ジスタートの七戦姫

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&font(#6495ED){登録日}: 2012/01/05(木) 11:53:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[川口士]]の[[ライトノベル]]『[[魔弾の王と戦姫>魔弾の王と戦姫(ヴァナディース)]]』における特定の人物を指す名称。 名前のとおり総勢7名で、メインヒロインのエレンこと[[エレオノーラ=ヴィルターリア]]もこのうちの一人。 エレンを始めとする彼女たちは、作中にて主人公のティグルこと[[ティグルヴルムド=ヴォルン]]と協力、あるいは利用や敵対などといった様々な関わりを持っていく。 また、それに並行して描かれる戦姫どうしの交流や軋轢、そして『竜具』を交えたド派手な戦闘なども本編の見所のひとつとなっている。 ***【概要】 ティグルの生国・ブリューヌ王国の東に隣接するジスタート王国において、特権的な位置づけにある七人の女性を指す名称。 大抵は『戦姫』と略称され、読みはタイトルでこそ&font(#0000ff){『戦姫(ヴァナディース)』}とルビが振られているが、作中ではもっぱら&font(#0000ff){『戦姫(せんき)』}で統一されている。 “戦”の字が示すように各々が戦いの技量に優れるが、そこに『竜具』の力が加わることで“一騎当千”と謳われるほどの強さを誇り、周辺諸国に対する脅威となっている。 作中においてその実力は(個人差こそあれど)非常に高いものとして描かれており、少なくとも一般兵を歯牙にかけない域にある。 また個人的な武力の他に、それぞれが公国とよばれる独自領とそこに属する軍、そしてジスタート国王に次ぐ強大な権力を有している(詳しくは後述)。 ***【戦姫の由来】 およそ三百年前、ジスタート建国前の時代。そもそもの発端は、当時戦乱の最中にあった一帯に一人の男が現れたことによる。 &b(){「黒竜の化身」と名乗るその男(後の初代国王)}は覇を競い合う部族のうち七つを従え、忠誠の証として部族につき一人ずつ、武勇に長ける女性を自らに差し出すよう命じた。 こうして男の妻となった女性たちは男から&font(#0000ff){『竜具』}という特殊な武器を与えられ、これ以降&font(#0000ff){『戦姫』}を名乗って戦乱の平定とジスタート統一に貢献した。 ――――と、戦姫の始まりに関してジスタートの建国神話では言い伝えられている。 ちなみに、ジスタート建国後の初代戦姫はそれぞれが国内に領地を与えられている。これが七つの公国の興りとされる。 ***【竜具(ヴィラルト)】 初代国王によってもたらされ、代々受け継がれてきた戦姫の証たる七つの武具。 単に武器として優れるだけでなく、それぞれが固有の特殊能力と意思らしきものを持つ。 力を完全解放した一撃は&font(#0000ff){『竜技(ヴェーダ)』}と呼ばれ、途方も無い威力を誇る。 ***【国内での戦姫の位置づけ】 初代国王により、&font(#0000ff){「戦姫より上位にある者は後にも先にもジスタート国王のみ」}と定められている。 言ってみれば&font(#0000ff){「国王以外の命令は一切聞かなくてよい」}というもの。これは国内の他の者がどれだけの功績を挙げても覆らない原則とされ、現在に至るまで戦姫の権力を約束し続けている。 また、彼女らは独立した徴税権などと共にジスタート国内に公国という自治領を与えられており、新たに戦姫となった者は先代の公国と竜具をセットで受け継ぐ仕組みになっている。 戦姫は(程度の差こそあれ)全員が武勇や統治能力など、多くの面で優れているとされる。 