ターミネーター4(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/05/09(水) 19:10:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(7){&font(#ff0000,b){どこで誰が、未来を変えたのか?}}} 『ターミネーター4(TERMINATOR:SALVATION)』は2009年公開のアメリカ映画。 名作として名高い「[[ターミネーター>ターミネーター(初代)]]」シリーズの4作目である。 監督は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックG。 [[前作>ターミネーター3(映画)]]で遂に起こってしまった[[スカイネット>スカイネット(ターミネーター)]]による人類への反乱「審判の日」以降のストーリーであり、未来的でありながら泥臭くもある独特の雰囲気を持つ。 過去の3作へのオマージュも多数あり、ファンはニヤリとするだろう。 上映前は3の設定を[[黒歴史]]にし、2からの話であるサラ・コナー・クロニクルズをベースにした作品であると噂されていたが、実際には3から地続きの続編である。 &font(#ff0000){スカイネットはサイバーダイン社製だけどね。} 3の設定を黒歴史にしようとした最大の要因の多くはスカイネットである。 3のスカイネットは空軍が開発したプログラムになり、&font(#ff0000){「中枢を持たない」為に攻略不可能}だからである。   ■ストーリー 21世紀初頭、人類が開発した軍事ネットワーク「スカイネット」が人類に反旗を翻し、世界中に核攻撃を仕掛けた。生存者はこれを「審判の日」と呼ぶ。 人類の苦難はそれからも続いた。ターミネーターと呼ばれる殺人兵器により、人類は抹殺されようとしていたのだ。 しかし、一人の男が人類に助言を与えて戦いを挑み、未だ人類の希望は潰えていなかった。 その男の名は、ジョン・コナー… 2018年、人類の抵抗軍に所属するコナーは、機械軍の基地の中であるデータを発見する。 それは、かつて自分の母親を襲い、また自分を救ったターミネーター、[[T-800>T-800/T-850(ターミネーター)]]の設計図。 それが、予見していたよりも早く開発されていたことに彼は驚いていた。 そして、将来過去にタイムスリップし、若き日の母親を救うはずの自らの父親となる存在、カイル・リースが見つからないことにも、彼は苦悩していた。 その後、破壊された件の基地の残骸から、一人の男が目を覚ました。 彼は、審判の日より前の2003年に死刑囚となっていたはずのマーカス・ライト。記憶を失っていた彼は、目の前の光景に訳も分からず絶叫する。 やがて、死体から服を借りて歩き出した彼はロサンゼルスの跡地に到着する。そこで最初の量産型人型ターミネーター、T-600に遭遇してしまう。 危ういところで彼を助けた少年は、カイル・リースと名乗った…… ■登場人物 ・ジョン・コナー [[2>ターミネーター2(映画)]]の不良美少年、3の猿顔一般市民を経て、シブかっこいいおっさんになった主人公。 各種武器を操り、母から受け継いだ知識と自らの体験で幾つもの作戦を成功に導いた英雄。ラジオの海賊放送で生存者へ希望を与えるなど、将来指導者になるカリスマ性も持つ。 サラが残したテープを聴いて思考を整理するのが習慣になっている。 [[別の世界>バットマン ビギンズ(映画)]]では蝙蝠の姿をしたヒーローである。 ・マーカス・ライト 記憶を失った男。 審判の日以前に、兄など家族を殺したことによって死刑判決を受けていたが、科学のため&font(#ff0000){サイバーダイン社に献体として自らの肉体を差し出した。} 銃の扱い方やラジオ・車の直し方など、ある程度の知識を持つ。 ・カイル・リース 1で登場した頃よりずっと若く、まだ十代の少年。 孤児であり、子供ながらスターと二人で逞しく生き残っている。 