パチプロ風雲録

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&font(#6495ED){登録日}:2010/05/25(火) 02:22:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 1 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『パチプロ風雲録』}とは、アイレム(アイレムソフトウェアエンジニアリング )から発売されている、業務提携を結んでいるパチンコメーカー三洋物産(SANYO)の『海物語』シリーズを中心に収録されているパチンコシミュレーション『パチパラ(旧名:三洋パチンコパラダイス)』シリーズの、特に[[PS2>PlayStation2]]時代に実装されていた&b(){おまけゲーム}。 ……というか、&b(){明らかに本編}。 ジャンルは、公式曰く&b(){ギャンブラーRPG}。 男女の主人公から一人を選択し、パチプロとしてライバルたちと戦い、シナリオを進めるのが基本的な流れ。 笑いあり涙あり人情ありのハートフルなストーリーが展開する王道展開。 自由に散策できる町のマップもなかなかに広大であり、もはやおまけとは思えないクオリティを誇り、もはやパチパラシリーズに無くてはならない要素となっている。   追記修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) 嘘は言っていない。 しかしそこは、特に『[[絶体絶命都市]]』シリーズの主要スタッフにより作られたアイレムゲー。 ただのおまけゲームでは終わらなかった。 実を言うとこのゲーム、パチンコすらもおまけ同然。プレイヤーの腹筋を破壊するのが目的なのかと問い質したくなる位の完全なバカゲーなのである。 ……尤も、詳細な説明をすると、実は『パチプロ風雲録』というタイトルの歴史はそこそこに長く『パチプロ風雲録』を冠したタイトルも案外に多い。 そして、その中でも上記の説明が当てはまるのは[[PS2>PlayStation2]]時代の終盤に収録された『パチプロ風雲録4』以降の、特に『パチプロ風雲録5』と『パチプロ風雲録6』&b(){のみ}である。 よって、以下にシリーズの歩みの簡単な解説も加えてはいくが、記事としては主に『5』と『6』に比重を置いたものになることを了承されたし。 また、これはシリーズに共通する要素だが、時代設定としては昭和風味な日本っぽい雰囲気の町を舞台にしている。((……のだが、ゲーム中に出てくるのは“本編”である現役最新機種なので、昔のギャンブル漫画で言えば釘師が調整してそうな台が置いてそうな往年のパチンコ屋でマリンちゃんの声が飛び交うという謎のアンバランスさが展開される。)) 尤も、日本っぽいと言うだけで、通貨がパチンコの『玉』だったり、パチプロが世紀末で言うところの肩パッドをした男たちみたいな扱いだったりと油断できず、パチプロという職種が妙に地位を持ってたりと謎が多い。(一応、白い目で見られたりもしているが。) *【大まかな歴史】 『パチプロ風雲録』が初収録されたのは『パチンコパラダイス8』から。 当初は見下ろし型視点の正にRPG方式で、前時代の初代[[PS>PlayStation]]時代のRPGゲームを彷彿とさせる、3Dでフィールドとディフォルメキャラを作り、会話シーンでイラストが表示されるというパターンのゲームだった。 ここから『パチンコパラダイス10』収録の外伝を1つ挟みつつ『パチンコパラダイス11』収録の『パチプロ風雲録3』までが一連のシリーズ。 後の3Dアドベンチャー化したシリーズに比べると話題になる要素は少なく見えるものの、異様に充実した恋愛要素は初代から、パチンコ必殺技等は『2』から登場しており、完結編となる『3』ではやり過ぎな位のストーリーが展開されたりと、やっぱりカオスな内容であるので、気になる人は是非。 そして、前述のようにシリーズの大きな転機となったのが『パチパラ12』収録の『パチプロ風雲録4』からで、中核スタッフを同じくする、同年発売の自由度の高さが評価された3Dアクションアドベンチャー『[[ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット>ポンコツ浪漫活劇バンピートロット]]』のゲームエンジンを流用した3Dアドベンチャー方式の画面構成となり、キャラクターもリアル頭身化した。 この中核スタッフというのは前述の様に『[[絶体絶命都市]]』シリーズを生み出したのと同じスタッフ達であり、&b(){笑える要素もあるが妙に闇の深いシナリオと明確に善悪では測れない独特の死生観}……といった要素までもが共通している。 『4』の時点では、まだ自由度という意味では然程では無かったのだが、サブタイトルの“銀玉殺人事件”の名の通り、何故か&b(){本編がミステリー}というカオスさ。 ストーリー中で台を打たなければいけないのも一度位で充分という謎のバランスであった。 また、ここから男女から主人公を選べるようになった。 そして、前作を受けて今度は確りとパチンコもストーリーに絡めようとして登場したのが『パチパラ13』収録の『パチプロ風雲録5』で、シリーズ中でも特に自由性、ネタ性、カオス性…etc.が降りきれたタイトルとなっており、ゲーム実況で取り上げられたことから広く知られるようになったという事情もあってか、寧ろ『パチプロ風雲録』=『5』とのみ認識されているような所もある。 実際にゲームとしての評価も高く『パチパラ』シリーズでは例外的に他のアイレム作品と並んで廉価版が発売されているのだが、それにもかかわらず中古市場は高めと実況で有名になったソフトらしい事情も。 続く『パチプロ風雲録6』は『5』からの直接の続編となり、基本的なゲーム性を踏襲しつつ更に演出面の強化が図られた作品となっている。 『5』からは自動車を購入して移動に利用することが可能に。 駐車出来る場所が限られてたりと、ぶっちゃけ電車+自転車orローラースケートの方が効率がいいと思える時もあるがステータスなので。 また、サブイベントをこなす必要があるが自動車ではなくオートバイや[[次元戦闘機>R-TYPE]]、[[トロットビークル>ポンコツ浪漫活劇バンピートロット]]を所有することも可能である。 