901ATT(Anti Tank Trooper)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/11/01(火) 08:21:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){たとえその瞳を灼かれても} #center(){たとえその腕をもがれても} #center(){奴らは決して歩みを止めない} #center(){&font(#0000ff){ウィル・オー・ウィスプ}&font(#ffffff){_______}} #center(){&font(#0000ff){死沼へ誘う鬼火}に導かれるまま} #center(){&font(#800080){保身なき零距離射撃}を敢行する――} &font(#ff0000){901ATT} &font(#ff0000){対戦車猟兵部隊(Anti Tank Trooper)} 漫画『[[Pumpkin Scissors>PUMPKIN SCISSORS(漫画)]]』に登場する非公式戦闘部隊、『[[不可視の9番>不可視の9番(インヴィジブル・ナイン)]]』のひとつ。 『歩兵による戦車の打倒』を目的として編成された部隊であり、主人公の一人にして元901所属である[[ランデル・オーランド]]の戦いぶりは作中の燃え要素、同時にある意味で&font(#800080){最大級のホラー要素}となっている。   **【概要】 ---- かつて帝国軍で生まれた発想の1つに、&font(#0000ff){「戦場の最強戦力たる戦車に歩兵の火力を増強して対抗できないか」}というものがあった。 一見してまともそうなこの案だが、これにはすぐに問題が露見した。個人が扱えるギリギリまで大口径化した銃でも、近年の発達した戦車装甲には通用しないと判明したのである。 &font(#ff0000){銃口を装甲に押し付けての絶対零距離射撃}であれば別だが、その前提となる戦車への接近、つまり&font(#ff0000){高速で走り回る数十トンの鉄塊への肉薄}は轢殺されに行くのと同意の自殺行為。 結局この思いつきは早々に却下され、実現に至ることは無かった。 #center(){あくまで表向きには。} この発想は公式文書には載らない場で『901ATT』として形を成し、懸念された通りの血みどろの惨状を引き起こす。 その果てに&font(#ff0000){『命を無視された兵隊(ゲシュペンスト・イェーガー)』}なる二つ名が生じることとなる。   **【その異常性】 ---- 戦車発見 ↓ 総員前進 ↓ 戦車に取り付いて零距離射撃 ――というのがランデルが夢に見た場面から読者が知ることの出来る戦闘風景。 そこでは隣の仲間が砲撃で消し飛んだり他の仲間が轢殺されようとも構わず、恐怖などの情動を何ら浮かべることなく戦闘を続行する隊員たちの姿が見られる。 自らが止まるのは死ぬか敵を殲滅したとき。正に異常という言葉が相応しい有様である。   部隊としても異常だが、そもそも帝国軍が極秘とはいえ、このような使い捨て部隊を運用したのは、冒頭で触れられた『&u(){&bold(){個人}}が扱えるギリギリまで大口径化した銃でも、近年の発達した戦車装甲には通用しない』が要因である。 劇中では短い期間で騎士→銃→戦車と発展したせいで、&bold(){戦車を騎士の代用品}のように扱う中世的貴族思想が残っている。 そのため、『かつて騎士を失墜させた(庶民による)パイク兵を連想させ、貴族の権威を失墜させる』として、『複数人で扱う&bold(){対戦車砲}』『廉価に戦車を破壊する&bold(){対戦車地雷}』などの開発が殆どされず、『個人が携行できる銃』または『(貴族が操る)戦車』しか対抗手段が表向きにはなかったのである。 **【装備】 ---- 主な武装は次の二つ(一応、手榴弾使用の描写もあるにはある)。 三つ目のランタンは武器ではないが、彼らを901たらしめるのに不可欠な要因となっている。 ○13mm対戦車拳銃『Door Knocker』 901の存在同様、“表向き製造されていないことになっている”銃。 もはや拳銃と思えないような轟音と共に放たれる弾は、人に当たれば命中部位を周辺ごと消し飛ばす威力を持つ。 ただし&font(#0000ff){ライフリング(銃身内部に刻まれる、弾に回転を与えて弾道を安定させる溝)が無い}ので遠距離での性能は低く、また1発ごとに排莢・装填を要する難点も抱えている。 &font(#0000ff){要は火繩銃と殆ど同じ。} さらに一発の撃った後銃身にさわると皮が剥がれるくらいの熱量を帯びている。 部隊のコンセプト通り、近距離で戦車に1撃ぶち込むことを重視した造りといえる。 なお、『Door Knocker』の名は戦車装甲に押し当てられる様が由来となっている。 ちなみに、『Door Knocker』は実際のミリタリースラングのひとつである。 その意味は「戦車の装甲を貫けない対戦車砲」の卑称、&font(#ff0000){つまり役立たず。} 実に強烈な皮肉ではなかろうか? ○三式装甲剥離鋏 折り畳み式の巨大ハサミ。戦車の搭乗口をこじ開けるために用いられる。 