ギャラクシーエンジェル(ゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2009/11/17(火) 16:21:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ブロッコリーが企画・製作したゲームを中心とするメディアミックスプロジェクト作品。 ここではゲーム版について詳述する。アニメは「[[ギャラクシーエンジェル(アニメ)]]」、パチンコは「[[CRギャラクシーエンジェル]]」を参照。 本編3作(ジャンルはADV+RTS)とミニゲームを集めたEXがある。 EXはWindows版のみ。残りはPS2版がある。また、無印のみXbox版が存在する。 また、Eternal Lovers以降の続編『ギャラクシーエンジェルⅡ』がある。 &bold(){以下、ネタバレにご注意ください。} *【あらすじ】 ■GALAXY ANGEL トランスバール歴412年。首都惑星トランスバールに突如現れた大艦隊はトランスバールを陥し、クーデターを起こした。 青年将校タクト・マイヤーズは自身が司令官を務める辺境艦隊でそのことを知る。 そんな中タクトの前に5機の戦闘機が現れる。ムーンエンジェル隊と名乗る彼女たちは、唯一生き残ったトランスバール皇国の後継者シヴァ皇子を守りようにとの、かつての恩師のメッセージをタクトに届けにきた。 タクトはムーンエンジェル隊が操る紋章機、そして儀礼艦エルシオールの司令官となり、クーデターの首謀者であるエオニアに立ち向かう。 ■GALAXY ANGEL Moonlit Lovers エオニアとの戦いから半年皇国の英雄とタクト。その傍らには最愛の女性がいた。 そして、トランスバール皇国も復興しつつあるなか、新たな脅威はすぐそばまで迫っていた。 ■GALAXY ANGEL Eternal Lovers 判明した新たな敵ヴァル・ファスク。 誰もが不安を抱く中訪れる運命の時。 タクトはヴァル・ファスクに襲われている姉弟を助ける。姉弟の口から語られた驚くべき真実。 宇宙に滅びの光輝く時、神々しき大天使の翼が現れる。 なの、このGAELで戦闘バランスの見直しが行われ、紋章機各機の必殺技に大幅な差別化が加わった。 ■GALAXY ANGEL EX とある任務の休憩中、休日を満喫していたタクトはある一定の時間が経つと時間が巻き戻っていることに気付く。 はたして、タクトは無事終らない時間を脱出出来るのか? *【ゲームシステム】 ゲームは戦間期パートと戦闘シーンに分かれる。 戦間期パートはオーソドックスなコマンド選択ADVで、場所を選んでMA隊の誰かと会話し交流する。 &color(#F54738){そして戦闘シーンは本シリーズの最大のキモ。}二次元平面の戦闘エリアにMA隊を送り出し、 プレイヤーはタクトとしてエルシオールから指示を出し、戦闘に勝利しなくてはならない。 MA隊各機は指示なしでも独自に索敵・移動・攻撃を行うため、 戦闘は全体としてリアルタイムで進むいわゆる&bold(){リアルタイムストラテジー}。 放っておいても戦闘は進み、場合によっては何もせずとも勝つこともある。だが撤退・補給・必殺技使用などタクト(プレイヤー)が指示しないと行えない行動もあるため、ちゃんと指示を出してあげよう。 初代作の発売は2002年、当時まだほとんど認知されていなかった(RTSという言葉自体ほとんど知られていなかった)ジャンルを国産ゲームとして取り入れた、非常に先進的なゲームでもあった。 (恐らく単純化のために)ゲームシステム的な戦闘エリア自体は二次元平面なのだが、 グラフィック上でどれかの紋章機をフォーカスすると映し出される戦闘の様子は、 誘導弾を撃ち、撃たれ、弧を描いて回避する、まさに[[板野サーカス]]そのもののビジュアルで見応え満点。 ちなみに、本作のゲームパートはセタ((スーパーリアル麻雀シリーズで有名なゲームメーカーのセタだが、実は凄腕のプログラマー集団でもあった。黎明期の3DCGやその取り込み2D化も得意としていた。))のスタッフが担当していた。同じスタッフは後にスクウェアの宇宙無双3DSTG「プロジェクトシルフィード」のSTGパートも担当しており、作戦内容説明や戦闘中通信のインターフェースが本作とほぼ同じ。誘導弾の軌道表現もそっくり。 つまり、プロジェクトシルフィードはこのゲーム版GAのリアルタイムオペレート化とも言える。 本作は所々にアニメムービーが流れ、MoonlitとEternalはアニメ版のスタッフが担当した。 *【登場人物】 **■主人公 ・[[タクト・マイヤーズ]] 声:[[うえだゆうじ]] 主人公。わりと有名な貴族の三男。階級は大佐((この年齢で大佐になれたのも、出自によるものである))。 辺境惑星の駐留艦隊司令として開発任務についていたが、恩師のルフトに導かれて儀礼艦エルシオールの司令に着任する。 温和でのほほんとして女性が好きで呑気な性格。基本的には暴力は嫌いだが、戦いを望むなら受けて立つという現実的な面も持っている。 上下関係に無頓着でファーストネームで互いを呼び合い、後に「マイヤーズ流」と呼ばれるようになる。 基本的にはブリッジにおらず、副司令のレスターに仕事を押し付けて、エルシオール内でエンジェル隊と触れ合っている。 その一方で、高い指揮能力でエンジェル隊を導き、後に「皇国の英雄」・「EDENの英雄」と呼ばれるようになる。 また、相手を挑発することが得意で、単純な相手だったら簡単にひっかけることができる。 **■ムーンエンジェル隊 ・[[ミルフィーユ・桜葉]] 声:[[新谷良子]] ムーンエンジェル隊の隊員。強運の持ち主で皇国の士官学校を首席で卒業している。ピンクの髪に花飾りがついたカチューシャがトレードマーク。 