うたてめぐり

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&font(#6495ED){登録日}:2010/06/04(金) 11:42:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *うたてめぐり 2010年5月28日に発売されたFLATの第2作目にして、 ジャンル名『恋とバトルの学園アドベンチャー』。 プロット自体は前作シークレットゲームより先に出来ていたらしい。 シークレットゲームは同人作品のリメイクなので、本作がFLATとしては初の完全新作になる。 前作同様に選択肢は無く一本道のノベルゲー。 &bold(){なお、公式サイトはネタバレが結構豊富にされているので注意。} 舞台は主に学校だが、幼稚部~大学院までを兼ね備えるただっ広い総合学園で敷地面積は非常に広い。 文化は現代日本とほぼ同等と考えてよく銃器なども登場する一方、一般人は知らない事だが異世界やら異能力なども存在する。 何気に声優陣が豪華 ---- **キャラクター ・日高皐月 主人公。両親とも仕事で留守が多いことを除けばとても素直な普通の少年だが、意思はかなり強い。 まあ心が折れたりもするが、これは彼の心が弱いというよりは状況が酷かったと言うべきだろう。 友人が困っていたら放っておけない性格。 ・織姫恋花 生まれてすぐ父を亡くし、母子家庭で育った幼馴染。多少言及される程度だが、恐らくドジっ子。 皐月の側からすると妹の様な存在であまり女性として見てはいないが、身近にして大切な友人である。 ・神無城琴子 風紀委員と弓道部に所属しているちっこい少女。融通は効かないが礼儀正しくてとても正義感が強い、かなりのお人好し。 古くから続く厳格な家で育ったが為に努力家で忙しい日々を送っている。 ・九条由衣音 病弱の豪邸に暮らすお嬢様で学校を休みがち。一見お淑やかに見えるがそんなことはなく意外と強気で誰にでも気さくでフレンドリー。 彼女とは刺激的な出会いの後、すぐに共感して仲良くなった。初恋の人でもある。 ・リベカ・アルベルト 海外からの転校生だが日本語は堪能。明るい性格で即座にクラスに溶け込む。 スタイルが非常に良く大人びているのだが、ちょっと子供っぽくて好奇心も強い。 ・藤原巴 由衣音につかえている感情を表に出さない家政婦。 由衣音の側について回っているわけではなく、基本的に九条家に居る。 ・日野原焔 風紀委員にして琴子の親友。琴子の部活にもよく付き合っている、子供っぽい明るい少女。 琴子への好意がやや過剰で琴子に近づき過ぎる者には容赦しない時があるものの、それさえなければ皐月への態度も良好。 ・鏑木椎 演劇部に所属しているクールで男前な少女。意外にノリも良い。 男嫌いというわけではないが、一馬にしつこく絡まれているせいで彼に関しては過敏になっている。 ・栃ノ木一馬 ナンパ過ぎるところを除けば悪い奴ではなくて行動力もあるのだが…作中においてはほぼ空気な悪友。 ・織姫夏子 恋花の母でまともな食生活を送っていなかった皐月は彼女の母によく世話になっている。 その縁から皐月は朝が非常に弱い恋花をよく起こしにいったり、過去に恋花をいじめから庇ったりもしていた(今はいじめられていないのでそういうことはない)。 ・幸徳井聖 妙に軽くてフレンドリーな残念保険医(男)。セクハラ発言もたまにある。 その態度から皐月はつい辛辣なことを言ってしまいがちだが、それもあまり気にしてはいない…というよりも特に皐月には慣れ親し苦接している印象を受ける。 ・神無城清十郎 琴子の兄。自他共に厳しく、他者にも自分に近い実力を求める傾向にある。琴子と違って正義感はとりたててないが、意志の強さは登場キャラの中でも屈指。 更に常人から見れば武芸の達人と思われる琴子も、彼にかかれば児戯当然の程の実力者である。 ・野弧 清十郎に従う、感情を見せない謎の巫女。 ---- #center{&sizex(7){&font(#ff0000){以下、ネタバレも含むので注意}}} **ストーリー概要 ・Chapter1 DUEL SOUL RESONANCE 幼馴染の恋花と転校生リベカの争いに焦点を当てた、プレイヤーからすると始まりの物語。 二人を通して異世界の存在やその確執が早くも明らかになるが、そんな事情も二人の過去を知っても皐月は諦めはしない。 ・Chapter2 魔剣の巫女と黒の遣い魔 同じ風紀委員である琴子を放っておけず日々を過ごしていたある日、異世界の争いに巻き込まれる。 皐月は過去からも現在からも雁字搦めとなっている琴子を励ましつつ、彼女の思い通りに決着をつけさせるため奔走する。 ・Chapter3 RIGHT ANSWER CHRONILE 由衣音の余りに重たい使命と運命に、そして殺人すら厭わぬ重責を知ってしまう。 そんな彼女のために…そしてなるべく誰もが傷つかない為の方法を探すことを決意する。 ・Fragment ANOTHER SIDE CHRONICLE 『鍵姫』なる存在とそれにまつわる過去の話が展開される。 若き旅人の『爽』が鬼を退治するために当時の権力者『神無城』を訪ね、その後新しく出来た仲間と共に鬼退治に努めたことが事の始まりだった…。 