「インクレディブル・ハルク(映画)」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
「インクレディブル・ハルク(映画)」(2024/02/06 (火) 18:18:48) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&font(#6495ED){登録日}：2012/05/18(金) 17:51:24
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 5 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
◆インクレディブル・ハルク
#center(){&font(30px,b){その&font(#008000){「力」}、ためらうな。}}
*【概要】
『インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)』は2008年の米アクション映画。
MARVELコミックス自らが主導して製作された実写ヒーロー映画シリーズの第2弾で、同年公開の『[[アイアンマン>アイアンマン(映画)]]』と同じく『[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(2012年の映画)]]』プロジェクトへと続くクロスオーバーシリーズ「[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]」の一つ。
尚、ハルクを主人公とした実写映画としては『X-MEN』シリーズ、『スパイダーマン』シリーズ、『ファンタスティック・フォー』シリーズと共に03年には既に『ハルク』の題名で実現していたが、この03年度版はSFXこそ評価されたものの、非常に回りくどい内容、且つヒーロー映画としてはカタルシスに欠ける内容で批判が多かった事がMARVELコミックス自らに実写化を先導する決意をさせた契機となったとも言われている。
本作の出来事自体は後のMCU作品でも何度か触れられているが、『アベンジャーズ』でブルース役の俳優がマーク・ラファロに変更され、ラファロ主演で一度は企画されていた単独映画の続編も制作されず、本作キャストの他作品客演も『[[シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ]]』まで実現しなかったため、ユニバースの中でも独立した作品となっていた。続編製作を巡る事情としては、ハルクの映画化権がユニバーサルに残った事による権利関係の問題が原因であるとラファロが明かしている。俳優変更も映画の設定に大きく影響しておらず、映画内のブルースは決して顔を整形などで変えたわけではなく、ハルクとしての姿を多くの人々に恐れられている事情もあり、表舞台に中々姿を現せない状態が続いた。『[[アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー]]』でのロスとアベンジャーズの会話シーンで、ブルースがロスに存在を悟られないように別室に身を潜めていた描写も本作の名残であり、同作監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟は、未だ再登場が実現していないベティにもインタビューで言及している。
更に本作に名もなき学生役で出演したマーティン・スターは、後にMCU版スパイダーマンシリーズでロジャー・ハリントンを演じる事になり、コアなファンの間では同一人物説が持ち上がったが、後に二人が同一人物である設定が公式サイドから明かされている。
ノートンも本作の製作当時について時折語っており、MCUを降板した理由の一つとして、MARVELとの間でブルース／ハルクのキャラクター性に対する意見の相違があった事を明かしている。本作の時点で神経質な面が強かったブルースは、MCUが続いていくにつれて徐々に明るい部分が強調されるようにもなっていったが、原作コミックのファンであるノートンはダークテイストが強い続編を希望していたとか。
