《矛盾》(ぼくらの)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/28(土) 03:14:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 《矛盾》(むじゅん) 『[[ぼくらの]]』の小説版にのみ登場する敵性怪獣。 スリット数:不明 光点の数:不明 4戦目の敵であり、ぼくらの子ども達が戦う3体目の怪獣。 この時の《人形》の操縦者はツバサ。 全怪獣の中でも特に奇怪な姿をしており、それはまるで二体いるかのよう。 片方は細長く先端が鋭い棒状の形をしているため《矛》、もう片方は野球のホームベースのような形から《盾》と呼ばれる。 《矛》と《盾》は完全に分離しており、[[コエムシ>コエムシ(ぼくらの)]]曰く「どちらかが本体でもう片方を遠隔操作している」とのこと。 矛と盾だから《矛盾》と呼ばれているが、実際に何かが食い違っているとか[[矛盾>矛盾(故事成語)]]があるわけではない。 色も大きさも作中では記述がなく不明。《矛》《盾》共に《人形》にはない浮遊能力を持つ。 《人形》との戦いはツバサが暮らす街で行われた。     ●作中の活躍 《人形》と《矛盾》双方の怪獣が出揃うと、民間人の避難も待たずに《矛》が突進。 《人形》が後ろに跳ねてこれをかわし、後に第二次怪獣災害と呼ばれる戦いが始まった。 《矛盾》の戦い方はとても単純かつ基本的なもので、 《人形》に向けて鋭い《矛》で攻撃、[[レーザー>ビーム/レーザー]]の反撃があれば《矛》は素早く引っ込んで同時に《盾》が割り込んで防御というお互いの役割をきっちり果たしながら戦闘を運ぶ。 《人形》の接近で《盾》が直接攻撃されそうになればレーザーを乱射しつつ後退、即座に《矛》が前に出て突進をかける。 その繰り返し。 《矛》が繰り出す高速攻撃は毎回もう少しのところで《人形》にかわされるが、その度に《盾》からの牽制レーザーで微少ずつながらも確実にダメージを与えていた。 しかし微少は微少。このままでは埒があかず、《矛盾》は別の戦法に切り替える。 それは《矛》と《盾》の同時攻撃。 《矛》の突進を回避されれば《盾》のレーザーが、レーザーを回避されれば《矛》が敵を貫くという構えを取った。 具体的な配置や動きは不明。十字攻撃だろうか。 結果《矛》の攻撃を警戒した《人形》はこれを回避、《盾》によるレーザーの集中砲火を浴びることに。 致命傷にはならないまでも《矛盾》の同時攻撃はそれまで以上に《人形》の装甲を削り落とす。 そんな攻撃を何度か繰り返した時、《人形》の動きが急に止まった。 《矛》の攻撃がついに《人形》に命中するが、回避を想定して突進したせいで右肩から先を千切り落とす程度に留まる。 衝撃で倒れ込んだ《人形》にトドメを刺そうと《矛》が突進をしかけるも、これも惜しいところで回避された。 決着を付け損ねたものの戦況は未だ有利のままで、依然として繰り返す《矛》と《盾》との同時攻撃で《人形》をいたぶる。 そして再びくる絶好のチャンス。 棒立ちしたまま回避行動を取ろうとしない《人形》の胸元めがけ、今度こそコックピットを貫こうと渾身の体当たりを仕掛けた。 とうとう《矛》は《人形》の胴に深々と突き刺さり、その動きを完全に停止させた が。   《矛》が突き刺さる直前、《人形》からはコックピット部だけが分離していた。 今の《人形》はもはや抜け殻の木偶でしかなく、例え粉々にしたとしても意味がない。 しかし無防備となったコックピットを潰せば《矛盾》の勝利は確定する。 ――のだが、全身全霊を懸けた《矛》の突進は貫いた《人形》によって重みを増し、急に止まることができなくなっていた。 そしてその先には自分の片割れである《盾》。 《人形》を貫通した矛先は《盾》をも貫き、そこにあった核までも正確に射止めてしまう。 何もできないコックピットだけになった相手を前に、まんまと作戦にかかった《矛盾》は自滅という形で敗北を喫した。     後日、国防軍基地で子ども達が見せられた写真の《人形》のコックピットは、《矛盾》含む敵性怪獣の核と全く同じ形をしたものだった。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 挿絵なかったのでイマイチ絵面が想像しにくい敵 -- 名無しさん (2020-07-21 20:47:07) #comment #areaedit(end) }
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