ラストウィンドウ 真夜中の約束

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&font(#6495ED){登録日}:2011/03/09(水) 15:57:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- CiNG制作、[[任天堂]]から発売のアドベンチャーゲーム『[[ウィッシュルーム 天使の記憶]]』の続編。 2010年1月に[[ニンテンドーDS]]で発売。 しかしこの作品が発売されて2ヶ月も経たない2010年3月8日、開発元のCiNGが破産。 作品の評価と全く関係ないところで注目を集めてしまった。 ストーリーや主人公に成りきらせる演出、音楽等、作品の完成度は決して低くない。 続編モノでアナザーコードシリーズともクロスオーバーしているが、関連度はそこまで高くなく、単品でプレイしてもそれなりに楽しめる。 1980年のロサンゼルスの一アパートを舞台とした作品。 モーションキャプチャを駆使した独特なキャラクターのアニメーション、落ち着いた音楽、ゲームオーバー等、前作で好評だった点はそのままに、操作性の改善や回想システム等が導入された。 基本1チャプターで1日進行。 会話パートでは基本的に特定のポイントで話題の深くまで突っ込む事で新たな疑問や情報を得られるが、敢えてスルーしたり順序立てて質問しなければ情報を得られない場面もある。   【小説『ラストウィンドウ』】 各チャプター終了後、その章の主人公カイルの行動を文章化したもの。一部のシーンでは作中に無い心情等が加筆され、最終的には一冊の小説になる仕組み。 各章最後には、取材メモと称した袋とじがあり、次章の謎解きのヒントになる記述がある。但しこれを開くと一部のクリア後特典が解放されない。 また、読書中のBGMはゲーム中で聴いた事のあるものから自由に選択できる。 【あらすじ】 ホテル・ダスクの夜から1年。カイル・ハイドはあまりの不真面目さから仕事をクビになる。その夜、住んでいるアパートに戻るとアパートの取り壊しが決まった事を知らされる。 そして自分の部屋に戻ると知られるはずのない「裏の仕事」を依頼する手紙が届いていた。 &font(#994c00){「探し物は、二十五年前にホテル・ケイプウェストでなくなった、}&font(#ff0000){レッドスター}&font(#994c00){」}   【登場人物】 〇&font(#ff0000){ケイプウェストアパートメントの住人} ・&font(#0000ff){カイル・ハイド}(202) &font(#ff0000){34歳}。元刑事で、オープニングで元セールスマンになった男。裏では曰く付きの物品を見つけ出す仕事もしていた。 普段は他人はおろかは身の周りにも殆ど興味を示さない早い話がズホラ。 しかし一度何かに興味を持つと徹底的に追求しないと気がすまない。 自信家だがゲームオーバーになると途端にネガティブになる。 独断でレッドスターを探し始めるうちに25年前に亡くなった父の影が見え隠れする… ・&font(#0000ff){マーガレット・パトリス} アパートの管理人で住人達には『パトリス夫人』と呼ばれている。 13年前に閉館したホテルを、亡くなった夫の遺産で買い取りアパートに改装した後、女手一つで経営してきた苦労人。 「あなたなら分かって下さるわね」が口癖。   ・&font(#0000ff){スティーブ・ウルフ}(201) カイルの向かいに住む売れないミュージシャン。金に困っており、度々カイルに奢ってもらったり家賃を滞納している。 アパート内で窃盗騒ぎが起きると真っ先に容疑者にされる。 手が上がりやすく、コイツに一発殴られてゲームオーバーになる事も。 ・&font(#0000ff){ベティ・メイヤー}(203) アクセサリー店に勤める女性で誰にでも愛想が良い。スティーブが片想いしているが脈はない。 ・&font(#0000ff){マリー・リベット}(206) 兄と夫をそれぞれ交通事故で亡くした未亡人。 何かとトラブルの中心にいるが… ・&font(#0000ff){フランク・レイバー}(302) カイルの真上の部屋に住むおじいちゃん。プレイヤーが時々間違えて彼の部屋に訪れる。 健康のためにアパート内を散歩しているが、決して徘徊ではない。   ・&font(#0000ff){ディラン・フィッチャー}(304) 水道工事に携わるピザ男。アパート内のメンテナンスを引き受けている。 昆虫標本が好きで鉱石マニアで刑事オタク。アニメは嫌い。 カイルが元刑事であると知っており、何かと絡んで来る。カイルのストーカーその1。 ・&font(#0000ff){シャルル・ジュネ}(305) フランスからの留学生で未来の映画監督。 イケメンだが部屋のセンスがおかしい。 ・&font(#0000ff){ウィル・ホワイト}(306) セールスマンで頻繁に家を空けていたため、カイルの持つ印象も特に薄い。口調は丁寧で皮肉混えて良く喋る、カイルとは全く違うタイプ。 ・&font(#ff0000){その他の人物} ・&font(#0000ff){エド・ヴィンセント} カイルの勤めるセールス会社『レッドクラウン商会』のボスで、ロス市警に定年まで勤めた元刑事。 裏では曰く付きの品を見つけ出すビジネスを行っており、カイルにそれを手伝わせている。 カイルの父と面識があり、この縁でカイルはエドの下で働くようになった。   ・&font(#0000ff){レイチェル} エドの秘書。ネットも無い時代に裏の仕事で必要な情報を瞬く間に収集する生きたグーグル。 カイルとは相変わらず仲が良すぎる程で、電話越しからいつもカイルの身を案じている。 ・&font(#0000ff){シドニー・レーガン} アパート1階の『ラッキーズカフェ』のマスター。妻と別れてから男一人で店を守り娘を育ててきた。 頑固だが気の良い、違いが分かる男。 ・&font(#0000ff){ニコール・レーガン} 『ラッキーズカフェ』の看板娘。 作中屈指のハスラー(公式HP参照)。 ・&font(#0000ff){レックス・フォスター} アパートに度々出入りする男。あるアパート住人をつけ狙ったり、アパートの秘密を探ろうとしている。 レッドスターとカイルの父を最初に結びつけた。 ・&font(#0000ff){クリス・ハイド} カイルが9歳の時に何者かに殺されたカイルの父親。&font(#ff0000){享年34。} 金庫破りで、足を洗う為に最後の仕事に出た2日後、死体となって見つかった。 犯人の目星もつかず捜査は打ち切りになったが…   ・&font(#0000ff){ジニー・ハイド} 電話や回想で登場するカイルの母。 息子へのクリスマスプレゼントに父の遺品を贈る。 ・&font(#0000ff){マーティン・サマー} 小説『ラストウィンドウ』の著者。作中には登場しない。 1年前ホテル・ダスクでカイルと会い、色々あって彼に興味を持つ。 小説の発表は作中から20年程経っている。 カイルのストーカーその2。 【用語】 ・&font(#008000){ホテル・ケイプウェスト} ロスの一角にあったホテル。屋上に灯台のモニュメントがあるのが特徴。 13年前に閉館したが、その閉館パーティの最中、支配人マイケル・マクベインの妻キャシーが毒殺される。 後にパトリス夫人が買い取りアパートに改装。殺人現場もある建物4階はそのまま残っているが、老朽化から防火扉で閉めきっている。 ・&font(#008000){『コンドル』} かつてロスで暗躍した宝石専門の窃盗団。 関係者が誰一人捕まる事無く姿を消したが、最近、彼らの再来を思わせるかのような宝石の窃盗事件が起きている。   (これより前作のネタバレ含む) ・&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ミラ・エバンズ}}} 前作からのゲスト出演。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){失った声を取り戻し、新たな人生を歩み始める。}}} 現在は&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){シアトルの美術学校で絵画を学んでおり、カイルの絵をプレゼントしてくれる。}}} 追記・修正は、これまでの出来事を少し思い返してから項目に綴って下さい #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 先日クリアしたよ。やるせなさがあるのにスッキリした読了感を持つ不思議なゲームだった -- 名無しさん (2015-09-23 01:38:51) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/03/09(水) 15:57:54 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- CiNG制作、[[任天堂]]から発売のアドベンチャーゲーム『[[ウィッシュルーム 天使の記憶]]』の続編。 2010年1月に[[ニンテンドーDS]]で発売。 しかしこの作品が発売されて2ヶ月も経たない2010年3月8日、開発元のCiNGが破産。 作品の評価と全く関係ないところで注目を集めてしまった。 ストーリーや主人公に成りきらせる演出、音楽等、作品の完成度は決して低くない。 続編モノでアナザーコードシリーズともクロスオーバーしているが、関連度はそこまで高くなく、単品でプレイしてもそれなりに楽しめる。 1980年のロサンゼルスの一アパートを舞台とした作品。 モーションキャプチャを駆使した独特なキャラクターのアニメーション、落ち着いた音楽、ゲームオーバー等、前作で好評だった点はそのままに、操作性の改善や回想システム等が導入された。 基本1チャプターで1日進行。 会話パートでは基本的に特定のポイントで話題の深くまで突っ込む事で新たな疑問や情報を得られるが、敢えてスルーしたり順序立てて質問しなければ情報を得られない場面もある。   【小説『ラストウィンドウ』】 各チャプター終了後、その章の主人公カイルの行動を文章化したもの。一部のシーンでは作中に無い心情等が加筆され、最終的には一冊の小説になる仕組み。 各章最後には、取材メモと称した袋とじがあり、次章の謎解きのヒントになる記述がある。但しこれを開くと一部のクリア後特典が解放されない。 また、読書中のBGMはゲーム中で聴いた事のあるものから自由に選択できる。 【あらすじ】 ホテル・ダスクの夜から1年。カイル・ハイドはあまりの不真面目さから仕事をクビになる。その夜、住んでいるアパートに戻るとアパートの取り壊しが決まった事を知らされる。 そして自分の部屋に戻ると知られるはずのない「裏の仕事」を依頼する手紙が届いていた。 &font(#994c00){「探し物は、二十五年前にホテル・ケイプウェストでなくなった、}&font(#ff0000){レッドスター}&font(#994c00){」}   【登場人物】 〇&font(#ff0000){ケイプウェストアパートメントの住人} ・&font(#0000ff){カイル・ハイド}(202) &font(#ff0000){34歳}。元刑事で、オープニングで元セールスマンになった男。裏では曰く付きの物品を見つけ出す仕事もしていた。 普段は他人はおろかは身の周りにも殆ど興味を示さない早い話がズホラ。 しかし一度何かに興味を持つと徹底的に追求しないと気がすまない。 自信家だがゲームオーバーになると途端にネガティブになる。 独断でレッドスターを探し始めるうちに25年前に亡くなった父の影が見え隠れする… ・&font(#0000ff){マーガレット・パトリス} アパートの管理人で住人達には『パトリス夫人』と呼ばれている。 13年前に閉館したホテルを、亡くなった夫の遺産で買い取りアパートに改装した後、女手一つで経営してきた苦労人。 「あなたなら分かって下さるわね」が口癖。   ・&font(#0000ff){スティーブ・ウルフ}(201) カイルの向かいに住む売れないミュージシャン。金に困っており、度々カイルに奢ってもらったり家賃を滞納している。 アパート内で窃盗騒ぎが起きると真っ先に容疑者にされる。 手が上がりやすく、コイツに一発殴られてゲームオーバーになる事も。 ・&font(#0000ff){ベティ・メイヤー}(203) アクセサリー店に勤める女性で誰にでも愛想が良い。スティーブが片想いしているが脈はない。 ・&font(#0000ff){マリー・リベット}(206) 兄と夫をそれぞれ交通事故で亡くした未亡人。 何かとトラブルの中心にいるが… ・&font(#0000ff){フランク・レイバー}(302) カイルの真上の部屋に住むおじいちゃん。プレイヤーが時々間違えて彼の部屋に訪れる。 健康のためにアパート内を散歩しているが、決して徘徊ではない。   ・&font(#0000ff){ディラン・フィッチャー}(304) 水道工事に携わるピザ男。アパート内のメンテナンスを引き受けている。 昆虫標本が好きで鉱石マニアで刑事オタク。アニメは嫌い。 カイルが元刑事であると知っており、何かと絡んで来る。カイルのストーカーその1。 ・&font(#0000ff){シャルル・ジュネ}(305) フランスからの留学生で未来の映画監督。 イケメンだが部屋のセンスがおかしい。 ・&font(#0000ff){ウィル・ホワイト}(306) セールスマンで頻繁に家を空けていたため、カイルの持つ印象も特に薄い。口調は丁寧で皮肉混えて良く喋る、カイルとは全く違うタイプ。 ・&font(#ff0000){その他の人物} ・&font(#0000ff){エド・ヴィンセント} カイルの勤めるセールス会社『レッドクラウン商会』のボスで、ロス市警に定年まで勤めた元刑事。 裏では曰く付きの品を見つけ出すビジネスを行っており、カイルにそれを手伝わせている。 カイルの父と面識があり、この縁でカイルはエドの下で働くようになった。   ・&font(#0000ff){レイチェル} エドの秘書。ネットも無い時代に裏の仕事で必要な情報を瞬く間に収集する生きたグーグル。 カイルとは相変わらず仲が良すぎる程で、電話越しからいつもカイルの身を案じている。 ・&font(#0000ff){シドニー・レーガン} アパート1階の『ラッキーズカフェ』のマスター。妻と別れてから男一人で店を守り娘を育ててきた。 頑固だが気の良い、違いが分かる男。 ・&font(#0000ff){ニコール・レーガン} 『ラッキーズカフェ』の看板娘。 作中屈指のハスラー(公式HP参照)。 ・&font(#0000ff){レックス・フォスター} アパートに度々出入りする男。あるアパート住人をつけ狙ったり、アパートの秘密を探ろうとしている。 レッドスターとカイルの父を最初に結びつけた。 ・&font(#0000ff){クリス・ハイド} カイルが9歳の時に何者かに殺されたカイルの父親。&font(#ff0000){享年34。} 金庫破りで、足を洗う為に最後の仕事に出た2日後、死体となって見つかった。 犯人の目星もつかず捜査は打ち切りになったが…   ・&font(#0000ff){ジニー・ハイド} 電話や回想で登場するカイルの母。 息子へのクリスマスプレゼントに父の遺品を贈る。 ・&font(#0000ff){マーティン・サマー} 小説『ラストウィンドウ』の著者。作中には登場しない。 1年前ホテル・ダスクでカイルと会い、色々あって彼に興味を持つ。 小説の発表は作中から20年程経っている。 カイルのストーカーその2。 【用語】 ・&font(#008000){ホテル・ケイプウェスト} ロスの一角にあったホテル。屋上に灯台のモニュメントがあるのが特徴。 13年前に閉館したが、その閉館パーティの最中、支配人マイケル・マクベインの妻キャシーが毒殺される。 後にパトリス夫人が買い取りアパートに改装。殺人現場もある建物4階はそのまま残っているが、老朽化から防火扉で閉めきっている。 ・&font(#008000){『コンドル』} かつてロスで暗躍した宝石専門の窃盗団。 関係者が誰一人捕まる事無く姿を消したが、最近、彼らの再来を思わせるかのような宝石の窃盗事件が起きている。   (これより前作のネタバレ含む) ・&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ミラ・エバンズ}}} 前作からのゲスト出演。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){失った声を取り戻し、新たな人生を歩み始める。}}} 現在は&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){シアトルの美術学校で絵画を学んでおり、カイルの絵をプレゼントしてくれる。}}} 追記・修正は、これまでの出来事を少し思い返してから項目に綴って下さい #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 先日クリアしたよ。やるせなさがあるのにスッキリした読了感を持つ不思議なゲームだった -- 名無しさん (2015-09-23 01:38:51) #comment #areaedit(end) }

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