円卓の生徒 Students of Round

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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/19(水) 16:19:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- エクスペリエンスより2010年4月23日にPC向けに発売され、2011年2月10日にXBOX360に移植された、ストーリーダンジョンRPG。 エクスペリエンスとしてはG-XTH三部作に続く4作目、[[Team Muramasa]]時代も含めると6作目にあたる。 2012年10月4日には「円卓の生徒 The Eternal Legend」として、キャラボイス等の追加要素を含んでPSP向けに発売された。 なお、2019年7月11日(パッケージ版は同年7月25日)にPSVita向けとして発売された「蒼き翼のシュバリエ」はこの円卓の生徒のリメイク作品に当たり、更なる追加要素が設けられているだけでなく、システム面にも様々な改良が行われている。 キャラクターデザイン…村上聡海 (イース~フェルガナの誓い~等) モンスターデザイン…塚本陽子 (LoVカードイラスト等) サウンド…神保直明 (アストロノーカ等 チームムラマサ時代含むエクスペリエンス製品のサウンドも担当している) タイトルに「生徒」とあるが学園モノではなく、あくまで主人公とその仲間の関係を先生と生徒になぞらえたもの。 【ストーリー】 聖暦868年…魔城ドレイゴオルでの、光の守護者『円卓の騎士』と、魔王『オル=オーマ』が統べる闇の軍勢との最終決戦… 戦いの末、円卓の騎士たちは敗れ、アルダの地は絶望に包まれた… それから100年… 騎士たちのリーダー「エクス・ランドライト」の魂は、『声』に導かれ、新たな肉体を得て転生する。 運命の先に待つであろう、新たな円卓の騎士たりうる魂の輝きを持つ者たち… 『円卓の生徒』たちを導き、絆の力でアルダの地に再び光を取り戻すために… 【概要】 基本的にはWizライクのダンジョンRPGだが、このジャンルでは珍しくシナリオとキャラクターの濃厚な作風となっている。 キャラメイクは主人公の名前、初期能力振り分け、外見(男3つ、女2つ、中性1つから選択)のみで、仲間となるキャラはすべて固定。 これはシナリオとキャラクターを所謂JRPGのそれに近づける事でこれまでダンジョンRPGを敬遠していた人達でも手に取りやすくし、そしてプレイしてもらいたいという思いからの配慮である。 徐々に段階を踏むような作りとなっている、ゲーム序盤からもそれが伺える。 総評としては前途の仕様などが災いしてコアユーザーからは凡作程度と評されることもあるが、全体的には概ね良作、名作と好評であり、この作品から3DダンジョンRPGに参入した人も少なからずおり、そういった人からの評価も高い。   【システム】 ・ソウルランク 本作を語る上で欠かせない要素。 生徒たち一人一人の、先生との絆の深さを表すもの。ランクは1〜10まであり、 ・(ランク−1)×10%の経験値補正 ・先生に、生徒たちの経験値補正の平均×2の経験値補正 ・ユニオンスキルポイント(SP)の最大値が増加(生徒のソウルランクの合計) ・状態異常「チャーム」の自然回復を早める ・新たなユニオンスキルの修得 ・ランク5到達後、生徒にサブクラスを設定可能になる ・&font(#f09199){生徒とちゅっちゅできる}(一部キャラのみ) と、ランクに応じて様々な恩恵を受けることができる。 ランクは、一緒に戦ったり食事をしたりすることで高まる「ソウルゲージ」が100%になった際に、拠点の自室で「面談」することで上昇する。 ただし、生徒に何らかの心残りや悩みがあると上昇しないことも。 その場合は、生徒の抱えるものが解消されるまで物語を進めなければならない。 無条件で心を開いてくれるわけではないのだ。   ・食事 拠点の自室に生徒を呼び出して、二人きりで食事をする事ができる。(食事は自前で用意) 生徒には、それぞれ好きな食物の系統(パン、獣肉等)、嫌いな食物の系統が存在し、好きな食物の系統の、より高級な料理を振る舞うことで、ソウルゲージを大幅に高めることができる。 