鑢七実

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/10(土) 07:33:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「忍者風情に遅れをとる虚刀流ではありません」 #center(){ やすりななみ 声:[[中原麻衣]] } [[刀語]]の登場人物。 [[鑢一族>虚刀流]]の一人で[[七花>鑢七花]]の姉である。 死人のような作り物の美しさを持つ女性。 不治の病に患っているため寿命は長くない。 年齢二十七、身長四尺九寸、体重七貫六斤、趣味草むしり。 七花を本土へ送り出した後は不承島に一人残る。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) &font(#800080){「何を勝手に、わたしの肌に触っているのですか───この、草が」}   &font(#800080){「草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が」} #center(){テーマ曲『迷い子さがし』} 刀語第七話『悪刀・鐚』における七花の対戦相手で、悪刀『鐚』の所有者となった人物。 一目見ればほぼ完全に再現し、二目見れば完璧に理解できる最強の目による見稽古と、 いつ死んでもおかしくない激痛を伴う病魔に侵されながらも生き延びてしまう異常な身体、 それらを十全に生かしてしまう天性の戦闘センスを持つ、 刀語における[[最強]]存在であり、その実力は日本最強と謳われた剣聖[[錆白兵]]や[[六枝>鑢六枝]]をも上回る(ぶっちゃけ女版[[トキ>トキ(北斗の拳)]])。 七花と同様、[[四季崎記紀の刀>四季崎記紀の完成形変体刀一覧]]に対して共感覚を持つ。 #center(){【過去の七実】} 徹尾家に仕え、大乱の英雄となった六枝であったが、妻みぎりの殺害の疑いをかけられてしまう。 結果、一家全員島流しに遭ってしまった。 これに対して、七実は母を憎んだ。 不承島に着いた際、六枝は七花を後継者にすると述べた。 なぜ七実が指名されなかったのかというと、女だったからでも病弱だったからでもなく、[[虚刀流]]を伝授する必要もない程の化け物だったためである。   なぜ絶刀・鉋にて真庭蝙蝠の手裏剣法を瞬時に察知できたかは答えるまでもない天才だったためだろう。 一年前、七花の「七実が稽古を見ている」という発言を受けた六枝は、寝ている七実を葬ろうとした。 七実は殺される覚悟を決めていたが、七花が六枝を返り討ちにしたため、生き残ることになった。 鑢家の家族同士の争いは繰り返される。 まさか姉弟で争うことになるとは… 当然のことだが、七実は七花にこのことを口止めさせた。 六枝死後、一週間が過ぎた頃、七花が手合わせの提案をし、七実は承諾した。 対戦した結果は引き分けであった。 ただし、七実に分があったらしい。 【薄刀・針での七実】 第四巻『薄刀・針』では七花や[[とがめ>とがめ(刀語)]]、そして対戦相手である錆を完全に差し置いてメインで登場した。 自分を攫いに来た[[真庭忍軍虫組]]の三人から襲撃を喰らうが、これをあっさりと撃退していく一連の流れが描かれている。 感性が似てるのか七花と同様[[真庭忍軍]]をまにわにと呼んでいたりする。 姉弟の発想ってのは同じなんだな… 戦中、虫組の一人の真庭蜜蜂に七花八裂を浴びせた時にその弱点に気付くのであった。 そして、まにわにから聞き出した情報から、七花達の刀探しが然程進んでいないと知った七実は、 このまま強敵相手に欠陥のある七花八裂を使えば七花が死にかねないと考えて、刀探しに参加することを決意した。 海を渡るために真庭蝶々が使用していた『真庭忍法 足軽』を応用し、海を越えていったのである。 【悪刀・鐚の前の七実の動向】 [[凍空こなゆき]]の項目も参照して欲しい。 皐月某日、蝦夷に到着する。 怪力を誇る凍空一族相手に対し、忍法足軽を使用して力の無効化に成功する。 結果、こなゆき以外を皆殺しにして去っていった。 