フレッシュプリキュア!

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&font(#6495ED){登録日}:2009/11/14(土) 22:14:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めるで ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(28px,b){&color(hotpink){みんなで}&color(red){幸せ、}&color(blue){ゲット}&color(orange){だよ!}} } 2009年2月~2010年1月31日の間にテレビ朝日系列で放送開始した『プリキュアシリーズ』の第6作目。 *【概要】 歴代のプリキュアとしては4代目。モチーフは「果実」と「トランプ」、テーマは「幸せ」。キャラクターデザインは香川久。 プリキュアの生みの親である鷲尾天が初めて作品から離れたTVシリーズで、以降は1作品ずつ代替わりするのが定例となっていった。 スタッフが変わったことと、当時のシリーズの課題を見据えて、従来のプリキュアよりも少し年齢層の高い視聴者層に対するアプローチを見据えているのが特徴。 そのため過去作よりやや頭身をあげ、バストのボリュームを増した大人びた雰囲気のメインキャラデザインにされているのが特徴。 蒼乃美希の回では水着とシャワーシーンというダブルコンボが描写されたが、大きいお友達はともかく、 メイン視聴者である幼児の親御さんには不評だったようで、[[こうした要素は次回作からは再び排除されることになってしまう。>プリキュアタブー]] 本作は追加メンバーと合計して4人編成、キャラクター達の通う学校もラブせつを除いてそれぞれ異なっている。 そして今作はシリーズで初めて敵役がプリキュアに転身する、というストーリーが描かれた。 敵の寝返りはこれまでのシリーズにもあったが、プリキュアとして変身して戦うというのは初であり、 自身の罪とプリキュアという正義の味方として戦う苦悩を描く、というこれまでにない内容は視聴者を大いに沸き立たせた。 作品中においてメインとして用いられる要素として「ダンス」が存在し、それぞれ別の夢を持ちながらも、 ダンスグループ「クローバー」を結成して、ダンスレッスンに勤しんでいる。 なお、シリーズでは本作からEDに3DCGを用いたダンス映像が採用されるようになり、以降ブラッシュアップされていく。 振り付けを担当した前田健は本作ではカオルちゃん役として準レギュラー出演し、『スマイル』まで振り付けを担当した。 なお、構想上では恋愛も意識されたようだが、ラブ個人のそれはいくらか描かれたものの、前作までのロマンス感と比べると控えめ。 GoGoまでの劇伴を担当した佐藤直紀氏に変わり、本作からの劇伴は高梨康治氏が担当している(『スマイル』まで)。 ハードロック/[[ヘヴィメタル]]を取り入れた新たなサウンドは、ファンから「キュアメタル」と呼ばれている。 本人もプリキュアファンになったらしい。 こうした新機軸の展開は軒並み功を奏し、前作であるプリキュア5を大きく上回る商業成績を記録。 次作品となるハートキャッチでさらに大躍進する前の足がかりを作ったと言えるだろう。 少し大人の目線に目を向けた施策が成功したとは言えないものの、 この頃からプリキュアは少しずつ女性声優の憧れとして注目されるようになった(プリキュアを見ていた層が成長した影響もあるだろう)。 *【あらすじ】 管理国家ラビリンスの総統メビウスは全てのパラレルワールドの征服を目論み、 無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく配下の幹部を四つ葉町へと送り込んだ。 同じくパラレルワールドの一つである妖精たちの住まう国・スウィーツ王国の長老はいち早くメビウスの目論見を察知する。 メビウスの目論見を阻止するため、長老は伝説の戦士プリキュアに全てを託すことにした。 そして、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解く。 四つ葉町へと飛び立ったピックルンは元気いっぱいの女の子・桃園ラブと蒼乃美希、山吹祈里の携帯電話に乗り移り、プリキュアへと変身する力を与えた。 ラブたちはプリキュアとしてラビリンスの野望を打ち砕くために、そして[[みんなの笑顔を守るため>五代雄介]]に戦い続ける。 *【登場人物】 プリキュアとなるメインキャラクターにはそれぞれ口癖が設定されており、頭文字を繋げると「しあわせ」になる。 **プリキュアとその仲間達 ・♥[[&color(hotpink){桃園ラブ/キュアピーチ}>桃園ラブ/キュアピーチ]] 声:[[沖佳苗]] プリキュアの中心的存在。 自分のことよりも他人のことで熱くなれる、人懐っこく天真爛漫。 思い込んだら一直線で裏表のない純粋な性格をしている。 独特な「うおりゃー!」という掛け声が漢らしい。[[羅武兄貴。>兄貴]] 口癖は「幸せゲットだよ!」。 ・♠[[&color(blue){蒼乃美希/キュアベリー}>蒼乃美希/キュアベリー]] 声:[[喜多村英梨]] ラブと祈里の[[幼なじみ]]。 ラブからは普段「美希たん」と呼ばれる。 どんなピンチの時でも希望は忘れない。 口癖は「あたし完璧!」。 ・♦[[&color(orange){山吹祈里/キュアパイン}>山吹祈里/キュアパイン]] 声:[[中川亜紀子]] ラブと美希の幼なじみ。 ラブ達から「ブッキー」というニックネームで呼ばれている。 おっとりとした性格ののんびり屋で少々引っ込み思案なところがあり、天然気質の若干ズレた感性を持つ。 口癖は「私、信じてる!」。 やっぱりスタッフは黄色い子が好き。 ・♣[[&color(red){東せつな/キュアパッション}>イース/東せつな/キュアパッション]] 声:小松由佳 元はラビリンスの幹部だったが、アカルンによりプリキュアとして生まれ変わった。 生真面目で優しく、健気で聡明な性格だが、物事を伝えるのは不器用。 口癖は「精一杯、頑張るわ!」。 ・タルト 声:[[松野太紀]] プリキュアを探すためにラブ達の世界へやってきたスウィーツ王国の「可愛い可愛い妖精さん」。 フェレットの様な姿をして関西弁を話す。 王子であり可愛い許嫁もいる勝ち組である。但しイケメンに変身したりはしない。 ・[[シフォン>シフォン(フレッシュプリキュア!)]] 声:こおろぎさとみ タルトとともにスウィーツ王国からやってきた赤ん坊。 様々な超能力を持っている。 口癖は『我が名はインフィニティー無限のメモリーなり』 &font(#ff0000){ある意味ラスボス} ・知念ミユキ 声:[[飯塚雅弓]] ラブの憧れ的存在でクローバーの師範代。 自称・四人目のプリキュア沖縄美人。 [[4年後には本当に一万年前のプリキュアになった。>ドキドキ!プリキュア]] ・レイカ ミユキに腹蹴りされてる方。 ・ナナ [[巨乳]]ロン毛。 ・カオルちゃん 声:前田健 移動[[ドーナツ>プリキュアシリーズにおけるドーナツ一覧]]店店主。 あんまり気にしない性格故、タルトとは「兄弟」と呼べる仲に。 カオルと言う名はコードネームであり、またの名を『ジェンマ』。&s(){でも本名は橘薫らしい。} 本気を出せばプリキュアを凌駕する力を発揮する。 口癖は「グハッ!」。 ・[[知念大輔>知念大輔(フレッシュプリキュア!)]] ぞっこんラブ命な沖縄野郎。 口癖は「ラブ!」。 ・沢 裕喜 フラれた数は星数、美希のストーカー。 口癖は「美希さん!」。 ・御子柴 健人 成金トッチャン坊や。 口癖は「金!」。 ・由美 ラブの友人。 ・桃園 圭太郎 ラブの父親。 温厚なズラメーカー勤務。婿養子な為、畳屋を継がなかった。 彼がいない時に『お父さん』と言われる。 ・桃園 あゆみ CV:氷上恭子 ラブの母親。 元ピーチの名を持つヒロイン。 ファーストキスの相手は圭太郎ではない。 ・桃園 源吉 ラブの祖父。 四つ葉町商店街(現クローバータウンストリート)最後の畳職人。 孫娘に羅武と名付けたグローバル爺さん。 その昔、激動の異名を持っていた。知識人。 ・蒼乃 レミ 美希の母親。 [[元アイドル探偵。>探偵]]バツイチ。 某料理研究家ではない。 ・一条 和希 CV.KENN 美希の彼氏or弟。 病弱イケメン メインキャラの家族なのに出番が異常に少ない。 口癖は&font(l){[[「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」>遊城十代]]…じゃなくて}「姉さん!」。 ・一条 蒼野レミの元夫で美希と和希の父親。 ・山吹 正 祈里の父親。 ガタイの良い獣医。 ・山吹 尚子 祈里の母親。 俺の嫁。 **[[管理国家ラビリンス]] 総統メビウスによって統治されている世界、ラブ達の世界とは別の次元に存在する。 国民は番号を振られ、生活は勿論のこと、仕事や結婚、&bold(){寿命}といったあらゆる物事を国に管理されている典型的な[[ディストピア]]。 幹部はインフィニティを手に入れることを目的としている。 東西南北の4人の幹部は、ラブたちの世界に潜入するための[[偽名]]を持つ。 ・総統メビウス 声:西村知道 管理国家ラビリンス総統。 全[[パラレルワールド]]の管理・支配を目論む冷徹で無表情な独裁者。 ・[[ウエスター/西隼人]] 声:[[松本保典]] 総統メビウスに仕える幹部の一人。 愛すべきバカ。 昨年は某王国の王だったドナ。 ・[[サウラー/南瞬]] 声:[[鈴村健一]] 総統メビウスに仕える幹部の一人。 冷酷な性格で頭脳を使った策略を好む。 ・イース/&ruby(ひがし){東}せつな 声:小松由佳 総統メビウスに仕えるラビリンスの幹部の一人。 強気で媚びない性格で同僚に対しても心を許さず、[[プリキュア達に対して敵愾心を燃やしていた。>ライバル]] キュアピーチとの一対一の対決の末に[[和解した>裏切り(展開)]]が、直後に寿命が尽きて死亡した。 [[そして…>イース/東せつな/キュアパッション]]。 ・[[ノーザ>ノーザ/北那由他]]/&ruby(きた){北}&ruby(なゆた){那由他} 声:渡辺美佐 総統メビウスに仕える最高幹部。彼女のみ登場が遅い。 サウラー以上に冷酷で、かつ高飛車な性格で強大な力を持つ。 自分のことを「さん」付けで呼ぶことを強要している。 ナケワメーケより一段と強力なソレワターセを使役する。 [[ガイキング>ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]]は関係無い。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体は球根}} ・クライン 前線に出ることなく、ラビリンス本国で国民の寿命などを管理している今作品の中間管理職。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体はトカゲ}} ・ナケワメーケ ・ナキサケーベ ・ソレワターセ ・ホホエミーナ(味方) ・スウィーツ王国の魔人 声:中野慎太郎 本作の憑依モンスター枠。 口癖は「ナケワメーケー!」「うぐゎー」「ソレワターセー!」「シュワシュワー」等々。 *【余談】 ナケワメーケの鳴き声が個体ごとに違うのは、途中で中野慎太郎氏がアドリブで憑依対象に関連する鳴き声を発したからである。 台湾では「FreshPrettyCure!幸福精霊」として放送され、公式サイトには新規と思われるイラストが多くある。 あちらの方々による吹き替えは、日本のファンにも好評である。 韓国版でもイラストが見られ、壁紙コーナーを見ると幸せゲットできる。 なお、これらのイラストはDX2にも参加したキムタカ氏が描いたらしい。 アニメイトではスポーツタオルも販売されたが、ラブとせつなの表情が素晴らしいことになっており即完売した。 健全な商品なのでセーフ。 ファンによって名付けられた「キュアメタル」だが、 [[ハートキャッチプリキュア!]]のサントラ2の帯には、 #center(){&font(#ff0000){「鳴り響くキュアメタル!」}} と記されており、半ば公式の用語となった。 ハートキャッチや『[[スイート>スイートプリキュア♪]]』、『スマイル』でも、朝から熱いBGMを聴くことができた。 高梨康治が担当したプリキュアの劇伴を中心に演奏するイベント『キュアメタルナイト』も何度か開催されている。 みんなで追記・修正ゲットだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - シリーズ構成がマジレンジャーの前川淳さんだからか、他のプリキュアより「家族の絆」をしっかり描いた作品だと思う(せつな居候までの軽易とか決戦前にみんなに正体明かすとか)。代わりに学校生活の描写が犠牲になってしまったが…… -- 名無しさん (2013-09-03 09:18:22) - 「フォーマットを徹底的に外したプリキュア」を目指したプリキュアを狙った結果、無印のなのはみたいなストーリーになった気が (根が繊細ながらとことん前向きな主人公、気が強いのと大人しい性格という相反する性格の友人二人、敵対する側の少女がもう一人の主人公兼ヒロイン、「魔法少女」というかSF気味の百合ストーリー、フェレットな淫獣、「邪悪」とは言えない敵とその目的) -- 名無しさん (2013-10-09 18:40:43) - 紛れもなくプリキュアシリーズの幅を大きく広げた作品。