ぷよぷよフィーバー2【チュー!】

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/26(木) 11:06:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&br()&font(#0000ff){みんな夢チュー! ずっと夢チュー!}}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&br()&font(#ff69b4){「世界はぷよをチュー心に回っている」}}}} 『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』は、2005年11月24日にセガより発売されたパズルゲーム。 プレイステーション2とプレイステーションポータブルで同時発売され、のちの同年12月24日にニンテンドーDS版が発売された。   #openclose(show=●目次){ #contents} *♡概要♡ ---- [[ぷよぷよシリーズ]]第六作目。 タイトル名に「6」を連想させる言葉はふくまれていないが、 制作側によると、本作のキャッチコピーである「ずっと夢(ム)チュー」から 「夢(ム)」=「六(む)」で数字の「6」を表しているとのこと。 また、本作は「五作目(five、fever)の世界観を広げるパート2(チュー)」という意味合いもあるらしい。 『[[ぷよぷよフィーバー]]』の続編。 これまでの続編と異なり前作からのルール変更は無く、基本のゲームシステムは前作とほぼ同じ。 キャラクターデザインの方向性も前作から引き継がれているが、キャラクターデザイナーは前作の竹浪秀行氏からNino氏に変更されている。 なお、今作から家庭用ゲーム機中心の展開となり、アーケード版は発売されなくなった。   *♡ゲームシステム♡ ---- 本作のおもな新要素や特徴は以下のとおり。 **新キャラ、ストーリー、世界観の描写 本作は、新キャラクターやストーリー、世界観の描写が大幅に強化されていることが特徴。 『フィーバー』以降のキャラクターをより馴染み深いものにする工夫がされており、多くの伏線が張られたストーリーが見所の一つとなっている。 **1人プレイの拡張 以下の要素により、一人プレイでも楽しみが増えている。 -ふれあい広場 1人でCOMと対戦したり、マルチプレイで自由に対戦できる。 -未完の塔 COMキャラと1対1で勝負し勝ち抜いていく「天空の階段」や、「とことんぷよぷよ」などをプレイできる。 -プリサイス博物館 BGMや漫才デモ、世界観の解説が記載された書物などを鑑賞できる。 キャラクターのボイスの試聴も出来るが、&bold(){本人が説明してくれている。} -おしゃれなお店 ゲームをプレイしてたまったポイントでいろいろなアイテムが買える。 対戦を有利に進められる物や、中にはその対戦のみ別キャラクターを操作できると言った物も。 -プリンプタウンホール プリンプタウンの住民から届く手紙や荷物を見たりできる。 プレゼントもあり、アイテムや前作の公式サイトで遊べたフラッシュゲームの移植版や、その続編なども。 *♡ストーリー♡ ---- 前作の主人公であったアミティとラフィーナに加え、新主人公の「シグ」が選択可能に。 各キャラごとに「るんるんコース」「わくわくコース」「はらはらコース」の3つのコース(難易度)が用意されており、 異なるストーリーを楽しむことができる。 ※以下、「はらはらコース」以外、公式サイトから引用。 ***【るんるんコース あらすじ】 いつかの時代…どこかの世界… ステキな魔導士になることを夢見て勉強するアミティ。 新学期が始まり、クラス替え。 ラフィーナ、リデル、タルタルはとなりのクラス。 同じクラスになったのは、クルークだけ… 初めて同じクラスになったのが、シグ。 いつもぼーっとしている とってもふしぎなおとこの子 シグには、へんなたましいがくっついてる…? ***【わくわくコース あらすじ】 アミティはアコール先生に頼まれて、ちょっと遠くまでお使いに、 "大切なお客様"のお迎えなんだって。 &font(#ff0000){「まかせて先生!いってきま~す!」}  シグはアミティを探してる。 