逆に、非常に嫌いな食べ物を振る舞ったり、選択肢で無理矢理食わせたりすると、ソウルゲージが低下することも。 また、先生の胃袋も無限ではないため、食事は一度に3回まで。それ以降はダンジョンを歩いたり、敵と戦って腹ごなしをしなければならない。 ・ベースクラス、サブクラス キャラを1から作れない本作における、キャラメイクのキモ。 先生含む各キャラには始めからベースクラスが設定されているが、先述したようにソウルランクを5以上まで高めれば、サブクラスの設定が可能になる。 経験値が二分され、成長が遅くなるデメリットもあるが、サブのレベルアップ時にもHPとMPが上昇するだけでなくサブに対応する武具も装備できるようになり、ベースとサブ双方のスキル/スペルを習得・使用できるなど、多大な恩恵を得られる。 ・ユニオンスキル 戦闘中、先生のみ指示を出すことが可能な、パーティ全員で繰り出すスキル。 敵全体に防御無視の一斉攻撃を仕掛けたり、一定時間魔法の威力を大幅に上げたりといった、強力な効果を得られる。 発動にはSPが必要で、効果の高いものほど多くのSPを消費する。消費したSPは、戦闘中の行動によって回復していく。 ただし弱点として、先生が行動不能・瀕死に陥っていると発動できない。 雑魚戦でも有用だが、特にボス戦では、被ダメージを大幅に減少させる「ベール」系、オル・オーマの眷属が使う能力「オーマの波動」を無効化する「絆」系ユニオンスキルはほぼ必須となるため、残りSPが少ないままボス戦に入ると悲惨なことに…   ・トラップエンカウント ダンジョン内にあるトラップポイントに対応する食べ物を置く事で、モンスターを誘き寄せる事ができるシステム。 誘き寄せたモンスターはアイテムが入った宝箱を必ず持っているが、手に入れるためには宝箱を持ち去られる前にモンスターのリーダーを特定し、倒さなければならない。 能動的に装備品を収集したりレベルを上げられるのでゲームのテンポが良くなり中々好評だが、探索する時の雑魚戦や食べ物の用意が面倒との指摘もある。 ・討伐、強化クエスト 本作のやり込み要素のひとつ。 討伐クエストは、敵を倒すごとに対応する種族のポイントが上昇していき、一定値でランクが上がるごとに、その種族に対してランク×1%のダメージボーナスを得られる、というもの。 強化クエストは、拠点にある魔法の炉で不要な武具を溶かすことによって、対応するカテゴリ(剣を溶かせば剣に)にポイントが入っていき、ランクアップする毎に対応するカテゴリの全ての武具が強化される、というもの。   ・MASTERモード PC版ではマニアクスパッチ適用後、箱○版以降では最初からプレイ可能なやり込み用モード。 いわゆるハードモードに相当し、通常モードから一部のデータを引き継いでのスタートも可能。 MASTERモードでの主な追加要素、相違点 ・ダンジョン内でのセーブが不可能になる ・全ての敵のレベルが大幅に上昇する ・特殊なダンジョンの出現 ・アイテムの追加(武具含む) ・イベントの追加 ・パラメータの上限が99になる ・討伐、強化クエストの上限が99になる ・MASTERモードでのみ解除可能な実績がある(箱○版のみ) やり込むのであれば避けては通れないモードだが、EXP製品に慣れていない人は通常のモードから引き継いでプレイすることを推奨する。 逆に社の製品をやり込んできたユーザーならこちらから始めても問題ない。   関連項目へのリンク [[円卓の生徒のクラス一覧]] [[円卓の生徒の主要人物一覧]] 余談 Xbox360版の発売前、エクスペリエンス社長の千頭元氏がとあるニュースサイトのインタビューにて「売上目標2万本」との発言をした後、初週の売上が万にも満たなかったということで社が千頭氏共々中傷を受けていたことがある。 が、千頭氏の言ったのは最終的な売上のことであり、加えて「ジャンルの性質上、じわじわ売れていく」との発言もしているのだが、このインタビューでの発言、及び初週売上を取り上げたサイトではこれらの情報を隠蔽されていたため、完全な誤解である。 ちなみに初週売上の段階でペイライン(=開発費の回収に必要な売上本数)を突破しており、商業的には十分に成功している。 