ヴァナルガンド(新・ボクらの太陽)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/11/16(金) 00:03:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(#ff0000){血と大地によって月が染まる時、破壊の獣は解き放たれる}}} &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}とはゲーム「新・ボクらの太陽」に登場するモンスターであり、物語の中枢を担うラスボスである。 &bold(){※この項目は「新・ボクらの太陽」のネタバレを含みます。} **【概要】 ・この作品におけるラスボスであり、早い話が、新・ボクらの太陽自体がこの存在の復活を巡る物語である。 ****&bold(){&color(#FF0000){破壊の獣 ヴァナルガンド}} 大昔、月の住民や月下美人らによって月都市(楽園)の奥深くに封印された&bold(){絶対存在(エターナル)。}&footnote(生と死の概念が無く、ただそこに「ある」「いる」だけの存在であり、生きてもいなければ死にもしないとされる存在。故に消滅させることが出来ない。) 狼の頭蓋骨を異形にしたような頭部に特徴的な一つ目を持つ。 ヒトの頭蓋骨が体を形作っているような禍々しい外見である一方、背中には剣のようなものが無数に刺さっている。 この剣の柄の形状がボクタイシリーズに見られる月の紋章の形状を象っており、恐らくこの存在を封印した月の一族(月光仔)によって封印の際に突き立てられたものであると思われる。 続・ボクらの太陽で登場した同じく絶対存在(エターナル)のヨルムンガンドが「終末の獣」と呼ばれているのに対し、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}&footnote(余談ではあるが、ヴァナルガンドとは、北欧神話に登場する狼、フェンリルの別名である)は「破壊の獣」。 ***【物語上での&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}】 #center(){&bold(){&color(#ba55d3){「こいつか、俺を呼んだのは?」}}} ゲーム開始直後、モノローグ後にその姿を見せる事となる。 無数の髑髏で埋め尽くされた不気味な場所で意識を取り戻した&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}} やがてこれが夢である事。 そしてそれは自身ではなく、目のの前の封印されし怪物が見ているモノであると気づく。 自身の復活の為に&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の身体に宿る月の巫女(月下美人)の力を求めて、襲い掛かる&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}、迎え撃つ&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 プレイヤーは&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操作し、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と戦う事になる。 ゲーム開始直後から&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操作できると言う事で、テンションが上がったプレイヤーも多いだろう。 しかしやはりイベント戦闘。プレイヤーがいかに&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を上手く立ち回らせようとも体力を削り切る事は出来ない。 やがて一定時間が経過すると、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}は自身の代名詞とでもいうべき必殺技―極太の破壊光線を&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に向かって放ち、戦闘は終了する。 強烈な破壊の力をモロに受け、膝をつく&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に何者かが語り掛ける。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「破壊の獣、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}。}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){生も死も与えられずただそこに存在するもの、絶対存在(エターナル)}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){たとえ夢の中であろうとも…暗黒少年であるあなたに倒せる相手ではありません」}}} 闇の一族(イモータル)&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}。 人形使いと呼ばれる程に他者を操る事に長けた彼でも絶対存在(エターナル)を操ることは出来ないが&bold(){暗黒物質(ダークマター)}と月の巫女(月下美人)の力を宿した&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}でにはそれが可能。 &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は、この大いなる力を手に入れることが出来ると&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}をたぶらかす。 しかしその誘惑をにべもなく切り捨てる&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 鍵となる月下美人の力、それに目覚める要因となった彼女を裏切るような選択など今更彼がするはずなど無いだろう。 その返答など分かっていたとでも言わんばかりに&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は微笑し言い放つ。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「わたしにはあなたのゆるしなど必要ありません}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){人形には意思など…必要ないのです!!」}}} &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}による&bold(){暗黒物質(ダークマター)}による支配を受け、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}に魂を捧げられてしまう。 やがて、彼は&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の支配と自身の解放を渇望する&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の意志のままに行動していくこととなる。 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の意識は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の破壊衝動に共鳴。正気を喪失し、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の命ずるままに実弟である&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}を殺害、おてんこと共にその遺体を閉ざされた牢獄へ幽閉するといった凶行に走ってしまうのだった。 ***【白き森】 やがて、&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は閉ざされた牢獄を脱出した&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}と白き森にて再会する。 再戦の果て、彼の前に膝を折った&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は自身に宿る&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を焼却するよう言い放つ。 &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の支配と&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}との共鳴。その鍵となる&bold(){暗黒物質(ダークマター)}さえ取り去ってしまえば彼我を繋ぐ要因は消失し、破壊の獣復活の目は無くなる、と。 たとえその行為が自身の生命にかかわる行為だとしても。 &bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は躊躇いながらもパイルドライバーで&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を浄化し、彼の体内に宿る&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を完全に消却した。 しかし― #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「おかげで手間が省けました。やはり人形には人形らしくして頂くのが一番です」}}} &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は陰ながらその機会を狙っていた。 棺桶から浮かび上がる、物言えぬ状態の&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 狂気に呑まれつつある中でも&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は彼なりの抵抗をしており、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}といえど意志ある彼をの行動を完全に掌握するには至らなかった。&footnote(破壊の獣に屈してしまった場合の対処を己の中に眠るカーミラへと託していた。) 故に、人形使いの二つ名を持つ彼にとっては、物言わぬ半死半生となった今の彼の方が都合がよかったのだ。 唖然とする&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}たちの目の前から連れ去られる&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活阻止の為に彼らが身を切る思いで行った策は、皮肉にも&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の思惑に沿う形で&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活への道筋を加速させてしまう事態となってしまったのだった。 ***【暗黒城】 暗黒城にて&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}救出のため追ってきた&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}らを迎え撃つ。 対峙する彼らの足元、暗黒城の床から望む月はその姿を赤く変えた。 自身の目論見通りの展開に気をよくした彼は己の計画を明かす。 &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活に必要な鍵は二つあり、月の巫女の赤き血と皆既月蝕による赤き光であり、ここにその両方が揃った。 そして人形使いである己は自らの意思を持たなければ&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を使うまでもなく傀儡として支配出来る。 自分の力を持ってしても、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}を支配することは出来ないが、半死半生の&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操る事など造作もない事だと。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「その彼が&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と1つになれば…お分かりですね?」}}} しかし戦いの果て、ついぞ&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の目論見が叶う事は無かった。 &bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}らに敗れ、かつての決戦と同じ場へ召喚された&footnote(初代「ボクらの太陽」にてパイルドライバーをこの玉座に召喚し、ラスボスである死の女王ヘルを打倒している。)パイルドライバーにより完全に浄化される事になる。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「愚かな…!!}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){私だけが、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}を操れたのだ}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){破壊の獣、その恐怖による世界支配…}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){それだけが…傷ついたあの星を救う、唯一の手段だったのだ!!」}}} 彼の言う通り、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}による&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の支配は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活の鍵であると同時にその後の破壊の獣を制御しうる手綱だった。 その前提である手綱とその担い手そのものが存在しなくなっては、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の二つ名のままに世界は破壊されてしまうだろう。 