獣拳戦隊ゲキレンジャー

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&font(#6495ED){登録日}:2011/04/06 Wed 00:46:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ケモノを心に感じ ケモノの力を手にする拳法―― &size(20){&b(){&font(#ff0000){獣拳}}} 獣拳に、相対する二つの流派あり &b(){一つ!} &b(){正義の獣拳} &size(20){&b(){&font(#ff0000){激獣拳ビーストアーツ}}} &b(){一つ!} &b(){邪悪な獣拳} &size(20){&b(){&font(#800080){臨獣拳アクガタ}}} &b(){戦う宿命の拳士たちは} &b(){日々、高みを目指して、学び、変わる!} } #center(){ &sizex(5){&bold(){&color(red){燃え立つ&ruby(げき){激気}は正義の証!}}} &sizex(6){&bold(){&color(red){獣拳戦隊!}}} &sizex(7){&bold(){&color(red){ゲキ}&color(gold){レ}&color(blue){ン}&color(#800080){ジ}&color(orange,whitesmoke){ャ}&color(goldenrod,black){ー}&color(#6aa84f){!!}}}} 2007年2月18日から2008年2月10日までテレビ朝日系列で放送された、[[スーパー戦隊シリーズ]]第31作。 キャッチコピーは&bold(){「高みを目指して、学び、変わる!」}。 話数カウントは「修行その○○」。 劇場作品「[[電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦]]」 Vシネマ「[[獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー]]」 *【概要】 モチーフは動物+中国拳法。『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』以来の中国拳法戦隊である。 『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』以来の3人戦隊であり、追加メンバーには白の戦士に加え、シリーズ初の紫の戦士も登場した。 カンフー映画や格闘漫画を意識した作風が特徴。 戦闘シーンはカンフーアクションを中心にした独自性のあるもので、例年よりも近接戦の応酬が多く見応え抜群。 戦士のスーツは[[ブルース・リー]]のトラックスーツを思わせるような上下一体型のつくりになっており、シリーズ初のベルトを着用しない斬新なデザインになっている。 また戦隊ヒーローに欠かせない剣や刀などの武器は初期の段階では登場せず、ヌンチャクやトンファーといった格闘武器を中心に装備していた。 作品のテーマは「学ぶこと」や「変わること」で、過去に袂を分かった正邪2流派の対決の中で、両派の拳士が学び成長していく姿を描いている。 主人公側のゲキレンジャーだけでなく、敵陣営の臨獣殿のキャラクター描写にも比重が置かれており、敵の首領とその右腕が「敵陣営側の主人公とヒロイン」にして「黒と緑の戦士に変身する悪のヒーロー」として扱われているのが大きな特徴的であり、「正義の変身ヒーローVS悪の変身ヒーロー」という構図を全面的に押し出している。 こうした仲間やライバルと拳を交えながら修行を重ね、成長して分かり合うという、戦隊シリーズでありながら少年漫画の王道を行く熱いシナリオが魅力となっている。 『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』と同じくOP映像はニュージーランドで撮影されており、更にこちらではEDにもニュージーランドで撮影された素材が使われている。 また、劇場版もタイトル通り香港が舞台((特撮班が香港で撮影した素材が使われるに留まっており、ドラマパートの撮影自体は日本国内で行われている))であり、何かと海外に縁がある戦隊であった。 「47戦隊47都道府県」では[[和歌山県]]を担当。 アドベンチャーワールドにパンダがいる事が由来と思われる。 *【あらすじ】 獣拳は獣の力を心に感じ、獣の力を手にする拳法である。 古代中国で誕生したこの拳法はある時を境に正義の流派「&font(#ff0000){激獣拳ビーストアーツ}」と邪悪な流派「&font(#800080){臨獣拳アクガタ}」に分かれた。 そして現代、激獣拳はスポーツメーカー「スクラッチ」を組織し、最新のスポーツ科学を使い、技を進化させていた。 一方、臨獣拳は新しき当主、理央という青年が臨獣拳を極め、強さの頂に立つために悪の組織「臨獣殿」を再興していた。 そんな中、「スクラッチ」の職員である真咲美希は森で臨獣マンティス拳使いのマキリカに襲われ、臨獣拳の創始者「三拳魔」の魂を封印した「拳魔の腕輪」を奪われてしまう。そしてその森で、美希は身体が有り得ないくらい頑丈な野生児の青年「漢堂ジャン」と出会う。 ジャンは美希が使用した激獣拳に興味を持ち、美希についていきスクラッチを訪れるが、そんなときに拳魔の腕輪に封印された三拳魔の魂を復活させるべく、理央の命を受けたマキリカが街々を襲い尽くす。 人々が襲われる様を見て怒りに震えたジャンは土壇場でゲキレッドに変身し、マキリカを激破。 こうしてジャンは同じ激獣拳使いの宇崎ランと深見レツの2人とチームを組み、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」として臨獣殿との戦いへ挑んでいくのであった。 *【登場人物】 **&bold(){■獣拳戦隊ゲキレンジャー} 獣の力を手にする拳法・激獣拳ビーストアーツを受け継ぐ正義の戦士たち。 七拳聖マスター・シャーフーの門下生として修行に励む。ゲキレンジャーになること自体が&bold(){修行の一環}である。 正義を愛する熱い心から生み出される「激気(げき)」というエネルギーを力の源とする。 激獣拳を科学的に進化させたスクラッチ社の全面的なバックアップを受けており、装備や変身アイテムはすべてスクラッチの開発した物。 そのため、メンバーは全員スクラッチの社員として扱われており、「特別開発室所属アスリート」という表向きの肩書きを持つ。 当初のメンバーは3人だが、戦いの中で、更に異なる激気を扱う2人の戦士が加入した。 ***◇&font(#ff0000){漢堂ジャン/ゲキレッド} 演:鈴木裕樹 &bold(){&font(#ff0000){「身体に漲る無限の力! “アンブレイカブル・ボディ” ゲキレッド!!」 }} ゲキレッドに変身する、本作の主人公。激獣タイガー拳の使い手。 幼少期から虎に育てられた野生児。その為、身元は不明。 久しく人と接していなかった為、一般常識には乏しく、好奇心旺盛だが精神的には幼い。 「ニキニキ」などといった「ジャン語」と呼ばれる独特の言語によって表現する。 このジャン語は使用される回のサブタイトルにもなっている。 自然と共に生きてきたこともあって、「体力」は抜群で体そのものの頑丈さも並外れている。 その一方で精神的に幼いために我慢が苦手で堪え性が無いことが難点で、今後の課題は「心」を成長させること。 「&font(#ff0000){ニキニキだ!!}」 ***◇&font(#ffdc00){宇崎ラン/ゲキイエロー} 演:福井未菜 &bold(){&font(#ffdc00){「日々是精進、心を磨く! “オネスト・ハート” ゲキイエロー!!」}} ゲキイエローに変身する。激獣チーター拳の使い手。元は陸上選手であり、スピードを生かした戦法を得意とする。 曲がったことを嫌う真面目でストレートかつ勝気で男勝りな性格でたびたびレツとは口論になる事も。「&font(#ffdc00){根性!!}」が口癖。 真っ直ぐな性格な反面、何でも「根性」で解決しようとする荒っぽい部分があるため、今後の課題は「技」を磨くこと。 因みにゲキレンジャーのリーダーは彼女。「キャプテン」と呼ばれることもある。 ***◇&font(#0000ff){深見レツ/ゲキブルー} 演:高木万平 &bold(){&font(#0000ff){「技が彩る大輪の花! “ファンタスティック・テクニック” ゲキブルー!!」}} ゲキブルーに変身する激獣ジャガー拳の使い手。華麗な技の数々で敵を翻弄することを得意としている。 かつては若き天才画家として嘱望されていたこともあり、芸術家気質な一面があり、性格はやや理屈っぽく合理主義的。 