当然の流れとして名声や人望も集めやすいが、それ故に王から&font(#0000ff){“自らの権威を脅かす存在”}と厭われることも多々ある。 当代のジスタート国王はその典型で、彼女らが今以上の功績や名声を得るのを恐れて扱いあぐねている。 ぶっちゃけ宝の持ち腐れ以外の何物でもないが、それだけならまだしも、戦姫同士の争いを助長して互いの消耗を図ることすらあるとのこと。 とはいえ、ジスタートの歴史に&font(#ff0000){「初代国王以外で戦姫全員の忠誠を勝ち得た王は皆無」}とまで伝わるように、今までの王にもそうした例は少なくなかった様子。 そして過去の王がそうであったように、これまで戦姫同士による殺し合いや公国間の戦争も時折発生している。 以下、ネタバレを含む。 ***【竜具の継承と戦姫の交代】 国政の中枢に組み込まれている戦姫だが、その&font(#ff0000){世代交代の時期や人選については王どころか戦姫自身ですらいっさい介在できない}というかなり不条理な法則が存在している。 というのも、竜具の継承、つまり次代の戦姫の選定は&font(#ff0000){それぞれの竜具の意思で行われる}ため。 所有者が死ぬ、または&font(#ff0000){もはや戦姫たりえないと竜具に判断される}、そのどちらかが満たされた時に竜具は主の下から去るとされる。 次に戦姫に選ばれるのは、やはり竜具が“持ち主に相応しい”と認めた者。その者の前に突然竜具が現れるとか。 極端な話、その辺の村娘が翌日には戦姫になっている……なんてことも起こり得てしまう。 ジスタートとしてはこうした曖昧な方法で戦姫が選ばれているとは公にはできず、真実を知る王や戦姫、またはその近辺を除き、一般には&font(#0000ff){「戦姫が何か特別な力で次の戦姫を選んでいる」}と広めている(これはこれで、戦姫の神秘的なイメージを高める利点がある様子)。 作中で今のところ判明している戦姫に選ばれる条件は「文武に優れる女性」ということくらい。 ちなみに、先代の下を離れた竜具が次の戦姫を選ぶまでには時間がかかることもあるため、いつ訪れるかもどれだけ続くかも分からない“主不在の時期”に備えて多くの公国では官僚制が発達している。 ***【当代の七戦姫】 おおまかな登場順に紹介。多少ネタバレがあるので未読の人は注意。 ○[[エレオノーラ=ヴィルターリア]] 最初に登場する戦姫にしてメインヒロイン。『銀閃の風姫(シルヴフラウ)』『剣の舞姫(メルティス)』などの異名を持つ戦姫。愛称はエレン。 治める公国ライトメリッツはジスタートの西方にあり、ブリューヌとの国境を兼ねる山脈越しに[[ティグル>ティグルヴルムド=ヴォルン]]の領地アルサスと隣接している。 所有竜具:『降魔の斬輝』アリファール 『銀閃』とも呼ばれる長剣。風を操る力を持つ。 ○[[リュドミラ=ルリエ]] 通称『凍漣の雪姫(ミーチェリア)』。親しいものからの愛称はミラ。 格式に拘る生真面目な性質で、2巻では初登場して早々にエレンと口論になる仲の悪さを披露した。 エレンと比べると頭一つ小柄で貧乳気味らしいが、イラストではそれなりに素敵な&font(#f09199){おっぱい}をお持ちの様子。 所有竜具:『破邪の穿角』ラヴィアス 凍気を操る力を備える、伸縮自在の柄と透き通った刃を持つ槍。 ○[[ソフィーヤ=オベルタス]] 通称『光華の耀姫(ブレスヴェート)』。愛称はソフィー。 おっとりのほほんとした金髪微笑み美人だが、怒らせると怖いらしい(エレンとミラの経験談)。 初登場は2巻。ただし実際にその力の一端を覗かせるのは3巻でのこととなる。 エレンとは互いに信頼関係にあり、戦姫の中でも特に優れる情報収集能力で彼女を助けることも。 所有竜具:『退魔の祓甲』ザート それ自体が不思議な光を放つ錫杖。