『4』では目押しだった釣りも、獲物の大きさや特徴により引き寄せるタイミングを測る本格的なものに変更され、更にやり込み要素が増した。 『6』では釣り上げた時にどアップで3Dモデル化された獲物が見られるようになっており、より釣りゲーらしさが増した。 前回も服装のカスタマイズが可能だったが、今回から種類が大幅に増加。 素材は無駄に豊富でアフロやスネオヘアー、グラサンに水着と何でもあり。 本編中でもかなりの種類が登場するが、その上で資金や品揃えの追加といった理由でコンプリートはクリア後のお楽しみとなっている。 シリーズ恒例の恋愛要素も大幅にパワーアップしており、攻略の手順自体は簡単になったものの男女主人公共に&b(){二桁に迫る(『6』では男女共に二桁越え。)}の攻略対象が登場……と、見下ろし視点時代を越える有り様に。 電話番号のゲットまでなら割と簡単なのだが、その後にデートを重ねたり、相手好みの性格にする、パチンコやレースで勝つ……といった条件を経て&b(){同棲するのが最終目標}となる。 同棲後は(風呂のある部屋なら)いつでも一緒に混浴出来たり、いつでもキス出来たり、&b(){部屋を暗くしていけないこと}を挑めたりと&b(){やりたい放題}である。 因みに、メインヒロインや重要なポジションのキャラは本編中では攻略出来ず、クリア後要素になっているのに対して、&b(){それ以外のキャラは本編中でも同棲可能で捨てるのも自由}である。&font(l){手切れ金とか必要な場合もあるが。} 因みに、&b(){男女共に落とせる女}が居たり、&b(){男でしか落とせない男}が居たりと割とカオス。 因みに、&b(){ガチホモは一人しか居ないが、女性に両刀は何人か居り}、上記のお楽しみ要素から濃厚なガチレズ、ガチホモ展開もあり。 ……以上のように、自由度の高さから&b(){『北陸版GTA』}とも称される程の無駄に豊富なパチンコに関係の無い要素の数々が楽しめる。 ……まぁ、実際にモラルに反した行為はパチンコ賭博程度のものなんで「それ程『GTA』か?」と問われるとそんなことはないが、まぁノリで。 そして最大の見所は、開発のアイレム名物のフリーダム且つ狂った選択肢。 一度の選択で10近い長文の選択肢が出てくることも。 ※例 ・高校卒業式の直後、同級生だった人物に向かって『ところで、あなた誰?』『印象に無いなぁ』 ・ぶつかってきた柄の悪い男に向かって『まずい雰囲気なので ネコのマネをする』『地面を舐める』 ・パチンコ勝負を依頼してきた女に向かって『お礼に してくれるなら、勝負をする』「お礼に何をして欲しいの?」→『そのヒールで自分を踏みつけて欲しい』 ・ヒロインの父親が入院し、これからのことを相談している時に『他人事なので耳でもほじる』 ・タンポポを見つけた際『タンポポを眺める』『タンポポを食べる』 そのため選択次第で様々なドラマが展開し、主人公は善人にもクサレ外道にもなれる。 しかも、物語自体は一本道なのでクサレ外道でも話が進んでしまうというやるせなさ。 今回も悪い選択肢を選んだ時の声優さん達の演技が振り切ってるので堪能しよう。 *【主な登場人物】 **■『初代』から -&b(){須藤 真幸} CV:相原優也(『初代』)、山本兼平(『2』~) 共通した世界観のタイトル以外では微妙に設定が違うものの“銀玉の狼”の異名を持つ作中でも最強クラスのパチプロの一人。 『初代』~『3』までと『4』では主人公。(可能なものは名称、性別変更可能) 『5』と『6』ではゲストキャラ。 初代『[[絶体絶命都市]]』の主人公とは同姓同名で『パチンコ風雲録』でも『初代』を除いては『絶体絶命都市』と同じく山本兼平(旧名:ヤマモトヒロフミ)が演じており、サングラス姿のクールなイケメン風と『絶体絶命都市2』以降の基本的なイメージも引き継いでいる。 本編後半のパチンコ勝負から参加メンバーとして登場してくるようになり、クリア後にタイマン勝負を挑むことが可能。 『5』と『6』でのパチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ消費5で必ず大当たりが引ける“銀玉の咆哮”}で、タイマンでのパチンコ対決に勝利することで会得可能である。 **■『5』から -&b(){椎名 銀次(男主人公)} -&b(){村瀬 杏子(女主人公)} CV:川島章吾(男主人公) CV:坂戸こまつな(女主人公) 『5』と『6』の主人公だが、女主人公の村瀬は『4』で女主人公として先に登場している。(上記の『4』の男主人公=須藤とのコンパチなので『5』以降とは同一人物ではない。) 『5』のオープニングにて&b(){就職も進学も決まっていないのに高校卒業してしまったことを嘆いている(しかも、母親にな適当な嘘を吐いて誤魔化していた)}という&b(){笑撃}の登場を果たす。 その直後に&font(l){元}同級生の桜子から唐突にパチンコ勝負の代理を頼まれ、なし崩し的にパチプロ街道を歩む……というのが『5』の大まかなストーリー。 4年後の設定となる『6』では既にパチプロとして知られた存在となっており、八原町を離れていた為にランキングこそ一からやり直さなければならないものの、名前を聞いて驚かれることも増えている。 前述のように『5』からは殆どの会話や行動が選択式になっているため、どのような性格、趣味嗜好の人物なのかというのはプレイヤーに委ねられている。&font(l){} 見た目に関してもカスタマイズが自由なことは前述の通りだが、女主人公の場合は最初の段階でバストサイズも変更可能である。 -&b(){小川 桜子} CV:小林恵美 『5』のメインヒロイン。 主人公とは八原高校で共に三年間を過ごした同期生&font(l){の筈なのだが、プレイヤーの選択肢次第で存在を認識されていなかったことに。} 家は小さい自動車工場で、桜子自身も華奢で細腕ながら父親の跡を継ぐのが夢。 実家兼工場をパチンコ勝負のカタに取られそうになっており、自分達ではパチンコ勝負に勝てそうもないと悩んでいた所で、同じく悩んでいた主人公に気付いて唐突に代理を頼んだことが主人公の、そして桜子の運命を大きく動かしていくことになる。 彼女の境遇は色々と濃ゆいので、詳細を知りたい場合には実際にプレイしてみるか実況プレイでも探してみよう。 