既に復活の贄として&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}に捧げられており、復活の時は一刻一刻と迫っていた。 ***【月面都市】 #center(){&bold(){&color(#8a2be2){「命を失いつつあったサバタさまは、月の巫女(月下美人)の力が失われることを恐れた&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}によって、}}} #center(){&bold(){&color(#8a2be2){生と死をこえたその存在の根源である原種の欠片を与えられ、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}そのものに成り変ろうとしている。}}} #center(){&bold(){&color(#8a2be2){過去の呪縛にとらわれたあの人の心は、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}のあたえる狂気にそまろうとしている…。」}}} 破壊の獣の眠るこの地に足を踏み入れた&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}たちの眼前に広がるのは、かつて月の一族が暮らした天井の楽園。 そして、彷徨う&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂だった。 彼の魂は&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}に語り掛ける。 自らの出生、死の町イストラカンでの邂逅、サン・ミゲルでの共闘、その果てに自覚した気持ち。狂気に堕ち実弟に手をかけたあの忌まわしい夜。 かつての心情を吐露するかのように独白を続ける&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂は、彼らをどこかへと誘うかのように彷徨い続ける。 やがて、その放浪が&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の眠る月面都市の中央へ限りなく近づき、&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}が彼の魂に接触した時― #center(){&bold(){&color(#ba55d3){「そう、おれは…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){おまえと戦うために用意された&bold(){&color(#CC0099){闇、}}の…&bold(){&color(#CC0000){戦}}士……}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){戦え、ジャンゴ…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){戦って戦って戦いぬいて…}}} #center(){&bold(){&color(#CC0000){すべてを…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){そ}}&bold(){&color(#CC0099){う、}}&bold(){&color(#CC0066){す}}&bold(){&color(#BB0000){べテヲ…}}} #center(){&bold(){&color(#CC0000,black){ハカイスルンダ…!!}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイ!」}}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイハカイハカイハカイ}}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイダァ、ジャンゴ!!」}}}} &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂の同化が始まった。 心情を吐露していた時と打って変わった狂気に満ちた口調。 解放が間近に迫り、際限なく高まってゆく&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の力と狂気に満ちたサバタの高笑いに呼応するかの様に、まほろばと呼ばれた月面都市は崩壊してゆく。 どこか心安らぐようなBGMがここで禍々しいものへと一変。 ドット絵技術の粋を凝らして表現された美しい景観が瓦礫や罅まみれになり、黒いスケルトン達やウーズ&footnote(ウーズはヴァナルガンドの破壊衝動が形を成したエネミーであるとされている。)と呼ばれる障害敵がマップを埋めつくす様はどこかくるものがある。 尚、このマップに点在する&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂と会話ができるが、その会話内容はどれもが狂気を孕んだ破滅的な内容へと一変している。 やがて&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は崩壊した建造物やエネミーを掻い潜って&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の眠る都市中央部へとたどり着くだろう。 #center(){そして、封印の間へと足を踏み入れたプレイヤーを待ち受けるのは、かつてプロローグで見たのと同じ光景。} #center(){無数の髑髏で埋め尽くされたステージとそこに佇む&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。} #center(){そして待ち受ける、月の巫女(月下美人)と同化し完全復活を遂げた&bold(){破壊の獣}&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}。} #center(){&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の災厄を押し留めることが出来るだろうか。} #center(){破壊の獣に取り込まれた&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を救出する事は出来るのだろうか。} #center(){世界を、太陽を守り抜けるのか。} #center(){物語の行く末はプレイヤーと&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}の手に委ねられた。} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){「ジャンゴ、おまえはどうする? }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ おまえにできるか?このオレを止めることが… }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 破壊の獣と化したこのオレをたおすことが!! }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ できはしないっ!!!!