時に対人凶器にもなる、敵をブチンブチンと解体し、振り回せば鈍器にもなる。 &font(#808080){あと義足にもなる。} ランデルが持つ物には『断末摩』を意味する『マルマン・チェーダ』の文字が刻まれているが、それは彼が個人的に彫ったものである。 ○青鉄鋼(ブルースチール)のランタン 901の隊員が腰に提げる、珍しい『蒼い光』を点すランタン。 日中であろうとも戦闘時には必ず点灯され、それを合図として901は死も恐れぬ部隊へと変貌を遂げる。 #openclose(show=ややネタバレを含む詳細){ 点灯する蒼い光そのものにあまり意味はなく、ただの動作確認窓に過ぎない。携帯ゲーム機のスイッチをONにすると点るランプと同じような機能なのだろう。 構造としてはオルゴールのようなものらしく、レバーを解放することで''音''ではなくおそらく''電波''を発信する。 この電波は持ち主の901隊員のある箇所に埋め込まれた装置のON信号となる。 ちなみに動力自体は行軍等の行動をしているだけで勝手にネジ巻きされていく優れもの。 } 以下副あるいは実験兵装 ○“センティピード(大百足)” (大百足は渾名であり正式名称は不明) 手首に装着する一見鎌のような装備。 扇型の本体から弾丸を用いて、ワイヤーに繋がった7本の大きな針を射出する。 威力は数本が戦車の装甲に刺さる程度しかないが、ワイヤーの距離以上は離れない。 これによって901の弱点である、戦車が相手ゆえの間合いと交戦時間の決定権が向こうにある作中で言うところの「距離と時間」のディスアドバンテージを補おうとした。 効果は薄い((及びランデル曰く「カネをかけない部隊」である901の装備としては高価だったため))と見られ試用期間は短かったが、戦車の搭乗員が引き摺られた使用者をいたぶろうとする場合が多く、結果として履帯がワイヤーを巻き込み零距離まで引き付ける想定外もあった。 「たとえその腕をもがれても」を体現する装備。 なお、渾名の由来は使用者の血肉と装備品を数多巻き込み停まった戦車の姿から取られている。 ○口径漸減試験銃(開発時の呼称) 銃口に向けて口径を絞って(漸減して)いく銃身と、その銃身に変形しながら密着していく特殊弾頭から成る銃。帝国の思想的に、当然のように『一人』で運用する単発対戦車銃である。 これにより火薬の威力を最大限に活用することができ、射出された弾丸は絶大な初速と貫通力を得る。 絞られてなお50口径を超えることから「50OVER」の渾名を持ち、また1発の試射により射手の肩を壊したらしい逸話から 「アインシュス・ゲヴェーア(1度しか撃てない銃)」の異名も取る。 が、代償として銃身の損耗が激しく、カウプランを擁していない軍では弾頭も銃身も劣化再現程度しか出来なかった。 そのため暴発率が50%を越える(50OVER)射手殺し、無事に1発撃てても次弾で暴発して死ぬという「1度しか撃てない銃」に成り下がる。 事実、これを用いたアンチアレスの銃隊長は何度か撃てはしたものの、暴発により破損した本体に全身を貫かれて死んでいる。 それでも威力は折り紙つきで、小銃では傷つきもしなかった距離を飛んでいた飛行船の艦橋にいる操舵手を、1発で操舵輪ごと絶命せしめている。 **【作中で確認された隊員】 ---- ●[[ランデル・オーランド]]伍長 全身に大小の傷を負いつつも停戦まで生き延び、その後退役した巨漢兵。 その心身には901の在り方が染み付いてしまっており、本編で『戦災復興』を謳う3課に就きつつも殺戮を繰り返すという皮肉な運命を辿ることとなる。 ●“少尉” 901時代のランデルの直属の上官。男性ということ以外は謎。 ランデルにとっては[[3課>陸軍情報部第3課(PUMPKIN SCISSORS)]]のアリス・L・マルヴィンや[[2課>陸軍情報部第2課(PUMPKIN SCISSORS)]]のヴィッターに加えて3人目の、しかし最初に深く関わった“少尉”である。   戦闘の合間にはランデルと話をする機会が多かったらしく、回想では ・閉鎖環境に置かれた人間たちが無意識下で自分の“役柄”を規定し、それをやはり無意識に保つ心理 ・『日常で殺人犯となること』と『戦場で敵を殺すこと』との違い といった心理的、哲学的な話題について聡明な口ぶりで彼に語っている。 それらはランデルに少なくない影響を与えており、本編時にも時折思い返されている。 前者は長編『カルッセル編』において現地住民の置かれた状況を知る手がかりとして、 後者は亡き父の「人を殺すな」という言葉に反して戦場で多くの殺人を犯したランデル自身への命題として。 共和国との戦争が停戦を迎えたとき、ランデルは廃墟同然の街中にてたった一人でその報せを聞き、周囲に仲間は居なかった。 他の901隊員や“少尉”の生死についての言及はされていない。 **その正体 ---- コミックス16巻で明かされたその全容。 #openclose(show=多大にネタバレ){ #center(){''901ATTは''} #center(){''メモ用紙みたいなものよ''} 帝国には[[カウプラン]]という名のある天才発明家がいた。 彼は永遠に世界の全てを解き明かし続けるために、不老不死、あるいは自己の複製といった技術を求めた。 