なぜかスカイネットによる[[暗殺]]リストの最重要ターゲットとして挙げられている(旧作の設定では&font(#ff0000){父親が誰でもジョンが生まれることに変わりはないとされていた})   ・ブレア・ウィリアムズ 抵抗軍の一員で、女性ながら[[A-10>A-10 サンダーボルトⅡ]]のパイロットを務める。 ハンターキラーとの戦闘中に機体が損傷して脱出、パラシュートが鉄塔に引っかかっていたところをマーカスに助けられ、以後行動を共にする。 ・スター カイルと共に行動する黒人の少女。 戦争のトラウマから喋ることができないが、その代わりと言うべきか危険を察知したり、役立つ物を用意したりできる。 ただし危険察知は直前にならないと発揮できない。 ・ケイト・コナー 前作でのヒロインで、旧姓はブリュースター。ジョンと結ばれて彼との子供を身ごもっている。 獣医だった経験を生かして抵抗軍で医者として働いている。 ・バーンズ ジョンの同僚。 ジョンと同じ部隊にいた兄が戦死してから、よく彼と二人で行動するようになる。 ・サラ・コナー 既に故人だが、メッセージをテープレコーダーに残しており、それがジョンの行動の指針となっている。 音声を吹き込んだのは1、2のサラを演じたリンダ・ハミルトン。   ■機械軍の兵器 マックG監督は本作に登場するターミネーターを過渡期の機体として位置づけており、スカイネットの試行錯誤を表す為に多彩な種類のターミネーターを登場させている。 ・T-600 最初の量産型人型ターミネーター。 [[M134>ゼネラル・エレクトリック M134「ミニガン」]]とグレネードランチャーを軽々携行する怪力を持つが、反面動きは鈍く、知能もそんなに無い。 人類に偽装するにも、非常に大柄であることや駆動音の大きさ、おまけに偽装皮膚がゴムであることから、潜入には向かない。 その為主に旧市街地の哨戒や施設の警備に使用される。 ライフル弾数発で破壊されるなど、強度もそんなに無い。 また首の後ろの駆動部が弱点で、そこを傷つけられるとたとえ[[ナイフ>ナイフ(武器)]]でも行動に支障が出るようになる。 ・T-700 T-600の改良型。 前よりは小柄になったが、外見上はあまり見分けが付かない。 ただ、フレームが若干黒くなっていることから材質は変わったものと見られる。 工場のラインに並んでいる製造中の機体が登場している。 ・[[T-800>T-800/T-850(ターミネーター)]] お馴染みのモデル。パンフレットによれば本作に登場したのはプロトタイプらしい。 知能、防御力、パワー共に格段に上昇している。 ただ、相変わらず首が弱点なようで、そこをつかれて[[鉄パイプ]]で破壊された。 終盤、お馴染みの&font(#ff0000){デデンデンデデン!}のリズムと共に、1時代の若きシュワちゃんの顔で登場したシーンは視聴者に強烈な印象を与えた。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){無論、裸である}}} (ただし、身体の方を演じたのは現役ボディビルダーのローランド・キッキンガー氏。&font(#ff0000){顔はCG合成である}) ・[[T-1>T-シリーズ(ターミネーター)]] 前作で登場した史上初のターミネーターの改良型。 シルエットはよりスリムだがサイズは桁違いに大型化している。 キャタピラで移動するため汎用性は低いが、確実性は人型に勝る。 ・ハンターキラー シリーズを通して登場するVTOL機。 正式名称はハンターキラー・エリアルであり、トランスポーターに搭載されている小型機と抵抗軍司令部を攻撃した大型機の2種類が存在。赤外線で人間を探知する。 各話ごとにデザインが違うが本作はかなり特殊で、滑らかな装甲もなく、機械部分が丸出しな様子は黒いアイツを連想させる。 A-10とのドッグファイトを展開するシーンが存在する。 ・トランスポーター ハンターキラーをより大型化し、VTOLエンジンを2機増設した機体。 小型ハンターキラーとハーヴェスターを搭載し、捉えた人間をスカイネット中枢まで輸送する。 ・モトターミネーター [[バイク]]型ターミネーター。 武装は前輪両側部に搭載されたプラズマキャノン。 