素直で明るい性格だが、少々天然ボケがある。その一方で芯の強さはあり、絶対に曲げない強い正義感を持つ。 料理が得意であり、自室に簡単なキッチンがあったり、食堂で手伝っていることもある。 また、ピクニックが大好きであり、エルシオールの展望公園へみんなを誘ってピクニックへ行くこともある。 紋章機ラッキースターのパイロット。 必殺技は「ハイパーキャノン」。まっすぐに進むビーム砲で、狙い次第で「薙ぎ払う」ように複数の大型艦を巻き込める。   ・[[蘭花・フランボワーズ]] 声:[[田村ゆかり]] ムーンエンジェル隊の隊員でカンフーの使い手。士官学校を次席で卒業しており成績も優秀である。特徴的な髪飾りがトレードマーク。 わがままだが世話焼きな性格。ミルフィーユとは士官学校の同期で親友。 占いや恋愛系の少女漫画を好む一方で、激辛料理が大好きという一面もある。 また、常日頃から体を鍛えており、トレーニングルームで鍛えていることも多い。 紋章機カンフーファイターのパイロット。 必殺技は「アンカークロー」。大型艦にも大打撃を与え、同時に大きくノックバックさせて足止めができる。 ・[[ミント・ブラマンシュ]] 声:沢城みゆき ムーンエンジェル隊の隊員にしてブラマンシュ財閥のお嬢様。動物のような耳がトレードマーク。 テレパシー能力を持っており、幼少期から様々な人間を見てきたため少々大人びて抜目がない性格。 お嬢様であるが駄菓子が好きでよく食べてる。また、着ぐるみを着るという隠れた趣味を持っている。 紅茶が大好きで、ティーラウンジでよく紅茶を飲んでいる。 紋章機トリックマスターのパイロット。主力武器が[[随伴機動砲台「フライヤー」>オールレンジ攻撃]]なため、敵を追い抜いても火力が変化しない。これは初代から変わらない、RTSならではの強みである。 必殺技は「フライヤーダンス」。GAには貴重な[[範囲攻撃>MAP兵器]]で、小型の敵をまとめて排除できる。 ・[[フォルテ・シュトーレン]] 声:山口眞弓 ムーンエンジェル隊隊長。叩き上げの軍人。左眼に片メガネをつけているのがトレードマーク。 姉御肌で隊員のまとめ方がうまく、未熟だった頃のタクトの相談に乗ったりもする。 銃のコレクションが趣味。暇さえあれば射撃訓練場で銃を撃っている。 また、好物はおでんであり、展望公園の屋台でおでんを食べに行くこともある。 紋章機ハッピートリガーのパイロット。 必殺技は「ストライクバースト」。GAELで必殺技の差別化が行われた中、この技だけは「単体攻撃で、どんな大型の敵でも一撃」という性質を保った。   ・[[ヴァニラ・H]] 声:かないみか ムーンエンジェル隊の隊員でナノマシンを使った治療ができる。長いカール掛かった緑色のポニーテールがトレードマーク。 感情をあまり表に出さないが動物好き。最初はほとんど感情を出さなかったが、徐々に感情が出てくる。 エルシオールの様々な場所で働いており、特に医務室のケーラとは仲が良く、治療のためにいることが多い。 紋章機ハーベスターのパイロット。 ちなみに制作者のお気に入りで彼女のルートは何かと優遇されている。 ・[[烏丸ちとせ]] 声:後藤沙緒里 2作目から登場するエンジェル隊新隊員。黒い髪に赤いリボンがトレードマーク。 エンジェル隊には珍しい真面目な性格。だが、その性格のせいでタクトの「マイヤーズ流」になかなか馴染めなかった。 タクトを亡き父のように慕っている。 情報処理能力と、高い射撃能力を持っており、自室では弓道の練習ができるようになっている。 windows版2作目では攻略不可だったが、パッチをあてる事で攻略可能になる。 紋章機シャープシューターのパイロット。 必殺技「フェイタルアロー」は4~5発の連射砲撃で、小物の一掃から大型艦に集中打まで幅広く使える。 **■エルシオールスタッフ 詳細は[[エルシオール>エルシオール(ギャラクシーエンジェル)]]を参照。 ・[[レスター・クールダラス]] 声:小西克幸 タクトの親友でエルシオール副司令官。階級は中佐。 辺境惑星の駐留艦隊副司令としてタクトの補佐をしていたが、恩師のルフトに導かれて儀礼艦エルシオールの副司令に着任する。 タクトより司令官らしいが、本人いわく担がれるより担ぐほうが性にあっているとのこと。 性格もクールで無愛想だが、タクトを相手だと少々熱くなることもあり、タクトに強い信頼を持っている。 ・ココ・ナッツミルク 声:浅野るり/[[佐藤利奈>佐藤利奈(声優)]](無限回廊の鍵以降) エルシオールのレーダー担当のオペレーター。三つ編みに眼鏡をつけている。 同じオペレーターのアルモと友達であり、アルモの恋路を応援している。 ・アルモ・ブルーベリー 声:小暮英麻 エルシオールの通信担当のオペレーター。明るく元気な女の子。 レスターに片想い中だが、レスターからは全く気付かれていない。 ・クロミエ・クワルク 声:[[能登麻美子]] クジラルームの管理をしている少年。宇宙クジラとも心を通わし、肩には子宇宙クジラが乗っている。 タクトにエンジェル隊の自分に対する気持ちを教えてくれる。 いつも笑顔だが心を読みにくく、コミック版では喰えない存在で描かれている。 ・クレータ 声:小島幸子 エルシオールの整備班班長。彼女たち整備班が紋章機の整備を行っている。 意外にも美少年アイドルのリッキー・カート君の大ファンであり、他の整備班にもファンがいたことに喜んでいた。 ・ケーラ 声:大原さやか エルシオールの医師。傷の手当はほとんどヴァニラが行っているので、カウンセリングが主な仕事。 落ち着いた女性であり、ヴァニラも彼女のことを強く信頼している。好きなものはヴァニラが煎れたコーヒー。 **■トランスバール皇国 ・ルフト・ヴァイツェン 声:納谷六朗 トランスバール皇国軍准将。