実に良い意味の挑戦作というのが似合う作品 -- 名無しさん (2014-01-03 14:14:48) - 偽母回トラウマものだろ幼女泣くぞ -- 名無しさん (2014-02-08 12:38:50) - ここから、現在も続くご当地ヒーロー色がではじめたな。 -- 名無しさん (2014-02-20 19:01:51) - ↑↑でもみんな頭身高いからフレプリ単体で見るとそこまで違和感無いんだよ。問題は他の作品の方々と並んだとき、特にムーンライトさんは……ハイゆりさんも一コマだけ大きい場面ありました -- 名無しさん (2014-03-03 20:47:35) - 初期の着ぐるみさんは白パンツ(スパッツ)で抜けたよなぁ -- 名無しさん (2014-03-03 21:12:18) - シフォンは、『無限』の記憶を宿したガイアメモリなのか。 -- 名無しさん (2014-04-21 17:11:03) - ↑シフォン=ガイアメモリ説か。ならばこちらは関西弁、イレギュラー的に変身という共通点でタルト=所長説を提唱しよう。 -- 名無しさん (2014-04-21 17:17:05) - 別名「プリキュア電撃隊」 -- 名無しさん (2014-05-25 22:40:44) - トランプモチーフ、2度使ってたんだな。ライダーで言ったらブレイド+鎧武かw -- 名無しさん (2014-06-13 06:26:48) - ブッキー=美雪、タルト=金田一、ミユキさん=玲香なんだよな -- 名無しさん (2014-08-26 03:42:15) - イースの部分「そして…。」でボカす必要なくない? -- 名無しさん (2014-08-29 10:13:59) - 個人的にかなり好みのプリキュアだった -- 名無しさん (2014-10-13 19:00:57) - ローグ「フロッシュを見なかったか!?」 一夜「それならここにいるぞ!フレーッシュ!!!」 一夜は壮大にアソコをローグに見せ・・・ ローグ「下ネタは止めろ!!」 バキッ! 一夜「メーーーン!!!」 -- 名無しさん (2014-11-08 01:56:04) - ここからプリキュアシリーズに革命が起きた -- 名無しさん (2014-11-08 01:59:01) - ↑↑ああ、そういえばローグとサウラーの中の人いっしょだったな -- 名無しさん (2014-11-08 02:06:22) - ↑3フロッシュとシフォンも同じ -- 名無しさん (2014-11-08 02:07:47) - おっ○いって項目やめろwww -- 名無しさん (2014-11-16 01:19:21) - セガタカクナ~ル -- 名無しさん (2015-01-15 01:32:55) - ガ・イ・ム~♪ -- 名無しさん (2015-06-01 19:50:53) - ↑10シフォンが道化人形だという事も忘れてはいけない -- 名無しさん (2015-06-02 17:04:57) - 鎧武のモチーフがフルーツ・ダンスって来たからフレシュがネタにされると確信したな -- 名無しさん (2015-06-11 20:56:50) - ↑続き当時、ドキドキが剣ネタが多すぎたので(戦国武将だが、放送された2009年は戦国時代がブーム) -- 名無しさん (2015-06-11 21:00:16) - 総統メビウス ターミネーター説 -- 名無しさん (2015-07-18 08:43:01) - ナキサケーベが不気味だった記憶がある。他の敵と違って、終始呻き声を上げているし、見た目もこれまでの敵とは違うし・・・。 -- 名無しさん (2017-09-10 00:30:54) - プリキュア初心者に最初に観るのを薦めるとしたらこの作品だろうな評価も高いし 個人的にはその次にS☆S観てほしい -- 名無しさん (2018-06-22 00:41:00) - ↑キャラデザ的にもセーラームーンっぽいプロポーションだからセラムンから入った人は違和感なく見れそう -- 名無しさん (2019-11-21 19:02:59) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/11/14(土) 22:14:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めるで ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(28px,b){&color(hotpink){みんなで}&color(red){幸せ、}&color(blue){ゲット}&color(orange){だよ!}} } 2009年2月~2010年1月31日の間にテレビ朝日系列で放送開始した『プリキュアシリーズ』の第6作目。 *【概要】 歴代のプリキュアとしては4代目。モチーフは「果実」と「トランプ」、テーマは「幸せ」。キャラクターデザインは香川久。 プリキュアの生みの親である鷲尾天が初めて作品から離れたTVシリーズで、以降は1作品ずつ代替わりするのが定例となっていった。 スタッフが変わったことと、当時のシリーズの課題を見据えて、従来のプリキュアよりも少し年齢層の高い視聴者層に対するアプローチを見据えているのが特徴。 そのため過去作よりやや頭身をあげ、バストのボリュームを増した大人びた雰囲気のメインキャラデザインにされているのが特徴。 蒼乃美希の回では水着とシャワーシーンというダブルコンボが描写されたが、大きいお友達はともかく、 メイン視聴者である幼児の親御さんには不評だったようで、[[こうした要素は次回作からは再び排除されることになってしまう。>プリキュアタブー]] 本作は追加メンバーと合計して4人編成、キャラクター達の通う学校もラブせつを除いてそれぞれ異なっている。 そして今作はシリーズで初めて敵役がプリキュアに転身する、というストーリーが描かれた。 敵の寝返りはこれまでのシリーズにもあったが、プリキュアとして変身して戦うというのは初であり、 自身の罪とプリキュアという正義の味方として戦う苦悩を描く、というこれまでにない内容は視聴者を大いに沸き立たせた。 作品中においてメインとして用いられる要素として「ダンス」が存在し、それぞれ別の夢を持ちながらも、 ダンスグループ「クローバー」を結成して、ダンスレッスンに勤しんでいる。 なお、シリーズでは本作からEDに3DCGを用いたダンス映像が採用されるようになり、以降ブラッシュアップされていく。 振り付けを担当した前田健は本作ではカオルちゃん役として準レギュラー出演し、『スマイル』まで振り付けを担当した。 なお、構想上では恋愛も意識されたようだが、ラブ個人のそれはいくらか描かれたものの、前作までのロマンス感と比べると控えめ。 GoGoまでの劇伴を担当した佐藤直紀に変わり、本作からの劇伴は高梨康治が担当している(『スマイル』まで)。 前作まではオーケストラサウンドが主軸だったが、今作のハードロック/[[ヘヴィメタル]]を取り入れた新たなサウンドは、ファンから「キュアメタル」と呼ばれている((同年放送されていた仮面ライダーWの主人公の使いアイテムにメタルメモリがあったことも後押しした))。 女児アニメにヘヴィメタルとは?と思うかもしれないが、当然ながら高梨のロックサウンドが劇中に噛み合うよう作曲されている。 本人もその呼称を大いに気に入ってキュアメタルと称したライブを開いたり、寄せ書きに「高梨キュアメタル康治」と書いたり、ついにはプリキュアファンになったらしい。 こうした新機軸の展開は軒並み功を奏し、前作であるプリキュア5を大きく上回る商業成績を記録。 次作品となるハートキャッチでさらに大躍進する前の足がかりを作ったと言えるだろう。 少し大人の目線に目を向けた施策が成功したとは言えないものの、 この頃からプリキュアは少しずつ女性声優の憧れとして注目されるようになった(プリキュアを見ていた層が成長した影響もあるだろう)。 *【あらすじ】 管理国家ラビリンスの総統メビウスは全てのパラレルワールドの征服を目論み、 無限メモリー「インフィニティ」を手に入れるべく配下の幹部を四つ葉町へと送り込んだ。 同じくパラレルワールドの一つである妖精たちの住まう国・スウィーツ王国の長老はいち早くメビウスの目論見を察知する。 メビウスの目論見を阻止するため、長老は伝説の戦士プリキュアに全てを託すことにした。 そして、プリキュアへと変身する力を与える妖精「ピックルン」の封印を解く。 四つ葉町へと飛び立ったピックルンは元気いっぱいの女の子・桃園ラブと蒼乃美希、山吹祈里の携帯電話に乗り移り、プリキュアへと変身する力を与えた。 ラブたちはプリキュアとしてラビリンスの野望を打ち砕くために、そして[[みんなの笑顔を守るため>五代雄介]]に戦い続ける。 *【登場人物】 プリキュアとなるメインキャラクターにはそれぞれ口癖が設定されており、頭文字を繋げると「しあわせ」になる。 **プリキュアとその仲間達 ・♥[[&color(hotpink){桃園ラブ/キュアピーチ}>桃園ラブ/キュアピーチ]] 声:[[沖佳苗]] プリキュアの中心的存在。 自分のことよりも他人のことで熱くなれる、人懐っこく天真爛漫。 思い込んだら一直線で裏表のない純粋な性格をしている。 独特な「うおりゃー!」という掛け声が漢らしい。[[羅武兄貴。>兄貴]] 口癖は「幸せゲットだよ!」。 ・♠[[&color(blue){蒼乃美希/キュアベリー}>蒼乃美希/キュアベリー]] 声:[[喜多村英梨]] ラブと祈里の[[幼なじみ]]。 ラブからは普段「美希たん」と呼ばれる。 どんなピンチの時でも希望は忘れない。 口癖は「あたし完璧!」。 ・♦[[&color(orange){山吹祈里/キュアパイン}>山吹祈里/キュアパイン]] 声:[[中川亜紀子]] ラブと美希の幼なじみ。 ラブ達から「ブッキー」というニックネームで呼ばれている。 おっとりとした性格ののんびり屋で少々引っ込み思案なところがあり、天然気質の若干ズレた感性を持つ。 口癖は「私、信じてる!」。 やっぱりスタッフは黄色い子が好き。 ・♣[[&color(red){東せつな/キュアパッション}>イース/東せつな/キュアパッション]] 声:小松由佳 元はラビリンスの幹部だったが、アカルンによりプリキュアとして生まれ変わった。 生真面目で優しく、健気で聡明な性格だが、物事を伝えるのは不器用。 口癖は「精一杯、頑張るわ!」。 ・タルト 声:[[松野太紀]] プリキュアを探すためにラブ達の世界へやってきたスウィーツ王国の「可愛い可愛い妖精さん」。 フェレットの様な姿をして関西弁を話す。 王子であり可愛い許嫁もいる勝ち組である。但しイケメンに変身したりはしない。 ・[[シフォン>シフォン(フレッシュプリキュア!)]] 声:こおろぎさとみ タルトとともにスウィーツ王国からやってきた赤ん坊。 様々な超能力を持っている。 口癖は『我が名はインフィニティー無限のメモリーなり』 &font(#ff0000){ある意味ラスボス} ・知念ミユキ 声:[[飯塚雅弓]] ラブの憧れ的存在でクローバーの師範代。 自称・四人目のプリキュア沖縄美人。 [[4年後には本当に一万年前のプリキュアになった。>ドキドキ!プリキュア]] ・レイカ ミユキに腹蹴りされてる方。 ・ナナ [[巨乳]]ロン毛。 ・カオルちゃん 声:前田健 移動[[ドーナツ>プリキュアシリーズにおけるドーナツ一覧]]店店主。 あんまり気にしない性格故、タルトとは「兄弟」と呼べる仲に。 カオルと言う名はコードネームであり、またの名を『ジェンマ』。&s(){でも本名は橘薫らしい。} 本気を出せばプリキュアを凌駕する力を発揮する。 口癖は「グハッ!」。 ・[[知念大輔>知念大輔(フレッシュプリキュア!)]] ぞっこんラブ命な沖縄野郎。 口癖は「ラブ!」。 ・沢 裕喜 フラれた数は星数、美希のストーカー。 口癖は「美希さん!」。 ・御子柴 健人 成金トッチャン坊や。 口癖は「金!」。 ・由美 ラブの友人。 ・桃園 圭太郎 ラブの父親。 温厚なズラメーカー勤務。婿養子な為、畳屋を継がなかった。 彼がいない時に『お父さん』と言われる。 ・桃園 あゆみ CV:氷上恭子 ラブの母親。 元ピーチの名を持つヒロイン。 ファーストキスの相手は圭太郎ではない。 ・桃園 源吉 ラブの祖父。 四つ葉町商店街(現クローバータウンストリート)最後の畳職人。 孫娘に羅武と名付けたグローバル爺さん。 その昔、激動の異名を持っていた。知識人。 ・蒼乃 レミ 美希の母親。 [[元アイドル探偵。>探偵]]バツイチ。 某料理研究家ではない。 ・一条 和希 CV.KENN 美希の彼氏or弟。 病弱イケメン メインキャラの家族なのに出番が異常に少ない。 口癖は&font(l){[[「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」>遊城十代]]…じゃなくて}「姉さん!」。 ・一条 蒼野レミの元夫で美希と和希の父親。 ・山吹 正 祈里の父親。 ガタイの良い獣医。 ・山吹 尚子 祈里の母親。 俺の嫁。 **[[管理国家ラビリンス]] 総統メビウスによって統治されている世界、ラブ達の世界とは別の次元に存在する。 国民は番号を振られ、生活は勿論のこと、仕事や結婚、&bold(){寿命}といったあらゆる物事を国に管理されている典型的な[[ディストピア]]。 