こういった複雑な事情もあり、公式サイドからも言及される機会が少ないが、黒歴史扱いされているわけではなく、現在もれっきとしたMCUの1作である。
2017年10月に開催されたマーベル・スタジオ10周年を祝したパーティーにも、ウィリアム・ハートとルイ・レテリエ監督が参加しており、ラファロと同じ場に会した。
*【スタッフ】
■監督:ルイ・レテリエ
■原案:ザック・ベン
■脚本:ザック・ベン
■製作:アヴィ・アラッド、ゲイル・アン・ハート、ケヴィン・ファイギ
*【物語】
軍の指揮下で、放射線を利用した超人兵士計画に参加していた科学者ブルース・バナーは、自らを被検体とした実験に失敗。
……大量のガンマ線を体内に浴びた結果、緑色の巨人(ハルク)へと変身してしまう。
感情を抑制出来ないままに施設を破壊し、恋人ベティにも重傷を負わせてしまったブルースは、失意の中で自らの肉体を治療する道を探るべく、軍の監視下から逃亡して南米に逃れる。
しかし、潜伏先のガラナソーダ工場で商品の一つに紛れ込んだブルースの血を飲み卒倒した犠牲者が現れた事で、遂にブルースの居場所を突き止めたプロジェクトの主導者ロス将軍は特殊部隊を率いてブルースの捕獲に乗り出すのだった。
……そして、軍の包囲網の中、暗闇から巨大な怪物が吠吼と共に姿を現す……！
*【登場人物】
◆ブルース・バナー
演:エドワード・ノートン/吹替:[[水嶋ヒロ>仮面ライダーカブト]]
自らの施した放射線による遺伝子変異実験により、緑色の巨人へと変身してしまった科学者。
尚、ブルースは放射線への耐性を測る実験と聞かされていたのだが、実は軍の目的は大戦中からスタートした超人兵士計画の再開にあった。
軍から逃亡しつつ、自らの肉体の治療の道を探っていたが……
吹替は[[天の道を行き、全てを司る>天道総司]][[悪魔で執事>セバスチャン・ミカエリス]]な作家……&font(l){ちょっと浮いてる？}
もし『アベンジャーズ』以降にノートンが続投していたら、吹き替えの扱いはどうなっていたのだろうか？
◆ベティ・ロス
演:リヴ・タイラー/吹替:[[甲斐田裕子]]
遺伝細胞学を研究する女性科学者でブルースの恋人。
ロス将軍の娘だが、親子仲は壊滅的。
ブルースの暴走の際に重傷を負い、彼の消えた失意の中で新たな恋人を得てもいたが、ブルースの帰還により再び彼の助力となる。
美しいが、芯が強く根は強情。
◆エミル・ブロンスキー
演:ティム・ロス/吹替:[[檀臣幸>バットマン ビギンズ(映画)]]
ロシア出身で英国海兵隊にて数々の戦績を挙げた歴戦の勇者……だが、実態は何よりも戦いを好む戦闘狂と云うかなり危ない人物。
ロス将軍の召集に応じて集められた特殊部隊員の中でも“特別”で、力への渇望からロス将軍が密かに用意していた血清により自らも怪物となる道を歩む。
吹替は風都の危ない医者で[[アチャー>クロノクル・アシャー]]とか[[ゴッサムの闇の騎士>バットマン(人物)]]でお馴染みの御方。
続編未制作によりその後の動向は不明だったがドラマ『シー・ハルク：ザ・アトーニー』に再登場。
◆サミュエル・スターンズ
演:ティム・ブレイク・ネルソン/吹替:[[森川智之]]
自らの肉体を治療する道を探っていたブルースがネットで出会った協力者。
ハンドルネームは“ブルー”
天才と何とかは……の何とかの方。
治療の為にブルースから渡された血を密かに培養しており、独自にトンデモ実験を重ねていた。
原作に於ける代表的なヴィラン(リーダー)の一人で、続編を想定した伏線も作品内に残されている。
続編未制作により本作以後の動向は未だ不明だったが、2025年公開予定の映画『キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』にリーダーとして再登場が決定している。また、吹替声優の森川氏は後のMCUシリーズでも度々別役で起用されている。
◆レナード
演:タイ・バーレル/吹替:[[藤原啓治]]
ブルースが消えた後のベティの新しい恋人で心理学者。
ブルースの帰還をロス将軍に報せるが、戦闘の様子を見て自らの過ちを知る。
……エピローグに登場する“ある人物”と吹替声優が同じ。
MCUシリーズ内で森川氏のように一人の声優が複数の人物を演じるケースは多いが、同一作品内で二役を演じているのは唯一である。