タクトの恩師。階級は准将。 タクトが来る前にはエルシオールの司令を務めていたが、タクトに司令の座を譲っている。 エオニア戦役後は成果と自分より上の階級の人間が亡くなったため、宰相になっている。 また、無印のみ、ある条件を満たすとトランスバール共和国大統領になる。 ・シヴァ・トランスバール 声:岡村明美 トランスバール皇国皇子。 白き月で密かに育てられており、エオニアを除けばたった一人の皇族でもある。 強い正義感を持ち、エオニアと戦うことを決意しており、戦いを通してタクトやエンジェル隊に強い信頼を持っている。 実は女性であり、白き月の管理者シャトヤーンと前皇王ジェラールとの間に産まれた子供。 白き月の封印が彼女だけ解けるのは、シャトヤーンの血をひいていたからである。 エオニア戦役後に即位するが、同時に自分が女性であることも公表して、女皇としてトランスバール皇国を導く。 また、無印のみ、ある条件で即位をせずにシャトヤーンと白き月で暮らすことを決めている。 ・シグルド・ジーダマイア 声:郷里大輔 無印のみ登場。惑星ロームを本拠地とする皇国第2方面軍の総司令。階級は大将。 シヴァを送り届ける最終地点におり、典型的なおべんちゃら軍人であり、エンジェル隊からは大不評。 シヴァを据えてエオニア軍を制圧しようとしたが、黒き月からの攻撃を受けて死亡している。 **■その他関係者 ・シャトヤーン 声:[[井上喜久子]] 白き月の管理者。紋章機などのロストテクノロジーに関する深い知識を持つ。 実はシヴァの母親。トランスバール皇王ジェラールと一夜を共にし、シヴァを産んだが、周りの人間には秘密にしていた。 エオニア戦役後、シヴァに真実を伝えている。 ・[[ノア>ノア(ギャラクシーエンジェル)]] 声:谷井あすか 黒き月の管理者。無印に出てきたノアと同じ姿をしているが、性格などを含めて別人。 当初はインターフェースがやったことに対して肯定していたが、ヴァル・ファスクと戦うという共通の意志をもち協力をする。 白き月の管理者が遺伝して知識を残すのに対して、ノア自身はコールドスリープして知識を残していたため、シャトヤーン以上にEDENの知識を持っている。 最初はツンツンしているが、徐々にタクトやエンジェル隊に信頼を寄せるようになっていく。 ・ルシャーティ 声:いのくちゆか EDENのライブラリの管理者。ヴァル・ファスクとの逃亡中に弟のヴァインと共にエルシオールに保護される。 EDENがまだ残っていることを伝え、EDENのライブラリの知識を使い協力している。 だが、彼女自身はヴァインの傀儡であり、タクトとヒロインの仲を引き裂こうと利用される。 ・ダルノー・ブラマンシュ 声:塚田正昭 ミントの父親にして、ブラマンシュ財閥の総帥。ミントと同じように動物のような耳を持っているのが特徴。 ミントと同じようにテレパシー能力を持っており、この力を利用して商売を発展させていった。 ミントとの仲はあまりよくはないが、心の中ではミントを大事にしていることがわかる。 原作だけではなくアニメにも数コマ登場している珍しい人物でもある。 **■エオニア軍 ・エオニア・トランスバール 声:三木眞一郎 無印版のクーデターの首謀者。本来は彼が皇王になるはずだったがある理由((白き月のテクノロジーを使い、全宇宙の覇者になろうと企む))により皇国を追放された。 だが、追放先で黒き月を発見することで力をつけ、その力を使ってトランスバール皇国を一度壊滅させる。 そして、今度は白き月の力を手に入れるために、白き月の結界を解くことができるシヴァを狙ってくる。 ・ノア(インターフェイス) 声:谷井あすか/石井康嗣(システム音声) エオニアの妹として登場した謎の少女。エルシオール内でも彼女の姿が目撃され、ダークエンジェルなどを作製している。 その正体は、黒き月の管理者のインターフェースであり、無印版のクーデターの真の黒幕。 コールドスリープ中の管理者に変わり外部との相手とやり取りするために作られた存在だが、人間性は欠如している。 管理者の意思とは関係なく、黒き月と白き月を融合して真の防衛システムとなるために行動するが、それが結果的にクーデターとなってしまった。 ・シェリー・ブリストル 声:沢海陽子 エオニアに付き従う女軍人。 エオニアが追放された時からエオニアに付き従っており、エオニアから最も信頼されていた。 エルシオールを足止めするために特攻して戦死しており、その時にもエオニアから悲しまれていた。 ・カミュ・O・ラフロイグ 声:[[石田彰]] エオニアに雇われた傭兵部隊「ヘル・ハウンズ隊」のリーダー。 少々ナルシスト気味であり、いつも薔薇を持ち出している。 ミルフィーユにちょっかいかけており、ミルフィーユからは過去をばらされたこともあり激しく嫌われている。 ・ギネス・スタウト 声:[[檜山修之]] 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 暑苦しくて、よく絶叫をしている。 蘭花を一方的にライバル視しているが、蘭花からは相手にされていない。 ・リセルヴァ・キアンティ 声:浅川悠 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 自称「高貴な生まれ」であり、プライドが高い。 ミントを成り上がりだと言って見下しているが、ミントからは簡単にあしらわれている。 ・レッド・アイ 声:[[櫻井孝宏]] 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 他のメンバーとは違い、無口で淡々と戦い、しゃべる時も要件しか言わない。 フォルテに対しては関心があるようであり、フォルテに対してのみ話をする。 ・ベルモット・マティン 声:矢部雅史 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 隊員の中では最年少であり、小うるさく生意気。 ヴァニラに対して突っかかってくるが、ヴァニラからは相手にされていない。 ・レゾム・メア・ゾム 声:楠見尚己 トランスバール皇国を裏切り、エオニア軍についた軍人。 タクトがエルシオールに着任してからの初めての相手であり、タクトの挑発に簡単に引っかかる単純な人間。 2戦目も不意打ちしようとしたが、ミルフィーユの強運によって不意打ちを失敗して敗走、そのまま姿を消している。 だが、Moonlit Loversでは、エオニアの意思を継ぐと称して強奪船団の首領として登場。 黒き月のテクノロジーを手に入れるが、ネフューリアに裏切られて殺されている。 **■ヴァル・ファスク ・ゲルン 声:納谷六朗 ヴァルファスクの支配者。そしてギャラクシーエンジェルシリーズの全ての元凶。 600年以上前に、すべての宇宙圏を支配するために時空震を起こしてEDEN文明を衰退((ヴァル・ファスク自体は長寿のため、数百年経っても文明は衰退しない))させ、時空震の影響がなくなってから支配に乗り出す。 一度敗北したヴァル・ファスクはゴミだと見下し、感情などを一切認めない支配者となっている。 ・ロウィル 声:保村真 トランスバール侵攻艦隊総司令官にして、ヴァル・ファスクのNo.2。 冷静沈着でやはり感情がなく、タクトの挑発も一切聞き入れない。 ヴァインに裏切られたことでエルシオールに敗北して戦死する。 ・ヴァイン 声:森訓久 EDENのライブラリの管理者の弟と名乗る少年。その正体はヴァル・ファスクの元老院直属特機師団長。 最初はEDENからの逃亡者として現れるが、タクトたちがロウィルを撃破して、ヒロインが不在になった後にその正体を現す。 ネフューリアを破ったとされる人間の心に興味を持っており、どのヴァル・ファスクよりも感情的になる。 ・ネフューリア 声:幸田夏穂 レゾムと副官として現れた女性。その正体はヴァル・ファスクの先遣隊であり、Moonlit Loversの元凶。 レゾムと強奪船団で力を蓄えながら、密かに黒き月のテクノロジーを使い超巨大戦艦「オ・ガウブ」を建造。 レゾムを殺した後に本性を現し、トランスバール皇国の侵略に乗り出している。 が、実は白き月のテクノロジーを手に入れた後、ヴァル・ファスクに謀反しようと企む。 追記・修正はバーンとお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - だいたいジェラール皇王が原因だったりする -- 名無しさん (2015-01-24 12:10:24) - シヴァはまともだけど描写的に他の王族って結構なクズっぽいからな -- 名無しさん (2015-02-21 15:40:21) - 原作者の水野良曰く「自分の書く小説版が正史(小説1巻の後書きより)」……2巻以降出なかったけどな。数年後に完全版小説を発行したけど、前半は丸ごと1巻(ゲーム的には序盤)の再録、後半は残り全部のシナリオを1巻と同程度のボリュームに圧縮して掲載。なので後半のダイジェストっぷりが半端ない。どうしてこうなった -- 名無しさん (2015-04-15 23:59:11) - ぶっちゃけ水野良はロードスしかない一発屋だったからね(かろうじて傭兵伝説クリスタニアが二発目?)。スターシップ・オペレーターズやブレイドラインは打ち切りだったし、新ロードス島戦記もリウイもどんどん迷走して読者から見放されていったしで、ロクに作品書き切ってない。だからこの作品も、どうしても何もない必然だろう。……グランクレスト戦記でようやく二発目当てつつあるけど、こっちはちゃんとまとめられるかねぇ。 -- 名無しさん (2016-03-16 18:44:08) - ↑まあ、碌に完結させない小説家は多いし今更今更 -- 名無しさん (2017-03-12 21:33:04) - ヤマトがスパロボに参戦できたならこちらもいつかはスパロボに出してほしい -- 名無しさん (2017-03-12 21:58:03) - ↑ ヤマトはスポンサーがバンダイだから出せたけどゲーム会社自体違うこれは無理じゃね? -- 名無しさん (2017-03-13 01:33:31) - ↑2 ↑の方も言っているように、GA無印単体だけでも利権複雑そうだしね…。現ブロッコリーもコンテンツ完全凍結しているようだから、単純な他ゲーとのコラボでさえできない感じ。このあたりの事情はできればもう少し情報欲しいところ。 -- 名無しさん (2017-04-24 12:12:08) - 今さらながら、スパクロだけど参戦したぞ。ちなみにゲーム会社が違う云々はバーチャロンがとっくの昔に通った道なので何も問題なかったと思われる。同じくスパクロにはロックマンやサクラ大戦なんかも参戦してるし -- 名無しさん (2019-10-23 22:20:03) - 原作をキャラデザ兼コミカライズを担当した大月先生のベースにした内容を劇場版作って欲しかったな。 -- 名無しさん (2022-09-06 10:27:39) - ↑いいなあそれ、デジキャラットが再稼働したしこっちも…… -- 名無しさん (2022-10-16 02:31:39) - ps2でしかやったことないけど面白かったw -- 名無しさん (2023-10-29 18:05:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/11/17(火) 16:21:23 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ブロッコリーが企画・製作したゲームを中心とするメディアミックスプロジェクト作品。 