各Chapter間は繋がっておらず、パラレルワールドである。 Chapter3とFragmentの間でのみ完全な前後の繋がりが有る。 ただし、Fragment自体は全てのChapter共通の過去である。 そのためほとんど関係が無いかと思いきや、聖のみはこの各パラレルワールドを認識している(設定的には他にも同様の存在が居る)。 彼は複数の勢力が動いている本作において直接の手出しはしない立場だが、 過去の出来事から皐月を特に気をかけていて、Chapter2ではあることをきっかけに皐月に大きな助言をしている。 ---- **その他 ・ジャンル詐欺とよく言われる作品であり、大抵『伝奇もの』として括られている。 実は『恋とバトルの学園アドベンチャー』のジャンル名通り、恋もあるし、バトル描写が多いし舞台の大半は学園なので全く間違っていない。 しかしながら上記のジャンル要素より伝奇要素や過去編の印象が強いのは否めないため、ややしっくりこないことも事実。 ・男も含めて魅力的なキャラが多くて非常に良いことなのだが、その分リベカや巴が攻略できないことを嘆くプレイヤーが多数。 ちなみに本記事のキャラクター紹介はネタバレの大半を避けているので、隠されている設定が結構ある。 ・物語の評価 物語自体は並~良作扱いされていることが多いと思われる…ここらは好み次第だろう。 少なくともクソゲー扱いされるような作品ではない。 ただし、最終EDは賛否両論。 ・エロは少ないし薄い FLATなので期待しているユーザーは少ないと思うが、そういうのを望んでいたら絶対に肩透かしを喰らうだろう。 ・歌の評価が高い ただ、OPの歌はゲームクリア後に聴くと完全なネタバレ ・原画は上手いとは言えず、気になるものが多い。 特に刃物の持ち方について怪しげなものが目白押し。 全体的には明らかに見るに堪えない・ネタにしかならないレベルなどというわけではない…とは思う。 商業レベルというより同人レベルと言ってしまった方がしっくりくることは確かだが。 追加、修正よろですー #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 所々いい部分もない訳じゃないんだけど、練り込み不足の各種設定に手垢のついたオリジナリティのなさ、過去編の時代考証ガン無視やテキストでアサルトライフルって言ってるのに見た目がP-90(厳密には短機関銃)だったり、サイレンサーは銃声を完全には消しきれないとかミリタリー関連の間違った知識 -- 名無しさん (2021-06-16 00:06:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/06/04(金) 11:42:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *うたてめぐり 2010年5月28日に発売されたFLATの第2作目にして、 ジャンル名『恋とバトルの学園アドベンチャー』。 プロット自体は前作シークレットゲームより先に出来ていたらしい。 シークレットゲームは同人作品のリメイクなので、本作がFLATとしては初の完全新作になる。 前作同様に選択肢は無く一本道のノベルゲー。 &bold(){なお、公式サイトはネタバレが結構豊富にされているので注意。} 舞台は主に学校だが、幼稚部~大学院までを兼ね備えるただっ広い総合学園で敷地面積は非常に広い。 文化は現代日本とほぼ同等と考えてよく銃器なども登場する一方、一般人は知らない事だが異世界やら異能力なども存在する。 何気に声優陣が豪華 ---- **キャラクター ・日高皐月 主人公。両親とも仕事で留守が多いことを除けばとても素直な普通の少年だが、意思はかなり強い。 まあ心が折れたりもするが、これは彼の心が弱いというよりは状況が酷かったと言うべきだろう。 友人が困っていたら放っておけない性格。 ・織姫恋花 生まれてすぐ父を亡くし、母子家庭で育った幼馴染。多少言及される程度だが、恐らくドジっ子。 皐月の側からすると妹の様な存在であまり女性として見てはいないが、身近にして大切な友人である。 ・神無城琴子 風紀委員と弓道部に所属しているちっこい少女。融通はきかないが礼儀正しくてとても正義感が強い、かなりのお人好し。 古くから続く厳格な家で育ったが為に努力家で忙しい日々を送っている。 ・九条由衣音 病弱の豪邸に暮らすお嬢様で学校を休みがち。一見お淑やかに見えるがそんなことはなく意外と強気で誰にでも気さくでフレンドリー。 彼女とは刺激的な出会いの後、すぐに共感して仲良くなった。初恋の人でもある。 ・リベカ・アルベルト 海外からの転校生だが日本語は堪能。明るい性格で即座にクラスに溶け込む。 スタイルが非常に良く大人びているのだが、ちょっと子供っぽくて好奇心も強い。 ・藤原巴 由衣音につかえている感情を表に出さない家政婦。 由衣音の側について回っているわけではなく、基本的に九条家に居る。 ・日野原焔 風紀委員にして琴子の親友。琴子の部活にもよく付き合っている、子供っぽい明るい少女。 琴子への好意がやや過剰で琴子に近づき過ぎる者には容赦しない時があるものの、それさえなければ皐月への態度も良好。 ・鏑木椎 演劇部に所属しているクールで男前な少女。