地方の支配を目論む悪の組織。 リライブ不可能な究極のダークポケモンを造り上げようとしている。 ◆&bold(){&font(#ff69b4){ラブリナ}} シャドー幹部。 喋り方こそ今時の女子だが後の二人に比べると俄然まともな紅一点。 アホの子っぽい感じがするものの頭は良いらしく、シャドーのラボにて本作のダークポケモンの研究を担っていた。 部下達を使いクレイン所長を拐ってダーク・ルギアの調整を完璧にしようとするが断固拒否された上、主人公に救出されてしまったため失敗。 結局ダーク・ルギアの調整は自らの手で行い、完成させたとの事だが…? ◆&bold(){ワズル} ソフトクリーム頭のシャドー幹部。全身タイツのような珍妙な服装の変人。 オーレ征服のあかつきにはシャドー総帥からオーレ知事の座が約束されているらしい。 「フェナスシティ支配作戦」の指揮を担当し、フェナスシティの住民の多くを捕え、トレトレ地下へ監禁。 その後、フェナスシティへ取材に赴いたレイラ一行をフェナススタジアムに軟禁という形で拘束していたが主人公に倒される。 &font(#ff0000){この時、無様に逃げ去っていく姿をカメラでバッチリ撮られており、それをオーレ全土にテレビ放送で流されるという羞恥プレイを受けるはめになった。} なお、ラブリナとゴリガンを「役立たず」呼ばわりしているが、&bold(){彼のみ独自の活動拠点を持っておらず、通常の幹部としての仕事が不明}。  &s(){むしろシャドーの戦力補強に最も貢献していない疑惑がある} ◆&bold(){ゴリガン} まんま&font(#ff0000){ゴリラ}のシャドー幹部。 「リブラ号回収作戦」の指揮を執ったほか、ダークポケモン製造を担うシャドーの秘密工場の工場長を務める。 脳筋丸出しかつ短気な面が目立ち、どう見ても肉体労働しかできそうにない男だが、 生産ラインの調整など細かい部分は彼直属の優秀な部下達が頭脳労働で補っていたのではないかと見られる。 戦闘前のモーションで何故か&font(#ff0000){歌う。} 前作のダキムポジションで彼と同じく、「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」を好んで使う。 主人公が負けたらウホッと叫んで喜ぶため是非みて欲しい。 ◆&bold(){[[&font(#800080){シャドー総帥}>デスゴルド(ポケモンXD)]]} シャドーのトップに立つ人物で、本作のラスボス。詳細は項目で。 ネタバレ注意。   ◆&bold(){[[&color(purple){ダーク・ルギア}>ルギア]]}(XD001) シャドーがどこからか捕えて来たルギアを元にして作り上げた究極のダークポケモン。 普通のダークポケモンは心を閉ざしているだけだが、ダーク・ルギアはリライブ不可の究極のダークポケモン(eXtra Darkpokemon)として開発された結果、身体も闇を感じさせるような色に染まりきっている。 プロローグではシャドーの指揮下で輸送船リブラ号を襲撃。リブラ号を丸ごと奪い去るという大々的犯行をやってのけた。 しかしダーク・ルギアがリブラ号を砂漠に落とすヘマ((ダーク・ルギアにまだ良心が残っており抗った結果、誰もいないであろう砂漠へ落とした説もあるが理由は定かではない。))をやらかしてしまい、リブラ号から秘密工場へポケモン達を輸送する事になった。 リライブには特殊な方法((リライブホールの9つのステージの「テンポ」を最大にする))が必要だが、 ぶっちゃけ真面目にスナッチしていればラストダンジョンに突入する前に条件を満たせ、他のダークポケモンのように心を開く過程が必要無く一発なので、スナッチしてからわざと全滅後(またはエンディング直後)に即リライブ完了できる。 この個体は[[デオキシス]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]「&bold(){サイコブースト}」と「フェザーダンス」を習得する。 &font(#ff0000){じしん}も取り戻すよ! *■おまけ ---- バトル山の35番目のトレーナーは、[[サボネア>ノクタス]]と[[チリーン]]を繰り出してくるが、戦闘前に >&sizex(4){&bold(){「わたしと同じ 組み合わせの}} >&sizex(4){&bold(){ ポケモンを つれている人が}} >&sizex(4){&bold(){ いるんだって。 