その自己複製……つまり自分と同じ思考回路を持った個人を生み出すためには、脳の構造とその作用、動作確認の実験が必要になる。 カウプランはそれをやった。 ''人間の頭蓋を切り開き、脳を弄くり回し、思考回路の固定実験を行ったのである。'' 思考回路の固定と言っても、当たり前のことを当たり前のタイミングでやるような事柄ならば、実験の成否が確認し辛い。 なので常人ならば誰でも忌避するような行動――''殺人をさせてみよう''ということになった。 平和な街中で殺人鬼が暴れ回ると迷惑なので、実験対象は戦場に送り込まれた。 戦場で兵士が人を殺すことは当たり前なので戦場でも忌避する行為――''戦車に対しての肉薄戦闘をさせてみよう''ということになった。 このいわば『殺人思考』は、誤解のないように詳細に説明するとただのマインドコントロールとは違う。 ''脳ミソに直接外科手術や薬物投与などで関与し、''『殺人を行う』という思考を励起させ、全うさせるのである。 そのため被験者は『殺人しろ』という脳からの単純命令に対し、あとは自分の経験や知識を総動員させて『どうやったら殺せるか』を考えなければいけない。 被験者は――901ATT隊員は決して痛みや恐怖や苦痛を覚えないわけではない。''むしろ明確に感じているのに、それを&font(#808080){無視}してでも&font(#ff0000){殺人思考}を全うするのである。'' この殺人思考はスイッチのON・OFFが出来なければ物騒極まりないため、外付けのスイッチが作られた。 それが例の蒼いランタンである。 このランタンの発信する信号によって、脳に埋め込まれた装置が起動し施術された殺人思考のスイッチがONになるのである。 ……ところで、この実験を行ったカウプランはその実験結果を見ることなく失踪した。 そもそも軍には「実験」ということは伏せたまま「安価な運用方法特化兵士」として卸したため、まともなデータ取りができなかった。 そもそも脳神経のデータ取りをするには現地、つまり戦場で戦死した該当兵士の頭を速やかに切り開く必要もあるので、劇中では(このために)無線通信を実用化することも考案されていたが、それ以前の問題。 つまり''実験は成功も失敗もへったくれもなく破綻していた。'' 後に残ったのは、本来やりたくもない殺人行為を自分の心身をズタボロにさせてまで全うさせられた、国の保証も受けられない国際法違反の兵隊たちである。 #center(){''大事な清書の前に万年筆がちゃんと使えるかどうか試した''} #center(){''その試し書きに使われた粗末なメモ用紙''} #center(){''それが901ATTよ''} } #center(){ブルースチールのランタンを提げた歩兵と遭ったら味方と思うな} #center(){だが決して敵には回すな} #center(){そのランタンは持ち主の魂をくべる炉} #center(){奴らは――} #center(){奴らは&font(#0000ff){蒼い鬼火}と共にやって来る――} 追記・修正はランタンに点灯してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,36) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - けどな……けどな……お前ほど、殺しちゃいねぇよ……ッ! -- 名無しさん (2013-06-07 23:40:39) - あの高枝切りハサミみたいな武器の怖さは異常 -- 名無しさん (2013-06-10 22:46:16) - そりゃ戦車の装甲切れるからな -- 名無しさん (2013-06-10 23:22:00) - そりゃいきなり上半身無くなった死体見て、ハッチ開けたら血まみれのハサミ持った大男なんていたら『あー』としか言えんよな -- 名無しさん (2013-06-10 23:25:16) - やっぱりこいつらの戦い方って上手いこと喧伝すりゃ『英雄』に映るんだな -- 名無しさん (2013-06-28 21:12:45) - ドアノッカーって伍長が持ってるから拳銃サイズに見えるが、普通の人なら持つのも大変そうなくらいデカいのな -- 名無しさん (2013-07-02 18:17:19) - 一回だけ表紙で描かれた大型ライフル(機関銃? 帝国的には疑問符がつくが)が凄く強そうで、以降こいつが愛銃になんのかなーとか思ったらそんなことはなく… -- 名無しさん (2013-08-18 06:53:36) - 901の少尉って、カウプランの擬似人格なんじゃね? -- 名無しさん (2014-01-07 09:28:59) - ↑銀シャリのジャックって説もあったな -- 名無しさん (2014-02-21 05:27:17) - 銀シャリて 漫才師か -- 名無しさん (2014-05-17 23:54:25) - 俺もジャックは901の少尉だと思うなぁ。ジャックが「思いつきもしない答え」を得ることに執着していて、少尉が伍長の父親の殺人に対する考察に「とても興味深い」って返してたり、「戦争をとめることは出来なかった」って言うジャックの言葉に対してビロゥズに「歴史を語るな」と言われた=「ジャックの加入は戦争が終わってから」と考えられるとかって点から考えて -- 名無しさん (2014-05-17 23:55:28) - 今の伍長はほんと誰にも見せれんな。