サイバーエルフ・エックス

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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/02(月) 04:05:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){「キミに…この世界を任せたい…」} &blankimg(Cyber-X.jpg,width=89,height=207)} 『[[ロックマンゼロ]]』シリーズに登場する謎のキャラクター。 &font(#0000ff){Cyber-elf X} Unknown X(アンノウン・エックス)とも呼ばれる&font(#0000ff){謎のサイバーエルフ}。 声優は[[水島大宙]](ドラマCD)。 ●[[ロックマンゼロ]] 覚醒したばかりということもあり、立ちはだかった大型レプリロイドに苦戦する主人公・[[ゼロ>ゼロ(ロックマンゼロシリーズ)]]に、 彼本来の武器であろうゼットセイバーを投げてよこしたのが初登場。 その時には謎のサイバーエルフでしかなく、何故ゼットセイバーを持っていたのかも含めて謎に包まれた存在だったが、 セイバーを渡した際に「それは元々キミ(ゼロ)のもの」と称したり、その他にもゼロを古くから知っているような素振りを見せており、 ゼロ本人が記憶を失っていることもあって正体は判然としないが、過去のゼロと深い関係にあった重要キャラクターであることを匂わせていた。   そして終盤、ゼロがいよいよ敵の本拠地であるネオ・アルカディアに乗り込もうとした際には、 サーバーハックに手こずるレジスタンスに代わってプロテクトを外してくれた。 この時サイバーエルフになる前のレプリロイド体の姿がぼんやりと現れ、神父のような衣装を纏った&font(#0000ff){青いレプリロイド}であったことが判明する。 その姿は誰かに似ているような気がしないでもない。 そして最終決戦後、ついにその正体が明かされる。 彼は百年前に戦友ゼロと共にイレギュラー戦争を戦った英雄、なんと[[伝説の英雄・ロックマンX>エックス(ロックマンXシリーズ)]]その人であった。 #center(){&blankimg(Origin-X.png,width=132,height=254)} かつて「俺」だった一人称は「ボク」となっており、性格もその頃より角が取れていて柔和で、 それもあってエックスよりもむしろ[[初代ロックマン>DRN.001 ロックマン]]に近いキャラクター像となっている。 ちなみに、企画段階では彼自身…というか『オリジナルエックス』がラスボスとなる予定であったが、 『ロックマンX』シリーズも進行中だったため、「別作品とはいえ、主人公をラスボスにして倒してしまうのはいかがなものか」という懸念の声が上がり、 結果ラスボスはオリジナルエックスではなく&s(){模造品}[[コピーエックス]]となったという。 オリジナルのゼロ対エックスが見たいなら『[[ロックマンX5]]』のプレイを推奨。 エンディングでは、ゼロが眠りについてからの永い年月を一人きりで戦い続けてきたと言っているため、ロックマンゼロの歴史に[[アクセル]]は登場していない様子((そもそもの発売順がゼロ1→X7なので仕方ないのだが))。 その戦いで身も心も疲弊しきっていることを示唆し、&font(#0000ff){「もう少し休ませてほしい」}と言い残して(敵の大群に囲まれている)ゼロの下から去っていった。 ●[[ロックマンゼロ2]] デュシスの森で合流後は『1』と変わらずゼロやシエルたちレジスタンスのサポートに回る。 同作では彼がサイバーエルフとなった理由も明かされた。 曰く、サイバーエルフが初めて実戦投入され、未曾有の犠牲者を出した『妖精戦争』((『ロックマンゼロ』時点ではイレギュラー戦争と呼称され、後にイレギュラー戦争末期の時期を妖精戦争と呼ぶことになった模様))が終結した後、 その元凶の一つとされた《[[ダークエルフ>ダークエルフ/ベビーエルフ(ロックマンゼロ)]]》をネオ・アルカディア内の装置「ユグドラシル」に封印することになったのだが、 その封印の鍵として自身のオリジナルボディを用いたため、エックスはボディを失い、今のようなサイバーエルフ状態になったという。 