見たことある?}} と言ってくる。 サボネアとチリーンを使うトレーナーと言えば、アニメ[[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]中盤辺りで[[見覚えが…>コジロウ(ポケモン)]] 追記修正はダーク項目をリライブしつつお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - むしろコロシアム的なアウトローな感じで突き抜ければ良かったのにと思わなくもない -- 名無しさん (2013-10-14 15:08:43) - リライブが楽になったのはよかったけど、前作に比べると色々物足りない。厨二路線は続けて欲しかった -- 名無しさん (2014-02-22 18:13:02) - 当時としてはDPに先駆けてゴンベの鳴き声が聞けたっけな。ってか1ターンでヌケニン6匹倒せってどうやるんだ? -- 名無しさん (2014-08-22 14:51:11) - 当時のダブルバトルの戦闘不能→交代のタイミングやすなあらしをうまく使うと抜け殻掃除はすぐ終わります -- 名無しさん (2014-09-01 02:19:14) - デスゴルドの「死ねぃ!」には驚かされた。 -- 名無しさん (2014-09-02 14:45:22) - ↑3 まきびしを使っておくと、控えのヌケニンが出てきた瞬間瀕死になる。最初の2体はすなあらしで倒す。 -- 名無しさん (2016-02-01 21:47:33) - バトルディスクの詰将棋ぶりが高難度過ぎたなあ 開発は違うけどこれをより磨き込んだのがポケウッドって感じがする -- 名無しさん (2018-05-06 17:49:17) - もしSwitch用のHDリマスター版として出してもあまり売れなさそう -- 名無しさん (2023-03-27 20:16:53) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/26(土) 23:35:47 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(7){&bold(){&color(red){     XD001}}} &sizex(5){&bold(){究極のダークポケモン、出撃。}}} *■概要 2005年に発売された[[ニンテンドーゲームキューブ]]用ソフトで[[ポケモンコロシアム]]の直接の続編。 基本的なシステムについてもこちらを参照。 開発元は前作同様ジニアス・ソノリティ。キャラクターデザインも同様にヒロモト森一。 前作みたいにメモリーカードや予約特典ディスクはついて無い。 英名は&bold(){「Pokemon XD Gale of Darkness」} *【あらすじ】(公式サイトより一部抜粋) ---- ポケモン総合研究所に住む主人公は研究所で起こったある事件をきっかけに、「何者かによってココロを閉ざされ戦闘マシンとなったポケモン」=「ダークポケモン」にまつわる冒険に巻き込まれることに…。 一体、誰が、何のために、罪の無いポケモンを戦闘マシンへと変えていくのか!? ダークポケモンを救い出せるのは[[スナッチマシン]]を使いこなせる主人公だけ! 巨大な悪に立ち向かう冒険が、今、始まる!! *【物語の舞台】 ---- 前作から5年後の[[オーレ地方>オーレ地方(ポケモン)]]が舞台。 しかし前作では行けたが本作では行けない場所や、施設の中身自体が大きく変わっている場所もある。 詳しくは項目参照。   *【前作からの変更点、新要素】 ---- ◆&bold(){全体的な雰囲気の変化} 前作が割とダークかつアウトローな雰囲気で、[[厨二>厨二病]]臭い所もあったが、本作では比較的従来のポケモンらしく変更されている。 (例) ・主人公の年齢は低め(おおよそ10代前半)となり、研究所に住む普通の少年に。 ・移動は大型バイク→スクーターに。 ・最初のポケモンはレベル25~26の[[エーフィ]]&[[ブラッキー>ブラッキー(ポケモン)]]2匹→レベル10の[[イーブイ]]1匹だけになり、進化先を選べるようになった。 ◆&bold(){ダークポケモンが使うダーク技の増加} 前作のダークポケモンだけが使える特殊なわざは、タイプなしの物理攻撃技「ダークラッシュ」しか無かったが、本作では大幅に増加。 本作ではこれらの技は「ダークわざ」と分類されており、特殊攻撃や変化技も存在。 中には普通のポケモン達が使うものより凶悪な性能を持つものもある。 詳しくは[[ダークわざ(ポケモン)]]を参照。 ◆&bold(){リバース状態} 前作のハイパー状態にあたる。こちらが使うダークポケモンが技による攻撃を終了した際、ダークオーラが逆流して陥る事がある状態。 この状態になるとターン終了時に一定のダメージを受けてしまう上、リバース状態中のポケモンには回復アイテム等が使用できない。 ハイパー状態と違って逆利用できる性質は一切持ち合わせておらず、なる事自体がデメリットでしかない状態となっている。 なお、リバース状態はダークポケモンのリライブが進むにつれて発生しやすくなる。 これは作中でも説明されているが、リライブを進める事で元のポケモンに戻りつつある状態だと自身が放つダークオーラに耐えられなくなるからとの事。 対処法は前作と同じくバトル中によびかけるか、コロンマッサージを行う事で我に返る。 リバース状態のポケモンによびかけるとリライブゲージが減るので、バトル中になってしまったら早くよびかけてあげよう。 ◆&bold(){敵がダークポケモンを複数匹使用} 前作は敵1人につき1匹のみだったが、本作の終盤からは相手によっては複数匹使用する。 大抵の相手は2匹だけだが、ラスボスの側近はそれぞれ3匹と4匹使用。 そんなラスボスに至っては&bold(){&font(#ff0000){手持ち6匹がダークポケモン。}} 前座のダーク・ルギアも合わせれば合計7匹という超豪華メンバーで主人公をもてなしてくれる。 ◆&bold(){ダークポケモンの習得技の見直し} 前作のダークポケモン達はリライブを進めていきリライブを完了させても、 &s(){ショボすぎる}レベルアップわざ・&s(){ほぼ適当にあてがわれた}わざマシンわざ・&s(){そもそも覚えてる奴が少なすぎる}タマゴわざだけと お世辞にも喜べない技のラインナップで、その大半が即戦力として採用できる程の性能は有していなかったが… 本作ではダークポケモン達の初期技が見直されており、わざマシンわざとタマゴわざから使いやすい技を覚えたポケモンが多くなった。 ◆&bold(){ダークポケモンがリライブ完了時に通常では覚えない「特別なわざ」を思い出す} ダークポケモンのリライブを完了させると全てのダークわざを忘れ去り、元のポケモンに戻るのは前作と同じだが 本作のダークポケモン達は「特別なわざ」という、通常の方法では覚えられないわざをリライブ完了時に思い出す。何を思い出すかはポケモン毎に固定。 その特別なわざは「てだすけ」「バトンタッチ」「このゆびとまれ」「あまえる」「うたう」等、仲間を助けたり相手と触れ合うようなフレンドリィなわざが多い。 …「リフレッシュ」という使い道がまるで無いわざを覚えてしまうポケモン((序盤から終盤までリフレッシュを思い出すポケモンは点在しているが、カビゴンやボーマンダ等のようにバランス調整でこの技をあてがわれたのではと思われるポケモンもいる。))も割といるが。&s(){ポケダンの世界であれば重宝される技だけど本家シリーズでは…} なお、本作のダークポケモンの中にはどういうわけかそれらに該当しない特別なわざを持つポケモンもおり、 トライアタック(&てだすけ)[[トゲピー>トゲキッス]]や、きんぞくおん[[サンダー>サンダー(ポケモン)]]、&bold(){サイコブースト}(&フェザーダンス)[[ルギア]]等が存在。 魅力的な技を覚えるポケモンがいる一方、ポケモンによっては[[厳選>厳選(ポケモン)]]に非常に苦労する場合も多々ある。 最近「乱数調整」の方法が見つかり、厳選が多少楽になった。 ◆&bold(){よびかけるの仕様変更} 本作でも通常のバトル中は「よびかける」のコマンドが表示されている。 