ツキマワリの観察日記、次はアミティの番なんだって。 するとアコール先生から頼み事、アミティに”大切なメモ”を届けて欲しいんだって。 &font(#0000ff){「え、'お使い'? わかった、アコール先生、この紙、アミティに届けるよ。」} さてさてラフィーナは… 町で出会ったオトモとやらに人探しを頼まれた。 オトモが仕えていた王子様が行方不明なんだって。 王子様になんて興味はないけれど、 &font(#ff7800){「お礼をはずんでくださるのなら、とっつかまえてさしあげますわ!」}  ***【はらはらコース あらすじ】 クルークに呼び出されたアミティ。 なんでも、本気で相手をするそうで…? 一方、シグはさかな王子のシモベにされてしまう。 共に、「星のランタン」を探す事に…。 ラフィーナはレムレスの落とし物「月の石」を回収してくると分けて貰えるという誘いに乗る。 その効果に目を付けた彼女は早速捜索に…。 *♡登場キャラクター♡ ---- 前作に登場したキャラは殆ど登場しているが、 前作で単独キャラだった「ポポイ」と「カーバンクル」は、 それぞれ「アコール先生」と「アルル」とコンビになり、それぞれの演出に登場するのみとなっている。 今作では主人公のひとりとして「シグ」が新登場。 ストーリーを楽しめる1人用の「プリンプ魔導学校」では、 「アミティ」「ラフィーナ」「シグ」の3名から1人を選択してプレイする。 ***【前作『[[ぷよぷよフィーバー]]』から登場】 詳細は該当項目または前作の項目を参照。 ・[[アミティ]] 本作から完全にキャラが固まった。 また、冬服なのかシャツが半袖から長袖に変更されている。 ・[[ラフィーナ]] 自らの欲望に忠実な点がクローズアップされ、宝石や貴金属に美容関連のアイテム、そしてなによりイケメンの殿方を求めて東奔西走する。 ・おしゃれコウベ 恋人の存在が語られる。 曰く、お店を持つことはいなくなった恋人の夢とのことで、失恋を忘れる為かピンクの真珠「チューのおもいで」を捨てている。 巡り巡ってとある人物がそれを拾っており…? ・[[リデル>リデル(ぷよぷよシリーズ)]] クルークにアミティへの手紙を配達させられたり、不憫な点も見えるが段々と交友関係が広がった事が伺える。 ・どんぐりガエル 成り行きで((こづれフランケンを卑怯と断じたアミティが頭数を揃えるべく、家族を連れて来る必要があった。))アミティに「ケロティ兄さん」と命名され、生き別れの兄妹として扱われることに。 シグには当然ながら「カエル」として認識されている。 ・こづれフランケン 彼ら自身に新たな設定は明かされなかったが、住んでいる「クランデスターン屋敷」の主について掘り下げられている。 ・おにおん 彼女が出来たがシグに靡かれており、禁断の恋を止めさせようとしている。 また、ゴゴットには食材と見られている。 ・[[クルーク>クルーク(ぷよぷよシリーズ)]] レムレスに憧れており、ひょんなことから彼に教えられた魔導書の力を解放しようと独自に行動を開始する。 だが封印を解放した直後… ・さかな王子 相変わらず呑気だが、オトモの依頼でとうとうラフィーナに連れ戻されてしまう。 ・タルタル 真の姿になったさかな王子をラフィーナに関連しているとして襲い掛かったり((ラフィーナがさかな状態で連れて行く際に抱きかかえていた為、香りが染みついていたのと思われる))、ラフィーナ本人に朝の挨拶の練習を強要するなど、ストーカーらしさに磨きが掛かっている。 このせいか次回作の『[[15th>ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary]]』からコンシューマ作品には一切出演出来ていない。 ・ユウちゃん 本作から「ユウちゃん&レイくん」となり、タイプも「フィーバーで逆転タイプ」に変更された。 ・ほほうどり 「未完の塔」を一人で建造したり、独自に「アルカ遺跡」を調べにいったりとやたらと行動派である。 また、調査結果を自伝として纏め図書館に寄贈したりしている。 ・アコール先生 クラス替えこそあったものの、変わらずアミティの担任を務める。 アミティにお使いを頼むが肝心の迎えに行く人の事を教えていなかったり、抜けているところもある。 本作から連鎖ボイスに教員関係の単語が加わった。 「るんるんコース」にて、三人のラスボスを務める。 ・[[アルル>アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]] カーバンクルを肩に載せており、再開できた模様。 瞳や防具の色も元に戻った。 また、コンパイル時代の仲間たちの事をポエムに綴ったりもしている。 ***【今作から登場】 ・[[シグ>シグ(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#0000ff){ぷよで、勝負だ。}   CVは渕崎ゆり子氏。 タイプはフィーバーで逆転タイプ。 本作ではあまりムシは話題に出さず、単に無気力そうな少年として描かれている。 ・[[フェーリ>フェーリ(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#800080){キェーッ!!} CVは前田ゆきえ氏。 タイプは手堅くフィーバータイプ。 初登場となる本作からトランス状態に陥ったり、クセの強さを見せつける。 一方で表情は平常時は可愛らしく、以降のシリーズとは一味違った印象を受ける。 ・[[レムレス>レムレス(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#008000){おっとぉ…} CVは山崎たくみ氏(あくま・オトモと兼役。) タイプはバランス重視タイプ。 アミティ達から見て一回り年上くらいの青年。 常日頃からお菓子を持ち歩いており、行く先々で配っているが、怪しい風貌や言動から不審者として見られている。 アイテムに詳しくクルークに入れ知恵をしたりとストーリーの所々で暗躍している。 「わくわくコース」で三人のラスボスを務める。 ・レイくん ※「ユウちゃん」と二人一組で、操作キャラ名は『[[ユウちゃん&レイくん>ユウちゃん&レイくん(ぷよぷよシリーズ)]]』。 &font(#afdfe4){「レイくんで~す」}  誕生日:6/9(ふたご座) 血液型:AB 好きなもの:氷 苦手なもの:犬 特技:冷たい反応 CV:仲西環 ユウちゃんの双子の弟。 シャイかつ無口な性格で、本作に至っては一言も発さず、筆談で会話をしている。 ・あくま &font(#000000){クマックマックマ~ッ!!} 誕生日:1月11日(やぎ座) 血液型:不明 好きなもの:古い本 苦手なもの:コーヒー 特技:骨董集め タイプ:とにかく大連鎖タイプ CV:山崎たくみ 首の浮遊した熊のぬいぐるみの姿をした、プリサイス図書館の館長。 数千年前から館長を務めており、ポポイ同様「霊物」と思われる。 語尾は「くま」で、普段は落ち着いた口調でいるが、興奮すると語尾を連呼する事しか出来なくなる。 首元のブローチは学問と知恵を意味するクローバーの勲章。 ・バルトアンデルス &font(#994c00){ガーウ!!!} 誕生日:11月23日(いて座) 血液型:B 好きなもの:フェーリ 苦手なもの:お留守番 特技:お手 タイプ:こつこつジャブ攻撃タイプ CV:菅沼久義 フェーリが事故で召喚してしまった謎の犬のような生物。 甘えん坊だが巨大な風貌の為不気味である。 ・ゴゴット &font(#ff7800){ハイ、どーぞ!} 誕生日:10月1日(てんびん座) 血液型:AB型 好きなもの:蜂蜜 嫌いなもの:日光 特技:手料理 CV:菅沼久義 東の国から来た巨人。 …だが、間違って作った薬のせいでアミティ達ほどに身長が縮んでしまっている。 ただでも転ばない性格で小さくなった体を利用し、新たな食材を探す旅に出ており、現在はナーエの森に住み着いている。((住んでいると思われる小屋はナーエの森に来たラフィーナが「この森にこんな小屋あったかしら?」と発言しており、恐らく違法建築。)) 言動には訛りが見え、服装も上半身裸で素足と変である。 ・[[あやしいクルーク]] &font(#ff0000){今更本に戻れるものか…} 生誕日:6月16日(ふたご座) 血液型:A型 好きなこと:読書 苦手なもの:封印のきろく 特技:お掃除 タイプ:「バランス重視タイプ 」 CV:園崎未恵(元のクルーク及びアルル・こづれフランケン(子)と兼役) クルークが解いてしまった「封印のきろく」に潜んでいた、赤い魔物の魂がクルークの体を乗っ取ってしまった存在((余った本来のクルークの魂は代わりに本に収まっており、表情をちょくちょく変えている。))