ズッコケ三人組

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/05(水) 21:30:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){ズッコケ三人組}』とは、ポプラ社から出版されていた、那須正幹による児童文学シリーズ作品。 何度かドラマ化や[[アニメ化]]もされている。 *◆概要 中国地方にある架空の県・稲穂県ミドリ市花山町(モデルは[[広島県]])。((ちなみにこの県の大人達は競輪(自転車)で遊ぶものが多いとされており(『発明狂時代』・『中年三人組』より)、この由来は広島県広島市の広島競輪場や山口県防府市(作者の成人後の居住地)の防府競輪場だろうか?)) そこにある市立花山第二小学校に通う三人の男子児童&bold(){ハチベエ、ハカセ、モーちゃん}の三人が巻き起こしたり巻き込まれたりした事件を書いた話。 一巻はオムニバス形式で短い話がいくつか収録されているが、以降は一巻で一つの話を取り上げている。 一巻の時点で&bold(){水死体}が挿絵付きで登場し、二巻目で&bold(){殺人事件}が発生するなど、児童文学にしてはなかなか攻めた作風が特徴。 内容は学校行事ネタからタイムスリップ、オカルト、商売、ミステリー、怪盗との戦い、震災、家出、アイドルデビュー等多岐に渡る。宇宙人に連れられて宇宙に行った事も。 また、公式に年表は存在するが怪盗X三部作等の一部を除き、基本的に一話毎に設定はリセットされており、 修学旅行を題材にした話が複数あったり、また時間軸も刊行された頃に合わせている為、全ての話が一つの時系列とするのは無理がある構成。   見返し(表紙や裏表紙の裏)には花山町の地図や6年1組の面々が書かれており、それらに記された場所や生徒はモブでも話に絡んできたりする事も。 1978年から2004年の26年間に渡って50巻が刊行された後、 2005年からは毎年12月に40代になった三人組や他の面々を書いた『ズッコケ中年三人組』シリーズが刊行されていた。 こちらは三人組が第一作目にあたる『それいけ!ズッコケ三人組』が刊行された1978年度に三人組が小学校を卒業したという設定の元、 40代になった三人組とその周辺で起きる事件を描く作品である。 三人組がずっと小学生のままだったズッコケ三人組シリーズに対して、こちらは作中でリアルタイムに年月が過ぎており、登場人物も年を取っている。一般向けの作品で、不倫や死といった少々重たい話も含まれている。 また『ズッコケ三人組』シリーズ各作品の後日談も語られているが、いずれも1978年の事として語られる為、 特に作中でテレビゲームやパソコンも登場し、近代を舞台としていた作品とは明らかな矛盾も発生するパラレルな続編と言える。 2015年12月刊行の『ズッコケ熟年三人組』をもって完結。 また他には『プレコミックブンブン』で連載されていた矢澤和重・新山たかしによる子ども向け推理漫画『名探偵ズッコケ三人組』なんてのもある。 こちらは小学五年生の三人組が結成した少年探偵団の活躍を描く作品。 オリジナルのレギュラーキャラクターも登場する。 三人組をはじめとした原作キャラは原作の絵柄に忠実に描かれているが、 作画担当がかつて『半熟忍法帳』や『ドラクエ4コマ』においてお色気ネタを得意とした新山氏なだけはあり、女性キャラは非常に可愛い。 *◆登場人物 ・八谷良平 CV:高乃麗(TV)/坂本千夏(OVA)/[[山口勝平]](TVSP) 演:山田克二→石坂晴樹→小林宏至→米田良(TV)/小橋賢児→森翔吾(映画) 通称「ハチベエ」。 やんちゃで色黒、つばつき帽子を後ろ向きに被っている背の低い少年。 おっちょこちょいで女好き。考えるより先に行動するタイプのトラブルメーカー。 勉強はからっきし駄目だが機転と運動能力には優れており、正義感も強い。 