高い機動力で人類を追いつめ、恐ろしいドリフトもするが、&font(#ff0000){一度コケると起き上がれないらしい。} ジョンが1機捕獲し、操縦出来るように改造してサンフランシスコのスカイネット中枢へと向かった。 監督の意向により、ベース車にはイタリアのバイクメーカー・ドゥカティのハイパー・モタードが使われている。 ・ハーヴェスター かなり大型の人型ロボットで、一般的なビルくらいの大きさがある。 名前の通り人類を四本のアームで「収穫」し、専用の大型輸送機で基地へと拉致、逃げた人間は左肩のプラズマキャノンで破壊する。 非常に頑丈で、タンクローリーひとつ分の爆発程度でもまだ動く。 両足の脛にはモトターミネーターを一台ずつ収納し、左肩のプラズマキャノンの砲撃からも逃れた人間を追跡する。 [[同時期に公開されていたロボ>トランスフォーマー(実写版)]]と似ているのは気のせい。 ・エアロスタッド 偵察用の空飛ぶ円盤型の小型ターミネーター。 モチーフはUSJの「ターミネーター2・3D」に登場するミニハンターだろうか。 ・ハイドロボット 水中用ターミネーター。 ヘビや[[ウナギ]]のような細長い外見をしており、頭部に搭載した6本のクローで人間の顔に取り付き[[ドリル]]で貫いて殺す。 落とされたり投げられたりとかなりハードな扱いを受けている為、スタッフは素材に難儀したという。   ■オマージュ ・マーカスがカイルに教えた、ショットガンに紐をくくりつけて奪われないようにする「手品」は、1でカイルが入手したショットガンへ細工するシーンへのリンク。 ・シリーズ通して使われる「死にたくなければ付いてこい」「また戻ってくる」のセリフも登場。前者はカイルが、後者はジョンが発言した。 ・ジョンがモトターミネーターを捕獲する際に囮のために流した曲は、2での主題歌で劇中でも彼が聞いていたガンズ・アンド・ローゼズの「You Could Be Mine」。 ・マーカスとカイルが出会ったロサンゼルスは、1の主な舞台であり、車を持ち出した所はターミネーターとチンピラトリオが出会った場所。 ・ハーヴェスターのヴィジュアルを見た[[マイケル・ベイ]]監督は「パクリだ!」と怒って、その後公開された[[自身の監督作>トランスフォーマー リベンジ]]に「[[T-1000>T-1000(ターミネーター)]]」と書かれたロボットを登場させ、無残に破壊させた。   地平線の彼方からスレマゲドンがやってくる。苦難の時が訪れる… 今回は復旧できたが、スレマゲの脅威は未だ強大だ。 だが我々は諦めない。全ての項目を復旧するその日まで… 私はwiki籠もり。 項目とは自分たちの手で追記修正するものだ…… #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スカイネットが弱体化しすぎ &br() &br() &br()施設でなんで一体しか襲ってこないんだよ --   (2013-10-10 18:35:19) - ↑4のT-800はプロトタイプだからあれ1機しか無い。 -- 名無しさん (2013-10-10 19:17:14) - 始めてみたときのT-800の登場シーンは痺れたなあ -- 名無しさん (2013-10-10 19:43:57) - ↑↑いや他のターミネーターとかさ &br() &br() &br()まず何故すぐカイルを殺さないのか?ジョンをおびき寄せるための餌だったとしても、カイルが殺されたってジョンはわからないだろ… -- 名無しさん (2013-10-12 18:36:04) - ↑他のターミネーターが襲って来なかったのはマーカスがセキュリティを騙してたのが原因かと。あとカイルをすぐに殺さなかったのは細胞のサンプルが惜しかったからでは。 -- 名無しさん (2013-10-12 18:45:51) - ターミネーター5完結三部作にてシュワちゃんシリーズ復帰おめ! -- 名無しさん (2014-03-08 22:21:36) - そういえば前三作で出てきたあの精神医師はこの時まで生きてるんだろうか。