レーシングラグーン

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&font(#6495ED){登録日}:2010/05/04 Tue 01:24:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 30 分(ネタバレ項目込みなら45分)で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #marquee(!!WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !!,size=30,bgcolor=#ffd700,color=#000000) #marquee(※このゲームはフィクションです。実際の運転は交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。※,size=30,bgcolor=#00000,color=#ff0000) #center(){ &color(#6495ED){―10年前} &color(#6495ED){横浜にとびきり速い男がいた} &color(#6495ED){そいつは第3京浜の多摩川コーナーを} &color(#6495ED){5速全開で抜けてったんだ} &color(#6495ED){一緒に走っていたヤツら、} &color(#6495ED){口を揃えてこう言ったね} &color(#6495ED){「アイツは、クレイジードライバー} &color(#6495ED){命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね…}} #marquee(お と ぎ ば な し は 終 わ り さ … 俺達の物語は、はじまったばかりなんだ…,size=15,bgcolor=#00000,color=#ffffff) レーシングラグーンはスクウェアが1999年に発売したPS専用ゲームソフトである。 #contents *概要 ジャンルはハイスピードドライ“ヴ”ィング&font(#ff0000){RPG} 「RPGだと思ってプレイしたらただのレースゲームだった」などと雑誌に書くと某□から新作ゲームの情報が貰えなくなり最悪廃刊に追い込まれるので注意(詳細は余談で後述なのさ……)。 ちなみにこの場合のRPGは…Racing Poem (RolePlaying)Game…そうさ……普通のRPGなんかじゃねえのさ…… 舞台は架空の近未来都市YOKOHAMA。 個性豊か過ぎる走り屋と共に、10年前の横浜最速伝説の謎を中心にして話が進む。 基本システムとしてはシンボルエンカウント制で、 街中で自車を走らせ、他車にパッシングする/されるとエンカウント。エンカウント地点に対応したコースでバトルが始まる。 勝った場合敵車のパーツどころかエンジン、シャーシ、ボディのどれか1つをGET REWARDS(追い剥ぎ)できる。 これを繰り返して自車をTUNE-UPしていくのが走りの基本なんだって山田が言っていたのさ…… 当然負けると逆にパーツを取られるので注意 奪えるパーツはやたらと多彩で組み合わせにもほとんど制限がないため、他ゲーではできないようなTUNE-UPが可能。 例えば「150kgの軽量化をした軽ワゴン車のシャーシ」に「ツインターボ5組、ツインチャージャー1組、ツインスクロールターボ1組を装着した排気量7000CC弱のV8エンジン」を搭載し、「CカーエアロのYOKOHAMA市営バスのボディ」を乗せるといったCRAAAZYなこともできる。 ……俺は……おすすめしないがな…… またエンジン、シャーシ、ボディは走りを繰り返すことで基本性能やパーツ枠の追加が出来る。 #center(){(……まるで&font(#ff0000){RPG}みたいだな)}   それと素の状態で基本的な表示が揃っているため、先輩が付けてくれているカーナビに意味がほとんどないことで有名。 機能の割にやたら重たい(&font(#ff0000){45kg…だと…!?……例えるなら……29型ブラウン管テレビ並じゃねぇか……})のでまずはこれを外そう……話はそれからさ…… レース時車の挙動が独特で「ちょっと方向キーを入れたら壁に突っ込んだ」「まっすぐ走ることすら難しい」なんてよく報告されているが、事実というか仕様である。 コツさえわかればそれなりに走りやすい仕様になっている。 操作性のイメージとしてはチョロQなどの非リアル志向のレースゲームに近く、細かいことを考えて走るとかえって遅くなる。 更に他のレースゲームと大きく異なるのは「きつめのコーナーにはアクセル全開で突っ込みハンドルをきったらサイドブレーキを引きテールを振って強引に曲がる」という点だろう。 このシステムのおかげで容易にドリフトができる。丁度慣れてきた辺りでイベント戦の舞台となるヘアピンだらけのHOLY ROAD(箱根七曲り)はテンションが上がること請け合いである。しかもブレーキ禁止とか言うUnOfficialRaceがあるのだがサイドブレーキはOKとか言う意味を為していない珍奇な仕様になっている。 ……とりあえず基本はBRAKEは使わずにSIDE BRAKEを使うこと……話はそれからなのさ…… コーナーを曲がりきれない場合でも「壁や敵車にぶつかると滑り状態がリセットされる」という仕様を使い、 ドリフト状態でコーナーに突っ込み壁にテールのみを当てて立ち上がりを早くすることでフットブレーキを使いしっかり減速してスマートに曲がるより大体タイムが良くなる。 ……郷に入っては郷に従え……そういうことさ…… ちなみに直角カーブなどではドリフトがほぼ必須だが、普通のカーブならばちゃんと減速してドリフトせずに曲がりきった方が速かったりする。 特に加速が遅いマシンであれば速度が余計に落ちるので地味にこれも重要になってくる。 走りを極めたいなら基礎も忘れてはいけない。 システム以外で本ゲームの大きな特徴として、登場人物のほとんどが習得しているラグーン語と呼ばれる独特の言語体系がある。 ただし、ひとくくりにラグーン語と言っても各人で微妙な特徴の違いがある。 特によく見かける主人公のダウナーなラグーン語が有名。 主に ・三点リーダ二つ(……)の多用……いや、とにかくぶちこんでいる……と言った方が良いか。 ちなみに単独の「…」も使い分けされている。 ・妙なところで英単語が入る 例:ケッ、てめぇグッドラックだな!  ※訳「(私の相手をせずにすんで)良かったですね」 ・倒置法の多用 ・各自独特な台詞廻しを使う というものがあげられる。プレイしているうちにラグーン語が癖になっちまうwarriorもいるらしい……冗談じゃねえ…… 架空街とはいえ、実際の横浜をモデルにしているので本当にある地名やコーナーが登場するので、ある意味横浜の勉強になるかも… よく横浜市はスクウェアに苦情を出さなかったものである。 かつて横浜に暴走族が多かった時があるので、それが本作品のモチーフであろうか。 さすがに横浜中華街でドラッグレースはどうかとは思うが… なお、走り屋という存在が多面的に描かれており、同じ走り屋作品でも世間を賑わせていた[[頭文字D]]とは毛色が異なる作風になっている。 ''「走り屋によって/であるが故に、人生を狂わされた人間」の描写も成されており、''&bold(){&font(#ff0000){断じて走り屋賛美の物語ではない}}((開発スタッフの中に親戚が事故死した者がいた為、冒頭の注意事項のように危険運転を肯定するようなゲームには絶対しないよう心掛けたとのこと。))。 &color(#FFFFFF){何だったら中盤から後半に掛けて段々と死人が多発したり、走り屋に対する怨嗟から実験計画の為に走り屋を誘い出して10年近く地下牢に監禁され、人と言えなくなった姿の人間が主人公の目の前で走りへの想い出を語り事切れると言ったトラウマものの描写が出て来る、シリアスを通り越してそこいらのホラーも真っ青な鬱ゲーになって行く。} キャラクターはCGだがこれもかなり異様で、男キャラは基本肩幅とかが凄い 基本的なイメージとしては[[世紀末>北斗の拳]]とかその[[派生ゲーム>世紀末シアター]]みたいに考えても問題無い 3Dを作り始めた頃の時代なので、当時からしてもやや異様だがまあこんなものである しかし全キャラ妙にずっと動き続けたり、変な動きをやめなかったり、スルーッと滑るように動いて来たり、 某キャラは目がクリっとしているという設定か何かからか&bold(){ずっと目がきょろきょろしていたりする} ちなみに革ジャン愛好家が多い印象を受けやすいが、意外にも皮ジャン比率はそこまで高くなかったりする *<登場人物> ※本作の登場人物はほぼ例外なく、走り屋か、何事も走りに繋げたりする走り脳な人物ばかりである **Bay Lagoon Racing 新興港町:ベイラグーン埠頭を拠点とする、藤沢一輝が1997年に結成した新興チーム。 元はガソリンスタンドのバイト仲間で集まったが薄給すぎて難馬以外全員辞めている。 ***赤碕 翔(変更可能) 本作の主人公。 初期車は藤沢から譲り受けた86-Lev(AE86型カローラレビン)。 過去の記憶は持たないミステリアスな人物。無口で飛び出す台詞もどことなくダウナーだが、内面は凄く饒舌。 台詞は……を多用する。「冗談じゃねぇ……」が口癖で、語尾によく「――さ」を付ける。 何事にも飽きやすい性格だが、藤沢に誘われ走り屋チーム、ベイラグーンレーシング(以下BLR)に参加する。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はその正体は、かつて横浜にて伝説を築き、所々で語られる「&bold(){横浜最速の男}」 だがその精神は10年前に昏睡したその男に新たに宿った人格。 その為中盤以降は「横浜最速の男」「声」が聞こえ、終盤ではほぼ体の取り合いとなる。 「横浜最速伝説」の正体は、黒幕であるWON-TECの作り上げた薬「Diablo」によって恐怖心を抑制された「Driver」"達"が生み出したものであるが、そのいくつかはかつての赤碕が自らの力で作り上げたものである。 そのあまりの速さとDriver達の起こした事故現場にいた事から、赤碕もまた「Driver」と思われ、WON-TECにさらわれ10年間の眠りにつかされる。 そして10年が経過したある日、新たな人格となった赤碕が走りに興味を持つことから物語を始まるのであった。 ちなみに名称変更可能であるが、いくつか名前を変えてても「赤碕」と呼ばれるシーンがあったりする。 } ***藤沢 一輝 BLRのリーダーであり、現横浜最速である。 愛車はRS-2000tb(恐らく、DR30型スカイラインのシルエットフォーミュラがベース)。22歳。 台詞は演説型。年上の彼女がいる。凄くかっこいいけど多分ヒモ。 チュートリアルもしてくれるが、突然FFやサガフロに例えてきたり、しかもたとえとして妙だったり、バグのせいで説明がちぐはぐになってたりとどこかシュール。 ちなみに一番好きな[[ガーディアンフォース>ガーディアンフォース(FF8)]]はバハムートらしい #openclose(show=ネタバレ){ リーダーらしく実力も然ることながら人望もあり、赤碕も彼を尊敬していた。 藤沢も赤碕をよく見ており、最初の車をくれたのも彼である。 しかし本音のところでは成長していき、やがて自分に対して闘争本能を見せ始める赤碕や、チームメイトであり親友でもある難馬の死から何かが変わり始める。 やがて赤碕にタイマンバトルを申し込むが、バトルの最中に事故を起こしてしまう。 藤沢ほどの腕なら絶対に起こさない事故にはやはり「Diablo」が関わっており…。 という風にチュートリアルのわかりにくい例えや謎の超重量カーナビと言ったちょっとした「隙」は、彼の人間性にも現れており、本当は皆が言うほど強い人間ではなかったりする。 「憧れを失ったら…その時はTHE ENDさ…」と%%生意気な%%発言までした赤碕だが、 最終的に藤沢の弱さや悩みに対してどう受け入れるか…それは''是非最後までプレイし確認していただきたい。'' ちなみにファンブックによれば葵のマンションに住んでいる。いわゆるヒモである。それ以前はトイレ共同のアパート暮らしだったとか。 } ***難馬 恭司 BLRのNo.2。見た目からでは分からないが20歳。 愛車は青と黒ツートンのSevenーRX(FC型RXー7)。 ガソリンスタンドのアルバイト店員だが真面目な勤務で次期店長と目される。 数奇な過去の持主でもある。 台詞はGS(GameSave)してけー #openclose(show=ネタバレ){ #center(){ &bold(){&font(#ff0000){もう、戻れない}} &bold(){&font(#ff0000){陳腐な楽しみだけを 味わっていた}} &bold(){&font(#ff0000){軽くて薄っぺらい あの頃には戻れない}}} 10年前に走り屋だった兄を亡くしているが、彼の後を追って自らも走り屋となった。 だが長きに亘って走っているのに自分より更に速い人間たちを見て、何処か諦めのような気持ちを持っていた。 それでも横浜GPの代表の座を巡って、赤碕らと戦うが敗北。 以降姿を消すが、6thNightで車と共に変わり果てた姿で再登場する。 やがて彼は圧倒的なスピードで赤碕を置き去りにしたが、横浜港の岸壁から車ごと飛び込み死亡してしまう。 上の印象的な語りの通り彼の死をきっかけに''「単に走るのが楽しかった」生活は終わりを迎え、物語は動いていく…。'' 彼の死後もガソリンスタンドは何事も無かったかのように経営されるが、赤碕と新しく入ったアルバイトの女の子とのちょっとした交流を後に全くイベントが起こらなくなってしまう。 } ***鈴木 由佳 BLRの紅一点。 彼女のイベントは結構スルーすることが可能で、イベント消化はむしろ苦行と称されることもある……良かったのか悪かったのか…… 性格や口調も別に悪くはないが、あまり走り屋らしさはない。思慮深く、正統派のヒロインと言えるだろう。 だがモブキャラに可愛い顔の女が結構多い中、メインヒロインなのにカエル顔ともっぱらの評判%%だが、カエルに失礼な気がしてきた%%。 愛車はMicro-GT(ミニ・クーパー)。 2ndNightで貰えるすべての回転域で加速が上昇する手作りマフラーを貰えたりするなど何気にレアパーツが多い。 #openclose(show=ネタバレ){エンディング後Zeta3000に乗る赤碕とじゃれ合ってる様子が描写されており、一応恋の進展があった模様。 }   ***山田 健三 赤碕と同時にBLRに参加。とても[[シンプルな顔>内笑美莉]]をしている。 BLRの最遅野郎と名も無き走り屋から馬鹿にされることが多いが、作中では一番車と走ることを楽しんでいる。 速度をあまり追求していないという点で、由佳と同じく本作では稀有な優良ドライバーだと思われる。 鈴木に粉掛けたり等の女好きな一面もあるが、その遅さとシンプルな顔のせいか余り上手くいってない。男は中身の時代じゃないのさ……。 愛車は青と黄色のツートンカラーのCVC1600(EK型シビック)。 やたらと装着された自作パーツはレア度だけは高いが基本的に性能は残念。 ただし彼も彼なりに男を見せることもあり、赤碕の為に自力で箱根の強豪たちを振り切ったりも…。 #openclose(show=ネタバレ){ 赤碕が北海道から帰った後は、辻本から直々に運転技術を教わり互いの人柄もあってかわいがられている。