家業は商店街で八百屋を営んでおり、よく親から店番を任される。 三人組の中では唯一の一人っ子。 ・山中正太郎 CV:松本さち(TV)/小粥よう子(OVA)/[[高山みなみ]](TVSP) 演:井上光二→斎藤慧→安藤奏→井前隆一朗(TV)/大友大輔→金井勇太(映画) 通称「ハカセ」。 ノッポでやせ形、作中では「ラッキョウに眼鏡をかけた」と形容される容姿。 ハチベエと対照的に勉強が得意で、あだ名の通り博識(とはいえ小学生レベルなので穴も多い)。理系が得意。 しかし本番で実力を発揮出来ないタイプで、テストの点数はあまり良くない。 何故かトイレに篭ると集中力がアップし、家ではよくトイレで図鑑や辞典を読んでいる。 家族は両親と2歳下の妹、道子がいる。   ・奥田三吉 CV:鶴岡聡(TV)/桜井敏治(OVA・TVSP) 演:田庭崇→内村智章→中山雄二→佐野貴博(TV)/畠山直己→島田正直(映画) 通称「モーちゃん」。 大食いで肥満体の少年で、遅刻常習犯。あだ名はスローモーから……というのは表の理由。 しかし性格は非常に温和で、それ故に女子からは意外と人気がある。気弱な面もあるが、やる時はやる。 家族は母と4歳上の姉のタエ子がいる。父親は離婚している。 あだ名の本当の由来、家族構成など実は色々と複雑。 ・荒井陽子 CV:今野宏美(TV)/室井深雪(OVA)/[[岡村明美]](TVSP) 演:熊谷周子→鳴海香理→吉田有希→岡本奈月(TV)/遠野なぎこ→並木絵里子(映画) 三人組のクラスメイトの美少女。圭子、由美子とはよく一緒に行動している。 優等生で性格は少々キツい。ハチベエから好かれているが、別に毛嫌いしてはいないながらも特に良い印象は持っていない。 ズッコケ三人組とは行動をよく共にし、彼らを助ける・逆に助けられることが多い一方、文化祭の時には利害が相反したり、彼らから同行を求められた際には「あんたらは頼りない(要約)」と言って圭子や由美子の同行を呑ませるなど親友とは必ずしも言い難い一面もある。ただし、株主の一件だったり、忍者軍団結成だったり、オンブスマンでの同行をしているあたり、ただの友達でないことだけは確か。 クラスでも一目置かれており、文化祭の劇でも主役を演じている。後に私立中学に進学した。 『中年三人組』シリーズでは、45歳にしてハカセと結婚。後に47歳で[[高齢出産]]している。 ・安藤圭子 CV:横山智佐(TV)/市原由美(TVSP) 演:野口一美→[[岡村英梨>喜多村英梨]]→村田悠希→北城佳音(TV)/石橋友子(映画) 陽子同様に三人組のクラスメイトでショートカットの美少女。当初は陽子・圭子とは別枠だったが、やがて彼女らと合わせて美少女トリオとして扱われることになった。 気が強いが面倒見は良く、特に長い付き合いのハチベエとはよく言い争いをしていた。 『中年三人組』シリーズでは……23歳でハチベエとデキ婚した事が明かされた。なお本編の『未来報告』でもハチベエと結ばれている。 ドラマ版で2代目を演じていた岡村英梨は、当時[[子役]]だった声優の喜多村英梨氏。 ・榎本由美子 CV:[[神田朱未]](TV)/長沢美樹(TVSP) 演:伊藤織美→坂上真倫→北原ひとみ→戸田恵梨香(TV)/竹山ゆい子(映画) 陽子、圭子と共にクラスの美少女トリオの一人でよく行動を共にする。 ・後藤淳子 CV:天神有海(TV) 演:住吉れいな(TV) モーちゃんの隣の席の女子。おおらかで、クラス一の[[巨乳]]。   ・宅和源太郎 CV:辻親八(TV)/辻村真人(TVSP) 演:三角八朗→渡辺いっけい→清水圭(TV)/寺尾聰→河原さぶ(映画) 三人組らが在籍する6年1組の担任。あだ名はタクワン。 ベテラン教師で頑固な面もあるが必要以上に叱りはしない等、人間としても出来ている人物で、三人組をはじめとした児童達からは尊敬を集めている。 最終巻エピローグでは諸事情から三人組の小学校卒業と共に退職を決意し、三人組が引き止めるシーンで終了した。 