意外にノリも良い。 男嫌いというわけではないが、一馬にしつこく絡まれているせいで彼に関しては過敏になっている。 ・栃ノ木一馬 ナンパ過ぎるところを除けば悪い奴ではなくて行動力もあるのだが…作中においてはほぼ空気な悪友。 ・織姫夏子 恋花の母でまともな食生活を送っていなかった皐月は彼女の母によく世話になっている。 その縁から皐月は朝が非常に弱い恋花をよく起こしにいったり、過去に恋花をいじめから庇ったりもしていた(今はいじめられていないのでそういうことはない)。 ・幸徳井聖 妙に軽くてフレンドリーな残念保険医(男)。セクハラ発言もたまにある。 その態度から皐月はつい辛辣なことを言ってしまいがちだが、それもあまり気にしてはいない…というよりも特に皐月には慣れ親し苦接している印象を受ける。 ・神無城清十郎 琴子の兄。自他共に厳しく、他者にも自分に近い実力を求める傾向にある。琴子と違って正義感はとりたててないが、意志の強さは登場キャラの中でも屈指。 更に常人から見れば武芸の達人と思われる琴子も、彼にかかれば児戯当然の程の実力者である。 ・野弧 清十郎に従う、感情を見せない謎の巫女。 ---- #center{&sizex(7){&font(#ff0000){以下、ネタバレも含むので注意}}} **ストーリー概要 ・Chapter1 DUEL SOUL RESONANCE 幼馴染の恋花と転校生リベカの争いに焦点を当てた、プレイヤーからすると始まりの物語。 二人を通して異世界の存在やその確執が早くも明らかになるが、そんな事情も二人の過去を知っても皐月は諦めはしない。 ・Chapter2 魔剣の巫女と黒の遣い魔 同じ風紀委員である琴子を放っておけず日々を過ごしていたある日、異世界の争いに巻き込まれる。 皐月は過去からも現在からも雁字搦めとなっている琴子を励ましつつ、彼女の思い通りに決着をつけさせるため奔走する。 ・Chapter3 RIGHT ANSWER CHRONILE 由衣音の余りに重たい使命と運命に、そして殺人すら厭わぬ重責を知ってしまう。 そんな彼女のために…そしてなるべく誰もが傷つかない為の方法を探すことを決意する。 ・Fragment ANOTHER SIDE CHRONICLE 『鍵姫』なる存在とそれにまつわる過去の話が展開される。 若き旅人の『爽』が鬼を退治するために当時の権力者『神無城』を訪ね、その後新しく出来た仲間と共に鬼退治に努めたことが事の始まりだった…。 各Chapter間は繋がっておらず、パラレルワールドである。 Chapter3とFragmentの間でのみ完全な前後の繋がりが有る。 ただし、Fragment自体は全てのChapter共通の過去である。 そのためほとんど関係が無いかと思いきや、聖のみはこの各パラレルワールドを認識している(設定的には他にも同様の存在が居る)。 彼は複数の勢力が動いている本作において直接の手出しはしない立場だが、 過去の出来事から皐月を特に気をかけていて、Chapter2ではあることをきっかけに皐月に大きな助言をしている。 ---- **その他 ・ジャンル詐欺とよく言われる作品であり、大抵『伝奇もの』として括られている。 実は『恋とバトルの学園アドベンチャー』のジャンル名通り、恋もあるし、バトル描写が多いし舞台の大半は学園なので全く間違っていない。 しかしながら上記のジャンル要素より伝奇要素や過去編の印象が強いのは否めないため、ややしっくりこないことも事実。 ・男も含めて魅力的なキャラが多くて非常に良いことなのだが、その分リベカや巴が攻略できないことを嘆くプレイヤーが多数。 ちなみに本記事のキャラクター紹介はネタバレの大半を避けているので、隠されている設定が結構ある。 ・物語の評価 物語自体は並~良作扱いされていることが多いと思われる…ここらは好み次第だろう。 少なくともクソゲー扱いされるような作品ではない。 ただし、最終EDは賛否両論。 ・エロは少ないし薄い FLATなので期待しているユーザーは少ないと思うが、そういうのを望んでいたら絶対に肩透かしを喰らうだろう。 ・歌の評価が高い ただ、OPの歌はゲームクリア後に聴くと完全なネタバレ ・原画は上手いとは言えず、気になるものが多い。 特に刃物の持ち方について怪しげなものが目白押し。 全体的には明らかに見るに堪えない・ネタにしかならないレベルなどというわけではない…とは思う。 商業レベルというより同人レベルと言ってしまった方がしっくりくることは確かだが。 追加、修正よろですー #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 所々いい部分もない訳じゃないんだけど、練り込み不足の各種設定に手垢のついたオリジナリティのなさ、過去編の時代考証ガン無視やテキストでアサルトライフルって言ってるのに見た目がP-90(厳密には短機関銃)だったり、サイレンサーは銃声を完全には消しきれないとかミリタリー関連の間違った知識 -- 名無しさん (2021-06-16 00:06:30) #comment #areaedit(end) }

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