%%同時期にTUNESHOPのサーキット場にてテストコースのプリンスなる謎の走り屋が現れる。一体何者じゃんか…%%((しかも口止め料で貰えるのがHighwayStar用のCA30。それ普通に積めば速いだろお前……))。 それでもWON-TECからは''Driverの適正0''という走り屋としては悲惨な評価をもらい、無関係な奴として見逃される辱めを受けてしまう。 自身の無力さに打ちひしがれつつも、命懸けで赤碕の車を死守し全てを託し力尽きる。 また''UOR完全制覇を果たした場合、エンディング直前に発生する隠しイベント''では怪我が完治した山田と全てを精算した赤碕の語らいが見れる。物語と直接関係はないが、一度は見ておくといいだろう。 %%逆に一つでもUORを逃すとBLRメンバーで唯一最終章からED内までハブられるという割と悲惨な扱いになるので注意。当初はこの隠しイベントを知らなくて、山田の扱いに文句言ってた既クリア者もそこそこいたのさ…。%% 実は1stNightで「…………一回だけだぞ……」と一度だけバトルしてくれる。だが地味に赤碕の初期マシンが130psも無い所を164psあるのでそのままで勝つのはあまりの苦行。特に彼しか使っていない潤滑油はプリンス様になってから別の潤滑油になる為このバトルだけでしか手に入らない。 } **NIGHT RACERS 本牧 BLRのライバルで、本牧埠頭を拠点とする老舗チーム。NRとよく略される。 YOKOHAMAエリア最大の規模を誇るが、大所帯ゆえにメンバーの統制がとれていない面もあり最終的には主要メンバー離脱によって解散した可能性が示唆されている。 ***辻本 アキラ 本牧NRのリーダーで愛車は青紫のX1800(180SX)。 走り一筋で女には全く興味が無く真面目。 %%走り屋という前提はあるものの、%%''作中一、二を争う良識派かつ常識人''で責任感も強い。 自分のチームで死人や裏切り者が出ているという状況下で「YOKOHAMAの走り屋は俺が守る!」「BLRも任せとけ」と啖呵を切る8th Nightは必見。 しかも有言実行通り山田や由佳の世話もする、もはや聖人の域である。 藤沢退場後は赤碕と横浜二大巨頭と呼ばれるようになる。 #openclose(show=ネタバレ){ &bold(){実は作中で最も早いのが彼}。 正直な話その速さが見れるステージは燃え盛る駐車場から脱出ステージ位なのだが、彼は主人公を置き去りにして真っ先に走り去ってしまう。 一応シチュエーション的には迷いやすい道を先導するのだが、&bold(){正直早すぎて追いつけないどころか普通に見失う}。 …素の状態でそのスピードとテクニックを引き出せるのならたしかにDiablo要らずであろう。 他の強豪キャラクターがDiabloにとらわれる中で、Diabloには目もくれずYOKOHAMAの走り屋を守ると啖呵を切っただけあって最後まで好敵手かつ味方であった。 曰く物事を考えず無心で走るタイプらしく「俺、頭使うの苦手だからそれしか役に立てない」&s(){と言うかド天然}と言う事であるが、 それだけ走りに真っ直ぐであり、それに係わる責任を持てる人物ある事の証でもあろう。 &s(){C-1 ROADSTARSのUOR番にガモウちゃんより人望があると言われる(要約)のも頷けるものだ。} ちなみに上では女に興味は無いと描かれたが、かつて常に助手席に乗せてた大事な女性がいた…しかし本人曰く「失って初めて存在の大事さに気づいた」と語っている。 全てが終わった後は&s(){NRがもう滅茶苦茶な事もあり}BLRに移籍する。 またEDでは車も沢木の意志を継いでかシルエイティになっている。 } ***沢木 誠 NRのNo.2 体育会系の男で&font(#f00,b){3つのK}(気合!気合!気合!)が走りに重要と豪語するシーンは名場面 そんな男らしい彼だったが… 使用車は白のSil-14Q(S14型シルビア)。 #openclose(show=ネタバレ){ 物語序盤から赤碕に目をつけており、やがて一騎打ちをする事になる…が、事故を起こして病院へ搬送されてしまう。 そして難馬の死と共に彼も息を引き取ってしまう…。 2人の死は赤碕達は暗い影を落とし、やがて「楽しかっただけの走り」ができなくなっていく…。 後に石川兄弟の手引でWON-TECと引き合わされ独自の改造やDiabloを服用していた事が判明する。 あんなノリして実は繊細だった事が8th Nightで辻本の口から語られる。 } ***石川兄弟 兄の圭介は紫髪で硬派(カタハと読む)、弟の真介はピンク髪で純情がプリントされてるTシャツを着ている。双子のように見えるが1歳差。 圭介がオレンジのGRA-Si(DC型インテグラ)、真介が緑のCVC(EK型シビック)。 作中で名前が出るのは兄のみ、弟の名前は攻略本で初めて明らかになった 兄は典型的な走り屋脳のヤンキーだが、弟の方はそうでもなく本当は気が弱く、教習所で張り合った山田と仲良かったりする。 名台詞「ケッ!てめぇグッドラックだな」はこいつらの台詞。 ちなみに「硬派」というのは間違いではないらしく、走り屋の世界に入ったのも辻本にチギられたのが理由であり、鈴木を誘拐するも特に手出しはしなかった模様。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はWON-TECの裏取引を目撃し、多額の報酬目当てにDriver勧誘者を募ると言う犯罪の片棒(今のご時世で言う裏バイト)を担ぐ事になる。 …まぁDriverとなって車を新調してZokkyAeroの深緑のCancerにしても弱いままなのだが、''実は難馬や沢木、藤沢にDiabloを提供したのがこいつらである。'' それでも弟の真介は良心の呵責に耐え抜けず、Driverになる誘いを拒否し、赤碕に知っていることをすべて話すが…その後謎の失踪を遂げる。 状況的にWON-TECに始末されたと思われるが、山田曰く「便りがないのは元気の証」との事なので、なんやかんやで逃げ切っているのかもしれない。 対して兄の圭介は、ひたすら暗躍と立身出世への道へと爆走。DiabloTUNEの車に乗り換え首都高のチーム「C-1 ROAD STARS」の &s(){やたら遅い}リーダー「楠木 蒲生」と組んで闇の祭典「DARKNESS GP」に参加したり((攻略本より判明。搭乗車種はDiabloTUNEのHighwayStar(NSX)。))、二人で赤碕を亡き者にしようと暗躍する。 …が最終的にWON-TEC社内にて&bold(){2人まとめてやたらグロい状態となって死亡する}という因果応報としか言いようのない最期を遂げる。 ちなみにWON-TECからパーツ供給して貰っているのか、3rdNightで本牧埠頭に行くとフッ掛けられるレースに勝つとここだけでしか貰えない謎のパーツ(謎のターボ(Suicide)、謎のマフラー(Killer-JET)、謎のECU(WonTec-ECU)、謎のホイール(WonTec-Mg)、謎のブレーキ(BRAKE-D)、謎のバケットシート(Coffin)の6種類 全部紫色で説明文は詳細不明)が貰える。しかも何度でも対戦できるので全部追い剥げる。 &s(){散々追い剥げられたためか、首都高で赤碕と再会した際はバトルを拒否していた。} } これに関連して4th Nightでチームメンバーから彼だけ呼び捨てにして「何考えてるのか解からないので信用ならねぇ」、果ては「ゲス野郎」と 人望が全く無い様子が語られているが、その彼らもこれらの新しいPARTSで買収されている様子がうかがえる。 &s(){ガモウちゃんより有能である。が、こいつらもペラペラ裏話を喋ったりする。} **元町Queen's 中華街を拠点とする女性のみかつWagon660(ワゴンR)で構成されたチーム、女性のみということもあり追っかけも多く、紹介がなければレースに参加できない。 なお沢木とのレースを控えた赤碕と接触した三原からの紹介で参加できるが、4日目まで三原と接触していない場合山田の紹介で参加できるようになる。 ***立河 唯 元町クイーンズのリーダー、横浜中華街でドラッグレース((厳密には直線コースではなく、クランク状のコース。))を開催している。車はピンクでエンジンをCelineのG-3S(VVT-i)に換装。 普段はチャイナドレスを着たサバサバな性格のお姉様だが、たまに女王様口調になる。 川崎とは暴走族仲間で旗持ちを担当していた過去がある。 #openclose(show=ネタバレ){ 作中引退する三原を制止せず明るく見送ったり、更にYOKOHAMA中に蔓延る陰謀を察して元町クイーンズを一時解散するなど、常にメンバーと女性走り屋の地位を守っているこちらも作中屈指の良識人。 Diablo事件を解決した後は、再び元町クイーンズを再開して女性走り屋たちを導いてくれる事だろう…。 } ***三原 葉子 元町クイーンズのメンバーの一人で、走り屋が集うファミレス「Johhey's本町店」の店員でもある。%%やたらに目線がCraaaazyすぎて危ない。%% 車は水色でエンジンをCVCのBB16-Rに換装。 NRのNo.2沢木に言い寄られており、10連勝の報酬としてデートを約束された。それを阻止させる為に赤碕をスカウトするが、どうやらまんざらでもない様子。 #openclose(show=ネタバレ){ …沢木の死は相当ショックだったらしく、後半にはJohhey'sを辞める+走り屋引退どころかYOKOHAMAからも去り普通の女の子になることを決める。 Diabloの真実を知る前に立ち去るが、知ると更に傷口を抉るしかなかった為かえって良かったかもしれない…。 なおファンブックでは沢木の事故現場で献花する彼女の姿が掲載されている。 } **NorthYOKOHAMAの関係者たち 4thNightで解禁されるLANDMARKTOWERを中心としたMINATOMIRAI・YOKOHAMA STATION・今は無きTAKASHIMA WARFなど横浜市西区を中心に構成される街。大きな建物の下にあるPickUpシケイン(ナンパシケイン)が名物。 走り屋チームとしては桜木町GTと高島VRの2チームが存在するが、揃いも揃って直線番長の連中しかいない… ***川崎 鉄史 旧東京急行東横線桜木町駅から高島町駅(2004年廃止。現在は地下化され横浜高速鉄道みなとみらい線)沿いのROUTE16を根城とする桜木町 GRAND TOURERSのリーダー。21歳。&s(){髭面の中年にしかみえないさ……。}愛車はZokkyAeroの赤紫のCancer(チェイサー)。 メンバーからは「総長」と呼ばれており、4th NightのNORTH YOKOHAMA開通時にしょっぱなからメンバーに通せんぼされ 拉致同然にツラを貸すハメになる。ゼロヨンでは馬力とパーツ構成の割りに&s(){インチキブーストを使って来る}驚異の加速力を見せ ぶっちぎりに速い。もちろん表向き実力者としてYOKOHAMA GPに出るが、ゼロヨン以外では遅いのはご愛敬。 #openclose(show=ネタバレ){辻本曰く父親(ファンブックではヤクザとある)が走り屋のバトルを対象とした違法賭博の胴元であり資金力は豊富。 また石川弟により、SOUTH YOKOHAMAへの進出のため、石川兄と手を組み利益を得ていた。 だがファンブックによれば実は父親にすら彼が''賭けの当て馬としか見られていなかった''らしいが、その事に全く気付いていない。 } ***桜木町GTのメンバー 桜木町GTの面々。&s(){デコもZokkyと言われる位}デコが異様にデカい副総長をはじめ、なかなかの個性的なメンバー揃い。 4th NightでNorth Yokohamaに乗り込んで通せんぼしたりする割りに、BayLagoonWarfに乗り込んで挨拶に来た際に漢字を間違えたり 去り際に「裟婆羅!!」(さばら)と言い出すなど割と天然が入っている。 #openclose(show=ネタバレ){4thでBayLagoonTowerに行くとメンバーの1人が止まっているので話しかけると、工事末期に原因不明の事故が多発した 時期に父親が死んだ事、ここが彼にとっての墓標である事を話してくる。&s(){この話は何気に重要な伏線であったりする。} 結構いい人なのだが、その後話しかけると「このZokkyが欲しいんだろ?」と言い出してバトルを提案して来る→「Passさ」を選ぶと Rewards5倍で食い下がって来る。&s(){やっぱり面白い人ばかりなのさ……} } ***フレディ・ロバーツ 「&bold(){海へダイビング is 敗北ネ!!}」の人。 Freddie Roberts。高島VICTORY ROADのリーダーでアメリカ人。愛車はDangerV8(カマロ)。 公式ファンブックの設定では心理学専攻の大学院生。「The Fear in Driving High」と言うタイトルの論文を書く為に走り屋の観察をやっている。ナンパシケインの有名人でもある。 横浜GP予選にも出場するがチキンレースだけの男なので、まぁお察し下さい。 エセ外国人口調で話す滑稽な言動が目立つが、実は演技。トゥルースとラッシュとは知り合いらしいが、彼らの事を煙たがっている様子がうかがえる。 #openclose(show=ネタバレ){ 4thNightで高島埠頭で話しかける前に高島VRと話しかけると登場するが、この際にはノーアポイントメントと言う事で勝負してくれず、高島VRの面々とのチキンレースで勝利すると5thNightで初めて会える。 なおこのアポイントと言うのはナンパシケイン初回挑戦時の事で、フレディに割り込まれてパーフェクトをキメられた直後にパーフェクトを取ると勝負してくれる。 ちなみに彼の車に積んでいるV8の5000Eはソケットが最大8個になり、場合によってはインチキ技みたいに速いゼロヨンの鉄ッさんすらチギり捨てる事が可能な強力なエンジンである。 } ***椎名姉妹 関西エリアで無敗を誇る、冷静沈着なドライビングが持ち味の姉の京香とステッカー狩りを趣味とする妹の遥のコンビ。愛車はどちらも黒い32TypeR(R32GT-R)。その実力はナンパシケインをツインドリフトで駆け抜けて行く程の実力。 なお言い寄られる事も多く泣かせた男も多数(曰くツラが良くてもウデが悪いのはイヤ)。桜木町GTの連中もナンパしに行ったが敢え無く撃沈した。 後に箱根DDと交流戦をやるが、京香は野性味あふれる男が趣味らしく、虎口の事を「探してた男って感じや」と好意を抱いた。遥曰く「姉ちゃん、趣味悪いわ」とヒいていたが、虎口を軟派な男にした挙句後に結婚して子供まで出来てしまったのは虎口の項で書いた通りである。&s(){が、義兄になるハメになった遥の心境は如何に…} **HAKONE関係者たち 例の峠地帯を中心にした、「真っ直ぐ走るだけの楽な道」とは違うtechnicalな運転も極めた集団が集う。 元々は藤沢もここ出身であった。 走り屋としてだけでなく、人生哲学もしっかりした連中が案外多く、赤碕とも最終的にボケとツッコミの関係になる%%ネタ要素も備えつつ%%気のいい奴らが多い。 ***虎口 美春 箱根DD(Drift Dancers)現リーダーで「箱根の皇帝」の継承者。ライダーズジャケットを羽織り胸板を開けさせオールバックに一本結び筋肉マッチョ且つ強面と言う強者然とした人物。腕っ節も強く苺狩りの看板を拳一撃で真っ二つにした程。 その名の通りその実力はかなりのものであり、藤沢ですら箱根で彼に勝てなかった。 メンタルも強く「先に行くやつがいなくなったとき」にどうするかを知っている。 そして孤高を気取っているが意外と他人想いでもあり、彼の言葉はほとんどが他人へのアドバイスである。 