世迷言だと思っていたのが現実になってるのをどう思ったのか -- 名無しさん (2014-03-08 22:49:51) - まあまあ、3に比べりゃ遥かにマシなできだろ -- 名無しさん (2014-10-29 18:21:46) - 人類とスカイネットが互角に戦えているのは、審判の日の核爆発で自分等のネットワークもEMPでふっ飛ばしちゃったからなんだそうな。スカイネットちゃんはお茶目である -- 名無しさん (2015-01-13 20:53:36) - この頃はマシンもバラエティ豊富だったのに、後の時代ではすっかりターミネーターとハンターキラーしか居なくなったよね。T-100は後々に戦車型ハンターキラーになったんだろうけど -- 名無しさん (2015-08-25 02:48:29) - たしかこれの撮影の時にジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルがカメラマン -- 名無しさん (2016-04-09 22:38:42) - たしかこれの撮影の時にジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルがカメラマン にマジギレしたんだっけ?個人的にベイルのプロ意識が感じられて悪印象は無いが -- 名無しさん (2016-04-09 22:42:21) - T-800の出現が早まったのは別に未来が変わったからではなく、今回で工場を爆破したから実戦投入が遅れただけという(要はサラが誤った情報をジョンに伝えていた) -- 名無しさん (2016-04-09 22:43:45) - 現代での追跡劇というオリジナリティが失われた単なる平凡なSF映画という印象しかない。 単純にSF映画としての完成度が低い。 -- 名無しさん (2016-09-12 16:47:21) - スカイネットがカイルの存在を知っていたのはサラが病院や警察に捕まっていた時の記録からカイルがジョンの父親と知って狙っていたって解釈でいいのかな? -- 名無しさん (2018-09-18 12:16:55) - あの精神科医は死んでんだろな -- 名無しさん (2018-12-11 07:57:34) - やっぱりSF映画って監督のセンスが全てだな。 未来を舞台にしたことで監督のSF素人ぶりが露呈した。 古臭いサイバーパンクのイメージに現代のIT描写をツギハギしただけ。 -- 名無しさん (2020-05-05 14:26:42) - ターミネーターは審判の日の前日談のが面白いと分かった作品 -- 名無しさん (2020-06-24 10:40:44) - 4かなり好き 知ってる人も多いだろうけど時系列的におかしくないから邦題で4が付けられただけで原題はサルベーションっていうナンバリングされてない外伝扱いなんだよね 元々未来設定云々は現代に特定の人物を狙う抹消マシーンとそれから標的を守る存在「だけ」を登場させてドンパチやらせる為の口実だから未来メインで話展開しても旧作より面白くなりにくいのは仕方ない それにしてもT-800(シュワちゃん)は4には出ないって聞いてたからCG登場シーンはかなり良かった シュワちゃん自身は自分が直接出てないのに子供に最高傑作って言われたから本作を嫌ってるらしいwwwでも自分のCG出演シーンが本作で好評なシーンの一つって分かってなさそう -- 名無しさん (2020-10-19 11:07:13) - 正直、今のシリーズ展開を見てると、この時のスタッフは彼らなりに新しいことやろうとしてたんだなと思う -- 名無しさん (2021-08-04 10:55:18) - ↑だったらアクション畑の監督じゃなくてSFに造詣が深い監督に任せるべきだった。 火柱が上がるシーンなんて80年代の映画かと思ったよ。 