ティム・リッパー・オーウェンズ(ボーカリスト)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/20 (金) 21:59:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){俺の名を言ってみろ!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!/}} #center(){&font(#ff0000){俺の名を言ってみろ!!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!!/}} #center(){&font(#ff0000){俺の名を!言ってみろ!!!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!!!/}} [[アメリカ>アメリカ合衆国]]出身の[[ヘヴィメタル]]ボーカリスト。 少年時代から生粋のメタラーであり、[[JUDAS PRIEST]](以下、プリースト)の大ファンとして育つ。 90年代初頭に“WINTER'S BANE”なるバンドを結成し、ボーカリストを勤め、インディーズでアルバムを発表。 日本からは何故か&font(#0000ff){演歌や歌謡曲で有名なテイチク・レコード}から発売される。 これといって高評価を得られたわけではなく、マニアぐらいにしか目を向けられない結果に終わった。 ティムはバンドから脱退し、趣味で“BRTISH STEET”という&font(#ff0000){プリーストのコピーバンド}を組み、アメリカの片田舎で細々と活動をしていた。 一方その頃、本家のプリーストは活動が滞る事態に陥っていた…。 何故なら、1974年のデビュー以来から歌い続け、“&font(#808080){鋼鉄神(メタル・ゴッド)}”と呼ばれるメタルシーンのカリスマだった[[ロブ・ハルフォード>ロブ・ハルフォード(ボーカリスト)]](ゲイ)が1991年に&font(#0000ff){脱退}してしまい、 数年過ぎた96年になっても後任ボーカリストが未だに決まらずにいたからだ。 そう、96年までは…。 97年になったある日、プリーストのドラマーであるスコット・トラヴィスがバンドの中心人物であるK.K.ダウニングとグレン・ティプトンに見せた1本のビデオテープが、 ティムの人生とプリーストを大きく左右することになる。 そのビデオに収められたものは、BRITIS STEELでプリーストの楽曲を&font(#800080){ロブと似た歌声}で雄々しく歌い上げるティムの姿だった。 &font(#ff0000){グレン「…こいつは一体何者なんだ…?」} &font(#ff0000){K.K「今すぐ彼をイギリスへ連れてこよう!オーディションを始めるぞ!」}   その声質に目を付けられ、早速アメリカからイギリスへ招かれたティムは、プリーストの名曲『生贄(Victims Of Changes)』を歌うことになる。 そして、1番目を歌い終わったところで突然ストップが言い渡された。 #center(){&font(#ff0000){K.K&グレン「新ボーカリストは君に決定だ!!」}} 一夜にしてロックスターというシンデレラストーリーを経て、晴れてプリーストに加入したティム。 前任のロブよりも切り裂くような歌声から“リッパー”という名前を与えられ、 #center(){&font(#ff0000){ティム“リッパー”オーウェンズ}} として、プリーストも再びシーンへ踊り出る。   モノマネがホンモノになった瞬間でもある。 ところが、PANTERAに代表されるモダンヘヴィネスを意識したサウンドを取り入れた、リッパー加入後の初アルバム『Jugulator』は、 古参ファンからは大いに首を傾げられてしまう。 &font(#ff0000){ファン「影響を与える側が後追いに影響されてどーすんだ!?」} そんなのお構い無しにプリーストはワールドツアーを開始。 ロブですら苦しそうだった「Painkiller」や「死の番人(The Sentinel)を余裕で歌いこなす若き新ボーカリストに感銘を受けたファンは彼を称賛、 来日ツアーも果たした。 このツアーは新作プロモではなく、ティムの御披露目を意味するツアーとなる。 90年代当時は世界的なヘヴィメタルシーン衰退の時期でもあった為に、ステージプロダクションは全盛期に比べ小規模で会場も比較的小さめではあったが、 音楽雑誌[[BURRN!>BURRN!(音楽雑誌)]]が行なった読者投票では、&font(#ff0000){98年のベストライブ賞としてプリーストが1位に、ベストボーカリスト賞としてティムが1位に輝く}という大反響を浴びる。 その頃のロブはというと、“FIGHT”というモダンヘヴィネスバンドを結成するも総スカン状態にあい、アルバム2枚で[[消滅]]した…。 ロブが“鋼鉄神(メタル・ゴッド)”ならば、ティムは“&font(#808080){鋼鉄救世主(メタル・メサイア)}”が相応しいだろう。 