『中年三人組』シリーズでは、2011年に88歳で死去。 なお原作での容姿は「ハゲ気味で眼鏡をかけた初老男性」だが、なぜか実写版でそれが再現されたことはない。 ・怪盗X CV:原田大二郎(TV) 演:橋本さとし(TV)/藤竜也(映画) 凄腕の怪盗で、現場には必ずXと書かれたカードを残す。 三人組とは三度に渡って戦った。 ・ドラゴン部隊 「参上!ズッコケ忍者軍団」に登場。ズッコケ三人組達花山第二小学校の生徒の秘密の虫取り場に居座っていた嫌な集団。虫取り場をめぐり、第一小学校との激戦が幕を開ける。 &s(){やっていることが小学生のそれではないとか言ってはいけない。}   ・望月美香 『名探偵ズッコケ三人組』オリジナルキャラクターで、稲穂県警ミドリ西署の女性刑事。25歳独身。 スタイル抜群のお茶目な美人ではあるが、武道の達人で怒るとムチャクチャ怖い。三人組の活躍によって手柄を立てている節もある。 割と子どもっぽい所もあるが、三人組の姉貴分、また警察官として 様々な事件に挑む三人組をサポートする。   追記・修正はファンクラブ会員の方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ファンクラブ手帳が00年あたりからまったく更新されなかった件。 -- 名無しさん (2014-03-26 06:31:06) - 小学生のころにテレビ局に見学行ったら撮影やってて三人組の役者さんが手を振ってくれたのをよく覚えてる。 -- 名無しさん (2014-03-26 08:19:05) - オンブズマンの回では、ハチベエの母親が池沼にしか見えない。「お前、痴漢したんじゃないんだろ?」 -- 名無しさん (2014-03-26 10:19:31) - 忍者軍団を結成した時に自分に異名を付けてる時点でハカセもやっぱ消防なんだなって思ったよ。 -- 名無しさん (2014-11-02 21:03:05) - >宅和先生 三人組の小学校卒業と共に定年退職した。←間違い。定年ではなく自分の意思で辞めた。 -- 名無しさん (2014-11-02 21:39:48) - ドラマからノベライズと思ってたけど文学からドラマだったんだね -- 名無しさん (2015-04-19 14:39:51) - 『昔は「3人のような冒険がしたい」って子どもたちの感想が多かったけど、今は「3人のような友達が欲しい」って感想を送る子どもたちが増えてる。これも時代の流れなのかな…』 ってズッコケ放送時の番組で言ってたなぁ。 それも10年以上前の話だから今やったらどうなることやら… -- 名無しさん (2015-08-13 06:59:15) - モーちゃんの両親が離婚した理由は、お父さんがすごい大酒飲みで、お母さんとお姉さんのタエコさんをいじめてるので、モーちゃんが生まれた時、離婚しました。 -- 名無しさん (2015-11-14 08:22:48) - ↑お前、わかっててそれ書いてるだろ…? -- 名無しさん (2015-11-14 09:32:46) - ↑なんか反省\(__) -- 名無しさん (2015-11-14 11:17:53) - 2巻の「探偵団」の頃は、そういう設定だったんだよな。モーちゃん自身が「父さんが大酒飲みだったんだって」と言ってたからな。 -- 名無しさん (2016-02-20 12:14:31) - ズッコケの非日常系の話は、涼宮ハルヒシリーズみたいだな -- 名無しさん (2016-02-20 12:43:14) - 安藤圭子のツンデレぶりが懐かしい -- 名無しさん (2016-02-20 14:29:58) - 山賊の話の後日談知って、何とも形容しがたい気分になったのは俺だけではないはず… -- 名無しさん (2016-02-20 14:41:32) - ↑ それって中年三人組のエピソードね。見てない人も多そう。 -- 名無しさん (2016-06-13 19:36:05) - タイガー部隊を結成してドラゴン部隊って悪ガキ共に仕返しする話は溜飲が下がった記憶がある。 -- 名無しさん (2017-01-18 16:54:38) - 生徒会長の話は今の子供に読んでもらいたい。 -- 名無しさん (2017-05-16 17:15:23) - 懐かしいなぁ 小学校三年生ぐらいの時よく読んだよ -- 名無しさん (2017-05-16 18:13:00) - 実写版にキタエリ出てたんか -- 名無しさん (2017-09-21 16:55:19) - 黒幕がめっちゃ腹黒い占いの話覚えてるな -- 名無しさん (2018-09-27 20:33:30) - アニメ版は1話完結じゃなくてドラマみたいに何話か分けてやってほしかったな…学校の怪談とか全然原作と違くてげんなりしたし -- 名無しさん (2018-09-27 21:25:56) - ナルトで例えたらハチベエ=キバ(運動神経抜群のムードメーカー)、ハカセ=シカマル(頭の回転が速く知識も豊富だが学校の授業は苦手)、モーちゃん=チョウジ(言わずもがな)かな? -- 名無しさん (2020-03-18 10:54:50) - 中年編age47でハチベエが市会議員に当選したのはちょっと感動したな。生徒会選挙のリベンジがやっと果たせたから -- 名無しさん (2020-06-12 00:47:23) - 意外とズッコケっぷりが窮地を脱することも多いというのがいい -- 名無しさん (2020-07-28 21:55:19) - 宮崎あおいや戸田恵梨香も出てたりする。 -- 名無しさん (2021-02-25 21:53:49) - モーちゃんのあだ名の由来って「スローモー」「牛」以外にあったの…?知らなかった… -- 名無しさん (2021-04-03 21:30:33) - ↑13素直に因果応報って言えるかというと…ってくらいエグい後日談だよな、あと児童会長選で争ったあのキャラのその後もな… -- 名無しさん (2021-04-03 21:40:27) - 読んでる途中に「あれ?なんか女キャラの絵が前より可愛くなったぞ…?」って疑問に思ってたら絵の人が亡くなってたの知ってびっくりしたな -- 名無しさん (2021-05-01 08:49:49) - 今にして思えば最初の巻から賞金かかったクイズ番組で反則使おうとするっていうまあまあのことしてたんだよなあ -- 名無しさん (2021-05-25 06:21:22) - 本日、作者の那須正幹さんが79歳で亡くなりました。心よりお悔やみ申し上げます。 -- 名無しさん (2021-07-22 19:05:26) - 小学生の頃の愛読書だったなあ。R.I.P -- 名無しさん (2021-07-22 19:13:22) - ほんとモーちゃんだけ幼少期も中年期も波乱万丈過ぎる…。後藤さんと結ばれなかったのは生々しくもあるが地味にショックだった。 -- 名無しさん (2023-01-28 12:20:47) - ↑6 山賊の話の後日談は何となく覚えてるんだけど,会長選挙の津久田茂ってその後どうなってたんだっけ。 -- 名無しさん (2023-01-29 18:18:59) - ↑電車に轢かれて事故死。ただ過労で鬱になっていたので飛び込み自殺だったのでは?とも言われてる -- 名無しさん (2023-01-29 18:30:17) - 小学生向けにしては結構リアルな部分もあったりドロドロもある作風だったけど中年ではそれが顕著になった感 -- 名無しさん (2023-08-30 23:43:38) - なんだかんだで中年編でも3人ともそれぞれ生活が充実して幸せになった -- 名無しさん (2023-08-31 00:15:37) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/05(水) 21:30:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『&bold(){ズッコケ三人組}』とは、ポプラ社から出版されていた、那須正幹による児童文学シリーズ作品。 