リバース状態および眠り状態のポケモンによびかける事で状態を回復できる点は同じだが、 それらの状態になっていないポケモンによびかけると、そのポケモンの命中率ランクが1段階上昇するようになった。 これにより「うたう」や「さいみんじゅつ」等の命中率の低い技が格段に使いやすくなり、 命中補助用に「ヨクアタール」を買う理由が無くなった(=お財布に優しい)他、&bold(){よびかけたのに無視される可哀想な主人公を見なくて済むようになった。} ◆&bold(){&font(#ff0000){レポート(セーブ)場所が自由に}} 前作は各所のパソコンでしかセーブできないという謎仕様だったが、 本作では本編ポケモンシリーズと同じくメニュー画面にレポートが追加されたため、どこでも自由にレポート可能となった。 ◆&bold(){ポケスポット} 野生ポケモンが出現する場所。合計3箇所存在するが、それぞれに3種類しか出現しない。 1個300ポケドルで販売されている「ポケまんま」をスポット中央に仕掛けておき(1つのスポットに最大10個まで)、野生ポケモンを誘きだしてバトルするという&s(){回りくどい}形式。 仕掛けたポケまんまは野生ポケモンが出現すると時間経過により食べられていき、全て食べられると逃げてしまう。 まんまと食い逃げされる前に現地へ急行し、&s(){容疑者}野生ポケモンと戦って&s(){現行犯逮捕}ゲットする必要がある。 ポケまんまの配置数が多いほど食い付く時間が長くなるため、長時間の足止めが期待できる。 なお、ポケまんまを食べるスピードはポケモンの種類によって異なり、レアなポケモンほど早食い。狙うならケチらず最大まで置いておこう。 &font(#ff0000){たまにアイオポートの漢方屋のゴンベが食い荒らしにくる。} 大食いなので食べるスピードが早い(レアなポケモンと勘違いしやすい)上、漢方屋のババァがトレーナーのためゴンベをバトルで&color(#f5f5f5){&s(){●ねぃ!!!}}成敗したりもできない。 食い逃げされる前に犯行現場を目撃すると後から漢方屋のババァも現れ、どれだけ食われたかに限らずポケまんま10個と、漢方薬4種の内どれか1つをランダムでお詫びとして貰える。 また、初めて目撃した後はアイオポートのフレンドリィショップ2Fで漢方屋がオープンする。 …漢方屋がオープンした後でも&bold(){ゴンベは何度でも現れては食いにくる可能性があるのだが。}&s(){きちんとボールに入れて管理しとけ} &font(#ff0000){ウソハチ捜索イベント中はウソハチもポケスポットに現れる事がある。} こちらも別のトレーナー(モブ幼女)が持つポケモンだが臆病な性格で、最初に出会ったリブラ号から逃げ出した後は食べ物を求めてポケスポットに現れ出す。 普段からあれこれ無駄に食べまくってるであろうゴンベと違い、ウソハチは食べ物に困っている事により現れるため、犯行理由は異なる。 ポケスポット内でウソハチを見つけた場合はゆっくりと近づく事でウソハチを確保でき、持ち主のトレーナーへ引き渡せる。 走って近付くと逃げてしまい、誘き寄せるところからやり直しになるため、さっさと確保してやろう。 #openclose(show=ポケスポット解説){ -岩場(サンド・グライガー・&bold(){ナックラー}) 砂漠に住むポケモン達が現れる…が、レアポケモン枠のナックラー以外はレベルアップで覚える技が全体的にショボい。 地面タイプのくせに地面タイプの攻撃技をまるで覚えないため、戦力として活用する場合、技マシン必須なのが痛い。痛すぎる。 -オアシス(ハネッコ・ゴマゾウ・&bold(){アメタマ}) サポート要員として大いに活躍できるハネッコが出現!可愛いし、リライブホールでも役立つぞ! レアポケモン枠のアメタマはルビー・サファイアでもレアポケ、エメラルドでは出現すらしないのでそれらで捕まえてないなら捜索する価値はある。 …ゴマゾウ?ドンファンになれば強力な地面技である「じしん」を覚えるけど習得遅いし、他の習得技は微妙だよ。 -洞窟(ズバット・ココドラ・&bold(){ウパー}) ズバットは最初こそ脆いがゴルバット→クロバットと進化させれば高速アタッカーとして活躍させられるため有用。 ウパーはあくびやじしん等、役立つ技を覚えてくれるがレアポケモン枠で中々出ないのが憎い。 