七実は『双刀・鎚』を自分には使い辛いただの棒だと思ったためか手にすることなく去っていった。 こなゆきが可哀相でならない。   水無月某日。 陸奥死霊山において死霊山神衛隊と戦いこれを皆殺しにした。 七実は山頂の祠に祀られていた悪刀・鐚を見て、自分にとって相応しいと感じたためこれを奪い、死霊山を壊滅させた。 &font(#800080)「この刀は私にとっても良さそうね。…いいえ、悪い、かしら。」 その後土佐行きの船に乗り込んで土佐へと渡った。 【悪刀・鐚での七実】 文月某日、七実は女人禁制の清涼院護剣寺を占拠し、半年ぶりに会った七花達の前に立ちはだかった。 七花との初戦では、七実は七花八裂の弱点があり、本来はそれを七花に伝える為に来たと述べつつも、 虚刀流の完成形には遠くなる人間性が芽生えて、ある意味昔より劣化した(実際は完成の為には一度人間性を備えることも必要条件だったが)七花の現状を見かねて、弱点がどのあたりかを指摘しないで完膚なきままに倒した。 あまりの実力差に七花は一週間落ち込んでしまう。 そんなとき、とがめは七花を叱咤し、士気を上げさせた。 とがめは七花八裂の弱点を見抜き、七実の眼を封じる奇策を編み出した。 刀大仏前で再戦することになった七実は、とがめの奇策として蝋燭の火を一斉に消されることで眼を奪われてしまう。 見えない奇策に見蕩れた七実は七花の七花八裂(改)を受けてしまう。   が、『見稽古』による弱体化と、『鐚』による生命力の沈静化を取りやめ、本気で戦い始める。 七実の本気に七実の体は耐え切れず崩壊を始め、最後は七花の『蒲公英』を受け散った。 病で苦しいだけの人生を送ってきた彼女は自分を殺してくれた弟に対して「よくぞ殺してくれた」と褒めようとしたが、 実際に口から出た言葉は「よくも殺してくれたわね」であった。 噛んでいい間違えてしまっただけなのか、本心では苦しい生だろうが生き続けていたかったのか、七実自身図りかねたままその生涯を終えた。 【使用技】 主に虚刀流の技を列挙する。 他にも虫組、凍空一族の怪力なども習得した。 ・女郎花 ←←→→突 虚刀流の返し技。 ・雛罌粟 ↓斬 ・沈丁花 ←(溜)→斬+突+蹴 虚刀流の技。 七実は上記二つの技を連携して使用した。 ・蒲公英 →斬←突 打撃技。 蝶々を血祭りに上げた。 ・七花八裂 ←→↑↓←→斬+突+蹴 七花の項目参照。 ・見稽古 天才・七実の特殊能力。 対戦相手の全技使用可能となる。 『[[北斗の拳]]』の水影心みたいなもん。 なお勘違いされやすいが、同じ作者の『[[めだかボックス]]』の主人公・[[黒神めだか]]の持つ「完成」はこれと同じというわけではなく、 実際はそれに輪をかけてヒドい(最高敬語)「一度見た技を完コピした上で限界を超えた能力に昇華させる」もの。 ・悪刀七実 ←←←突突突 悪刀・鐚限定奥義。 七実は胸に『鐚』を刺すことにより、病を強制的に癒させた。 無理矢理生命を活性化させたことにより、実は弱体化したとも考えられる。 この姿の時の姉ちゃん…エロ過ぎる… 前日本最強───鑢七実。 人として───当たり前に死にたい 彼女の願いは弟の手により果たされる。 アニメでは中原さんが担当した。 恐怖感を漂わせる見事な演技だった。 普段とは一風変わった演出と相まって、七実の恐ろしさを際立たせていた。 今回の一件で七花は刀らしさを失ってしまった。 代わりに最愛の姉を失ったことで人間らしさを手に入れた。 実対花。 勝ったのは花であった。 以後護剣寺は時間をかけて復興された。 【虚刀・鑢での七実】 当時7才。性格がゆるく考えている事が口に出てしまう。 父、六枝が英雄になる所を見ようと病の体を推して陰ながら追跡する『最強の守護者』。 20年後には「長い髪の女を好む父親や弟の嗜好が不愉快」と語っていたが、この時の彼女の父と弟への溺愛ぶりは近親相姦の気があるストーカーのそれである点からしても、彼女の未来の真意やその屈折の仕方をある程度察することも出来る 既に天才性を発揮しているがまだ虚刀流はおろか見稽古すら習得していない。 しかし、それであるが故に力の制限も無くほぼ完全の状態であったとされ、歴史上最強の剣士・錆黒鍵と半年に渡り戦い続ける化物のような強さを持つ。 