◆サディアス“サンダーボルト”・ロス将軍
演:ウィリアム・ハート/吹替:[[菅生隆之>斬月(BLEACH)]]
大戦中にキャプテン・アメリカを生んだ超人兵士計画を再開させた軍の指導者で、原作版でも同様にハルクの宿敵。
怪物と化したブルースを捕獲し複製しようとしていた。
ブルースを娘の恋人と知りながらも目的の為に利用した冷酷な人物だが、娘への愛情“だけ”は本物。
本作のキャストの中で、初めて他のMCU作品にも出演した人物。
◆大学の警備員
演:ルー・フェリグノ
◆ヒクソン・グレイシー
怒りをコントロールする師匠として特別出演。
お馴染みの腹芸も披露してます。
◆スタン・リー
……今回も出てます！
※03年版に対し、各登場人物の設定やキャラクターが原作版に近づけられている。
*【登場キャラクター】
◆&font(#008000){ハルク}
大量のガンマ線を浴びたブルースが変身した緑色の巨人。
大学構内での戦闘の様子を見ていた学生により“廃船(ハルク)”の通称で呼ばれる様になる。
圧倒的なパワーと不死身とも呼べる肉体を持つMARVEL随一の無双キャラ。
03年版の反省か原作でもお馴染みの「HULK SMASH!!」のフレーズが登場したりと大暴れ。
◆&font(#994c00){アボミネーション}
力に飢えたブロンスキーがロス将軍が密かに完成していた超人血清と、スターンが密かに培養していたブルースの血を取り込み変身した存在。
原作同様にハルク並のパワーを持ちながらも最初から理性を保っているのが特徴。
因みに、原作では冷戦時代を象徴してかブロンスキーは旧ソ連のスパイと云う設定だった。
*【余談】
※大学の警備員役のルー・フェリグノは日本でも知られる往年のTVシリーズ『超人ハルク』などでハルクを演じていた人物で、2003年度版同様にハルクの声も担当している。
追記修正は変身をコントロールしてからお願いします。
----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----
#include(テンプレ3)
◆[[トニー・スターク>トニー・スターク／アイアンマン(MCU)]]
演:[[ロバート・ダウニーJr]]／吹替:[[藤原啓治]]
かつて兵器製造で一代を築き上げた天才社長。
作戦に失敗しバーで飲んだくれていたロスの元に現れ、「あるチーム」の結成計画を持ちかける。
ロスにはアボミネーションの引き渡しを要求したが断られたようだ。
ちなみに、『[[アイアンマン>アイアンマン(映画)]]』と同一世界観を持つことが判明するサプライズシーンではあるが、日本では本作の方が先に公開されたため、「誰?」と思う人が多数だっただろう。
…そして、代わりにその「[[チーム>アベンジャーズ(2012年の映画)]]」に入ることになるのは…。
#right(){
&bold(){PREV:}[[&bold(){IRON MAN}>アイアンマン(映画)]]
&bold(){NEXT:}[[&bold(){IRON MAN 2}>アイアンマン2(映画)]]
}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 当時は主人公の吹き替えは気にならなかっが、今見ると酷いな -- モコナ (2015-02-04 21:48:43)
- 先程のコメントは違反ので消して下さい -- モコナ (2015-02-04 22:00:33)
- リーダーの顛末についてはアベンジャーズ1前日譚コミックに、アボミネーションはエージェントオブシールドで言及されてる -- 名無しさん (2015-09-23 22:24:33)
- ロス将軍シビル・ウォーに出てたな。今の博士と会ったらどうなるんだろ。将軍「おいバナーお前どのツラ下げて…誰だお前！！？」 -- 名無しさん (2016-05-08 00:17:27)
- もしキャップがハルクとガチったらブロンスキーみたいにグチャグチャになるのかな -- 名無しさん (2016-05-09 12:32:57)
- ↑猪突猛進にハルクに襲いかかってたブロンスキーと違ってキャップはシールドで受け流しながら誘導して仕留めるんじゃなかろうか…というかDWAがそんな感じじゃなかった？ -- 名無しさん (2016-06-26 19:20:12)