。 詳細は該当項目に譲るが、シグの体を手に入れて完全復活を狙っている。 「はらはらコース」にて、三人のラスボスを務める。 ***【非プレイアブルキャラ】 ・オトモ 誕生日:4月17日(おひつじ座) 血液型:B型 好きなもの:王子のアルバム 苦手なもの:王子のワガママ 特技:編み物 CV:菅沼久義 名前通りさかな王子のお供。 王子に散々手を焼かされており、事あるごとに&font(#b8d200){「王子、どこですかー!?」} と叫んでいる。 ・サアルデ・カナール・シェルブリックIII世 さかな王子の&bold(){本当の姿。} レイくんと同じくらいの少年で、声はより可愛らしくなったものの不遜な態度はそのまま。 オトモから逃れる為に度々魚の姿になっているらしく、レムレスの魔法に頼れなくなってからはシグをシモベとし「星のランタン」の回収を狙っている。 ・おに子 おにおんの彼女だが、&bold(){シグに一目ぼれしてしまう}。((特にアホ毛(「かみのけアンテナ」と呼ばれ、シグの感情に応じて動く。)がお気に入りとのこと。)) CVはおにおんと同じ並木のり子氏だが、『ぷよぷよ!!クエスト』のみフェーリ役の前田ゆきえ氏が担当している。 -プレイヤー 本作はプレイヤー自身が舞台となる「プリンプタウン」を訪れているという設定で、町を探索することでアイテムの購入や手紙の受け取り等を行う事が出来る。 …しかし、魔導学校の生徒ではないのかストーリーでは一向に触れられなかったり、やや蚊帳の外感が漂う。 &u(){&font(#f5f5f5){扱いといい、画面の前のお前らっぽい}} &bold(){♡余談♡} ---- -主人公 本作での新主人公シグは最初、公式サイトで「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」と紹介されていたが、 男性主人公は[[ぷよぷよSUN]]の[[シェゾ・ウィグィィ>シェゾ・ウィグィィ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]](『むずい(シェゾの逆襲)』の主人公)が既にいた為か、 後に「初登場の男の子の主人公」に修正された。 が、パッケージの修正は間に合わなかったのか、そのままである。 -A・R・S また、主人公3人のイニシャルはそれぞれ&font(#ff0000){A(アミティ)・R(ラフィーナ)・S(シグ)}となるが、 これはコンパイル時代に発売された『ぷよぷよ』シリーズのメインキャラである &font(#0000ff){アルル(A)、ルルー(R)、シェゾ(S)}のイニシャルと共通している。 (『ぷよぷよ』シリーズの原作であるRPG『魔導物語』シリーズの一つに、この3人がメインの『魔導物語A・R・S』というゲームがある) 以降のシリーズでも主人公とその仲間による三人組はイニシャルにA・R・Sのいずれかを冠しており、主人公でこそないものの法則性が保たれている。 -リストラ 現時点で「タルタル」「ほほうどり」「こづれフランケン」は、本作がプレイヤーキャラとしては最後の登場となっている。 また、本作初登場のキャラで「ゴゴット」だけは、『ぷよぷよ!!クエスト』以外の『ぷよぷよ』シリーズには登場していない。 -おじゃまチューぷよ 試練の塔で遊べるモードの一つ「とことんチューパニック」やアイテム「チューのおもいで」を使用したときに、おじゃまぷよが桃色でハート型の「おじゃまチューぷよ」に変更される。 &font(#ff69b4){「チュー!」}と言いながら落ちてきたりする以外に変更点はない((相手の攻撃力が少し弱くなるが、これはアイテムとしての「チューのおもいで」の効果))。 当時、本来のおじゃまぷよを差し置いてぬいぐるみ化されてたりする。 追記・修正はとことんチューパニックでお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 連鎖ボイスの解説すき -- 名無しさん (2018-03-28 15:03:28) - チューはストーリー重視でよかった。