愛車はライトブルーのX1800だがYOKOHAMA GP決勝のみSeven-FD(FD型RX-7)になっている。 #openclose(show=ネタバレ){ …とストーリー上では強敵で人格者として描写されているが、終盤のイベントにて関西のチームWEST-RRの椎名京香と交際を始め、あれよあれよと言う間に惚れ込んでしまう。 「軽量化で助手席外すのもやめだ!」「やっぱり、いつかはファミリーカーだ!」と走り屋としてのプライドすらかなぐり捨てたナンパなキャラとなる。 なお彼との会話の直前に「走り屋をやめるのも勇気」と言った旨の会話があるため、そういう意味では虎口は「走るのをやめる勇気を持った男」ということになるだろうか。 ファンブックでは目出度くゴールインしたようで、なんとおくるみに包まれた赤子を抱えた京香とのツーショット写真から子宝にも恵まれた様子がうかがえるなど作中随一の勝ち組。 &s(){背景は花畑の幸せいっぱいそうな写真……遂に丸くなったのか……と思いきや、そこに写っていたのは絵面的に絶望的に合わない、いつもの胸板丸出しのライダースジャケットを着た虎口であった。何だかんだ言って硬派な人ではあるんだが、流石にそこだけはどうにかならんかったのかと言いたい。} } ***加東 源児 箱根DDのメンバー。7thNightで突如として赤碕らが集まるGSに殴り込んで来た、帽子を被った如何にも強そうなツラをした男。 あだ名は「3京の黒い悪魔」。&s(){箱根の走り屋なのに…?}愛車は黒のSW2000(MR2)。こんなイカついツラして年齢は19歳。&s(){こんな19いてたまるか……} #openclose(show=ネタバレ){OSTの「TENSION」が流れながら、GSにド派手に乗り付け強面の顔を覗かせ稲妻をバックに「HERE COMES THE NEW CHALLNGER!!(※原文ママ Eが抜けてるのさ……) DRIFT DANCER[S] GENJI KATOU」と箱根DDのリーダーのように紹介文が出て来るド派手な専用演出で登場するシーンで只者ではないイメージを植え付けられる。 MACHINE COMPLETEなど前準備をさせてくれる演出付きでいざ3rd KEIHINへ向かうのだが…… &bold(){&color(#F54738){死 ぬ ほ ど 遅 い !}} ほぼ直線の第三京浜で200km/hに到達するのに22秒前後も掛かる始末で、赤碕の86-Levの初期状態に毛が生えた程度と言うお粗末さ。 そして本人は「ヘッヘッ……直線は気持ちいいだろ?踏んでりゃいいからな 関東は楽でいいぜ。馬鹿でも走れる。ステアもいらねぇ」と負け惜しみを吐くが、なんとその箱根でも死ぬほど遅い。 何なら序列最下位扱いでレースでも最下位近く。要はYOKOHAMAまで使い走りに行かされただけだった。 リーダーの虎口にすら用意されなかった派手な演出も用意されておいてコレであると言う蒲生ちゃんに次ぐ[[ネタキャラ]]として本作の語り草の1つとなっている。 } ***山崎 リョウ 箱根DDのNo.2。&s(){「おっ!!横浜ナンバーのチープなクルマ……!!」と言いながらとんでもない速さで近づく事で有名。} 茶髪のロン毛にイヤリング、そして箱根DDのロゴ入りのレインボーヤシの木柄と言う派手な柄のTシャツで出て来る見た目と中身が一致したまさにチャラ男。助手席には彼に釣り合うかわいい女しか載せない主義(体重45㎏以下バストDカップ以上)と称し「峠を攻めるにはバラストが大事だから厳しいヨ」とペラペラ勝手に喋る。&s(){初見だとウザくてイラつく事請け合いなのさ……}愛車はワインレッドのCeline(セリカのFFの方)。 #openclose(show=ネタバレ){チャラいだけあって「箱根の皇帝」に憧れる若い走り屋達のコーチもやっておりUORも仕切っている。のだが、「ブレーキ禁止(サイドブレーキは禁止されていないのである意味無意味)」、「バック走行限定」、「トラックorバスボディ限定」と言った変わってると言うか作中一イカれたUORをやっている。 } ***木下 圭壱 箱根DDのメンバー。自称「HAKONEのドリフトキング」。丸サングラスに派手な柄シャツのどう見てもチンピラ風の見た目のクセして18歳。愛車はシルバー/ネイビーツートンの86-Thunder(AE86型トレノ)だが、エンジンを20バルブ仕様のAE111型に換装してある分多少速い。 #openclose(show=ネタバレ){初っ端HAKONEで山田を煽ってるのはコイツ。実はNo.2の山崎よりそこそこ速い。虎口が恋に落ちた際に夜空を見て耽ってる際に苺狩りの看板の件を忠告してくれるのもこいつ。 } ***織田 真学 箱根DDの創設者にして先代箱根の皇帝。 横浜戦争にも参加し終焉を気にHAKONEに渡り3日で強豪たちをねじ伏せてみせた。 本編より前に引退したが余命宣告を受けたこともあり再び復帰、10年前を知っていたり理由は不明だがサトルの居場所を知っているなど重要人物。 かつては湾岸仕様のRS2000、本編では山吹色のEvo-2000(ランエボV)を愛車にしている。 #openclose(show=ネタバレ){かつては関東在籍時、「等々力鳥司」と共に『世田谷 ROAD STARS』(現在の『C-1 ROAD STARS』)の''関東最速の二台巨頭''として名を馳せた強者。 しかし等々力同様に大勢の仲間が事故死し、目の前の悲劇に何もできないまま引退。自身を死に損ないと自虐するほどの失意の日々を送るが、自身の余命を告げられ一念発起し箱根にて復帰。 道連れにさせない為、妻に別れを告げ以後は自身の''死に場所を求める''ように、真夜中の峠をさすらう事に。 赤碕に何かと助太刀するのも、織田自身に何らかの生きた証や価値を証明したいが為である。最終的に彼の執念や苦悩が報われるのはまだ暫く先の話。 } ***高橋 九弐輝 HAKONE一の腕前と名高い整備士で、TUNE SHOP『WINDY』代表。愛車は小豆色のZeta2400(S30型フェアレディZ)。 織田などHAKONEの腕利きも御用達の為情報通でもあり、伝説に挑む赤碕の身を案じる。 何よりもクルマと仲間を愛する間違いなく良い人だが、''「晴れ舞台ってのはウ○コするようなもんさ」''(注意:ゲーム内では伏字なし)など''下ネタを多用するのが玉に瑕。''%%あと横浜GP決勝で彼が用意したマシンを使うが、かなりクセの強い性能の為、そこで文句を言われる羽目に%%((加速性能が著しく悪く、マシン性能でゴリ押ししたプレイではかなり辛い。逆にコーナーで減速したりして丁寧に対応すれば最高速の高さもあって扱いやすいのだが。製作陣曰く、『全出場者のマシン性能を均一にした結果』とのこと。)) #openclose(show=ネタバレ){10年前、彼もまたDiablo Tuneに興味を持ち、かつての親友もまたDiablo Tuneを施す店を探したが発覚直後電話越しで拉致され行方不明に…。 走り屋としての才能は乏しかった彼は裏方からDiabloへの復讐と、走り屋達の未来を守る事を決意し、ひたすら整備士として研鑽したと言う。その信念を維持してきたなら、HAKONE一の腕前も納得であろう。 そもそも''店名『WINDY』は風のように疾走する親友の走りに肖って''つけられたのだから。%%決して屁と言う意味ではない。%% しかし、流石にそのDiablo関係者が直々に店に来るまでは予期してなかったようだった…。(DiabloTuneを負かす車を作ったからと悲願叶っての来場が皮肉である) 最終的に高橋の「仲間との約束は守りな、いざという時の力になるからな」という言葉が赤碕の諦めない覚悟と決意を後押しし、横浜浜最速の男として走り屋のみならず男として人間としても成長させた。 ある意味高橋の悲願である、走り屋達の未来死守に成功したのである。 } **HIGHWAY関係者たち ***楠木 蒲生 首都高のチーム「C-1 ROAD STARS」の現リーダー。「&bold(){祭りで踊れるのはしょせんMONKEY DANCE……}」の名言で有名な、作中数多い[[ネタキャラ]]の中でも屈指の&bold(){&color(#F54738){ネタキャラ}}。初登場は9th NightでのBayLagoonTower。愛車は金黒ツートンのAero-C仕様33TypeR(R33型GT-R)だがYOKOHAMA GP決勝のみRZ3000(A80型スープラ)になっている。青山やチームの女の子からガモウちゃんとも呼ばれる。 初っ端から横浜GPを「あんなお祭りRACE程度でうぬぼれるなよ」とフカしていた……が''初登場の横浜GP決勝時で、最下位固定。''&s(){結局MONKEY DANCEを踊る側になってるのさ……} #openclose(show=ちなみに迷言の全文はこちら(ネタバレ注意)。){「あんなお祭りRACE程度でうぬぼれるなよ 祭りで踊れるのは、しょせんMONKEY DANCE……」 「首都高は、STREETに張られた SPIDER'S NEST……最高に速い獲物を引きつけ……そして二度と離しはしない…… そしてオレたち走り屋は、クルマという鋼のWEAPONで武装したSTREET WARRIOR……」 「首都高は、戦場のHOTLINE… SPEEDに飢えたオレたちの最前線なのさ……」 }やたらペチャクチャと一方通行で&s(){唯でさえ厨二病臭いセリフが出て来る本作でブッチギリに厨二臭くて}カッコいい事言っておきながらこれである。 赤碕にすら「一体何が言いたい」と言われる始末。 そしてYOKOHAMA中の強者たちを集める「関東最速UNIT」を結成し自身をリーダーと自称する。 #openclose(show=その時に上のセリフに続けて長々語ったセリフはこちら(ネタバレ注意)。){「……最高の戦士は最高のパートナーを探してる」 「オレたちC1-RoadStarsは関東最速のメンバーをそろえ……そして首都高を征する……!」 「……『関東最速UNIT』……」 「TEAMの枠にとらわれない最強の軍団を結成するのがオレのPlanだ……おまえもUnitMember候補のひとり……」 「興味があったら今夜NewC1-HIGHWAYのDAIKOKU P.A.に来い 楽しみに待っているぞ…」 まぁ唯姉さんと鉄ッさんと青山と石川兄と赤碕しか集まらず、皆から呆れられた挙句ジムカーナUORを始め出してメンツ丸つぶれの始末なんだけどね。 } むろん呼ばれた皆に鼻で笑われ加入を拒否された為、個人的な執着…もとい八つ当たりで赤碕に妨害を働いたりととかく嫌がらせを超えた行為を立て続けに行う。 ぶっちゃけ、''やたらにネタキャラが豊富なレーラグ内ですら''更に貫禄を見せつける&bold(){&font(#ff0000){作中屈指のネタ帝王}}。 #openclose(show=ネタバレ){ 嫌がらせの理由であるが、Driverとして選ばれたい一心で付け狙っていただけだった。 後にコイツもまたDriverになる……&s(){けどDriverになってもあんま強くない。} 先代リーダー「等々力鳥司」に比べ、走り屋としての実力・人望・人格全てが見劣りし、横浜最速UNIT結成式でC-1の留守をあずかる UOR担当のメンバーからすら「パッとしない」と言われた挙句、全盛の等々力時代のイメージで加入するも蒲生の能力自体の無さに失望された 果て「横浜NRにでも入ればよかった」と毒づかれる有様。 むろん%%走りに詳しくない石川弟にすら失敗と烙印される%%関東最速UNITも加入者からも軽蔑され迷走する…。%%まあリーダーの癖にC-1を放置してるわ、その評価も残当でもなく当然。%% …など、&s(){色々自業自得ではあるが}劣等感や焦りから悪事に染まった為ある意味では「走り屋ゆえに人生が歪んだ被害者」とも言えなくはない。 ……が、その果てに(未遂に終わったものの)''ラグーン語を使いながら嬉々として殺人に走ろうとする''など完全に一線を超えてしまい、最終的に''無残な変死体としての最期''を遂げる。 %%まぁ実のところ等々力はコイツを疎んでおり、NRと違ってコイツの代わりならいくらでも居そうであり、尚且つチームメンバーから「ゲス野郎」と言われながら、メンバーにパーツを横流しして買収していた石川兄と比べて根回しも出来ない中途半端な小悪党・無能と言うところがなお悲惨である。%% ''良くも悪くも他人から影響を受ける''&bold(){&font(#ff0000){赤碕が走り屋・男・人間としての成長の糧にならなかった数少ないキャラである。}} } ***等々力 鳥司 『世田谷 ROAD STARS』…現在の『C-1 ROAD STARS』の元リーダーで首都高以外でもYOKOHAMA以外の関東一円の峠をはじめとした道路((書かれているだけで東京(C-1、湾岸、東名、奥多摩)・埼玉(正丸、川越、狭山)・千葉(幕張、波乗り(※九十九里有料道路)、中央ふ頭)・群馬(碓氷・赤城・榛名)とある。群馬の妙義とYOKOHAMA以外の神奈川と茨城と栃木はどこへ行った?って聞くのはgaucheなのさ……))を制覇し『関東最速』と呼ばれた走り屋。 第3京浜の多摩川コーナーでDiabloZateに敗れ、冒頭にある「そいつは第3京浜の多摩川コーナーを5速全開で抜けてったんだ-」の語りから入る横浜最速伝説の当事者として伝聞を残した。 横羽線の大事故前にも参加し生き延びたが織田とは違い横浜戦争の真相や重要人物との面識はない模様。 走り屋は引退しているようだが時折走りたい衝動に駆られるようでSUVであるElephant(パジェロ5ドア)には中・大型ターボが装備されている。 なおスーツを着用しており劇中真っ当な職に就いていると推測できる数少ない走り屋。 #openclose(show=ネタバレ){ 実は横浜最速の男との接触があり、伝説終息の発端となったあの夜Driver達の中に紛れていた人物であり、あの夜に唯一生還した人物だったのだ。 最後尾とは言えDiablo無しでDriver達に追従出来た為、実力は本物であろう。 実は彼以外は(WON-TECから逃亡した)Diablo Tuneの車両のDriver連中だったが、最後尾だった上皆事故炎上してしまってるのでそこまでは気づかなかった様子。 しかも追い付いてしまったその実力のせいで''横浜最速の男にDriverと勘違いされ鉄パイプで自車破壊+重傷を負う''という酷いとばっちりを受ける羽目に。 %%後で君にはApologizeしなければならない……と言っても結局秘密を知っていればdeadになっていたであろうが。%% たくさんの仲間がDiablo Tuneに挑むも皆事故死し、当時相棒だった織田同様無念さに潰されそうになる。何かを変える為あの夜に走ったが本人にとって''走り屋としての終着点が残酷で、傍観者でしかなかった事を思い知らされ虚無でしかなかった事を痛感''し、走り屋を引退する。''その過去を語る際の赤碕への激励は必見。''&s(){色々と軽薄なガモウちゃんと違って人格的葛藤と重みをしっかりと伝えてくれる} ……ちなみに集合写真を見ると等々力と楠木はかなり離れた場所に居る為、''等々力は楠木を全く評価してない事がうかがえる。'' } ***村丘 信吾 大黒P.A.でジムカーナのUORを中心にやっている大黒WAVESのリーダー。ハゲた頭の怖い顔と袖が破れたデニムジャケットの恰好に熊本弁と鹿児島弁が混ざった博多弁が特徴の男。愛車は32Rのエンジンとシャシーで換装した白のAvenue(アベニール)((R33型GT-Rのパーツを流用したステージア260RSが元ネタと思われる。))。 