追記・修正は大村正を拾った方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/19(水) 16:19:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- エクスペリエンスより2010年4月23日にPC向けに発売され、2011年2月10日にXBOX360に移植された、ストーリーダンジョンRPG。 エクスペリエンスとしてはG-XTH三部作に続く4作目、[[Team Muramasa]]時代も含めると6作目にあたる。 2012年10月4日には「円卓の生徒 The Eternal Legend」として、キャラボイス等の追加要素を含んでPSP向けに発売された。 なお、2019年7月11日(パッケージ版は同年7月25日)にPSVita向けとして発売された「蒼き翼のシュバリエ」はこの円卓の生徒のリメイク作品に当たり、更なる追加要素が設けられているだけでなく、システム面にも様々な改良が行われている。 キャラクターデザイン…村上聡海 (イース~フェルガナの誓い~等) モンスターデザイン…塚本陽子 (LoVカードイラスト等) サウンド…神保直明 (アストロノーカ等 チームムラマサ時代含むエクスペリエンス製品のサウンドも担当している) タイトルに「生徒」とあるが学園モノではなく、あくまで主人公とその仲間の関係を先生と生徒になぞらえたもの。 【ストーリー】 聖暦868年…魔城ドレイゴオルでの、光の守護者『円卓の騎士』と、魔王『オル=オーマ』が統べる闇の軍勢との最終決戦… 戦いの末、円卓の騎士たちは敗れ、アルダの地は絶望に包まれた… それから100年… 騎士たちのリーダー「エクス・ランドライト」の魂は、『声』に導かれ、新たな肉体を得て転生する。 運命の先に待つであろう、新たな円卓の騎士たりうる魂の輝きを持つ者たち… 『円卓の生徒』たちを導き、絆の力でアルダの地に再び光を取り戻すために… 【概要】 基本的にはWizライクのダンジョンRPGだが、このジャンルでは珍しくシナリオとキャラクターの濃厚な作風となっている。 キャラメイクは主人公の名前、初期能力振り分け、外見(男3つ、女2つ、中性1つから選択)のみで、仲間となるキャラはすべて固定。 これはシナリオとキャラクターを所謂JRPGのそれに近づける事でこれまでダンジョンRPGを敬遠していた人達でも手に取りやすくし、そしてプレイしてもらいたいという思いからの配慮である。 徐々に段階を踏むような作りとなっている、ゲーム序盤からもそれがうかがえる。 総評としては前途の仕様などが災いしてコアユーザーからは凡作程度と評されることもあるが、全体的には概ね良作、名作と好評であり、この作品から3DダンジョンRPGに参入した人も少なからずおり、そういった人からの評価も高い。   【システム】 ・ソウルランク 本作を語る上で欠かせない要素。 生徒たち一人一人の、先生との絆の深さを表すもの。ランクは1〜10まであり、 ・(ランク−1)×10%の経験値補正 ・先生に、生徒たちの経験値補正の平均×2の経験値補正 ・ユニオンスキルポイント(SP)の最大値が増加(生徒のソウルランクの合計) ・状態異常「チャーム」の自然回復を早める ・新たなユニオンスキルの修得 ・ランク5到達後、生徒にサブクラスを設定可能になる ・&font(#f09199){生徒とちゅっちゅできる}(一部キャラのみ) と、ランクに応じて様々な恩恵を受けることができる。 ランクは、一緒に戦ったり食事をしたりすることで高まる「ソウルゲージ」が100%になった際に、拠点の自室で「面談」することで上昇する。 ただし、生徒に何らかの心残りや悩みがあると上昇しないことも。 その場合は、生徒の抱えるものが解消されるまで物語を進めなければならない。 無条件で心を開いてくれるわけではないのだ。   ・食事 拠点の自室に生徒を呼び出して、二人きりで食事をする事ができる。(食事は自前で用意) 生徒には、それぞれ好きな食物の系統(パン、獣肉等)、嫌いな食物の系統が存在し、好きな食物の系統の、より高級な料理を振る舞うことで、ソウルゲージを大幅に高めることができる。 逆に、非常に嫌いな食べ物を振る舞ったり、選択肢で無理矢理食わせたりすると、ソウルゲージが低下することも。 