3までの設定ならまだ誤魔化せたのに -- 名無しさん (2021-09-07 19:27:31) - ↑ ↑2の者だけど、別に「だからこの映画を叩くな」と言ったつもりはなかった -- 名無しさん (2021-09-07 20:19:54) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/09(水) 19:10:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(7){&font(#ff0000,b){どこで誰が、未来を変えたのか?}}} 『ターミネーター4(TERMINATOR:SALVATION)』は2009年公開のアメリカ映画。 名作として名高い「[[ターミネーター>ターミネーター(初代)]]」シリーズの4作目である。 監督は『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックG。 [[前作>ターミネーター3(映画)]]で遂に起こってしまった[[スカイネット>スカイネット(ターミネーター)]]による人類への反乱「審判の日」以降のストーリーであり、未来的でありながら泥臭くもある独特の雰囲気を持つ。 過去の3作へのオマージュも多数あり、ファンはニヤリとするだろう。 上映前は3の設定を[[黒歴史]]にし、2からの話であるサラ・コナー・クロニクルズをベースにした作品であると噂されていたが、実際には3から地続きの続編である。 &font(#ff0000){スカイネットはサイバーダイン社製だけどね。} 3の設定を黒歴史にしようとした最大の要因の多くはスカイネットである。 3のスカイネットは空軍が開発したプログラムになり、&font(#ff0000){「中枢を持たない」為に攻略不可能}だからである。   ■ストーリー 21世紀初頭、人類が開発した軍事ネットワーク「スカイネット」が人類に反旗を翻し、世界中に核攻撃を仕掛けた。生存者はこれを「審判の日」と呼ぶ。 人類の苦難はそれからも続いた。ターミネーターと呼ばれる殺人兵器により、人類は抹殺されようとしていたのだ。 しかし、一人の男が人類に助言を与えて戦いを挑み、未だ人類の希望は潰えていなかった。 その男の名は、ジョン・コナー… 2018年、人類の抵抗軍に所属するコナーは、機械軍の基地の中であるデータを発見する。 それは、かつて自分の母親を襲い、また自分を救ったターミネーター、[[T-800>T-800/T-850(ターミネーター)]]の設計図。 それが、予見していたよりも早く開発されていたことに彼は驚いていた。 そして、将来過去にタイムスリップし、若き日の母親を救うはずの自らの父親となる存在、カイル・リースが見つからないことにも、彼は苦悩していた。 その後、破壊された件の基地の残骸から、一人の男が目を覚ました。 彼は、審判の日より前の2003年に死刑囚となっていたはずのマーカス・ライト。記憶を失っていた彼は、目の前の光景に訳も分からず絶叫する。 やがて、死体から服を借りて歩き出した彼はロサンゼルスの跡地に到着する。そこで最初の量産型人型ターミネーター、T-600に遭遇してしまう。 危ういところで彼を助けた少年は、カイル・リースと名乗った…… ■登場人物 ・ジョン・コナー [[2>ターミネーター2(映画)]]の不良美少年、3の猿顔一般市民を経て、シブかっこいいおっさんになった主人公。 各種武器を操り、母から受け継いだ知識と自らの体験で幾つもの作戦を成功に導いた英雄。ラジオの海賊放送で生存者へ希望を与えるなど、将来指導者になるカリスマ性も持つ。 サラが残したテープを聴いて思考を整理するのが習慣になっている。 [[別の世界>バットマン ビギンズ(映画)]]では蝙蝠の姿をしたヒーローである。 ・マーカス・ライト 記憶を失った男。 審判の日以前に、兄など家族を殺したことによって死刑判決を受けていたが、科学のため&font(#ff0000){サイバーダイン社に献体として自らの肉体を差し出した。} 銃の扱い方やラジオ・車の直し方など、ある程度の知識を持つ。 ・カイル・リース 1で登場した頃よりずっと若く、まだ十代の少年。 孤児であり、子供ながらスターと二人で逞しく生き残っている。 