しかし終盤、力を求めて暴走し、&s(){モットチカラヲ}ダークエルフを求めた[[エルピス]]によって鍵であったオリジナルボディ諸共封印は破壊され、 エックスがそこまでして封印していたダークエルフも解き放たれてしまう。 その後、已む無くエルピスを倒したゼロの前に現れ、ダークエルフが本来マザーエルフと呼ばれていたことと、 彼女を変異させ『妖精戦争』を引き起こした「Dr.バイル」の名を彼に告げた。 ●[[ロックマンゼロ3]] [[オメガ>オメガ(ロックマンゼロ)]]と共に復活したDr.バイルによって、新たに作られたコピペ様もといコピーエックスMk-2とゼロの戦いに姿を現す。 そして、一度ならず二度までもゼロに敗れ、憤りながらDr.バイルやオメガを呼ぶコピペ様に、彼の不在と元々コピペ様はバイルに利用されていただけという真実を告げるが、 そのことに逆上したコピペ様は「シャイニング・トランスフォーム」を起動させようとし、Dr.バイルがコピーボディに仕掛けていたトラップが発動して自爆。 エックスはその事実を知っており、コピペ様を止めようとしていたようだが間に合わず、結果ネオ・アルカディアを掌握しようとするDr.バイルの策が完成してしまった。 以降はバイルの野望を止めるため、ダークエルフに操られたレジスタンスたちからその影響を消し去ったり、バイルやオメガのいる座標を教えたりとゼロに協力。 終盤にはゼロのオリジナルボディを改造した存在がオメガであり、今のゼロはコピーボディであることが明かされるが、 その事実を最初から知っていたエックスは、ゼロがそれを知る前から((物語冒頭から、度々バイルに「偽物」呼ばわりされており、ゼロも薄々察していたと思われるが。))「大切なのは身体ではなく心」と彼を諭しており、 事実を知ったゼロが、オリジナルゼロことオメガとの最終決戦に向かう際には、「キミの身体はたしかにコピーだけど、心はまぎれもなく本物」と彼を鼓舞し、その決戦を見届けた。 実際、オメガは『オリジナルゼロのボディにDr.バイルが作った魂が入れられた、あるいはワイリー博士が意図していた元々の人格が起動している』存在なのに対して、 ゼロは『コピーボディに(我々の知る『Xシリーズ』の)本物の魂が入っている』存在である。 そして、サイバー空間で生死の境にあった元四天王にも召集を掛けてゼロをサポートさせ、彼に最後の希望を託した。 “親友”の願いを託されたゼロはオメガ、そしてその外殻から現れたオリジナルゼロを下し、 「ずっと偽物の身体でいいのか」というDr.バイルの泣訴諸共、オリジナルボディを一刀両断。彼の野望を打ち砕いた。 しかし、『2』でオリジナルボディを破壊されたこともあって、サイバーエルフ・エックスの力も尽きかけており、 『3』のEDにてついにサイバーエルフの姿を保つだけの力すら残っていないことを告白。 永きに渡って戦い抜いた伝説のロックマンXは、世界の行く末をゼロとハルピュイア達に託し、[[忠義の人>隠将ファントム]]と共に安らかに消えていった。 #center(){&font(#ff0000){が}} 後の時代で再び復活。 ライブメタル・モデルXとして『[[ロックマンゼクス]]』で今一度の活躍を見せる。 オリジナル・エックスのデータを基に造られたため&font(#0000ff){エックス本人ではない}が、コピーエックスMk-3とかではない。 声優はゼロシリーズのドラマCDと同じく水島大宙氏。 他のライブメタルと力を合わせるダブルロックオン能力でプレイヤーは様々な姿になれる。 が、『アドベント』では他のモデルのロックマンに変身できるトランスオン能力を持つライブメタル・モデルAが登場したせいで有り難みが薄れてしまった。 ただし、二段階目のチャージを二連続で撃てることから単純な火力はモデルAより高いこと、モデルAの変身時では通常のチャージ攻撃を行うだけでゲージを消費してしまうことから、差別化ができていないこともない。 また、ライブメタルの出力を一時的に高めて攻撃力上昇・属性付加を行うOISは各ライブメタルの単体ロックオンでは使えず、モデルXとのダブルロックオンでのみ扱える事から、 エックスの特徴である高い拡張性も引き継いでいる事が伺える。 【ボディについて】 オリジナルエックスのボディ(素体)は全身を明確に描いた公式の立ち絵が存在しない。 