装甲車を人の形した化け物が虐殺してるなんて怖すぎる構図だぞ -- 名無しさん (2014-06-28 20:52:32) - ちなみに銃にライフリングがないのも理由がある。 -- 名無しさん (2014-10-26 10:35:35) - 話が進むごとにロクでもない装備が増えていくな…… -- 名無しさん (2015-05-03 13:25:11) - 上で書かれている、表紙に載ってた大型ライフルだがまさか拾われるとは -- 名無しさん (2015-09-06 23:09:43) - 対戦車ライフルが遂に登場したけどヒデェ欠陥有るんだろうなぁ… -- 名無しさん (2015-09-07 00:19:38) - 根拠ないけどやっぱ撃った時の反動かなー…そもそも帝国じゃ複数人で扱う大型の銃はNG。あの対戦車ライフルも下手したら個人の装備の可能性がある。あんな馬鹿でかいモン一人で撃ったら… -- 名無しさん (2015-09-07 19:00:26) - 元ネタであろうツヴァイシュス・ゲーベルことマウザーM1918は反動で骨折などするので「二発しかうてない銃」という意味。 -- 名無しさん (2015-09-17 20:08:34) - 途中送信してしまった。つまり元ネタのツヴァイシュス(二発)に対してアインシュス(一発)ということは…うん -- 名無しさん (2015-09-17 20:10:24) - 対戦車ライフル 予想したとおり酷い欠陥持ちだったな… -- 名無しさん (2015-10-14 19:34:25) - 50オーバーねぇ…。銃身を交換式にするとか色々、やり方はあるだろうに…。 -- 名無しさん (2015-10-14 20:40:49) - ムカデ砲でも無いのにバレルを細めていくとか完全に趣味以下の興味の仕事じゃないか! -- 名無しさん (2015-10-14 21:05:34) - ↑ゲルリッヒ砲でググれ -- 名無しさん (2015-10-16 01:19:19) - 戦車道が女子の嗜みなら対戦車道は男子の必須科目 -- 名無しさん (2016-01-04 23:11:10) - つーかさ。戦闘では一切バックアップなし、かつ伍長一人でこれだけの事が出来るんだよな。マジで化物部隊だろ -- 名無しさん (2016-01-13 23:27:47) - ↑(JACKが"少尉")って言ってる人。そうだとするとJACKがハンスに優しかったのも納得できるね -- 名無しさん (2016-01-21 21:19:13) - 伍長は今までずっとランタン使ってきただけあって殺人思考も高度になってる感があるから・・・経験積む前に轢殺されるのが大体のオチなんじゃないかな -- 名無しさん (2016-03-05 11:29:00) - 伍長は明らかにこの部隊の中でも異常なレベルの戦闘能力と生存能力だからなぁ。身体能力に恵まれていたのと医者の息子で人の生死を日常的に見てきていたからって理由がそれなとなく作中で触れられていたが -- 名無しさん (2016-09-26 19:08:14) - 対戦車ライフルでもすぐに陳腐化したのに拳銃って・・・・ -- 名無しさん (2017-01-14 22:31:57) - ミュゼのセリフから伍長以外にも4人の隊員が何らかの形でカウプランに戻ってきている。生死不明だけど。 -- 名無しさん (2018-08-02 15:58:28) - 帝国のスタンスとしては、英雄=貴族であって、そこらの歩兵が多大なる戦火をあげても、近くにいた貴族がよく指揮をとったおかげ。とか評価されるし、いくら頑張っても”英雄”にはなれないさ 梱包爆薬やらで接近すれば必ず殺れる武器が調達されてないあたり、実験のために徹底した武器の制限あるんだろうなあ -- 名無しさん (2020-09-09 14:59:18) - 悪い言い方をすれば実情は兵士ですらなく、とっくに破綻した実験の資料でしかない。カウプランとしては数ある計画の中の一つ。しかもその第一段階のデータ取りの為だけの存在。ミュゼみたいに今更データ解析をやりたがる奇特な人間がいなければ治療もされず、肥大化する殺人思考に飲み込まれる日を待つだけ。救いが無さ過ぎる… -- 名無しさん (2021-05-18 22:45:22) - バトルフィールド5だと対戦車戦で歩兵が距離詰めてダイナマイトくっつけたり先に爆薬つけた棒で突撃したりしてるから901気分が味わえる -- 名無しさん (2021-05-18 22:54:46) - 3話読み返したらコルトゥ博士がドア・ノッカーの考察してるところの「絶対零距離射撃」ってコマに大百足使った残骸の腕があって怖い -- 名無しさん (2021-08-19 23:08:34) - やはりもう一人の「少尉」がJACKなのかねぇ・・・90に愛着がある詩人みたいな男だし -- 名無しさん (2021-10-20 08:35:42) - 戦車一台壊すのに何人死ぬんだこれ?