その性格故に技を磨くことにしか関心が無い上に、体力面に難がある為、今後の課題は「体」を鍛えること。 [[3年後にはホストになり>インディゴの夜]]、更にその[[4年後には決闘者に転身してレジスタンスに所属する>ユート(遊戯王ARC-V)]]など波乱万丈な人生を送っているらしい。 作中偽レツが登場する回があるが、それを演じたのは高木氏の双子の弟こと二代目アキバレッドである。 「&font(#0000ff){教えてください!}」 ***◇[[&font(#800080){深見ゴウ/ゲキバイオレット}>ゲキバイオレット/深見ゴウ]] 演:三浦力 &bold(){&font(#800080){「&ruby(刺激){紫激気}、俺流、わが意を尽くす! “アイアン・ウィル” ゲキバイオレット!!」}} 物語中盤より登場。亡くなったと思われていたレツの兄。 臨気に近い特殊な激気である「紫激気」を持ち、ゲキバイオレットに変身する激獣ウルフ拳使い。 ある事情から意識を失い、行方不明となっていた。また、レツが子供の時から年をとっていない。 クールな一匹狼で協調性がないように見えて、実は優しい性格の持ち主。 口癖は「&font(#800080){参ったぜ}」や「&font(#800080){なんてこった}」。 キョウリュウバイオレットが登場するまではスーパー戦隊シリーズ唯一だった&font(#800080){紫}の戦士。ブルーとの関係を思わせる色として選ばれた。 [[その後は銀河連邦警察に出向し、2代目宇宙刑事シャリバンを継いだという噂が…。>宇宙刑事シャリバン・シャイダー NEXT GENERATION]] ***◇[[&color(orange,whitesmoke){久津ケン/ゲキチョッパー}>ゲキチョッパー/久津ケン]] 演:聡太郎 &bold(){&color(orange,whitesmoke){「才を磨いて、己の未来を切り開く! “アメイジング・アビリティ” ゲキチョッパー!!」}} 物語中盤より登場。ゲキチョッパーに変身する、激獣ライノセラス拳の使い手。 元は4人目として呼び寄せられたが合流に遅れ、1度はジャン達からゲキレンジャーに加わることを拒否される。 かなりいい加減な性格で女好きだが、生まれ持った激獣拳の才能は高い実力者。 「&color(orange,whitesmoke){押忍!}」が口癖で好物はメンチカツ等。 激気を硬く鋭利にするゲキワザ「激気研鑚(げきけんさん)」を使用する。 「&color(orange,whitesmoke){ここからがハイライトだぜ!!}」 初見の人等からよく名前を「ゲキホワイト」と間違えられる 演者は21歳だが、老けて見られることが多い(レツ役の高木と同い年だが誕生日は高木の方が早く、実質は彼がゲキレンジャー最年少となる)。たぶんヒゲのせい。  7年後の戦隊ではミオの憧れの人として登場(ケンの特徴の髭がなかったため別人にしか見えなかった)。 [[8年後>仮面ライダーゴースト]]には[[眼魔>眼魔(仮面ライダーゴースト)]]の世界に移住し、&font(l){グンダリ無駄遣いおじさん}[[3号ライダー>アラン/仮面ライダーネクロム]]の補佐役に転職したとの噂が…。 **&bold(){■[[七拳聖>激獣拳七拳聖・臨獣拳三拳魔]]} 「激臨の大乱」と呼ばれる戦いで10人の獣拳使いの内、獣拳の元に残った7人の獣拳使い達の総称。若き拳士達から「マスター」と呼ばれ、自らが認めた弟子を指導する。 元は全員人間だったが、かつての友・拳魔達と戦った際、禁断の技「獣獣全身変」を使い、それぞれが持つ獣拳に該当する動物の姿を半擬人化した姿となり、今に至る。現在は「獣拳不闘の誓い」を立て、戦いには参加できないようになっている。「○○の中に修行あり」というモットーを持つ。 シャーフーを除く6人の名前は、カンフーアクション映画の著名俳優を元にしており、彼らの吹き替えを演じた声優が多くキャスティングされている。 ***◇マスター・シャーフー [[CV>声優(職業)]]:永井一郎 「暮らしの中に修行あり、激獣拳とは日々よく生きることと見つけたり」 激獣フェリス拳の使い手。ゲキレンジャー直接の師匠。外見は年老いた猫に似ている。年寄りじみた言葉が多い。「暮らしの中に修行あり」がモットー。木で爪を研いだり猫じゃらしにじゃれつくなど、見た目どおりの仕草が見られる。 基本的に温厚だが操縦刀をバカンスの資金にするために売り払ったケンにはさすがに「バカモン!!」と怒り、これは永井が声を当てていた『[[サザエさん]]』の礒野波平が息子の礒野カツオを怒るシーンのオマージュである。 [[かつては黒十字軍の赤いホームラン王だった。>野球仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)]] ***◇エレハン・キンポー(マスター・エレハン) CV:水島裕 「遊びの中に修行あり、世界が恋するエレファント拳」 激獣エレファント拳の使い手。一人称は「俺ちゃん」、口癖は「~だゾウ」と、極めて軽い性格をしている。通称エロハン。 遊び心や平常心など、「心」に余裕を持つことをモットーとし、生真面目すぎるランに釣りなどの遊びを通して&font(l){さらにセクハラを交えながら}鎖鉄球「ゲキハンマー」の極意を伝授した。 元ネタはサモハン・キンポー。 ***◇バット・リー(マスター・リー) CV:[[池田秀一]] 「忘我の中に修行あり、美技を極めるバット拳」 激獣バット拳の使い手。七拳聖随一の二枚目にして、気難しい偏屈者。 忘我の境地に至り、敵の攻撃を柳のように受け流すことを真髄とする。美しい「技」にこだわりを持つレツに、ひたすら舞を踊らせ続けることで仕込み鉄扇「ゲキファン」の扱いを会得させた。 コウモリらしく天井に逆さになることもある。 元ネタはジェット・リー。 ***◇シャッキー・チェン(マスター・シャッキー) CV:[[石丸博也]] 「シャッキーン! の中に修行あり、とにかく頑張るシャーク拳」 激獣シャーク拳の使い手。七拳聖の中で一番の若輩であり、涙もろくうっかり者な性格もあって先輩たちから厳しめの評価を受けていた。 天性の「体」の頑丈さを持つジャンと意気投合、初めての弟子とする。 ジャンからは「サメ」と呼び捨てにされていた(これはシャーフーらも同様)が、確かな師弟愛があり、師匠の教えを信じ双刀「ゲキセイバー」を使いこなしたジャンの姿を見て拳聖としての自信をつけた。 元ネタは言わずと知れたジャッキー・チェン。 ***◇ゴリー・イェン(マスター・ゴリー) CV:[[大友龍三郎]] 「荒ぶる賢人、レイジング・ハート」 激獣ゴリラ拳の使い手。マスター・トライアングルの一角で、「心」を極めている。 ゲキレンジャーに与えられた試練、「三山戦」においてジャンと心が問われる勝負を行う。 見た目はいかついが小説家として著書を出版したり、お悩み相談所を開いて拳士たちの心のケアをしたりと非常に理知的な面もある。ゲキワザを使用した催眠療法のようなことも行っており、理央すらも彼のカウンセリングを受けに訪れるほど。 得意のアメリカンジョーク(?)は必聴。 元ネタはドニー・イェン。 ***◇ミシェル・ペング(マスター・ミシェル) CV:[[田中敦子]] 「華麗なる戦いの女神、シュープリーム・テクニック」 激獣ペンギン拳の使い手。七拳聖の紅一点。 マスター・トライアングルの一角で「技」を極めている。三山戦では技を競ってランと対決した。 好物はカキ氷。スクラッチのスウェーデン支社長でもあり、何気にキャリアウーマン。 ナースのコスプレも披露した。カワイイ。 「技のデパート」とも呼ばれ、物語終盤ではそれを見込んだゴウに究極のゲキワザ「天地転変打」の修行を依頼された。 元ネタはミシェル・キング(現:ミシェル・ヨー)。 ***◇ピョン・ピョウ(マスター・ピョウ) CV:[[草尾毅]] 「サバンナの遊撃手、アンダイイング・ボディ」 激獣ガゼル拳の使い手。 マスター・トライアングルの一角で「体」を極めている。三山戦においてはレツと体を張った泥臭い争いを演じた。 動物保護区の警備員を務める、クールなタフガイ。しかしクリスマス回ではトナカイ役を押しつけられるなど、案外ノリやすい。 元ネタはユン・ピョウ。 **&bold(){■その他} ***◇真咲美希 演:伊藤かずえ スクラッチ社の特別開発室室長で、ゲキレンジャーのまとめ役。スーツ姿が凛々しい。 激獣レオパルド拳の使い手で実力も高いが現在は一線から退いている。なつめという娘がいる。 理央、ゴウとは同時期に獣拳を修行していた仲間でもある。 昔は不良で関東スケバン連合初代総長として名を馳せた時期もある。 「昨日今日グレたシャバぞうが!!」 //[[キラメイジャー]]27話にて娘のなつめとともにゲスト出演もした。 **■&bold(){臨獣拳アクガタ/臨獣殿} 獣拳より離反した3人の獣拳使いにより設立された獣拳のもう1つの流派である。