見た目は怖い&s(){と言ってもこれより怖いのはこの世界じゃゴロゴロいるのさ……}が義理人情に厚く、BAY LAGOON TOWER付近で倒れていた矢吹を介抱して名前を付けたりするなど作中屈指の善人。 #openclose(show=ネタバレ){ちなみにファンブックによるとオヤジはSouthYokohamaでお馴染みBODY SHOP MURAOKAの村丘吾郎。 父から家業を継がせるために、自動車学校に通っていたがその過程で走り屋の世界にのめり込んでいった結果、出席日数が足りずに退学。父から勘当されて以降疎遠となっている。 } ***矢吹 天成 横浜GP予選で初登場する謎の走り屋。 台詞無し・顔表示無しという''名前と愛車しかわからない謎の存在''として現れる。 HIGHWAYのWANGANを根城とする湾岸GALEのリーダー。愛車は白赤ツートンのAero-C仕様33TypeR。 ……がこの段階では大して強くない。 地味な存在としてこの段階では忘れられるが……。 #openclose(show=ネタバレ){ 11thNightにて、大黒PAでジムカーナをやってる村丘に話しかけると出て来る''まともに喋る事の出来ない+全身黒づくめの不気味な姿をした男''。&s(){ここで初対面した際の不気味さのインパクトは絶大。そう言えばこのゲームスクウェアだったなあ…。}曰くBAY LAGOON TOWER付近で倒れていたところを助けられたらしい。矢吹の名前も村丘が付けた仮名。なお復活後WANGAN最速の座に上り詰めた実力者でもある。現に''横浜GP予選とは違い、UORでの実力はかなりのモノ。'' 見た目とは裏腹に内面は熱い漢のようで、横浜最速伝説に挑む赤碕への全面協力を約束している。 ファンブックによると彼の正体は''10年前に行方不明となった箱根のチューン屋の高橋九弐輝の親友。 九弐輝曰く「DiabloTuneの居場所を突き止めた、これから忍び込む」「べらぼうに速いマシンを作ろうぜ……オレたちのマシンを……」と言った切り失踪したとされていた。 ''真の最終章であるFinalNightでBAY LAGOON TOWERの地下に集められたDiabloのDriver達を収容する集合地下牢みたいなところに10年間閉じ込められた末息絶えた走り屋が同じ姿をしていた為、やはり捕まって成れの果ての姿と化した後に脱出したのだろう。 実は6thNightのNorthYOKOHAMAのLANDMARKTOWERのイベントで村丘と共に先行登場している。%%初見で走り屋の現代劇に合っていないキャラクターが登場して驚いたプレイヤーはいたのではないだろうか。%% } ***BLOOD REDS(ブラッドレッズ) 湾岸GALEのメンバー3人組で[[どっかの映画に出て来る>13日の金曜日(映画)]]、[[ホッケーマスクの男>ジェイソン・ボーヒーズ(13日の金曜日)]]みたいな仮面付けて不気味な発言で挑発して来る自称「血塗られた三人衆」トリオ。 愛車は、BLOODらしく赤で統一したSeven-RX・Seven-FD(FD型RX-7)・Dark2(マークII)。 暴力的な言動も宛ら、互いの車をぶつけ合いながらブロックしてくる地味に厄介なフォーメーションを仕掛けてくる。なお「ジェットスラロームアタック」との通称だったり「赤い三連星。それは呪われた血統の象徴なのだろうか。」とローディング画面で出て来るあたり元ネタは言うまでも無く[[これ>機動戦士ガンダム]]に出て来る&s(){2話しか出て来なかった}[[こいつら>黒い三連星]]。 本編では6thNightでBAY LAGOON TOWERに「矢吹の代わりに偵察しにきてやった」、9thNightでMARINE TOWERに「(本編で赤碕を不気味がって)逃げ出すヤツもいればおまえを歓迎するヤツだっている」と啖呵を切って登場しレースを仕掛けて来る。 なお9thで「これは断っておくが……これは余興だ。俺たちと本気で遊びたければ最高速STAGEのWANGANへ来い」と赤碕を挑発するが、これ以降出て来る事はなかった。公式ファンブックによればそのWANGANで3人とも事故死した。&s(){そりゃそんな走りをしていたら……。あと何も元ネタ通り2回登場しただけで退場する所までリスペクトしなくても……} ***雨村 耕造 首都高の伝説的チーム「TEAM595」の一人。愛車はSeven-FD。ステッカーの色は赤。 上半身裸でライダースジャケットを羽織っているが、年齢は還暦間近の&bold(){59歳}。眉間に刀傷があり、歴戦の猛者を感じさせる。 11thNightにて、他のメンバーと共にHighwayのC1周辺を流している。 #openclose(show=ネタバレ){ 彼とのバトルに勝利すると、若造風情の走り屋たちから気を使われ始めたことで引き際を悟り、引導を渡せる走り屋を探し求めて走り続けていたと語る。赤碕に後を託した後は本当に引退してしまい、以降姿を見せなくなる。 当然であるが、ステッカー含めてレアパーツ満載でもある。 %%本人は「道を譲られ、気を使われている」と言っているが、どっちかといえば相手がバトルで勝てなさそうだから避けているのではという見方もある。%% } ***森脇 銀次 「TEAM595」の一人。愛車はAero-C仕様のRZ3000。ステッカーの色は青。 緑髪に緑の服装という出で立ちであるが「白い彗星」の異名を取る天才ドライバーでF3000の元王者。 サーキットレース界のしがらみに嫌気が差して首都高に舞い戻った。「ココ(首都高)が大好き」と公言してはばからず、自分よりも速い走り屋を追い求めて走り続けている。 #openclose(show=ネタバレ){ WON-TECからDriverのスカウトを受けたことがあるが、「二度と監獄に戻る気はねえ」と断っている。 二度目のバトルの後に「Scuderia(ラッシュ)とGTエアロのNIGHTMARE(トゥルース)には注意しろ」と手出ししないよう忠告してくる。2人とどういった因縁があったのかは不明。 } ***WHITE TIGER 「TEAM595」の一人で紅一点。愛車はCosmic(ユーノスコスモ。だが何故か名前はWhiteTigerになっている)。ステッカーの色は黒。 素性はおろか本名、年齢すらわからない謎めいた雰囲気の美女。 10年前に姿を消した「DiabloZeta」を捜し出すために走り続けている。 **走り屋関連人物 ***川志摩 葵 藤沢と同居する恋人だが藤沢は昼間仕事をしている描写がないことから彼女のヒモと推測されることが多い。 年上の彼女だがそれにしても80年代のバブリーファッションをし、赤碕に劣らないポエマーなど何処か浮世離れしている描写が見られる。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はWON-TEC前身の自動車工場創業者の娘にして、&bold(){&font(#ff0000){今作における元凶の片割れ。}}かつて''走り屋の煽り運転によって両親が事故死''したことで走り屋に対し兄サトルと共に復讐することを決意。 走り屋をDriverに手引きする役目を担うがその過程(Driverによるものしかないと思っていた横浜最速伝説に自分たちの知らない記録が混じっていたため調査)で真の横浜最速の男との出会い、憎いはずの走り屋に対しての感情が和らぐが彼にDiabloについて告白した結果、彼は凄まじく激昂。 必ず戻ってくるという約束を交わすもその後戻ってくることはなく、更には同僚のシュナイダーから兄も事故に巻き込まれ死亡したと嘘の情報を吹き込まれ走り屋への憎悪を募らせてしまう。 しかしDiablo計画の凍結などもあり走り屋たちも鳴りを潜めたことで数年は穏やかな日々を過ごし、更には彼の言葉と藤沢との出会いから走り屋に対し愛することも受け入れようとした。 ところがある日藤沢が見せたチームの写真に10年前の彼がいたことで再び精神が不安定になり、シュナイダーの行動を黙認しつつも走り屋たちへの憎悪を再燃させてしまう。 最終的には自身もDiabloを服用し、藤沢との心中を図るも赤碕によって阻止、EDでは藤沢の見舞いにも訪れていることから見切りはつけることが出来たと推測される。 なお石川兄たちは彼女に撲殺されたと推測できるが明確な描写はない。 なお、元カレである赤碕こと横浜最速の男も''「葵のしたことを許せるかどうかわからねぇ…」''と語っていた通りファンからも賛否両論である。しかし''作中屈指の被害者であり薄幸者である''為その辺りへの同情の声もある。最終的に彼も命を捨てるのではなく、''「苦しみながらでも生きて罪を償い、かつ本当の幸せと居場所を見つけて欲しい」と厳しくも優しい処置''を行う。 } ***謎の男 終盤10thNightに登場。赤碕達が北海道に赴いてまで探していた人物。北海道の山岳「Forget Hill」((英文法では命令文になり『丘を忘れろ』となるのさ……。と思いきや、ボス戦直前のアイキャッチではきちんと「Forgetten Hill」になってる。どういうこっちゃ))の山頂に世捨て人のようにひっそりと住んでいる。 何らかの事情により隠居生活を送っていたが赤碕を追跡していたDriveに居場所を察知され、赤碕にDISCを託したが逃亡の末シュナイダーに射殺された。 車は青のWR-2000(GC8型インプレッサ)。 #openclose(show=…とこの段階では『物語の核心に迫る重要キャラ!?‥と思ってたらよくわからないまま退場した謎のキャラ』で終わった。){ ところが最後の最後、''死後になって彼の正体が発覚する。'' 本名は「&bold(){川志摩 サトル}」。 葵の兄でD-Projectの元チーフレジデントでDiabloを作り走り屋たちに復讐を行っていた。ファンブックによると東大医学部卒のエリート。 唯一の生き残りの横浜最速の男がDiabloの被験者でないことに気が付くもシュナイダー達に貴重なサンプルと嘘をついてコールドスリープ状態にさせた。 この時彼は''無関係な''彼を巻き込んだことで、自身の業を痛感。謝罪を口にしていたようだが横浜最速の男はそれを受け入れられなかった。 そもそもDiabloへの怒りとこれで赤碕は10年分時代に取り残され、別人格が生まれたなど人生を大きく狂わされており、シュナイダー達にとっても偽りの希望で無益な研究を続けさせられたわけだから各方面の人が怒るのも当然である。 なお彼は計画凍結後まもなく失踪したが葵はシュナイダーから死亡したと伝えられていること・横浜最速の男が生きていたことを知らないことから 葵はD-Projectに現場要員としてがっつり関わっているが、兄ほど重要なポストにはいなかったことがうかがえる。 } ***青山 菜々子 資金難で活動休止中のチーム「横須賀 BLACK KNIGHTS」の元リーダー。20歳。 愛車は青のCeline(セリカGT-FOUR)。 かなり軽薄なノリの女であり、チームの活動資金を集めるためにUnOfficialRaceを開催し、積極的に赤碕を参加させ協力しようとする。 #openclose(show=ネタバレ){ 実は赤碕をUORに参加させる目的は、WON-TECと契約して赤碕を「横浜最速の男」の称号と言う箔を付ける為の取引をしていた(つまり一定数UORを勝って横浜最速の男の称号を得ないと先に進めない)為。とどのつまりある意味打算的な性格をしているが、WON-TECに不満があったのかLastNightで赤碕を拉致させる段になってトゥルースに「お前は用済みだ」と言われた際に「いままでのお礼」と称して一発トゥルースにお見舞いしている(トゥルースに「…………じゃ…じゃじゃ馬め…」と悪態をついていた)。 自身の行為へは&bold(){&font(#ff0000){『みんな言わないだけで、本当は走り屋みんな赤碕ちゃんの事が好き』}}%%(但し楠木は除く)%%と語っていた為、金目当てに起こした自身の行いを恥じていた為、極悪人かと言われたら違うが自身を「ちゃん」付けするだけあって自己主張が激しい上に思いつきでの言動が多く''自分勝手かつ短慮に過ぎる為、善人とも言い難い人物。'' 赤碕の方もDiablo事件を追う中で「強いストレス」「閉鎖的な環境」「限られた人間関係」の3要素で、''疑心暗鬼や人間不信そして仲間や自身すら命を狙われてる(だから赤崎独りで奮闘している)という憔悴していた時期''の中、&bold(){&font(#ff0000){『赤碕ちゃんはグダグダ考えず、走る事だけやっちまえば良い。そのうち良い事あるかも(意訳)』}}と言う発言までしている。%%プレイヤーからの評判は赤碕の対応や、本名を言われず渾名が『UORおばさん』という点から察して頂きたい。%% 大した報いを受けないまま作中から離脱した為煮え切らなかった既クリアwarriorも割といたが、 公式ファンブック『GALE A MOMENT』によると、後日談にてWON-TECに金目当てで加担した事・大して罪悪感も持たずに誤魔化した事・疑心暗鬼で憔悴しきっていた赤碕を誑かし追い詰めたという''悪評が知れ渡り走り屋界隈から村八分にされ、事実上のYOKOHAMA追放処分に。''皮肉にも自身が言った『赤碕が皆から慕われる走り屋である事』を''自ら証明した事になった。そして自身が赤碕とは対極の立場になったことも。'' 最終的に自身の短慮と共感力と言うか人間性の欠落が、転落の引き金となった。 } ***ハイデル・シュナイダー Heidel Schneider。WON-TECの社長と共に度々姿を見せる謎の人物。 愛車はGermanyTURBO(ポルシェ・964ターボ)。 欧州レースの元チャンピオンという経歴からか、走り屋のレースを『ガキの走り』と称するなど走り屋を下に見る発言が度々見られる。 『簡単に』『一言』と言いながら、『私は不要な誤解や衝突を好まない。自己紹介を簡単に済ませるのは、効率の問題だ。我慢して聞いてもらいたい』 などとやたら持論を展開して結局は話が長くなると言う、割と面倒な性格をしている。 &s(){某拳があちーぜ!の「セリフがなげーんだよ!」を本来使うべきセリフの長さ。} 28歳とあるが、非常に大柄な男で性格と相まって28歳には見えない。その容姿からどことなく[[シュワちゃん>アーノルド・シュワルツェネッガー]]っぽいとファンに言われる。 #openclose(show=ネタバレ){ D-Projectの責任者。 川志摩兄妹とは10年前から計画に関わる同僚で、&bold(){&font(#ff0000){作中大量の走り屋に死を齎した諸悪の根源}}。 DISC解析によって赤碕が何の利用価値もない走り屋と判明すると関係者を抹殺したうえで国外逃亡を図るが、戯れに赤碕との勝負を申し込み、 自身も%%欠陥品と知っているのに、このプロジェクトにケリを付ける為だったのか%%Diabloを服用して敗北・事故死した。 彼の口からDiablo自体は欠陥品であるものの(走り屋の性能底上げの目的は彼的には本当だったらしいが)テロなどでの需要はあり、 成功例もあると口にしていたので、そちらでの市場に活路を見出して流通させるつもりだったようである。 なお極悪人の部類だが、そもそもDriverには石川兄や楠木は当然として、藤沢や難馬ですら走りのための薬や特別な非正規Tune(費用負担もほとんどなし)の''誘惑に負けて手を出したという控えめに言っても半分ぐらい自業自得の者が多い。'' そのためか自身に非しかないと判明した赤碕に対しては(言い回しこそ[[シリアスな笑い]]を誘うが)「君にはApologizeしなければならない」と発言したり、逃げる気なら全く意味のない赤碕への%%長々とした%%説明やバトルしたりと、実は責任感の強い紳士的な一面も強い模様。 } ***ジョン・トゥルース Jhon Truth。Driverの1人でグレーの髪に口髭を蓄えたイギリス人のオジサマ風の姿をしているが何と40歳。&s(){この世界の人間って老けて見えるのになんでこんな若い奴ばかりなのさ……} 愛車は黒のBackyard(ロータス・ヨーロッパ。だが何故か名前はNightmareになっている)にGT-3Sを積んでいる。 見た目通りの紳士的な男で、主にDriverのスカウトを担当していた。だが知り合いだったフレディには断られたりとツイていないオジサマ。 #openclose(show=ネタバレ){ 青山と手引きして赤碕にUORを一定数勝たせる契約をするが、赤碕を拉致する際に用済みとなった青山には一発カマされたり、名言はされていないが「Driverたちの撲殺死体」と出てる為か葵に撲殺されたらしい。とことんツイてない。 なおLastNightでMARINE TOWER前でパーキングすると守衛さんが取り成してくれた事によりバトルできる。 } ***フォルツァ・ラッシュ Forza Rush。逆立った赤い髪とオラオラ口調が特徴のイタリア人で24歳。トゥルースとコンビを組んで赤碕の監視とスカウトしている。愛車は赤のScuderia12(フェラーリ・テスタロッサ)。見どころと言えば「ディスクを渡せ」と言う所とLastNightでバトル出来てRewardsのパーツがウマいところだけである。彼の末路についてもトゥルース同様。 #openclose(show=ネタバレというか余談){ Driverではあるが、外部からのスカウトではなくWON-TECの製薬部門勤務。''つまりDiabloの効能を知りつつ、自ら志願し投与したらしい。'' ちなみに物語開始から赤碕と藤沢が目をつけられていたことがわかる。 気になった人はPrologueNightでのガヤをもう一度見直してみよう。 } ***守衛兼運転手 WON-TECの守衛兼LimousineのDriver。LastNightで登場。厳格で杓子定規的な性格かと思いきやWON-TEC本社のLimousineの前で 待機している際に体操し出したり、何気にMARINE TOWERに行くと赤碕の事を「退屈してるかステッカー収集家と見込んで トゥルースとラッシュとBATTLEする事を交渉する(しかも2人とも暇つぶしに乗り気)」と言う結構気が利く人。 と言うか「BayLagoonでバトルしやせんか?」→「(「……PASSさをえらんで」)ガッテンでやんす」、果てには ・(赤碕がDriver達に眠らされ連れていかれた際に残された車を)「&bold(){あ……あっしが運転してよござんすかい?}」 ・ラッシュ「&color(#F54738){&bold(){好きにしろッ!}}」 ・「&bold(){身に余る光栄……(やっててよかったこの仕事)}」 といなせな口調で喋ってはお茶目さを見せる、かなり気さくな性格をしている。&s(){WON-TEC組イチの癒し系。地味にFANもいるとか。} ちなみにMARINE TOWERでトゥルースかラッシュと戦う選択肢の他に彼のLimousineとバトルする事が出来る。 しかもコイツなんとDiabloTuneのエンジンとシャシーを持つ1675kgありながら449.4馬力を発揮する地味に速いリムジンだったりする。 &s(){腕の方もヘタなWarriorより普通にいい。万能かよコイツ……} なお6thNightでも本社に黒服の守衛が出て来るが別人。&s(){こっちもこっちで一杯行きてぇとグチっており人間臭い。} ***横浜最速の男 中盤から登場する自らを「横浜最速」を名乗る男。 赤碕の問いかけにも殆ど答えないことに苛立ちを覚えていくが… 容姿は赤碕そのままだが青いジャケットを着用していることからファンからは『青碕』と呼ばれることも多い。 #openclose(show=ネタバレ){ 前述のように赤碕の体の本来の人格、10年前の横浜最速伝説のいくつかはDiabloを真っ向から打ち負かした彼の記録である。 本来は笑顔を絶やさない走り屋に憎悪を抱いていた葵も絆されてしまうほどの好青年だったが、横浜最速伝説にDiabloが存在していたことに怒りを覚え 葵と約束を交わして鉄パイプを手にDiablo壊滅に乗りだし、大量脱走したDriverたちに事故を引き起こさせとどめを刺すなど彼も憎悪に飲まれていった。 真EDではそれまで衝突していた赤碕と言葉を交わし、『最高の走り屋のあんたと走りたい』と好青年ぶりを取り戻している。 WON-TECの中で彼を知る者が葵だけだったことと、車がグレーのZeta3000(Z32型フェアレディZ)、DiabloZetaと車種が同じだったことが彼の記録がDiabloによるものと誤認されたと推測できる。 } **一般人 ***上原由美 ナンパシケインで5カ所パーフェクトを取ると出現する女性。20歳。&s(){ブスとは友人。} 地味にフレディに連れられもするが何気に赤碕にも気はあり、父親に反対されてでも待ち伏せていた。 この世界の女性に珍しい、珍奇な行動を見せない本物の美人。&s(){由佳とはツラが月とスッポン。} #openclose(show=ネタバレ){ 4thNightから6thNightまで毎夜パーフェクトでクリアすると潤滑油のFriction-0とフロントとリアのダウンフォースが同時に上昇する超レアアイテムのG-Effectが手に入るが、6thNightで手に入るのは何故か「純情」ステッカーである。 } ***ブス(名前不明) ナンパシケインで3個以上ブービーを取るとやって来る%%虎口と瓜二つな顔%%眼光が鋭く濃い口紅を塗った女。&s(){流れる曲も暗い雰囲気で使われる「Nightmare」。出て来るゲームのジャンルが違うんじゃないのかって位怖い。} 山田はこのナンパシケインブービー組なので顔を知られており、初回では地味にこっそり逃げ出している。なお、同じく初回には夜なべして作った手作りマフラー「DOSUKOI」を貰える。&s(){しかも説明欄は「『呪われたマフラー』装着することで何が起ころうとも当方は一切関知しない」と言う文言付き。} #openclose(show=ネタバレ){ この呪われたマフラーと称される「DOSUKOI」であるが、その影響はパワー・レブリミット・高回転域トルクの大幅低下である。 が、実は反面低回転トルクが上がる仕様にもなっているので非力な車両で有用と言う側面もあり、更にコイツの強みは馬力制限のあるUnOfficialRace、特にTEST COURSEのプリンスが出て来る9thNightの「SPENCER'S CHAMPIONSHIP」では200ps制限が存在するので地味に使いどころは多い。 } ***河津秋敏 ''最早「河津神」でお馴染みな、あの人本人。レーラグでも製作総指揮である。'' 何とゲーム内でも登場し、第三京浜のUORを%%何故か担当している。%% 更に''サガ・フロンティア2付属レーラグ体験版のラスボス的存在。'' %%外見が眼鏡かけた等々力さんにしか見えないのさ…。%% 愛車は「HighwayStar」(NSX)。 ちなみに「HighwayStar」は河津氏が初めて開発陣に携わったファミコンの1987年8月7日に発売したドライブゲームの名前から付いている。%%レーラグ開発時の愛車はメルセデス=ベンツC280だったが。%% *余談 ・本作で特に有名な事柄としては、徳間書店の「PlayStation Magazine」での事件が有名。プレマガ末期半年で編集長が「業界の裏側が見える編集長日記」と題して色々書いていたが、事もあろうに「&bold(){メーカー公称の"&color(#F54738){ハイスピードドライビングRPG}"ではなく、単なる&color(#F54738){レースゲーム}としか思えず残念で、本誌はRPG紹介にページを割く編集方針なので、このゲームの紹介にページを割く訳にはいかない事を申し訳無く思う}」と書いてしまいスクウェアが激怒。編集長の方針で「RPG・SLGの紹介・攻略」に特化していた為、本作翌月発売の『[[聖剣伝説LOM>聖剣伝説LEGEND OF MANA]]』の素材提供を拒否されたことで(諸々の事情で情報発信速度が遅かったことや他紙の追い上げなどで)唯でさえピンチだったプレマガにトドメをさす形になり、年末に廃刊となってしまった。 ・企画当初は『バハムート ラグーン』の続編としてスタートしており、ラッシュとトゥルースがいるのはその名残。 ・今は無きデジキューブから出版されていた攻略本やファンブック『GALE A MOMENT』、サウンドトラックなど関連商品がいくつかあるが、何れもプレミア価格が付いている。特にサントラはCraaazyな値が付いている。 ・本作のセーブデータがあると聖剣伝説LOMで特殊なイベントが発生し、「最速のホイール」と言う指輪のアイテムが手に入る(リマスター版では無条件で手に入るようになっている)。 ・ある種のカルトゲーになった為か続編の期待も寄せられているが、色々あるのか本作ですら2002年のPs One Books版以来長らくPSのゲームアーカイブスにすら一度たりともリリースされていない。((主な理由は3つのMらしいさ…。無謀な危険運転を賛美しかねない描写・無秩序極まりない犯罪描写・無許可で実在のクルマに似せた権利関係…。)) ・なお2014年10月30日にスクウェア・エニックスのサイト上で「伝説が蘇る…」というメッセージとカウントダウンだけが表示されたページが登場して「続編か?」と界隈が沸き立ったが、当の11月7日13時に発表されたのは、同じスクエニがリリース予定だったスマホゲー「疾走、ヤンキー魂。」とのコラボだった。&s(){「Yankee Soul …… ……FUNKY GAME …… ……覚めちまったこの時代に …… ……熱いのは …… 俺たちの Flick&Swipe…… 」序に当のYankee Soulも2年足らずでTHE ENDになっちまったさ……}。もちろん「スクエニよぉ……スクエニよぉ……」だの「スクエニはApologizeしなければならない」などなど怨嗟の声があがった事は言うまでもない。 #center(){ ーAniwota Wikiは 俺たちのNawabari… 醒めちまった このNet Worldに 熱いのは… Wiki籠りたちの Thuiki&Shusei…… } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中華街RaceのGoalの先には飲食店がある・・・たいていGoalしてもクルマはStopせず店に突っ込んで止まる・・・あの店はCraaazy Restaurant・・・ -- 名無しさん (2014-05-11 18:18:17) - やろうにも中途半端な中古価格で手がだせねぇ….冗談じゃねぇ…… -- 名無しさん (2014-07-17 00:31:35) - ↑ 安い店だと300円で売ってるとこもある。 -- 名無しさん (2014-08-31 08:47:13) - ちなみにBodyの中には軽量の結果、マイナスの質量になるものもある・・・冗談じゃねぇ・・・ -- 名無しさん (2014-10-20 11:23:44) - warriorは常識にとらわれてはいけない……誰かがそう教えてくれた…… -- 名無しさん (2014-10-22 11:35:47) - OpenWorldのRaceGameが増えた今こそRemakeされるべきなのさ… -- 名無しさん (2014-10-22 11:50:52) - そうあの日まで俺たちは夢を見ていた…スクエニofficial siteの謎のcountdown…だが俺たちの夢は蜃気楼となって消えちまったのさ…… -- 名無しさん (2015-07-01 09:38:49) - バカゲーとか言われてるけど死亡者も出るし割とシリアスなのよね -- 名無しさん (2023-08-17 18:41:33) - というか、現代を舞台に走り屋を描いた作品なのにおかしな感じで死者まで出るからバカゲーなんだよw -- 名無しさん (2023-08-31 18:27:36) - ベイラグーン埠頭……現実の世界では山下埠頭って呼ばれている……あそこにはGUNDAM FACTORY YOKOHAMAがあるのさ…… -- 名無しさん (2024-01-21 06:42:44) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/04 Tue 01:24:16 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 30 分(ネタバレ項目込みなら45分)で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #marquee(!!WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !! WARNING!!WARNING !!,size=30,bgcolor=#ffd700,color=#000000) #marquee(※このゲームはフィクションです。実際の運転は交通ルールを守り、安全運転を心がけましょう。※,size=30,bgcolor=#00000,color=#ff0000) #center(){ &color(#6495ED){―10年前} &color(#6495ED){横浜にとびきり速い男がいた} &color(#6495ED){そいつは第3京浜の多摩川コーナーを} &color(#6495ED){5速全開で抜けてったんだ} &color(#6495ED){一緒に走っていたヤツら、} &color(#6495ED){口を揃えてこう言ったね} &color(#6495ED){「アイツは、クレイジードライバー} &color(#6495ED){命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね…}} #marquee(お と ぎ ば な し は 終 わ り さ … 俺達の物語は、はじまったばかりなんだ…,size=15,bgcolor=#00000,color=#ffffff) レーシングラグーンはスクウェアが1999年に発売したPS専用ゲームソフトである。 #contents *概要 ジャンルはハイスピードドライ“ヴ”ィング&font(#ff0000){RPG} 「RPGだと思ってプレイしたらただのレースゲームだった」などと雑誌に書くと某□から新作ゲームの情報が貰えなくなり最悪廃刊に追い込まれるので注意(詳細は余談で後述なのさ……)。 ちなみにこの場合のRPGは…Racing Poem (RolePlaying)Game…そうさ……普通のRPGなんかじゃねえのさ…… 舞台は架空の近未来都市YOKOHAMA。 個性豊か過ぎる走り屋と共に、10年前の横浜最速伝説の謎を中心にして話が進む。 基本システムとしてはシンボルエンカウント制で、 街中で自車を走らせ、他車にパッシングする/されるとエンカウント。エンカウント地点に対応したコースでバトルが始まる。 勝った場合敵車のパーツどころかエンジン、シャーシ、ボディのどれか1つをGET REWARDS(追い剥ぎ)できる。 これを繰り返して自車をTUNE-UPしていくのが走りの基本なんだって山田が言っていたのさ…… 当然負けると逆にパーツを取られるので注意 奪えるパーツはやたらと多彩で組み合わせにもほとんど制限がないため、他ゲーではできないようなTUNE-UPが可能。 