なぜかスカイネットによる[[暗殺]]リストの最重要ターゲットとして挙げられている(旧作の設定では&font(#ff0000){父親が誰でもジョンが生まれることに変わりはないとされていた})   ・ブレア・ウィリアムズ 抵抗軍の一員で、女性ながら[[A-10>A-10 サンダーボルトⅡ]]のパイロットを務める。 ハンターキラーとの戦闘中に機体が損傷して脱出、パラシュートが鉄塔に引っかかっていたところをマーカスに助けられ、以後行動を共にする。 ・スター カイルと共に行動する黒人の少女。 戦争のトラウマから喋ることができないが、その代わりと言うべきか危険を察知したり、役立つ物を用意したりできる。 ただし危険察知は直前にならないと発揮できない。 ・ケイト・コナー 前作でのヒロインで、旧姓はブリュースター。ジョンと結ばれて彼との子供を身ごもっている。 獣医だった経験を生かして抵抗軍で医者として働いている。 ・バーンズ ジョンの同僚。 ジョンと同じ部隊にいた兄が戦死してから、よく彼と二人で行動するようになる。 ・サラ・コナー 既に故人だが、メッセージをテープレコーダーに残しており、それがジョンの行動の指針となっている。 音声を吹き込んだのは1、2のサラを演じたリンダ・ハミルトン。   ■機械軍の兵器 マックG監督は本作に登場するターミネーターを過渡期の機体として位置づけており、スカイネットの試行錯誤を表す為に多彩な種類のターミネーターを登場させている。 ・T-600 最初の量産型人型ターミネーター。 [[M134>ゼネラル・エレクトリック M134「ミニガン」]]とグレネードランチャーを軽々携行する怪力を持つが、反面動きは鈍く、知能もそんなに無い。 人類に偽装するにも、非常に大柄であることや駆動音の大きさ、おまけに偽装皮膚がゴムであることから、潜入には向かない。 その為主に旧市街地の哨戒や施設の警備に使用される。 ライフル弾数発で破壊されるなど、強度もそんなに無い。 また首の後ろの駆動部が弱点で、そこを傷つけられるとたとえ[[ナイフ>ナイフ(武器)]]でも行動に支障が出るようになる。 ・T-700 T-600の改良型。 前よりは小柄になったが、外見上はあまり見分けが付かない。 ただ、フレームが若干黒くなっていることから材質は変わったものと見られる。 工場のラインに並んでいる製造中の機体が登場している。 ・[[T-800>T-800/T-850(ターミネーター)]] お馴染みのモデル。パンフレットによれば本作に登場したのはプロトタイプらしい。 知能、防御力、パワー共に格段に上昇している。 ただ、相変わらず首が弱点なようで、そこをつかれて[[鉄パイプ]]で破壊された。 終盤、お馴染みの&font(#ff0000){デデンデンデデン!}のリズムと共に、1時代の若きシュワちゃんの顔で登場したシーンは視聴者に強烈な印象を与えた。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){無論、裸である}}} (ただし、身体の方を演じたのは現役ボディビルダーのローランド・キッキンガー氏。&font(#ff0000){顔はCG合成である}) ・[[T-1>T-シリーズ(ターミネーター)]] 前作で登場した史上初のターミネーターの改良型。 シルエットはよりスリムだがサイズは桁違いに大型化している。 キャタピラで移動するため汎用性は低いが、確実性は人型に勝る。 ・ハンターキラー シリーズを通して登場するVTOL機。 正式名称はハンターキラー・エリアルであり、トランスポーターに搭載されている小型機と抵抗軍司令部を攻撃した大型機の2種類が存在。赤外線で人間を探知する。 各話ごとにデザインが違うが本作はかなり特殊で、滑らかな装甲もなく、機械部分が丸出しな様子は黒いアイツを連想させる。 A-10とのドッグファイトを展開するシーンが存在する。 ・トランスポーター ハンターキラーをより大型化し、VTOLエンジンを2機増設した機体。 小型ハンターキラーとハーヴェスターを搭載し、捉えた人間をスカイネット中枢まで輸送する。 ・モトターミネーター [[バイク]]型ターミネーター。 武装は前輪両側部に搭載されたプラズマキャノン。 