獣拳を邪悪な力に利用し、激獣拳と対立する。激臨の大乱により、三拳魔が封印されたがかつての弟子だった理央が裏切り、復興させた。 ***◇[[&color(goldenrod,black){理央/黒獅子リオ}>理央(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]] 演:荒木宏文(現:新木宏典) &bold(){&color(goldenrod,black){「猛きこと獅子の如く。強きこと、また獅子の如く。世界を制する者、我が名は黒獅子リオ」}} 臨獣殿の現当主。臨獣ライオン拳の使い手で臨気を解放する事で臨気凱装、黒獅子リオになる。臨獣殿では唯一の人間。 始めは力のみを追求しており、21話ではそれについてジャンから厳しい批判を喰らっている。さらに同話でジャンに完膚無きまでに叩きのめされ雪辱を許してしまった際には負けたことが信じられず、メレの制止を振り切ってまで再戦をしようとしたり、戦闘中もカゲキを「くだらない」とこき下ろしていたことから中身が伴わない戦いをしていたのは明白である。 終盤での[[共闘>味方化]]が認められたのかゴーカイジャーでは[[番外戦士]]扱いとされた。 ***◇[[&font(#008000){臨獣カメレオン拳のメレ}>メレ]] 演:平田裕香 &bold(){&font(#008000){「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦う “ラブウォリアー”! 臨獣カメレオン拳使いのメレ!!」}} 女幹部で臨獣カメレオン拳の使い手。 若く妖艶な人間の女性の姿をしているがそれは臨気により、生前の頃の姿に擬態された状態で彼女もリンリンシー。 自分を蘇らせてくれた理央に心酔していると同時にあからさますぎる恋愛感情を抱いており、それら全部ひっくるめて「理央様のため」というのが彼女の行動原理。理央も理央でメレのことを「我が片腕」と称しており、強い信頼を置いている。 愛の力で彼女も番外戦士入り。ある意味戦隊から最もかけはなれたデザインのレジェンド戦隊である。 なお、カメレオンの名前の由来はギリシャ語のkhamai(小さな)とleon(ライオン)である。((おそらく頭部周辺の発達した形状や体を膨らませて威嚇する様子をライオンに見立てたものとされる。)) なお演者は後に邪馬台国の女王を演じることになる。 ***◇激獣フライ拳のバエ CV:[[石田彰]] 激獣フライ拳の使い手。巨大戦マニアであり、巨大戦が始まると勝手にメレの胃袋から飛び出してきて、周囲にいるメレや拳聖などを一方的に解説役に指名して勝手に実況する。 そのため、本作ではいわゆる「ロボソン」が作られていない。 生前、メレと闘い全身獣々変を使った上で食われて敗北した激獣拳の拳士であり、メレが蘇った際に彼女の一部として蘇生したため、メレの体内で彼女の臨気を浴びていないと衰弱死してしまう体質になってしまった。 そんな事情を知らない激獣拳側からは裏切り者と見られているが、実際はただの捕虜である。 ……の割にはえらくフリーダムだが気にするな。 &font(#ff0000){演者的にはフリーダムではなくジャスティスだけどな!} ***◇[[&color(goldenrod){幻獣ドラゴン拳のロン}>ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]] 演:川野直輝 幻獣ドラゴン拳の使い手の%%デコスケ野郎%%金髪の青年。 当初は謎の男としてメレの前に現れ、理央の為に様々なことを吹き込む。 理央の前には直接姿を見せずに他人に化けて現れていた。 飄々としており、掴み所の無い男。いつも顔の近くで話す。本作屈指にして&bold(){戦隊シリーズ史上に残る外道}。詳しくは[[該当項目>ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]]にて。 かつては怪談トリオの一人であり(2019年現在は唯一の現役組)、この後[[ジーン・ドーパント>ドーパント]]を経て、[[湾岸署刑事課強行係>踊る大捜査線(ドラマ)]]の巡査や[[国家安全局0課>仮面ライダーウィザード]]の警視に転生した。 「&color(goldenrod){メレ様、耳寄りな話があります}」   *【獣拳巨人】 **◆[[ゲキトージャ]] ゲキレンジャーの一号ロボ。 ゲキタイガー、ゲキチーター、ゲキジャガーの三体が獣拳合体。 詳しくはリンク先参照。   **◆[[ゲキファイヤー]] スーパーゲキレンジャーとなったジャン、ラン、レツが操縦する二号ロボ。 ゲキゴリラ、ゲキペンギン、ゲキガゼルの三体が獣拳合体。 詳しくはリンク先参照。 **◆サイダイオー 獣拳の始祖ブルーサ・イーの魂が宿ったサイダインが変形、ケンが操縦刀で操る。   *【他作品での活躍】 **◆[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]での活躍 第7話の『ニキニキ!拳法修行』にて&font(#ff0000){漢堂ジャン}が登場。 広場で子ども達にカンフーを教えていた。慟哭丸もしっかり首にぶら下げている。 ハカセとアイムを一時的に弟子入りさせた。 『&font(#ff0000){修行なんて、本当はどこでもできるんだ。高みを目指し、学び、変わろうとする気持ち…それさえあればな}』 劇中ラストにはマスター・シャーフーも登場、そして〆のトライアングルはジャンに鳴らされた。 **◆[[魔進戦隊キラメイジャー]]での活躍 エピソード27にて、真咲美希・なつめ母娘が登場。 &font(#ff0000){世界観を共有しており、スクラッチ社が存続している。} ゲキレンジャーがキラメイジャーより前に地球を救った先輩戦隊として紹介される他、 スクラッチ社が女子陸上選手である[[速見瀬奈>キラメイグリーン/速見瀬奈]]のスポンサーかつ、CARATの支援もしている。 そのため当時の映像ではあるが、令和に永井一郎ボイスが聞けるというサプライズ付き。 なつめは瀬奈の大学での先輩にあたり、スクラッチ社員として成長した姿で登場した。 が、母娘二人共「ジャン語」にだいぶ支配されていた…。 追記、修正はニキニキだぁ〜! 30.[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]←31.獣拳戦隊ゲキレンジャー→32.[[炎神戦隊ゴーオンジャー]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ニキニキだぁ!/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 20話まで見たが、臨獣側が真の主人公だとは思えんなあ。他の戦隊ではボスと幹部の談話となるパートを理央のストーリーパートにしているだけだし、激獣側のストーリーの尺配分も他の戦隊と大して変わらんし -- 名無しさん (2013-07-08 21:02:23) - ランでふとももの素晴らしさを痛感した -- 名無しさん (2013-08-17 20:28:32) - ↑2 ガチの特訓って感じがあったからって聞いた事があるんだが -- 名無しさん (2013-08-17 20:33:30) - ロンの最後セリフ好き -- 名無しさん (2013-08-17 20:51:16) - 15話って、終盤のジャンにまつわる話を見ると複雑だなあ。 -- 名無しさん (2013-08-17 20:56:57) - クリスマスの回で過激気を習得したんだしスーパーゲキチョッパーをやって欲しかったなあ -- 名無しさん (2013-08-17 20:57:58) - ケンの数少ない取り柄の激気研鑚をジャンがやってのけてその次の話でサイダイオーくれくれとか泣きそうになるね -- 名無しさん (2013-09-02 21:01:40) - 当時は電王がすごい人気で影に隠れちゃった感じだけど、批判も多かったベルト無しのスーツデザインもかなり好きだった。塚田Pということで柔道一直線やドラゴンボールや北斗の拳などのパロディーや伏線の多いストーリー展開も良かったと思うし、最終バトルや理央vsジャンの決闘も熱かったんだけど…。いろいろ惜しかった戦隊。 -- 名無しさん (2013-09-12 20:05:22) - とりあえずゲキリントージャのかっこ良さはガチ -- 名無しさん (2013-12-04 12:49:02) - サイダイゲキリントージャもな -- 名無しさん (2013-12-04 19:04:26) - 歴代女性イエローの例に漏れず、ランが凄まじく可愛い。 -- 名無しさん (2013-12-16 00:26:01) - 中国拳法がモチーフなのに横文字使いまくってることに違和感を感じてた -- 名無しさん (2014-01-30 00:00:34) - メレ様が豚の角煮でMプレイする回はいつ見てもいい -- 名無しさん (2014-01-30 00:04:43) - シャーフー…(´;ω;`) ソフビとか出てて優遇されてたなぁ…可愛かった -- 名無しさん (2014-01-30 00:28:37) - 「ばかもん!」だけじゃない、シャーフーの「暮らしの中に授業あり」もまた、重みのある名台詞だったよ。 -- 名無しさん (2014-01-30 01:03:51) - マク「バカヤロー、シャーフー・・・。」 -- 名無しさん (2014-01-30 01:18:16) - ロンは本当に戦隊物の悪役か?と思う位のゲス野郎としか印象に残ってない -- 名無しさん (2014-05-15 22:25:17) - ↑『悪い奴は賢い、賢い奴は口調がていねい、だから怖いし気持ち悪い』という塚田のこだわりが生んだモノだからしょうがない。俺的にはさんをつけろよデコスケ野郎!!って印象しかないけどな -- 名無しさん (2014-05-16 12:56:10) - ↑11 コレに関しちゃ単に構成・脚本が…でFAかと ゴセイもだが -- 名無しさん (2014-07-24 19:45:19) - ↑プロデューサーの意向も関わってるんじゃないかと。バン⇒魁⇒ジャンとキャラ変わってないし、主人公側が強くなると敵側がすぐさま強くなるという偏りもWやフォーゼでも変わってなかったし。 -- 名無しさん (2014-07-25 21:38:16) - ↑とりあえず誰か一人が原因かのように考えるのはやめとこうやみんな -- 名無しさん (2014-07-25 21:40:01) - ゴーカイジャーで出たジャンは成長しつつも、良い意味でジャンのままという一番良い再登場だった -- 名無しさん (2014-08-25 23:00:50) - ヒーローVSダークヒーローの王道 -- 名無しさん (2015-02-04 13:22:04) - ゴーカイジャーでの客演時に主題歌が流れなかったのが残念だった。初めてのゴーカイオーの新形態が登場しない大いなる力でもあったし、なんかがっかりした。 -- 名無しさん (2015-02-04 21:02:11) - 最終話見るまではなんで激獣戦隊じゃなくて獣拳戦隊なんだろうと思ってた -- 名無しさん (2015-08-03 22:34:14) - 七拳聖は仮面ライダー1号orBLACK怪人、三拳魔はクウガのグロンギ怪人をそれぞれベースにしている感じがする。 -- 名無しさん (2015-12-12 22:24:46) - 何で七拳聖&三拳魔の項目がないんじゃー! -- 名無しさん (2015-12-12 22:26:14) - ランがヤンキーになるお話が大好きです。 -- 名無しさん (2016-01-30 01:58:14) - 好き嫌いじゃなくバイオレットとチョッパーは出さずに初期三人にドラマ集約させるべきだったんじゃないかなと思う -- 名無しさん (2016-02-05 15:49:08) - ↑ハリケンやアバレンもそうだが、三人戦隊のネックはそれだな。特に黄色は空気化の鬼門だと思う。 -- 名無しさん (2016-02-05 16:03:01) - 動物戦隊ジュウオウジャーとコラボしそう・・・・ -- 名無しさん (2016-02-05 16:17:19) - ゲキチョッパーが今じゃグンダリ無駄遣いの人・・・ -- 名無しさん (2016-03-20 17:25:07) - ↑2ジュウオウジャーはサメ、ライオン、ゾウ、トラと来てゲストにゴリラのおじさんだからな。作風は似てないのになんか親戚戦隊みたいな感覚あるw -- 名無しさん (2016-03-25 15:18:17) - ジューマンと拳聖の出会いを見てみたいけど、シャーフーがもう出られないんだよな… -- 名無しさん (2016-03-25 18:30:51) - もっと早くに本性現してたら、ロンの中の人はラディゲやバスコの中の人と同じ目に遭ってたと思う。 -- 名無しさん (2016-03-25 22:25:10) - ゴーバス同様、スーパー戦隊の新しい試みが詰まった作品だと思う。 -- 名無しさん (2016-05-20 15:14:36) - 合言葉は豚の角煮。 -- 名無しさん (2016-09-26 19:47:22) - 敵味方含め構成員全てが人間出身という戦隊も珍しい -- 名無しさん (2016-09-26 20:19:05) - ロンが一回メレ見ながら「おい、お嬢ちゃんそりゃねえだろ」とか汚い口調になったの覚えてるが…あれが素なんだろうか -- 名無しさん (2016-09-26 20:31:44) - ゴーオンジャーの面々が素質ありすぎて吹いたwww、ゴールドシルバーに至っては昔ゴリラに習ってたという -- 名無しさん (2017-12-05 10:03:34) - 近年少しづつだが再評価の兆しがあるようで嬉しいよ。 -- 名無しさん (2018-03-18 00:20:35) - 最後のナレーションのカッコよさはガチ -- 名無しさん (2018-03-21 21:13:01) - つべの公式配信で観始めたけど物凄く面白い。特にジャンは単なる考えなしじゃない、感覚に基づいた自分なりの生き方をきちんと持ってるのが伝わってきてすごい好き。 -- 名無しさん (2018-05-26 02:07:19) - 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-26 10:01:55) - 今更ながら全話視聴したけど、ジャンとリオの絡むメインの話はほんと燃えるよ。過激気を身に付けた回や、終盤での共闘は手に汗にぎる…反面、追加戦士枠の扱いはかなり悪いように思えた…(リオと523の決闘、最終決戦での扱いとか) -- 名無しさん (2019-11-30 21:14:28) - ↑1 全面的に同意な 芸能界で残ってるのジャンと理央だけだし いつか決着つけてほしい -- 名無しさん (2020-01-08 21:19:36) - ジャン「アイツら(ゴーカイジャー)は自分で変われるよ?」「オレたちの魂は、ちゃ~んと受け継がれてる・・・ズンズンだ!」 -- 名無しさん (2020-05-15 20:34:52) - 10yearsは無かったですよね…。ランとレツの中の人が引退して、その1年後に523ことゴウの中の人も引退しましたし…。 -- 名無しさん (2020-05-20 19:26:20) - 来週のキラメイジャーに真咲親子が登場します。 -- 名無しさん (2020-10-04 10:02:26) - ↑まさかの本編映像とBGMをガッツリ使って来るとは… -- 名無しさん (2020-10-15 22:18:41) - ↑5 チョッパーの人もまだ現役だよ -- 名無しさん (2020-10-25 14:54:55) - ↑6 メレ様もだった -- 名無しさん (2020-10-25 14:56:14) - キラメイジャーに真咲親子が登場したけどメンバー5人と七拳聖のその後の動向が気になる。今でも子供達に激獣拳を教えてるのだろうか。 -- 名無しさん (2021-03-04 21:28:51) - ゲキレンジャーを見て思ったのはレッド、理央、メレにスポットが当たりすぎと思った。それのせいで残りの4人は幻獣拳編はほぼ空気と化していた。この4人をもう少し押していたら評価は上がったかもしれない -- 名無しさん (2022-03-21 10:33:29) - 今から観ると、「負担の少ないやり方で修行が出来るならそれに越したことはない」の激獣拳と「修行の過程で死んだところで弱いお前が悪いだけ」の臨獣拳って、なんかスポーツ界の光と闇を見てるような気がしないでもない -- 名無しさん (2022-10-25 07:47:03) - このアニヲタでどうも納得いかないことがある。 -- 名無しさん (2022-11-20 20:06:29) - すまん。さっきの↑のコメントまだ途中だった今から続きを言うと、なんでまだ臨獣拳の項目がないんだ。 -- 名無しさん (2022-11-20 20:09:48) - 中国拳法モチーフだけど中国国内での人気って…どうなんだろ? -- 名無しさん (2023-04-15 17:20:01) - ↑そもそも中国で放送された戦隊はドンブラが初だから現状だと人気もへったくれもなかったりする -- 名無しさん (2023-04-15 17:40:36) - ここ数年くらいでだんだん再評価が進んでる気がする -- 名無しさん (2023-06-27 08:54:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/04/06 Wed 00:46:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ ケモノを心に感じ ケモノの力を手にする拳法―― &size(20){&b(){&font(#ff0000){獣拳}}} 獣拳に、相対する二つの流派あり &b(){一つ!