ココドラは戦力活用するには癖が強めだが、リライブホールの配置用ポケモンとしては相性補完に使いやすい。 } ◆&bold(){リライブホール} シャドーのラボでクレイン博士を救出すると完成し、利用可能になるシステム。 パソコンに預けたダークポケモン1匹をステージ中央に配置し、その周囲に通常のポケモンを4匹まで配置して触れ合わせる事で 手持ちに入れなくてもリライブゲージを減らしていってくれるという前作の育て屋の強化版ともいえる画期的なリライブシステム。 配置したポケモンの数と相性により、リライブゲージを減らす速度を上げられる。 合計9ホールあるものの、通常のポケモンが多くいないと動作しないため、完成直後から少しの間は効果を実感し辛い。 ダークポケモン達のリライブを完了させたり、ポケスポットに現れる野生ポケモンを捕まえたりすればステージ配置用の通常のポケモンを増やせるため、 スナッチ&リライブを徹底しながらプレイすると終盤では逆にリライブが中々追いつかない事態に発展したりする。   ◆&bold(){バトルディスク} ラルガタワーで購入したり、オーレ地方各地で拾ったり貰ったりで入手可能なバーチャルバトル用のディスク。 全部で50枚あるがシナリオが進まないと入手できない物も多々ある。ちなみに全部揃うのはエンディング後。 集めたディスクはラルガタワー内にて使用可能で、バーチャル空間で指定ターン以内に相手を倒す詰めバトルを行う事が出来る。 バトル内容はディスク毎に異なり、初回クリア時は各ディスクに応じた景品が貰える。 「1ターンで[[ヌケニン>ヌケニン(ポケモン)]]を6匹倒せ」等と、当時のダブルバトル処理ならではの問題も。   *【主な登場人物】(多少ネタバレ有) ---- ◆&bold(){主人公} ポケモン総合研究所に住む少年。ポケモンバトルの腕前は研究所で一番とのこと。 父親から貰ったイーブイがパートナーであり、大事にしている。 詳しくは[[項目>主人公(ポケモンコロシアム)]]参照。 ◆&bold(){マナ} 主人公の妹。かなりおてんばだが、無邪気で年相応な女の子。 どのくらいおてんばかと言うと主人公の事を家来扱いしたり、研究所内のスタッフやチョビンとは「遊んであげる」と言う程である。 プラスルとマイナンを連れているが、ポケモンバトルは行わない。 カミンコ博士の屋敷地下にチョビンの発明品を勝手に拝借した彼女の日記が存在する。 ◆&bold(){リリア} 主人公とマナの母親で研究所の研究員。彼女の夫は作中では死別しているため未亡人。 クレイン博士が誘拐されていた間は、所長代理として研究所内の所員たちをまとめ、リライブホールの開発を進めた。 母として主人公を見守るものの研究所の仕事が忙しいためか研究所から遠くへと出向く事はなく、 序盤以外では見せ場がないため空気気味だが、シナリオの進行状況によって会話内容が変わるようになっている。 ちなみに学生時代はモテモテのマドンナだったとの事で、同じく学生だった当時の主人公の父親とクレインがアタックしたものの 結局リリアが選んだのは主人公の父親だった…という話が研究所内のモブNPCから聞けたりする。 &s(){あいてが みぼうじん だぞ! チャンスだ クレイン!} ◆&bold(){クレイン} ポケモン総合研究所の所長で主人公の父親……&font(#ff0000){では無い。} 主人公の父親とは昔からの研究仲間で彼が死去してからはその研究を引き継ぎ、総合研究所の二代目所長となった経緯を持つ。 所属する研究員と共にスナッチマシンやリライブホールを開発しているため、実は凄いお方。 ダークポケモンのリライブを研究していたからか物語序盤に敵組織に拉致られるというまさかの&font(#ff0000){ヒロイン属性持ち。} 救出後は特に出番がないものの、会いに行くとリリア同様にシナリオの進行状況に応じて会話内容が変化する。 また、終盤ではメールで主人公を呼び出し、研究所の地下部屋に隠していたマスターボールを主人公へプレゼントしてくれたりもする。 ◆&bold(){主人公の父親} ポケモン総合研究所の先代所長で、主人公の父親。既に故人であり、彼が名前で呼ばれるシーンは一切無い。 