ここではゲーム版について詳述する。アニメは「[[ギャラクシーエンジェル(アニメ)]]」、パチンコは「[[CRギャラクシーエンジェル]]」を参照。 本編3作(ジャンルはADV+RTS)とミニゲームを集めたEXがある。 EXはWindows版のみ。残りはPS2版がある。また、無印のみXbox版が存在する。 また、Eternal Lovers以降の続編『ギャラクシーエンジェルⅡ』がある。 &bold(){以下、ネタバレにご注意ください。} *【あらすじ】 ■GALAXY ANGEL トランスバール歴412年。首都惑星トランスバールに突如現れた大艦隊はトランスバールを陥し、クーデターを起こした。 青年将校タクト・マイヤーズは自身が司令官を務める辺境艦隊でそのことを知る。 そんな中タクトの前に5機の戦闘機が現れる。ムーンエンジェル隊と名乗る彼女たちは、唯一生き残ったトランスバール皇国の後継者シヴァ皇子を守りようにとの、かつての恩師のメッセージをタクトに届けにきた。 タクトはムーンエンジェル隊が操る紋章機、そして儀礼艦エルシオールの司令官となり、クーデターの首謀者であるエオニアに立ち向かう。 ■GALAXY ANGEL Moonlit Lovers エオニアとの戦いから半年皇国の英雄とタクト。その傍らには最愛の女性がいた。 そして、トランスバール皇国も復興しつつあるなか、新たな脅威はすぐそばまで迫っていた。 ■GALAXY ANGEL Eternal Lovers 判明した新たな敵ヴァル・ファスク。 誰もが不安を抱く中訪れる運命の時。 タクトはヴァル・ファスクに襲われている姉弟を助ける。姉弟の口から語られた驚くべき真実。 宇宙に滅びの光輝く時、神々しき大天使の翼が現れる。 なの、このGAELで戦闘バランスの見直しが行われ、紋章機各機の必殺技に大幅な差別化が加わった。 ■GALAXY ANGEL EX とある任務の休憩中、休日を満喫していたタクトはある一定の時間が経つと時間が巻き戻っていることに気付く。 はたして、タクトは無事終らない時間を脱出出来るのか? *【ゲームシステム】 ゲームは戦間期パートと戦闘シーンに分かれる。 戦間期パートはオーソドックスなコマンド選択ADVで、場所を選んでMA隊の誰かと会話し交流する。 &color(#F54738){そして戦闘シーンは本シリーズの最大のキモ。}二次元平面の戦闘エリアにMA隊を送り出し、 プレイヤーはタクトとしてエルシオールから指示を出し、戦闘に勝利しなくてはならない。 MA隊各機は指示なしでも独自に索敵・移動・攻撃を行うため、 戦闘は全体としてリアルタイムで進むいわゆる&bold(){リアルタイムストラテジー}。 放っておいても戦闘は進み、場合によっては何もせずとも勝つこともある。だが撤退・補給・必殺技使用などタクト(プレイヤー)が指示しないと行えない行動もあるため、ちゃんと指示を出してあげよう。 初代作の発売は2002年、当時まだほとんど認知されていなかった(RTSという言葉自体ほとんど知られていなかった)ジャンルを国産ゲームとして取り入れた、非常に先進的なゲームでもあった。 (恐らく単純化のために)ゲームシステム的な戦闘エリア自体は二次元平面なのだが、 グラフィック上でどれかの紋章機をフォーカスすると映し出される戦闘の様子は、 誘導弾を撃ち、撃たれ、弧を描いて回避する、まさに[[板野サーカス]]そのもののビジュアルで見応え満点。 ちなみに、本作のゲームパートはセタ((スーパーリアル麻雀シリーズで有名なゲームメーカーのセタだが、実は凄腕のプログラマー集団でもあった。黎明期の3DCGやその取り込み2D化も得意としていた。))のスタッフが担当していた。同じスタッフは後にスクウェアの宇宙無双3DSTG「プロジェクトシルフィード」のSTGパートも担当しており、作戦内容説明や戦闘中通信のインターフェースが本作とほぼ同じ。誘導弾の軌道表現もそっくり。 つまり、プロジェクトシルフィードはこのゲーム版GAのリアルタイムオペレート化とも言える。 本作は所々にアニメムービーが流れ、MoonlitとEternalはアニメ版のスタッフが担当した。 *【登場人物】 **■主人公 ・[[タクト・マイヤーズ]] 声:[[うえだゆうじ]] 主人公。わりと有名な貴族の三男。階級は大佐((この年齢で大佐になれたのも、出自によるものである))。 辺境惑星の駐留艦隊司令として開発任務についていたが、恩師のルフトに導かれて儀礼艦エルシオールの司令に着任する。 温和でのほほんとして女性が好きで呑気な性格。基本的には暴力は嫌いだが、戦いを望むなら受けて立つという現実的な面も持っている。 上下関係に無頓着でファーストネームで互いを呼び合い、後に「マイヤーズ流」と呼ばれるようになる。 基本的にはブリッジにおらず、副司令のレスターに仕事を押し付けて、エルシオール内でエンジェル隊と触れ合っている。 その一方で、高い指揮能力でエンジェル隊を導き、後に「皇国の英雄」・「EDENの英雄」と呼ばれるようになる。 また、相手を挑発することが得意で、単純な相手だったら簡単にひっかけることができる。 **■ムーンエンジェル隊 ・[[ミルフィーユ・桜葉]] 声:[[新谷良子]] ムーンエンジェル隊の隊員。強運の持ち主で皇国の士官学校を首席で卒業している。ピンクの髪に花飾りがついたカチューシャがトレードマーク。 素直で明るい性格だが、少々天然ボケがある。その一方で芯の強さはあり、絶対に曲げない強い正義感を持つ。 料理が得意であり、自室に簡単なキッチンがあったり、食堂で手伝っていることもある。 また、ピクニックが大好きであり、エルシオールの展望公園へみんなを誘ってピクニックへ行くこともある。 