と、ここまでは順調だったが、2001年に発表したアルバム『Demolition』も同じく不評となり、 ロブも正統派ヘヴィメタルバンド“HALFORD”を率いてシーンへ復帰、こちらは多くのメタルファンからヒット御礼となる。 やがて、素人上がりのティムが歌うプリーストと、前任ボーカリストだったメタル界のカリスマ・ロブは本格的に比較され始め、 #center(){&font(#ff0000){ティムにはロブほどのカリスマは無い。ロブよ、戻ってきてくれ!}} という身も蓋もないことを言われ始める始末。 そして遂にマネジメントの働きでロブのプリースト復帰が2005年に決定、&font(#ff0000){ティムは解雇されてしまった。} その直後にBURRN!から“ロブ復帰大特集号”にて、まるで嫌がらせのようにインタビューを受け、後にプリースト時代の不満をぶちまけた。 その姿は、ファンとプリーストに寝返りを喰らった悲しい男であった。   暫くしてからアメリカのベテランバンドのICED EARTHに加入するもアルバム2枚で脱退、自身を筆頭としてBEYOND FEREを結成するもアルバム1枚で消滅、 トリビュートアルバム、ゲストが多数参加したソロ名義作を発表と、中々活動が安定しなかったが、 2007年に豚…[[イングヴェイ・マルムスティーン>イングヴェイ・マルムスティーン(ギタリスト)]]のバンドに加入する。 今までイングヴェイのバンドに加入した者たちは地味なミュージシャン人生を送っていることから、 ティムはことごとく運に恵まれない男として今もクラブで歌い続けている。 また、プリースト加入当時の宣伝写真と現物を見比べると、何かが違うように感じる。 &font(#afdfe4){うん、普ッ通ーなんだよね…。} スーザン・ボイルと似た境遇の人かもしれない。 ティムの歌声はロブと似通った部分があるが歌唱スタイルは異なり、喉に負担を掛けずに大声を伸ばすスタイルを得意としている。 余りメロディを重視しないスクリーム中心の楽曲では、ロブ以上の歌声を聴かせることは間違い無いだろう。 さらに、ライブではエフェクトをかけているCD音源とほぼ同じボーカルを聴かせるため、その声量は凄まじいものがある。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 正直ロブ要らなかっただろ… -- 名無しさん (2014-02-02 05:50:53) - カリスマなんて後から付くもの。今もJPにいれば間違いなくメタルゴッド2世の貫録が付いていたに違いない。 -- 名無しさん (2014-11-10 23:03:06) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/20 (金) 21:59:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){俺の名を言ってみろ!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!/}} #center(){&font(#ff0000){俺の名を言ってみろ!!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!!/}} #center(){&font(#ff0000){俺の名を!言ってみろ!!!}} #center(){&font(#ffb74c){\リッパー!!!/}} [[アメリカ>アメリカ合衆国]]出身の[[ヘヴィメタル]]ボーカリスト。 少年時代から生粋のメタラーであり、[[JUDAS PRIEST]](以下、プリースト)の大ファンとして育つ。 90年代初頭に“WINTER'S BANE”なるバンドを結成し、ボーカリストを勤め、インディーズでアルバムを発表。 日本からは&font(#0000ff){テイチク・レコード}から発売される。 これといって高評価を得られたわけではなく、マニアぐらいにしか目を向けられない結果に終わった。 ティムはバンドから脱退し、趣味で“BRTISH STEET”という&font(#ff0000){プリーストのコピーバンド}を組み、アメリカの片田舎で細々と活動をしていた。 一方その頃、本家のプリーストは活動が滞る事態に陥っていた…。 何故なら、1974年のデビュー以来から歌い続け、“&font(#808080){鋼鉄神(メタル・ゴッド)}”と呼ばれるメタルシーンのカリスマだった[[ロブ・ハルフォード>ロブ・ハルフォード(ボーカリスト)]](ゲイ)が1991年に&font(#0000ff){脱退}してしまい、 数年過ぎた96年になっても後任ボーカリストが未だに決まらずにいたからだ。 そう、96年までは…。 97年になったある日、プリーストのドラマーであるスコット・トラヴィスがバンドの中心人物であるK.K.ダウニングとグレン・ティプトンに見せた1本のビデオテープが、 ティムの人生とプリーストを大きく左右することになる。 そのビデオに収められたものは、BRITIS STEELでプリーストの楽曲を&font(#800080){ロブと似た歌声}で雄々しく歌い上げるティムの姿だった。 &font(#ff0000){グレン「…こいつは一体何者なんだ…?」