例えば「150kgの軽量化をした軽ワゴン車のシャーシ」に「ツインターボ5組、ツインチャージャー1組、ツインスクロールターボ1組を装着した排気量7000CC弱のV8エンジン」を搭載し、「CカーエアロのYOKOHAMA市営バスのボディ」を乗せるといったCRAAAZYなこともできる。 ……俺は……おすすめしないがな…… またエンジン、シャーシ、ボディは走りを繰り返すことで基本性能やパーツ枠の追加が出来る。 #center(){(……まるで&font(#ff0000){RPG}みたいだな)}   それと素の状態で基本的な表示が揃っているため、先輩が付けてくれているカーナビに意味がほとんどないことで有名。 機能の割にやたら重たい(&font(#ff0000){45kg…だと…!?……例えるなら……29型ブラウン管テレビ並じゃねぇか……})のでまずはこれを外そう……話はそれからさ…… レース時車の挙動が独特で「ちょっと方向キーを入れたら壁に突っ込んだ」「まっすぐ走ることすら難しい」なんてよく報告されているが、事実というか仕様である。 コツさえわかればそれなりに走りやすい仕様になっている。 操作性のイメージとしてはチョロQなどの非リアル志向のレースゲームに近く、細かいことを考えて走るとかえって遅くなる。 更に他のレースゲームと大きく異なるのは「きつめのコーナーにはアクセル全開で突っ込みハンドルをきったらサイドブレーキを引きテールを振って強引に曲がる」という点だろう。 このシステムのおかげで容易にドリフトができる。丁度慣れてきた辺りでイベント戦の舞台となるヘアピンだらけのHOLY ROAD(箱根七曲り)はテンションが上がること請け合いである。しかもブレーキ禁止とか言うUnOfficialRaceがあるのだがサイドブレーキはOKとか言う意味を為していない珍奇な仕様になっている。 ……とりあえず基本はBRAKEは使わずにSIDE BRAKEを使うこと……話はそれからなのさ…… コーナーを曲がりきれない場合でも「壁や敵車にぶつかると滑り状態がリセットされる」という仕様を使い、 ドリフト状態でコーナーに突っ込み壁にテールのみを当てて立ち上がりを早くすることでフットブレーキを使いしっかり減速してスマートに曲がるより大体タイムが良くなる。 ……郷に入っては郷に従え……そういうことさ…… ちなみに直角カーブなどではドリフトがほぼ必須だが、普通のカーブならばちゃんと減速してドリフトせずに曲がりきった方が速かったりする。 特に加速が遅いマシンであれば速度が余計に落ちるので地味にこれも重要になってくる。 走りを極めたいなら基礎も忘れてはいけない。 システム以外で本ゲームの大きな特徴として、登場人物のほとんどが習得しているラグーン語と呼ばれる独特の言語体系がある。 ただし、ひとくくりにラグーン語と言っても各人で微妙な特徴の違いがある。 特によく見かける主人公のダウナーなラグーン語が有名。 主に ・三点リーダ二つ(……)の多用……いや、とにかくぶちこんでいる……と言った方が良いか。 ちなみに単独の「…」も使い分けされている。 ・妙なところで英単語が入る 例:ケッ、てめぇグッドラックだな!  ※訳「(私の相手をせずにすんで)良かったですね」 ・倒置法の多用 ・各自独特な台詞廻しを使う というものがあげられる。プレイしているうちにラグーン語が癖になっちまうwarriorもいるらしい……冗談じゃねえ…… 架空街とはいえ、実際の横浜をモデルにしているので本当にある地名やコーナーが登場するので、ある意味横浜の勉強になるかも… よく横浜市はスクウェアに苦情を出さなかったものである。 かつて横浜に暴走族が多かった時があるので、それが本作品のモチーフであろうか。 さすがに横浜中華街でドラッグレースはどうかとは思うが… なお、走り屋という存在が多面的に描かれており、同じ走り屋作品でも世間を賑わせていた[[頭文字D]]とは毛色が異なる作風になっている。 ''「走り屋によって/であるが故に、人生を狂わされた人間」の描写も成されており、''&bold(){&font(#ff0000){断じて走り屋賛美の物語ではない}}((開発スタッフの中に親戚が事故死した者がいた為、冒頭の注意事項のように危険運転を肯定するようなゲームには絶対しないよう心掛けたとのこと。))。 &color(#FFFFFF){何だったら中盤から後半に掛けて段々と死人が多発したり、走り屋に対する怨嗟から実験計画の為に走り屋を誘い出して10年近く地下牢に監禁され、人と言えなくなった姿の人間が主人公の目の前で走りへの想い出を語り事切れると言ったトラウマものの描写が出て来る、シリアスを通り越してそこいらのホラーも真っ青な鬱ゲーになって行く。} キャラクターはCGだがこれもかなり異様で、男キャラは基本肩幅とかが凄い 基本的なイメージとしては[[世紀末>北斗の拳]]とかその[[派生ゲーム>世紀末シアター]]みたいに考えても問題無い 3Dを作り始めた頃の時代なので、当時からしてもやや異様だがまあこんなものである しかし全キャラ妙にずっと動き続けたり、変な動きをやめなかったり、スルーッと滑るように動いて来たり、 某キャラは目がクリっとしているという設定か何かからか&bold(){ずっと目がきょろきょろしていたりする} ちなみに革ジャン愛好家が多い印象を受けやすいが、意外にも皮ジャン比率はそこまで高くなかったりする *<登場人物> ※本作の登場人物はほぼ例外なく、走り屋か、何事も走りに繋げたりする走り脳な人物ばかりである **Bay Lagoon Racing 新興港町:ベイラグーン埠頭を拠点とする、藤沢一輝が1997年に結成した新興チーム。 元はガソリンスタンドのバイト仲間で集まったが薄給すぎて難馬以外全員辞めている。 ***赤碕 翔(変更可能) 本作の主人公。 初期車は藤沢から譲り受けた86-Lev(AE86型カローラレビン)。 過去の記憶は持たないミステリアスな人物。無口で飛び出す台詞もどことなくダウナーだが、内面は凄く饒舌。 台詞は……を多用する。「冗談じゃねぇ……」が口癖で、語尾によく「――さ」を付ける。 何事にも飽きやすい性格だが、藤沢に誘われ走り屋チーム、ベイラグーンレーシング(以下BLR)に参加する。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はその正体は、かつて横浜にて伝説を築き、所々で語られる「&bold(){横浜最速の男}」 だがその精神は10年前に昏睡したその男に新たに宿った人格。 その為中盤以降は「横浜最速の男」「声」が聞こえ、終盤ではほぼ体の取り合いとなる。 「横浜最速伝説」の正体は、黒幕であるWON-TECの作り上げた薬「Diablo」によって恐怖心を抑制された「Driver」"達"が生み出したものであるが、そのいくつかはかつての赤碕が自らの力で作り上げたものである。 そのあまりの速さとDriver達の起こした事故現場にいた事から、赤碕もまた「Driver」と思われ、WON-TECにさらわれ10年間の眠りにつかされる。 そして10年が経過したある日、新たな人格となった赤碕が走りに興味を持つことから物語を始まるのであった。 ちなみに名称変更可能であるが、いくつか名前を変えてても「赤碕」と呼ばれるシーンがあったりする。 } ***藤沢 一輝 BLRのリーダーであり、現横浜最速である。 愛車はRS-2000tb(恐らく、DR30型スカイラインのシルエットフォーミュラがベース)。22歳。 台詞は演説型。年上の彼女がいる。凄くかっこいいけど多分ヒモ。 チュートリアルもしてくれるが、突然FFやサガフロに例えてきたり、しかもたとえとして妙だったり、バグのせいで説明がちぐはぐになってたりとどこかシュール。 ちなみに一番好きな[[ガーディアンフォース>ガーディアンフォース(FF8)]]はバハムートらしい #openclose(show=ネタバレ){ リーダーらしく実力も然ることながら人望もあり、赤碕も彼を尊敬していた。 藤沢も赤碕をよく見ており、最初の車をくれたのも彼である。 しかし本音のところでは成長していき、やがて自分に対して闘争本能を見せ始める赤碕や、チームメイトであり親友でもある難馬の死から何かが変わり始める。 やがて赤碕にタイマンバトルを申し込むが、バトルの最中に事故を起こしてしまう。 藤沢ほどの腕なら絶対に起こさない事故にはやはり「Diablo」が関わっており…。 という風にチュートリアルのわかりにくい例えや謎の超重量カーナビと言ったちょっとした「隙」は、彼の人間性にも現れており、本当は皆が言うほど強い人間ではなかったりする。 「憧れを失ったら…その時はTHE ENDさ…」と%%生意気な%%発言までした赤碕だが、 最終的に藤沢の弱さや悩みに対してどう受け入れるか…それは''是非最後までプレイし確認していただきたい。'' ちなみにファンブックによれば葵のマンションに住んでいる。いわゆるヒモである。それ以前はトイレ共同のアパート暮らしだったとか。 } ***難馬 恭司 BLRのNo.2。見た目からでは分からないが20歳。 愛車は青と黒ツートンのSevenーRX(FC型RXー7)。 ガソリンスタンドのアルバイト店員だが真面目な勤務で次期店長と目される。 数奇な過去の持主でもある。 台詞はGS(GameSave)してけー #openclose(show=ネタバレ){ #center(){ &bold(){&font(#ff0000){もう、戻れない}} &bold(){&font(#ff0000){陳腐な楽しみだけを 味わっていた}} &bold(){&font(#ff0000){軽くて薄っぺらい あの頃には戻れない}}} 10年前に走り屋だった兄を亡くしているが、彼の後を追って自らも走り屋となった。 だが長きに亘って走っているのに自分より更に速い人間たちを見て、何処か諦めのような気持ちを持っていた。 それでも横浜GPの代表の座を巡って、赤碕らと戦うが敗北。 以降姿を消すが、6thNightで車と共に変わり果てた姿で再登場する。 やがて彼は圧倒的なスピードで赤碕を置き去りにしたが、横浜港の岸壁から車ごと飛び込み死亡してしまう。 上の印象的な語りの通り彼の死をきっかけに''「単に走るのが楽しかった」生活は終わりを迎え、物語は動いていく…。'' 彼の死後もガソリンスタンドは何事も無かったかのように経営されるが、赤碕と新しく入ったアルバイトの女の子とのちょっとした交流を後に全くイベントが起こらなくなってしまう。 } ***鈴木 由佳 BLRの紅一点。 彼女のイベントは結構スルーすることが可能で、イベント消化はむしろ苦行と称されることもある……良かったのか悪かったのか…… 性格や口調も別に悪くはないが、あまり走り屋らしさはない。思慮深く、正統派のヒロインと言えるだろう。 だがモブキャラに可愛い顔の女が結構多い中、メインヒロインなのにカエル顔ともっぱらの評判%%だが、カエルに失礼な気がしてきた%%。 愛車はMicro-GT(ミニ・クーパー)。 2ndNightで貰えるすべての回転域で加速が上昇する手作りマフラーを貰えたりするなど何気にレアパーツが多い。 #openclose(show=ネタバレ){エンディング後Zeta3000に乗る赤碕とじゃれ合ってる様子が描写されており、一応恋の進展があった模様。 }   ***山田 健三 赤碕と同時にBLRに参加。とても[[シンプルな顔>内笑美莉]]をしている。 BLRの最遅野郎と名も無き走り屋から馬鹿にされることが多いが、作中では一番車と走ることを楽しんでいる。 速度をあまり追求していないという点で、由佳と同じく本作では稀有な優良ドライバーだと思われる。 鈴木に粉掛けたり等の女好きな一面もあるが、その遅さとシンプルな顔のせいか余り上手くいってない。男は中身の時代じゃないのさ……。 愛車は青と黄色のツートンカラーのCVC1600(EK型シビック)。 やたらと装着された自作パーツはレア度だけは高いが基本的に性能は残念。 ただし彼も彼なりに男を見せることもあり、赤碕の為に自力で箱根の強豪たちを振り切ったりも…。 #openclose(show=ネタバレ){ 赤碕が北海道から帰った後は、辻本から直々に運転技術を教わり互いの人柄もあってかわいがられている。%%同時期にTUNESHOPのサーキット場にてテストコースのプリンスなる謎の走り屋が現れる。一体何者じゃんか…%%((しかも口止め料で貰えるのがHighwayStar用のCA30。それ普通に積めば速いだろお前……))。 それでもWON-TECからは''Driverの適正0''という走り屋としては悲惨な評価をもらい、無関係な奴として見逃される辱めを受けてしまう。 自身の無力さに打ちひしがれつつも、命懸けで赤碕の車を死守し全てを託し力尽きる。 また''UOR完全制覇を果たした場合、エンディング直前に発生する隠しイベント''では怪我が完治した山田と全てを精算した赤碕の語らいが見れる。物語と直接関係はないが、一度は見ておくといいだろう。 %%逆に一つでもUORを逃すとBLRメンバーで唯一最終章からED内までハブられるという割と悲惨な扱いになるので注意。当初はこの隠しイベントを知らなくて、山田の扱いに文句言ってた既クリア者もそこそこいたのさ…。%% 実は1stNightで「…………一回だけだぞ……」と一度だけバトルしてくれる。だが地味に赤碕の初期マシンが130psも無い所を164psあるのでそのままで勝つのはあまりの苦行。特に彼しか使っていない潤滑油はプリンス様になってから別の潤滑油になる為このバトルだけでしか手に入らない。 } **NIGHT RACERS 本牧 BLRのライバルで、本牧埠頭を拠点とする老舗チーム。NRとよく略される。 YOKOHAMAエリア最大の規模を誇るが、大所帯ゆえにメンバーの統制がとれていない面もあり最終的には主要メンバー離脱によって解散した可能性が示唆されている。 ***辻本 アキラ 本牧NRのリーダーで愛車は青紫のX1800(180SX)。 走り一筋で女には全く興味が無く真面目。 %%走り屋という前提はあるものの、%%''作中一、二を争う良識派かつ常識人''で責任感も強い。 自分のチームで死人や裏切り者が出ているという状況下で「YOKOHAMAの走り屋は俺が守る!」「BLRも任せとけ」と啖呵を切る8th Nightは必見。 しかも有言実行通り山田や由佳の世話もする、もはや聖人の域である。 藤沢退場後は赤碕と横浜二大巨頭と呼ばれるようになる。 #openclose(show=ネタバレ){ &bold(){実は作中で最も早いのが彼}。 正直な話その速さが見れるステージは燃え盛る駐車場から脱出ステージ位なのだが、彼は主人公を置き去りにして真っ先に走り去ってしまう。 一応シチュエーション的には迷いやすい道を先導するのだが、&bold(){正直早すぎて追いつけないどころか普通に見失う}。 …素の状態でそのスピードとテクニックを引き出せるのならたしかにDiablo要らずであろう。 他の強豪キャラクターがDiabloにとらわれる中で、Diabloには目もくれずYOKOHAMAの走り屋を守ると啖呵を切っただけあって最後まで好敵手かつ味方であった。 曰く物事を考えず無心で走るタイプらしく「俺、頭使うの苦手だからそれしか役に立てない」&s(){と言うかド天然}と言う事であるが、 それだけ走りに真っ直ぐであり、それに係わる責任を持てる人物ある事の証でもあろう。 &s(){C-1 ROADSTARSのUOR番にガモウちゃんより人望があると言われる(要約)のも頷けるものだ。} ちなみに上では女に興味は無いと描かれたが、かつて常に助手席に乗せてた大事な女性がいた…しかし本人曰く「失って初めて存在の大事さに気づいた」と語っている。 