めだかボックスジュブナイル

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&font(#6495ED){登録日}:2013/06/04 Sun 20:39:?? &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「人と人が出会えば----関われば、そこに物語が生まれる。  中学時代の私たちは、そんなバッドエンドしか作れなかったけれど、バッドエンドであろうと子供っぽいジュブナイルであろうと、あれが物語だったことには違いはない」 アニメ版『[[めだかボックス]]』及び『めだかボックスアブノーマル』のDVD・BDの初回生産特典の連作ドラマCD。 2013年10月4日に小説版が発売された。 [ストーリー] アニメ化された範囲から、遥かに先の聖夜祭の数日後の放課後の教室、 [[黒神めだか]]が、これまたアニメには登場しない虎居砕に対し、箱舟中学時代の思い出を語ると言うアニメが初見の層を置いてけぼりにした内容である。 &bold(){箱舟中学の回想} 破壊臣の改心から数日後の昼休み。 [[人吉善吉]]から「破壊臣の上司の生徒会長が呼んでいる」ことを伝えられた黒神めだかは「部下を丸め込んだ意趣返しをしたいのだな」と判断し、 戦う気満々で生徒会室に向かった。 しかし、生徒会室で待っていた男は、めだかが予想もしなかった要求を突きつけるのだった。 [登場人物] &bold(){主要登場人物} ・黒神めだか 本作の主人公。 箱舟中学の思い出を誰かに語るつもりは一切なかったが、虎居に請われ語り始めた。 当時のことを懐かしく思うと同時に、『十三組の十三人』や『マイナス十三組』、『悪平等』、そして人吉善吉など様々な人物と関わり、戦ってきたことで、 今となって理解できるようになったことも多く、当時の自分を悔いてもいる。 箱舟中学時代は生徒会の会計職についていた。 千怒憖との邂逅によって球磨川と向き合うことを決め、なし崩しではなく自分の意志で会計職に就くことを----球磨川の下で、彼と戦っていく決意をした。 しかし、箱舟中学での戦いでは千怒の教えを守ることが出来ず、負い目を感じており、箱庭学園での球磨川との再会の結末が彼女に伝わっていて欲しいと願っている。 ・虎居砕 眼鏡をかけた少女。 これから善吉を支えていくこととなるらしく、餞別代わりにめだかの話を聞くことを許された。 年の離れた姉と兄がいるらしい。 &bold(){めだかの回想内の登場人物} ・人吉善吉 めだかの幼馴染の少年。 当時は声変わりする前で女の子のような声だったらしい。 めだかと球磨川に接点を持たせてしまったことを悔い、独自に行動を始め、まず阿久根に詰め寄った。 めだかは、その様子を実際には見ていなかったため、二人の会話は終始和やかな感じで再現された。 ・[[阿久根高貴]] 箱舟中学生徒会の庶務職。 数日前まで『破壊臣』と恐れられていた男。 彼の改心が、この物語が始まったきっかけである。 改心の数日後には、本編と変わらない性格となっており、その変わり身の早さはめだかに呆れられていた。 善吉は球磨川の情報を得るために阿久根に詰め寄ったが、彼は自分に破壊活動を命じていた上司である球磨川について何一つ理解していなかった。 『破壊臣』時代から女生徒からの人気は高かったが、改心し丸くなったことで一気にモテだしたそうだ。 ・[[球磨川禊]] 箱舟中学の生徒会長。彼が掲げる生徒会執行部のモットーは「笑顔の足りないより良い学園を目指す」というもの。 『負完全』などと称される不気味な男。 彼の抱える闇が最も濃く深かった時期が、この中学時代である。 言葉の意味は通じるが何を言っているのかわからないような独特の喋り方をする。 『僕は悪くない』と言う言葉を口癖のように多用する。 めだかは、その言葉から『僕は認めない----僕は全てを認めない』と言うニュアンスを感じ取った。 めだかが初対面の彼に感じた----感じなかった第一印象は『第一印象が存在しない』と言う、かつて梟博士という人物に出会った時のものと同じだった。 