キルレシオどれぐらいなんだろう? -- 名無しさん (2021-11-22 23:57:05) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/01(火) 08:21:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){たとえその瞳を灼かれても} #center(){たとえその腕をもがれても} #center(){奴らは決して歩みを止めない} #center(){&font(#0000ff){ウィル・オー・ウィスプ}&font(#ffffff){_______}} #center(){&font(#0000ff){死沼へ誘う鬼火}に導かれるまま} #center(){&font(#800080){保身なき零距離射撃}を敢行する――} &font(#ff0000){901ATT} &font(#ff0000){対戦車猟兵部隊(Anti Tank Trooper)} 漫画『[[Pumpkin Scissors>PUMPKIN SCISSORS(漫画)]]』に登場する非公式戦闘部隊、『[[不可視の9番>不可視の9番(インヴィジブル・ナイン)]]』のひとつ。 『歩兵による戦車の打倒』を目的として編成された部隊であり、主人公の一人にして元901所属である[[ランデル・オーランド]]の戦いぶりは作中の燃え要素、同時にある意味で&font(#800080){最大級のホラー要素}となっている。   **【概要】 ---- かつて帝国軍で生まれた発想の1つに、&font(#0000ff){「戦場の最強戦力たる戦車に歩兵の火力を増強して対抗できないか」}というものがあった。 一見してまともそうなこの案だが、これにはすぐに問題が露見した。個人が扱えるギリギリまで大口径化した銃でも、近年の発達した戦車装甲には通用しないと判明したのである。 &font(#ff0000){銃口を装甲に押し付けての絶対零距離射撃}であれば別だが、その前提となる戦車への接近、つまり&font(#ff0000){高速で走り回る数十トンの鉄塊への肉薄}は轢殺されに行くのと同意の自殺行為。 結局この思いつきは早々に却下され、実現に至ることは無かった。 #center(){あくまで表向きには。} この発想は公式文書には載らない場で『901ATT』として形を成し、懸念された通りの血みどろの惨状を引き起こす。 その果てに&font(#ff0000){『命を無視された兵隊(ゲシュペンスト・イェーガー)』}なる二つ名が生じることとなる。   **【その異常性】 ---- 戦車発見 ↓ 総員前進 ↓ 戦車に取り付いて零距離射撃 ――というのがランデルが夢に見た場面から読者が知ることの出来る戦闘風景。 そこでは隣の仲間が砲撃で消し飛んだり他の仲間が轢殺されようとも構わず、恐怖などの情動を何ら浮かべることなく戦闘を続行する隊員たちの姿が見られる。 自らが止まるのは死ぬか敵を殲滅したとき。正に異常という言葉が相応しい有様である。   部隊としても異常だが、そもそも帝国軍が極秘とはいえ、このような使い捨て部隊を運用したのは、冒頭で触れられた『&u(){&bold(){個人}}が扱えるギリギリまで大口径化した銃でも、近年の発達した戦車装甲には通用しない』が要因である。 劇中では短い期間で騎士→銃→戦車と発展したせいで、&bold(){戦車を騎士の代用品}のように扱う中世的貴族思想が残っている。 そのため、『かつて騎士を失墜させた(庶民による)パイク兵を連想させ、貴族の権威を失墜させる』として、『複数人で扱う&bold(){対戦車砲}』『廉価に戦車を破壊する&bold(){対戦車地雷}』などの開発が殆どされず、『個人が携行できる銃』または『(貴族が操る)戦車』しか対抗手段が表向きにはなかったのである。 **【装備】 ---- 主な武装は次の二つ(一応、手榴弾使用の描写もあるにはある)。 三つ目のランタンは武器ではないが、彼らを901たらしめるのに不可欠な要因となっている。 ○13mm対戦車拳銃『Door Knocker』 901の存在同様、“表向き製造されていないことになっている”銃。 もはや拳銃と思えないような轟音と共に放たれる弾は、人に当たれば命中部位を周辺ごと消し飛ばす威力を持つ。 ただし&font(#0000ff){ライフリング(銃身内部に刻まれる、弾に回転を与えて弾道を安定させる溝)が無い}ので遠距離での性能は低く、また1発ごとに排莢・装填を要する難点も抱えている。 &font(#0000ff){要は火繩銃と殆ど同じ。} さらに一発の撃った後銃身にさわると皮が剥がれるくらいの熱量を帯びている。 部隊のコンセプト通り、近距離で戦車に1撃ぶち込むことを重視した造りといえる。 なお、『Door Knocker』の名は戦車装甲に押し当てられる様が由来となっている。 ちなみに、『Door Knocker』は実際のミリタリースラングのひとつである。 その意味は「戦車の装甲を貫けない対戦車砲」の卑称、&font(#ff0000){つまり役立たず。} 実に強烈な皮肉ではなかろうか? ○三式装甲剥離鋏 折り畳み式の巨大ハサミ。戦車の搭乗口をこじ開けるために用いられる。 時に対人凶器にもなる、敵をブチンブチンと解体し、振り回せば鈍器にもなる。 &font(#808080){あと義足にもなる。