全てが終わった後は&s(){NRがもう滅茶苦茶な事もあり}BLRに移籍する。 またEDでは車も沢木の意志を継いでかシルエイティになっている。 } ***沢木 誠 NRのNo.2 体育会系の男で&font(#f00,b){3つのK}(気合!気合!気合!)が走りに重要と豪語するシーンは名場面 そんな男らしい彼だったが… 使用車は白のSil-14Q(S14型シルビア)。 #openclose(show=ネタバレ){ 物語序盤から赤碕に目をつけており、やがて一騎打ちをする事になる…が、事故を起こして病院へ搬送されてしまう。 そして難馬の死と共に彼も息を引き取ってしまう…。 2人の死は赤碕達は暗い影を落とし、やがて「楽しかっただけの走り」ができなくなっていく…。 後に石川兄弟の手引でWON-TECと引き合わされ独自の改造やDiabloを服用していた事が判明する。 あんなノリして実は繊細だった事が8th Nightで辻本の口から語られる。 } ***石川兄弟 兄の圭介は紫髪で硬派(カタハと読む)、弟の真介はピンク髪で純情がプリントされてるTシャツを着ている。双子のように見えるが1歳差。 圭介がオレンジのGRA-Si(DC型インテグラ)、真介が緑のCVC(EK型シビック)。 作中で名前が出るのは兄のみ、弟の名前は攻略本で初めて明らかになった 兄は典型的な走り屋脳のヤンキーだが、弟の方はそうでもなく本当は気が弱く、教習所で張り合った山田と仲良かったりする。 名台詞「ケッ!てめぇグッドラックだな」はこいつらの台詞。 ちなみに「硬派」というのは間違いではないらしく、走り屋の世界に入ったのも辻本にチギられたのが理由であり、鈴木を誘拐するも特に手出しはしなかった模様。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はWON-TECの裏取引を目撃し、多額の報酬目当てにDriver勧誘者を募ると言う犯罪の片棒(今のご時世で言う裏バイト)を担ぐ事になる。 …まぁDriverとなって車を新調してZokkyAeroの深緑のCancerにしても弱いままなのだが、''実は難馬や沢木、藤沢にDiabloを提供したのがこいつらである。'' それでも弟の真介は良心の呵責に耐え抜けず、Driverになる誘いを拒否し、赤碕に知っていることをすべて話すが…その後謎の失踪を遂げる。 状況的にWON-TECに始末されたと思われるが、山田曰く「便りがないのは元気の証」との事なので、なんやかんやで逃げ切っているのかもしれない。 対して兄の圭介は、ひたすら暗躍と立身出世への道へと爆走。DiabloTUNEの車に乗り換え首都高のチーム「C-1 ROAD STARS」の &s(){やたら遅い}リーダー「楠木 蒲生」と組んで闇の祭典「DARKNESS GP」に参加したり((攻略本より判明。搭乗車種はDiabloTUNEのHighwayStar(NSX)。))、二人で赤碕を亡き者にしようと暗躍する。 …が最終的にWON-TEC社内にて&bold(){2人まとめてやたらグロい状態となって死亡する}という因果応報としか言いようのない最期を遂げる。 ちなみにWON-TECからパーツ供給して貰っているのか、3rdNightで本牧埠頭に行くとフッ掛けられるレースに勝つとここだけでしか貰えない謎のパーツ(謎のターボ(Suicide)、謎のマフラー(Killer-JET)、謎のECU(WonTec-ECU)、謎のホイール(WonTec-Mg)、謎のブレーキ(BRAKE-D)、謎のバケットシート(Coffin)の6種類 全部紫色で説明文は詳細不明)が貰える。しかも何度でも対戦できるので全部追い剥げる。 &s(){散々追い剥げられたためか、首都高で赤碕と再会した際はバトルを拒否していた。} } これに関連して4th Nightでチームメンバーから彼だけ呼び捨てにして「何考えてるのか解からないので信用ならねぇ」、果ては「ゲス野郎」と 人望が全く無い様子が語られているが、その彼らもこれらの新しいPARTSで買収されている様子がうかがえる。 &s(){ガモウちゃんより有能である。が、こいつらもペラペラ裏話を喋ったりする。} **元町Queen's 中華街を拠点とする女性のみかつWagon660(ワゴンR)で構成されたチーム、女性のみということもあり追っかけも多く、紹介がなければレースに参加できない。 なお沢木とのレースを控えた赤碕と接触した三原からの紹介で参加できるが、4日目まで三原と接触していない場合山田の紹介で参加できるようになる。 ***立河 唯 元町クイーンズのリーダー、横浜中華街でドラッグレース((厳密には直線コースではなく、クランク状のコース。))を開催している。車はピンクでエンジンをCelineのG-3S(VVT-i)に換装。 普段はチャイナドレスを着たサバサバな性格のお姉様だが、たまに女王様口調になる。 川崎とは暴走族仲間で旗持ちを担当していた過去がある。 #openclose(show=ネタバレ){ 作中引退する三原を制止せず明るく見送ったり、更にYOKOHAMA中に蔓延る陰謀を察して元町クイーンズを一時解散するなど、常にメンバーと女性走り屋の地位を守っているこちらも作中屈指の良識人。 Diablo事件を解決した後は、再び元町クイーンズを再開して女性走り屋たちを導いてくれる事だろう…。 } ***三原 葉子 元町クイーンズのメンバーの一人で、走り屋が集うファミレス「Johhey's本町店」の店員でもある。%%やたらに目線がCraaaazyすぎて危ない。%% 車は水色でエンジンをCVCのBB16-Rに換装。 NRのNo.2沢木に言い寄られており、10連勝の報酬としてデートを約束された。それを阻止させる為に赤碕をスカウトするが、どうやらまんざらでもない様子。 #openclose(show=ネタバレ){ …沢木の死は相当ショックだったらしく、後半にはJohhey'sを辞める+走り屋引退どころかYOKOHAMAからも去り普通の女の子になることを決める。 Diabloの真実を知る前に立ち去るが、知ると更に傷口を抉るしかなかった為かえって良かったかもしれない…。 なおファンブックでは沢木の事故現場で献花する彼女の姿が掲載されている。 } **NorthYOKOHAMAの関係者たち 4thNightで解禁されるLANDMARKTOWERを中心としたMINATOMIRAI・YOKOHAMA STATION・今は無きTAKASHIMA WARFなど横浜市西区を中心に構成される街。大きな建物の下にあるPickUpシケイン(ナンパシケイン)が名物。 走り屋チームとしては桜木町GTと高島VRの2チームが存在するが、揃いも揃って直線番長の連中しかいない… ***川崎 鉄史 旧東京急行東横線桜木町駅から高島町駅(2004年廃止。現在は地下化され横浜高速鉄道みなとみらい線)沿いのROUTE16を根城とする桜木町 GRAND TOURERSのリーダー。21歳。&s(){髭面の中年にしかみえないさ……。}愛車はZokkyAeroの赤紫のCancer(チェイサー)。 メンバーからは「総長」と呼ばれており、4th NightのNORTH YOKOHAMA開通時にしょっぱなからメンバーに通せんぼされ 拉致同然にツラを貸すハメになる。ゼロヨンでは馬力とパーツ構成の割りに&s(){インチキブーストを使って来る}驚異の加速力を見せ ぶっちぎりに速い。もちろん表向き実力者としてYOKOHAMA GPに出るが、ゼロヨン以外では遅いのはご愛敬。 #openclose(show=ネタバレ){辻本曰く父親(ファンブックではヤクザとある)が走り屋のバトルを対象とした違法賭博の胴元であり資金力は豊富。 また石川弟により、SOUTH YOKOHAMAへの進出のため、石川兄と手を組み利益を得ていた。 だがファンブックによれば実は父親にすら彼が''賭けの当て馬としか見られていなかった''らしいが、その事に全く気付いていない。 } ***桜木町GTのメンバー 桜木町GTの面々。&s(){デコもZokkyと言われる位}デコが異様にデカい副総長をはじめ、なかなかの個性的なメンバー揃い。 4th NightでNorth Yokohamaに乗り込んで通せんぼしたりする割りに、BayLagoonWarfに乗り込んで挨拶に来た際に漢字を間違えたり 去り際に「裟婆羅!!」(さばら)と言い出すなど割と天然が入っている。 #openclose(show=ネタバレ){4thでBayLagoonTowerに行くとメンバーの1人が止まっているので話しかけると、工事末期に原因不明の事故が多発した 時期に父親が死んだ事、ここが彼にとっての墓標である事を話してくる。&s(){この話は何気に重要な伏線であったりする。} 結構いい人なのだが、その後話しかけると「このZokkyが欲しいんだろ?」と言い出してバトルを提案して来る→「Passさ」を選ぶと Rewards5倍で食い下がって来る。&s(){やっぱり面白い人ばかりなのさ……} } ***フレディ・ロバーツ 「&bold(){海へダイビング is 敗北ネ!!}」の人。 Freddie Roberts。高島VICTORY ROADのリーダーでアメリカ人。愛車はDangerV8(カマロ)。 公式ファンブックの設定では心理学専攻の大学院生。「The Fear in Driving High」と言うタイトルの論文を書く為に走り屋の観察をやっている。ナンパシケインの有名人でもある。 横浜GP予選にも出場するがチキンレースだけの男なので、まぁお察し下さい。 エセ外国人口調で話す滑稽な言動が目立つが、実は演技。トゥルースとラッシュとは知り合いらしいが、彼らの事を煙たがっている様子がうかがえる。 #openclose(show=ネタバレ){ 4thNightで高島埠頭で話しかける前に高島VRと話しかけると登場するが、この際にはノーアポイントメントと言う事で勝負してくれず、高島VRの面々とのチキンレースで勝利すると5thNightで初めて会える。 なおこのアポイントと言うのはナンパシケイン初回挑戦時の事で、フレディに割り込まれてパーフェクトをキメられた直後にパーフェクトを取ると勝負してくれる。 ちなみに彼の車に積んでいるV8の5000Eはソケットが最大8個になり、場合によってはインチキ技みたいに速いゼロヨンの鉄ッさんすらチギり捨てる事が可能な強力なエンジンである。 } ***椎名姉妹 関西エリアで無敗を誇る、冷静沈着なドライビングが持ち味の姉の京香とステッカー狩りを趣味とする妹の遥のコンビ。愛車はどちらも黒い32TypeR(R32GT-R)。その実力はナンパシケインをツインドリフトで駆け抜けて行く程の実力。 なお言い寄られる事も多く泣かせた男も多数(曰くツラが良くてもウデが悪いのはイヤ)。桜木町GTの連中もナンパしに行ったが敢え無く撃沈した。 後に箱根DDと交流戦をやるが、京香は野性味あふれる男が趣味らしく、虎口の事を「探してた男って感じや」と好意を抱いた。遥曰く「姉ちゃん、趣味悪いわ」とヒいていたが、虎口を軟派な男にした挙句後に結婚して子供まで出来てしまったのは虎口の項で書いた通りである。&s(){が、義兄になるハメになった遥の心境は如何に…} **HAKONE関係者たち 例の峠地帯を中心にした、「真っ直ぐ走るだけの楽な道」とは違うtechnicalな運転も極めた集団が集う。 元々は藤沢もここ出身であった。 走り屋としてだけでなく、人生哲学もしっかりした連中が案外多く、赤碕とも最終的にボケとツッコミの関係になる%%ネタ要素も備えつつ%%気のいい奴らが多い。 ***虎口 美春 箱根DD(Drift Dancers)現リーダーで「箱根の皇帝」の継承者。ライダーズジャケットを羽織り胸板を開けさせオールバックに一本結び筋肉マッチョ且つ強面と言う強者然とした人物。腕っ節も強く苺狩りの看板を拳一撃で真っ二つにした程。 その名の通りその実力はかなりのものであり、藤沢ですら箱根で彼に勝てなかった。 メンタルも強く「先に行くやつがいなくなったとき」にどうするかを知っている。 そして孤高を気取っているが意外と他人想いでもあり、彼の言葉はほとんどが他人へのアドバイスである。 愛車はライトブルーのX1800だがYOKOHAMA GP決勝のみSeven-FD(FD型RX-7)になっている。 #openclose(show=ネタバレ){ …とストーリー上では強敵で人格者として描写されているが、終盤のイベントにて関西のチームWEST-RRの椎名京香と交際を始め、あれよあれよと言う間に惚れ込んでしまう。 「軽量化で助手席外すのもやめだ!」「やっぱり、いつかはファミリーカーだ!」と走り屋としてのプライドすらかなぐり捨てたナンパなキャラとなる。 なお彼との会話の直前に「走り屋をやめるのも勇気」と言った旨の会話があるため、そういう意味では虎口は「走るのをやめる勇気を持った男」ということになるだろうか。 ファンブックでは目出度くゴールインしたようで、なんとおくるみに包まれた赤子を抱えた京香とのツーショット写真から子宝にも恵まれた様子がうかがえるなど作中随一の勝ち組。 &s(){背景は花畑の幸せいっぱいそうな写真……遂に丸くなったのか……と思いきや、そこに写っていたのは絵面的に絶望的に合わない、いつもの胸板丸出しのライダースジャケットを着た虎口であった。何だかんだ言って硬派な人ではあるんだが、流石にそこだけはどうにかならんかったのかと言いたい。} } ***加東 源児 箱根DDのメンバー。7thNightで突如として赤碕らが集まるGSに殴り込んで来た、帽子を被った如何にも強そうなツラをした男。 あだ名は「3京の黒い悪魔」。&s(){箱根の走り屋なのに…?}愛車は黒のSW2000(MR2)。こんなイカついツラして年齢は19歳。&s(){こんな19いてたまるか……} #openclose(show=ネタバレ){OSTの「TENSION」が流れながら、GSにド派手に乗り付け強面の顔を覗かせ稲妻をバックに「HERE COMES THE NEW CHALLNGER!!(※原文ママ Eが抜けてるのさ……) DRIFT DANCER[S] GENJI KATOU」と箱根DDのリーダーのように紹介文が出て来るド派手な専用演出で登場するシーンで只者ではないイメージを植え付けられる。 MACHINE COMPLETEなど前準備をさせてくれる演出付きでいざ3rd KEIHINへ向かうのだが…… &bold(){&color(#F54738){死 ぬ ほ ど 遅 い !}} ほぼ直線の第三京浜で200km/hに到達するのに22秒前後も掛かる始末で、赤碕の86-Levの初期状態に毛が生えた程度と言うお粗末さ。 そして本人は「ヘッヘッ……直線は気持ちいいだろ?踏んでりゃいいからな 関東は楽でいいぜ。馬鹿でも走れる。ステアもいらねぇ」と負け惜しみを吐くが、なんとその箱根でも死ぬほど遅い。 何なら序列最下位扱いでレースでも最下位近く。要はYOKOHAMAまで使い走りに行かされただけだった。 リーダーの虎口にすら用意されなかった派手な演出も用意されておいてコレであると言う蒲生ちゃんに次ぐ[[ネタキャラ]]として本作の語り草の1つとなっている。 } ***山崎 リョウ 箱根DDのNo.2。&s(){「おっ!!横浜ナンバーのチープなクルマ……!!」と言いながらとんでもない速さで近づく事で有名。} 茶髪のロン毛にイヤリング、そして箱根DDのロゴ入りのレインボーヤシの木柄と言う派手な柄のTシャツで出て来る見た目と中身が一致したまさにチャラ男。