- ベティ、今後のＭＣＵには出ないのかな 出たらロス将軍と色々と衝突しそうだけど、あの将軍の態度軟化イベントとかはありそう -- 名無しさん (2016-07-23 00:58:38)
- ハルク単体の続編はないのかな -- 名無しさん (2017-02-01 21:10:00)
- 社長が最後にちゃっかり「チーム作りたい！」と出てきたときには・・・・あんたすごいわ。 -- 名無しさん (2017-08-30 10:45:48)
- かなり間も空いてるし続編は無いかな -- 名無しさん (2017-11-13 18:55:27)
- グレイシー柔術は身につけなかった -- 名無しさん (2018-01-22 16:08:29)
- いま序盤だけ見てたけどヒロだったのか、高速あらすじでニックとかスタークとか書いてあってすげーワクワクしてる -- 名無しさん (2018-04-24 15:39:07)
- IWでブルースが途中でハルクに変身できなくなったけど、ハルクが必要なタイミングで願いが叶ってしまったのが何とも皮肉 -- 名無しさん (2018-05-02 00:58:28)
- ↑あんまりネタバレぽいことは言わない方が… -- 名無しさん (2018-05-02 07:37:03)
- シビル見てからこっち見たけどロス将軍クズやな -- 名無しさん (2018-05-02 07:37:48)
- 人間の生み出した研究が神や宇宙の怪物と互角に戦えるって凄い事 -- 名無しさん (2018-06-02 22:04:14)
- ↑その神や怪物も過去の叡知の生んだ物だしね。 -- 名無しさん (2018-09-23 09:18:44)
- ロス将軍が今でも生きて偉いさんやってるのに驚き -- 名無しさん (2018-12-22 21:04:38)
- MCUスパイダーマンのハリントン先生は、本作でバナーが大学に忍び込むときにピザもらってた人 -- 名無しさん (2019-09-13 11:20:07)
- シーハルクで本作の伏線がどれくらい回収されるのか気になる -- 名無しさん (2022-05-25 23:24:12)
#comment
#areaedit(end)
}
&font(#6495ED){登録日}：2012/05/18(金) 17:51:24
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 5 分で読めます
----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----
◆インクレディブル・ハルク
#center(){&font(30px,b){その&font(#008000){「力」}、ためらうな。}}
*【概要】
『インクレディブル・ハルク(The Incredible Hulk)』は2008年の米アクション映画。
MARVELコミックス自らが主導して製作された実写ヒーロー映画シリーズの第2弾で、同年公開の『[[アイアンマン>アイアンマン(映画)]]』と同じく『[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(2012年の映画)]]』プロジェクトへと続くクロスオーバーシリーズ「[[マーベル・シネマティック・ユニバース]]」の一つ。
尚、ハルクを主人公とした実写映画としては『X-MEN』シリーズ、『スパイダーマン』シリーズ、『ファンタスティック・フォー』シリーズと共に03年には既に『ハルク』の題名で実現していたが、この03年度版はSFXこそ評価されたものの、非常に回りくどい内容、且つヒーロー映画としてはカタルシスに欠ける内容で批判が多かった事がMARVELコミックス自らに実写化を先導する決意をさせた契機となったとも言われている。