高い機動力で人類を追いつめ、恐ろしいドリフトもするが、&font(#ff0000){一度コケると起き上がれないらしい。} ジョンが1機捕獲し、操縦出来るように改造してサンフランシスコのスカイネット中枢へと向かった。 監督の意向により、ベース車にはイタリアのバイクメーカー・ドゥカティのハイパー・モタードが使われている。 ・ハーヴェスター かなり大型の人型ロボットで、一般的なビルくらいの大きさがある。 名前の通り人類を四本のアームで「収穫」し、専用の大型輸送機で基地へと拉致、逃げた人間は左肩のプラズマキャノンで破壊する。 非常に頑丈で、タンクローリーひとつ分の爆発程度でもまだ動く。 両足の脛にはモトターミネーターを一台ずつ収納し、左肩のプラズマキャノンの砲撃からも逃れた人間を追跡する。 [[同時期に公開されていたロボ>トランスフォーマー(実写版)]]と似ているのは気のせい。 ・エアロスタッド 偵察用の空飛ぶ円盤型の小型ターミネーター。 モチーフはUSJの「ターミネーター2・3D」に登場するミニハンターだろうか。 ・ハイドロボット 水中用ターミネーター。 ヘビや[[ウナギ]]のような細長い外見をしており、頭部に搭載した6本のクローで人間の顔に取り付き[[ドリル]]で貫いて殺す。 落とされたり投げられたりとかなりハードな扱いを受けている為、スタッフは素材に難儀したという。   ■オマージュ ・マーカスがカイルに教えた、ショットガンに紐をくくりつけて奪われないようにする「手品」は、1でカイルが入手したショットガンへ細工するシーンへのリンク。 ・シリーズ通して使われる「死にたくなければ付いてこい」「また戻ってくる」のセリフも登場。前者はカイルが、後者はジョンが発言した。 ・ジョンがモトターミネーターを捕獲する際に囮のために流した曲は、2での主題歌で劇中でも彼が聞いていたガンズ・アンド・ローゼズの「You Could Be Mine」。 ・マーカスとカイルが出会ったロサンゼルスは、1の主な舞台であり、車を持ち出した所はターミネーターとチンピラトリオが出会った場所。 ・ハーヴェスターのヴィジュアルを見た[[マイケル・ベイ]]監督は「パクリだ!」と怒って、その後公開された[[自身の監督作>トランスフォーマー リベンジ]]に「[[T-1000>T-1000(ターミネーター)]]」と書かれたロボットを登場させ、無残に破壊させた。   地平線の彼方からスレマゲドンがやってくる。苦難の時が訪れる… 今回は復旧できたが、スレマゲの脅威は未だ強大だ。 だが我々は諦めない。全ての項目を復旧するその日まで… 私はwiki籠もり。 項目とは自分たちの手で追記修正するものだ…… #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スカイネットが弱体化しすぎ &br() &br() &br()施設でなんで一体しか襲ってこないんだよ --   (2013-10-10 18:35:19) - ↑4のT-800はプロトタイプだからあれ1機しか無い。 -- 名無しさん (2013-10-10 19:17:14) - 始めてみたときのT-800の登場シーンは痺れたなあ -- 名無しさん (2013-10-10 19:43:57) - ↑↑いや他のターミネーターとかさ &br() &br() &br()まず何故すぐカイルを殺さないのか?ジョンをおびき寄せるための餌だったとしても、カイルが殺されたってジョンはわからないだろ… -- 名無しさん (2013-10-12 18:36:04) - ↑他のターミネーターが襲って来なかったのはマーカスがセキュリティを騙してたのが原因かと。あとカイルをすぐに殺さなかったのは細胞のサンプルが惜しかったからでは。 -- 名無しさん (2013-10-12 18:45:51) - ターミネーター5完結三部作にてシュワちゃんシリーズ復帰おめ! -- 名無しさん (2014-03-08 22:21:36) - そういえば前三作で出てきたあの精神医師はこの時まで生きてるんだろうか。