またこういう世界観を掘り下げた作品出ないかな~ -- 名無しさん (2018-04-17 11:47:47) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/26(木) 11:06:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(5){&bold(){&br()&font(#0000ff){みんな夢チュー! ずっと夢チュー!}}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&br()&font(#ff69b4){「世界はぷよをチュー心に回っている」}}}} 『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』は、2005年11月24日にセガより発売されたパズルゲーム。 プレイステーション2とプレイステーションポータブルで同時発売され、のちの同年12月24日にニンテンドーDS版が発売された。   #openclose(show=●目次){ #contents} *♡概要♡ ---- [[ぷよぷよシリーズ]]第六作目。 タイトル名に「6」を連想させる言葉はふくまれていないが、 制作側によると、本作のキャッチコピーである「ずっと夢(ム)チュー」から 「夢(ム)」=「六(む)」で数字の「6」を表しているとのこと。 また、本作は「五作目(five、fever)の世界観を広げるパート2(チュー)」という意味合いもあるらしい。 『[[ぷよぷよフィーバー]]』の続編。 これまでの続編と異なり前作からのルール変更は無く、基本のゲームシステムは前作とほぼ同じ。 キャラクターデザインの方向性も前作から引き継がれているが、キャラクターデザイナーは前作の竹浪秀行氏からNino氏に変更されている。 なお、今作から家庭用ゲーム機中心の展開となり、アーケード版は発売されなくなった。   *♡ゲームシステム♡ ---- 本作のおもな新要素や特徴は以下のとおり。 **新キャラ、ストーリー、世界観の描写 本作は、新キャラクターやストーリー、世界観の描写が大幅に強化されていることが特徴。 『フィーバー』以降のキャラクターをより馴染み深いものにする工夫がされており、多くの伏線が張られたストーリーが見所の一つとなっている。 **1人プレイの拡張 以下の要素により、一人プレイでも楽しみが増えている。 -ふれあい広場 1人でCOMと対戦したり、マルチプレイで自由に対戦できる。 -未完の塔 COMキャラと1対1で勝負し勝ち抜いていく「天空の階段」や、「とことんぷよぷよ」などをプレイできる。 -プリサイス博物館 BGMや漫才デモ、世界観の解説が記載された書物などを鑑賞できる。 キャラクターのボイスの試聴も出来るが、&bold(){本人が説明してくれている。} -おしゃれなお店 ゲームをプレイしてたまったポイントでいろいろなアイテムが買える。 対戦を有利に進められる物や、中にはその対戦のみ別キャラクターを操作できると言った物も。 -プリンプタウンホール プリンプタウンの住民から届く手紙や荷物を見たりできる。 プレゼントもあり、アイテムや前作の公式サイトで遊べたフラッシュゲームの移植版や、その続編なども。 *♡ストーリー♡ ---- 前作の主人公であったアミティとラフィーナに加え、新主人公の「シグ」が選択可能に。 各キャラごとに「るんるんコース」「わくわくコース」「はらはらコース」の3つのコース(難易度)が用意されており、 異なるストーリーを楽しむことができる。 ※以下、「はらはらコース」以外、公式サイトから引用。 ***【るんるんコース あらすじ】 いつかの時代…どこかの世界… ステキな魔導士になることを夢見て勉強するアミティ。 新学期が始まり、クラス替え。 ラフィーナ、リデル、タルタルはとなりのクラス。 同じクラスになったのは、クルークだけ… 初めて同じクラスになったのが、シグ。 いつもぼーっとしている とってもふしぎなおとこの子 シグには、へんなたましいがくっついてる…? ***【わくわくコース あらすじ】 アミティはアコール先生に頼まれて、ちょっと遠くまでお使いに、 "大切なお客様"のお迎えなんだって。 &font(#ff0000){「まかせて先生!いってきま~す!」}  シグはアミティを探してる。 ツキマワリの観察日記、次はアミティの番なんだって。 