ボディの資料自体は、 -基本イラスト(本項目1番目) -ユグドラシル破壊シーンの正面のドット絵 -同シーンの挿入イラスト(『ゼロ3 改造カード』で原画を使用) -同シーンのコンセプトアート(『オフィシャルコンプリートワークス』や『ダブルダブルヒーローコレクション』に収録) -『ゼロ3 改造カード』描き下ろしイラスト(同上) -『リマスタートラック ロックマンゼロ・ピュシス』ブックレット内『Vile's Incident』描き下ろしイラスト -『リマスタートラック ロックマンゼロ・ミュトス』ブックレット描き下ろしイラスト(本項目2番目) などといったように数はそれなりにあるものの、描かれているのが一部分だったり遠景だったりと不明瞭な上に、それぞれのデザインに差異も見られる。 ちなみに、コピーエックスも変身前の状態の立ち絵が無いためにオリジナルと同じようなことになっている。 「アーチー・コミック」版メガマン(ロックマン)にて未来の出来事として描写された妖精戦争のひと場面では、エックスのボディがこれらの一部を元にしたデザインになっていた。 この他、キャラデザの中山徹(鉄乃巨刃)氏本人がファン製作のガレージキットのパッケージ用にエックス(およびゼロ)を描いている。 #center(){&blankimg(https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/18040/4326/Rockman_Zero_%26_Original_X_Re.jpg,width=395,height=200)} 公式ではないアレンジデザインではあるが、元のデザイナーによる現時点で唯一ボディ全身が明確なイラストということもあり、これ(とガレキ本体)を一つの参考例としたファンアートも少なくないのが現状である。 #center(){&font(#0000ff){「キミに…この項目を任せたい…」}} #right(){画像出典:ロックマンゼロ、HARVEST-WKS(2008/08/01 及び 2008/12/16の記事) © CAPCOM CO.,LTD. 2002 ALL RIGHTS RESERVED.} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゼロ1の最後に何も感じなくなってしまう自分の心が一番悲しい、て言ってたけど唯一悩む事の出来るエックスからしたらこれ程悲しい事はないんだろうな…ライト博士がこのエックスを見たらどんな反応を見せるのやら -- 名無しさん (2014-01-11 01:09:36) - ゼロシリーズではライトやワイリーは消えてしまったのかな? -- 名無しさん (2014-03-02 04:27:53) - バイルに余計な事吹きこんで妖精戦争の原因、つまり後のエックスとゼロの死の遠因作っただろw あのワイリーのクソ爺!! -- 名無しさん (2014-04-20 00:26:18) - 話は変わるがネオアルカディア四天王がロックマンXの方に行ったらどうなるんだろうね -- 名無しさん (2014-04-20 00:34:32) - 基本、XからうまれXを最優先にするレプリだから多分命令最優先だと思う -- 名無しさん (2014-04-25 09:26:49) - で、結果ぞろぞろ。エックスが困る。困って4人に命令。4人、自分達の存在意義を奪うのかと直訴。ベースにえ -- 名無しさん (2014-04-25 09:37:22) - エックス直属の親衛隊ができた!緑、黒、青、赤、そして武装によって色が変わるエックスのスーパー戦隊になる(笑) -- 名無しさん (2014-04-25 09:40:50) - ゼロ=おいしいところをかっさらうタキシード仮面ポジ。 -- 名無しさん (2014-04-25 09:51:43) - エックスのボディ、何か似てると思ったらパンテオンか。そういえば、Z3だかでエックスの劣化コピーって書いてたから、当然っちゃ当然なのか。 -- 名無しさん (2014-04-25 09:58:05) - ↑それをいわないであげて。シグマ隊長もエックスをコピーしようとしてできたんだから。 -- 名無しさん (2014-04-25 14:50:44) - たぶん、コピエ=エックス成分50%、パンテオン=エックス成分10%、シグマ=エックス成分10未満%だと思う -- 名無しさん (2014-04-25 14:54:21) - 正確変わりすぎだろう。