以下台詞 「だから───喋って死ぬか、黙って死ぬか」   「わからないというのなら、あなたがたにこそ、とうていわからないのでしょうね───努力することを許されない人間の気持ちなんて……本当、何をしたって、褒めてもらえないのですから。できて当然、勝って当然、そんなことを言われる人間の気持ちなんて───わからないでしょう」 「雑草をいくらか引き抜いたところで、やいやいの言われる覚えはないわ。草むしりはわたしの趣味なのよ。それとも七花、あなた、刀が───斬る相手を選ぼうと言うの?」 「打撃からすべて重さを取り除いてあげたわ───わたしがその気だったら、あなたはそうして倒れるまでに、二百七十二回死んでいる」 「髪の長い女が好みだったの?そういうところも───父さんによく似てるわね。はっきり言って、不愉快だわ。だから」 「草のようにむしるのではなく、花のように散らしてあげる」 「アニヲタ……よ───よく」 「……よくもわたしの項目を追記修正したわね」 ………。 あれ? 噛んじゃった、かな? #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,33) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 流派無し!無所属! -- 名無しさん (2013-06-28 09:17:33) - 七実姉ちゃんがいなくなってからが 一番物足りなかった &br()刀語 -- 松永さん (2013-07-10 15:31:11) - 虫さん撃退にはもうやめたげてよぉってなった -- 名無し (2014-01-20 23:14:41) - こいつが範馬勇次郎やカーズ様と戦ったらエライことになりそうだw -- 名無しさん (2014-02-28 02:18:51) - むしろ、七歳の頃の方が、今より強かった。 -- 名無しさん (2014-03-28 15:48:35) - 「気持ち悪い」と「やり過ぎ」と「インチキ」という三つの言葉で現せる --   (2014-04-11 18:42:00) - あまりのチート過ぎて逆に面白かった。球磨川みたいな感じ -- 名無しさん (2014-05-29 02:10:27) - 能力的にはめだかちゃんだけど性格はおっかないよなぁ…でも好き -- 名無しさん (2014-05-29 02:13:44) - さすがに殺せんせーや範馬勇次郎相手にしたら一方的ではないだろうが体格差から殴り殺されて終了だろうな。 -- 名無しさん (2014-06-11 21:03:44) - 殺せんせーはともかく勇次郎くらいはどうとでも…… -- 名無しさん (2014-06-18 12:22:02) - 草が。を連呼するシーン気に入った -- 名無しさん (2014-06-18 13:06:43) - まず殺せんせーと勇次郎で能力差がありすぎるんじゃ…前者はともかく後者とは互角くらいには戦えるかと -- 名無しさん (2014-06-18 15:40:38) - ↑勇次郎の鬼の貌を見稽古で覚えたら大変なことになるな。 -- 名無しさん (2014-06-19 17:47:33) - 見稽古使うってことは相手のレベルまで弱体化するってことだからな -- 名無しさん (2014-06-24 14:40:34) - 勇次郎は麻酔銃で無力化できる程度だしなぁ -- 名無しさん (2014-08-20 11:06:34) - あの性格を除けばいいお姉ちゃんなんだけどね・・・。甘やかし過ぎず、飴と鞭をきっちり分けて弟に接している辺り、現実にいても理想的な姉とも言えるのかな。 -- 名無しさん (2014-09-19 19:25:11) - 見ただけで完コピって -- 名無しさん (2014-10-29 15:32:47) - ↑4理屈的には逆に自分以上に強い相手の場合はコピーしたら体耐えきれなくて自滅する可能性 -- 名無しさん (2014-10-29 16:08:46) - ↑グレミィ・トゥミューかよ -- 名無しさん (2014-11-03 19:16:59) - アニメでの「あれ?