本作の出来事自体は後のMCU作品でも何度か触れられているが、『アベンジャーズ』でブルース役の俳優がマーク・ラファロに変更され、ラファロ主演で一度は企画されていた単独映画の続編も制作されず、本作キャストの他作品客演も『[[シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ]]』まで実現しなかったため、ユニバースの中でも独立した作品となっていた。続編製作を巡る事情としては、ハルクの映画化権がユニバーサルに残った事による権利関係の問題が原因であるとラファロが明かしている。俳優変更も映画の設定に大きく影響しておらず、映画内のブルースは決して顔を整形などで変えたわけではなく、ハルクとしての姿を多くの人々に恐れられている事情もあり、表舞台に中々姿を現せない状態が続いた。『[[アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー]]』でのロスとアベンジャーズの会話シーンで、ブルースがロスに存在を悟られないように別室に身を潜めていた描写も本作の名残であり、同作監督のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟は、未だ再登場が実現していないベティにもインタビューで言及している。
更に本作に名もなき学生役で出演したマーティン・スターは、後にMCU版スパイダーマンシリーズでロジャー・ハリントンを演じる事になり、コアなファンの間では同一人物説が持ち上がったが、後に二人が同一人物である設定が公式サイドから明かされている。
主演のエドワード・ノートンも本作の製作当時について時折語っており、MCUを降板した理由の一つとして、MARVELとの間でブルース／ハルクのキャラクター性に対する意見の相違があった事を明かしている。本作の時点で神経質な面が強かったブルースは、MCUが続いていくにつれて徐々に明るい部分が強調されるようにもなっていったが、原作コミックのファンであるノートンはダークテイストが強い続編を希望していたとか。
こういった複雑な事情もあり、公式サイドからも言及される機会が少ないが、黒歴史扱いされているわけではなく、現在もれっきとしたMCUの1作である。
2017年10月に開催されたマーベル・スタジオ10周年を祝したパーティーにも、ウィリアム・ハートとルイ・レテリエ監督が参加しており、ラファロと同じ場に会した。
*【スタッフ】
■監督:ルイ・レテリエ
■原案:ザック・ベン
■脚本:ザック・ベン
■製作:アヴィ・アラッド、ゲイル・アン・ハート、ケヴィン・ファイギ
*【物語】
軍の指揮下で、放射線を利用した超人兵士計画に参加していた科学者ブルース・バナーは、自らを被検体とした実験に失敗。
……大量のガンマ線を体内に浴びた結果、緑色の巨人(ハルク)へと変身してしまう。
感情を抑制出来ないままに施設を破壊し、恋人ベティにも重傷を負わせてしまったブルースは、失意の中で自らの肉体を治療する道を探るべく、軍の監視下から逃亡して南米に逃れる。
しかし、潜伏先のガラナソーダ工場で商品の一つに紛れ込んだブルースの血を飲み卒倒した犠牲者が現れた事で、遂にブルースの居場所を突き止めたプロジェクトの主導者ロス将軍は特殊部隊を率いてブルースの捕獲に乗り出すのだった。
……そして、軍の包囲網の中、暗闇から巨大な怪物が吠吼と共に姿を現す……！
*【登場人物】
◆ブルース・バナー
演:エドワード・ノートン/吹替:[[水嶋ヒロ>仮面ライダーカブト]]
自らの施した放射線による遺伝子変異実験により、緑色の巨人へと変身してしまった科学者。
尚、ブルースは放射線への耐性を測る実験と聞かされていたのだが、実は軍の目的は大戦中からスタートした超人兵士計画の再開にあった。
軍から逃亡しつつ、自らの肉体の治療の道を探っていたが……
吹替は[[天の道を行き、全てを司る>天道総司]][[悪魔で執事>セバスチャン・ミカエリス]]な作家……&font(l){ちょっと浮いてる？}
もし『アベンジャーズ』以降にノートンが続投していたら、吹き替えの扱いはどうなっていたのだろうか？
◆ベティ・ロス
演:リヴ・タイラー/吹替:[[甲斐田裕子]]
遺伝細胞学を研究する女性科学者でブルースの恋人。
ロス将軍の娘だが、親子仲は壊滅的。
ブルースの暴走の際に重傷を負い、彼の消えた失意の中で新たな恋人を得てもいたが、ブルースの帰還により再び彼の助力となる。
美しいが、芯が強く根は強情。
◆エミル・ブロンスキー