} &b(){正義の獣拳} &size(20){&b(){&font(#ff0000){激獣拳ビーストアーツ}}} &b(){一つ!} &b(){邪悪な獣拳} &size(20){&b(){&font(#800080){臨獣拳アクガタ}}} &b(){戦う宿命の拳士たちは} &b(){日々、高みを目指して、学び、変わる!} } #center(){ &sizex(5){&bold(){&color(red){燃え立つ&ruby(げき){激気}は正義の証!}}} &sizex(6){&bold(){&color(red){獣拳戦隊!}}} &sizex(7){&bold(){&color(red){ゲキ}&color(gold){レ}&color(blue){ン}&color(#800080){ジ}&color(orange,whitesmoke){ャ}&color(goldenrod,black){ー}&color(#6aa84f){!!}}}} 2007年2月18日から2008年2月10日までテレビ朝日系列で放送された、[[スーパー戦隊シリーズ]]第31作。 キャッチコピーは&bold(){「高みを目指して、学び、変わる!」}。 話数カウントは「修行その○○」。 劇場作品「[[電影版 獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦]]」 Vシネマ「[[獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー]]」 *【概要】 モチーフは動物+中国拳法。『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』以来の中国拳法戦隊である。 『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』以来の3人戦隊であり、追加メンバーには白の戦士に加え、シリーズ初の紫の戦士も登場した。 カンフー映画や格闘漫画を意識した作風が特徴。 戦闘シーンはカンフーアクションを中心にした独自性のあるもので、例年よりも近接戦の応酬が多く見応え抜群。 戦士のスーツは[[ブルース・リー]]のトラックスーツを思わせるような上下一体型のつくりになっており、シリーズ初のベルトを着用しない斬新なデザインになっている。 また戦隊ヒーローに欠かせない剣や刀などの武器は初期の段階では登場せず、ヌンチャクやトンファーといった格闘武器を中心に装備していた。 作品のテーマは「学ぶこと」や「変わること」で、過去に袂を分かった正邪2流派の対決の中で、両派の拳士が学び成長していく姿を描いている。 主人公側のゲキレンジャーだけでなく、敵陣営の臨獣殿のキャラクター描写にも比重が置かれており、敵の首領とその右腕が「敵陣営側の主人公とヒロイン」にして「黒と緑の戦士に変身する悪のヒーロー」として扱われているのが大きな特徴的であり、「正義の変身ヒーローVS悪の変身ヒーロー」という構図を全面的に押し出している。 こうした仲間やライバルと拳を交えながら修行を重ね、成長して分かり合うという、戦隊シリーズでありながら少年漫画の王道を行く熱いシナリオが魅力となっている。 『[[魔法戦隊マジレンジャー]]』と同じくOP映像はニュージーランドで撮影されており、更にこちらではEDにもニュージーランドで撮影された素材が使われている。 また、劇場版もタイトル通り香港が舞台((特撮班が香港で撮影した素材が使われるに留まっており、ドラマパートの撮影自体は日本国内で行われている))であり、何かと海外に縁がある戦隊であった。 「47戦隊47都道府県」では[[和歌山県]]を担当。 アドベンチャーワールドにパンダがいる事が由来と思われる。 *【あらすじ】 獣拳は獣の力を心に感じ、獣の力を手にする拳法である。 古代中国で誕生したこの拳法はある時を境に正義の流派「&font(#ff0000){激獣拳ビーストアーツ}」と邪悪な流派「&font(#800080){臨獣拳アクガタ}」に分かれた。 そして現代、激獣拳はスポーツメーカー「スクラッチ」を組織し、最新のスポーツ科学を使い、技を進化させていた。 一方、臨獣拳は新しき当主、理央という青年が臨獣拳を極め、強さの頂に立つために悪の組織「臨獣殿」を再興していた。 そんな中、「スクラッチ」の職員である真咲美希は森で臨獣マンティス拳使いのマキリカに襲われ、臨獣拳の創始者「三拳魔」の魂を封印した「拳魔の腕輪」を奪われてしまう。そしてその森で、美希は身体が有り得ないくらい頑丈な野生児の青年「漢堂ジャン」と出会う。 ジャンは美希が使用した激獣拳に興味を持ち、美希についていきスクラッチを訪れるが、そんなときに拳魔の腕輪に封印された三拳魔の魂を復活させるべく、理央の命を受けたマキリカが街々を襲い尽くす。 人々が襲われる様を見て怒りに震えたジャンは土壇場でゲキレッドに変身し、マキリカを激破。 こうしてジャンは同じ激獣拳使いの宇崎ランと深見レツの2人とチームを組み、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」として臨獣殿との戦いへ挑んでいくのであった。 *【登場人物】 **&bold(){■獣拳戦隊ゲキレンジャー} 獣の力を手にする拳法・激獣拳ビーストアーツを受け継ぐ正義の戦士たち。 七拳聖マスター・シャーフーの門下生として修行に励む。ゲキレンジャーになること自体が&bold(){修行の一環}である。 正義を愛する熱い心から生み出される「激気(げき)」というエネルギーを力の源とする。 激獣拳を科学的に進化させたスクラッチ社の全面的なバックアップを受けており、装備や変身アイテムはすべてスクラッチの開発した物。 そのため、メンバーは全員スクラッチの社員として扱われており、「特別開発室所属アスリート」という表向きの肩書きを持つ。 当初のメンバーは3人だが、戦いの中で、更に異なる激気を扱う2人の戦士が加入した。 ***◇&font(#ff0000){漢堂ジャン/ゲキレッド} 演:鈴木裕樹 &bold(){&font(#ff0000){「身体に漲る無限の力! “アンブレイカブル・ボディ” ゲキレッド!!」 }} ゲキレッドに変身する、本作の主人公。激獣タイガー拳の使い手。 幼少期から虎に育てられた野生児。その為、身元は不明。 久しく人と接していなかった為、一般常識には乏しく、好奇心旺盛だが精神的には幼い。 「ニキニキ」などといった「ジャン語」と呼ばれる独特の言語によって表現する。 このジャン語は使用される回のサブタイトルにもなっている。 自然と共に生きてきたこともあって、「体力」は抜群で体そのものの頑丈さも並外れている。 その一方で精神的に幼いために我慢が苦手で堪え性が無いことが難点で、今後の課題は「心」を成長させること。 「&font(#ff0000){ニキニキだ!!}」 ***◇&font(#ffdc00){宇崎ラン/ゲキイエロー} 演:福井未菜 &bold(){&font(#ffdc00){「日々是精進、心を磨く! “オネスト・ハート” ゲキイエロー!!」}} ゲキイエローに変身する。激獣チーター拳の使い手。元は陸上選手であり、スピードを生かした戦法を得意とする。 曲がったことを嫌う真面目でストレートかつ勝気で男勝りな性格でたびたびレツとは口論になる事も。「&font(#ffdc00){根性!!}」が口癖。 真っ直ぐな性格な反面、何でも「根性」で解決しようとする荒っぽい部分があるため、今後の課題は「技」を磨くこと。 因みにゲキレンジャーのリーダーは彼女。「キャプテン」と呼ばれることもある。 ***◇&font(#0000ff){深見レツ/ゲキブルー} 演:高木万平 &bold(){&font(#0000ff){「技が彩る大輪の花! “ファンタスティック・テクニック” ゲキブルー!!」}} ゲキブルーに変身する激獣ジャガー拳の使い手。華麗な技の数々で敵を翻弄することを得意としている。 かつては若き天才画家として嘱望されていたこともあり、芸術家気質な一面があり、性格はやや理屈っぽく合理主義的。 その性格故に技を磨くことにしか関心が無い上に、体力面に難がある為、今後の課題は「体」を鍛えること。 [[3年後にはホストになり>インディゴの夜]]、更にその[[4年後には決闘者に転身してレジスタンスに所属する>ユート(遊戯王ARC-V)]]など波乱万丈な人生を送っているらしい。 作中偽レツが登場する回があるが、それを演じたのは高木氏の双子の弟こと二代目アキバレッドである。 「&font(#0000ff){教えてください!}」 ***◇[[&font(#800080){深見ゴウ/ゲキバイオレット}>ゲキバイオレット/深見ゴウ]] 演:三浦力 &bold(){&font(#800080){「&ruby(刺激){紫激気}、俺流、わが意を尽くす! “アイアン・ウィル” ゲキバイオレット!!」}} 物語中盤より登場。亡くなったと思われていたレツの兄。 臨気に近い特殊な激気である「紫激気」を持ち、ゲキバイオレットに変身する激獣ウルフ拳使い。 ある事情から意識を失い、行方不明となっていた。また、レツが子供の時から年をとっていない。 クールな一匹狼で協調性がないように見えて、実は優しい性格の持ち主。 口癖は「&font(#800080){参ったぜ}」や「&font(#800080){なんてこった}」。 キョウリュウバイオレットが登場するまではスーパー戦隊シリーズ唯一だった&font(#800080){紫}の戦士。ブルーとの関係を思わせる色として選ばれた。 [[その後は銀河連邦警察に出向し、2代目宇宙刑事シャリバンを継いだという噂が…。>宇宙刑事シャリバン・シャイダー NEXT GENERATION]] ***◇[[&color(orange,whitesmoke){久津ケン/ゲキチョッパー}>ゲキチョッパー/久津ケン]] 演:聡太郎 &bold(){&color(orange,whitesmoke){「才を磨いて、己の未来を切り開く! “アメイジング・アビリティ” ゲキチョッパー!!」}} 物語中盤より登場。ゲキチョッパーに変身する、激獣ライノセラス拳の使い手。 元は4人目として呼び寄せられたが合流に遅れ、1度はジャン達からゲキレンジャーに加わることを拒否される。 かなりいい加減な性格で女好きだが、生まれ持った激獣拳の才能は高い実力者。 「&color(orange,whitesmoke){押忍!}」が口癖で好物はメンチカツ等。 激気を硬く鋭利にするゲキワザ「激気研鑚(げきけんさん)」を使用する。 「&color(orange,whitesmoke){ここからがハイライトだぜ!!}」 初見の人等からよく名前を「ゲキホワイト」と間違えられる 演者は21歳だが、老けて見られることが多い(レツ役の高木と同い年だが誕生日は高木の方が早く、実質は彼がゲキレンジャー最年少となる)。たぶんヒゲのせい。  7年後の戦隊ではミオの憧れの人として登場(ケンの特徴の髭がなかったため別人にしか見えなかった)。 [[8年後>仮面ライダーゴースト]]には[[眼魔>眼魔(仮面ライダーゴースト)]]の世界に移住し、&font(l){グンダリ無駄遣いおじさん}[[3号ライダー>アラン/仮面ライダーネクロム]]の補佐役に転職したとの噂が…。 **&bold(){■[[七拳聖>激獣拳七拳聖・臨獣拳三拳魔]]} 「激臨の大乱」と呼ばれる戦いで10人の獣拳使いの内、獣拳の元に残った7人の獣拳使い達の総称。若き拳士達から「マスター」と呼ばれ、自らが認めた弟子を指導する。 元は全員人間だったが、かつての友・拳魔達と戦った際、禁断の技「獣獣全身変」を使い、それぞれが持つ獣拳に該当する動物の姿を半擬人化した姿となり、今に至る。現在は「獣拳不闘の誓い」を立て、戦いには参加できないようになっている。「○○の中に修行あり」というモットーを持つ。 シャーフーを除く6人の名前は、カンフーアクション映画の著名俳優を元にしており、彼らの吹き替えを演じた声優が多くキャスティングされている。 ***◇マスター・シャーフー [[CV>声優(職業)]]:永井一郎 「暮らしの中に修行あり、激獣拳とは日々よく生きることと見つけたり」 激獣フェリス拳の使い手。ゲキレンジャー直接の師匠。外見は年老いた猫に似ている。年寄りじみた言葉が多い。「暮らしの中に修行あり」がモットー。木で爪を研いだり猫じゃらしにじゃれつくなど、見た目どおりの仕草が見られる。 基本的に温厚だが操縦刀をバカンスの資金にするために売り払ったケンにはさすがに「バカモン!!」と怒り、これは永井が声を当てていた『[[サザエさん]]』の礒野波平が息子の礒野カツオを怒るシーンのオマージュである。 [[かつては黒十字軍の赤いホームラン王だった。>野球仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)]] ***◇エレハン・キンポー(マスター・エレハン) CV:水島裕 「遊びの中に修行あり、世界が恋するエレファント拳」 激獣エレファント拳の使い手。一人称は「俺ちゃん」、口癖は「~だゾウ」と、極めて軽い性格をしている。通称エロハン。 遊び心や平常心など、「心」に余裕を持つことをモットーとし、生真面目すぎるランに釣りなどの遊びを通して&font(l){さらにセクハラを交えながら}鎖鉄球「ゲキハンマー」の極意を伝授した。 元ネタはサモハン・キンポー。 ***◇バット・リー(マスター・リー) CV:[[池田秀一]] 「忘我の中に修行あり、美技を極めるバット拳」 激獣バット拳の使い手。七拳聖随一の二枚目にして、気難しい偏屈者。 忘我の境地に至り、敵の攻撃を柳のように受け流すことを真髄とする。美しい「技」にこだわりを持つレツに、ひたすら舞を踊らせ続けることで仕込み鉄扇「ゲキファン」の扱いを会得させた。 コウモリらしく天井に逆さになることもある。 元ネタはジェット・リー。 ***◇シャッキー・チェン(マスター・シャッキー) CV:[[石丸博也]] 「シャッキーン! の中に修行あり、とにかく頑張るシャーク拳」 激獣シャーク拳の使い手。七拳聖の中で一番の若輩であり、涙もろくうっかり者な性格もあって先輩たちから厳しめの評価を受けていた。 天性の「体」の頑丈さを持つジャンと意気投合、初めての弟子とする。 ジャンからは「サメ」と呼び捨てにされていた(これはシャーフーらも同様)が、確かな師弟愛があり、師匠の教えを信じ双刀「ゲキセイバー」を使いこなしたジャンの姿を見て拳聖としての自信をつけた。 元ネタは言わずと知れたジャッキー・チェン。 ***◇ゴリー・イェン(マスター・ゴリー) CV:[[大友龍三郎]] 「荒ぶる賢人、レイジング・ハート」 激獣ゴリラ拳の使い手。マスター・トライアングルの一角で、「心」を極めている。 ゲキレンジャーに与えられた試練、「三山戦」においてジャンと心が問われる勝負を行う。 見た目はいかついが小説家として著書を出版したり、お悩み相談所を開いて拳士たちの心のケアをしたりと非常に理知的な面もある。ゲキワザを使用した催眠療法のようなことも行っており、理央すらも彼のカウンセリングを受けに訪れるほど。 得意のアメリカンジョーク(?)は必聴。 元ネタはドニー・イェン。 ***◇ミシェル・ペング(マスター・ミシェル) CV:[[田中敦子]] 「華麗なる戦いの女神、シュープリーム・テクニック」 激獣ペンギン拳の使い手。七拳聖の紅一点。 マスター・トライアングルの一角で「技」を極めている。三山戦では技を競ってランと対決した。 好物はカキ氷。スクラッチのスウェーデン支社長でもあり、何気にキャリアウーマン。 ナースのコスプレも披露した。カワイイ。 「技のデパート」とも呼ばれ、物語終盤ではそれを見込んだゴウに究極のゲキワザ「天地転変打」の修行を依頼された。 元ネタはミシェル・キング(現:ミシェル・ヨー)。 ***◇ピョン・ピョウ(マスター・ピョウ) CV:[[草尾毅]] 「サバンナの遊撃手、アンダイイング・ボディ」 激獣ガゼル拳の使い手。 マスター・トライアングルの一角で「体」を極めている。三山戦においてはレツと体を張った泥臭い争いを演じた。 動物保護区の警備員を務める、クールなタフガイ。しかしクリスマス回ではトナカイ役を押しつけられるなど、案外ノリやすい。 元ネタはユン・ピョウ。 **&bold(){■その他} ***◇真咲美希 演:伊藤かずえ スクラッチ社の特別開発室室長で、ゲキレンジャーのまとめ役。スーツ姿が凛々しい。 激獣レオパルド拳の使い手で実力も高いが現在は一線から退いている。なつめという娘がいる。 理央、ゴウとは同時期に獣拳を修行していた仲間でもある。 昔は不良で関東スケバン連合初代総長として名を馳せた時期もある。 「昨日今日グレたシャバぞうが!!」 //[[キラメイジャー]]27話にて娘のなつめとともにゲスト出演もした。 **■&bold(){臨獣拳アクガタ/臨獣殿} 獣拳より離反した3人の獣拳使いにより設立された獣拳のもう1つの流派である。獣拳を邪悪な力に利用し、激獣拳と対立する。