紋章機ラッキースターのパイロット。 必殺技は「ハイパーキャノン」。まっすぐに進むビーム砲で、狙い次第で「薙ぎ払う」ように複数の大型艦を巻き込める。   ・[[蘭花・フランボワーズ]] 声:[[田村ゆかり]] ムーンエンジェル隊の隊員でカンフーの使い手。士官学校を次席で卒業しており成績も優秀である。特徴的な髪飾りがトレードマーク。 わがままだが世話焼きな性格。ミルフィーユとは士官学校の同期で親友。 占いや恋愛系の少女漫画を好む一方で、激辛料理が大好きという一面もある。 また、常日頃から体を鍛えており、トレーニングルームで鍛えていることも多い。 紋章機カンフーファイターのパイロット。 必殺技は「アンカークロー」。大型艦にも大打撃を与え、同時に大きくノックバックさせて足止めができる。 ・[[ミント・ブラマンシュ]] 声:沢城みゆき ムーンエンジェル隊の隊員にしてブラマンシュ財閥のお嬢様。動物のような耳がトレードマーク。 テレパシー能力を持っており、幼少期から様々な人間を見てきたため少々大人びて抜目がない性格。 お嬢様であるが駄菓子が好きでよく食べてる。また、着ぐるみを着るという隠れた趣味を持っている。 紅茶が大好きで、ティーラウンジでよく紅茶を飲んでいる。 紋章機トリックマスターのパイロット。主力武器が[[随伴機動砲台「フライヤー」>オールレンジ攻撃]]なため、敵を追い抜いても火力が変化しない。これは初代から変わらない、RTSならではの強みである。 必殺技は「フライヤーダンス」。GAには貴重な[[範囲攻撃>MAP兵器]]で、小型の敵をまとめて排除できる。 ・[[フォルテ・シュトーレン]] 声:山口眞弓 ムーンエンジェル隊隊長。叩き上げの軍人。左眼に片メガネをつけているのがトレードマーク。 姉御肌で隊員のまとめ方がうまく、未熟だった頃のタクトの相談に乗ったりもする。 銃のコレクションが趣味。暇さえあれば射撃訓練場で銃を撃っている。 また、好物はおでんであり、展望公園の屋台でおでんを食べに行くこともある。 紋章機ハッピートリガーのパイロット。 必殺技は「ストライクバースト」。GAELで必殺技の差別化が行われた中、この技だけは「単体攻撃で、どんな大型の敵でも一撃」という性質を保った。   ・[[ヴァニラ・H]] 声:かないみか ムーンエンジェル隊の隊員でナノマシンを使った治療ができる。長いカール掛かった緑色のポニーテールがトレードマーク。 感情をあまり表に出さないが動物好き。最初はほとんど感情を出さなかったが、徐々に感情が出てくる。 エルシオールの様々な場所で働いており、特に医務室のケーラとは仲が良く、治療のためにいることが多い。 紋章機ハーベスターのパイロット。 ちなみに制作者のお気に入りで彼女のルートは何かと優遇されている。 ・[[烏丸ちとせ]] 声:後藤沙緒里 2作目から登場するエンジェル隊新隊員。黒い髪に赤いリボンがトレードマーク。 エンジェル隊には珍しい真面目な性格。だが、その性格のせいでタクトの「マイヤーズ流」になかなか馴染めなかった。 タクトを亡き父のように慕っている。 情報処理能力と、高い射撃能力を持っており、自室では弓道の練習ができるようになっている。 windows版2作目では攻略不可だったが、パッチをあてる事で攻略可能になる。 紋章機シャープシューターのパイロット。 必殺技「フェイタルアロー」は4~5発の連射砲撃で、小物の一掃から大型艦に集中打まで幅広く使える。 **■エルシオールスタッフ 詳細は[[エルシオール>エルシオール(ギャラクシーエンジェル)]]を参照。 ・[[レスター・クールダラス]] 声:小西克幸 タクトの親友でエルシオール副司令官。階級は中佐。 辺境惑星の駐留艦隊副司令としてタクトの補佐をしていたが、恩師のルフトに導かれて儀礼艦エルシオールの副司令に着任する。 タクトより司令官らしいが、本人いわく担がれるより担ぐほうが性にあっているとのこと。 性格もクールで無愛想だが、タクトを相手だと少々熱くなることもあり、タクトに強い信頼を持っている。 ・ココ・ナッツミルク 声:浅野るり/[[佐藤利奈>佐藤利奈(声優)]](無限回廊の鍵以降) エルシオールのレーダー担当のオペレーター。三つ編みに眼鏡をつけている。 同じオペレーターのアルモと友達であり、アルモの恋路を応援している。 ・アルモ・ブルーベリー 声:小暮英麻 エルシオールの通信担当のオペレーター。明るく元気な女の子。 レスターに片想い中だが、レスターからは全く気付かれていない。 ・クロミエ・クワルク 声:[[能登麻美子]] クジラルームの管理をしている少年。宇宙クジラとも心を通わし、肩には子宇宙クジラが乗っている。 タクトにエンジェル隊の自分に対する気持ちを教えてくれる。 いつも笑顔だが心を読みにくく、コミック版では喰えない存在で描かれている。 ・クレータ 声:小島幸子 エルシオールの整備班班長。彼女たち整備班が紋章機の整備を行っている。 意外にも美少年アイドルのリッキー・カート君の大ファンであり、他の整備班にもファンがいたことに喜んでいた。 ・ケーラ 声:大原さやか エルシオールの医師。傷の手当はほとんどヴァニラが行っているので、カウンセリングが主な仕事。 落ち着いた女性であり、ヴァニラも彼女のことを強く信頼している。好きなものはヴァニラが煎れたコーヒー。 **■トランスバール皇国 ・ルフト・ヴァイツェン 声:納谷六朗 トランスバール皇国軍准将。タクトの恩師。階級は准将。 タクトが来る前にはエルシオールの司令を務めていたが、タクトに司令の座を譲っている。 エオニア戦役後は成果と自分より上の階級の人間が亡くなったため、宰相になっている。 また、無印のみ、ある条件を満たすとトランスバール共和国大統領になる。 ・シヴァ・トランスバール 声:岡村明美 トランスバール皇国皇子。 白き月で密かに育てられており、エオニアを除けばたった一人の皇族でもある。 強い正義感を持ち、エオニアと戦うことを決意しており、戦いを通してタクトやエンジェル隊に強い信頼を持っている。 実は女性であり、白き月の管理者シャトヤーンと前皇王ジェラールとの間に産まれた子供。 白き月の封印が彼女だけ解けるのは、シャトヤーンの血をひいていたからである。 エオニア戦役後に即位するが、同時に自分が女性であることも公表して、女皇としてトランスバール皇国を導く。 また、無印のみ、ある条件で即位をせずにシャトヤーンと白き月で暮らすことを決めている。 ・シグルド・ジーダマイア 声:郷里大輔 無印のみ登場。惑星ロームを本拠地とする皇国第2方面軍の総司令。階級は大将。 シヴァを送り届ける最終地点におり、典型的なおべんちゃら軍人であり、エンジェル隊からは大不評。 シヴァを据えてエオニア軍を制圧しようとしたが、黒き月からの攻撃を受けて死亡している。 **■その他関係者 ・シャトヤーン 声:[[井上喜久子]] 白き月の管理者。紋章機などのロストテクノロジーに関する深い知識を持つ。 実はシヴァの母親。トランスバール皇王ジェラールと一夜を共にし、シヴァを産んだが、周りの人間には秘密にしていた。 エオニア戦役後、シヴァに真実を伝えている。 ・[[ノア>ノア(ギャラクシーエンジェル)]] 声:谷井あすか 黒き月の管理者。無印に出てきたノアと同じ姿をしているが、性格などを含めて別人。 当初はインターフェースがやったことに対して肯定していたが、ヴァル・ファスクと戦うという共通の意志をもち協力をする。 白き月の管理者が遺伝して知識を残すのに対して、ノア自身はコールドスリープして知識を残していたため、シャトヤーン以上にEDENの知識を持っている。 最初はツンツンしているが、徐々にタクトやエンジェル隊に信頼を寄せるようになっていく。 ・ルシャーティ 声:いのくちゆか EDENのライブラリの管理者。ヴァル・ファスクとの逃亡中に弟のヴァインと共にエルシオールに保護される。 EDENがまだ残っていることを伝え、EDENのライブラリの知識を使い協力している。 だが、彼女自身はヴァインの傀儡であり、タクトとヒロインの仲を引き裂こうと利用される。 ・ダルノー・ブラマンシュ 声:塚田正昭 ミントの父親にして、ブラマンシュ財閥の総帥。ミントと同じように動物のような耳を持っているのが特徴。 ミントと同じようにテレパシー能力を持っており、この力を利用して商売を発展させていった。 ミントとの仲はあまりよくはないが、心の中ではミントを大事にしていることがわかる。 原作だけではなくアニメにも数コマ登場している珍しい人物でもある。 **■エオニア軍 ・エオニア・トランスバール 声:三木眞一郎 無印版のクーデターの首謀者。本来は彼が皇王になるはずだったがある理由((白き月のテクノロジーを使い、全宇宙の覇者になろうと企む))により皇国を追放された。 だが、追放先で黒き月を発見することで力をつけ、その力を使ってトランスバール皇国を一度壊滅させる。 そして、今度は白き月の力を手に入れるために、白き月の結界を解くことができるシヴァを狙ってくる。 ・ノア(インターフェイス) 声:谷井あすか/石井康嗣(システム音声) エオニアの妹として登場した謎の少女。エルシオール内でも彼女の姿が目撃され、ダークエンジェルなどを作製している。 その正体は、黒き月の管理者のインターフェースであり、無印版のクーデターの真の黒幕。 コールドスリープ中の管理者に変わり外部との相手とやり取りするために作られた存在だが、人間性は欠如している。 管理者の意思とは関係なく、黒き月と白き月を融合して真の防衛システムとなるために行動するが、それが結果的にクーデターとなってしまった。 ・シェリー・ブリストル 声:沢海陽子 エオニアに付き従う女軍人。 エオニアが追放された時からエオニアに付き従っており、エオニアから最も信頼されていた。 エルシオールを足止めするために特攻して戦死しており、その時にもエオニアから悲しまれていた。 ・カミュ・O・ラフロイグ 声:[[石田彰]] エオニアに雇われた傭兵部隊「ヘル・ハウンズ隊」のリーダー。 少々ナルシスト気味であり、いつも薔薇を持ち出している。 ミルフィーユにちょっかいかけており、ミルフィーユからは過去をばらされたこともあり激しく嫌われている。 ・ギネス・スタウト 声:[[檜山修之]] 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 暑苦しくて、よく絶叫をしている。 蘭花を一方的にライバル視しているが、蘭花からは相手にされていない。 ・リセルヴァ・キアンティ 声:浅川悠 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 自称「高貴な生まれ」であり、プライドが高い。 ミントを成り上がりだと言って見下しているが、ミントからは簡単にあしらわれている。 ・レッド・アイ 声:[[櫻井孝宏]] 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 他のメンバーとは違い、無口で淡々と戦い、しゃべる時も要件しか言わない。 フォルテに対しては関心があるようであり、フォルテに対してのみ話をする。 ・ベルモット・マティン 声:矢部雅史 「ヘル・ハウンズ隊」の隊員。 隊員の中では最年少であり、小うるさく生意気。 ヴァニラに対して突っかかってくるが、ヴァニラからは相手にされていない。 ・レゾム・メア・ゾム 声:楠見尚己 トランスバール皇国を裏切り、エオニア軍についた軍人。 