もしxシリーズのキャラたちに遭ったらどう思われるんだろう?特に過去の自分に。 -- 名無しさん (2014-10-15 18:57:38) - ↑まぁ・・大よそ20代の精神年齢と、オイル(血)と硝煙にまみれての100年越えのおじいさんなら仕方ないって部分もあるはず -- 名無しさん (2014-10-17 19:43:49) - ゼロもエックスもオリジナルボディーが無くなってしまったのは惜しい事だ -- 名無しさん (2015-07-07 22:25:42) - コピペXのボディでもこのエックスが使えばゼロ並みの強さ見せてくれるんだろうか -- 名無しさん (2015-07-07 22:47:36) - 体が偽物でも中身がオリジナルならいくらでも成長する可能性があると思う -- 名無しさん (2015-07-11 00:39:10) - ↑5もしかしたらXじゃなくて、実はXの中にあった初代ロックマンの意識だったり……という妄想 -- 名無しさん (2015-07-11 02:28:17) - 無理やりでいいからΣのように新たなボディで復活して欲しい、ロクゼロ世界観でのゼロとのコンビが見たい -- 名無しさん (2016-01-26 22:28:54) - ファントムだけじゃなく残りのネオアルカディア四天王も、オメガ=オリジナルゼロの最期の爆発からゼロを庇って全滅したってのが公式だったような -- 名無しさん (2016-03-26 03:15:14) - ↑3 何それ胸熱 -- 名無しさん (2016-05-14 21:51:37) - ↑ コピエの中身は再現するための資料が池原版の珍場面集みたいなのしかなかったとかいう考えが急に浮かんだ -- 名無しさん (2016-05-14 22:47:21) - opステージでゼロに渡したゼットセイバーって、x6の頃からずっと持ってたんだよな… -- 名無しさん (2016-08-17 10:29:45) - ↑×4 現在は記録上は死亡扱いになっているが、生き延びて人知れず人類のために戦ってるって事になってるよ -- 名無しさん (2016-08-20 10:10:08) - 厳密には「ネオ・アルカディアの公式記録ではその後の活動が記録されていないため登録抹消となっているが、ネオ・アルカディアの監視が届かないどこかで 人間のために戦っている可能性も否定できない」だけどね -- 名無しさん (2016-08-20 15:33:20) - 3人だけど四天王が正義を守る限りエックスの意思も生き続ける…と言えるのかな… -- 名無しさん (2017-05-21 17:36:55) - 本人は戦い以外の道を求めてたけど、四天王のうちほとんどが戦闘にハマってる気がする。ハルピュイアだって戦闘前の口上で、ゼロとの戦闘中では全てを忘れられるみたいなこと言ってたし。オリエと四天王はもともと一つの電子頭脳だった説もあるし、好戦的な部分は四天王に片寄ったのかね? -- 名無しさん (2018-06-28 16:22:21) - ↑サイバーエルフXは5体いて1体以外は全部四天王に宿ったらしいから、Xの分身・あるいは子供と考えても過言じゃないね。それぞれがXの持つ無限の可能性の一つなんだと思うぞ -- 名無しさん (2019-10-02 01:03:49) - ゼロ3では玉座があるが・・・無表情のコピーエックスとは違い足を組まず、膝に手を置き、悲しい表情で俯きながら唯一の理解者ゼロの心配をしていたに違いない・・・(恐らくエイリア達は妖精戦争で・・・) -- 名無しさん (2020-01-16 12:31:32) - ↑あれはゼロ3で作った玉座(というかエリアX-2そのもの)だと思うぞ。要するにコピエとバイルの意思である可能性が高い -- 名無しさん (2021-01-29 19:11:14) - ↑28 少なくともワイリーはTEAM SHACHIとのコラボゲームでの話ではあるが、ロックマン達が引退して余生を送っている頃には一度死んでいて自分の意識をプログラムデータに変換もしくは複製している模様。 -- 名無しさん (2021-06-06 13:11:46) - 産みの親ライトの事を今でも彼はメモリーに残していたのだろうか…後性格がエックスと言うよりはロックに近い印象 -- 名無しさん (2021-06-07 11:41:22) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/02(月) 04:05:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){「キミに…この世界を任せたい…」} &blankimg(Cyber-X.jpg,width=89,height=207)} 『[[ロックマンゼロ]]』シリーズに登場する謎のキャラクター。 &font(#0000ff){Cyber-elf X} Unknown X(アンノウン・エックス)とも呼ばれる&font(#0000ff){謎のサイバーエルフ}。 声優は[[水島大宙]](ドラマCD)。 ●[[ロックマンゼロ]] 覚醒したばかりということもあり、立ちはだかった大型レプリロイドに苦戦する主人公・[[ゼロ>ゼロ(ロックマンゼロシリーズ)]]に、 彼本来の武器であろうゼットセイバーを投げてよこしたのが初登場。 その時には謎のサイバーエルフでしかなく、何故ゼットセイバーを持っていたのかも含めて謎に包まれた存在だったが、 セイバーを渡した際に「それは元々キミ(ゼロ)のもの」と称したり、その他にもゼロを古くから知っているような素振りを見せており、 ゼロ本人が記憶を失っていることもあって正体は判然としないが、過去のゼロと深い関係にあった重要キャラクターであることを匂わせていた。   そして終盤、ゼロがいよいよ敵の本拠地であるネオ・アルカディアに乗り込もうとした際には、 サーバーハックに手こずるレジスタンスに代わってプロテクトを外してくれた。 この時サイバーエルフになる前のレプリロイド体の姿がぼんやりと現れ、神父のような衣装を纏った&font(#0000ff){青いレプリロイド}であったことが判明する。 その姿は誰かに似ているような気がしないでもない。 そして最終決戦後、ついにその正体が明かされる。 彼は百年前に戦友ゼロと共にイレギュラー戦争を戦った英雄、なんと[[伝説の英雄・ロックマンX>エックス(ロックマンXシリーズ)]]その人であった。 #center(){&blankimg(Origin-X.png,width=132,height=254)} かつて「俺」だった一人称は「ボク」となっており、性格もその頃より角が取れていて柔和で、 それもあってエックスよりもむしろ[[初代ロックマン>DRN.001 ロックマン]]に近いキャラクター像となっている。 ちなみに、企画段階では彼自身…というか『オリジナルエックス』がラスボスとなる予定であったが、 『ロックマンX』シリーズも進行中だったため、「別作品とはいえ、主人公をラスボスにして倒してしまうのはいかがなものか」という懸念の声が上がり、 結果ラスボスはオリジナルエックスではなく&s(){模造品}[[コピーエックス]]となったという。 オリジナルのゼロ対エックスが見たいなら『[[ロックマンX5]]』のプレイを推奨。 エンディングでは、ゼロが眠りについてからの永い年月を一人きりで戦い続けてきたと言っているため、ロックマンゼロの歴史に[[アクセル]]は登場していない様子((そもそもの発売順がゼロ1→X7なので仕方ないのだが))。 その戦いで身も心も疲弊しきっていることを示唆し、&font(#0000ff){「もう少し休ませてほしい」}と言い残して(敵の大群に囲まれている)ゼロの下から去っていった。 ●[[ロックマンゼロ2]] デュシスの森で合流後は『1』と変わらずゼロやシエルたちレジスタンスのサポートに回る。 同作では彼がサイバーエルフとなった理由も明かされた。 曰く、サイバーエルフが初めて実戦投入され、未曾有の犠牲者を出した『妖精戦争』((『ロックマンゼロ』時点ではイレギュラー戦争と呼称され、後にイレギュラー戦争末期の時期を妖精戦争と呼ぶことになった模様))が終結した後、 その元凶の一つとされた《[[ダークエルフ>ダークエルフ/ベビーエルフ(ロックマンゼロ)]]》をネオ・アルカディア内の装置「ユグドラシル」に封印することになったのだが、 その封印の鍵として自身のオリジナルボディを用いたため、エックスはボディを失い、今のようなサイバーエルフ状態になったという。 しかし終盤、力を求めて暴走し、&s(){モットチカラヲ}ダークエルフを求めた[[エルピス]]によって鍵であったオリジナルボディ諸共封印は破壊され、 エックスがそこまでして封印していたダークエルフも解き放たれてしまう。 