すべてはもう、手後れなのだ!! }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 行くぞ、 }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 太陽少年ジャンゴ!!」 }}}} #openclose(show=物語はジャンゴの行動によって四つの結末へと分岐する){ 【マルチエンディング】 ・&bold(){&color(White,#FF9900){トランス・ソル}}or&bold(){&color(#EE0000,black){トランス・ダーク}}のどちらを多く使用したか。 ・&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}1回戦目で&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に攻撃を加えたか、攻撃を加えずに&bold(){&color(#ba55d3){彼}}のセリフを全て聞いたか。 これらの要素次第で新・ボクらの太陽の物語は四種類の結末に分岐する。 尚、総てのエンディングを見た後におてんこさまと会話するとストーリーテラーの称号がもらえる。 ※&bold(){&color(White,#FF9900){トランス・ソル}}と&bold(){&color(#EE0000,black){トランス・ダーク}}のどちらを多く使用しているかを把握したい場合、サン・ミゲルの宿屋でザジに話しかけると確認できる。 エンディングコンプを狙う人は活用しよう。} #openclose(show= ヴァナルガンド攻略指南){ **【第1回戦】 攻撃手段は非常に多く、後半は両手による怒濤のラッシュをかけてくる。まずは両手を破壊して頭をダウンさせよう。白手はソル属性、黒手はダーク属性。 因みに&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}本人を攻撃すると大ダメージを与えられるが、&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}が生存しないエンドに(厳密には少し違うが)。 ****パンチ 握り拳を作り、パンチを繰り出す。ストレートとフックがある。モーションが分かりやすいので対処はしやすい。 ****破壊光線 ヴァナルガンドの代名詞とでもいうべき必殺技。 頭を下げ、咆哮の後に口から極太ビームを放つ。食らうと連続ダメージ。 ****色弾 目の部分から様々な属性の弾を連続で放つ。剣で弾いてダメージを与えられる。体力が少なくなると発射の間隔が短くなる。 ****噛み付き 咆哮の後、&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}に噛み付き。ダメージも大きく、回復もされるので厄介。 ****地震 握り拳を浮かせ、プルプル振るわせたあと地面を揺らす。しばらく行動不能になるが、十字ボタンをガチャガチャやれば回復できる。 **【第2回戦】 最後の悪あがきをする&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}からバイクで逃げ、ゴールまでたどり着く。ここまできたらあと少し。 攻撃は少なく単調。泥や凍った地面の方が苦戦するかも。予めダート対策などをしておこう。 ****弾発射 色弾を放つ。動きまわれば当たらないが、地面の状態に注意。 ****体当たり 咆哮の後自機に迫ってくる。ブーストをかければ逃げ切れる。 **【第3回戦】 ****トランスソルまたはトランスダークで時間内に&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}のHPをゼロにするだけ。 ただし時間切れになるとバッドエンドという名のゲームオーバー。 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}が脱出したら&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}エンド&トランスダーク、おてんこさまならトランスソル。 **【余談】 クリア後に闘技場でも戦うことが可能。 こちらは戦闘中にセリフが発生せず、またいくら&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に攻撃してもエンディングの分岐に影響しない。 そのため、タイムアタックなどの理由で&color(#ff0000){サバタが集中的に狙われる事となってしまった。} 兄弟の絆とは何だったのか。} 【ボクらの太陽DS】 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}専用の武器・暗黒武具(ダークマター)の1種である暗黒剣ヴァナルガンドの名称として登場。&footnote(他のサバタ専用武器ももれなく歴代ボクタイシリーズのラスボスの名前を冠している。) 「破壊の獣の名を持つ」とされているが関連性は不明。 オーソドックスな目の前を斬るソードタイプの武器で、3回まで連続攻撃が可能。武具を強化すれば最大で5連続斬りが可能となる。 &font(#800080){修正しろ、ジャンゴ…。} &font(#800080){修正して修正して追記しぬいて…} &font(#800080){その先に全消しが待っていようとも、決して諦めるな!} &font(#800080){諦めないその心こそが、良項目へと繋がるのだからな!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作中でも言われるけど、自分たちの都と言える楽園にこんなものを封印するなんて狂気だな(まあ太陽仔にも言えることだけど)。封印監視のためかな? -- 名無しさん (2014-04-29 03:48:14) - ↑封印監視の目的もあったかもしれないけど、そこまでしないと封印できない相手だったからじゃないかな? -- 名無しさん (2014-04-29 09:12:18) - ホラーゲーム零の虚っていう生贄投げ込む施設と封印の間が似てるなあって思ったことがある。 -- 名無しさん (2014-10-19 19:19:42) - 月の光=ルナティック(狂気) -- 名無しさん (2015-03-14 19:12:18) - ダーインが合体した事あったな -- 名無しさん (2015-03-17 12:35:37) - ↑それヨルムンガンドの方じゃね? -- 名無しさん (2015-11-21 18:38:31) - 漫画版ではドクロ光線で人間をヴァンパイア(アンデッド)化させるという厄介な能力を持ってる -- 名無しさん (2016-11-19 20:06:30) - BGMはガチでかっこいい -- 名無しさん (2017-02-12 21:59:26) - ヨルムンと違っていささか知性的な面を見せることがあってエターナルらしくないと思ったあのころ -- 名無しさん (2017-02-12 23:08:18) - コイツ顔の形状どうなってるの?いまだにわからん… -- 名無しさん (2017-10-28 18:21:24) - プレイしてた当時はとりあえず全員生存のいわゆる白Aが一番いいと思ってたんだけど、改めて見返してみるとおてんこさま生存サバタ死亡の白Bが一番しっくりくる。ビターだけど一縷の望みがある、シリーズ通してのテーマにも沿ったすごく良いエンディング。めちゃくちゃ纏まり良くてびっくりした。白Aだとカーミラひとりぼっちで救いがなさすぎて悲しい。 -- 名無しさん (2022-11-13 05:45:06) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/11/16(金) 00:03:25 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(#ff0000){血と大地によって月が染まる時、破壊の獣は解き放たれる}}} &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}とはゲーム「新・ボクらの太陽」に登場するモンスターであり、物語の中枢を担うラスボスである。 &bold(){※この項目は「新・ボクらの太陽」のネタバレを含みます。} **【概要】 ・この作品におけるラスボスであり、早い話が、新・ボクらの太陽自体がこの存在の復活を巡る物語である。 ****&bold(){&color(#FF0000){破壊の獣 ヴァナルガンド}} 大昔、月の住民や月下美人らによって月都市(楽園)の奥深くに封印された&bold(){絶対存在(エターナル)。}&footnote(生と死の概念が無く、ただそこに「ある」「いる」だけの存在であり、生きてもいなければ死にもしないとされる存在。故に消滅させることが出来ない。) 狼の頭蓋骨を異形にしたような頭部に特徴的な一つ目を持つ。 ヒトの頭蓋骨が体を形作っているような禍々しい外見である一方、背中には剣のようなものが無数に刺さっている。 この剣の柄の形状がボクタイシリーズに見られる月の紋章の形状を象っており、恐らくこの存在を封印した月の一族(月光仔)によって封印の際に突き立てられたものであると思われる。 続・ボクらの太陽で登場した同じく絶対存在(エターナル)のヨルムンガンドが「終末の獣」と呼ばれているのに対し、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}&footnote(余談ではあるが、ヴァナルガンドとは、北欧神話に登場する狼、フェンリルの別名である)は「破壊の獣」。 ***【物語上での&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}】 #center(){&bold(){&color(#ba55d3){「こいつか、俺を呼んだのは?」}}} ゲーム開始直後、モノローグ後にその姿を見せる事となる。 無数の髑髏で埋め尽くされた不気味な場所で意識を取り戻した&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}} やがてこれが夢である事。 そしてそれは自身ではなく、目のの前の封印されし怪物が見ているモノであると気づく。 自身の復活の為に&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の身体に宿る月の巫女(月下美人)の力を求めて、襲い掛かる&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}、迎え撃つ&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 プレイヤーは&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操作し、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と戦う事になる。 ゲーム開始直後から&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操作できると言う事で、テンションが上がったプレイヤーも多いだろう。 しかしやはりイベント戦闘。プレイヤーがいかに&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を上手く立ち回らせようとも体力を削り切る事は出来ない。 やがて一定時間が経過すると、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}は自身の代名詞とでもいうべき必殺技―極太の破壊光線を&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に向かって放ち、戦闘は終了する。 強烈な破壊の力をモロに受け、膝をつく&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に何者かが語り掛ける。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「破壊の獣、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}。}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){生も死も与えられずただそこに存在するもの、絶対存在(エターナル)}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){たとえ夢の中であろうとも…暗黒少年であるあなたに倒せる相手ではありません」}}} 闇の一族(イモータル)&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}。 人形使いと呼ばれる程に他者を操る事に長けた彼でも絶対存在(エターナル)を操ることは出来ないが&bold(){暗黒物質(ダークマター)}と月の巫女(月下美人)の力を宿した&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}でにはそれが可能。 &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は、この大いなる力を手に入れることが出来ると&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}をたぶらかす。 しかしその誘惑をにべもなく切り捨てる&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 鍵となる月下美人の力、それに目覚める要因となった彼女を裏切るような選択など今更彼がするはずなど無いだろう。 その返答など分かっていたとでも言わんばかりに&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は微笑し言い放つ。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「わたしにはあなたのゆるしなど必要ありません}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){人形には意思など…必要ないのです!!」}}} &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}による&bold(){暗黒物質(ダークマター)}による支配を受け、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}に魂を捧げられてしまう。 やがて、彼は&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の支配と自身の解放を渇望する&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の意志のままに行動していくこととなる。 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の意識は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の破壊衝動に共鳴。