メインヒロインだけあってか、選択次第だがゲーム中で最初にキスに挑めるのは桜子だが、正式に恋愛対象として攻略出来るのは本編のクリア後となり、&b(){道程が中々にカオス}である。 また、一見すると黒髪の清楚で大人しい大和撫子風の桜子だが、&b(){鬼畜な性格好きで男女主人公共で攻略可能}と、隠しきれないアブノーマルな性癖が窺える。 『6』でも主人公の旧友&font(l){というか選択肢次第では明らかに元カノと匂わせる存在}として登場。 本編では殆ど出番が無いものの、クリア後は『5』と同様にサブイベントが用意されており、クリアすることで前作同様に同棲まで漕ぎ着けることが可能である。 -&b(){乾} CV:川原慶久 八原町近隣で名前を知られる“ハイエナ”の異名を持つパチプロで、塚内町を根城にしている。 神谷とのパチンコ勝負にて主人公が負けることを見越して停電を起こし勝負を有耶無耶にした張本人で、よく事情が飲み込めていない主人公に一方的に10万玉の貸しを作ると共に、以降も要所で絡むことに。 『5』では何だかんだで主人公の師匠的なポジションであり、実は神谷に次ぐ実力者。 因みに、乾に10万玉を&ruby(・・){返す}ことで&b(){必殺ゲージ3で必ずマリンちゃん(リーチ)を呼び出し50%の確率で大当たりを出す“海の女神”}を会得可能なので、早めに払っておいて損はなかったりする。 本編では後半からパチンコ勝負の参加メンバーとして登場してくるようになり、クリア後にタイマン勝負を挑むことが可能。 自身の使用してくるパチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ4で目押し後に大当たり確定の“皇帝の心眼”}なのだが、乾は&b(){目押しに関係なく大当たりを出してくる}ので、挑む前に出来る限り運を上げておきたい所。 『6』では役割の殆どをリリーに取られてしまい出番が減ってしまっているものの、神谷に代わる作中最強のパチプロとなっている。 女主人公ならば本編クリア後に恋愛攻略対象と出来る。 -&b(){リリー松嶋} CV:立野香菜子 神谷のアシスタントを務める、紅いスーツとサングラスで着飾った妖艶な金髪の美女。 ストーリー中では神谷のアシスタントとしてのみ登場し、主人公に期待や忠告を投げかけていくだけの役目だが、実は彼女自身も“紅の戦慄”の異名を持つ女性では最強のパチプロでクリア後にタイマン可能。&font(l){実は『5』ではストーリーにもガッチリ絡んでいるがネタバレ回避。} 『6』では『5』を経て主人公の後見人的立場に収まったらしく、様々な助言をくれたりバックアップもしてくれるので乾の存在意義が減った。 男女主人公共に攻略可能だが、パチンコ勝負に勝った上にレースにも勝たなければならない。 また、選択肢次第では&b(){“ご褒美”}を受けることも可能である。 必殺技は『5』が&b(){必殺ゲージ4で風車に規定回数玉を当てることで大当たりを引き当てる“運命の歯車”}で、 『6』が上述にも挙げた&b(){“海の女神”}であるが、リリーも主人公の運が低いと確率を無視するかのように大当たりを出してくるので必殺技の回転率が早い『6』の方が強敵となっている。 -&b(){吉川 宏/宏美} CV:大橋佳野人(宏)、秋田まどか(宏美) 桜子と同じく主人公の元同級生で(見下した意味での)自称親友。 主人公の性別に応じて吉川の性別も変わるのだが、宏も宏美もデブでウザくて不細工なのは共通している。 何故か地元で一番の有力企業“長谷部商事”に就職出来てしまっており、偶然から出会った主人公の境遇を激しくバカにしつつも、その後はサブイベントの合コンには小マメに誘ってくるという、プレイヤー的には評価に困ることをしてくる。 因みに、長谷部商事に入社出来たことから自分ではエリートと思っているが、教育係の社員からの評価は散々である。 また、本編に絡む形での合コンでは美人局や結婚詐欺にあったりと割と不遇なのだが、可哀想とは微塵も思わせないバイタリティと鈍感さは称賛に値する。 『6』でもクビにならずに長谷部商事に勤務しており、後輩が出来ている。 &font(l){宏美の存在を知っているとプレイヤー事だが笑撃の事実が。} -&b(){石川 康勝(ヤス)} CV:疋田高志 通称は“銀玉火縄銃”のヤス。 天釘町を根城とするそこそこに知られたパチプロで、チンピラその物の見た目とガラの悪さから初めて出会った時の主人公を&font(l){プレイヤーの選択肢次第でもあるが}怯えさせるが、その後のパチンコ勝負で負けたことから因縁が生じることに。 大島に師事していたが、主人公も絡んだパチンコ勝負で強制的に負けさせられたことから兄弟分の関係を解消することに。 主人公絡みで出会ったバイト中の桜子に一目惚れする等、パチンコ以外では純情な所や人の好さを感じる場面も多い。 また、女主人公なら恋愛攻略対象として攻略可能である。 『6』でも登場するのだが、本編では噛ませ扱いされた後はパチプロを辞めてしまう等、迷走状態に入りサブイベントを追っていかないと絡まない。 パチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ1で発動すると60秒間だけ必殺ゲージが溜まるのが早くなる“燃える魂”}……当てようぜ。 -&b(){大島 豪} CV:蓮池龍三 “天釘町の白鷺”の異名を持つ、その名のように白スーツに白髪の坊主頭の強面のパチプロ。 天釘町を拠点として手広く荒稼ぎしているらしく、その悪どいやり口は乾やリリーからも忠告が飛ぶ程。 ヤスからは兄貴分として慕われていたが、一緒に参加したパチンコトーナメントにて必殺技の“逆さ男”&font(l){という名ばかりの反則技}を使うのに巻き込んだことで兄弟分の関係を解消することになる。 実は、主人公とはパチンコトーナメントで当たるという以外に特に因縁は無かったりするのだが、クリア後に恋愛関係のサブイベントを進めることでヤスとの因縁のその先も描かれるが、続く『6』には登場せず大島のことも語られることはない。 因みに本編クリア後恋愛攻略対象で女主人公の合コンにも出現するのだが、男主人公でしか落とせない。&font(l){ん?} -&b(){神谷} CV:麻生智久 “吸血鬼”の異名を持つシリーズ最強のパチプロで、よりにもよって主人公のデビュー戦の相手であったものの、乾の横やりにより対決が有耶無耶になり勝負が流れ、以降は終盤まで登場してこない。 通り名のように異様に肌の色が白い老人で足腰が悪いのかリリーの押す車椅子に乗っている。 異名や風体、ラスボスであることから何か陰謀に加担してるのかと思いきや、神谷自身はあくまでも最強のパチプロなだけで寧ろ巻き込まれてる側だったりする。 直に対面する以前より主人公に運命を感じていたようだが……? 実は、本編では勝負の機会がなくタイマン勝負を挑めるのは本編クリア後の、それも乾や須藤といった最強クラスのパチプロを倒してランキングを最上位にしてからで、それも&b(){たった一度だけ}という限られた機会のみであり、ラスボスどころか裏(EX)ボスである。 パチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ5で必ず確変大当たり確定のサムを呼び出すという“海の王”}で、オマケに、神谷は超速で必殺ゲージが溜まるので回転率までもが早いという鬼畜な強さを誇る。 何とか乾や須藤に勝てるコンディションでも良くて運ゲーまず無理ゲーというレベルなので、マグレでも勝てたら自慢していいレベル。 **■『6』から -&b(){三浦 千夏} CV:秋田まどか 『6』のメインヒロインで、劇団あさがおの若手女優。 茶髪で健康的な美人で、献身的な性格。 商店街のパン屋でバイトしている。 年齢は不明だが、飲酒の機会があるので20歳は越えていると思われる。 ある事情から川に落とされて流されてきた主人公を助け、詳しい事情は聞かないままに劇団に匿ってくれる。 基本的に前向きな性格なのだが、何故かパチプロにだけは悪感情を抱いており、唯一残された肉親である弟の圭介が、よにりもよってパチプロになろうとしていることを悩んでいる。 その不幸っぷりは『5』での桜子をも越える程なので、あんまり変な選択肢でいじめないように。 非常に可愛いが、ファンからは&b(){声優が宏美と同じ}なことをよくネタにされる。 男女共に恋愛攻略対象と出来るのだが、本編では途中退場という扱いになり実質バッドエンド扱い。 正式な手順で交際、同棲出来るのはエンディング後となる。 しかし、本編後も&ruby(・・・・){ある条件}をクリアしていなければそもそも登場しないということも…? -&b(){三浦 圭介} CV:川村拓央 『6』のキーパーソン。 千夏の弟で、両親亡き後は姉弟で支え合って生きてきた……のはいいのだが、現在は色々あった末にチンピラじみた格好をしてパチプロ気取りであちこちでトラブルを起こしている。 以前は千夏の薦めで劇団あさがおにも顔を出していたのだが全く馴染めなかったらしい。 前述のように本シリーズのシナリオは『絶体絶命都市』や『バンピートロット』の路線を引き継ぎかなりシビアな部分も含むのだが、特に圭介の末路は色々と衝撃的である。((一応、圭介を救うことも出来るのだが、その場合は何と千夏を見殺しにしなければならなくなるというとんでもないビターエンドになる。…なので、千夏を嫌いにもならない限り殆どのプレイヤーは圭介を救う選択はしないだろう。)) -&b(){望月 沙弥香} CV:的井香織 『6』の登場人物。 劇団あさがおの看板女優で、オシャレで美人なお姉さん。 パチプロを毛嫌いしている千夏とは対照的に、主人公がパチプロであることを知っても警戒する所か寧ろ危険な匂いに惹かれたらしく&font(l){主人公が男だろうが女だろうが}告白してくる。 受け入れた場合には同棲可能となるのだが……。 -&b(){鯖江 貴史} CV:小川一樹 『6』の登場人物。 劇団あさがおの看板俳優で、長身でイケメンな爽やか青年。 ……なのだが、素性が知れない主人公のことは快く思っておらず敵愾心剥き出しなので打ち解けるまで時間がかかる。 実はイケメンを活かしてホストのバイトをしており、圭介の行方を探す主人公に男の場合は先輩ホストとしてヘルプとして補助を、女の場合は客として売上に貢献することを条件に協力してくれる。 -&b(){富田 武} 『6』の登場人物。 劇団あさがおの大道具係で古参団員。 梶とは15年来の友人。 -&b(){梶 博哉} CV:山本兼平 『6』の登場人物。 亡き両親から引き継いだ劇団あさがおの主催者で、主に演出と脚本担当。 長い髪で顔の半分を隠している。 一見すると細見で少し情けないお兄さんに見えるのだが……。 -&b(){梶 美里} CV:田中繭子 梶の最愛の妹。 元は劇団あさがおで女優をしていたが事故により歩けなくなり出玉病院で長期入院中。 治すには多額の手術費用が必要らしい……が。 何故か主人公と菅のパチンコ勝負にて人質に取られる。 -&b(){秋本刑事} CV:高宮武郎  『6』の登場人物。 出玉警察署のベテラン刑事で、&b(){ある人物の殺害容疑}にて千夏を逮捕勾留する。 元々は『絶体絶命都市2』のキャラで、そちらでは冤罪にもかかわらず主人公の一人である佐伯 優子を執念で追い詰める狂気の男として描かれていたのだが、ゲスト出演となる本作ではデビュー作とは大違いのまともな刑事となり、取り敢えず千夏を捕まえはしたものの現場の状況が明らかになってくると捜査対象を菅に改めていた。    -&b(){菅 尚仁} CV:山本兼平 『6』のラスボスで、冒頭の主人公が逃亡せざるを得なくなった賭けパチンコの相手だったり、圭介がパチプロとして師事をしている相手だったりと、前作の神谷のインパクトとは別だが、全編に渡って陰で暗躍していた。 長めの髪をオールバックにしたヤクザ風の痩せた男で、顔の半分に火傷の跡がある。 追記修正は神谷に勝ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「1万玉はもらわないとなぁ…」みたいな悪どい台詞に限って何故か普段より良い声で演技するから選びたくなる -- 名無しさん (2016-03-21 21:25:36) - めっちゃ追記してもいいだろうか?異論が無ければ後で実行します。 -- 名無しさん (2021-02-11 01:43:45) - 間違った情報とかでもないのなら遠慮なくどうぞ。 -- 名無しさん (2021-02-11 02:36:20) - ほんとこれ神。PS2でしかできないけどこれのために起動する価値があるぐらい面白い。 -- 名無しさん (2023-01-23 16:09:21) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/25(火) 02:22:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 1 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &b(){『パチプロ風雲録』}とは、アイレム(アイレムソフトウェアエンジニアリング )から発売されている、業務提携を結んでいるパチンコメーカー三洋物産(SANYO)の『海物語』シリーズを中心に収録されているパチンコシミュレーション『パチパラ(旧名:三洋パチンコパラダイス)』シリーズの、特に[[PS2>PlayStation2]]時代に実装されていた&b(){おまけゲーム}。 ……というか、&b(){明らかに本編}。 ジャンルは、公式曰く&b(){ギャンブラーRPG}。 男女の主人公から一人を選択し、パチプロとしてライバルたちと戦い、シナリオを進めるのが基本的な流れ。 笑いあり涙あり人情ありのハートフルなストーリーが展開する王道展開。 自由に散策できる町のマップもなかなかに広大であり、もはやおまけとは思えないクオリティを誇り、もはやパチパラシリーズに無くてはならない要素となっている。   追記修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) 嘘は言っていない。 しかしそこは、特に『[[絶体絶命都市]]』シリーズの主要スタッフにより作られたアイレムゲー。 ただのおまけゲームでは終わらなかった。 実を言うとこのゲーム、パチンコすらもおまけ同然。プレイヤーの腹筋を破壊するのが目的なのかと問い質したくなる位の完全なバカゲーなのである。 ……尤も、詳細な説明をすると、実は『パチプロ風雲録』というタイトルの歴史はそこそこに長く『パチプロ風雲録』を冠したタイトルも案外に多い。 そして、その中でも上記の説明が当てはまるのは[[PS2>PlayStation2]]時代の終盤に収録された『パチプロ風雲録4』以降の、特に『パチプロ風雲録5』と『パチプロ風雲録6』&b(){のみ}である。 よって、以下にシリーズの歩みの簡単な解説も加えてはいくが、記事としては主に『5』と『6』に比重を置いたものになることを了承されたし。 また、これはシリーズに共通する要素だが、時代設定としては昭和風味な日本っぽい雰囲気の町を舞台にしている。((……のだが、ゲーム中に出てくるのは“本編”である現役最新機種なので、昔のギャンブル漫画で言えば釘師が調整してそうな台が置いてそうな往年のパチンコ屋でマリンちゃんの声が飛び交うという謎のアンバランスさが展開される。)) 尤も、日本っぽいと言うだけで、通貨がパチンコの『玉』だったり、パチプロが世紀末で言うところの肩パッドをした男たちみたいな扱いだったりと油断できず、パチプロという職種が妙に地位を持ってたりと謎が多い。(一応、白い目で見られたりもしているが。) *【大まかな歴史】 『パチプロ風雲録』が初収録されたのは『パチンコパラダイス8』から。 当初は見下ろし型視点の正にRPG方式で、前時代の初代[[PS>PlayStation]]時代のRPGを彷彿とさせる、3Dでフィールドとディフォルメキャラを作り、会話シーンでイラストが表示されるというパターンのゲームだった。 ここから『パチンコパラダイス10』収録の外伝を1つ挟みつつ『パチンコパラダイス11』収録の『パチプロ風雲録3』までが一連のシリーズ。 後の3Dアドベンチャー化したシリーズに比べると話題になる要素は少なく見えるものの、異様に充実した恋愛要素は初代から、パチンコ必殺技等は『2』から登場しており、完結編となる『3』ではやり過ぎな位のストーリーが展開されたりと、やっぱりカオスな内容であるので、気になる人は是非。 そして、前述のようにシリーズの大きな転機となったのが『パチパラ12』収録の『パチプロ風雲録4』からで、中核スタッフを同じくする、同年発売の自由度の高さが評価された3Dアクションアドベンチャー『[[ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット>ポンコツ浪漫活劇バンピートロット]]』のゲームエンジンを流用した3Dアドベンチャー方式の画面構成となり、キャラクターもリアル頭身化した。 この中核スタッフというのは前述の様に『[[絶体絶命都市]]』シリーズを生み出したのと同じスタッフ達であり、&b(){笑える要素もあるが妙に闇の深いシナリオと明確に善悪では測れない独特の死生観}……といった要素までもが共通している。 『4』の時点では、まだ自由度という意味では然程では無かったのだが、サブタイトルの“銀玉殺人事件”の名の通り、何故か&b(){本編がミステリー}というカオスさ。 ストーリー中で台を打たなければいけないのも一度位で充分という謎のバランスであった。 また、ここから男女から主人公を選べるようになった。 そして、前作を受けて今度は確りとパチンコもストーリーに絡めようとして登場したのが『パチパラ13』収録の『パチプロ風雲録5』で、シリーズ中でも特に自由性、ネタ性、カオス性…etc.が降りきれたタイトルとなっており、ゲーム実況で取り上げられたことから広く知られるようになったという事情もあってか、寧ろ『パチプロ風雲録』=『5』とのみ認識されているような所もある。 実際にゲームとしての評価も高く『パチパラ』シリーズでは例外的に他のアイレム作品と並んで廉価版が発売されているのだが、それにもかかわらず中古市場は高めと実況で有名になったソフトらしい事情も。 続く『パチプロ風雲録6』は『5』からの直接の続編となり、基本的なゲーム性を踏襲しつつ更に演出面の強化が図られた作品となっている。 『5』からは自動車を購入して移動に利用することが可能に。 駐車出来る場所が限られてたりと、ぶっちゃけ電車+自転車orローラースケートの方が効率がいいと思える時もあるがステータスなので。 また、サブイベントをこなす必要があるが自動車ではなくオートバイや[[次元戦闘機>R-TYPE]]、[[トロットビークル>ポンコツ浪漫活劇バンピートロット]]を所有することも可能である。 『4』では目押しだった釣りも、獲物の大きさや特徴により引き寄せるタイミングを測る本格的なものに変更され、更にやり込み要素が増した。 『6』では釣り上げた時にどアップで3Dモデル化された獲物が見られるようになっており、より釣りゲーらしさが増した。 前回も服装のカスタマイズが可能だったが、今回から種類が大幅に増加。 素材は無駄に豊富でアフロやスネオヘアー、グラサンに水着と何でもあり。 本編中でもかなりの種類が登場するが、その上で資金や品揃えの追加といった理由でコンプリートはクリア後のお楽しみとなっている。 シリーズ恒例の恋愛要素も大幅にパワーアップしており、攻略の手順自体は簡単になったものの男女主人公共に&b(){二桁に迫る(『6』では男女共に二桁越え。)}の攻略対象が登場……と、見下ろし視点時代を越える有り様に。 電話番号のゲットまでなら割と簡単なのだが、その後にデートを重ねたり、相手好みの性格にする、パチンコやレースで勝つ……といった条件を経て&b(){同棲するのが最終目標}となる。 同棲後は(風呂のある部屋なら)いつでも一緒に混浴出来たり、いつでもキス出来たり、&b(){部屋を暗くしていけないこと}を挑めたりと&b(){やりたい放題}である。 因みに、メインヒロインや重要なポジションのキャラは本編中では攻略出来ず、クリア後要素になっているのに対して、&b(){それ以外のキャラは本編中でも同棲可能で捨てるのも自由}である。&font(l){手切れ金とか必要な場合もあるが。} 因みに、&b(){男女共に落とせる女}が居たり、&b(){男でしか落とせない男}が居たりと割とカオス。 因みに、&b(){ガチホモは一人しか居ないが、女性に両刀は何人か居り}、上記のお楽しみ要素から濃厚なガチレズ、ガチホモ展開もあり。 ……以上のように、自由度の高さから&b(){『北陸版GTA』}とも称される程の無駄に豊富なパチンコに関係の無い要素の数々が楽しめる。 ……まぁ、実際にモラルに反した行為はパチンコ賭博程度のものなんで「それ程『GTA』か?」と問われるとそんなことはないが、まぁノリで。 そして最大の見所は、開発のアイレム名物のフリーダム且つ狂った選択肢。 一度の選択で10近い長文の選択肢が出てくることも。 ※例 ・高校卒業式の直後、同級生だった人物に向かって『ところで、あなた誰?』『印象に無いなぁ』 ・ぶつかってきた柄の悪い男に向かって『まずい雰囲気なので ネコのマネをする』『地面を舐める』 ・パチンコ勝負を依頼してきた女に向かって『お礼に してくれるなら、勝負をする』「お礼に何をして欲しいの?」→『そのヒールで自分を踏みつけて欲しい』 ・ヒロインの父親が入院し、これからのことを相談している時に『他人事なので耳でもほじる』 ・タンポポを見つけた際『タンポポを眺める』『タンポポを食べる』 そのため選択次第で様々なドラマが展開し、主人公は善人にもクサレ外道にもなれる。 しかも、物語自体は一本道なのでクサレ外道でも話が進んでしまうというやるせなさ。 今回も悪い選択肢を選んだ時の声優さん達の演技が振り切ってるので堪能しよう。 *【主な登場人物】 **■『初代』から -&b(){須藤 真幸} CV:相原優也(『初代』)、山本兼平(『2』~) 共通した世界観のタイトル以外では微妙に設定が違うものの“銀玉の狼”の異名を持つ作中でも最強クラスのパチプロの一人。 『初代』~『3』までと『4』では主人公。(可能なものは名称、性別変更可能) 『5』と『6』ではゲストキャラ。 初代『[[絶体絶命都市]]』の主人公とは同姓同名で『パチンコ風雲録』でも『初代』を除いては『絶体絶命都市』と同じく山本兼平(旧名:ヤマモトヒロフミ)が演じており、サングラス姿のクールなイケメン風と『絶体絶命都市2』以降の基本的なイメージも引き継いでいる。 本編後半のパチンコ勝負から参加メンバーとして登場してくるようになり、クリア後にタイマン勝負を挑むことが可能。 『5』と『6』でのパチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ消費5で必ず大当たりが引ける“銀玉の咆哮”}で、タイマンでのパチンコ対決に勝利することで会得可能である。 **■『5』から -&b(){椎名 銀次(男主人公)} -&b(){村瀬 杏子(女主人公)} CV:川島章吾(男主人公) CV:坂戸こまつな(女主人公) 『5』と『6』の主人公だが、女主人公の村瀬は『4』で女主人公として先に登場している。(上記の『4』の男主人公=須藤とのコンパチなので『5』以降とは同一人物ではない。) 『5』のオープニングにて&b(){就職も進学も決まっていないのに高校卒業してしまったことを嘆いている(しかも、母親にな適当な嘘を吐いて誤魔化していた)}という&b(){笑撃}の登場を果たす。 その直後に&font(l){元}同級生の桜子から唐突にパチンコ勝負の代理を頼まれ、なし崩し的にパチプロ街道を歩む……というのが『5』の大まかなストーリー。 4年後の設定となる『6』では既にパチプロとして知られた存在となっており、八原町を離れていた為にランキングこそ一からやり直さなければならないものの、名前を聞いて驚かれることも増えている。 前述のように『5』からは殆どの会話や行動が選択式になっているため、どのような性格、趣味嗜好の人物なのかというのはプレイヤーに委ねられている。&font(l){} 見た目に関してもカスタマイズが自由なことは前述の通りだが、女主人公の場合は最初の段階でバストサイズも変更可能である。 -&b(){小川 桜子} CV:小林恵美 『5』のメインヒロイン。 主人公とは八原高校で共に三年間を過ごした同期生&font(l){の筈なのだが、プレイヤーの選択肢次第で存在を認識されていなかったことに。} 家は小さい自動車工場で、桜子自身も華奢で細腕ながら父親の跡を継ぐのが夢。 実家兼工場をパチンコ勝負のカタに取られそうになっており、自分達ではパチンコ勝負に勝てそうもないと悩んでいた所で、同じく悩んでいた主人公に気付いて唐突に代理を頼んだことが主人公の、そして桜子の運命を大きく動かしていくことになる。 彼女の境遇は色々と濃ゆいので、詳細を知りたい場合には実際にプレイしてみるか実況プレイでも探してみよう。 メインヒロインだけあってか、選択次第だがゲーム中で最初にキスに挑めるのは桜子だが、正式に恋愛対象として攻略出来るのは本編のクリア後となり、&b(){道程が中々にカオス}である。 