その後、已む無くエルピスを倒したゼロの前に現れ、ダークエルフが本来マザーエルフと呼ばれていたことと、 彼女を変異させ『妖精戦争』を引き起こした「Dr.バイル」の名を彼に告げた。 ●[[ロックマンゼロ3]] [[オメガ>オメガ(ロックマンゼロ)]]と共に復活したDr.バイルによって、新たに作られたコピペ様もといコピーエックスMk-2とゼロの戦いに姿を現す。 そして、一度ならず二度までもゼロに敗れ、憤りながらDr.バイルやオメガを呼ぶコピペ様に、彼の不在と元々コピペ様はバイルに利用されていただけという真実を告げるが、 そのことに逆上したコピペ様は「シャイニング・トランスフォーム」を起動させようとし、Dr.バイルがコピーボディに仕掛けていたトラップが発動して自爆。 エックスはその事実を知っており、コピペ様を止めようとしていたようだが間に合わず、結果ネオ・アルカディアを掌握しようとするDr.バイルの策が完成してしまった。 以降はバイルの野望を止めるため、ダークエルフに操られたレジスタンスたちからその影響を消し去ったり、バイルやオメガのいる座標を教えたりとゼロに協力。 終盤にはゼロのオリジナルボディを改造した存在がオメガであり、今のゼロはコピーボディであることが明かされるが、 その事実を最初から知っていたエックスは、ゼロがそれを知る前から((物語冒頭から、度々バイルに「偽物」呼ばわりされており、ゼロも薄々察していたと思われるが。))「大切なのは身体ではなく心」と彼を諭しており、 事実を知ったゼロが、オリジナルゼロことオメガとの最終決戦に向かう際には、「キミの身体はたしかにコピーだけど、心はまぎれもなく本物」と彼を鼓舞し、その決戦を見届けた。 実際、オメガは『オリジナルゼロのボディにDr.バイルが作った魂が入れられた、あるいはワイリー博士が意図していた元々の人格が起動している』存在なのに対して、 ゼロは『コピーボディに(我々の知る『Xシリーズ』の)本物の魂が入っている』存在である。 そして、サイバー空間で生死の境にあった元四天王にも召集を掛けてゼロをサポートさせ、彼に最後の希望を託した。 “親友”の願いを託されたゼロはオメガ、そしてその外殻から現れたオリジナルゼロを下し、 「ずっと偽物の身体でいいのか」というDr.バイルの泣訴諸共、オリジナルボディを一刀両断。彼の野望を打ち砕いた。 しかし、『2』でオリジナルボディを破壊されたこともあって、サイバーエルフ・エックスの力も尽きかけており、 『3』のEDにてついにサイバーエルフの姿を保つだけの力すら残っていないことを告白。 永きに渡って戦い抜いた伝説のロックマンXは、世界の行く末をゼロとハルピュイア達に託し、[[忠義の人>隠将ファントム]]と共に安らかに消えていった。 #center(){&font(#ff0000){が}} 後の時代で再び復活。 ライブメタル・モデルXとして『[[ロックマンゼクス]]』で今一度の活躍を見せる。 オリジナル・エックスのデータを基に造られたため&font(#0000ff){エックス本人ではない}が、コピーエックスMk-3とかではない。 声優はゼロシリーズのドラマCDと同じく水島大宙氏。 他のライブメタルと力を合わせるダブルロックオン能力でプレイヤーは様々な姿になれる。 が、『アドベント』では他のモデルのロックマンに変身できるトランスオン能力を持つライブメタル・モデルAが登場したせいで有り難みが薄れてしまった。 ただし、二段階目のチャージを二連続で撃てることから単純な火力はモデルAより高いこと、モデルAの変身時では通常のチャージ攻撃を行うだけでゲージを消費してしまうことから、差別化ができていないこともない。 また、ライブメタルの出力を一時的に高めて攻撃力上昇・属性付加を行うOISは各ライブメタルの単体ロックオンでは使えず、モデルXとのダブルロックオンでのみ扱える事から、 エックスの特徴である高い拡張性も引き継いでいる事がうかがえる。 【ボディについて】 オリジナルエックスのボディ(素体)は全身を明確に描いた公式の立ち絵が存在しない。 