} &font(#ff0000){K.K「今すぐ彼をイギリスへ連れてこよう!オーディションを始めるぞ!」}   その声質に目を付けられ、早速アメリカからイギリスへ招かれたティムは、プリーストの名曲『生贄(Victims Of Changes)』を歌うことになる。 そして、1番目を歌い終わったところで突然ストップが言い渡された。 #center(){&font(#ff0000){K.K&グレン「新ボーカリストは君に決定だ!!」}} 一夜にしてロックスターというシンデレラストーリーを経て、晴れてプリーストに加入したティム。 前任のロブよりも切り裂くような歌声から“リッパー”という名前を与えられ、 #center(){&font(#ff0000){ティム“リッパー”オーウェンズ}} として、プリーストも再びシーンへ踊り出る。   モノマネがホンモノになった瞬間でもある。 ところが、PANTERAに代表されるモダンヘヴィネスを意識したサウンドを取り入れた、リッパー加入後の初アルバム『Jugulator』は、 古参ファンからは大いに首を傾げられてしまう。 &font(#ff0000){ファン「影響を与える側が後追いに影響されてどーすんだ!?」} そんなのお構い無しにプリーストはワールドツアーを開始。 ロブですら苦しそうだった「Painkiller」や「死の番人(The Sentinel)を余裕で歌いこなす若き新ボーカリストに感銘を受けたファンは彼を称賛、 来日ツアーも果たした。 このツアーは新作プロモではなく、ティムの御披露目を意味するツアーとなる。 90年代当時は世界的なヘヴィメタルシーン衰退の時期でもあった為に、ステージプロダクションは全盛期に比べ小規模で会場も比較的小さめではあったが、 音楽雑誌[[BURRN!>BURRN!(音楽雑誌)]]が行なった読者投票では、&font(#ff0000){98年のベストライブ賞としてプリーストが1位に、ベストボーカリスト賞としてティムが1位に輝く}という大反響を浴びる。 その頃のロブはというと、“FIGHT”というモダンヘヴィネスバンドを結成するも総スカン状態にあい、アルバム2枚で[[消滅]]した…。 ロブが“鋼鉄神(メタル・ゴッド)”ならば、ティムは“&font(#808080){鋼鉄救世主(メタル・メサイア)}”が相応しいだろう。 と、ここまでは順調だったが、2001年に発表したアルバム『Demolition』も同じく不評となり、 ロブも正統派ヘヴィメタルバンド“HALFORD”を率いてシーンへ復帰、こちらは多くのメタルファンからヒット御礼となる。 やがて、素人上がりのティムが歌うプリーストと、前任ボーカリストだったメタル界のカリスマ・ロブは本格的に比較され始め、 #center(){&font(#ff0000){ティムにはロブほどのカリスマは無い。ロブよ、戻ってきてくれ!}} という身も蓋もないことを言われ始める始末。 そして遂にマネジメントの働きでロブのプリースト復帰が2005年に決定、&font(#ff0000){ティムは解雇されてしまった。} その直後にBURRN!から“ロブ復帰大特集号”にて、まるで嫌がらせのようにインタビューを受け、後にプリースト時代の不満をぶちまけた。 その姿は、ファンとプリーストに寝返りを喰らった悲しい男であった。   暫くしてからアメリカのベテランバンドのICED EARTHに加入するもアルバム2枚で脱退、自身を筆頭としてBEYOND FEREを結成するもアルバム1枚で消滅、 トリビュートアルバム、ゲストが多数参加したソロ名義作を発表と、中々活動が安定しなかったが、 2007年に豚…[[イングヴェイ・マルムスティーン>イングヴェイ・マルムスティーン(ギタリスト)]]のバンドに加入する。 今までイングヴェイのバンドに加入した者たちは地味なミュージシャン人生を送っていることから、 ティムはことごとく運に恵まれない男として今もクラブで歌い続けている。 また、プリースト加入当時の宣伝写真と現物を見比べると、何かが違うように感じる。 &font(#afdfe4){うん、普ッ通ーなんだよね…。} スーザン・ボイルと似た境遇の人かもしれない。 ティムの歌声はロブと似通った部分があるが歌唱スタイルは異なり、喉に負担を掛けずに大声を伸ばすスタイルを得意としている。 余りメロディを重視しないスクリーム中心の楽曲では、ロブ以上の歌声を聴かせることは間違い無いだろう。 さらに、ライブではエフェクトをかけているCD音源とほぼ同じボーカルを聴かせるため、その声量は凄まじいものがある。 追記・修正お願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 正直ロブ要らなかっただろ… -- 名無しさん (2014-02-02 05:50:53) - カリスマなんて後から付くもの。今もJPにいれば間違いなくメタルゴッド2世の貫録が付いていたに違いない。 -- 名無しさん (2014-11-10 23:03:06) #comment #areaedit(end) }

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