研究所のスタッフからは広く慕われており、頭が良い上にポケモンバトルも右に出る者はいなかったと評されている。&s(){完璧超人か} 前述したリライブホールは当時生きていた彼がダークポケモンの存在を憂い、クレインとの共同研究によって開発がスタートしたものである。 ◆&bold(){カミンコ} 自身の屋敷で色々な発明をしているマッドなサイエンティスト。 彼の発明はいずれも下らないイタズラめいた物か悪質極まる物が多く、当然周辺の人々からは不平不満の嵐。しかし本人は何がまずいのか全く分かっていない。 技術力と頭脳は本物だが、生かし方を盛大に間違った残念な天才。 研究所のモニターを見るとチョビンが発明品をランダムで紹介してくれる。 #openclose(show=発明品一覧){ ・大食い電球 性能も外見も普通の電球だが、消費電力が10倍の金食い虫。逆に凄い。 ・不健康サンダル 普通の健康サンダルのようだが、イボイボが全部ツボを外している。履いているだけで不健康に。 新手の嫌がらせグッズか。 ・幽霊ラジオ 普通のラジオだが、午前2時になると「タ・ス・ケ・テ……」という怪音声が流れるように仕掛けてある。 ・強力ジェット掃除機 吸い込んだホコリを後ろのファンからまき散らす。アホか。 ・短縮レコーダー テレビなどの録画・録音を設定時間より5分早く終了する。 ・節電冷蔵庫 人が前に立った時だけ作動する。食べ物が傷むが原因はなかなかわからない。 ・短めカレンダー 300日しかない。これは発明なのか? ・メカ・グラードン 陸の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。チョビンに与えられたが主人公には勝てなかった。 ・メカ・カイオーガ 海の超古代ポケモンを模倣したポケモンメカ。完成直前だったがメカ・グラードンの敗北に腹を立てたカミンコがパーツ屋の主人であるルースに譲り渡し、それを惜しんだルースが完成させた。 ニケルダーク島周辺の渦潮を突破できる唯一の手段であり、主人公に与えられ活路を開くカギとなった。 } ◆&bold(){チョビン} カミンコ博士の自称一番弟子(というか弟子は彼1人)。 屋敷へ訪れる主人公を毎回泥棒と勘違いして戦いを挑む…が、弱い。 何回か勝つと&font(#ff0000){メカ・グラードン}に乗り、戦いを挑むようになる。 手持ちも何故か&font(#ff0000){いきなり強くなる。} ◆&bold(){ヘルゴンザ} スナッチ団のボス。 スナッチ団再興の為に主人公からスナッチマシンを&font(#ff0000){強奪}する[[はかいこうせん]]厨。 5年前と比べて団員は減ってしまいアジトは未だに壊れたまま。 本作ではシャドーから一方的に手を切られており、だったらシャドーを壊滅させてやろうと独自に動く。 彼によると奪ったスナッチマシンでシャドーの面々が使うダークポケモンを根こそぎスナッチしようとしていたらしいが、 肝心のスナッチマシンが子供である主人公にフィットした小型版であったため、&bold(){&font(#ff0000){彼のムキムキな腕とはサイズが全く合わず結局使えなかった。}} 前作同様[[エアームド]]を使うが、ダークポケモンではない。 オーレコロシアムで戦う際も手持ちに加えていることから、エアームドに相当思い入れがあることがうかがえる。  ◆&bold(){ヤッチーノ} スナッチ団団員でヘルゴンザの右腕的ポジション。 前作にも登場していたが当時は1回だけしか出て来ないモブ団員だったため、5年間でだいぶ出世したものと見られる。 [[クサイハナ>ラフレシア(ポケモン)]]の「ねむりごな」で相手を眠らせる便利な奴。ある意味[[リアルファイト]]。   ◆&bold(){[[ミラーボ>ミラーボ(ポケモンコロシアム)]]} ご存知[[ルンパッパ]]大好きなアフロダンサーの元シャドー幹部。 シャドーを脱退しており、ヘボイ&トロイと共にオーレ地方をさすらっているが、シャドーの面々と直接関わる場面等は無い。 本作ではどこで手に入れたのかわからないダークポケモン(ダーク・ビリリダマ、ダーク・ノズパス)に加えて、 物語中でスナッチし損ねて逃げられたダークポケモンを独自のルートで捕獲・使用したり、 最終的には秘密工場からヘボイ&トロイが盗んできたダーク・カイリューを繰り出してきたりと 「ミラーボレーダー」で居場所を探知したプレイヤーから常にストーキングされる。 ◆&bold(){メチャリッチ} お地蔵様にも見える大金持ち。 アルドスとエルデスという二人のお供を連れている。 ◆&bold(){アルドス} メチャリッチの側近の一人。青い服を着ている。 彼に逆らう者は成敗する形で行動し、それ以外の事には無関心。どことなく冷たさを感じる男。 ◆&bold(){エルデス} メチャリッチの側近の一人。赤い服を着ている。 アルドスと違い、率先して動く事はないものの小さな子供にも優しく接してくれる温和な男。 **【[[シャドー>シャドー(ポケモン)]]】 本作でもダークポケモンを使いオーレ地方の支配を目論む悪の組織。 リライブ不可能な究極のダークポケモンを造り上げようとしている。 幹部は全員ゴーグルやサングラスを付けているという共通点があったりする。 ◆&bold(){&font(#ff69b4){ラブリナ}} ピンク色の巨大なツインテールとスレンダーな体型が特徴のシャドー幹部。&s(){[[初音ミク]]っぽいが、こっちのほうが世に出たのは先。}彼女のみ、ゴーグルを額につけていて裸眼を晒している。 喋り方も今時の女子で幼い雰囲気だが、後の二人に比べると俄然まともな紅一点。 アホの子っぽい感じがするものの頭は良いらしく、シャドーのラボにて本作のダークポケモンの研究を担っていた。 部下達を使いクレイン所長を拐ってダーク・ルギアの調整を完璧にしようとするが断固拒否された上、主人公に救出されてしまったため失敗。 結局ダーク・ルギアの調整は自らの手で行い、完成させたとの事だが…? 可愛い&美しいポケモンを主に、メロメロや毒々、回復技などで粘り強く戦う戦術を得意とする。前作のヴィーナスのようなポジション。 最初の幹部だからか、全体的に手持ちの種族値が控えめ。 ◆&bold(){ワズル} ソフトクリーム頭のシャドー幹部。全身タイツのような珍妙な服装の変人。一人称が「ワシ」だったり、それなりに高齢の様子。 オーレ征服のあかつきにはシャドー総帥からオーレ知事の座が約束されているらしい。 「フェナスシティ支配作戦」の指揮を担当し、フェナスシティの住民の多くを捕え、トレトレ地下へ監禁。 その後、フェナスシティへ取材に赴いたレイラ一行をフェナススタジアムに軟禁という形で拘束していたが主人公に倒される。 &font(#ff0000){この時、無様に逃げ去っていく姿をカメラでバッチリ撮られており、それをオーレ全土にテレビ放送で流されるという羞恥プレイを受けるはめになった。} なお、ラブリナとゴリガンを「役立たず」呼ばわりしているが、&bold(){彼のみ独自の活動拠点を持っておらず、通常の幹部としての仕事が不明}。  &s(){むしろシャドーの戦力補強に最も貢献していない疑惑がある} 星に関係するポケモンや弱点の少ないポケモンを主に使用する。一方、コンボや独自の戦術といった要素は薄い。 クリア後は一点して爆発パに。 ◆&bold(){ゴリガン} まんま&font(#ff0000){ゴリラ}のシャドー幹部。 「リブラ号回収作戦」の指揮を執ったほか、ダークポケモン製造を担うシャドーの秘密工場の工場長を務める。 脳筋丸出しかつ短気な面が目立ち、どう見ても肉体労働しかできそうにない男だが、 生産ラインの調整など細かい部分は彼直属の優秀な部下達が頭脳労働で補っていたのではないかと見られる。 戦闘前のモーションで何故か&font(#ff0000){歌う。} 前作のダキムポジションで彼と同じく、「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」を好んで使う。 主人公が負けたらウホッと叫んで喜ぶため是非みて欲しい。 クリア後は「いかく」持ちで揃えたパーティ。 ◆&bold(){ダカッチャ} シャドー戦闘隊長の肩書を持つ大男。一般構成員よりは格上だが、幹部たちよりは格下。 ラブリナの部下が落とした、シャドーの極秘計画が入ったデータロムを取り戻すために解析中のONBSに襲撃。 データロムのみならず、その解析データをも消すことに成功した用心深い男。 「ふみつけ」で怯ませる戦法を使ってくる強敵。