ボディの資料自体は、 -基本イラスト(本項目1番目) -ユグドラシル破壊シーンの正面のドット絵 -同シーンの挿入イラスト(『ゼロ3 改造カード』で原画を使用) -同シーンのコンセプトアート(『オフィシャルコンプリートワークス』や『ダブルダブルヒーローコレクション』に収録) -『ゼロ3 改造カード』描き下ろしイラスト(同上) -『リマスタートラック ロックマンゼロ・ピュシス』ブックレット内『Vile's Incident』描き下ろしイラスト -『リマスタートラック ロックマンゼロ・ミュトス』ブックレット描き下ろしイラスト(本項目2番目) などといったように数はそれなりにあるものの、描かれているのが一部分だったり遠景だったりと不明瞭な上に、それぞれのデザインに差異も見られる。 ちなみに、コピーエックスも変身前の状態の立ち絵が無いためにオリジナルと同じようなことになっている。 「アーチー・コミック」版メガマン(ロックマン)にて未来の出来事として描写された妖精戦争のひと場面では、エックスのボディがこれらの一部を元にしたデザインになっていた。 この他、キャラデザの中山徹(鉄乃巨刃)氏本人がファン製作のガレージキットのパッケージ用にエックス(およびゼロ)を描いている。 #center(){&blankimg(https://img.atwikiimg.com/www49.atwiki.jp/aniwotawiki/attach/18040/4326/Rockman_Zero_%26_Original_X_Re.jpg,width=395,height=200)} 公式ではないアレンジデザインではあるが、元のデザイナーによる現時点で唯一ボディ全身が明確なイラストということもあり、これ(とガレキ本体)を一つの参考例としたファンアートも少なくないのが現状である。 #center(){&font(#0000ff){「キミに…この項目を任せたい…」}} #right(){画像出典:ロックマンゼロ、HARVEST-WKS(2008/08/01 及び 2008/12/16の記事) © CAPCOM CO.,LTD. 2002 ALL RIGHTS RESERVED.} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,16) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ゼロ1の最後に何も感じなくなってしまう自分の心が一番悲しい、て言ってたけど唯一悩む事の出来るエックスからしたらこれ程悲しい事はないんだろうな…ライト博士がこのエックスを見たらどんな反応を見せるのやら -- 名無しさん (2014-01-11 01:09:36) - ゼロシリーズではライトやワイリーは消えてしまったのかな? -- 名無しさん (2014-03-02 04:27:53) - バイルに余計な事吹きこんで妖精戦争の原因、つまり後のエックスとゼロの死の遠因作っただろw あのワイリーのクソ爺!! -- 名無しさん (2014-04-20 00:26:18) - 話は変わるがネオアルカディア四天王がロックマンXの方に行ったらどうなるんだろうね -- 名無しさん (2014-04-20 00:34:32) - 基本、XからうまれXを最優先にするレプリだから多分命令最優先だと思う -- 名無しさん (2014-04-25 09:26:49) - で、結果ぞろぞろ。エックスが困る。困って4人に命令。4人、自分達の存在意義を奪うのかと直訴。ベースにえ -- 名無しさん (2014-04-25 09:37:22) - エックス直属の親衛隊ができた!緑、黒、青、赤、そして武装によって色が変わるエックスのスーパー戦隊になる(笑) -- 名無しさん (2014-04-25 09:40:50) - ゼロ=おいしいところをかっさらうタキシード仮面ポジ。 -- 名無しさん (2014-04-25 09:51:43) - エックスのボディ、何か似てると思ったらパンテオンか。そういえば、Z3だかでエックスの劣化コピーって書いてたから、当然っちゃ当然なのか。 -- 名無しさん (2014-04-25 09:58:05) - ↑それをいわないであげて。シグマ隊長もエックスをコピーしようとしてできたんだから。 -- 名無しさん (2014-04-25 14:50:44) - たぶん、コピエ=エックス成分50%、パンテオン=エックス成分10%、シグマ=エックス成分10未満%だと思う -- 名無しさん (2014-04-25 14:54:21) - 正確変わりすぎだろう。もしxシリーズのキャラたちに遭ったらどう思われるんだろう?特に過去の自分に。 -- 名無しさん (2014-10-15 18:57:38) - ↑まぁ・・大よそ20代の精神年齢と、オイル(血)と硝煙にまみれての100年越えのおじいさんなら仕方ないって部分もあるはず -- 名無しさん (2014-10-17 19:43:49) - ゼロもエックスもオリジナルボディーが無くなってしまったのは惜しい事だ -- 名無しさん (2015-07-07 22:25:42) - コピペXのボディでもこのエックスが使えばゼロ並みの強さ見せてくれるんだろうか -- 名無しさん (2015-07-07 22:47:36) - 体が偽物でも中身がオリジナルならいくらでも成長する可能性があると思う -- 名無しさん (2015-07-11 00:39:10) - ↑5もしかしたらXじゃなくて、実はXの中にあった初代ロックマンの意識だったり……という妄想 -- 名無しさん (2015-07-11 02:28:17) - 無理やりでいいからΣのように新たなボディで復活して欲しい、ロクゼロ世界観でのゼロとのコンビが見たい -- 名無しさん (2016-01-26 22:28:54) - ファントムだけじゃなく残りのネオアルカディア四天王も、オメガ=オリジナルゼロの最期の爆発からゼロを庇って全滅したってのが公式だったような -- 名無しさん (2016-03-26 03:15:14) - ↑3 何それ胸熱 -- 名無しさん (2016-05-14 21:51:37) - ↑ コピエの中身は再現するための資料が池原版の珍場面集みたいなのしかなかったとかいう考えが急に浮かんだ -- 名無しさん (2016-05-14 22:47:21) - opステージでゼロに渡したゼットセイバーって、x6の頃からずっと持ってたんだよな… -- 名無しさん (2016-08-17 10:29:45) - ↑×4 現在は記録上は死亡扱いになっているが、生き延びて人知れず人類のために戦ってるって事になってるよ -- 名無しさん (2016-08-20 10:10:08) - 厳密には「ネオ・アルカディアの公式記録ではその後の活動が記録されていないため登録抹消となっているが、ネオ・アルカディアの監視が届かないどこかで 人間のために戦っている可能性も否定できない」だけどね -- 名無しさん (2016-08-20 15:33:20) - 3人だけど四天王が正義を守る限りエックスの意思も生き続ける…と言えるのかな… -- 名無しさん (2017-05-21 17:36:55) - 本人は戦い以外の道を求めてたけど、四天王のうちほとんどが戦闘にハマってる気がする。ハルピュイアだって戦闘前の口上で、ゼロとの戦闘中では全てを忘れられるみたいなこと言ってたし。オリエと四天王はもともと一つの電子頭脳だった説もあるし、好戦的な部分は四天王に片寄ったのかね? -- 名無しさん (2018-06-28 16:22:21) - ↑サイバーエルフXは5体いて1体以外は全部四天王に宿ったらしいから、Xの分身・あるいは子供と考えても過言じゃないね。それぞれがXの持つ無限の可能性の一つなんだと思うぞ -- 名無しさん (2019-10-02 01:03:49) - ゼロ3では玉座があるが・・・無表情のコピーエックスとは違い足を組まず、膝に手を置き、悲しい表情で俯きながら唯一の理解者ゼロの心配をしていたに違いない・・・(恐らくエイリア達は妖精戦争で・・・) -- 名無しさん (2020-01-16 12:31:32) - ↑あれはゼロ3で作った玉座(というかエリアX-2そのもの)だと思うぞ。要するにコピエとバイルの意思である可能性が高い -- 名無しさん (2021-01-29 19:11:14) - ↑28 少なくともワイリーはTEAM SHACHIとのコラボゲームでの話ではあるが、ロックマン達が引退して余生を送っている頃には一度死んでいて自分の意識をプログラムデータに変換もしくは複製している模様。 -- 名無しさん (2021-06-06 13:11:46) - 産みの親ライトの事を今でも彼はメモリーに残していたのだろうか…後性格がエックスと言うよりはロックに近い印象 -- 名無しさん (2021-06-07 11:41:22) #comment #areaedit(end) }

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