幹部はインフィニティを手に入れることを目的としている。 東西南北の4人の幹部は、ラブたちの世界に潜入するための[[偽名]]を持つ。 ・総統メビウス 声:西村知道 管理国家ラビリンス総統。 全[[パラレルワールド]]の管理・支配を目論む冷徹で無表情な独裁者。 ・[[ウエスター/西隼人]] 声:[[松本保典]] 総統メビウスに仕える幹部の一人。 愛すべきバカ。 昨年は某王国の王だったドナ。 ・[[サウラー/南瞬]] 声:[[鈴村健一]] 総統メビウスに仕える幹部の一人。 冷酷な性格で頭脳を使った策略を好む。 ・イース/&ruby(ひがし){東}せつな 声:小松由佳 総統メビウスに仕えるラビリンスの幹部の一人。 強気で媚びない性格で同僚に対しても心を許さず、[[プリキュア達に対して敵愾心を燃やしていた。>ライバル]] キュアピーチとの一対一の対決の末に[[和解した>裏切り(展開)]]が、直後に寿命が尽きて死亡した。 [[そして…>イース/東せつな/キュアパッション]]。 ・[[ノーザ>ノーザ/北那由他]]/&ruby(きた){北}&ruby(なゆた){那由他} 声:渡辺美佐 総統メビウスに仕える最高幹部。彼女のみ登場が遅い。 サウラー以上に冷酷で、かつ高飛車な性格で強大な力を持つ。 自分のことを「さん」付けで呼ぶことを強要している。 ナケワメーケより一段と強力なソレワターセを使役する。 [[ガイキング>ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]]は関係無い。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体は球根}} ・クライン 前線に出ることなく、ラビリンス本国で国民の寿命などを管理している今作品の中間管理職。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){正体はトカゲ}} ・ナケワメーケ ・ナキサケーベ ・ソレワターセ ・ホホエミーナ(味方) ・スウィーツ王国の魔人 声:中野慎太郎 本作の憑依モンスター枠。 口癖は「ナケワメーケー!」「うぐゎー」「ソレワターセー!」「シュワシュワー」等々。 *【余談】 ナケワメーケの鳴き声が個体ごとに違うのは、途中で中野慎太郎氏がアドリブで憑依対象に関連する鳴き声を発したからである。 台湾では「FreshPrettyCure!幸福精霊」として放送され、公式サイトには新規と思われるイラストが多くある。 あちらの方々による吹き替えは、日本のファンにも好評である。 韓国版でもイラストが見られ、壁紙コーナーを見ると幸せゲットできる。 なお、これらのイラストはDX2にも参加したキムタカ氏が描いたらしい。 アニメイトではスポーツタオルも販売されたが、ラブとせつなの表情が素晴らしいことになっており即完売した。 健全な商品なのでセーフ。 ファンによって名付けられた「キュアメタル」だが、 [[ハートキャッチプリキュア!]]のサントラ2の帯には、 #center(){&font(#ff0000){「鳴り響くキュアメタル!」}} と記されており、半ば公式の用語となった。 ハートキャッチや『[[スイート>スイートプリキュア♪]]』、『スマイル』でも、朝から熱いBGMを聴くことができた。 高梨康治が担当したプリキュアの劇伴を中心に演奏するイベント『キュアメタルナイト』も何度か開催されている。 みんなで追記・修正ゲットだよ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,25) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - シリーズ構成がマジレンジャーの前川淳さんだからか、他のプリキュアより「家族の絆」をしっかり描いた作品だと思う(せつな居候までの軽易とか決戦前にみんなに正体明かすとか)。代わりに学校生活の描写が犠牲になってしまったが…… -- 名無しさん (2013-09-03 09:18:22) - 「フォーマットを徹底的に外したプリキュア」を目指したプリキュアを狙った結果、無印のなのはみたいなストーリーになった気が (根が繊細ながらとことん前向きな主人公、気が強いのと大人しい性格という相反する性格の友人二人、敵対する側の少女がもう一人の主人公兼ヒロイン、「魔法少女」というかSF気味の百合ストーリー、フェレットな淫獣、「邪悪」とは言えない敵とその目的) -- 名無しさん (2013-10-09 18:40:43) - 紛れもなくプリキュアシリーズの幅を大きく広げた作品。