演:ティム・ロス/吹替:[[檀臣幸>バットマン ビギンズ(映画)]]
ロシア出身で英国海兵隊にて数々の戦績を挙げた歴戦の勇者……だが、実態は何よりも戦いを好む戦闘狂と云うかなり危ない人物。
ロス将軍の召集に応じて集められた特殊部隊員の中でも“特別”で、力への渇望からロス将軍が密かに用意していた血清により自らも怪物となる道を歩む。
吹替は風都の危ない医者で[[アチャー>クロノクル・アシャー]]とか[[ゴッサムの闇の騎士>バットマン(人物)]]でお馴染みの御方。
続編未制作によりその後の動向は不明だったがドラマ『シー・ハルク：ザ・アトーニー』に再登場。
◆サミュエル・スターンズ
演:ティム・ブレイク・ネルソン/吹替:[[森川智之]]
自らの肉体を治療する道を探っていたブルースがネットで出会った協力者。
ハンドルネームは“ブルー”
天才と何とかは……の何とかの方。
治療の為にブルースから渡された血を密かに培養しており、独自にトンデモ実験を重ねていた。
原作に於ける代表的なヴィラン(リーダー)の一人で、続編を想定した伏線も作品内に残されている。
続編未制作により本作以後の動向は未だ不明だったが、2025年公開予定の映画『キャプテン・アメリカ︰ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』にリーダーとして再登場が決定している。また、吹替声優の森川氏は後のMCUシリーズでも度々別役で起用されている。
◆レナード
演:タイ・バーレル/吹替:[[藤原啓治]]
ブルースが消えた後のベティの新しい恋人で心理学者。
ブルースの帰還をロス将軍に報せるが、戦闘の様子を見て自らの過ちを知る。
……エピローグに登場する“ある人物”と吹替声優が同じ。
MCUシリーズ内で森川氏のように一人の声優が複数の人物を演じるケースは多いが、同一作品内で二役を演じているのは唯一である。
◆サディアス“サンダーボルト”・ロス将軍
演:ウィリアム・ハート/吹替:[[菅生隆之>斬月(BLEACH)]]
大戦中にキャプテン・アメリカを生んだ超人兵士計画を再開させた軍の指導者で、原作版でも同様にハルクの宿敵。
怪物と化したブルースを捕獲し複製しようとしていた。
ブルースを娘の恋人と知りながらも目的の為に利用した冷酷な人物だが、娘への愛情“だけ”は本物。
本作のキャストの中で、初めて他のMCU作品にも出演した人物。
◆大学の警備員
演:ルー・フェリグノ
◆ヒクソン・グレイシー
怒りをコントロールする師匠として特別出演。
お馴染みの腹芸も披露してます。
◆スタン・リー
……今回も出てます！
※03年版に対し、各登場人物の設定やキャラクターが原作版に近づけられている。
*【登場キャラクター】
◆&font(#008000){ハルク}
大量のガンマ線を浴びたブルースが変身した緑色の巨人。
大学構内での戦闘の様子を見ていた学生により“廃船(ハルク)”の通称で呼ばれる様になる。
圧倒的なパワーと不死身とも呼べる肉体を持つMARVEL随一の無双キャラ。
03年版の反省か原作でもお馴染みの「HULK SMASH!!」のフレーズが登場したりと大暴れ。
◆&font(#994c00){アボミネーション}
力に飢えたブロンスキーがロス将軍が密かに完成していた超人血清と、スターンが密かに培養していたブルースの血を取り込み変身した存在。
原作同様にハルク並のパワーを持ちながらも最初から理性を保っているのが特徴。
因みに、原作では冷戦時代を象徴してかブロンスキーは旧ソ連のスパイと云う設定だった。
*【余談】
※大学の警備員役のルー・フェリグノは日本でも知られる往年のTVシリーズ『超人ハルク』などでハルクを演じていた人物で、2003年度版同様にハルクの声も担当している。
追記修正は変身をコントロールしてからお願いします。
----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----
#include(テンプレ3)
◆[[トニー・スターク>トニー・スターク／アイアンマン(MCU)]]
演:[[ロバート・ダウニーJr]]／吹替:[[藤原啓治]]
かつて兵器製造で一代を築き上げた天才社長。