所有者の二つ名の通り、光を操る力を持つと思われる。 今のところ防御面での使用が主で、攻撃性能は不明。 ○[[アレクサンドラ=アルシャーヴィン]] 通称『煌炎の朧姫(ファルブラム)』。親しい者からはサーシャと呼ばれる。 初登場は3巻だが、その時はエレンの回想やソフィー、エレンの会話の中で間接的に言及されるに留まる。本人がちゃんと登場するのは4巻。 先代の死によって戦姫に選ばれたエレンは、先代の代わりに彼女から戦姫としてのあれこれを教わった。 現在は病に倒れ武器を取ることすら出来ないが、それでも竜具は彼女の下を離れないという。 所有竜具:『討鬼の双刃』バルグレン やや短い刀身を持つ二剣一対の曲剣。 サーシャが未参戦のため詳細は不明だが、熱や炎の力を持つと思われる。 ○[[エリザヴェータ=フォミナ]] 『雷渦の閃姫(イースグリーフ)』『異彩虹瞳(ラズイーリス)』などの二つ名を持つ戦姫。愛称リーザ。 サーシャと同じく3巻で初めて言及され、そこではエレンが彼女の人柄を嫌い、低い評価を下していることが判明する。 本格的に登場するのは4巻から。 所有竜具:『砕禍の閃霆』ヴァリツァイフ 雷撃を操る力を秘めた鞭。伸縮自在でリーチが長く、短い棒状武器に変形させて近距離戦をこなすことも可能。 ○[[ヴァレンティナ=グリンカ=エステス]] 3巻で初めて言及され、5巻にて本人が登場する。通称『虚影の幻姫(ツェルヴィーデ)』。 治める公国が最もブリューヌから遠く、「ブリューヌ内乱と関わる可能性は低い」と3巻にてソフィーから語られた。 貴族の生まれであるため、生来のものと戦姫として新たに得たものを合わせて姓を2つ持つ(貴族としての姓がエステス)。 所有竜具:『封妖の裂空』エザンディス 『虚影』とも呼ばれる大鎌。持ち主が未参戦のため戦闘に関する能力は不明。 ソフィーが聞いた噂によれば、「距離や障害物を無視して持ち主をあらゆる場所へと一瞬で移動させることができる」らしい。 ○[[オルガ=タム]] 通称『羅轟の月姫(バルディッシュ)』。同じく3巻にて言及された。『しばらく旅に出る』とだけ言い残し、竜具だけを手に公国を放ったらかして行方不明中。 というのも、遊牧民だった彼女にとって公国はあまりにも大きすぎたために自信を喪失してしまったから。 1巻時点での当代戦姫としては最も遅く登場し、参戦は6巻から。 所有竜具:『崩呪の弦武』ムマ 巨大な戦斧。持ち主の意思に応じて刃の形を自在に変化させる。 ○フィグネリア=アルシャーヴィン サーシャの死後、バルグレンによってレグニーツァ公主に選ばれた元傭兵。当時の異名は「乱刃のフィーネ」。 エレンの養父でもあった「白銀の疾風」団長ヴィッサリオンとは旧知で、エレンとも面識があるが、敵同士として出会った戦場で彼を討ったために疾風は崩壊している。戦場の倣いとは言うものの彼女自身も割り切れておらず、エレンに後ろめたさを抱いている。 傭兵としても半ば引退状態にあったが、かつて考えた「自分が国主になったら目指す国」の実現をヴィッサリオンへの手向けとして奮闘する。 所有竜具:『討鬼の双刃』バルグレン 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 大雑把にいえば、7人全員が「物凄く強くて美人な公爵様」。 -- 名無しさん (2015-01-05 00:27:01) - 読んだことないけど何故かカンピオーネ想像したw -- 名無しさん (2015-01-14 13:29:02) - ヴァレンティナだけ頑なに項目ができないのか… -- 名無しさん (2015-05-22 10:12:01) - まさに七人の侍か -- 名無しさん (2015-08-09 18:56:40) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}: 2012/01/05(木) 11:53:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[川口士]]の[[ライトノベル]]『[[魔弾の王と戦姫>魔弾の王と戦姫(ヴァナディース)]]』における特定の人物を指す名称。 