マットアロー1号

「マットアロー1号」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

マットアロー1号」(2023/05/03 (水) 00:03:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/09/22 Thu 10:36:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#ff0000){マットアロー1号}とは、円谷プロ製作の特撮TVドラマ『帰ってきたウルトラマン』及びその関連作に登場する戦闘機である。 *諸元 全長:15m 全幅:14m 重量:15t 最高速度:マッハ5 乗員:2~3名 *概要 [[怪獣攻撃隊 MAT]]の主力ジェット戦闘攻撃機。 殆ど使用されなかったが、機首が&font(#ffdc00){黄色い}隊長機やコクピットに観測機器を追加した3人乗りの機体も存在する。 前組織[[ウルトラ警備隊>ウルトラ警備隊(TV版)]]の[[ウルトラホーク1号]]のように宇宙飛行能力はないが、翼端が下がった後退翼と自動車のテールスタビライザーのような形状が特徴的な双尾翼水平安定板式の尾翼などの最新鋭の技術によって高い機動性は勿論のこと、MAT基地の発進ゲートや谷間のような狭所でも安定した飛行が可能となっている。 片翼を失ってもどうにか帰還出来たりするあたりその安定性は相当なものである。 また、どんな場所にも離着陸出来るように垂直ブースターによるVTOL機能も完備。 耐水性の装甲はかつて[[科学特捜隊]]の主力として活躍した[[ジェットビートル]]と同様に特殊耐熱軽合金が使用されていて、小改造によって宇宙往還機として運用出来ることが開発時のシミュレーションで判明していた。 このデータを基に開発されたのが後述のスペースアローである。 ちなみに岸田隊員によればマットアローの風防はアクリル系のプラスチックで出来ているらしい。 色合いも運用法も似ているし、ひょっとしたらジェットビートルの後継機なのかもしれない。 固定武装に主翼に内蔵されたバルカン砲と機首のピトー管や機首下部から発射されるレーザー砲、底部に装備されたミサイルがある。 通常の戦闘機として見れば高い攻撃力を持つが怪獣に対しては火力不足が否めず、13話からは主翼下に4連装ロケット弾ポッドを装備するようになった。 この他にも3連装タイプのロケット弾ポッドや電波誘導ミサイル、MN爆弾、麻酔弾、MS小型ミサイル、火炎放射器、ナパーム弾など状況に応じて装備を換装出来る。 これらの武装と最新鋭の火器管制システムによってアロー1号は通常のジェット戦闘機10機分の戦闘能力を獲得しているとのこと。 機首には高性能レーダーを搭載していて探査能力にも優れ、猛スピードでの飛行中に墜落しても場合によっては打撲などの軽傷で済んだりと安全性にも最大限の配慮が成されている。 そして、この機体にはそれまでの戦闘機には無い、「水中を通過出来る」という面白い機能が備わっている。 決して潜水艦のように運用出来る訳ではないが、水中では左右のエアインテークが水流ジェットとし、短時間なら水中を進むことが出来るのだ。 この機能は何らかの理由で地上の発進口が使用不能になった場合の出撃及び帰還を想定したものだが、劇中では「&font(#ff0000){メシエ星雲人のビームで起きた火災を水中に飛び込んで消火する}」という応用的な使い方を披露した。 海底に基地を持つMATならではの機能と言えるだろう。 なお、この機能を発展させたものが[[超獣攻撃隊 TAC]]のタックスペースにも搭載されている。 劇中ではMATは地上戦が得意であったこともあって前作に登場した[[ウルトラホーク>ウルトラホーク1号]]程目立った活躍はなかったものの、[[ドラキュラス>ドラキュラス(ウルトラ怪獣)]]やブラック星人、ミステラー星人(悪)などの宇宙船を撃墜し、[[ウルトラマンジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]の援護で度々活躍した。 *関連機 **スペースアロー 全長:15m 重量:18t 乗員:1名 アロー1号の改造機。主に宇宙ステーションとの連絡に使用される。 29話が唯一の出番だが、38話でも台詞にのみ登場、ナックル星人の妨害電波により発進出来なかった。 戦闘シーンが一切無かった為に武装の有無は不明だが、ナックル星の宇宙船団に襲われる宇宙ステーションの救援に向かおうとしていたところを見るにどうやら搭載しているようだ。 **GUYSアローMA1型 『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』に登場する[[CREW GUYS]]に多数配備されているマットアロー1号の発展型。 僅か数カットの出番しかない。 GUYS JAPANに多数配備されていたが、[[エンペラ星人]]の襲撃によって発進することすらなく全滅した。 外見はアロー1号と殆ど変わらないが、性能の差異や武装は不明。 *余談 ・初期の頃は生産台数が少なかったのか、アロー2号やマットジャイロと編隊を組んでいたのだが、中盤には十分な数が揃ったのか1号だけで編隊を組むことが多くなった。&br()だがその分2号だけ出番がパッタリと無くなってしまった為、2号は退役に追い込まれたという噂があるが真相の程は定かではない。&br()2号だけの長所も一応あるのだが… ・2022年の全ウルトラマン大投票ではウルトラメカ部門第10位にランクイン。   追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - プラモの完成度はかなり残念と聞く。 -- 名無しさん (2014-02-25 11:50:20) - 伊吹隊長が使えば相当なものだと思う。劇中それらしきシーンはなかったが。 -- ??