正気を喪失し、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の命ずるままに実弟である&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}を殺害、おてんこと共にその遺体を閉ざされた牢獄へ幽閉するといった凶行に走ってしまうのだった。 ***【白き森】 やがて、&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は閉ざされた牢獄を脱出した&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}と白き森にて再会する。 再戦の果て、彼の前に膝を折った&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は自身に宿る&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を焼却するよう言い放つ。 &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の支配と&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}との共鳴。その鍵となる&bold(){暗黒物質(ダークマター)}さえ取り去ってしまえば彼我を繋ぐ要因は消失し、破壊の獣復活の目は無くなる、と。 たとえその行為が自身の生命にかかわる行為だとしても。 &bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は躊躇いながらもパイルドライバーで&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を浄化し、彼の体内に宿る&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を完全に消却した。 しかし― #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「おかげで手間が省けました。やはり人形には人形らしくして頂くのが一番です」}}} &bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は陰ながらその機会を狙っていた。 棺桶から浮かび上がる、物言えぬ状態の&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 狂気に呑まれつつある中でも&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は彼なりの抵抗をしており、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}といえど意志ある彼をの行動を完全に掌握するには至らなかった。&footnote(破壊の獣に屈してしまった場合の対処を己の中に眠るカーミラへと託していた。) 故に、人形使いの二つ名を持つ彼にとっては、物言わぬ半死半生となった今の彼の方が都合がよかったのだ。 唖然とする&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}たちの目の前から連れ去られる&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。 &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活阻止の為に彼らが身を切る思いで行った策は、皮肉にも&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の思惑に沿う形で&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活への道筋を加速させてしまう事態となってしまったのだった。 ***【暗黒城】 暗黒城にて&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}は&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}救出のため追ってきた&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}らを迎え撃つ。 対峙する彼らの足元、暗黒城の床から望む月はその姿を赤く変えた。 自身の目論見通りの展開に気をよくした彼は己の計画を明かす。 &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活に必要な鍵は二つあり、月の巫女の赤き血と皆既月蝕による赤き光であり、ここにその両方が揃った。 そして人形使いである己は自らの意思を持たなければ&bold(){暗黒物質(ダークマター)}を使うまでもなく傀儡として支配出来る。 自分の力をもってしても、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}を支配することは出来ないが、半死半生の&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を操る事など造作もない事だと。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「その彼が&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と1つになれば…お分かりですね?」}}} しかし戦いの果て、ついぞ&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}の目論見が叶う事は無かった。 &bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}らに敗れ、かつての決戦と同じ場へ召喚された&footnote(初代「ボクらの太陽」にてパイルドライバーをこの玉座に召喚し、ラスボスである死の女王ヘルを打倒している。)パイルドライバーにより完全に浄化される事になる。 #center(){&bold(){&color(#ff8c00){「愚かな…!!}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){私だけが、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}を操れたのだ}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){破壊の獣、その恐怖による世界支配…}}} #center(){&bold(){&color(#ff8c00){それだけが…傷ついたあの星を救う、唯一の手段だったのだ!!」}}} 彼の言う通り、&bold(){&color(#ff8c00){ラタトスク}}による&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の支配は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}復活の鍵であると同時にその後の破壊の獣を制御しうる手綱だった。 その前提である手綱とその担い手そのものが存在しなくなっては、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の二つ名のままに世界は破壊されてしまうだろう。 既に復活の贄として&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}に捧げられており、復活の時は一刻一刻と迫っていた。 ***【月面都市】 #center(){&bold(){&color(#8a2be2){「命を失いつつあったサバタさまは、月の巫女(月下美人)の力が失われることを恐れた&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}によって、}}} #center(){&bold(){&color(#8a2be2){生と死をこえたその存在の根源である原種の欠片を与えられ、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}そのものに成り変ろうとしている。}}} #center(){&bold(){&color(#8a2be2){過去の呪縛にとらわれたあの人の心は、&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}のあたえる狂気にそまろうとしている…。」}}} 破壊の獣の眠るこの地に足を踏み入れた&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}たちの眼前に広がるのは、かつて月の一族が暮らした天井の楽園。 そして、彷徨う&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂だった。 彼の魂は&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}に語り掛ける。 自らの出生、死の町イストラカンでの邂逅、サン・ミゲルでの共闘、その果てに自覚した気持ち。狂気に堕ち実弟に手をかけたあの忌まわしい夜。 かつての心情を吐露するかのように独白を続ける&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂は、彼らをどこかへと誘うかのように彷徨い続ける。 やがて、その放浪が&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の眠る月面都市の中央へ限りなく近づき、&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}が彼の魂に接触した時― #center(){&bold(){&color(#ba55d3){「そう、おれは…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){おまえと戦うために用意された&bold(){&color(#CC0099){闇、}}の…&bold(){&color(#CC0000){戦}}士……}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){戦え、ジャンゴ…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){戦って戦って戦いぬいて…}}} #center(){&bold(){&color(#CC0000){すべてを…}}} #center(){&bold(){&color(#ba55d3){そ}}&bold(){&color(#CC0099){う、}}&bold(){&color(#CC0066){す}}&bold(){&color(#BB0000){べテヲ…}}} #center(){&bold(){&color(#CC0000,black){ハカイスルンダ…!!}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイ!」}}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイハカイハカイハカイ}}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ハカイダァ、ジャンゴ!!」}}}} &bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}と&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂の同化が始まった。 心情を吐露していた時と打って変わった狂気に満ちた口調。 解放が間近に迫り、際限なく高まってゆく&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の力と狂気に満ちたサバタの高笑いに呼応するかの様に、まほろばと呼ばれた月面都市は崩壊してゆく。 どこか心安らぐようなBGMがここで禍々しいものへと一変。 ドット絵技術の粋を凝らして表現された美しい景観が瓦礫や罅まみれになり、黒いスケルトン達やウーズ&footnote(ウーズはヴァナルガンドの破壊衝動が形を成したエネミーであるとされている。)と呼ばれる障害敵がマップを埋めつくす様はどこかくるものがある。 尚、このマップに点在する&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}の魂と会話ができるが、その会話内容はどれもが狂気を孕んだ破滅的な内容へと一変している。 やがて&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は崩壊した建造物やエネミーを掻い潜って&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の眠る都市中央部へとたどり着くだろう。 #center(){そして、封印の間へと足を踏み入れたプレイヤーを待ち受けるのは、かつてプロローグで見たのと同じ光景。} #center(){無数の髑髏で埋め尽くされたステージとそこに佇む&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}。} #center(){そして待ち受ける、月の巫女(月下美人)と同化し完全復活を遂げた&bold(){破壊の獣}&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}。} #center(){&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}は&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}の災厄を押し留めることが出来るだろうか。} #center(){破壊の獣に取り込まれた&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}を救出する事は出来るのだろうか。} #center(){世界を、太陽を守り抜けるのか。} #center(){物語の行く末はプレイヤーと&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}の手に委ねられた。} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){「ジャンゴ、おまえはどうする? }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ おまえにできるか?このオレを止めることが… }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 破壊の獣と化したこのオレをたおすことが!! }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ できはしないっ!!!!