作戦に失敗しバーで飲んだくれていたロスの元に現れ、「あるチーム」の結成計画を持ちかける。
ロスにはアボミネーションの引き渡しを要求したが断られたようだ。
ちなみに、『[[アイアンマン>アイアンマン(映画)]]』と同一世界観を持つことが判明するサプライズシーンではあるが、日本では本作の方が先に公開されたため、「誰?」と思う人が多数だっただろう。
…そして、代わりにその「[[チーム>アベンジャーズ(2012年の映画)]]」に入ることになるのは…。
#right(){
&bold(){PREV:}[[&bold(){IRON MAN}>アイアンマン(映画)]]
&bold(){NEXT:}[[&bold(){IRON MAN 2}>アイアンマン2(映画)]]
}
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 当時は主人公の吹き替えは気にならなかっが、今見ると酷いな -- モコナ (2015-02-04 21:48:43)
- 先程のコメントは違反ので消して下さい -- モコナ (2015-02-04 22:00:33)
- リーダーの顛末についてはアベンジャーズ1前日譚コミックに、アボミネーションはエージェントオブシールドで言及されてる -- 名無しさん (2015-09-23 22:24:33)
- ロス将軍シビル・ウォーに出てたな。今の博士と会ったらどうなるんだろ。将軍「おいバナーお前どのツラ下げて…誰だお前！！？」 -- 名無しさん (2016-05-08 00:17:27)
- もしキャップがハルクとガチったらブロンスキーみたいにグチャグチャになるのかな -- 名無しさん (2016-05-09 12:32:57)
- ↑猪突猛進にハルクに襲いかかってたブロンスキーと違ってキャップはシールドで受け流しながら誘導して仕留めるんじゃなかろうか…というかDWAがそんな感じじゃなかった？ -- 名無しさん (2016-06-26 19:20:12)
- ベティ、今後のＭＣＵには出ないのかな 出たらロス将軍と色々と衝突しそうだけど、あの将軍の態度軟化イベントとかはありそう -- 名無しさん (2016-07-23 00:58:38)
- ハルク単体の続編はないのかな -- 名無しさん (2017-02-01 21:10:00)
- 社長が最後にちゃっかり「チーム作りたい！」と出てきたときには・・・・あんたすごいわ。 -- 名無しさん (2017-08-30 10:45:48)
- かなり間も空いてるし続編は無いかな -- 名無しさん (2017-11-13 18:55:27)
- グレイシー柔術は身につけなかった -- 名無しさん (2018-01-22 16:08:29)
- いま序盤だけ見てたけどヒロだったのか、高速あらすじでニックとかスタークとか書いてあってすげーワクワクしてる -- 名無しさん (2018-04-24 15:39:07)
- IWでブルースが途中でハルクに変身できなくなったけど、ハルクが必要なタイミングで願いが叶ってしまったのが何とも皮肉 -- 名無しさん (2018-05-02 00:58:28)
- ↑あんまりネタバレぽいことは言わない方が… -- 名無しさん (2018-05-02 07:37:03)
- シビル見てからこっち見たけどロス将軍クズやな -- 名無しさん (2018-05-02 07:37:48)
- 人間の生み出した研究が神や宇宙の怪物と互角に戦えるって凄い事 -- 名無しさん (2018-06-02 22:04:14)
- ↑その神や怪物も過去の叡知の生んだ物だしね。 -- 名無しさん (2018-09-23 09:18:44)
- ロス将軍が今でも生きて偉いさんやってるのに驚き -- 名無しさん (2018-12-22 21:04:38)
- MCUスパイダーマンのハリントン先生は、本作でバナーが大学に忍び込むときにピザもらってた人 -- 名無しさん (2019-09-13 11:20:07)
- シーハルクで本作の伏線がどれくらい回収されるのか気になる -- 名無しさん (2022-05-25 23:24:12)
#comment
#areaedit(end)
}