何度かドラマ化や[[アニメ化]]もされている。 *◆概要 中国地方にある架空の県・稲穂県ミドリ市花山町(モデルは[[広島県]])。((ちなみにこの県の大人達は競輪(自転車)で遊ぶものが多いとされており(『発明狂時代』・『中年三人組』より)、この由来は広島県広島市の広島競輪場や山口県防府市(作者の成人後の居住地)の防府競輪場だろうか?)) そこにある市立花山第二小学校に通う三人の男子児童&bold(){ハチベエ、ハカセ、モーちゃん}の三人が巻き起こしたり巻き込まれたりした事件を書いた話。 一巻はオムニバス形式で短い話がいくつか収録されているが、以降は一巻で一つの話を取り上げている。 一巻の時点で&bold(){水死体}が挿絵付きで登場し、二巻目で&bold(){殺人事件}が発生するなど、児童文学にしてはなかなか攻めた作風が特徴。 内容は学校行事ネタからタイムスリップ、オカルト、商売、ミステリー、怪盗との戦い、震災、家出、アイドルデビュー等多岐に渡る。宇宙人に連れられて宇宙に行った事も。 また、公式に年表は存在するが怪盗X三部作等の一部を除き、基本的に一話毎に設定はリセットされており、 修学旅行を題材にした話が複数あったり、また時間軸も刊行された頃に合わせている為、全ての話が一つの時系列とするのは無理がある構成。   見返し(表紙や裏表紙の裏)には花山町の地図や6年1組の面々が書かれており、それらに記された場所や生徒はモブでも話に絡んできたりする事も。 1978年から2004年の26年間に渡って50巻が刊行された後、 2005年からは毎年12月に40代になった三人組や他の面々を書いた『ズッコケ中年三人組』シリーズが刊行されていた。 こちらは三人組が第一作目にあたる『それいけ!ズッコケ三人組』が刊行された1978年度に三人組が小学校を卒業したという設定の元、 40代になった三人組とその周辺で起きる事件を描く作品である。 三人組がずっと小学生のままだったズッコケ三人組シリーズに対して、こちらは作中でリアルタイムに年月が過ぎており、登場人物も年を取っている。一般向けの作品で、不倫や死といった少々重たい話も含まれている。 また『ズッコケ三人組』シリーズ各作品の後日談も語られているが、いずれも1978年の事として語られる為、 特に作中でテレビゲームやパソコンも登場し、近代を舞台としていた作品とは明らかな矛盾も発生するパラレルな続編と言える。 2015年12月刊行の『ズッコケ熟年三人組』をもって完結。 また他には『プレコミックブンブン』で連載されていた矢澤和重・新山たかしによる子ども向け推理漫画『名探偵ズッコケ三人組』なんてのもある。 こちらは小学五年生の三人組が結成した少年探偵団の活躍を描く作品。 オリジナルのレギュラーキャラクターも登場する。 三人組をはじめとした原作キャラは原作の絵柄に忠実に描かれているが、 作画担当がかつて『半熟忍法帳』や『ドラクエ4コマ』においてお色気ネタを得意とした新山氏なだけはあり、女性キャラは非常に可愛い。 *◆登場人物 ・八谷良平 CV:高乃麗(TV)/坂本千夏(OVA)/[[山口勝平]](TVSP) 演:山田克二→石坂晴樹→小林宏至→米田良(TV)/小橋賢児→森翔吾(映画) 通称「ハチベエ」。 やんちゃで色黒、つばつき帽子を後ろ向きに被っている背の低い少年。 おっちょこちょいで女好き。考えるより先に行動するタイプのトラブルメーカー。 勉強はからっきし駄目だが機転と運動能力には優れており、正義感も強い。 家業は商店街で八百屋を営んでおり、よく親から店番を任される。 三人組の中では唯一の一人っ子。 ・山中正太郎 CV:松本さち(TV)/小粥よう子(OVA)/[[高山みなみ]](TVSP) 演:井上光二→斎藤慧→安藤奏→井前隆一朗(TV)/大友大輔→金井勇太(映画) 通称「ハカセ」。 