噛んじゃった。」が可愛い -- 名無しさん (2014-11-03 21:22:03) - ロリババァといっていいのではないか? -- 名無しさん (2014-12-02 13:03:18) - 姉ちゃんが一番好きなんだが一族を殺されて独りぼっちになったこなゆきの事を思うと複雑になる -- 名無しさん (2014-12-31 13:33:52) - ↑5剣八とか相手にしたらやられるわけだ -- 名無しさん (2015-02-05 20:49:12) - 剣八で思ったんだけど卯ノ花さんと雰囲気が似てる気がする -- 名無しさん (2015-02-05 20:50:33) - 忍者に遅れは取らないと言っているが見稽古と同じことができる忍殺のザイバツ・グランドマスターニンジャのサラマンダー=サンと戦ったらどうなることやら -- 名無しさん (2015-07-27 23:54:45) - 「お前のような病人がいるか」を体現した存在。悪刀・鐚は刹活孔を連想させるあたり、トキがモデルになっているのは間違いない -- 名無しさん (2015-11-07 23:21:45) - んー、どうにも好きになれないんだよなぁ。まにわにぶっ殺してるのは別にいいんだが、こなゆきの一族皆殺しはやる意味あったのか分からないし何より「見稽古」って設定を魅力的とも思えないしすごいとも思えないから強くても面白いとも思えない。七花視点ならいい姉ちゃんなんだろうけど、その七花もとがめがあれこれしなきゃ人間らしくはならなかったんだから……あんな父親とあんな母親から産まれて世間知らずに育てばそりゃこんな異常者姉弟が産まれてもおかしくないな、と思ってしまう --   (2016-01-30 17:14:51) - 西尾のチートは全部女性だな -- 名無しさん (2016-05-04 08:40:04) - この人中原さんの演技も相まってすき。 -- 名無しさん (2016-05-10 23:32:12) - ↑2"悪い"キャラなんだからそういうもんだよ -- 名無しさん (2016-08-10 11:44:43) - 悪魔将軍と戦ったら断頭台喰らって殺されそう… -- 名無しさん (2017-03-06 23:09:33) - 見稽古も、『二回見たら磐石』『一回しか見せてもらえなかったから』という発言から完全無欠ってわけでもないんだよね。手品のように何が起きるか分かっている二回目じゃないとタネが見切りにくいようなもんかな -- 名無しさん (2018-09-19 16:03:55) - 沖田総司とどっちが強いんだろうかね -- 名無しさん (2019-01-29 10:45:43) - ↑設定だけならこっち、どの作品の沖田かにもよるが -- 名無しさん (2020-06-29 23:08:24) - エレクトラコンプレックス患ってそう。母親は長髪だったん? -- 名無しさん (2021-04-04 01:31:55) - ↑この世界の風習はよく分からんけど、江戸時代に近いなら大半の成人女性は長髪だと思う。登場人物も髪を切られたとがめとモブの少女くらいしか短髪おらんし -- 名無しさん (2021-10-13 17:33:40) - つまり、七実は父や弟が自分以外の女性を好きになること自体が気に入らなかった、と解釈するのは穿ちすぎだろうか。とがめの髪を切ったのも、七花にとって好意を抱かせる対象でなくす(短髪の女性=子供)ため...とか -- 名無しさん (2021-10-13 17:41:22) - 公式で安心院さんより強い扱いなんだよな… スキル使ったそばから見稽古でコピーされるからだろうなあ… -- 名無しさん (2021-11-23 00:05:24) - ラスボスよりチートな中ボス -- 名無しさん (2022-04-01 09:27:31) - フェストゥムに取り込まれてはならないタイプのキャラである -- 名無しさん (2023-01-01 11:30:03) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/07/10(土) 07:33:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「忍者風情に遅れをとる虚刀流ではありません」 #center(){ やすりななみ 声:[[中原麻衣]] } [[刀語]]の登場人物。 [[鑢一族>虚刀流]]の一人で[[七花>鑢七花]]の姉である。 死人のような作り物の美しさを持つ女性。 不治の病に患っているため寿命は長くない。 年齢二十七、身長四尺九寸、体重七貫六斤、趣味草むしり。 七花を本土へ送り出した後は不承島に一人残る。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) &font(#800080){「何を勝手に、わたしの肌に触っているのですか───この、草が」}   &font(#800080){「草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が。草が」} #center(){テーマ曲『迷い子さがし』} 刀語第七話『悪刀・鐚』における七花の対戦相手で、悪刀『鐚』の所有者となった人物。 一目見ればほぼ完全に再現し、二目見れば完璧に理解できる最強の目による見稽古と、 いつ死んでもおかしくない激痛を伴う病魔に侵されながらも生き延びてしまう異常な身体、 それらを十全に生かしてしまう天性の戦闘センスを持つ、 刀語における[[最強]]存在であり、その実力は日本最強と謳われた剣聖[[錆白兵]]や[[六枝>鑢六枝]]をも上回る(ぶっちゃけ女版[[トキ>トキ(北斗の拳)]])。 七花と同様、[[四季崎記紀の刀>四季崎記紀の完成形変体刀一覧]]に対して共感覚を持つ。 #center(){【過去の七実】} 徹尾家に仕え、大乱の英雄となった六枝であったが、妻みぎりの殺害の疑いをかけられてしまう。 結果、一家全員島流しに遭ってしまった。 これに対して、七実は母を憎んだ。 不承島に着いた際、六枝は七花を後継者にすると述べた。 なぜ七実が指名されなかったのかというと、女だったからでも病弱だったからでもなく、[[虚刀流]]を伝授する必要もない程の化け物だったためである。   なぜ絶刀・鉋にて真庭蝙蝠の手裏剣法を瞬時に察知できたかは答えるまでもない天才だったためだろう。 一年前、七花の「七実が稽古を見ている」という発言を受けた六枝は、寝ている七実を葬ろうとした。 七実は殺される覚悟を決めていたが、七花が六枝を返り討ちにしたため、生き残ることになった。 鑢家の家族同士の争いは繰り返される。 まさか姉弟で争うことになるとは… 当然のことだが、七実は七花にこのことを口止めさせた。 六枝死後、一週間が過ぎた頃、七花が手合わせの提案をし、七実は承諾した。 対戦した結果は引き分けであった。 ただし、七実に分があったらしい。 【薄刀・針での七実】 第四巻『薄刀・針』では七花や[[とがめ>とがめ(刀語)]]、そして対戦相手である錆を完全に差し置いてメインで登場した。 自分を攫いに来た[[真庭忍軍虫組]]の三人から襲撃を喰らうが、これをあっさりと撃退していく一連の流れが描かれている。 感性が似てるのか七花と同様[[真庭忍軍]]をまにわにと呼んでいたりする。 姉弟の発想ってのは同じなんだな… 戦中、虫組の一人の真庭蜜蜂に七花八裂を浴びせた時にその弱点に気付くのであった。 そして、まにわにから聞き出した情報から、七花達の刀探しが然程進んでいないと知った七実は、 このまま強敵相手に欠陥のある七花八裂を使えば七花が死にかねないと考えて、刀探しに参加することを決意した。 海を渡るために真庭蝶々が使用していた『真庭忍法 足軽』を応用し、海を越えていったのである。 【悪刀・鐚の前の七実の動向】 [[凍空こなゆき]]の項目も参照して欲しい。 皐月某日、蝦夷に到着する。 怪力を誇る凍空一族相手に対し、忍法足軽を使用して力の無効化に成功する。 結果、こなゆき以外を皆殺しにして去っていった。 七実は『双刀・鎚』を自分には使い辛いただの棒だと思ったためか手にすることなく去っていった。 こなゆきが可哀相でならない。   水無月某日。 