激臨の大乱により、三拳魔が封印されたがかつての弟子だった理央が裏切り、復興させた。 ***◇[[&color(goldenrod,black){理央/黒獅子リオ}>理央(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]] 演:荒木宏文(現:新木宏典) &bold(){&color(goldenrod,black){「猛きこと獅子の如く。強きこと、また獅子の如く。世界を制する者、我が名は黒獅子リオ」}} 臨獣殿の現当主。臨獣ライオン拳の使い手で臨気を解放する事で臨気凱装、黒獅子リオになる。臨獣殿では唯一の人間。 始めは力のみを追求しており、21話ではそれについてジャンから厳しい批判を喰らっている。さらに同話でジャンに完膚無きまでに叩きのめされ雪辱を許してしまった際には負けたことが信じられず、メレの制止を振り切ってまで再戦をしようとしたり、戦闘中もカゲキを「くだらない」とこき下ろしていたことから中身が伴わない戦いをしていたのは明白である。 終盤での[[共闘>味方化]]が認められたのかゴーカイジャーでは[[番外戦士]]扱いとされた。 ***◇[[&font(#008000){臨獣カメレオン拳のメレ}>メレ]] 演:平田裕香 &bold(){&font(#008000){「理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦う “ラブウォリアー”! 臨獣カメレオン拳使いのメレ!!」}} 女幹部で臨獣カメレオン拳の使い手。 若く妖艶な人間の女性の姿をしているがそれは臨気により、生前の頃の姿に擬態された状態で彼女もリンリンシー。 自分を蘇らせてくれた理央に心酔していると同時にあからさますぎる恋愛感情を抱いており、それら全部ひっくるめて「理央様のため」というのが彼女の行動原理。理央も理央でメレのことを「我が片腕」と称しており、強い信頼を置いている。 愛の力で彼女も番外戦士入り。ある意味戦隊から最もかけはなれたデザインのレジェンド戦隊である。 なお、カメレオンの名前の由来はギリシャ語のkhamai(小さな)とleon(ライオン)である。((おそらく頭部周辺の発達した形状や体を膨らませて威嚇する様子をライオンに見立てたものとされる。)) なお演者は後に邪馬台国の女王を演じることになる。 ***◇激獣フライ拳のバエ CV:[[石田彰]] 激獣フライ拳の使い手。巨大戦マニアであり、巨大戦が始まると勝手にメレの胃袋から飛び出してきて、周囲にいるメレや拳聖などを一方的に解説役に指名して勝手に実況する。 そのため、本作ではいわゆる「ロボソン」が作られていない。 生前、メレと闘い全身獣々変を使った上で食われて敗北した激獣拳の拳士であり、メレが蘇った際に彼女の一部として蘇生したため、メレの体内で彼女の臨気を浴びていないと衰弱死してしまう体質になってしまった。 そんな事情を知らない激獣拳側からは裏切り者と見られているが、実際はただの捕虜である。 ……の割にはえらくフリーダムだが気にするな。 &font(#ff0000){演者的にはフリーダムではなくジャスティスだけどな!} ***◇[[&color(goldenrod){幻獣ドラゴン拳のロン}>ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]] 演:川野直輝 幻獣ドラゴン拳の使い手の%%デコスケ野郎%%金髪の青年。 当初は謎の男としてメレの前に現れ、理央の為に様々なことを吹き込む。 理央の前には直接姿を見せずに他人に化けて現れていた。 飄々としており、掴み所の無い男。いつも顔の近くで話す。本作屈指にして&bold(){戦隊シリーズ史上に残る外道}。詳しくは[[該当項目>ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)]]にて。 かつては怪談トリオの一人であり(2019年現在は唯一の現役組)、この後[[ジーン・ドーパント>ドーパント]]を経て、[[湾岸署刑事課強行係>踊る大捜査線(ドラマ)]]の巡査や[[国家安全局0課>仮面ライダーウィザード]]の警視に転生した。 「&color(goldenrod){メレ様、耳寄りな話があります}」   *【獣拳巨人】 **◆[[ゲキトージャ]] ゲキレンジャーの一号ロボ。 ゲキタイガー、ゲキチーター、ゲキジャガーの三体が獣拳合体。 詳しくはリンク先参照。   **◆[[ゲキファイヤー]] スーパーゲキレンジャーとなったジャン、ラン、レツが操縦する二号ロボ。 ゲキゴリラ、ゲキペンギン、ゲキガゼルの三体が獣拳合体。 詳しくはリンク先参照。 **◆サイダイオー 獣拳の始祖ブルーサ・イーの魂が宿ったサイダインが変形、ケンが操縦刀で操る。   *【他作品での活躍】 **◆[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]での活躍 第7話の『ニキニキ!拳法修行』にて&font(#ff0000){漢堂ジャン}が登場。 広場で子ども達にカンフーを教えていた。慟哭丸もしっかり首にぶら下げている。 ハカセとアイムを一時的に弟子入りさせた。 『&font(#ff0000){修行なんて、本当はどこでもできるんだ。高みを目指し、学び、変わろうとする気持ち…それさえあればな}』 劇中ラストにはマスター・シャーフーも登場、そして〆のトライアングルはジャンに鳴らされた。 **◆[[魔進戦隊キラメイジャー]]での活躍 エピソード27にて、真咲美希・なつめ母娘が登場。 &font(#ff0000){世界観を共有しており、スクラッチ社が存続している。} ゲキレンジャーがキラメイジャーより前に地球を救った先輩戦隊として紹介される他、 スクラッチ社が女子陸上選手である[[速見瀬奈>キラメイグリーン/速見瀬奈]]のスポンサーかつ、CARATの支援もしている。 そのため当時の映像ではあるが、令和に永井一郎ボイスが聞けるというサプライズ付き。 なつめは瀬奈の大学での先輩にあたり、スクラッチ社員として成長した姿で登場した。 が、母娘二人共「ジャン語」にだいぶ支配されていた…。 追記、修正はニキニキだぁ〜! 30.[[轟轟戦隊ボウケンジャー]]←31.獣拳戦隊ゲキレンジャー→32.[[炎神戦隊ゴーオンジャー]] #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ニキニキだぁ!/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 20話まで見たが、臨獣側が真の主人公だとは思えんなあ。他の戦隊ではボスと幹部の談話となるパートを理央のストーリーパートにしているだけだし、激獣側のストーリーの尺配分も他の戦隊と大して変わらんし -- 名無しさん (2013-07-08 21:02:23) - ランでふとももの素晴らしさを痛感した -- 名無しさん (2013-08-17 20:28:32) - ↑2 ガチの特訓って感じがあったからって聞いた事があるんだが -- 名無しさん (2013-08-17 20:33:30) - ロンの最後セリフ好き -- 名無しさん (2013-08-17 20:51:16) - 15話って、終盤のジャンにまつわる話を見ると複雑だなあ。 -- 名無しさん (2013-08-17 20:56:57) - クリスマスの回で過激気を習得したんだしスーパーゲキチョッパーをやって欲しかったなあ -- 名無しさん (2013-08-17 20:57:58) - ケンの数少ない取り柄の激気研鑚をジャンがやってのけてその次の話でサイダイオーくれくれとか泣きそうになるね -- 名無しさん (2013-09-02 21:01:40) - 当時は電王がすごい人気で影に隠れちゃった感じだけど、批判も多かったベルト無しのスーツデザインもかなり好きだった。塚田Pということで柔道一直線やドラゴンボールや北斗の拳などのパロディーや伏線の多いストーリー展開も良かったと思うし、最終バトルや理央vsジャンの決闘も熱かったんだけど…。いろいろ惜しかった戦隊。 -- 名無しさん (2013-09-12 20:05:22) - とりあえずゲキリントージャのかっこ良さはガチ -- 名無しさん (2013-12-04 12:49:02) - サイダイゲキリントージャもな -- 名無しさん (2013-12-04 19:04:26) - 歴代女性イエローの例に漏れず、ランが凄まじく可愛い。 -- 名無しさん (2013-12-16 00:26:01) - 中国拳法がモチーフなのに横文字使いまくってることに違和感を感じてた -- 名無しさん (2014-01-30 00:00:34) - メレ様が豚の角煮でMプレイする回はいつ見てもいい -- 名無しさん (2014-01-30 00:04:43) - シャーフー…(´;ω;`) ソフビとか出てて優遇されてたなぁ…可愛かった -- 名無しさん (2014-01-30 00:28:37) - 「ばかもん!」