隊員 (2014-08-07 19:11:42) - GUYSアローは帰マン当時のMATアローのプロップを所持してる人に借りて複製したものだそうな -- 名無しさん (2016-01-21 09:45:45) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/09/22 Thu 10:36:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#ff0000){マットアロー1号}とは、円谷プロ製作の特撮TVドラマ『[[帰ってきたウルトラマン>帰ってきたウルトラマン(作品)]]』及びその関連作に登場する戦闘機である。 *諸元 全長:15m 全幅:14m 重量:15t 最高速度:マッハ5 乗員:2~3名 *概要 [[怪獣攻撃隊 MAT]]の主力ジェット戦闘攻撃機。 殆ど使用されなかったが、機首が&font(#ffdc00){黄色い}隊長機やコクピットに観測機器を追加した3人乗りの機体も存在する。 前組織[[ウルトラ警備隊>ウルトラ警備隊(TV版)]]の[[ウルトラホーク1号]]のように宇宙飛行能力はないが、翼端が下がった後退翼と自動車のテールスタビライザーのような形状が特徴的な双尾翼水平安定板式の尾翼などの最新鋭の技術によって高い機動性は勿論のこと、MAT基地の発進ゲートや谷間のような狭所でも安定した飛行が可能となっている。 片翼を失ってもどうにか帰還出来たりするあたりその安定性は相当なものである。 また、どんな場所にも離着陸出来るように垂直ブースターによるVTOL機能も完備。 耐水性の装甲はかつて[[科学特捜隊]]の主力として活躍した[[ジェットビートル]]と同様に特殊耐熱軽合金が使用されていて、小改造によって宇宙往還機として運用出来ることが開発時のシミュレーションで判明していた。 このデータを基に開発されたのが後述のスペースアローである。 ちなみに岸田隊員によればマットアローの風防はアクリル系のプラスチックで出来ているらしい。 色合いも運用法も似ているし、ひょっとしたらジェットビートルの後継機なのかもしれない。 固定武装に主翼に内蔵されたバルカン砲と機首のピトー管や機首下部から発射されるレーザー砲、底部に装備されたミサイルがある。 通常の戦闘機として見れば高い攻撃力を持つが怪獣に対しては火力不足が否めず、13話からは主翼下に4連装ロケット弾ポッドを装備するようになった。 この他にも3連装タイプのロケット弾ポッドや電波誘導ミサイル、MN爆弾、麻酔弾、MS小型ミサイル、火炎放射器、ナパーム弾など状況に応じて装備を換装出来る。 これらの武装と最新鋭の火器管制システムによってアロー1号は通常のジェット戦闘機10機分の戦闘能力を獲得しているとのこと。 機首には高性能レーダーを搭載していて探査能力にも優れ、猛スピードでの飛行中に墜落しても場合によっては打撲などの軽傷で済んだりと安全性にも最大限の配慮が成されている。 そして、この機体にはそれまでの戦闘機には無い、「水中を通過出来る」という面白い機能が備わっている。 決して潜水艦のように運用出来る訳ではないが、水中では左右のエアインテークが水流ジェットとし、短時間なら水中を進むことが出来るのだ。 この機能は何らかの理由で地上の発進口が使用不能になった場合の出撃及び帰還を想定したものだが、劇中では「&font(#ff0000){メシエ星雲人のビームで起きた火災を水中に飛び込んで消火する}」という応用的な使い方を披露した。 海底に基地を持つMATならではの機能と言えるだろう。 なお、この機能を発展させたものが[[超獣攻撃隊 TAC]]のタックスペースにも搭載されている。 劇中ではMATは地上戦が得意であったこともあって前作に登場した[[ウルトラホーク>ウルトラホーク1号]]程目立った活躍はなかったものの、[[ドラキュラス>ドラキュラス(ウルトラ怪獣)]]やブラック星人、ミステラー星人(悪)などの宇宙船を撃墜し、[[ウルトラマンジャック>帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)]]の援護で度々活躍した。 *関連機 **スペースアロー 全長:15m 重量:18t 乗員:1名 アロー1号の改造機。主に宇宙ステーションとの連絡に使用される。 29話が唯一の出番だが、38話でも台詞にのみ登場、ナックル星人の妨害電波により発進出来なかった。 戦闘シーンが一切無かった為に武装の有無は不明だが、ナックル星の宇宙船団に襲われる宇宙ステーションの救援に向かおうとしていたところを見るにどうやら搭載しているようだ。 **GUYSアローMA1型 『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』に登場する[[CREW GUYS]]に多数配備されているマットアロー1号の発展型。 僅か数カットの出番しかない。 GUYS JAPANに多数配備されていたが、[[エンペラ星人]]の襲撃によって発進することすらなく全滅した。 外見はアロー1号と殆ど変わらないが、性能の差異や武装は不明。 *余談 ・初期の頃は生産台数が少なかったのか、アロー2号やマットジャイロと編隊を組んでいたのだが、中盤には十分な数が揃ったのか1号だけで編隊を組むことが多くなった。&br()だがその分2号だけ出番がパッタリと無くなってしまった為、2号は退役に追い込まれたという噂があるが真相の程は定かではない。&br()2号だけの長所も一応あるのだが… ・2022年の全ウルトラマン大投票ではウルトラメカ部門第10位にランクイン。   追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - プラモの完成度はかなり残念と聞く。 -- 名無しさん (2014-02-25 11:50:20) - 伊吹隊長が使えば相当なものだと思う。劇中それらしきシーンはなかったが。 -- ??隊員 (2014-08-07 19:11:42) - GUYSアローは帰マン当時のMATアローのプロップを所持してる人に借りて複製したものだそうな -- 名無しさん (2016-01-21 09:45:45) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: