セラの天使

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&font(#6495ED){登録日}:2009/09/23(水) 22:09:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- セラの天使はカードゲーム[[Magic the Gathering]]内に存在するカードの一つである。 〜スペック〜 >Serra Angel/セラの天使 (3)(W)(W) >クリーチャー - 天使(Angel) >飛行 >警戒(このクリーチャーは攻撃してもタップしない。) >4/4 ちなみに「セラ」とは「serrated(意:鋸状の、ギザギザの)」という単語から作られた造語である。 &font(#008000){〜基本情報(黄金期)〜} マジック創世の時代より存在する白の代名詞といっても過言ではないカードの一枚。通称:「セラ天」 登場当初はアンコモンで入手しやすく、しかも初心者にも分かりやすい強さだったことから、 かつて三大白レアと呼ばれた[[神の怒り>神の怒り(MtG)]]・[[ハルマゲドン>ハルマゲドン/Armageddon(MtG)]]・十字軍以上に影響力があったと言っても過言ではないだろう。 現にそのあまりの人気から彼女を基に[[プレインズウォーカー>プレインズウォーカー (MTG)]]のセラはデザインされ、 漫画「[[デュエルファイター刃]]」では世良円の名前の由来になったなど逸話は多い。 今でこそこのスペックを超えるクリーチャーは枚挙に暇が無いが、 昔は今よりも2〜3段階はクリーチャーの質が悪かった事を忘れてはならない。 その中で5マナ4/4飛行という5回殴れば人が死ぬ上に、 攻撃に参加してもタップしないおかげで攻撃しながらブロックにも参加できる彼女がいかに偉大だったかは想像に難くない。 特に、飛行で一方的に攻撃を通す攻撃性を持ちながらも、一方で飛行を持っているが故の守備範囲の広さの両立は『ずるい』と言いたくなるくらいの安定感があった。 (リミテッドで彼女を使えば、今ですらなお同じ感想を抱くことであろう) この安定感は後の天使たちのデファクトスタンダードとなり、彼女の後輩たちの多くが飛行と警戒を持つようになった。 彼女は飛行と攻撃に参加してもタップしない能力の相性の良さを世に知らしめた立役者でもあるのだ。 もちろん[[稲妻>稲妻/Lightning Bolt(MtG)]]で焼かれないタフネス4というのも見逃せない点である。 タフネス3という非情な生存境界線を乗り越え、まさに不沈艦の如く戦場に降り立つ彼女は僕達の憧れの存在であった。 (まぁ、恐怖に身がすくんだり[[農場で畑耕したり>剣を鍬に/Swords to Plowshares(MtG)/農場送り]]することも多かったけどね、うん) その強さゆえにビートダウンからコントロールまで白ならばある程度デッキを選ばずに投入できたカードの1枚であり、 あるときはかのThe Deckや往年の青白コントロールの勝ち手段に選ばれ、 またあるときはゲドン後の荒野を駆ける役目をアーニーの兄貴と奪い合ったりしていた。 余談ではあるが、なんと人によってはヒッピーゲドンとスイッチしつつ3Tに彼女に出すために暗黒の儀式を入れていた事例もあるというからオソロシイ。 彼女を使うために禁忌に手を染めちゃう人もいただなんて、なんと罪深き天使様であろうか…。(まぁルール上は全く問題ないのだけれど) しかし、ここまで多くのプレイヤーに愛された彼女であったが、 残念なことに彼女の強さはあまりに時代とかけ離れすぎていた…。 非情にも、今までマジックの顔として頑張って来た彼女に第5版行きのチケットは手渡されなかったのである…。 &font(#008000){〜基本情報(衰退期)〜} 彼女との別れからどれだけの時が過ぎただろう…、 彼女が不在の頃のマジックは俗に言う暗黒期だったに違いない。 [[MoMa>MoMa(MtG)]]という黒歴史がプレイヤーの心をズタズタに引き裂き、冬が来た。 だけど、第7版の情報が出たとき…「彼女が帰ってくる!」ってキャッチフレーズを見たとき…、 間違いなく僕は…、そして多分君たちも…、「ときめき」ような気持ちを覚えたに違いない。 彼女の「ただいま」を心から歓迎し、また再びデッキを手に取ったのではないだろうか? 彼女の大活躍を今一度確認するために。 …だが、結論から言うと彼女はほっとんど活躍できなかった。 確かに彼女の復活は当時コロコロのDMの影響でMtGのメイン層が小中学生になりつつある中で、 かつてマジックをやめたプレイヤー達を引き戻す点では力を発揮したが、 この頃のマジックはクリーチャースペックの著しい上昇により、彼女でもどうしようもない環境だったのだ。 まず4マナ5/5被覆のブラストダーム、5マナ6/6+α*3の魂売りは、 目を疑うかのような圧倒的なスペックで彼女を凌駕し、彼女から「高スペック」という称号を剥奪した。 ~参考スペック~ >Blastoderm / ブラストダーム (2)(G)(G) >クリーチャー — ビースト(Beast) >ブラストダームは呪文や能力の対象にならない。 >消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。) >5/5 >Spiritmonger / 魂売り (3)(B)(G) >クリーチャー — ビースト(Beast) >魂売りがクリーチャーにダメージを与えるたび、魂売りの上に+1/+1カウンターを1個置く。 >(B):魂売りを再生する。 >(G):魂売りは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。 >6/6 それでも陸と空という根本的な戦場の違いがあった以上、ここまでならまだアイデンティティの保ちようもあった。 しかし、彼女の風前の灯であった存在価値は完膚無きまでにぶち壊わされる。ある赤と青のカードによって。 まずは、環境を一変させた狙いをつけるのが上手い、鈍くて愚かな遺伝子変異体、[[火炎舌のカヴー>火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]。 ~参考スペック~ >Flametongue Kavu / 火炎舌のカヴー (3)(R) >クリーチャー — カヴー(Kavu) >火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。 >4/2 わずか4マナで4/2のスペックを持ちながらcipでクリーチャーに4点ダメージを与えるチートクリーチャー。 コイツによって彼女は、いやあまねく全ての防御手段を持たぬタフネス4の存在([[センギアの吸血鬼>センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(MtG)]]とか)は否定されてしまったのだ…。 いつの時代も、マジックには火力などの呪文によって定められるタフネスの壁が存在してきた。最たる例は稲妻の3点の壁だろう。 この時代には稲妻は消えていた、もちろん火葬すらもだ。 ぶっちゃけショックと火山の槌とクソ高い[[ウルザの激怒>ウルザの激怒/Urza's Rage(MtG)]]しかロクな火力の無かった赤は単色ではやっていけないほど弱体化していたはずだった。 しかし、それすらも補って赤を復権させ、すべて変えてしまった存在…それがこの火炎舌のカヴーなのだ。 それほどまでにタフネスの壁を引き上げるという功績(あるいは罪)は大きなものだったのである((《カヴーのカメレオン》なんかはメタゲームの関係上、火炎舌に焼かれながらも使われたりしてたのだが。逆に言えば相当な理由がなければタフネスの壁はやはり高いのだ。))。 だが彼女の悲劇はこれで終わらなかった。そう、もう一つの青いカードの登場である。 次に紹介するのは、4/4や6/6の地を這うワーム達に空飛ぶ術を与えたインカーネーション、[[不可思議>不可思議/Wonder(MtG)]]。 ~参考スペック~ >Wonder / 不可思議 (3)(U) >クリーチャー — インカーネーション(Incarnation) >飛行 >不可思議があなたの墓地にあり、かつあなたが島(Island)をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは飛行を持つ。 >2/2 …聡明なる諸君、セラの天使の強さはなんだったであろうか? 高いスペック、攻防一体の運用、火力への潜在的な耐性、などなど色々あるが最たる物は「飛んでいる」ことであった。 もっと言うなら、飛んでいるにもかかわらず十分なサイズと有用な能力を持っていること、これこそが彼女の強さだったのだ。 しかし、インフレの進んだこの時代に、よりスペックの高い…もしくはよりコスパの良いクリーチャーが空を飛べてしまったら、 そこに彼女の空はあるだろうか?いや、残念ながら無かったのだ。 もっと言うなら[[シヴ山のドラゴン>シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon]]の空も、センギアの吸血鬼の空も無かった…。 マッドネスを利用してたった3マナで出てくる4/4ワーム、墓地から唱えれば4マナで出せる6/6ワーム、 墓地と手札を食ってとんでもないサイズに膨れ上がる[[サイカトグ>サイカトグ/Psychatog(MtG)]]、マッドネスの軸となった優秀なクリーチャーたち、 こんな奴らがみんなして飛行を持ってしまったのだ。そりゃどうなってしまうかはお察しいただきたい 空にすら、彼女の居場所はなくなってしまったのである。   …復活の際アンコモンからレアに昇格していたセラの天使が、 かつて自分が在籍していたアンコモン枠のカヴーと不可思議に存在が全否定されてしまったのは皮肉としか言いようがない。 だが、かつてアンコモンとして強いレアを差し置いて僕らを支えてくれたのが彼女だとするなら、 カヴーや不可思議といったアンコモンの後輩たちは、同じようにレアを否定して当時の子どもたちを支えただけなのかもしれない。 しかしながら多くの人達に愛された彼女にとって「使えない」という烙印が押されるのはどんな気分だったのだろうか…。 (出オチとまで称されるアーニーの兄貴に比べたらまだ大分マシであるが) 僕らは忘れてはいけない、彼女の屈辱を。哀しみを。そして彼女への感謝を。 &font(#008000){〜基本情報(そして現在へ…)〜} 最強の天使の座を賛美されし天使へと譲った後、彼女はのんびりと引退生活を送っている。 たま〜にリミテッドでシヴ山のドラゴンさんと共に昔の強さを見せつけたり、アダーカーの戦乙女や黄昏の番人といった若手達の相談相手になったりとそれなりに忙しそうだが全盛期の比ではない。 …ところがそんな彼女に2009年風雲急を告げる怒涛の展開が待ち構えていた。 M10に[[悪斬の天使>悪斬の天使/Baneslayer Angel(MtG)]]という彼女を遥かに超える化け物が登場したのはまぁ置いておくとして、 『LORD of VERMILIONU』に参戦が決定したのだ。(最早過去形だが) 里子に出されたなどの否定的な意見もあるが、今はただ彼女の幸せな未来を信じて見守ってあげようじゃないか。 みんなの天使様が再び輝きを取り戻してくれるのかもしれないのだから…。 to be continued... &font(#008000){〜さらにその後〜} 第7版から基本セットでのレア度は一貫してレアだったが、 マジック2010での再録でアンコモンに格下げ(といっても登場当時と同じだが)された。 このため、カードプールの限られるリミテッドではアンコモンとは思えないハイスペックさで当時を彷彿とする大活躍をしている……気がする。 そして2015ではパック収録はされないが初心者入門のための配布デッキに入る事になり、優秀なアンコモンが入る枠を邪魔しない点で上級者からは喜ばれ初心者にMTG代表の天使として知ってもらえ、初心者の切り札になるというかなり美味しいポジションを得られた。 その後もウェルカム・デッキの白では毎回のように収録され、もはや定番のように扱われている。レア枠は《神盾の天使/Aegis Angel》になっているが、それらと一緒に初心者に「リミテで飛行が止まらずに負ける」という経験を教えている。 また上述の通り『LORD of VERMILIONU』に参戦。レアリティは&font(#ff0000){やはり}アンコモン 以下LoVUのステータス 種族:神族 コスト:20 HP:410 攻撃力:50(光) 防御力:65(闇弱点) 速度:4 フィールドスキル:Wゲート サポートスキル:なし 特殊技:回復『天使の慈悲(エンジェルズ・マーシー)』 と攻守走とバランスがよく(LoVにおいては特化したステータスよりもバランスがいい方が強い 例外あり)、同じく神族のオーディンと組めば回復を駆使した一撃離脱型デッキが組める。 また、同じく神族のゲストの[[サルカン・ヴォル>サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(MtG)]]と組ませれば高攻撃力だが防御に不安のあるサルカン・ヴォルを要塞化出来る。 更に特殊技の回復力も馬鹿にならないと高性能。 やはり往年のエースは格が違った。 全盛期は過ぎたが、今でもHP関連の特殊技持ちか、低い防御性能だが優秀な特殊を持つといったカードの実験投入等に使われて、他のカードの実力を調べるという調査員のような役目を果たしている事が多い。 しかしⅢに移りⅡの運営が終了宣言がなされた頃、彼女は最前線で戦い続けていた。理由は最終盤ではⅢでは入手がまず不可能な称号入手目当てのプレイヤーが多く、神種の称号入手において妖星乱舞のBGMを流せるようになるケフカ、そして属性が異なる上称号も取れる関羽と30コス2体の構成でまず60コストを消耗していた。そして化け物染みた固定ダメージのエリザベスや凄まじくトリッキーかつ優秀なイザナミ、数秒完封する【】マッドハッター等を率いる不死が蔓延していた。そのため如何に上記の二人を生存させるかが鍵となっていたのである。そこで不死の弱点を点ける光かつ、HP回復により生存率を高める彼女に多くの人が目を付けた。その上最終バージョンにおいて長時間DEFを上げる10コスのティファリスが追加され神の称号取りの弱点を補う事が彼女を含めることで最高の戦いが出来るようになったのである。 Ⅱの最初に現れ、最終盤で再び輝いた彼女はMTGではなしえなかった後に評価されるカードとして最後まで戦い続けⅡの終わりとともに使命を終えたのである。 更に応募者限定のスペシャルカードにも選ばれた。 …他のスペシャルカードに選ばれた奴らと違い倍率が100%越えてないのは突っ込んではいけない。 正直もっと美人なアテナとかラクシュミーに匹敵するイラストがあれば…。 #center(){&font(#ff0000){まやかしの預言者「セラに愛されるために生きてきたんだろう。 セラの愛のために死ぬ気はないか? 」}} そして訪れた2015年 年末恒例となった統率者デッキの発売、その2015年度版のプレビューが始まった。 そしてその一つに入った新規カード >Herald of the Host / 天軍の伝令(3)(W)(W) >クリーチャー — 天使(Angel) >飛行、警戒 >無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、このクリーチャーのコピーであるトークンを、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につき1体、タップ状態でそのプレイヤーまたはそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。) >4/4 マナコストは完全に同じ。 クリーチャーであることも、クリーチャー・タイプも一致。 パワータフネスも一致。 飛行と警戒を持つのも一致。 しかしこのカードは多人数戦用とはいえメリット能力を持っていた。 確かに2人対戦では機能は変わらないかもしれない。 しかしいそうでいなかった、かの悪斬ですら成し得なかった「上位互換」がついに登場したのだ。 実は第7版以降基本セットに再録され続けていたのは前述のとおりだが、最後の基本セットのマジック・オリジンまで全ての基本セットに再録されていたのだ。 基本セットに再録された回数では単独1位という記録を持っている。 さらに基本セットが廃止された後もウェルカムデッキに収録されていることも上述の通りであるが、ウェルカムデッキに収録されているカードはスタンダードで使用することが出来るのだ。 これによってセラの天使は《精神腐敗/Mind Rot》とともに「基本土地を除いて最もスタンダードに現存しているカード」という称号を持っている。 さらに月日が流れた2018年。 かつて数多の物語が紡がれた次元・ドミナリアに時のらせんブロック以来久々に戻ってくることになった。 懐かしい名前やかつての登場人物の子孫が登場する中に彼女もいたのだった。 #center(){天使は過去の自分を夢のように思い出していた。自分の歌が牧草地を支えたこと。自分の刃が闇を追い返したこと。自分の翼がずっと自分を運んでいたことを。} かつての活躍を暗に示すようなフレイバーとともに。 これによりプロツアーやグランプリなどのリミテッドで彼女を見る機会も増えるかも知れない。 が、しかし >黎明をもたらす者ライラ (3)(W)(W) >伝説のクリーチャー - 天使(Angel) >飛行、先制攻撃、絆魂 >あなたがコントロールしている他の天使は、+1/+1の修正を受けるとともに絆魂を持つ。 >5/5 情報が出回った途端に「悪斬じゃねーか!」と口々に言われたこの天使まで同時に収録されていたのだった。 #center(){&font(#ffb74c){セラ天}「…もし、あなたが白いデッキを組もうとしていて、} #center(){クリーチャーに困っているのでしたら、良かったら私を使ってみませんか?} #center(){えへへ、大丈夫ですよ〜。私…、これでも昔はとっても強かったんですから。」} この項目は追記・修正してもタップしない。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最後の台詞に萌えて、泣いた -- 名無しさん (2013-06-01 00:18:38) - 最後の台詞にキュンとしてしまった……。 -- 名無しさん (2013-06-02 20:42:44) - 最後の台詞はホント、胸が痛い。 -- 名無しさん (2013-06-03 17:48:58) - 昔この項目書いたんだけど、懐かしくなったので加筆修正しちゃいました。まさかサルベージはおろか最後のセリフがそのまんま残っているとは…。 -- 名無しさん (2013-07-28 07:51:18) - 一瞬海外で新しく出た遊戯王のカードの事かと -- 名無しさん (2013-08-03 00:57:37) - ↑ゼラの戦士の親戚かよw -- 名無しさん (2013-09-04 16:43:36) - カヴー「セラちゃんペロペロ」 -- 名無しさん (2013-11-30 12:13:27) - 愛を感じる記事 -- 名無しさん (2014-02-23 05:40:36) - ↑お前はセンギアでもなめてろww -- 名無しさん (2014-05-21 21:27:25) - セラ「ダメ!不可思議ちゃん死なないで!」不可思議「ごめんなさいセラ姉さん。でも私、もう限界なの。もう墓地に落ちちゃう」セラ「イヤァァアアア!」 -- 名無しさん (2014-09-19 08:35:25) - ゼラの天使じゃなかった -- 名無しさん (2014-09-19 08:42:19) - 警戒とかいう無粋な二文字で略したMTGを僕は許しません -- 名無しさん (2014-09-27 23:10:03) - ↑おかげでスタミナの効果が「警戒を得る」というなんかイメージと違うものになったしな -- 名無しさん (2014-09-27 23:28:18) - 第9版のセラの天使 -- 名無しさん (2015-05-06 08:32:12) - ローテション直後でロクな生き物が居ない青白コンだと意外と活躍する -- 名無しさん (2015-05-16 23:04:18) - 回りが強くなっただけでこいつが全く使えないクリーチャーってわけじゃないからなぁ。そこそこのマナで最悪でも攻めれる4点の飛行壁として機能するのはやっぱでかい。 -- 名無しさん (2015-07-08 09:19:11) - レベッカ版とうとう実物大でカード化か -- 名無しさん (2015-08-09 11:19:56) - 遊戯王の「翻弄するエルフの剣士」系統みたいに、Mtgもそんな感じで往年の協力クリーチャーをアレンジして復活させてくれたらなぁ -- 名無しさん (2016-01-17 16:03:37) - そこにスタンでも大活躍のアヴァシン様がおるじゃろ。あと、プレナーカオスのセラのスフィンクス。まあ言いたかった事とはだいぶズレてそうだけど -- 名無しさん (2016-08-31 02:44:42) - なんだかんだ出てなかった完全上位互換が一応の形だけど出ちゃったんだよなあ。2人対戦だとほぼ変わらないけど -- 名無しさん (2016-09-06 10:18:04) - 天軍の伝令は謝るべき -- 名無しさん (2016-09-06 10:20:57) - スタン期間とドミナリア追記。うまい言い回しが出てこないので追記お願いします -- 名無しさん (2018-04-09 10:35:08) - 灯争大戦で出てくるボロスの伝説の機体、パルヘリオンIIはアタックするたびに4/4飛行警戒の天使が出てくる(しかも本体も飛行警戒先生家攻撃持ち)、まあ重いし出る頃には終わってるだろうけど -- 名無しさん (2019-04-18 16:40:38) - 因みにα版とレベッカ版の原画は日本にあったりする。持ってるのは日本でも有数のカードコレクターである某有名カードショップ店長。 -- 名無しさん (2019-05-08 18:32:07) - デュエマ次元にもやって来たセラ天さん エムラクールをブロックできるよやったねセラ天さん -- 名無しさん (2020-01-20 16:45:03) - デュエマはパワー+100万とかあるからエムラクールを殴り倒すセラの天使が見れる可能性が・・・? -- 名無しさん (2020-01-25 00:46:13) - 能力のシンプルさがとにかく美しい、役割を果たす上で必要十分なものが揃ってる -- 名無しさん (2021-02-22 22:36:00) - MTGアリーナの初期デッキにもちゃんといる -- 名無しさん (2022-09-10 10:42:21) - 今更だけどこのページはマナシンボルが英語表記になってるんだな。初出が古いカードだからか? -- 名無しさん (2023-09-01 15:09:48) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2009/09/23(水) 22:09:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- セラの天使はカードゲーム[[Magic the Gathering]]内に存在するカードの一つである。 〜スペック〜 >Serra Angel/セラの天使 (3)(W)(W) >クリーチャー - 天使(Angel) >飛行 >警戒(このクリーチャーは攻撃してもタップしない。) >4/4 ちなみに「セラ」とは「serrated(意:鋸状の、ギザギザの)」という単語から作られた造語である。 &font(#008000){〜基本情報(黄金期)〜} マジック創世の時代より存在する白の代名詞といっても過言ではないカードの一枚。通称:「セラ天」 登場当初はアンコモンで入手しやすく、しかも初心者にも分かりやすい強さだったことから、 かつて三大白レアと呼ばれた[[神の怒り>神の怒り(MtG)]]・[[ハルマゲドン>ハルマゲドン/Armageddon(MtG)]]・十字軍以上に影響力があったと言っても過言ではないだろう。 現にそのあまりの人気から彼女を基に[[プレインズウォーカー>プレインズウォーカー (MTG)]]のセラはデザインされ、 漫画「[[デュエルファイター刃]]」では世良円の名前の由来になったなど逸話は多い。 今でこそこのスペックを超えるクリーチャーは枚挙に暇が無いが、 昔は今よりも2〜3段階はクリーチャーの質が悪かった事を忘れてはならない。 その中で5マナ4/4飛行という5回殴れば人が死ぬ上に、 攻撃に参加してもタップしないおかげで攻撃しながらブロックにも参加できる彼女がいかに偉大だったかは想像に難くない。 特に、飛行で一方的に攻撃を通す攻撃性を持ちながらも、一方で飛行を持っているが故の守備範囲の広さの両立は『ずるい』と言いたくなるくらいの安定感があった。 (リミテッドで彼女を使えば、今ですらなお同じ感想を抱くことであろう) この安定感は後の天使たちのデファクトスタンダードとなり、彼女の後輩たちの多くが飛行と警戒を持つようになった。 彼女は飛行と攻撃に参加してもタップしない能力の相性の良さを世に知らしめた立役者でもあるのだ。 もちろん[[稲妻>稲妻/Lightning Bolt(MtG)]]で焼かれないタフネス4というのも見逃せない点である。 タフネス3という非情な生存境界線を乗り越え、まさに不沈艦の如く戦場に降り立つ彼女は僕達の憧れの存在であった。 (まぁ、恐怖に身がすくんだり[[農場で畑耕したり>剣を鍬に/Swords to Plowshares(MtG)/農場送り]]することも多かったけどね、うん) その強さゆえにビートダウンからコントロールまで白ならばある程度デッキを選ばずに投入できたカードの1枚であり、 あるときはかのThe Deckや往年の青白コントロールの勝ち手段に選ばれ、 またあるときはゲドン後の荒野を駆ける役目をアーニーの兄貴と奪い合ったりしていた。 余談ではあるが、なんと人によってはヒッピーゲドンとスイッチしつつ3Tに彼女に出すために暗黒の儀式を入れていた事例もあるというからオソロシイ。 彼女を使うために禁忌に手を染めちゃう人もいただなんて、なんと罪深き天使様であろうか…。(まぁルール上は全く問題ないのだけれど) しかし、ここまで多くのプレイヤーに愛された彼女であったが、 残念なことに彼女の強さはあまりに時代とかけ離れすぎていた…。 非情にも、今までマジックの顔として頑張って来た彼女に第5版行きのチケットは手渡されなかったのである…。 &font(#008000){〜基本情報(衰退期)〜} 彼女との別れからどれだけの時が過ぎただろう…、 彼女が不在の頃のマジックは俗に言う暗黒期だったに違いない。 [[MoMa>MoMa(MtG)]]という黒歴史がプレイヤーの心をズタズタに引き裂き、冬が来た。 だけど、第7版の情報が出たとき…「彼女が帰ってくる!」ってキャッチフレーズを見たとき…、 間違いなく僕は…、そして多分君たちも…、「ときめき」ような気持ちを覚えたに違いない。 彼女の「ただいま」を心から歓迎し、また再びデッキを手に取ったのではないだろうか? 彼女の大活躍を今一度確認するために。 …だが、結論から言うと彼女はほっとんど活躍できなかった。 確かに彼女の復活は当時コロコロのDMの影響でMtGのメイン層が小中学生になりつつある中で、 かつてマジックをやめたプレイヤー達を引き戻す点では力を発揮したが、 この頃のマジックはクリーチャースペックの著しい上昇により、彼女でもどうしようもない環境だったのだ。 まず4マナ5/5被覆のブラストダーム、5マナ6/6+α*3の魂売りは、 目を疑うかのような圧倒的なスペックで彼女を凌駕し、彼女から「高スペック」という称号を剥奪した。 ~参考スペック~ >Blastoderm / ブラストダーム (2)(G)(G) >クリーチャー — ビースト(Beast) >ブラストダームは呪文や能力の対象にならない。 >消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。) >5/5 >Spiritmonger / 魂売り (3)(B)(G) >クリーチャー — ビースト(Beast) >魂売りがクリーチャーにダメージを与えるたび、魂売りの上に+1/+1カウンターを1個置く。 >(B):魂売りを再生する。 >(G):魂売りは、ターン終了時まであなたが選んだ1色の色になる。 >6/6 それでも陸と空という根本的な戦場の違いがあった以上、ここまでならまだアイデンティティの保ちようもあった。 しかし、彼女の風前の灯であった存在価値は完膚無きまでにぶち壊わされる。ある赤と青のカードによって。 まずは、環境を一変させた狙いをつけるのが上手い、鈍くて愚かな遺伝子変異体、[[火炎舌のカヴー>火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]。 ~参考スペック~ >Flametongue Kavu / 火炎舌のカヴー (3)(R) >クリーチャー — カヴー(Kavu) >火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。 >4/2 わずか4マナで4/2のスペックを持ちながらcipでクリーチャーに4点ダメージを与えるチートクリーチャー。 コイツによって彼女は、いやあまねく全ての防御手段を持たぬタフネス4の存在([[センギアの吸血鬼>センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(MtG)]]とか)は否定されてしまったのだ…。 いつの時代も、マジックには火力などの呪文によって定められるタフネスの壁が存在してきた。最たる例は稲妻の3点の壁だろう。 この時代には稲妻は消えていた、もちろん火葬すらもだ。 ぶっちゃけショックと火山の槌とクソ高い[[ウルザの激怒>ウルザの激怒/Urza's Rage(MtG)]]しかロクな火力の無かった赤は単色ではやっていけないほど弱体化していたはずだった。 しかし、それすらも補って赤を復権させ、すべて変えてしまった存在…それがこの火炎舌のカヴーなのだ。 それほどまでにタフネスの壁を引き上げるという功績(あるいは罪)は大きなものだったのである((《カヴーのカメレオン》なんかはメタゲームの関係上、火炎舌に焼かれながらも使われたりしてたのだが。逆に言えば相当な理由がなければタフネスの壁はやはり高いのだ。))。 だが彼女の悲劇はこれで終わらなかった。そう、もう一つの青いカードの登場である。 次に紹介するのは、4/4や6/6の地を這うワーム達に空飛ぶ術を与えたインカーネーション、[[不可思議>不可思議/Wonder(MtG)]]。 ~参考スペック~ >Wonder / 不可思議 (3)(U) >クリーチャー — インカーネーション(Incarnation) >飛行 >不可思議があなたの墓地にあり、かつあなたが島(Island)をコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは飛行を持つ。 >2/2 …聡明なる諸君、セラの天使の強さはなんだったであろうか? 高いスペック、攻防一体の運用、火力への潜在的な耐性、などなど色々あるが最たる物は「飛んでいる」ことであった。 もっと言うなら、飛んでいるにもかかわらず十分なサイズと有用な能力を持っていること、これこそが彼女の強さだったのだ。 しかし、インフレの進んだこの時代に、よりスペックの高い…もしくはよりコスパの良いクリーチャーが空を飛べてしまったら、 そこに彼女の空はあるだろうか?いや、残念ながら無かったのだ。 もっと言うなら[[シヴ山のドラゴン>シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon]]の空も、センギアの吸血鬼の空も無かった…。 マッドネスを利用してたった3マナで出てくる4/4ワーム、墓地から唱えれば4マナで出せる6/6ワーム、 墓地と手札を食ってとんでもないサイズに膨れ上がる[[サイカトグ>サイカトグ/Psychatog(MtG)]]、マッドネスの軸となった優秀なクリーチャーたち、 こんな奴らがみんなして飛行を持ってしまったのだ。そりゃどうなってしまうかはお察しいただきたい 空にすら、彼女の居場所はなくなってしまったのである。   …復活の際アンコモンからレアに昇格していたセラの天使が、 かつて自分が在籍していたアンコモン枠のカヴーと不可思議に存在が全否定されてしまったのは皮肉としか言いようがない。 だが、かつてアンコモンとして強いレアを差し置いて僕らを支えてくれたのが彼女だとするなら、 カヴーや不可思議といったアンコモンの後輩たちは、同じようにレアを否定して当時の子どもたちを支えただけなのかもしれない。 しかしながら多くの人達に愛された彼女にとって「使えない」という烙印が押されるのはどんな気分だったのだろうか…。 (出オチとまで称されるアーニーの兄貴に比べたらまだ大分マシであるが) 僕らは忘れてはいけない、彼女の屈辱を。哀しみを。そして彼女への感謝を。 &font(#008000){〜基本情報(そして現在へ…)〜} 最強の天使の座を賛美されし天使へと譲った後、彼女はのんびりと引退生活を送っている。 たま〜にリミテッドでシヴ山のドラゴンさんと共に昔の強さを見せつけたり、アダーカーの戦乙女や黄昏の番人といった若手達の相談相手になったりとそれなりに忙しそうだが全盛期の比ではない。 …ところがそんな彼女に2009年風雲急を告げる怒涛の展開が待ち構えていた。 M10に[[悪斬の天使>悪斬の天使/Baneslayer Angel(MtG)]]という彼女を遥かに超える化け物が登場したのはまぁ置いておくとして、 『LORD of VERMILIONU』に参戦が決定したのだ。(最早過去形だが) 里子に出されたなどの否定的な意見もあるが、今はただ彼女の幸せな未来を信じて見守ってあげようじゃないか。 みんなの天使様が再び輝きを取り戻してくれるのかもしれないのだから…。 to be continued... &font(#008000){〜さらにその後〜} 第7版から基本セットでのレア度は一貫してレアだったが、 マジック2010での再録でアンコモンに格下げ(といっても登場当時と同じだが)された。 このため、カードプールの限られるリミテッドではアンコモンとは思えないハイスペックさで当時を彷彿とする大活躍をしている……気がする。 そして2015ではパック収録はされないが初心者入門のための配布デッキに入る事になり、優秀なアンコモンが入る枠を邪魔しない点で上級者からは喜ばれ初心者にMTG代表の天使として知ってもらえ、初心者の切り札になるというかなり美味しいポジションを得られた。 その後もウェルカム・デッキの白では毎回のように収録され、もはや定番のように扱われている。レア枠は《神盾の天使/Aegis Angel》になっているが、それらと一緒に初心者に「リミテで飛行が止まらずに負ける」という経験を教えている。 また上述の通り『LORD of VERMILIONU』に参戦。レアリティは&font(#ff0000){やはり}アンコモン 以下LoVUのステータス 種族:神族 コスト:20 HP:410 攻撃力:50(光) 防御力:65(闇弱点) 速度:4 フィールドスキル:Wゲート サポートスキル:なし 特殊技:回復『天使の慈悲(エンジェルズ・マーシー)』 と攻守走とバランスがよく(LoVにおいては特化したステータスよりもバランスがいい方が強い 例外あり)、同じく神族のオーディンと組めば回復を駆使した一撃離脱型デッキが組める。 また、同じく神族のゲストの[[サルカン・ヴォル>サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(MtG)]]と組ませれば高攻撃力だが防御に不安のあるサルカン・ヴォルを要塞化出来る。 更に特殊技の回復力も馬鹿にならないと高性能。 やはり往年のエースは格が違った。 全盛期は過ぎたが、今でもHP関連の特殊技持ちか、低い防御性能だが優秀な特殊を持つといったカードの実験投入等に使われて、他のカードの実力を調べるという調査員のような役目を果たしている事が多い。 しかしⅢに移りⅡの運営が終了宣言がなされた頃、彼女は最前線で戦い続けていた。理由は最終盤ではⅢでは入手がまず不可能な称号入手目当てのプレイヤーが多く、神種の称号入手において妖星乱舞のBGMを流せるようになるケフカ、そして属性が異なる上称号も取れる関羽と30コス2体の構成でまず60コストを消耗していた。そして化け物染みた固定ダメージのエリザベスや凄まじくトリッキーかつ優秀なイザナミ、数秒完封する【】マッドハッター等を率いる不死が蔓延していた。そのため如何に上記の二人を生存させるかが鍵となっていたのである。そこで不死の弱点を点ける光かつ、HP回復により生存率を高める彼女に多くの人が目を付けた。その上最終バージョンにおいて長時間DEFを上げる10コスのティファリスが追加され神の称号取りの弱点を補う事が彼女を含めることで最高の戦いが出来るようになったのである。 Ⅱの最初に現れ、最終盤で再び輝いた彼女はMTGではなしえなかった後に評価されるカードとして最後まで戦い続けⅡの終わりとともに使命を終えたのである。 更に応募者限定のスペシャルカードにも選ばれた。 …他のスペシャルカードに選ばれた奴らと違い倍率が100%越えてないのは突っ込んではいけない。 正直もっと美人なアテナとかラクシュミーに匹敵するイラストがあれば…。 #center(){&font(#ff0000){まやかしの預言者「セラに愛されるために生きてきたんだろう。 セラの愛のために死ぬ気はないか? 」}} そして訪れた2015年 年末恒例となった統率者デッキの発売、その2015年度版のプレビューが始まった。 そしてその一つに入った新規カード >Herald of the Host / 天軍の伝令(3)(W)(W) >クリーチャー — 天使(Angel) >飛行、警戒 >無尽(このクリーチャーが攻撃するたび、このクリーチャーのコピーであるトークンを、防御プレイヤー以外の対戦相手1人につき1体、タップ状態でそのプレイヤーまたはそのプレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃している状態で生成してもよい。戦闘終了時に、それらのトークンを追放する。) >4/4 マナコストは完全に同じ。 クリーチャーであることも、クリーチャー・タイプも一致。 パワータフネスも一致。 飛行と警戒を持つのも一致。 しかしこのカードは多人数戦用とはいえメリット能力を持っていた。 確かに2人対戦では機能は変わらないかもしれない。 しかしいそうでいなかった、かの悪斬ですら成し得なかった「上位互換」がついに登場したのだ。 実は第7版以降基本セットに再録され続けていたのは前述のとおりだが、最後の基本セットのマジック・オリジンまで全ての基本セットに再録されていたのだ。 基本セットに再録された回数では単独1位という記録を持っている。 さらに基本セットが廃止された後もウェルカムデッキに収録されていることも上述の通りであるが、ウェルカムデッキに収録されているカードはスタンダードで使用することが出来るのだ。 これによってセラの天使は《精神腐敗/Mind Rot》とともに「基本土地を除いて最もスタンダードに現存しているカード」という称号を持っている。 さらに月日が流れた2018年。 かつて数多の物語が紡がれた次元・ドミナリアに時のらせんブロック以来久々に戻ってくることになった。 懐かしい名前やかつての登場人物の子孫が登場する中に彼女もいたのだった。 #center(){天使は過去の自分を夢のように思い出していた。自分の歌が牧草地を支えたこと。自分の刃が闇を追い返したこと。自分の翼がずっと自分を運んでいたことを。} かつての活躍を暗に示すようなフレイバーとともに。 これによりプロツアーやグランプリなどのリミテッドで彼女を見る機会も増えるかも知れない。 が、しかし >黎明をもたらす者ライラ (3)(W)(W) >伝説のクリーチャー - 天使(Angel) >飛行、先制攻撃、絆魂 >あなたがコントロールしている他の天使は、+1/+1の修正を受けるとともに絆魂を持つ。 >5/5 情報が出回った途端に「悪斬じゃねーか!」と口々に言われたこの天使まで同時に収録されていたのだった。 #center(){&font(#ffb74c){セラ天}「…もし、あなたが白いデッキを組もうとしていて、} #center(){クリーチャーに困っているのでしたら、良かったら私を使ってみませんか?} #center(){えへへ、大丈夫ですよ〜。私…、これでも昔はとっても強かったんですから。」} この項目は追記・修正してもタップしない。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最後の台詞に萌えて、泣いた -- 名無しさん (2013-06-01 00:18:38) - 最後の台詞にキュンとしてしまった……。 -- 名無しさん (2013-06-02 20:42:44) - 最後の台詞はホント、胸が痛い。 -- 名無しさん (2013-06-03 17:48:58) - 昔この項目書いたんだけど、懐かしくなったので加筆修正しちゃいました。まさかサルベージはおろか最後のセリフがそのまんま残っているとは…。 -- 名無しさん (2013-07-28 07:51:18) - 一瞬海外で新しく出た遊戯王のカードの事かと -- 名無しさん (2013-08-03 00:57:37) - ↑ゼラの戦士の親戚かよw -- 名無しさん (2013-09-04 16:43:36) - カヴー「セラちゃんペロペロ」 -- 名無しさん (2013-11-30 12:13:27) - 愛を感じる記事 -- 名無しさん (2014-02-23 05:40:36) - ↑お前はセンギアでもなめてろww -- 名無しさん (2014-05-21 21:27:25) - セラ「ダメ!不可思議ちゃん死なないで!」不可思議「ごめんなさいセラ姉さん。でも私、もう限界なの。もう墓地に落ちちゃう」セラ「イヤァァアアア!」 -- 名無しさん (2014-09-19 08:35:25) - ゼラの天使じゃなかった -- 名無しさん (2014-09-19 08:42:19) - 警戒とかいう無粋な二文字で略したMTGを僕は許しません -- 名無しさん (2014-09-27 23:10:03) - ↑おかげでスタミナの効果が「警戒を得る」というなんかイメージと違うものになったしな -- 名無しさん (2014-09-27 23:28:18) - 第9版のセラの天使 -- 名無しさん (2015-05-06 08:32:12) - ローテション直後でロクな生き物が居ない青白コンだと意外と活躍する -- 名無しさん (2015-05-16 23:04:18) - 回りが強くなっただけでこいつが全く使えないクリーチャーってわけじゃないからなぁ。そこそこのマナで最悪でも攻めれる4点の飛行壁として機能するのはやっぱでかい。 -- 名無しさん (2015-07-08 09:19:11) - レベッカ版とうとう実物大でカード化か -- 名無しさん (2015-08-09 11:19:56) - 遊戯王の「翻弄するエルフの剣士」系統みたいに、Mtgもそんな感じで往年の協力クリーチャーをアレンジして復活させてくれたらなぁ -- 名無しさん (2016-01-17 16:03:37) - そこにスタンでも大活躍のアヴァシン様がおるじゃろ。あと、プレナーカオスのセラのスフィンクス。まあ言いたかった事とはだいぶズレてそうだけど -- 名無しさん (2016-08-31 02:44:42) - なんだかんだ出てなかった完全上位互換が一応の形だけど出ちゃったんだよなあ。2人対戦だとほぼ変わらないけど -- 名無しさん (2016-09-06 10:18:04) - 天軍の伝令は謝るべき -- 名無しさん (2016-09-06 10:20:57) - スタン期間とドミナリア追記。うまい言い回しが出てこないので追記お願いします -- 名無しさん (2018-04-09 10:35:08) - 灯争大戦で出てくるボロスの伝説の機体、パルヘリオンIIはアタックするたびに4/4飛行警戒の天使が出てくる(しかも本体も飛行警戒先生家攻撃持ち)、まあ重いし出る頃には終わってるだろうけど -- 名無しさん (2019-04-18 16:40:38) - 因みにα版とレベッカ版の原画は日本にあったりする。持ってるのは日本でも有数のカードコレクターである某有名カードショップ店長。 -- 名無しさん (2019-05-08 18:32:07) - デュエマ次元にもやって来たセラ天さん エムラクールをブロックできるよやったねセラ天さん -- 名無しさん (2020-01-20 16:45:03) - デュエマはパワー+100万とかあるからエムラクールを殴り倒すセラの天使が見れる可能性が・・・? -- 名無しさん (2020-01-25 00:46:13) - 能力のシンプルさがとにかく美しい、役割を果たす上で必要十分なものが揃ってる -- 名無しさん (2021-02-22 22:36:00) - MTGアリーナの初期デッキにもちゃんといる -- 名無しさん (2022-09-10 10:42:21) - 今更だけどこのページはマナシンボルが英語表記になってるんだな。初出が古いカードだからか? -- 名無しさん (2023-09-01 15:09:48) - エルドレインの森で青くなった上位互換が出たが殆ど使われてないもよう -- 名無しさん (2023-11-21 19:22:22) #comment #areaedit(end) }

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