} ランデルが持つ物には『断末摩』を意味する『マルマン・チェーダ』の文字が刻まれているが、それは彼が個人的に彫ったものである。 ○青鉄鋼(ブルースチール)のランタン 901の隊員が腰に提げる、珍しい『蒼い光』を点すランタン。 日中であろうとも戦闘時には必ず点灯され、それを合図として901は死も恐れぬ部隊へと変貌を遂げる。 #openclose(show=ややネタバレを含む詳細){ 点灯する蒼い光そのものにあまり意味はなく、ただの動作確認窓に過ぎない。携帯ゲーム機のスイッチをONにすると点るランプと同じような機能なのだろう。 構造としてはオルゴールのようなものらしく、レバーを解放することで''音''ではなくおそらく''電波''を発信する。 この電波は持ち主の901隊員のある箇所に埋め込まれた装置のON信号となる。 ちなみに動力自体は行軍等の行動をしているだけで勝手にネジ巻きされていく優れもの。 } 以下副あるいは実験兵装 ○“センティピード(大百足)” (大百足は渾名であり正式名称は不明) 手首に装着する一見鎌のような装備。 扇型の本体から弾丸を用いて、ワイヤーに繋がった7本の大きな針を射出する。 威力は数本が戦車の装甲に刺さる程度しかないが、ワイヤーの距離以上は離れない。 これによって901の弱点である、戦車が相手ゆえの間合いと交戦時間の決定権が向こうにある作中で言うところの「距離と時間」のディスアドバンテージを補おうとした。 効果は薄い((及びランデル曰く「カネをかけない部隊」である901の装備としては高価だったため))と見られ試用期間は短かったが、戦車の搭乗員が引き摺られた使用者をいたぶろうとする場合が多く、結果として履帯がワイヤーを巻き込み零距離まで引き付ける想定外もあった。 「たとえその腕をもがれても」を体現する装備。 なお、渾名の由来は使用者の血肉と装備品を数多巻き込み停まった戦車の姿から取られている。 ○口径漸減試験銃(開発時の呼称) 銃口に向けて口径を絞って(漸減して)いく銃身と、その銃身に変形しながら密着していく特殊弾頭から成る銃。帝国の思想的に、当然のように『一人』で運用する単発対戦車銃である。 これにより火薬の威力を最大限に活用することができ、射出された弾丸は絶大な初速と貫通力を得る。 絞られてなお50口径を超えることから「50OVER」の渾名を持ち、また1発の試射により射手の肩を壊したらしい逸話から 「アインシュス・ゲヴェーア(1度しか撃てない銃)」の異名も取る。 が、代償として銃身の損耗が激しく、カウプランを擁していない軍では弾頭も銃身も劣化再現程度しか出来なかった。 そのため暴発率が50%を越える(50OVER)射手殺し、無事に1発撃てても次弾で暴発して死ぬという「1度しか撃てない銃」に成り下がる。 事実、これを用いたアンチアレスの銃隊長は何度か撃てはしたものの、暴発により破損した本体に全身を貫かれて死んでいる。 それでも威力は折り紙つきで、小銃では傷つきもしなかった距離を飛んでいた飛行船の艦橋にいる操舵手を、1発で操舵輪ごと絶命せしめている。 **【作中で確認された隊員】 ---- ●[[ランデル・オーランド]]伍長 全身に大小の傷を負いつつも停戦まで生き延び、その後退役した巨漢兵。 その心身には901の在り方が染み付いてしまっており、本編で『戦災復興』を謳う3課に就きつつも殺戮を繰り返すという皮肉な運命を辿ることとなる。 ●“少尉” 901時代のランデルの直属の上官。男性ということ以外は謎。 ランデルにとっては[[3課>陸軍情報部第3課(PUMPKIN SCISSORS)]]のアリス・L・マルヴィンや[[2課>陸軍情報部第2課(PUMPKIN SCISSORS)]]のヴィッターに加えて3人目の、しかし最初に深く関わった“少尉”である。   戦闘の合間にはランデルと話をする機会が多かったらしく、回想では ・閉鎖環境に置かれた人間たちが無意識下で自分の“役柄”を規定し、それをやはり無意識に保つ心理 ・『日常で殺人犯となること』と『戦場で敵を殺すこと』との違い といった心理的、哲学的な話題について聡明な口ぶりで彼に語っている。 それらはランデルに少なくない影響を与えており、本編時にも時折思い返されている。 前者は長編『カルッセル編』において現地住民の置かれた状況を知る手がかりとして、 後者は亡き父の「人を殺すな」という言葉に反して戦場で多くの殺人を犯したランデル自身への命題として。 共和国との戦争が停戦を迎えたとき、ランデルは廃墟同然の街中にてたった一人でその報せを聞き、周囲に仲間は居なかった。 他の901隊員や“少尉”の生死についての言及はされていない。 **その正体 ---- コミックス16巻で明かされたその全容。 #openclose(show=多大にネタバレ){ #center(){''901ATTは''} #center(){''メモ用紙みたいなものよ''} 帝国には[[カウプラン]]という名のある天才発明家がいた。 彼は永遠に世界の全てを解き明かし続けるために、不老不死、あるいは自己の複製といった技術を求めた。 その自己複製……つまり自分と同じ思考回路を持った個人を生み出すためには、脳の構造とその作用、動作確認の実験が必要になる。 カウプランはそれをやった。 ''人間の頭蓋を切り開き、脳を弄くり回し、思考回路の固定実験を行ったのである。'' 思考回路の固定と言っても、当たり前のことを当たり前のタイミングでやるような事柄ならば、実験の成否が確認し辛い。 なので常人ならば誰でも忌避するような行動――''殺人をさせてみよう''ということになった。 平和な街中で殺人鬼が暴れ回ると迷惑なので、実験対象は戦場に送り込まれた。 戦場で兵士が人を殺すことは当たり前なので戦場でも忌避する行為――''戦車に対しての肉薄戦闘をさせてみよう''ということになった。 このいわば『殺人思考』は、誤解のないように詳細に説明するとただのマインドコントロールとは違う。 ''脳ミソに直接外科手術や薬物投与などで関与し、''『殺人を行う』という思考を励起させ、全うさせるのである。 そのため被験者は『殺人しろ』という脳からの単純命令に対し、あとは自分の経験や知識を総動員させて『どうやったら殺せるか』を考えなければいけない。 被験者は――901ATT隊員は決して痛みや恐怖や苦痛を覚えないわけではない。''むしろ明確に感じているのに、それを&font(#808080){無視}してでも&font(#ff0000){殺人思考}を全うするのである。'' この殺人思考はスイッチのON・OFFが出来なければ物騒極まりないため、外付けのスイッチが作られた。 それが例の蒼いランタンである。 このランタンの発信する信号によって、脳に埋め込まれた装置が起動し施術された殺人思考のスイッチがONになるのである。 ……ところで、この実験を行ったカウプランはその実験結果を見ることなく失踪した。 そもそも軍には「実験」ということは伏せたまま「安価な運用方法特化兵士」として卸したため、まともなデータ取りができなかった。 そもそも脳神経のデータ取りをするには現地、つまり戦場で戦死した該当兵士の頭を速やかに切り開く必要もあるので、劇中では(このために)無線通信を実用化することも考案されていたが、それ以前の問題。 つまり''実験は成功も失敗もへったくれもなく破綻していた。'' 後に残ったのは、本来やりたくもない殺人行為を自分の心身をズタボロにさせてまで全うさせられた、国の保証も受けられない国際法違反の兵隊たちである。 #center(){''大事な清書の前に万年筆がちゃんと使えるかどうか試した''} #center(){''その試し書きに使われた粗末なメモ用紙''} #center(){''それが901ATTよ''} } #center(){ブルースチールのランタンを提げた歩兵と遭ったら味方と思うな} #center(){だが決して敵には回すな} #center(){そのランタンは持ち主の魂をくべる炉} #center(){奴らは――} #center(){奴らは&font(#0000ff){蒼い鬼火}と共にやって来る――} 追記・修正はランタンに点灯してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,37) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - けどな……けどな……お前ほど、殺しちゃいねぇよ……ッ! -- 名無しさん (2013-06-07 23:40:39) - あの高枝切りハサミみたいな武器の怖さは異常 -- 名無しさん (2013-06-10 22:46:16) - そりゃ戦車の装甲切れるからな -- 名無しさん (2013-06-10 23:22:00) - そりゃいきなり上半身無くなった死体見て、ハッチ開けたら血まみれのハサミ持った大男なんていたら『あー』としか言えんよな -- 名無しさん (2013-06-10 23:25:16) - やっぱりこいつらの戦い方って上手いこと喧伝すりゃ『英雄』に映るんだな -- 名無しさん (2013-06-28 21:12:45) - ドアノッカーって伍長が持ってるから拳銃サイズに見えるが、普通の人なら持つのも大変そうなくらいデカいのな -- 名無しさん (2013-07-02 18:17:19) - 一回だけ表紙で描かれた大型ライフル(機関銃? 帝国的には疑問符がつくが)が凄く強そうで、以降こいつが愛銃になんのかなーとか思ったらそんなことはなく… -- 名無しさん (2013-08-18 06:53:36) - 901の少尉って、カウプランの擬似人格なんじゃね? -- 名無しさん (2014-01-07 09:28:59) - ↑銀シャリのジャックって説もあったな -- 名無しさん (2014-02-21 05:27:17) - 銀シャリて 漫才師か -- 名無しさん (2014-05-17 23:54:25) - 俺もジャックは901の少尉だと思うなぁ。ジャックが「思いつきもしない答え」を得ることに執着していて、少尉が伍長の父親の殺人に対する考察に「とても興味深い」って返してたり、「戦争をとめることは出来なかった」って言うジャックの言葉に対してビロゥズに「歴史を語るな」と言われた=「ジャックの加入は戦争が終わってから」と考えられるとかって点から考えて -- 名無しさん (2014-05-17 23:55:28) - 今の伍長はほんと誰にも見せれんな。装甲車を人の形した化け物が虐殺してるなんて怖すぎる構図だぞ -- 名無しさん (2014-06-28 20:52:32) - ちなみに銃にライフリングがないのも理由がある。 -- 名無しさん (2014-10-26 10:35:35) - 話が進むごとにロクでもない装備が増えていくな…… -- 名無しさん (2015-05-03 13:25:11) - 上で書かれている、表紙に載ってた大型ライフルだがまさか拾われるとは -- 名無しさん (2015-09-06 23:09:43) - 対戦車ライフルが遂に登場したけどヒデェ欠陥有るんだろうなぁ… -- 名無しさん (2015-09-07 00:19:38) - 根拠ないけどやっぱ撃った時の反動かなー…そもそも帝国じゃ複数人で扱う大型の銃はNG。あの対戦車ライフルも下手したら個人の装備の可能性がある。あんな馬鹿でかいモン一人で撃ったら… -- 名無しさん (2015-09-07 19:00:26) - 元ネタであろうツヴァイシュス・ゲーベルことマウザーM1918は反動で骨折などするので「二発しかうてない銃」という意味。 -- 名無しさん (2015-09-17 20:08:34) - 途中送信してしまった。つまり元ネタのツヴァイシュス(二発)に対してアインシュス(一発)ということは…うん -- 名無しさん (2015-09-17 20:10:24) - 対戦車ライフル 予想したとおり酷い欠陥持ちだったな… -- 名無しさん (2015-10-14 19:34:25) - 50オーバーねぇ…。銃身を交換式にするとか色々、やり方はあるだろうに…。 -- 名無しさん (2015-10-14 20:40:49) - ムカデ砲でも無いのにバレルを細めていくとか完全に趣味以下の興味の仕事じゃないか! -- 名無しさん (2015-10-14 21:05:34) - ↑ゲルリッヒ砲でググれ -- 名無しさん (2015-10-16 01:19:19) - 戦車道が女子の嗜みなら対戦車道は男子の必須科目 -- 名無しさん (2016-01-04 23:11:10) - つーかさ。戦闘では一切バックアップなし、かつ伍長一人でこれだけの事が出来るんだよな。マジで化物部隊だろ -- 名無しさん (2016-01-13 23:27:47) - ↑(JACKが"少尉")って言ってる人。そうだとするとJACKがハンスに優しかったのも納得できるね -- 名無しさん (2016-01-21 21:19:13) - 伍長は今までずっとランタン使ってきただけあって殺人思考も高度になってる感があるから・・・経験積む前に轢殺されるのが大体のオチなんじゃないかな -- 名無しさん (2016-03-05 11:29:00) - 伍長は明らかにこの部隊の中でも異常なレベルの戦闘能力と生存能力だからなぁ。身体能力に恵まれていたのと医者の息子で人の生死を日常的に見てきていたからって理由がそれなとなく作中で触れられていたが -- 名無しさん (2016-09-26 19:08:14) - 対戦車ライフルでもすぐに陳腐化したのに拳銃って・・・・ -- 名無しさん (2017-01-14 22:31:57) - ミュゼのセリフから伍長以外にも4人の隊員が何らかの形でカウプランに戻ってきている。生死不明だけど。 -- 名無しさん (2018-08-02 15:58:28) - 帝国のスタンスとしては、英雄=貴族であって、そこらの歩兵が多大なる戦火をあげても、近くにいた貴族がよく指揮をとったおかげ。とか評価されるし、いくら頑張っても”英雄”にはなれないさ 梱包爆薬やらで接近すれば必ず殺れる武器が調達されてないあたり、実験のために徹底した武器の制限あるんだろうなあ -- 名無しさん (2020-09-09 14:59:18) - 悪い言い方をすれば実情は兵士ですらなく、とっくに破綻した実験の資料でしかない。カウプランとしては数ある計画の中の一つ。しかもその第一段階のデータ取りの為だけの存在。ミュゼみたいに今更データ解析をやりたがる奇特な人間がいなければ治療もされず、肥大化する殺人思考に飲み込まれる日を待つだけ。救いが無さ過ぎる… -- 名無しさん (2021-05-18 22:45:22) - バトルフィールド5だと対戦車戦で歩兵が距離詰めてダイナマイトくっつけたり先に爆薬つけた棒で突撃したりしてるから901気分が味わえる -- 名無しさん (2021-05-18 22:54:46) - 3話読み返したらコルトゥ博士がドア・ノッカーの考察してるところの「絶対零距離射撃」ってコマに大百足使った残骸の腕があって怖い -- 名無しさん (2021-08-19 23:08:34) - やはりもう一人の「少尉」がJACKなのかねぇ・・・90に愛着がある詩人みたいな男だし -- 名無しさん (2021-10-20 08:35:42) - 戦車一台壊すのに何人死ぬんだこれ?キルレシオどれぐらいなんだろう? -- 名無しさん (2021-11-22 23:57:05) #comment #areaedit(end) }

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