岩徳線

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&font(#6495ED){登録日}:2013/06/18(火) 05:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 岩徳線(がんとくせん)は、岩国駅から櫛ケ浜駅(実際は徳山駅)を結ぶ[[JR西日本]]の鉄道路線である。 ラインカラーは&font(#008000){■}青緑。 なのに車体は末期色…解せぬ。 &footnote(出典:Wikipedia URL: http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/b/b2/%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg/800px-%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg 日時:2016/01/07 出典者:越谷在住) &blankimg(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/b/b2/%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg/800px-%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg,width=400,height=300) この路線の悲しい運命は1920年代に遡り、当時輸送能力の限界を迎えていた[[山陽本線]]の時間短縮の為の新線区間として計画され1934年の全通に伴い、この区間は山陽本線となった。 旧線区間(現在の山陽本線岩国~櫛ケ浜間)は&font(#008000){柳井線}と別路線扱いになり、山陽本線は現在もこの区間を走る… …はずだった。 しかし、更なる輸送力増加を目指して複線計画が持ち上がった所からこの路線の悲劇が始まる。 時間短縮の為無理やり山方面に路線を掘った為、傾斜や急カーブ箇所が多く欽明路トンネルをさらに拡張しなければならない等、 戦時中の日本の鉄道省にとって岩徳線区間は複線化するには技術も予算も時間も全くなかった。 そこで目に付いたのが柳井線となっていた旧線区間。海側を走る為、大幅に工事費が節約できることから 日本の鉄道路線でも稀にみる&font(#ff0000){本線→旧線降格→本線復帰}を果たす。 (一応、函館本線も新線区間が現在支線扱いで状況が似ているが、こちらは&font(#008cff){海側}が新線区間で車両の技術向上に伴い&font(#008000){山側}の旧線区間が本線区間に復帰してしまったという、全く逆の状態になっている。) かくして1944年の複線化に伴い、新線区間だったはずのこの区間が岩徳線と別路線に降格し、旧線区間が本線に返り咲き現在まで続いている。 但し、幸か不幸か山陽新幹線と山陽自動車道は距離の短い岩徳線と並行して走っている。 また、山陽本線岩国~櫛ケ浜間が災害などで不通の際には迂回路として使用されたりしているので、全く無視されたり廃線になる可能性は低いと思われる。 元山陽本線の為、路線開通時に出来た駅はどれも(現存する)駅舎は立派なのとホームが異常に長いのが特徴。 2018年に発生した平成30年豪雨により全線で壊滅的被害を受け、一部区間で最大1か月以上の運休が発生した。 ☆使用車両 キハ40形…2~3両で運行。正直言って&font(#808080){オンボロ車両}な上に元山陽本線区間の為 10両編成に対応できる広いホームの中にこじんまりと停車している姿は涙を誘う。管轄が廣島なのでお察しください。 キハ47形…40系とほぼ同じ。 主な駅一覧 岩国…[[山陽本線]]乗り換え。初代・3代目の岩国駅。 下の西岩国駅にも書いたが、岩国の中心市街からは離れているものの利便性が優れている為、こっちの方が栄えてる。 西岩国…2代目岩国駅。一応岩国市岩国の中心駅。岩徳線開通に伴い岩国駅を襲名するものの、例の1944年時の降格によって今の初代岩国駅に名前を奪われてしまった。何か岩徳線と似たような運命を辿っている不幸な駅。幸いにも山口県屈指の観光スポットである錦帯橋の最寄駅になっている事が救いとなったのか、1992年から無人駅となっていたが、2004年に簡易委託駅として有人駅に復帰した。 川西…錦川鉄道錦川清流線乗り換え。山口県を代表する作家・宇野千代の生家の最寄駅。 一応ここからも錦帯橋には行ける。錦川鉄道との接続駅にも関わらず無人駅‥。 欽明路…1990年に出来た岩徳線内で最も新しい駅。 周防花岡…甲子園出場経験もあり、なおかつ2013年に課外授業の女子風呂を覗き盗撮、LINEに流した長州人らしい狂の精神を持つ野球部を擁する山口県立華陵高等学校の最寄駅の為、利用者は多い。 櫛ケ浜…線路名称上の終着駅だが、全線が山陽本線経由で徳山まで直通する。 徳山…[[山陽新幹線]]・[[山陽本線]]乗り換え。終着駅。 追記・修正宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2013/06/18(火) 05:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 岩徳線(がんとくせん)は、岩国駅から櫛ケ浜駅(実際は徳山駅)を結ぶ[[JR西日本]]の鉄道路線である。 ラインカラーは&font(#008000){■}青緑。 なのに車体はタラコ色…解せぬ。 &footnote(出典:Wikipedia URL: http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/b/b2/%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg/800px-%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg 日時:2016/01/07 出典者:越谷在住) &blankimg(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/b/b2/%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg/800px-%E5%B2%A9%E5%BE%B3%E7%B7%9A.jpg,width=400,height=300) #contents *概要 この路線の悲しい運命は1920年代に遡り、当時輸送能力の限界を迎えていた[[山陽本線]]の時間短縮の為の新線区間として計画され1934年の全通に伴い、この区間は山陽本線となった。 旧線区間(現在の山陽本線岩国~櫛ケ浜間)は&font(#008000){柳井線}と別路線扱いになり、山陽本線は現在もこの区間を走る… …はずだった。 しかし、更なる輸送力増加を目指して複線計画が持ち上がった所からこの路線の悲劇が始まる。 時間短縮の為無理やり山方面に路線を掘った為、傾斜や急カーブ箇所が多く欽明路トンネルをさらに拡張しなければならない等、 戦時中の日本の鉄道省にとって岩徳線区間は複線化するには技術も予算も時間も全くなかった。 そこで目に付いたのが柳井線となっていた旧線区間。海側を走る為、大幅に工事費が節約できることから 日本の鉄道路線でも稀にみる&font(#ff0000){本線→旧線降格→本線復帰}を果たす。 (一応、函館本線も新線区間が現在支線扱いで状況が似ているが、こちらは&font(#008cff){海側}が新線区間で車両の技術向上に伴い&font(#008000){山側}の旧線区間が本線区間に復帰してしまったという、全く逆の状態になっている。) かくして1944年の複線化に伴い、新線区間だったはずのこの区間が岩徳線と別路線に降格し、旧線区間が本線に返り咲き現在まで続いている。 但し、幸か不幸か山陽新幹線と山陽自動車道は距離の短い岩徳線と並行して走っている。 また、山陽本線岩国~櫛ケ浜間が災害などで不通の際には迂回路として使用されたりしているので、全く無視されたり廃線になる可能性は低いと思われる。 元山陽本線の為、路線開通時に出来た駅はどれも(現存する)駅舎は立派なのとホームが異常に長いのが特徴。 2018年に発生した平成30年豪雨により全線で壊滅的被害を受け、一部区間で最大1か月以上の運休が発生した。 *☆使用車両 キハ40形…2~3両で運行。正直言って&font(#808080){オンボロ車両}な上に元山陽本線区間の為 10両編成に対応できる広いホームの中にこじんまりと停車している姿は涙を誘う。管轄が廣島なのでお察しください。 キハ47形…40系とほぼ同じ。 *駅一覧 岩国…[[山陽本線]]乗り換え。初代・3代目の岩国駅。 下の西岩国駅にも書いたが、岩国の中心市街からは離れているものの利便性が優れている為、こっちの方が栄えてる。 西岩国…2代目岩国駅。一応岩国市岩国の中心駅。交換可能。 岩徳線開通に伴い岩国駅を襲名するものの、例の1944年時の降格によって今の初代岩国駅に名前を奪われてしまった。何か岩徳線と似たような運命を辿っている不幸な駅。幸いにも山口県屈指の観光スポットである錦帯橋が周辺にあることが救いとなったのか、1992年から無人駅となっていたのが2004年に簡易委託駅として有人駅に復帰した。 駅舎は洋風レトロで立派。 川西…錦川鉄道錦川清流線乗り換えだが無人駅‥。 県立岩国高校と山口県を代表する作家・宇野千代の生家の最寄駅。 錦帯橋に一番近い駅であり、徒歩20分くらいで行けるには行ける。 (森ヶ原信号場…錦川清流線との実際の分岐点) 柱野…交換可能駅。秘境感ある周りの雰囲気に似つかわない長いホームを持つ。 欽明路…1990年に出来た岩徳線内で最も新しい駅。 玖珂…岩国市玖珂地区の中心駅であり、有人。 周防高森…岩国市周東地区の中心駅で有人だが、こちらは交換可能。 米川…岩国市の駅はここまで。 高水…周南市熊毛地区の中心駅で交換可能。 近くにナベツルという鳥が飛来することから駅にはモニュメントや剥製が置かれている。 勝間…駅舎もない棒線駅だが新興住宅地の近くにあるため割と利用はある方。 大河内…ここも近隣の新興住宅地からの利用が多い他、国道2号からすぐにアクセス可能。 周防久保…交換可能。 生野屋…山陽新幹線の高架橋に面している。 周防花岡…下松市の岩徳線の駅としては一番利用の多い駅。こちらも山陽新幹線の高架橋のすぐ隣にある。 甲子園出場経験もあり、&s(){なおかつ2013年に課外授業の女子風呂を覗き盗撮、LINEに流した} 長州人らしい&s(){狂の}精神を持つ野球部を擁する山口県立華陵高等学校の最寄駅でもある為、利用者は多い。 櫛ケ浜…再び周南市に戻る。 線路名称上の終着駅だが、全線が山陽本線経由で徳山まで直通する。 徳山…[[山陽新幹線]]・[[山陽本線]]乗り換え。実際の終着駅。 追記・修正宜しくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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