彼には勝っても負けてもイベントが進むが、再登場はしないので、仮に負けた場合リベンジの機会はない。 ◆&bold(){[[&font(#800080){シャドー総帥}>デスゴルド(ポケモンXD)]]} シャドーのトップに立つ人物で、本作のラスボス。詳細は項目で。 ネタバレ注意。   ◆&bold(){[[&color(purple){ダーク・ルギア}>ルギア]]}(XD001) シャドーがどこからか捕えて来たルギアを元にして作り上げた究極のダークポケモン。 普通のダークポケモンは心を閉ざしているだけだが、ダーク・ルギアはリライブ不可の究極のダークポケモン(eXtra Darkpokemon)として開発された結果、身体も闇を感じさせるような色に染まりきっている。 プロローグではシャドーの指揮下で輸送船リブラ号を襲撃。リブラ号を丸ごと奪い去るという大々的犯行をやってのけた。 しかしダーク・ルギアがリブラ号を砂漠に落とすヘマ((ダーク・ルギアにまだ良心が残っており抗った結果、誰もいないであろう砂漠へ落とした説もあるが理由は定かではない。))をやらかしてしまい、リブラ号から秘密工場へポケモン達を輸送する事になった。 リライブには特殊な方法((リライブホールの9つのステージの「テンポ」を最大にする))が必要だが、 ぶっちゃけ真面目にスナッチしていればラストダンジョンに突入する前に条件を満たせ、他のダークポケモンのように心を開く過程が必要無く一発なので、スナッチしてからわざと全滅後(またはエンディング直後)に即リライブ完了できる。 この個体は[[デオキシス]]の[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]「&bold(){サイコブースト}」と「フェザーダンス」を習得する。 &font(#ff0000){じしん}も取り戻すよ! *■おまけ ---- バトル山の35番目のトレーナーは、[[サボネア>ノクタス]]と[[チリーン]]を繰り出してくるが、戦闘前に >&sizex(4){&bold(){「わたしと同じ 組み合わせの}} >&sizex(4){&bold(){ ポケモンを つれている人が}} >&sizex(4){&bold(){ いるんだって。 見たことある?}} と言ってくる。 サボネアとチリーンを使うトレーナーと言えば、アニメ[[AG編>ポケットモンスター アドバンスジェネレーション]]中盤辺りで[[見覚えが…>コジロウ(ポケモン)]] 追記修正はダーク項目をリライブしつつお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - むしろコロシアム的なアウトローな感じで突き抜ければ良かったのにと思わなくもない -- 名無しさん (2013-10-14 15:08:43) - リライブが楽になったのはよかったけど、前作に比べると色々物足りない。厨二路線は続けて欲しかった -- 名無しさん (2014-02-22 18:13:02) - 当時としてはDPに先駆けてゴンベの鳴き声が聞けたっけな。ってか1ターンでヌケニン6匹倒せってどうやるんだ? -- 名無しさん (2014-08-22 14:51:11) - 当時のダブルバトルの戦闘不能→交代のタイミングやすなあらしをうまく使うと抜け殻掃除はすぐ終わります -- 名無しさん (2014-09-01 02:19:14) - デスゴルドの「死ねぃ!」には驚かされた。 -- 名無しさん (2014-09-02 14:45:22) - ↑3 まきびしを使っておくと、控えのヌケニンが出てきた瞬間瀕死になる。最初の2体はすなあらしで倒す。 -- 名無しさん (2016-02-01 21:47:33) - バトルディスクの詰将棋ぶりが高難度過ぎたなあ 開発は違うけどこれをより磨き込んだのがポケウッドって感じがする -- 名無しさん (2018-05-06 17:49:17) - もしSwitch用のHDリマスター版として出してもあまり売れなさそう -- 名無しさん (2023-03-27 20:16:53) #comment #areaedit(end) }

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