するとアコール先生から頼み事、アミティに”大切なメモ”を届けて欲しいんだって。 &font(#0000ff){「え、'お使い'? わかった、アコール先生、この紙、アミティに届けるよ。」} さてさてラフィーナは… 町で出会ったオトモとやらに人探しを頼まれた。 オトモが仕えていた王子様が行方不明なんだって。 王子様になんて興味はないけれど、 &font(#ff7800){「お礼をはずんでくださるのなら、とっつかまえてさしあげますわ!」}  ***【はらはらコース あらすじ】 クルークに呼び出されたアミティ。 なんでも、本気で相手をするそうで…? 一方、シグはさかな王子のシモベにされてしまう。 共に、「星のランタン」を探す事に…。 ラフィーナはレムレスの落とし物「月の石」を回収してくると分けて貰えるという誘いに乗る。 その効果に目を付けた彼女は早速捜索に…。 *♡登場キャラクター♡ ---- 前作に登場したキャラは殆ど登場しているが、 前作で単独キャラだった「ポポイ」と「カーバンクル」は、 それぞれ「アコール先生」と「アルル」とコンビになり、それぞれの演出に登場するのみとなっている。 今作では主人公のひとりとして「シグ」が新登場。 ストーリーを楽しめる1人用の「プリンプ魔導学校」では、 「アミティ」「ラフィーナ」「シグ」の3名から1人を選択してプレイする。 ***【前作『[[ぷよぷよフィーバー]]』から登場】 詳細は該当項目または前作の項目を参照。 ・[[アミティ]] 本作から完全にキャラが固まった。 また、冬服なのかシャツが半袖から長袖に変更されている。 ・[[ラフィーナ]] 自らの欲望に忠実な点がクローズアップされ、宝石や貴金属に美容関連のアイテム、そしてなによりイケメンの殿方を求めて東奔西走する。 ・おしゃれコウベ 恋人の存在が語られる。 曰く、お店を持つことはいなくなった恋人の夢とのことで、失恋を忘れる為かピンクの真珠「チューのおもいで」を捨てている。 巡り巡ってとある人物がそれを拾っており…? ・[[リデル>リデル(ぷよぷよシリーズ)]] クルークにアミティへの手紙を配達させられたり、不憫な点も見えるが段々と交友関係が広がった事がうかがえる。 ・どんぐりガエル 成り行きで((こづれフランケンを卑怯と断じたアミティが頭数を揃えるべく、家族を連れて来る必要があった。))アミティに「ケロティ兄さん」と命名され、生き別れの兄妹として扱われることに。 シグには当然ながら「カエル」として認識されている。 ・こづれフランケン 彼ら自身に新たな設定は明かされなかったが、住んでいる「クランデスターン屋敷」の主について掘り下げられている。 ・おにおん 彼女が出来たがシグに靡かれており、禁断の恋を止めさせようとしている。 また、ゴゴットには食材と見られている。 ・[[クルーク>クルーク(ぷよぷよシリーズ)]] レムレスに憧れており、ひょんなことから彼に教えられた魔導書の力を解放しようと独自に行動を開始する。 だが封印を解放した直後… ・さかな王子 相変わらず呑気だが、オトモの依頼でとうとうラフィーナに連れ戻されてしまう。 ・タルタル 真の姿になったさかな王子をラフィーナに関連しているとして襲い掛かったり((ラフィーナがさかな状態で連れて行く際に抱きかかえていた為、香りが染みついていたのと思われる))、ラフィーナ本人に朝の挨拶の練習を強要するなど、ストーカーらしさに磨きが掛かっている。 このせいか次回作の『[[15th>ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary]]』からコンシューマ作品には一切出演出来ていない。 ・ユウちゃん 本作から「ユウちゃん&レイくん」となり、タイプも「フィーバーで逆転タイプ」に変更された。 ・ほほうどり 「未完の塔」を一人で建造したり、独自に「アルカ遺跡」を調べにいったりとやたらと行動派である。 また、調査結果を自伝として纏め図書館に寄贈したりしている。 ・アコール先生 クラス替えこそあったものの、変わらずアミティの担任を務める。 アミティにお使いを頼むが肝心の迎えに行く人の事を教えていなかったり、抜けているところもある。 本作から連鎖ボイスに教員関係の単語が加わった。 「るんるんコース」にて、三人のラスボスを務める。 ・[[アルル>アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]] カーバンクルを肩に載せており、再開できた模様。 瞳や防具の色も元に戻った。 また、コンパイル時代の仲間たちの事をポエムに綴ったりもしている。 ***【今作から登場】 ・[[シグ>シグ(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#0000ff){ぷよで、勝負だ。}   CVは渕崎ゆり子氏。 タイプはフィーバーで逆転タイプ。 本作ではあまりムシは話題に出さず、単に無気力そうな少年として描かれている。 ・[[フェーリ>フェーリ(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#800080){キェーッ!!} CVは前田ゆきえ氏。 タイプは手堅くフィーバータイプ。 初登場となる本作からトランス状態に陥ったり、クセの強さを見せつける。 一方で表情は平常時は可愛らしく、以降のシリーズとは一味違った印象を受ける。 ・[[レムレス>レムレス(ぷよぷよシリーズ)]] &font(#008000){おっとぉ…} CVは山崎たくみ氏(あくま・オトモと兼役。) タイプはバランス重視タイプ。 アミティ達から見て一回り年上くらいの青年。 常日頃からお菓子を持ち歩いており、行く先々で配っているが、怪しい風貌や言動から不審者として見られている。 アイテムに詳しくクルークに入れ知恵をしたりとストーリーの所々で暗躍している。 「わくわくコース」で三人のラスボスを務める。 ・レイくん ※「ユウちゃん」と二人一組で、操作キャラ名は『[[ユウちゃん&レイくん>ユウちゃん&レイくん(ぷよぷよシリーズ)]]』。 &font(#afdfe4){「レイくんで~す」}  誕生日:6/9(ふたご座) 血液型:AB 好きなもの:氷 苦手なもの:犬 特技:冷たい反応 CV:仲西環 ユウちゃんの双子の弟。 シャイかつ無口な性格で、本作に至っては一言も発さず、筆談で会話をしている。 ・あくま &font(#000000){クマックマックマ~ッ!!} 誕生日:1月11日(やぎ座) 血液型:不明 好きなもの:古い本 苦手なもの:コーヒー 特技:骨董集め タイプ:とにかく大連鎖タイプ CV:山崎たくみ 首の浮遊した熊のぬいぐるみの姿をした、プリサイス図書館の館長。 数千年前から館長を務めており、ポポイ同様「霊物」と思われる。 語尾は「くま」で、普段は落ち着いた口調でいるが、興奮すると語尾を連呼する事しか出来なくなる。 首元のブローチは学問と知恵を意味するクローバーの勲章。 ・バルトアンデルス &font(#994c00){ガーウ!!!} 誕生日:11月23日(いて座) 血液型:B 好きなもの:フェーリ 苦手なもの:お留守番 特技:お手 タイプ:こつこつジャブ攻撃タイプ CV:菅沼久義 フェーリが事故で召喚してしまった謎の犬のような生物。 甘えん坊だが巨大な風貌の為不気味である。 ・ゴゴット &font(#ff7800){ハイ、どーぞ!} 誕生日:10月1日(てんびん座) 血液型:AB型 好きなもの:蜂蜜 嫌いなもの:日光 特技:手料理 CV:菅沼久義 東の国から来た巨人。 …だが、間違って作った薬のせいでアミティ達ほどに身長が縮んでしまっている。 ただでも転ばない性格で小さくなった体を利用し、新たな食材を探す旅に出ており、現在はナーエの森に住み着いている。((住んでいると思われる小屋はナーエの森に来たラフィーナが「この森にこんな小屋あったかしら?」と発言しており、恐らく違法建築。)) 言動には訛りが見え、服装も上半身裸で素足と変である。 ・[[あやしいクルーク]] &font(#ff0000){今更本に戻れるものか…} 生誕日:6月16日(ふたご座) 血液型:A型 好きなこと:読書 苦手なもの:封印のきろく 特技:お掃除 タイプ:「バランス重視タイプ 」 CV:園崎未恵(元のクルーク及びアルル・こづれフランケン(子)と兼役) クルークが解いてしまった「封印のきろく」に潜んでいた、赤い魔物の魂がクルークの体を乗っ取ってしまった存在((余った本来のクルークの魂は代わりに本に収まっており、表情をちょくちょく変えている。))。 詳細は該当項目に譲るが、シグの体を手に入れて完全復活を狙っている。 