戦う気満々だった、めだかを生徒会の会計職に勧誘することで彼女の出鼻を挫き、 煙に巻くような言動で有耶無耶のままになし崩し的に彼女に会計職に就くことを認めさせた。 めだかは彼を不気味に感じはしたが、彼と自分が手を組めば「二つの内のどちらかを選ばざる負えない状況でも、その両方を救うことができるのではないか」と予感し、 会計職に就くことを受け入れた。 しかし、その予感が現実のものとなったのは、これより3年ほど後のことである。 めだかは千怒と会話したことで、箱舟中学に通う生徒の大多数、否、真黒と副会長を除いて、自分を含めた全生徒が球磨川によって、 「強さも弱さも----良いも悪いもごちゃ混ぜにされ終わらされている」ことに気付くのだった。 ・[[副会長>安心院なじみ(めだかボックス)]] 箱舟中学生徒会執行部の副会長。 球磨川曰く、生徒会の実権を握っているのは彼女らしい。 めだかの記憶から彼女に関する諸々は『なかったこと』になっており、球磨川が一度呟いた『安心院さん』という愛称しか覚えていない。 ・[[黒神真黒]] 箱舟中学生徒会執行部の書記職。 副会長と共に球磨川を操っており、この頃は[[不知火半纏]]なる人物よりも副会長に近い位置にいたらしい。 球磨川や、後に知り合う[[王土>都城王土]]など危険な人物と親しみ支え利用することが多く、 めだかは彼がシスコンであることを除いても、恐ろしく近寄り難いもの感じている。 善吉によって兄が生徒会執行部の一員であることを知った、めだかに襲撃され、球磨川について知っていることを----何もわからないということを教えた。 ・千怒憖 箱舟中学生徒会の元会計職。 めだかは、阿久根によって彼女のことを知り、前任者の話を聞こうと彼女の元を訪ねた。 これまでに、めだかが出会った誰にも似ていないタイプの人間。無理矢理に比較するなら鍋島猫美が一番似ている。 元女子バスケットボール部員。 バスケットボール部の面々は、生徒会執行部に入った千怒を取り戻そうと球磨川禊に勝負を挑み、 彼との勝者なき戦いによって心が折られ、退部しないままバスケを辞めていき、彼女一人が残された。 そして彼女は仲間が何時でも戻ってこられるように、女子バスケットボール部を守り続けるために会計職を辞したのだった。 めだかに対して『編成ゲーム』で勝利し、球磨川に対して真に勝利したいのならば「プラスでマイナスを押し潰すような勝ち方では何の意味もない」、 「彼に勝ちたいのなら、一度彼に負ける必要がある」ことを教えた。 結局、箱舟中学で女子バスケットボール部が復活することはなかったが、進学した先の高校のバスケットボール部で活躍しており、 めだかは彼女の存在から「たとえ物語がバッドエンドで終わっても人生はバッドエンドではない」ということを学んだのであった。 なお、進学後の千怒の情報をめだかに教えたのは球磨川であり、めだかは彼女と再会していない。 [舞台] ・箱舟中学 めだかや善吉たちが通っていた中学校。 『箱庭学園』と違い[[フラスコ計画>フラスコ計画(めだかボックス)]]などの闇は抱えておらず、異常者選抜も行っていない普通の学校である。 エスカレーター式と言うわけではないが、経営母体は同じため箱庭学園に進学する生徒は多い。 学校運営は教師主導のため、箱庭学園と比べ生徒会執行部の権力は低いが、その分自由度は高いようだ。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 小説で読んだがかなり面白かった。締め方が上手いし、新キャラも良かった。それにしても真黒さんは小説版でどんどん底知れない存在になっていく… -- 名無しさん (2014-07-07 11:28:11) - 『また勝てなかった』の言われた側の気持ちを描写してたところが印象に残った。