また、一見すると黒髪の清楚で大人しい大和撫子風の桜子だが、&b(){鬼畜な性格好きで男女主人公共で攻略可能}と、隠しきれないアブノーマルな性癖が窺える。 『6』でも主人公の旧友&font(l){というか選択肢次第では明らかに元カノと匂わせる存在}として登場。 本編では殆ど出番が無いものの、クリア後は『5』と同様にサブイベントが用意されており、クリアすることで前作同様に同棲まで漕ぎ着けることが可能である。 -&b(){乾} CV:川原慶久 八原町近隣で名前を知られる“ハイエナ”の異名を持つパチプロで、塚内町を根城にしている。 神谷とのパチンコ勝負にて主人公が負けることを見越して停電を起こし勝負を有耶無耶にした張本人で、よく事情が飲み込めていない主人公に一方的に10万玉の貸しを作ると共に、以降も要所で絡むことに。 『5』では何だかんだで主人公の師匠的なポジションであり、実は神谷に次ぐ実力者。 因みに、乾に10万玉を&ruby(・・){返す}ことで&b(){必殺ゲージ3で必ずマリンちゃん(リーチ)を呼び出し50%の確率で大当たりを出す“海の女神”}を会得可能なので、早めに払っておいて損はなかったりする。 本編では後半からパチンコ勝負の参加メンバーとして登場してくるようになり、クリア後にタイマン勝負を挑むことが可能。 自身の使用してくるパチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ4で目押し後に大当たり確定の“皇帝の心眼”}なのだが、乾は&b(){目押しに関係なく大当たりを出してくる}ので、挑む前に出来る限り運を上げておきたい所。 『6』では役割の殆どをリリーに取られてしまい出番が減ってしまっているものの、神谷に代わる作中最強のパチプロとなっている。 女主人公ならば本編クリア後に恋愛攻略対象と出来る。 -&b(){リリー松嶋} CV:立野香菜子 神谷のアシスタントを務める、紅いスーツとサングラスで着飾った妖艶な金髪の美女。 ストーリー中では神谷のアシスタントとしてのみ登場し、主人公に期待や忠告を投げかけていくだけの役目だが、実は彼女自身も“紅の戦慄”の異名を持つ女性では最強のパチプロでクリア後にタイマン可能。&font(l){実は『5』ではストーリーにもガッチリ絡んでいるがネタバレ回避。} 『6』では『5』を経て主人公の後見人的立場に収まったらしく、様々な助言をくれたりバックアップもしてくれるので乾の存在意義が減った。 男女主人公共に攻略可能だが、パチンコ勝負に勝った上にレースにも勝たなければならない。 また、選択肢次第では&b(){“ご褒美”}を受けることも可能である。 必殺技は『5』が&b(){必殺ゲージ4で風車に規定回数玉を当てることで大当たりを引き当てる“運命の歯車”}で、 『6』が上述にも挙げた&b(){“海の女神”}であるが、リリーも主人公の運が低いと確率を無視するかのように大当たりを出してくるので必殺技の回転率が早い『6』の方が強敵となっている。 -&b(){吉川 宏/宏美} CV:大橋佳野人(宏)、秋田まどか(宏美) 桜子と同じく主人公の元同級生で(見下した意味での)自称親友。 主人公の性別に応じて吉川の性別も変わるのだが、宏も宏美もデブでウザくて不細工なのは共通している。 何故か地元で一番の有力企業“長谷部商事”に就職出来てしまっており、偶然から出会った主人公の境遇を激しくバカにしつつも、その後はサブイベントの合コンには小マメに誘ってくるという、プレイヤー的には評価に困ることをしてくる。 因みに、長谷部商事に入社出来たことから自分ではエリートと思っているが、教育係の社員からの評価は散々である。 また、本編に絡む形での合コンでは美人局や結婚詐欺にあったりと割と不遇なのだが、可哀想とは微塵も思わせないバイタリティと鈍感さは称賛に値する。 『6』でもクビにならずに長谷部商事に勤務しており、後輩が出来ている。 &font(l){宏美の存在を知っているとプレイヤー事だが笑撃の事実が。} -&b(){石川 康勝(ヤス)} CV:疋田高志 通称は“銀玉火縄銃”のヤス。 天釘町を根城とするそこそこに知られたパチプロで、チンピラその物の見た目とガラの悪さから初めて出会った時の主人公を&font(l){プレイヤーの選択肢次第でもあるが}怯えさせるが、その後のパチンコ勝負で負けたことから因縁が生じることに。 大島に師事していたが、主人公も絡んだパチンコ勝負で強制的に負けさせられたことから兄弟分の関係を解消することに。 主人公絡みで出会ったバイト中の桜子に一目惚れする等、パチンコ以外では純情な所や人の好さを感じる場面も多い。 また、女主人公なら恋愛攻略対象として攻略可能である。 『6』でも登場するのだが、本編では噛ませ扱いされた後はパチプロを辞めてしまう等、迷走状態に入りサブイベントを追っていかないと絡まない。 パチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ1で発動すると60秒間だけ必殺ゲージが溜まるのが早くなる“燃える魂”}……当てようぜ。 -&b(){大島 豪} CV:蓮池龍三 “天釘町の白鷺”の異名を持つ、その名のように白スーツに白髪の坊主頭の強面のパチプロ。 天釘町を拠点として手広く荒稼ぎしているらしく、その悪どいやり口は乾やリリーからも忠告が飛ぶ程。 ヤスからは兄貴分として慕われていたが、一緒に参加したパチンコトーナメントにて必殺技の“逆さ男”&font(l){という名ばかりの反則技}を使うのに巻き込んだことで兄弟分の関係を解消することになる。 実は、主人公とはパチンコトーナメントで当たるという以外に特に因縁は無かったりするのだが、クリア後に恋愛関係のサブイベントを進めることでヤスとの因縁のその先も描かれるが、続く『6』には登場せず大島のことも語られることはない。 因みに本編クリア後恋愛攻略対象で女主人公の合コンにも出現するのだが、男主人公でしか落とせない。&font(l){ん?} -&b(){神谷} CV:麻生智久 “吸血鬼”の異名を持つシリーズ最強のパチプロで、よりにもよって主人公のデビュー戦の相手であったものの、乾の横やりにより対決が有耶無耶になり勝負が流れ、以降は終盤まで登場してこない。 