陸奥死霊山において死霊山神衛隊と戦いこれを皆殺しにした。 七実は山頂の祠に祀られていた悪刀・鐚を見て、自分にとって相応しいと感じたためこれを奪い、死霊山を壊滅させた。 &font(#800080)「この刀は私にとっても良さそうね。…いいえ、悪い、かしら。」 その後土佐行きの船に乗り込んで土佐へと渡った。 【悪刀・鐚での七実】 文月某日、七実は女人禁制の清涼院護剣寺を占拠し、半年ぶりに会った七花達の前に立ちはだかった。 七花との初戦では、七実は七花八裂の弱点があり、本来はそれを七花に伝える為に来たと述べつつも、 虚刀流の完成形には遠くなる人間性が芽生えて、ある意味昔より劣化した(実際は完成の為には一度人間性を備えることも必要条件だったが)七花の現状を見かねて、弱点がどのあたりかを指摘しないで完膚なきままに倒した。 あまりの実力差に七花は一週間落ち込んでしまう。 そんなとき、とがめは七花を叱咤し、士気を上げさせた。 とがめは七花八裂の弱点を見抜き、七実の眼を封じる奇策を編み出した。 刀大仏前で再戦することになった七実は、とがめの奇策として蝋燭の火を一斉に消されることで眼を奪われてしまう。 見えない奇策に見蕩れた七実は七花の七花八裂(改)を受けてしまう。   が、『見稽古』による弱体化と、『鐚』による生命力の沈静化を取りやめ、本気で戦い始める。 七実の本気に七実の体は耐え切れず崩壊を始め、最後は七花の『蒲公英』を受け散った。 病で苦しいだけの人生を送ってきた彼女は自分を殺してくれた弟に対して「よくぞ殺してくれた」と褒めようとしたが、 実際に口から出た言葉は「よくも殺してくれたわね」であった。 噛んでいい間違えてしまっただけなのか、本心では苦しい生だろうが生き続けていたかったのか、七実自身図りかねたままその生涯を終えた。 【使用技】 主に虚刀流の技を列挙する。 他にも虫組、凍空一族の怪力なども習得した。 ・女郎花 ←←→→突 虚刀流の返し技。 ・雛罌粟 ↓斬 ・沈丁花 ←(溜)→斬+突+蹴 虚刀流の技。 七実は上記二つの技を連携して使用した。 ・蒲公英 →斬←突 打撃技。 蝶々を血祭りに上げた。 ・七花八裂 ←→↑↓←→斬+突+蹴 七花の項目参照。 ・見稽古 天才・七実の特殊能力。 対戦相手の全技使用可能となる。 『[[北斗の拳]]』の水影心みたいなもん。 なお勘違いされやすいが、同じ作者の『[[めだかボックス]]』の主人公・[[黒神めだか]]の持つ「完成」はこれと同じというわけではなく、 実際はそれに輪をかけてヒドい(最高敬語)「一度見た技を完コピした上で限界を超えた能力に昇華させる」もの。 ・悪刀七実 ←←←突突突 悪刀・鐚限定奥義。 七実は胸に『鐚』を刺すことにより、病を強制的に癒させた。 無理矢理生命を活性化させたことにより、実は弱体化したとも考えられる。 この姿の時の姉ちゃん…エロ過ぎる… 前日本最強───鑢七実。 人として───当たり前に死にたい 彼女の願いは弟の手により果たされる。 アニメでは中原さんが担当した。 恐怖感を漂わせる見事な演技だった。 普段とは一風変わった演出と相まって、七実の恐ろしさを際立たせていた。 今回の一件で七花は刀らしさを失ってしまった。 代わりに最愛の姉を失ったことで人間らしさを手に入れた。 実対花。 勝ったのは花であった。 以後護剣寺は時間をかけて復興された。 【虚刀・鑢での七実】 当時7才。性格がゆるく考えている事が口に出てしまう。 父、六枝が英雄になる所を見ようと病の体を推して陰ながら追跡する『最強の守護者』。 20年後には「長い髪の女を好む父親や弟の嗜好が不愉快」と語っていたが、この時の彼女の父と弟への溺愛ぶりは近親相姦の気があるストーカーのそれである点からしても、彼女の未来の真意やその屈折の仕方をある程度察することも出来る 既に天才性を発揮しているがまだ虚刀流はおろか見稽古すら習得していない。 しかし、それであるが故に力の制限も無くほぼ完全の状態であったとされ、歴史上最強の剣士・錆黒鍵と半年に渡り戦い続ける化物のような強さを持つ。 