爽快感としての台詞じゃなく、理不尽さを感じさせる台詞として描かれてたっていう -- 名無しさん (2015-02-05 06:46:44) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2013/06/04 Sun 20:39:?? &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「人と人が出会えば----関われば、そこに物語が生まれる。  中学時代の私たちは、そんなバッドエンドしか作れなかったけれど、バッドエンドであろうと子供っぽいジュブナイルであろうと、あれが物語だったことには違いはない」 アニメ版『[[めだかボックス]]』及び『めだかボックスアブノーマル』のDVD・BDの初回生産特典の連作ドラマCD。 2013年10月4日に小説版が発売された。 [ストーリー] アニメ化された範囲から、遥かに先の聖夜祭の数日後の放課後の教室、 [[黒神めだか]]が、これまたアニメには登場しない虎居砕に対し、箱舟中学時代の思い出を語ると言うアニメが初見の層を置いてけぼりにした内容である。 &bold(){箱舟中学の回想} 破壊臣の改心から数日後の昼休み。 [[人吉善吉]]から「破壊臣の上司の生徒会長が呼んでいる」ことを伝えられた黒神めだかは「部下を丸め込んだ意趣返しをしたいのだな」と判断し、 戦う気満々で生徒会室に向かった。 しかし、生徒会室で待っていた男は、めだかが予想もしなかった要求を突きつけるのだった。 [登場人物] &bold(){主要登場人物} ・黒神めだか 本作の主人公。 箱舟中学の思い出を誰かに語るつもりは一切なかったが、虎居に請われ語り始めた。 当時のことを懐かしく思うと同時に、『十三組の十三人』や『マイナス十三組』、『悪平等』、そして人吉善吉など様々な人物と関わり、戦ってきたことで、 今となって理解できるようになったことも多く、当時の自分を悔いてもいる。 箱舟中学時代は生徒会の会計職についていた。 千怒憖との邂逅によって球磨川と向き合うことを決め、なし崩しではなく自分の意志で会計職に就くことを----球磨川の下で、彼と戦っていく決意をした。 しかし、箱舟中学での戦いでは千怒の教えを守ることが出来ず、負い目を感じており、箱庭学園での球磨川との再会の結末が彼女に伝わっていて欲しいと願っている。 ・虎居砕 眼鏡をかけた少女。 これから善吉を支えていくこととなるらしく、餞別代わりにめだかの話を聞くことを許された。 年の離れた姉と兄がいるらしい。 &bold(){めだかの回想内の登場人物} ・人吉善吉 めだかの幼馴染の少年。 当時は声変わりする前で女の子のような声だったらしい。 めだかと球磨川に接点を持たせてしまったことを悔い、独自に行動を始め、まず阿久根に詰め寄った。 めだかは、その様子を実際には見ていなかったため、二人の会話は終始和やかな感じで再現された。 ・[[阿久根高貴]] 箱舟中学生徒会の庶務職。 数日前まで『破壊臣』と恐れられていた男。 彼の改心が、この物語が始まったきっかけである。 改心の数日後には、本編と変わらない性格となっており、その変わり身の早さはめだかに呆れられていた。 善吉は球磨川の情報を得るために阿久根に詰め寄ったが、彼は自分に破壊活動を命じていた上司である球磨川について何一つ理解していなかった。 『破壊臣』時代から女生徒からの人気は高かったが、改心し丸くなったことで一気にモテだしたそうだ。 ・[[球磨川禊]] 箱舟中学の生徒会長。彼が掲げる生徒会執行部のモットーは「笑顔の足りないより良い学園を目指す」というもの。 『負完全』などと称される不気味な男。 彼の抱える闇が最も濃く深かった時期が、この中学時代である。 言葉の意味は通じるが何を言っているのかわからないような独特の喋り方をする。 『僕は悪くない』と言う言葉を口癖のように多用する。 めだかは、その言葉から『僕は認めない----僕は全てを認めない』と言うニュアンスを感じ取った。 めだかが初対面の彼に感じた----感じなかった第一印象は『第一印象が存在しない』と言う、かつて梟博士という人物に出会った時のものと同じだった。 