名前のとおり総勢7名で、メインヒロインのエレンこと[[エレオノーラ=ヴィルターリア]]もこのうちの一人。 エレンを始めとする彼女たちは、作中にて主人公のティグルこと[[ティグルヴルムド=ヴォルン]]と協力、あるいは利用や敵対などといった様々な関わりを持っていく。 また、それに並行して描かれる戦姫どうしの交流や軋轢、そして『竜具』を交えたド派手な戦闘なども本編の見所のひとつとなっている。 *【概要】 ティグルの生国・ブリューヌ王国の東に隣接するジスタート王国において、特権的な位置づけにある七人の女性を指す名称。 大抵は『戦姫』と略称され、読みはタイトルでこそ&font(#0000ff){『戦姫(ヴァナディース)』}とルビが振られているが、作中ではもっぱら&font(#0000ff){『戦姫(せんき)』}で統一されている。 “戦”の字が示すように各々が戦いの技量に優れるが、そこに『竜具』の力が加わることで“一騎当千”と謳われるほどの強さを誇り、周辺諸国に対する脅威となっている。 作中においてその実力は(個人差こそあれど)非常に高いものとして描かれており、少なくとも一般兵を歯牙にかけない域にある。 また個人的な武力の他に、それぞれが公国とよばれる独自領とそこに属する軍、そしてジスタート国王に次ぐ強大な権力を有している(詳しくは後述)。 *【戦姫の由来】 およそ三百年前、ジスタート建国前の時代。 そもそもの発端は、当時戦乱の最中にあった一帯に一人の男が現れたことによる。 &b(){「黒竜の化身」と名乗るその男(後の初代国王)}は覇を競い合う部族の内、七つを従え、忠誠の証として部族につき一人ずつ、武勇に長ける女性を自らに差し出すよう命じた。 こうして男の妻となった女性たちは男から&font(#0000ff){『竜具』}という特殊な武器を与えられ、これ以降&font(#0000ff){『戦姫』}を名乗って戦乱の平定とジスタート統一に貢献した。 ――――と、戦姫の始まりに関してジスタートの建国神話では言い伝えられている。 ちなみに、ジスタート建国後の初代戦姫はそれぞれが国内に領地を与えられている。これが七つの公国の興りとされる。 *【竜具(ヴィラルト)】 初代国王によってもたらされ、代々受け継がれてきた戦姫の証たる七つの武具。 単に武器として優れるだけでなく、それぞれが固有の特殊能力と意思らしきものを持つ。 力を完全解放した一撃は&font(#0000ff){『竜技(ヴェーダ)』}と呼ばれ、途方も無い威力を誇る。 *【国内での戦姫の位置づけ】 初代国王により、&font(#0000ff){「戦姫より上位にある者は後にも先にもジスタート国王のみ」}と定められている。 言ってみれば&font(#0000ff){「国王以外の命令は一切聞かなくてよい」}というもの。 これは国内の他の者がどれだけの功績を挙げても覆らない原則とされ、現在に至るまで戦姫の権力を約束し続けている。 また、彼女らは独立した徴税権などと共にジスタート国内に公国という自治領を与えられており、新たに戦姫となった者は先代の公国と竜具をセットで受け継ぐ仕組みになっている。 戦姫は(程度の差こそあれ)全員が武勇や統治能力など、多くの面で優れているとされる。 当然の流れとして名声や人望も集めやすいが、それ故に王から&font(#0000ff){“自らの権威を脅かす存在”}と厭われることも多々ある。 