「はらはらコース」にて、三人のラスボスを務める。 ***【非プレイアブルキャラ】 ・オトモ 誕生日:4月17日(おひつじ座) 血液型:B型 好きなもの:王子のアルバム 苦手なもの:王子のワガママ 特技:編み物 CV:菅沼久義 名前通りさかな王子のお供。 王子に散々手を焼かされており、事あるごとに&font(#b8d200){「王子、どこですかー!?」} と叫んでいる。 ・サアルデ・カナール・シェルブリックIII世 さかな王子の&bold(){本当の姿。} レイくんと同じくらいの少年で、声はより可愛らしくなったものの不遜な態度はそのまま。 オトモから逃れる為に度々魚の姿になっているらしく、レムレスの魔法に頼れなくなってからはシグをシモベとし「星のランタン」の回収を狙っている。 ・おに子 おにおんの彼女だが、&bold(){シグに一目ぼれしてしまう}。((特にアホ毛(「かみのけアンテナ」と呼ばれ、シグの感情に応じて動く。)がお気に入りとのこと。)) CVはおにおんと同じ並木のり子氏だが、『ぷよぷよ!!クエスト』のみフェーリ役の前田ゆきえ氏が担当している。 -プレイヤー 本作はプレイヤー自身が舞台となる「プリンプタウン」を訪れているという設定で、町を探索することでアイテムの購入や手紙の受け取り等を行う事が出来る。 …しかし、魔導学校の生徒ではないのかストーリーでは一向に触れられなかったり、やや蚊帳の外感が漂う。 &u(){&font(#f5f5f5){扱いといい、画面の前のお前らっぽい}} &bold(){♡余談♡} ---- -主人公 本作での新主人公シグは最初、公式サイトで「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」と紹介されていたが、 男性主人公は[[ぷよぷよSUN]]の[[シェゾ・ウィグィィ>シェゾ・ウィグィィ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]](『むずい(シェゾの逆襲)』の主人公)が既にいた為か、 後に「初登場の男の子の主人公」に修正された。 が、パッケージの修正は間に合わなかったのか、そのままである。 -A・R・S また、主人公3人のイニシャルはそれぞれ&font(#ff0000){A(アミティ)・R(ラフィーナ)・S(シグ)}となるが、 これはコンパイル時代に発売された『ぷよぷよ』シリーズのメインキャラである &font(#0000ff){アルル(A)、ルルー(R)、シェゾ(S)}のイニシャルと共通している。 (『ぷよぷよ』シリーズの原作であるRPG『魔導物語』シリーズの一つに、この3人がメインの『魔導物語A・R・S』というゲームがある) 以降のシリーズでも主人公とその仲間による三人組はイニシャルにA・R・Sのいずれかを冠しており、主人公でこそないものの法則性が保たれている。 -リストラ 現時点で「タルタル」「ほほうどり」「こづれフランケン」は、本作がプレイヤーキャラとしては最後の登場となっている。 また、本作初登場のキャラで「ゴゴット」だけは、『ぷよぷよ!!クエスト』以外の『ぷよぷよ』シリーズには登場していない。 -おじゃまチューぷよ 試練の塔で遊べるモードの一つ「とことんチューパニック」やアイテム「チューのおもいで」を使用したときに、おじゃまぷよが桃色でハート型の「おじゃまチューぷよ」に変更される。 &font(#ff69b4){「チュー!」}と言いながら落ちてきたりする以外に変更点はない((相手の攻撃力が少し弱くなるが、これはアイテムとしての「チューのおもいで」の効果))。 当時、本来のおじゃまぷよを差し置いてぬいぐるみ化されてたりする。 追記・修正はとことんチューパニックでお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 連鎖ボイスの解説すき -- 名無しさん (2018-03-28 15:03:28) - チューはストーリー重視でよかった。またこういう世界観を掘り下げた作品出ないかな~ -- 名無しさん (2018-04-17 11:47:47) #areaedit(end) }

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