だけじゃない、シャーフーの「暮らしの中に授業あり」もまた、重みのある名台詞だったよ。 -- 名無しさん (2014-01-30 01:03:51) - マク「バカヤロー、シャーフー・・・。」 -- 名無しさん (2014-01-30 01:18:16) - ロンは本当に戦隊物の悪役か?と思う位のゲス野郎としか印象に残ってない -- 名無しさん (2014-05-15 22:25:17) - ↑『悪い奴は賢い、賢い奴は口調がていねい、だから怖いし気持ち悪い』という塚田のこだわりが生んだモノだからしょうがない。俺的にはさんをつけろよデコスケ野郎!!って印象しかないけどな -- 名無しさん (2014-05-16 12:56:10) - ↑11 コレに関しちゃ単に構成・脚本が…でFAかと ゴセイもだが -- 名無しさん (2014-07-24 19:45:19) - ↑プロデューサーの意向も関わってるんじゃないかと。バン⇒魁⇒ジャンとキャラ変わってないし、主人公側が強くなると敵側がすぐさま強くなるという偏りもWやフォーゼでも変わってなかったし。 -- 名無しさん (2014-07-25 21:38:16) - ↑とりあえず誰か一人が原因かのように考えるのはやめとこうやみんな -- 名無しさん (2014-07-25 21:40:01) - ゴーカイジャーで出たジャンは成長しつつも、良い意味でジャンのままという一番良い再登場だった -- 名無しさん (2014-08-25 23:00:50) - ヒーローVSダークヒーローの王道 -- 名無しさん (2015-02-04 13:22:04) - ゴーカイジャーでの客演時に主題歌が流れなかったのが残念だった。初めてのゴーカイオーの新形態が登場しない大いなる力でもあったし、なんかがっかりした。 -- 名無しさん (2015-02-04 21:02:11) - 最終話見るまではなんで激獣戦隊じゃなくて獣拳戦隊なんだろうと思ってた -- 名無しさん (2015-08-03 22:34:14) - 七拳聖は仮面ライダー1号orBLACK怪人、三拳魔はクウガのグロンギ怪人をそれぞれベースにしている感じがする。 -- 名無しさん (2015-12-12 22:24:46) - 何で七拳聖&三拳魔の項目がないんじゃー! -- 名無しさん (2015-12-12 22:26:14) - ランがヤンキーになるお話が大好きです。 -- 名無しさん (2016-01-30 01:58:14) - 好き嫌いじゃなくバイオレットとチョッパーは出さずに初期三人にドラマ集約させるべきだったんじゃないかなと思う -- 名無しさん (2016-02-05 15:49:08) - ↑ハリケンやアバレンもそうだが、三人戦隊のネックはそれだな。特に黄色は空気化の鬼門だと思う。 -- 名無しさん (2016-02-05 16:03:01) - 動物戦隊ジュウオウジャーとコラボしそう・・・・ -- 名無しさん (2016-02-05 16:17:19) - ゲキチョッパーが今じゃグンダリ無駄遣いの人・・・ -- 名無しさん (2016-03-20 17:25:07) - ↑2ジュウオウジャーはサメ、ライオン、ゾウ、トラと来てゲストにゴリラのおじさんだからな。作風は似てないのになんか親戚戦隊みたいな感覚あるw -- 名無しさん (2016-03-25 15:18:17) - ジューマンと拳聖の出会いを見てみたいけど、シャーフーがもう出られないんだよな… -- 名無しさん (2016-03-25 18:30:51) - もっと早くに本性現してたら、ロンの中の人はラディゲやバスコの中の人と同じ目に遭ってたと思う。 -- 名無しさん (2016-03-25 22:25:10) - ゴーバス同様、スーパー戦隊の新しい試みが詰まった作品だと思う。 -- 名無しさん (2016-05-20 15:14:36) - 合言葉は豚の角煮。 -- 名無しさん (2016-09-26 19:47:22) - 敵味方含め構成員全てが人間出身という戦隊も珍しい -- 名無しさん (2016-09-26 20:19:05) - ロンが一回メレ見ながら「おい、お嬢ちゃんそりゃねえだろ」とか汚い口調になったの覚えてるが…あれが素なんだろうか -- 名無しさん (2016-09-26 20:31:44) - ゴーオンジャーの面々が素質ありすぎて吹いたwww、ゴールドシルバーに至っては昔ゴリラに習ってたという -- 名無しさん (2017-12-05 10:03:34) - 近年少しづつだが再評価の兆しがあるようで嬉しいよ。 -- 名無しさん (2018-03-18 00:20:35) - 最後のナレーションのカッコよさはガチ -- 名無しさん (2018-03-21 21:13:01) - つべの公式配信で観始めたけど物凄く面白い。特にジャンは単なる考えなしじゃない、感覚に基づいた自分なりの生き方をきちんと持ってるのが伝わってきてすごい好き。 -- 名無しさん (2018-05-26 02:07:19) - 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-08-26 10:01:55) - 今更ながら全話視聴したけど、ジャンとリオの絡むメインの話はほんと燃えるよ。過激気を身に付けた回や、終盤での共闘は手に汗にぎる…反面、追加戦士枠の扱いはかなり悪いように思えた…(リオと523の決闘、最終決戦での扱いとか) -- 名無しさん (2019-11-30 21:14:28) - ↑1 全面的に同意な 芸能界で残ってるのジャンと理央だけだし いつか決着つけてほしい -- 名無しさん (2020-01-08 21:19:36) - ジャン「アイツら(ゴーカイジャー)は自分で変われるよ?」「オレたちの魂は、ちゃ~んと受け継がれてる・・・ズンズンだ!」 -- 名無しさん (2020-05-15 20:34:52) - 10yearsは無かったですよね…。ランとレツの中の人が引退して、その1年後に523ことゴウの中の人も引退しましたし…。 -- 名無しさん (2020-05-20 19:26:20) - 来週のキラメイジャーに真咲親子が登場します。 -- 名無しさん (2020-10-04 10:02:26) - ↑まさかの本編映像とBGMをガッツリ使って来るとは… -- 名無しさん (2020-10-15 22:18:41) - ↑5 チョッパーの人もまだ現役だよ -- 名無しさん (2020-10-25 14:54:55) - ↑6 メレ様もだった -- 名無しさん (2020-10-25 14:56:14) - キラメイジャーに真咲親子が登場したけどメンバー5人と七拳聖のその後の動向が気になる。今でも子供達に激獣拳を教えてるのだろうか。 -- 名無しさん (2021-03-04 21:28:51) - ゲキレンジャーを見て思ったのはレッド、理央、メレにスポットが当たりすぎと思った。それのせいで残りの4人は幻獣拳編はほぼ空気と化していた。この4人をもう少し押していたら評価は上がったかもしれない -- 名無しさん (2022-03-21 10:33:29) - 今から観ると、「負担の少ないやり方で修行が出来るならそれに越したことはない」の激獣拳と「修行の過程で死んだところで弱いお前が悪いだけ」の臨獣拳って、なんかスポーツ界の光と闇を見てるような気がしないでもない -- 名無しさん (2022-10-25 07:47:03) - このアニヲタでどうも納得いかないことがある。 -- 名無しさん (2022-11-20 20:06:29) - すまん。さっきの↑のコメントまだ途中だった今から続きを言うと、なんでまだ臨獣拳の項目がないんだ。 -- 名無しさん (2022-11-20 20:09:48) - 中国拳法モチーフだけど中国国内での人気って…どうなんだろ? -- 名無しさん (2023-04-15 17:20:01) - ↑そもそも中国で放送された戦隊はドンブラが初だから現状だと人気もへったくれもなかったりする -- 名無しさん (2023-04-15 17:40:36) - ここ数年くらいでだんだん再評価が進んでる気がする -- 名無しさん (2023-06-27 08:54:30) #comment #areaedit(end) }

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