実に良い意味の挑戦作というのが似合う作品 -- 名無しさん (2014-01-03 14:14:48) - 偽母回トラウマものだろ幼女泣くぞ -- 名無しさん (2014-02-08 12:38:50) - ここから、現在も続くご当地ヒーロー色がではじめたな。 -- 名無しさん (2014-02-20 19:01:51) - ↑↑でもみんな頭身高いからフレプリ単体で見るとそこまで違和感無いんだよ。問題は他の作品の方々と並んだとき、特にムーンライトさんは……ハイゆりさんも一コマだけ大きい場面ありました -- 名無しさん (2014-03-03 20:47:35) - 初期の着ぐるみさんは白パンツ(スパッツ)で抜けたよなぁ -- 名無しさん (2014-03-03 21:12:18) - シフォンは、『無限』の記憶を宿したガイアメモリなのか。 -- 名無しさん (2014-04-21 17:11:03) - ↑シフォン=ガイアメモリ説か。ならばこちらは関西弁、イレギュラー的に変身という共通点でタルト=所長説を提唱しよう。 -- 名無しさん (2014-04-21 17:17:05) - 別名「プリキュア電撃隊」 -- 名無しさん (2014-05-25 22:40:44) - トランプモチーフ、2度使ってたんだな。ライダーで言ったらブレイド+鎧武かw -- 名無しさん (2014-06-13 06:26:48) - ブッキー=美雪、タルト=金田一、ミユキさん=玲香なんだよな -- 名無しさん (2014-08-26 03:42:15) - イースの部分「そして…。」でボカす必要なくない? -- 名無しさん (2014-08-29 10:13:59) - 個人的にかなり好みのプリキュアだった -- 名無しさん (2014-10-13 19:00:57) - ローグ「フロッシュを見なかったか!?」 一夜「それならここにいるぞ!フレーッシュ!!!」 一夜は壮大にアソコをローグに見せ・・・ ローグ「下ネタは止めろ!!」 バキッ! 一夜「メーーーン!!!」 -- 名無しさん (2014-11-08 01:56:04) - ここからプリキュアシリーズに革命が起きた -- 名無しさん (2014-11-08 01:59:01) - ↑↑ああ、そういえばローグとサウラーの中の人いっしょだったな -- 名無しさん (2014-11-08 02:06:22) - ↑3フロッシュとシフォンも同じ -- 名無しさん (2014-11-08 02:07:47) - おっ○いって項目やめろwww -- 名無しさん (2014-11-16 01:19:21) - セガタカクナ~ル -- 名無しさん (2015-01-15 01:32:55) - ガ・イ・ム~♪ -- 名無しさん (2015-06-01 19:50:53) - ↑10シフォンが道化人形だという事も忘れてはいけない -- 名無しさん (2015-06-02 17:04:57) - 鎧武のモチーフがフルーツ・ダンスって来たからフレシュがネタにされると確信したな -- 名無しさん (2015-06-11 20:56:50) - ↑続き当時、ドキドキが剣ネタが多すぎたので(戦国武将だが、放送された2009年は戦国時代がブーム) -- 名無しさん (2015-06-11 21:00:16) - 総統メビウス ターミネーター説 -- 名無しさん (2015-07-18 08:43:01) - ナキサケーベが不気味だった記憶がある。他の敵と違って、終始呻き声を上げているし、見た目もこれまでの敵とは違うし・・・。 -- 名無しさん (2017-09-10 00:30:54) - プリキュア初心者に最初に観るのを薦めるとしたらこの作品だろうな評価も高いし 個人的にはその次にS☆S観てほしい -- 名無しさん (2018-06-22 00:41:00) - ↑キャラデザ的にもセーラームーンっぽいプロポーションだからセラムンから入った人は違和感なく見れそう -- 名無しさん (2019-11-21 19:02:59) #comment #areaedit(end) }

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