ノッポでやせ形、作中では「ラッキョウに眼鏡をかけた」と形容される容姿。 ハチベエと対照的に勉強が得意で、あだ名の通り博識(とはいえ小学生レベルなので穴も多い)。理系が得意。 しかし本番で実力を発揮出来ないタイプで、テストの点数はあまり良くない。 何故かトイレに篭ると集中力がアップし、家ではよくトイレで図鑑や辞典を読んでいる。 家族は両親と2歳下の妹、道子がいる。   ・奥田三吉 CV:鶴岡聡(TV)/桜井敏治(OVA・TVSP) 演:田庭崇→内村智章→中山雄二→佐野貴博(TV)/畠山直己→島田正直(映画) 通称「モーちゃん」。 大食いで肥満体の少年で、遅刻常習犯。あだ名はスローモーから……というのは表の理由。 しかし性格は非常に温和で、それ故に女子からは意外と人気がある。気弱な面もあるが、やる時はやる。 家族は母と4歳上の姉のタエ子がいる。父親は離婚している。 あだ名の本当の由来、家族構成など実は色々と複雑。 ・荒井陽子 CV:今野宏美(TV)/室井深雪(OVA)/[[岡村明美]](TVSP) 演:熊谷周子→鳴海香理→吉田有希→岡本奈月(TV)/遠野なぎこ→並木絵里子(映画) 三人組のクラスメイトの美少女。圭子、由美子とはよく一緒に行動している。 優等生で性格は少々キツい。ハチベエから好かれているが、別に毛嫌いしてはいないながらも特に良い印象は持っていない。 ズッコケ三人組とは行動をよく共にし、彼らを助ける・逆に助けられることが多い一方、文化祭の時には利害が相反したり、彼らから同行を求められた際には「あんたらは頼りない(要約)」と言って圭子や由美子の同行を呑ませるなど親友とは必ずしも言い難い一面もある。ただし、株主の一件だったり、忍者軍団結成だったり、オンブスマンでの同行をしているあたり、ただの友達でないことだけは確か。 クラスでも一目置かれており、文化祭の劇でも主役を演じている。後に私立中学に進学した。 『中年三人組』シリーズでは、45歳にしてハカセと結婚。後に47歳で[[高齢出産]]している。 ・安藤圭子 CV:横山智佐(TV)/市原由美(TVSP) 演:野口一美→[[岡村英梨>喜多村英梨]]→村田悠希→北城佳音(TV)/石橋友子(映画) 陽子同様に三人組のクラスメイトでショートカットの美少女。当初は陽子・圭子とは別枠だったが、やがて彼女らと合わせて美少女トリオとして扱われることになった。 気が強いが面倒見は良く、特に長い付き合いのハチベエとはよく言い争いをしていた。 『中年三人組』シリーズでは……23歳でハチベエとデキ婚した事が明かされた。なお本編の『未来報告』でもハチベエと結ばれている。 ドラマ版で2代目を演じていた岡村英梨は、当時[[子役]]だった声優の喜多村英梨氏。 ・榎本由美子 CV:[[神田朱未]](TV)/長沢美樹(TVSP) 演:伊藤織美→坂上真倫→北原ひとみ→戸田恵梨香(TV)/竹山ゆい子(映画) 陽子、圭子と共にクラスの美少女トリオの一人でよく行動を共にする。 ・後藤淳子 CV:天神有海(TV) 演:住吉れいな(TV) モーちゃんの隣の席の女子。おおらかで、クラス一の[[巨乳]]。   ・宅和源太郎 CV:辻親八(TV)/辻村真人(TVSP) 演:三角八朗→渡辺いっけい→清水圭(TV)/寺尾聰→河原さぶ(映画) 三人組らが在籍する6年1組の担任。あだ名はタクワン。 ベテラン教師で頑固な面もあるが必要以上に叱りはしない等、人間としても出来ている人物で、三人組をはじめとした児童達からは尊敬を集めている。 最終巻エピローグでは諸事情から三人組の小学校卒業と共に退職を決意し、三人組が引き止めるシーンで終了した。 『中年三人組』シリーズでは、2011年に88歳で死去。 なお原作での容姿は「ハゲ気味で眼鏡をかけた初老男性」だが、なぜか実写版でそれが再現されたことはない。 ・怪盗X CV:原田大二郎(TV) 演:橋本さとし(TV)/藤竜也(映画) 凄腕の怪盗で、現場には必ずXと書かれたカードを残す。 三人組とは三度に渡って戦った。 ・ドラゴン部隊 「参上!ズッコケ忍者軍団」に登場。ズッコケ三人組達花山第二小学校の生徒の秘密の虫取り場に居座っていた嫌な集団。虫取り場をめぐり、第一小学校との激戦が幕を開ける。 &s(){やっていることが小学生のそれではないとか言ってはいけない。}   ・望月美香 『名探偵ズッコケ三人組』オリジナルキャラクターで、稲穂県警ミドリ西署の女性刑事。25歳独身。 スタイル抜群のお茶目な美人ではあるが、武道の達人で怒るとムチャクチャ怖い。三人組の活躍によって手柄を立てている節もある。 割と子どもっぽい所もあるが、三人組の姉貴分、また警察官として 様々な事件に挑む三人組をサポートする。   追記・修正はファンクラブ会員の方にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ファンクラブ手帳が00年あたりからまったく更新されなかった件。 -- 名無しさん (2014-03-26 06:31:06) - 小学生のころにテレビ局に見学行ったら撮影やってて三人組の役者さんが手を振ってくれたのをよく覚えてる。 -- 名無しさん (2014-03-26 08:19:05) - オンブズマンの回では、ハチベエの母親が池沼にしか見えない。「お前、痴漢したんじゃないんだろ?」 -- 名無しさん (2014-03-26 10:19:31) - 忍者軍団を結成した時に自分に異名を付けてる時点でハカセもやっぱ消防なんだなって思ったよ。 -- 名無しさん (2014-11-02 21:03:05) - >宅和先生 三人組の小学校卒業と共に定年退職した。←間違い。定年ではなく自分の意思で辞めた。 -- 名無しさん (2014-11-02 21:39:48) - ドラマからノベライズと思ってたけど文学からドラマだったんだね -- 名無しさん (2015-04-19 14:39:51) - 『昔は「3人のような冒険がしたい」って子どもたちの感想が多かったけど、今は「3人のような友達が欲しい」って感想を送る子どもたちが増えてる。これも時代の流れなのかな…』 ってズッコケ放送時の番組で言ってたなぁ。 それも10年以上前の話だから今やったらどうなることやら… -- 名無しさん (2015-08-13 06:59:15) - モーちゃんの両親が離婚した理由は、お父さんがすごい大酒飲みで、お母さんとお姉さんのタエコさんをいじめてるので、モーちゃんが生まれた時、離婚しました。 -- 名無しさん (2015-11-14 08:22:48) - ↑お前、わかっててそれ書いてるだろ…? -- 名無しさん (2015-11-14 09:32:46) - ↑なんか反省\(__) -- 名無しさん (2015-11-14 11:17:53) - 2巻の「探偵団」の頃は、そういう設定だったんだよな。モーちゃん自身が「父さんが大酒飲みだったんだって」と言ってたからな。 -- 名無しさん (2016-02-20 12:14:31) - ズッコケの非日常系の話は、涼宮ハルヒシリーズみたいだな -- 名無しさん (2016-02-20 12:43:14) - 安藤圭子のツンデレぶりが懐かしい -- 名無しさん (2016-02-20 14:29:58) - 山賊の話の後日談知って、何とも形容しがたい気分になったのは俺だけではないはず… -- 名無しさん (2016-02-20 14:41:32) - ↑ それって中年三人組のエピソードね。見てない人も多そう。 -- 名無しさん (2016-06-13 19:36:05) - タイガー部隊を結成してドラゴン部隊って悪ガキ共に仕返しする話は溜飲が下がった記憶がある。 -- 名無しさん (2017-01-18 16:54:38) - 生徒会長の話は今の子供に読んでもらいたい。 -- 名無しさん (2017-05-16 17:15:23) - 懐かしいなぁ 小学校三年生ぐらいの時よく読んだよ -- 名無しさん (2017-05-16 18:13:00) - 実写版にキタエリ出てたんか -- 名無しさん (2017-09-21 16:55:19) - 黒幕がめっちゃ腹黒い占いの話覚えてるな -- 名無しさん (2018-09-27 20:33:30) - アニメ版は1話完結じゃなくてドラマみたいに何話か分けてやってほしかったな…学校の怪談とか全然原作と違くてげんなりしたし -- 名無しさん (2018-09-27 21:25:56) - ナルトで例えたらハチベエ=キバ(運動神経抜群のムードメーカー)、ハカセ=シカマル(頭の回転が速く知識も豊富だが学校の授業は苦手)、モーちゃん=チョウジ(言わずもがな)かな? -- 名無しさん (2020-03-18 10:54:50) - 中年編age47でハチベエが市会議員に当選したのはちょっと感動したな。生徒会選挙のリベンジがやっと果たせたから -- 名無しさん (2020-06-12 00:47:23) - 意外とズッコケっぷりが窮地を脱することも多いというのがいい -- 名無しさん (2020-07-28 21:55:19) - 宮崎あおいや戸田恵梨香も出てたりする。 -- 名無しさん (2021-02-25 21:53:49) - モーちゃんのあだ名の由来って「スローモー」「牛」以外にあったの…?知らなかった… -- 名無しさん (2021-04-03 21:30:33) - ↑13素直に因果応報って言えるかというと…ってくらいエグい後日談だよな、あと児童会長選で争ったあのキャラのその後もな… -- 名無しさん (2021-04-03 21:40:27) - 読んでる途中に「あれ?なんか女キャラの絵が前より可愛くなったぞ…?」って疑問に思ってたら絵の人が亡くなってたの知ってびっくりしたな -- 名無しさん (2021-05-01 08:49:49) - 今にして思えば最初の巻から賞金かかったクイズ番組で反則使おうとするっていうまあまあのことしてたんだよなあ -- 名無しさん (2021-05-25 06:21:22) - 本日、作者の那須正幹さんが79歳で亡くなりました。心よりお悔やみ申し上げます。 -- 名無しさん (2021-07-22 19:05:26) - 小学生の頃の愛読書だったなあ。R.I.P -- 名無しさん (2021-07-22 19:13:22) - ほんとモーちゃんだけ幼少期も中年期も波乱万丈過ぎる…。後藤さんと結ばれなかったのは生々しくもあるが地味にショックだった。 -- 名無しさん (2023-01-28 12:20:47) - ↑6 山賊の話の後日談は何となく覚えてるんだけど,会長選挙の津久田茂ってその後どうなってたんだっけ。 -- 名無しさん (2023-01-29 18:18:59) - ↑電車に轢かれて事故死。ただ過労で鬱になっていたので飛び込み自殺だったのでは?とも言われてる -- 名無しさん (2023-01-29 18:30:17) - 小学生向けにしては結構リアルな部分もあったりドロドロもある作風だったけど中年ではそれが顕著になった感 -- 名無しさん (2023-08-30 23:43:38) - なんだかんだで中年編でも3人ともそれぞれ生活が充実して幸せになった -- 名無しさん (2023-08-31 00:15:37) - ↑11子供のころに「”もーちゃん”としないさいよ」と姉にしょっちゅう言われたのを同級生に聞かれたから……だっけ -- 名無しさん (2024-03-27 15:47:31) #comment #areaedit(end) }

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