通り名のように異様に肌の色が白い老人で足腰が悪いのかリリーの押す車椅子に乗っている。 異名や風体、ラスボスであることから何か陰謀に加担してるのかと思いきや、神谷自身はあくまでも最強のパチプロなだけで寧ろ巻き込まれてる側だったりする。 直に対面する以前より主人公に運命を感じていたようだが……? 実は、本編では勝負の機会がなくタイマン勝負を挑めるのは本編クリア後の、それも乾や須藤といった最強クラスのパチプロを倒してランキングを最上位にしてからで、それも&b(){たった一度だけ}という限られた機会のみであり、ラスボスどころか裏(EX)ボスである。 パチンコ必殺技は&b(){必殺ゲージ5で必ず確変大当たり確定のサムを呼び出すという“海の王”}で、オマケに、神谷は超速で必殺ゲージが溜まるので回転率までもが早いという鬼畜な強さを誇る。 何とか乾や須藤に勝てるコンディションでも良くて運ゲーまず無理ゲーというレベルなので、マグレでも勝てたら自慢していいレベル。 **■『6』から -&b(){三浦 千夏} CV:秋田まどか 『6』のメインヒロインで、劇団あさがおの若手女優。 茶髪で健康的な美人で、献身的な性格。 商店街のパン屋でバイトしている。 年齢は不明だが、飲酒の機会があるので20歳は越えていると思われる。 ある事情から川に落とされて流されてきた主人公を助け、詳しい事情は聞かないままに劇団に匿ってくれる。 基本的に前向きな性格なのだが、何故かパチプロにだけは悪感情を抱いており、唯一残された肉親である弟の圭介が、よにりもよってパチプロになろうとしていることを悩んでいる。 その不幸っぷりは『5』での桜子をも越える程なので、あんまり変な選択肢でいじめないように。 非常に可愛いが、ファンからは&b(){声優が宏美と同じ}なことをよくネタにされる。 男女共に恋愛攻略対象と出来るのだが、本編では途中退場という扱いになり実質バッドエンド扱い。 正式な手順で交際、同棲出来るのはエンディング後となる。 しかし、本編後も&ruby(・・・・){ある条件}をクリアしていなければそもそも登場しないということも…? -&b(){三浦 圭介} CV:川村拓央 『6』のキーパーソン。 千夏の弟で、両親亡き後は姉弟で支え合って生きてきた……のはいいのだが、現在は色々あった末にチンピラじみた格好をしてパチプロ気取りであちこちでトラブルを起こしている。 以前は千夏の薦めで劇団あさがおにも顔を出していたのだが全く馴染めなかったらしい。 前述のように本シリーズのシナリオは『絶体絶命都市』や『バンピートロット』の路線を引き継ぎかなりシビアな部分も含むのだが、特に圭介の末路は色々と衝撃的である。((一応、圭介を救うことも出来るのだが、その場合は何と千夏を見殺しにしなければならなくなるというとんでもないビターエンドになる。…なので、千夏を嫌いにもならない限り殆どのプレイヤーは圭介を救う選択はしないだろう。)) -&b(){望月 沙弥香} CV:的井香織 『6』の登場人物。 劇団あさがおの看板女優で、オシャレで美人なお姉さん。 パチプロを毛嫌いしている千夏とは対照的に、主人公がパチプロであることを知っても警戒する所か寧ろ危険な匂いに惹かれたらしく&font(l){主人公が男だろうが女だろうが}告白してくる。 受け入れた場合には同棲可能となるのだが……。 -&b(){鯖江 貴史} CV:小川一樹 『6』の登場人物。 劇団あさがおの看板俳優で、長身でイケメンな爽やか青年。 ……なのだが、素性が知れない主人公のことは快く思っておらず敵愾心剥き出しなので打ち解けるまで時間がかかる。 実はイケメンを活かしてホストのバイトをしており、圭介の行方を探す主人公に男の場合は先輩ホストとしてヘルプとして補助を、女の場合は客として売上に貢献することを条件に協力してくれる。 -&b(){富田 武} 『6』の登場人物。 劇団あさがおの大道具係で古参団員。 梶とは15年来の友人。 -&b(){梶 博哉} CV:山本兼平 『6』の登場人物。 亡き両親から引き継いだ劇団あさがおの主催者で、主に演出と脚本担当。 長い髪で顔の半分を隠している。 一見すると細見で少し情けないお兄さんに見えるのだが……。 -&b(){梶 美里} CV:田中繭子 梶の最愛の妹。 元は劇団あさがおで女優をしていたが事故により歩けなくなり出玉病院で長期入院中。 治すには多額の手術費用が必要らしい……が。 何故か主人公と菅のパチンコ勝負にて人質に取られる。 -&b(){秋本刑事} CV:高宮武郎  『6』の登場人物。 出玉警察署のベテラン刑事で、&b(){ある人物の殺害容疑}にて千夏を逮捕勾留する。 元々は『絶体絶命都市2』のキャラで、そちらでは冤罪にもかかわらず主人公の一人である佐伯 優子を執念で追い詰める狂気の男として描かれていたのだが、ゲスト出演となる本作ではデビュー作とは大違いのまともな刑事となり、取り敢えず千夏を捕まえはしたものの現場の状況が明らかになってくると捜査対象を菅に改めていた。    -&b(){菅 尚仁} CV:山本兼平 『6』のラスボスで、冒頭の主人公が逃亡せざるを得なくなった賭けパチンコの相手だったり、圭介がパチプロとして師事をしている相手だったりと、前作の神谷のインパクトとは別だが、全編に渡って陰で暗躍していた。 長めの髪をオールバックにしたヤクザ風の痩せた男で、顔の半分に火傷の跡がある。 追記修正は神谷に勝ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「1万玉はもらわないとなぁ…」みたいな悪どい台詞に限って何故か普段より良い声で演技するから選びたくなる -- 名無しさん (2016-03-21 21:25:36) - めっちゃ追記してもいいだろうか?異論が無ければ後で実行します。 -- 名無しさん (2021-02-11 01:43:45) - 間違った情報とかでもないのなら遠慮なくどうぞ。 -- 名無しさん (2021-02-11 02:36:20) - ほんとこれ神。PS2でしかできないけどこれのために起動する価値があるぐらい面白い。 -- 名無しさん (2023-01-23 16:09:21) #comment #areaedit(end) }

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