また、先生の胃袋も無限ではないため、食事は一度に3回まで。それ以降はダンジョンを歩いたり、敵と戦って腹ごなしをしなければならない。 ・ベースクラス、サブクラス キャラを1から作れない本作における、キャラメイクのキモ。 先生含む各キャラには始めからベースクラスが設定されているが、先述したようにソウルランクを5以上まで高めれば、サブクラスの設定が可能になる。 経験値が二分され、成長が遅くなるデメリットもあるが、サブのレベルアップ時にもHPとMPが上昇するだけでなくサブに対応する武具も装備できるようになり、ベースとサブ双方のスキル/スペルを習得・使用できるなど、多大な恩恵を得られる。 ・ユニオンスキル 戦闘中、先生のみ指示を出すことが可能な、パーティ全員で繰り出すスキル。 敵全体に防御無視の一斉攻撃を仕掛けたり、一定時間魔法の威力を大幅に上げたりといった、強力な効果を得られる。 発動にはSPが必要で、効果の高いものほど多くのSPを消費する。消費したSPは、戦闘中の行動によって回復していく。 ただし弱点として、先生が行動不能・瀕死に陥っていると発動できない。 雑魚戦でも有用だが、特にボス戦では、被ダメージを大幅に減少させる「ベール」系、オル・オーマの眷属が使う能力「オーマの波動」を無効化する「絆」系ユニオンスキルはほぼ必須となるため、残りSPが少ないままボス戦に入ると悲惨なことに…   ・トラップエンカウント ダンジョン内にあるトラップポイントに対応する食べ物を置く事で、モンスターを誘き寄せる事ができるシステム。 誘き寄せたモンスターはアイテムが入った宝箱を必ず持っているが、手に入れるためには宝箱を持ち去られる前にモンスターのリーダーを特定し、倒さなければならない。 能動的に装備品を収集したりレベルを上げられるのでゲームのテンポが良くなり中々好評だが、探索する時の雑魚戦や食べ物の用意が面倒との指摘もある。 ・討伐、強化クエスト 本作のやり込み要素のひとつ。 討伐クエストは、敵を倒すごとに対応する種族のポイントが上昇していき、一定値でランクが上がるごとに、その種族に対してランク×1%のダメージボーナスを得られる、というもの。 強化クエストは、拠点にある魔法の炉で不要な武具を溶かすことによって、対応するカテゴリ(剣を溶かせば剣に)にポイントが入っていき、ランクアップする毎に対応するカテゴリの全ての武具が強化される、というもの。   ・MASTERモード PC版ではマニアクスパッチ適用後、箱○版以降では最初からプレイ可能なやり込み用モード。 いわゆるハードモードに相当し、通常モードから一部のデータを引き継いでのスタートも可能。 MASTERモードでの主な追加要素、相違点 ・ダンジョン内でのセーブが不可能になる ・全ての敵のレベルが大幅に上昇する ・特殊なダンジョンの出現 ・アイテムの追加(武具含む) ・イベントの追加 ・パラメータの上限が99になる ・討伐、強化クエストの上限が99になる ・MASTERモードでのみ解除可能な実績がある(箱○版のみ) やり込むのであれば避けては通れないモードだが、EXP製品に慣れていない人は通常のモードから引き継いでプレイすることを推奨する。 逆に社の製品をやり込んできたユーザーならこちらから始めても問題ない。   関連項目へのリンク [[円卓の生徒のクラス一覧]] [[円卓の生徒の主要人物一覧]] 余談 Xbox360版の発売前、エクスペリエンス社長の千頭元氏がとあるニュースサイトのインタビューにて「売上目標2万本」との発言をした後、初週の売上が万にも満たなかったということで社が千頭氏共々中傷を受けていたことがある。 が、千頭氏の言ったのは最終的な売上のことであり、加えて「ジャンルの性質上、じわじわ売れていく」との発言もしているのだが、このインタビューでの発言、及び初週売上を取り上げたサイトではこれらの情報を隠蔽されていたため、完全な誤解である。 ちなみに初週売上の段階でペイライン(=開発費の回収に必要な売上本数)を突破しており、商業的には十分に成功している。 追記・修正は大村正を拾った方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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