当代のジスタート国王はその典型で、彼女らが今以上の功績や名声を得るのを恐れて扱いあぐねている。 ぶっちゃけ宝の持ち腐れ以外の何物でもないが、それだけならまだしも、戦姫同士の争いを助長して互いの消耗を図ることすらあるとのこと。 とはいえ、ジスタートの歴史に&font(#ff0000){「初代国王以外で戦姫全員の忠誠を勝ち得た王は皆無」}とまで伝わるように、今までの王にもそうした例は少なくなかった様子。 そして過去の王がそうであったように、これまで戦姫同士による殺し合いや公国間の戦争も時折発生している。 以下、ネタバレを含む。 *【竜具の継承と戦姫の交代】 国政の中枢に組み込まれている戦姫だが、その&font(#ff0000){世代交代の時期や人選については王どころか戦姫自身ですらいっさい介在できない}というかなり不条理な法則が存在している。 というのも、「竜具の継承」つまり「次代の戦姫の選定」は&font(#ff0000){それぞれの竜具の意思で行われる}ため。 所有者が死ぬ、または&font(#ff0000){もはや戦姫足り得ない、と竜具に判断される}、そのどちらかが満たされた時に竜具は主の下から去るとされる。 次に戦姫に選ばれるのは、やはり竜具が「持ち主に相応しい」と認めた者。 その者の前に突然竜具が現れるとか。 極端な話、その辺の村娘が翌日には戦姫になっている……なんてことも起こり得てしまう。 ジスタートとしてはこうした曖昧な方法で戦姫が選ばれているとは公にはできず、真実を知る王や戦姫、またはその近辺を除き、一般には&font(#0000ff){「戦姫が何か特別な力で次の戦姫を選んでいる」}と広めている。 これはこれで、戦姫の神秘的なイメージを高める利点がある様子。 作中で今のところ判明している戦姫に選ばれる条件は「文武に優れる女性」ということくらい。 ちなみに、先代の下を離れた竜具が次の戦姫を選ぶまでには時間がかかることもあるため、いつ訪れるかもどれだけ続くかも分からない「主不在の時期」に備えて多くの公国では官僚制が発達している。 *【当代の七戦姫】 おおまかな登場順に紹介。多少ネタバレがあるので未読の人は注意。 ・[[エレオノーラ=ヴィルターリア]] 最初に登場する戦姫にしてメインヒロイン、愛称はエレン。 『銀閃の風姫(シルヴフラウ)』『剣の舞姫(メルティス)』などの異名を持つ戦姫。 治める公国ライトメリッツはジスタートの西方にあり、ブリューヌとの国境を兼ねる山脈越しに[[ティグル>ティグルヴルムド=ヴォルン]]の領地アルサスと隣接している。 所有竜具:『降魔の斬輝』アリファール 『銀閃』とも呼ばれる長剣、風を操る力を持つ。 ・[[リュドミラ=ルリエ]] 通称『凍漣の雪姫(ミーチェリア)』。 親しいものからの愛称はミラ。 格式に拘る生真面目な性質で、2巻では初登場して早々にエレンと口論になる仲の悪さを披露した。 エレンと比べると頭一つ小柄で貧乳気味らしいが、イラストではそれなりに素敵な&font(#f09199){おっぱい}をお持ちの様子。 所有竜具:『破邪の穿角』ラヴィアス 凍気を操る力を備える、伸縮自在の柄と透き通った刃を持つ槍。 ・[[ソフィーヤ=オベルタス]] 通称『光華の耀姫(ブレスヴェート)』、愛称はソフィー。 おっとりのほほんとした金髪微笑み美人だが、怒らせると怖いらしい(エレンとミラの経験談)。 初登場は2巻、ただし実際にその力の一端を覗かせるのは3巻でのこととなる。 エレンとは互いに信頼関係にあり、戦姫の中でも特に優れる情報収集能力で彼女を助けることも。 所有竜具:『退魔の祓甲』ザート それ自体が不思議な光を放つ錫杖。 所有者の二つ名の通り、光を操る力を持つと思われる。 今のところ防御面での使用が主で、攻撃性能は不明。 ・[[アレクサンドラ=アルシャーヴィン]] 通称『煌炎の朧姫(ファルブラム)』。 親しい者からはサーシャと呼ばれる。 初登場は3巻だが、その時はエレンの回想やソフィー、エレンの会話の中で間接的に言及されるに留まる。 本人がちゃんと登場するのは4巻。 先代の死によって戦姫に選ばれたエレンは、先代の代わりに彼女から戦姫としてのあれこれを教わった。 現在は病に倒れ武器を取ることすら出来ないが、それでも竜具は彼女の下を離れないという。 所有竜具:『討鬼の双刃』バルグレン やや短い刀身を持つ二剣一対の曲剣。 サーシャが未参戦のため詳細は不明だが、熱や炎の力を持つと思われる。 ・[[エリザヴェータ=フォミナ]] 『雷渦の閃姫(イースグリーフ)』『異彩虹瞳(ラズイーリス)』などの二つ名を持つ戦姫、愛称リーザ。 サーシャと同じく3巻で初めて言及され、そこではエレンが彼女の人柄を嫌い、低い評価を下していることが判明する。 本格的に登場するのは4巻から。 所有竜具:『砕禍の閃霆』ヴァリツァイフ 雷撃を操る力を秘めた鞭。 伸縮自在でリーチが長く、短い棒状武器に変形させて近距離戦をこなすことも可能。 ・[[ヴァレンティナ=グリンカ=エステス]] 3巻で初めて言及され、5巻にて本人が登場する。 通称『虚影の幻姫(ツェルヴィーデ)』。 治める公国が最もブリューヌから遠く、「ブリューヌ内乱と関わる可能性は低い」と3巻にてソフィーから語られた。 貴族の生まれであるため、生来のものと戦姫として新たに得たものを合わせて姓を2つ持つ(貴族としての姓がエステス)。 所有竜具:『封妖の裂空』エザンディス 『虚影』とも呼ばれる大鎌。 持ち主が未参戦のため戦闘に関する能力は不明。 ソフィーが聞いた噂によれば、「距離や障害物を無視して持ち主をあらゆる場所へと一瞬で移動させることができる」らしい。 ・[[オルガ=タム]] 通称『羅轟の月姫(バルディッシュ)』。 同じく3巻にて言及された。 『しばらく旅に出る』とだけ言い残し、竜具だけを手に公国を放ったらかして行方不明中。 というのも、遊牧民だった彼女にとって公国はあまりにも大きすぎたために自信を喪失してしまったから。 1巻時点での当代戦姫としては最も遅く登場し、参戦は6巻から。 所有竜具:『崩呪の弦武』ムマ 巨大な戦斧。 持ち主の意思に応じて刃の形を自在に変化させる。 ・フィグネリア=アルシャーヴィン サーシャの死後、バルグレンによってレグニーツァ公主に選ばれた元傭兵。 当時の異名は「乱刃のフィーネ」。 エレンの養父でもあった「白銀の疾風」団長ヴィッサリオンとは旧知で、エレンとも面識があるが、敵同士として出会った戦場で彼を討ったために疾風は崩壊している。 戦場の倣いとは言うものの彼女自身も割り切れておらず、エレンに後ろめたさを抱いている。 傭兵としても半ば引退状態にあったが、かつて考えた「自分が国主になったら目指す国」の実現をヴィッサリオンへの手向けとして奮闘する。 所有竜具:『討鬼の双刃』バルグレン 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 大雑把にいえば、7人全員が「物凄く強くて美人な公爵様」。 -- 名無しさん (2015-01-05 00:27:01) - 読んだことないけど何故かカンピオーネ想像したw -- 名無しさん (2015-01-14 13:29:02) - ヴァレンティナだけ頑なに項目ができないのか… -- 名無しさん (2015-05-22 10:12:01) - まさに七人の侍か -- 名無しさん (2015-08-09 18:56:40) #comment #areaedit(end) }

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