すべてはもう、手後れなのだ!! }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 行くぞ、 }}}} #center(){&sizex(16){&bold(){&color(#EE0000,black){ 太陽少年ジャンゴ!!」 }}}} #openclose(show=物語はジャンゴの行動によって四つの結末へと分岐する){ 【マルチエンディング】 ・&bold(){&color(White,#FF9900){トランス・ソル}}or&bold(){&color(#EE0000,black){トランス・ダーク}}のどちらを多く使用したか。 ・&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}1回戦目で&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に攻撃を加えたか、攻撃を加えずに&bold(){&color(#ba55d3){彼}}のセリフを全て聞いたか。 これらの要素次第で新・ボクらの太陽の物語は四種類の結末に分岐する。 尚、総てのエンディングを見た後におてんこさまと会話するとストーリーテラーの称号がもらえる。 ※&bold(){&color(White,#FF9900){トランス・ソル}}と&bold(){&color(#EE0000,black){トランス・ダーク}}のどちらを多く使用しているかを把握したい場合、サン・ミゲルの宿屋でザジに話しかけると確認できる。 エンディングコンプを狙う人は活用しよう。} #openclose(show= ヴァナルガンド攻略指南){ **【第1回戦】 攻撃手段は非常に多く、後半は両手による怒濤のラッシュをかけてくる。まずは両手を破壊して頭をダウンさせよう。白手はソル属性、黒手はダーク属性。 因みに&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}本人を攻撃すると大ダメージを与えられるが、&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}が生存しないエンドに(厳密には少し違うが)。 ****パンチ 握り拳を作り、パンチを繰り出す。ストレートとフックがある。モーションが分かりやすいので対処はしやすい。 ****破壊光線 ヴァナルガンドの代名詞とでもいうべき必殺技。 頭を下げ、咆哮の後に口から極太ビームを放つ。食らうと連続ダメージ。 ****色弾 目の部分から様々な属性の弾を連続で放つ。剣で弾いてダメージを与えられる。体力が少なくなると発射の間隔が短くなる。 ****噛み付き 咆哮の後、&bold(){&color(#FFA500){ジャンゴ}}に噛み付き。ダメージも大きく、回復もされるので厄介。 ****地震 握り拳を浮かせ、プルプル振るわせたあと地面を揺らす。しばらく行動不能になるが、十字ボタンをガチャガチャやれば回復できる。 **【第2回戦】 最後の悪あがきをする&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}からバイクで逃げ、ゴールまでたどり着く。ここまできたらあと少し。 攻撃は少なく単調。泥や凍った地面の方が苦戦するかも。予めダート対策などをしておこう。 ****弾発射 色弾を放つ。動きまわれば当たらないが、地面の状態に注意。 ****体当たり 咆哮の後自機に迫ってくる。ブーストをかければ逃げ切れる。 **【第3回戦】 ****トランスソルまたはトランスダークで時間内に&bold(){&color(#FF0000){ヴァナルガンド}}のHPをゼロにするだけ。 ただし時間切れになるとバッドエンドという名のゲームオーバー。 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}が脱出したら&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}エンド&トランスダーク、おてんこさまならトランスソル。 **【余談】 クリア後に闘技場でも戦うことが可能。 こちらは戦闘中にセリフが発生せず、またいくら&bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}に攻撃してもエンディングの分岐に影響しない。 そのため、タイムアタックなどの理由で&color(#ff0000){サバタが集中的に狙われる事となってしまった。} 兄弟の絆とは何だったのか。} 【ボクらの太陽DS】 &bold(){&color(#ba55d3){サバタ}}専用の武器・暗黒武具(ダークマター)の1種である暗黒剣ヴァナルガンドの名称として登場。&footnote(他のサバタ専用武器ももれなく歴代ボクタイシリーズのラスボスの名前を冠している。) 「破壊の獣の名を持つ」とされているが関連性は不明。 オーソドックスな目の前を斬るソードタイプの武器で、3回まで連続攻撃が可能。武具を強化すれば最大で5連続斬りが可能となる。 &font(#800080){修正しろ、ジャンゴ…。} &font(#800080){修正して修正して追記しぬいて…} &font(#800080){その先に全消しが待っていようとも、決して諦めるな!} &font(#800080){諦めないその心こそが、良項目へと繋がるのだからな!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 作中でも言われるけど、自分たちの都と言える楽園にこんなものを封印するなんて狂気だな(まあ太陽仔にも言えることだけど)。封印監視のためかな? -- 名無しさん (2014-04-29 03:48:14) - ↑封印監視の目的もあったかもしれないけど、そこまでしないと封印できない相手だったからじゃないかな? -- 名無しさん (2014-04-29 09:12:18) - ホラーゲーム零の虚っていう生贄投げ込む施設と封印の間が似てるなあって思ったことがある。 -- 名無しさん (2014-10-19 19:19:42) - 月の光=ルナティック(狂気) -- 名無しさん (2015-03-14 19:12:18) - ダーインが合体した事あったな -- 名無しさん (2015-03-17 12:35:37) - ↑それヨルムンガンドの方じゃね? -- 名無しさん (2015-11-21 18:38:31) - 漫画版ではドクロ光線で人間をヴァンパイア(アンデッド)化させるという厄介な能力を持ってる -- 名無しさん (2016-11-19 20:06:30) - BGMはガチでかっこいい -- 名無しさん (2017-02-12 21:59:26) - ヨルムンと違っていささか知性的な面を見せることがあってエターナルらしくないと思ったあのころ -- 名無しさん (2017-02-12 23:08:18) - コイツ顔の形状どうなってるの?いまだにわからん… -- 名無しさん (2017-10-28 18:21:24) - プレイしてた当時はとりあえず全員生存のいわゆる白Aが一番いいと思ってたんだけど、改めて見返してみるとおてんこさま生存サバタ死亡の白Bが一番しっくりくる。ビターだけど一縷の望みがある、シリーズ通してのテーマにも沿ったすごく良いエンディング。めちゃくちゃ纏まり良くてびっくりした。白Aだとカーミラひとりぼっちで救いがなさすぎて悲しい。 -- 名無しさん (2022-11-13 05:45:06) #comment #areaedit(end) }

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