タクトがエルシオールに着任してからの初めての相手であり、タクトの挑発に簡単に引っかかる単純な人間。 2戦目も不意打ちしようとしたが、ミルフィーユの強運によって不意打ちを失敗して敗走、そのまま姿を消している。 だが、Moonlit Loversでは、エオニアの意思を継ぐと称して強奪船団の首領として登場。 黒き月のテクノロジーを手に入れるが、ネフューリアに裏切られて殺されている。 **■ヴァル・ファスク ・ゲルン 声:納谷六朗 ヴァルファスクの支配者。そしてギャラクシーエンジェルシリーズの全ての元凶。 600年以上前に、すべての宇宙圏を支配するために時空震を起こしてEDEN文明を衰退((ヴァル・ファスク自体は長寿のため、数百年経っても文明は衰退しない))させ、時空震の影響がなくなってから支配に乗り出す。 一度敗北したヴァル・ファスクはゴミだと見下し、感情などを一切認めない支配者となっている。 ・ロウィル 声:保村真 トランスバール侵攻艦隊総司令官にして、ヴァル・ファスクのNo.2。 冷静沈着でやはり感情がなく、タクトの挑発も一切聞き入れない。 ヴァインに裏切られたことでエルシオールに敗北して戦死する。 ・ヴァイン 声:森訓久 EDENのライブラリの管理者の弟と名乗る少年。その正体はヴァル・ファスクの元老院直属特機師団長。 最初はEDENからの逃亡者として現れるが、タクトたちがロウィルを撃破して、ヒロインが不在になった後にその正体を現す。 ネフューリアを破ったとされる人間の心に興味を持っており、どのヴァル・ファスクよりも感情的になる。 ・ネフューリア 声:幸田夏穂 レゾムと副官として現れた女性。その正体はヴァル・ファスクの先遣隊であり、Moonlit Loversの元凶。 レゾムと強奪船団で力を蓄えながら、密かに黒き月のテクノロジーを使い超巨大戦艦「オ・ガウブ」を建造。 レゾムを殺した後に本性を現し、トランスバール皇国の侵略に乗り出している。 が、実は白き月のテクノロジーを手に入れた後、ヴァル・ファスクに謀反しようと企む。 追記・修正はバーンとお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - だいたいジェラール皇王が原因だったりする -- 名無しさん (2015-01-24 12:10:24) - シヴァはまともだけど描写的に他の王族って結構なクズっぽいからな -- 名無しさん (2015-02-21 15:40:21) - 原作者の水野良曰く「自分の書く小説版が正史(小説1巻の後書きより)」……2巻以降出なかったけどな。数年後に完全版小説を発行したけど、前半は丸ごと1巻(ゲーム的には序盤)の再録、後半は残り全部のシナリオを1巻と同程度のボリュームに圧縮して掲載。なので後半のダイジェストっぷりが半端ない。どうしてこうなった -- 名無しさん (2015-04-15 23:59:11) - ぶっちゃけ水野良はロードスしかない一発屋だったからね(かろうじて傭兵伝説クリスタニアが二発目?)。スターシップ・オペレーターズやブレイドラインは打ち切りだったし、新ロードス島戦記もリウイもどんどん迷走して読者から見放されていったしで、ロクに作品書き切ってない。だからこの作品も、どうしても何もない必然だろう。……グランクレスト戦記でようやく二発目当てつつあるけど、こっちはちゃんとまとめられるかねぇ。 -- 名無しさん (2016-03-16 18:44:08) - ↑まあ、碌に完結させない小説家は多いし今更今更 -- 名無しさん (2017-03-12 21:33:04) - ヤマトがスパロボに参戦できたならこちらもいつかはスパロボに出してほしい -- 名無しさん (2017-03-12 21:58:03) - ↑ ヤマトはスポンサーがバンダイだから出せたけどゲーム会社自体違うこれは無理じゃね? -- 名無しさん (2017-03-13 01:33:31) - ↑2 ↑の方も言っているように、GA無印単体だけでも利権複雑そうだしね…。現ブロッコリーもコンテンツ完全凍結しているようだから、単純な他ゲーとのコラボでさえできない感じ。このあたりの事情はできればもう少し情報欲しいところ。 -- 名無しさん (2017-04-24 12:12:08) - 今さらながら、スパクロだけど参戦したぞ。ちなみにゲーム会社が違う云々はバーチャロンがとっくの昔に通った道なので何も問題なかったと思われる。同じくスパクロにはロックマンやサクラ大戦なんかも参戦してるし -- 名無しさん (2019-10-23 22:20:03) - 原作をキャラデザ兼コミカライズを担当した大月先生のベースにした内容を劇場版作って欲しかったな。 -- 名無しさん (2022-09-06 10:27:39) - ↑いいなあそれ、デジキャラットが再稼働したしこっちも…… -- 名無しさん (2022-10-16 02:31:39) - ps2でしかやったことないけど面白かったw -- 名無しさん (2023-10-29 18:05:42) - カンフーファイターがエース・・・なんだがスコア計算が機体ごとに微妙に違うという仕様あり。だいたいは(与えたダメージ-受けたダメージ)なんだが、ハッピートリガーは被ダメの2倍がマイナスされるので若干不遇で、エネルギーがあるうちはシールドで鉄壁なハーベスターが割と優遇。ラッキースターとトリックスターは武装の一部がスコア計算で除外されているのか必殺技で範囲攻撃するたびにスコアが微妙に変動したりする -- 名無しさん (2023-10-31 10:36:47) #comment #areaedit(end) }

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