戦う気満々だった、めだかを生徒会の会計職に勧誘することで彼女の出鼻を挫き、 煙に巻くような言動で有耶無耶のままになし崩し的に彼女に会計職に就くことを認めさせた。 めだかは彼を不気味に感じはしたが、彼と自分が手を組めば「二つの内のどちらかを選ばざるを得ない状況でも、その両方を救うことができるのではないか」と予感し、 会計職に就くことを受け入れた。 しかし、その予感が現実のものとなったのは、これより3年ほど後のことである。 めだかは千怒と会話したことで、箱舟中学に通う生徒の大多数、否、真黒と副会長を除いて、自分を含めた全生徒が球磨川によって、 「強さも弱さも----良いも悪いもごちゃ混ぜにされ終わらされている」ことに気付くのだった。 ・[[副会長>安心院なじみ(めだかボックス)]] 箱舟中学生徒会執行部の副会長。 球磨川曰く、生徒会の実権を握っているのは彼女らしい。 めだかの記憶から彼女に関する諸々は『なかったこと』になっており、球磨川が一度呟いた『安心院さん』という愛称しか覚えていない。 ・[[黒神真黒]] 箱舟中学生徒会執行部の書記職。 副会長と共に球磨川を操っており、この頃は[[不知火半纏]]なる人物よりも副会長に近い位置にいたらしい。 球磨川や、後に知り合う[[王土>都城王土]]など危険な人物と親しみ支え利用することが多く、 めだかは彼がシスコンであることを除いても、恐ろしく近寄り難いもの感じている。 善吉によって兄が生徒会執行部の一員であることを知った、めだかに襲撃され、球磨川について知っていることを----何もわからないということを教えた。 ・千怒憖 箱舟中学生徒会の元会計職。 めだかは、阿久根によって彼女のことを知り、前任者の話を聞こうと彼女の元を訪ねた。 これまでに、めだかが出会った誰にも似ていないタイプの人間。無理矢理に比較するなら鍋島猫美が一番似ている。 元女子バスケットボール部員。 バスケットボール部の面々は、生徒会執行部に入った千怒を取り戻そうと球磨川禊に勝負を挑み、 彼との勝者なき戦いによって心が折られ、退部しないままバスケを辞めていき、彼女一人が残された。 そして彼女は仲間が何時でも戻ってこられるように、女子バスケットボール部を守り続けるために会計職を辞したのだった。 めだかに対して『編成ゲーム』で勝利し、球磨川に対して真に勝利したいのならば「プラスでマイナスを押し潰すような勝ち方では何の意味もない」、 「彼に勝ちたいのなら、一度彼に負ける必要がある」ことを教えた。 結局、箱舟中学で女子バスケットボール部が復活することはなかったが、進学した先の高校のバスケットボール部で活躍しており、 めだかは彼女の存在から「たとえ物語がバッドエンドで終わっても人生はバッドエンドではない」ということを学んだのであった。 なお、進学後の千怒の情報をめだかに教えたのは球磨川であり、めだかは彼女と再会していない。 [舞台] ・箱舟中学 めだかや善吉たちが通っていた中学校。 『箱庭学園』と違い[[フラスコ計画>フラスコ計画(めだかボックス)]]などの闇は抱えておらず、異常者選抜も行っていない普通の学校である。 エスカレーター式と言うわけではないが、経営母体は同じため箱庭学園に進学する生徒は多い。 学校運営は教師主導のため、箱庭学園と比べ生徒会執行部の権力は低いが、その分自由度は高いようだ。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 小説で読んだがかなり面白かった。締め方が上手いし、新キャラも良かった。それにしても真黒さんは小説版でどんどん底知れない存在になっていく… -- 名無しさん (2014-07-07 11:28:11) - 『また勝てなかった』の言われた側の気持ちを描写してたところが印象に残った。爽快感としての台詞じゃなく、理不尽さを感じさせる台詞として描かれてたっていう -- 名無しさん (2015-02-05 06:46:44) #comment #areaedit(end) }

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