世迷言だと思っていたのが現実になってるのをどう思ったのか -- 名無しさん (2014-03-08 22:49:51) - まあまあ、3に比べりゃ遥かにマシなできだろ -- 名無しさん (2014-10-29 18:21:46) - 人類とスカイネットが互角に戦えているのは、審判の日の核爆発で自分等のネットワークもEMPでふっ飛ばしちゃったからなんだそうな。スカイネットちゃんはお茶目である -- 名無しさん (2015-01-13 20:53:36) - この頃はマシンもバラエティ豊富だったのに、後の時代ではすっかりターミネーターとハンターキラーしか居なくなったよね。T-100は後々に戦車型ハンターキラーになったんだろうけど -- 名無しさん (2015-08-25 02:48:29) - たしかこれの撮影の時にジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルがカメラマン -- 名無しさん (2016-04-09 22:38:42) - たしかこれの撮影の時にジョン・コナー役のクリスチャン・ベイルがカメラマン にマジギレしたんだっけ?個人的にベイルのプロ意識が感じられて悪印象は無いが -- 名無しさん (2016-04-09 22:42:21) - T-800の出現が早まったのは別に未来が変わったからではなく、今回で工場を爆破したから実戦投入が遅れただけという(要はサラが誤った情報をジョンに伝えていた) -- 名無しさん (2016-04-09 22:43:45) - 現代での追跡劇というオリジナリティが失われた単なる平凡なSF映画という印象しかない。 単純にSF映画としての完成度が低い。 -- 名無しさん (2016-09-12 16:47:21) - スカイネットがカイルの存在を知っていたのはサラが病院や警察に捕まっていた時の記録からカイルがジョンの父親と知って狙っていたって解釈でいいのかな? -- 名無しさん (2018-09-18 12:16:55) - あの精神科医は死んでんだろな -- 名無しさん (2018-12-11 07:57:34) - やっぱりSF映画って監督のセンスが全てだな。 未来を舞台にしたことで監督のSF素人ぶりが露呈した。 古臭いサイバーパンクのイメージに現代のIT描写をツギハギしただけ。 -- 名無しさん (2020-05-05 14:26:42) - ターミネーターは審判の日の前日談のが面白いと分かった作品 -- 名無しさん (2020-06-24 10:40:44) - 4かなり好き 知ってる人も多いだろうけど時系列的におかしくないから邦題で4が付けられただけで原題はサルベーションっていうナンバリングされてない外伝扱いなんだよね 元々未来設定云々は現代に特定の人物を狙う抹消マシーンとそれから標的を守る存在「だけ」を登場させてドンパチやらせる為の口実だから未来メインで話展開しても旧作より面白くなりにくいのは仕方ない それにしてもT-800(シュワちゃん)は4には出ないって聞いてたからCG登場シーンはかなり良かった シュワちゃん自身は自分が直接出てないのに子供に最高傑作って言われたから本作を嫌ってるらしいwwwでも自分のCG出演シーンが本作で好評なシーンの一つって分かってなさそう -- 名無しさん (2020-10-19 11:07:13) - 正直、今のシリーズ展開を見てると、この時のスタッフは彼らなりに新しいことやろうとしてたんだなと思う -- 名無しさん (2021-08-04 10:55:18) - ↑だったらアクション畑の監督じゃなくてSFに造詣が深い監督に任せるべきだった。 火柱が上がるシーンなんて80年代の映画かと思ったよ。 3までの設定ならまだ誤魔化せたのに -- 名無しさん (2021-09-07 19:27:31) - ↑ ↑2の者だけど、別に「だからこの映画を叩くな」と言ったつもりはなかった -- 名無しさん (2021-09-07 20:19:54) #comment #areaedit(end) }

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