以下台詞 「だから───喋って死ぬか、黙って死ぬか」   「わからないというのなら、あなたがたにこそ、とうていわからないのでしょうね───努力することを許されない人間の気持ちなんて……本当、何をしたって、褒めてもらえないのですから。できて当然、勝って当然、そんなことを言われる人間の気持ちなんて───わからないでしょう」 「雑草をいくらか引き抜いたところで、やいやいの言われる覚えはないわ。草むしりはわたしの趣味なのよ。それとも七花、あなた、刀が───斬る相手を選ぼうと言うの?」 「打撃からすべて重さを取り除いてあげたわ───わたしがその気だったら、あなたはそうして倒れるまでに、二百七十二回死んでいる」 「髪の長い女が好みだったの?そういうところも───父さんによく似てるわね。はっきり言って、不愉快だわ。だから」 「草のようにむしるのではなく、花のように散らしてあげる」 「アニヲタ……よ───よく」 「……よくもわたしの項目を追記修正したわね」 ………。 あれ? 噛んじゃった、かな? #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,33) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 流派無し!無所属! -- 名無しさん (2013-06-28 09:17:33) - 七実姉ちゃんがいなくなってからが 一番物足りなかった &br()刀語 -- 松永さん (2013-07-10 15:31:11) - 虫さん撃退にはもうやめたげてよぉってなった -- 名無し (2014-01-20 23:14:41) - こいつが範馬勇次郎やカーズ様と戦ったらエライことになりそうだw -- 名無しさん (2014-02-28 02:18:51) - むしろ、七歳の頃の方が、今より強かった。 -- 名無しさん (2014-03-28 15:48:35) - 「気持ち悪い」と「やり過ぎ」と「インチキ」という三つの言葉で現せる --   (2014-04-11 18:42:00) - あまりのチート過ぎて逆に面白かった。球磨川みたいな感じ -- 名無しさん (2014-05-29 02:10:27) - 能力的にはめだかちゃんだけど性格はおっかないよなぁ…でも好き -- 名無しさん (2014-05-29 02:13:44) - さすがに殺せんせーや範馬勇次郎相手にしたら一方的ではないだろうが体格差から殴り殺されて終了だろうな。 -- 名無しさん (2014-06-11 21:03:44) - 殺せんせーはともかく勇次郎くらいはどうとでも…… -- 名無しさん (2014-06-18 12:22:02) - 草が。を連呼するシーン気に入った -- 名無しさん (2014-06-18 13:06:43) - まず殺せんせーと勇次郎で能力差がありすぎるんじゃ…前者はともかく後者とは互角くらいには戦えるかと -- 名無しさん (2014-06-18 15:40:38) - ↑勇次郎の鬼の貌を見稽古で覚えたら大変なことになるな。 -- 名無しさん (2014-06-19 17:47:33) - 見稽古使うってことは相手のレベルまで弱体化するってことだからな -- 名無しさん (2014-06-24 14:40:34) - 勇次郎は麻酔銃で無力化できる程度だしなぁ -- 名無しさん (2014-08-20 11:06:34) - あの性格を除けばいいお姉ちゃんなんだけどね・・・。甘やかし過ぎず、飴と鞭をきっちり分けて弟に接している辺り、現実にいても理想的な姉とも言えるのかな。 -- 名無しさん (2014-09-19 19:25:11) - 見ただけで完コピって -- 名無しさん (2014-10-29 15:32:47) - ↑4理屈的には逆に自分以上に強い相手の場合はコピーしたら体耐えきれなくて自滅する可能性 -- 名無しさん (2014-10-29 16:08:46) - ↑グレミィ・トゥミューかよ -- 名無しさん (2014-11-03 19:16:59) - アニメでの「あれ?噛んじゃった。」が可愛い -- 名無しさん (2014-11-03 21:22:03) - ロリババァといっていいのではないか? -- 名無しさん (2014-12-02 13:03:18) - 姉ちゃんが一番好きなんだが一族を殺されて独りぼっちになったこなゆきの事を思うと複雑になる -- 名無しさん (2014-12-31 13:33:52) - ↑5剣八とか相手にしたらやられるわけだ -- 名無しさん (2015-02-05 20:49:12) - 剣八で思ったんだけど卯ノ花さんと雰囲気が似てる気がする -- 名無しさん (2015-02-05 20:50:33) - 忍者に遅れは取らないと言っているが見稽古と同じことができる忍殺のザイバツ・グランドマスターニンジャのサラマンダー=サンと戦ったらどうなることやら -- 名無しさん (2015-07-27 23:54:45) - 「お前のような病人がいるか」を体現した存在。悪刀・鐚は刹活孔を連想させるあたり、トキがモデルになっているのは間違いない -- 名無しさん (2015-11-07 23:21:45) - んー、どうにも好きになれないんだよなぁ。まにわにぶっ殺してるのは別にいいんだが、こなゆきの一族皆殺しはやる意味あったのか分からないし何より「見稽古」って設定を魅力的とも思えないしすごいとも思えないから強くても面白いとも思えない。七花視点ならいい姉ちゃんなんだろうけど、その七花もとがめがあれこれしなきゃ人間らしくはならなかったんだから……あんな父親とあんな母親から産まれて世間知らずに育てばそりゃこんな異常者姉弟が産まれてもおかしくないな、と思ってしまう --   (2016-01-30 17:14:51) - 西尾のチートは全部女性だな -- 名無しさん (2016-05-04 08:40:04) - この人中原さんの演技も相まってすき。 -- 名無しさん (2016-05-10 23:32:12) - ↑2"悪い"キャラなんだからそういうもんだよ -- 名無しさん (2016-08-10 11:44:43) - 悪魔将軍と戦ったら断頭台喰らって殺されそう… -- 名無しさん (2017-03-06 23:09:33) - 見稽古も、『二回見たら磐石』『一回しか見せてもらえなかったから』という発言から完全無欠ってわけでもないんだよね。手品のように何が起きるか分かっている二回目じゃないとタネが見切りにくいようなもんかな -- 名無しさん (2018-09-19 16:03:55) - 沖田総司とどっちが強いんだろうかね -- 名無しさん (2019-01-29 10:45:43) - ↑設定だけならこっち、どの作品の沖田かにもよるが -- 名無しさん (2020-06-29 23:08:24) - エレクトラコンプレックス患ってそう。母親は長髪だったん? -- 名無しさん (2021-04-04 01:31:55) - ↑この世界の風習はよく分からんけど、江戸時代に近いなら大半の成人女性は長髪だと思う。登場人物も髪を切られたとがめとモブの少女くらいしか短髪おらんし -- 名無しさん (2021-10-13 17:33:40) - つまり、七実は父や弟が自分以外の女性を好きになること自体が気に入らなかった、と解釈するのは穿ちすぎだろうか。とがめの髪を切ったのも、七花にとって好意を抱かせる対象でなくす(短髪の女性=子供)ため...とか -- 名無しさん (2021-10-13 17:41:22) - 公式で安心院さんより強い扱いなんだよな… スキル使ったそばから見稽古でコピーされるからだろうなあ… -- 名無しさん (2021-11-23 00:05:24) - ラスボスよりチートな中ボス -- 名無しさん (2022-04-01 09:27:31) - フェストゥムに取り込まれてはならないタイプのキャラである -- 名無しさん (2023-01-01 11:30:03) - 縁壱と互角位だと思う -- 名無しさん (2024-03-08 14:52:18) #comment #areaedit(end) }

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