助手席には彼に釣り合うかわいい女しか載せない主義(体重45㎏以下バストDカップ以上)と称し「峠を攻めるにはバラストが大事だから厳しいヨ」とペラペラ勝手に喋る。&s(){初見だとウザくてイラつく事請け合いなのさ……}愛車はワインレッドのCeline(セリカのFFの方)。 #openclose(show=ネタバレ){チャラいだけあって「箱根の皇帝」に憧れる若い走り屋達のコーチもやっておりUORも仕切っている。のだが、「ブレーキ禁止(サイドブレーキは禁止されていないのである意味無意味)」、「バック走行限定」、「トラックorバスボディ限定」と言った変わってると言うか作中一イカれたUORをやっている。 } ***木下 圭壱 箱根DDのメンバー。自称「HAKONEのドリフトキング」。丸サングラスに派手な柄シャツのどう見てもチンピラ風の見た目のクセして18歳。愛車はシルバー/ネイビーツートンの86-Thunder(AE86型トレノ)だが、エンジンを20バルブ仕様のAE111型に換装してある分多少速い。 #openclose(show=ネタバレ){初っ端HAKONEで山田を煽ってるのはコイツ。実はNo.2の山崎よりそこそこ速い。虎口が恋に落ちた際に夜空を見て耽ってる際に苺狩りの看板の件を忠告してくれるのもこいつ。 } ***織田 真学 箱根DDの創設者にして先代箱根の皇帝。 横浜戦争にも参加し終焉を気にHAKONEに渡り3日で強豪たちをねじ伏せてみせた。 本編より前に引退したが余命宣告を受けたこともあり再び復帰、10年前を知っていたり理由は不明だがサトルの居場所を知っているなど重要人物。 かつては湾岸仕様のRS2000、本編では山吹色のEvo-2000(ランエボV)を愛車にしている。 #openclose(show=ネタバレ){かつては関東在籍時、「等々力鳥司」と共に『世田谷 ROAD STARS』(現在の『C-1 ROAD STARS』)の''関東最速の二台巨頭''として名を馳せた強者。 しかし等々力同様に大勢の仲間が事故死し、目の前の悲劇に何もできないまま引退。自身を死に損ないと自虐するほどの失意の日々を送るが、自身の余命を告げられ一念発起し箱根にて復帰。 道連れにさせない為、妻に別れを告げ以後は自身の''死に場所を求める''ように、真夜中の峠をさすらう事に。 赤碕に何かと助太刀するのも、織田自身に何らかの生きた証や価値を証明したいが為である。最終的に彼の執念や苦悩が報われるのはまだ暫く先の話。 } ***高橋 九弐輝 HAKONE一の腕前と名高い整備士で、TUNE SHOP『WINDY』代表。愛車は小豆色のZeta2400(S30型フェアレディZ)。 織田などHAKONEの腕利きも御用達の為情報通でもあり、伝説に挑む赤碕の身を案じる。 何よりもクルマと仲間を愛する間違いなく良い人だが、''「晴れ舞台ってのはウ○コするようなもんさ」''(注意:ゲーム内では伏字なし)など''下ネタを多用するのが玉に瑕。''%%あと横浜GP決勝で彼が用意したマシンを使うが、かなりクセの強い性能の為、そこで文句を言われる羽目に%%((加速性能が著しく悪く、マシン性能でゴリ押ししたプレイではかなり辛い。逆にコーナーで減速したりして丁寧に対応すれば最高速の高さもあって扱いやすいのだが。製作陣曰く、『全出場者のマシン性能を均一にした結果』とのこと。)) #openclose(show=ネタバレ){10年前、彼もまたDiablo Tuneに興味を持ち、かつての親友もまたDiablo Tuneを施す店を探したが発覚直後電話越しで拉致され行方不明に…。 走り屋としての才能は乏しかった彼は裏方からDiabloへの復讐と、走り屋達の未来を守る事を決意し、ひたすら整備士として研鑽したと言う。その信念を維持してきたなら、HAKONE一の腕前も納得であろう。 そもそも''店名『WINDY』は風のように疾走する親友の走りに肖って''つけられたのだから。%%決して屁と言う意味ではない。%% しかし、流石にそのDiablo関係者が直々に店に来るまでは予期してなかったようだった…。(DiabloTuneを負かす車を作ったからと悲願叶っての来場が皮肉である) 最終的に高橋の「仲間との約束は守りな、いざという時の力になるからな」という言葉が赤碕の諦めない覚悟と決意を後押しし、横浜浜最速の男として走り屋のみならず男として人間としても成長させた。 ある意味高橋の悲願である、走り屋達の未来死守に成功したのである。 } **HIGHWAY関係者たち ***楠木 蒲生 首都高のチーム「C-1 ROAD STARS」の現リーダー。「&bold(){祭りで踊れるのはしょせんMONKEY DANCE……}」の名言で有名な、作中数多い[[ネタキャラ]]の中でも屈指の&bold(){&color(#F54738){ネタキャラ}}。初登場は9th NightでのBayLagoonTower。愛車は金黒ツートンのAero-C仕様33TypeR(R33型GT-R)だがYOKOHAMA GP決勝のみRZ3000(A80型スープラ)になっている。青山やチームの女の子からガモウちゃんとも呼ばれる。 初っ端から横浜GPを「あんなお祭りRACE程度でうぬぼれるなよ」とフカしていた……が''初登場の横浜GP決勝時で、最下位固定。''&s(){結局MONKEY DANCEを踊る側になってるのさ……} #openclose(show=ちなみに迷言の全文はこちら(ネタバレ注意)。){「あんなお祭りRACE程度でうぬぼれるなよ 祭りで踊れるのは、しょせんMONKEY DANCE……」 「首都高は、STREETに張られた SPIDER'S NEST……最高に速い獲物を引きつけ……そして二度と離しはしない…… そしてオレたち走り屋は、クルマという鋼のWEAPONで武装したSTREET WARRIOR……」 「首都高は、戦場のHOTLINE… SPEEDに飢えたオレたちの最前線なのさ……」 }やたらペチャクチャと一方通行で&s(){唯でさえ厨二病臭いセリフが出て来る本作でブッチギリに厨二臭くて}カッコいい事言っておきながらこれである。 赤碕にすら「一体何が言いたい」と言われる始末。 そしてYOKOHAMA中の強者たちを集める「関東最速UNIT」を結成し自身をリーダーと自称する。 #openclose(show=その時に上のセリフに続けて長々語ったセリフはこちら(ネタバレ注意)。){「……最高の戦士は最高のパートナーを探してる」 「オレたちC1-RoadStarsは関東最速のメンバーをそろえ……そして首都高を征する……!」 「……『関東最速UNIT』……」 「TEAMの枠にとらわれない最強の軍団を結成するのがオレのPlanだ……おまえもUnitMember候補のひとり……」 「興味があったら今夜NewC1-HIGHWAYのDAIKOKU P.A.に来い 楽しみに待っているぞ…」 まぁ唯姉さんと鉄ッさんと青山と石川兄と赤碕しか集まらず、皆から呆れられた挙句ジムカーナUORを始め出してメンツ丸つぶれの始末なんだけどね。 } むろん呼ばれた皆に鼻で笑われ加入を拒否された為、個人的な執着…もとい八つ当たりで赤碕に妨害を働いたりととかく嫌がらせを超えた行為を立て続けに行う。 ぶっちゃけ、''やたらにネタキャラが豊富なレーラグ内ですら''更に貫禄を見せつける&bold(){&font(#ff0000){作中屈指のネタ帝王}}。 #openclose(show=ネタバレ){ 嫌がらせの理由であるが、Driverとして選ばれたい一心で付け狙っていただけだった。 後にコイツもまたDriverになる……&s(){けどDriverになってもあんま強くない。} 先代リーダー「等々力鳥司」に比べ、走り屋としての実力・人望・人格全てが見劣りし、横浜最速UNIT結成式でC-1の留守をあずかる UOR担当のメンバーからすら「パッとしない」と言われた挙句、全盛の等々力時代のイメージで加入するも蒲生の能力自体の無さに失望された 果て「横浜NRにでも入ればよかった」と毒づかれる有様。 むろん%%走りに詳しくない石川弟にすら失敗と烙印される%%関東最速UNITも加入者からも軽蔑され迷走する…。%%まあリーダーの癖にC-1を放置してるわ、その評価も残当でもなく当然。%% …など、&s(){色々自業自得ではあるが}劣等感や焦りから悪事に染まった為ある意味では「走り屋ゆえに人生が歪んだ被害者」とも言えなくはない。 ……が、その果てに(未遂に終わったものの)''ラグーン語を使いながら嬉々として殺人に走ろうとする''など完全に一線を超えてしまい、最終的に''無残な変死体としての最期''を遂げる。 %%まぁ実のところ等々力はコイツを疎んでおり、NRと違ってコイツの代わりならいくらでも居そうであり、尚且つチームメンバーから「ゲス野郎」と言われながら、メンバーにパーツを横流しして買収していた石川兄と比べて根回しも出来ない中途半端な小悪党・無能と言うところがなお悲惨である。%% ''良くも悪くも他人から影響を受ける''&bold(){&font(#ff0000){赤碕が走り屋・男・人間としての成長の糧にならなかった数少ないキャラである。}} } ***等々力 鳥司 『世田谷 ROAD STARS』…現在の『C-1 ROAD STARS』の元リーダーで首都高以外でもYOKOHAMA以外の関東一円の峠をはじめとした道路((書かれているだけで東京(C-1、湾岸、東名、奥多摩)・埼玉(正丸、川越、狭山)・千葉(幕張、波乗り(※九十九里有料道路)、中央ふ頭)・群馬(碓氷・赤城・榛名)とある。群馬の妙義とYOKOHAMA以外の神奈川と茨城と栃木はどこへ行った?って聞くのはgaucheなのさ……))を制覇し『関東最速』と呼ばれた走り屋。 第3京浜の多摩川コーナーでDiabloZateに敗れ、冒頭にある「そいつは第3京浜の多摩川コーナーを5速全開で抜けてったんだ-」の語りから入る横浜最速伝説の当事者として伝聞を残した。 横羽線の大事故前にも参加し生き延びたが織田とは違い横浜戦争の真相や重要人物との面識はない模様。 走り屋は引退しているようだが時折走りたい衝動に駆られるようでSUVであるElephant(パジェロ5ドア)には中・大型ターボが装備されている。 なおスーツを着用しており劇中真っ当な職に就いていると推測できる数少ない走り屋。 #openclose(show=ネタバレ){ 実は横浜最速の男との接触があり、伝説終息の発端となったあの夜Driver達の中に紛れていた人物であり、あの夜に唯一生還した人物だったのだ。 最後尾とは言えDiablo無しでDriver達に追従出来た為、実力は本物であろう。 実は彼以外は(WON-TECから逃亡した)Diablo Tuneの車両のDriver連中だったが、最後尾だった上皆事故炎上してしまってるのでそこまでは気づかなかった様子。 しかも追い付いてしまったその実力のせいで''横浜最速の男にDriverと勘違いされ鉄パイプで自車破壊+重傷を負う''という酷いとばっちりを受ける羽目に。 %%後で君にはApologizeしなければならない……と言っても結局秘密を知っていればdeadになっていたであろうが。%% たくさんの仲間がDiablo Tuneに挑むも皆事故死し、当時相棒だった織田同様無念さに潰されそうになる。何かを変える為あの夜に走ったが本人にとって''走り屋としての終着点が残酷で、傍観者でしかなかった事を思い知らされ虚無でしかなかった事を痛感''し、走り屋を引退する。''その過去を語る際の赤碕への激励は必見。''&s(){色々と軽薄なガモウちゃんと違って人格的葛藤と重みをしっかりと伝えてくれる} ……ちなみに集合写真を見ると等々力と楠木はかなり離れた場所に居る為、''等々力は楠木を全く評価してない事がうかがえる。'' } ***村丘 信吾 大黒P.A.でジムカーナのUORを中心にやっている大黒WAVESのリーダー。ハゲた頭の怖い顔と袖が破れたデニムジャケットの恰好に熊本弁と鹿児島弁が混ざった博多弁が特徴の男。愛車は32Rのエンジンとシャシーで換装した白のAvenue(アベニール)((R33型GT-Rのパーツを流用したステージア260RSが元ネタと思われる。))。 見た目は怖い&s(){と言ってもこれより怖いのはこの世界じゃゴロゴロいるのさ……}が義理人情に厚く、BAY LAGOON TOWER付近で倒れていた矢吹を介抱して名前を付けたりするなど作中屈指の善人。 #openclose(show=ネタバレ){ちなみにファンブックによるとオヤジはSouthYokohamaでお馴染みBODY SHOP MURAOKAの村丘吾郎。 父から家業を継がせるために、自動車学校に通っていたがその過程で走り屋の世界にのめり込んでいった結果、出席日数が足りずに退学。父から勘当されて以降疎遠となっている。 } ***矢吹 天成 横浜GP予選で初登場する謎の走り屋。 台詞無し・顔表示無しという''名前と愛車しかわからない謎の存在''として現れる。 HIGHWAYのWANGANを根城とする湾岸GALEのリーダー。愛車は白赤ツートンのAero-C仕様33TypeR。 ……がこの段階では大して強くない。 地味な存在としてこの段階では忘れられるが……。 #openclose(show=ネタバレ){ 11thNightにて、大黒PAでジムカーナをやってる村丘に話しかけると出て来る''まともに喋る事の出来ない+全身黒づくめの不気味な姿をした男''。&s(){ここで初対面した際の不気味さのインパクトは絶大。そう言えばこのゲームスクウェアだったなあ…。}曰くBAY LAGOON TOWER付近で倒れていたところを助けられたらしい。矢吹の名前も村丘が付けた仮名。なお復活後WANGAN最速の座に上り詰めた実力者でもある。現に''横浜GP予選とは違い、UORでの実力はかなりのモノ。'' 見た目とは裏腹に内面は熱い漢のようで、横浜最速伝説に挑む赤碕への全面協力を約束している。 ファンブックによると彼の正体は''10年前に行方不明となった箱根のチューン屋の高橋九弐輝の親友。 九弐輝曰く「DiabloTuneの居場所を突き止めた、これから忍び込む」「べらぼうに速いマシンを作ろうぜ……オレたちのマシンを……」と言った切り失踪したとされていた。 ''真の最終章であるFinalNightでBAY LAGOON TOWERの地下に集められたDiabloのDriver達を収容する集合地下牢みたいなところに10年間閉じ込められた末息絶えた走り屋が同じ姿をしていた為、やはり捕まって成れの果ての姿と化した後に脱出したのだろう。 実は6thNightのNorthYOKOHAMAのLANDMARKTOWERのイベントで村丘と共に先行登場している。%%初見で走り屋の現代劇に合っていないキャラクターが登場して驚いたプレイヤーはいたのではないだろうか。%% } ***BLOOD REDS(ブラッドレッズ) 湾岸GALEのメンバー3人組で[[どっかの映画に出て来る>13日の金曜日(映画)]]、[[ホッケーマスクの男>ジェイソン・ボーヒーズ(13日の金曜日)]]みたいな仮面付けて不気味な発言で挑発して来る自称「血塗られた三人衆」トリオ。 愛車は、BLOODらしく赤で統一したSeven-RX・Seven-FD(FD型RX-7)・Dark2(マークII)。 暴力的な言動も宛ら、互いの車をぶつけ合いながらブロックしてくる地味に厄介なフォーメーションを仕掛けてくる。なお「ジェットスラロームアタック」との通称だったり「赤い三連星。それは呪われた血統の象徴なのだろうか。」とローディング画面で出て来るあたり元ネタは言うまでも無く[[これ>機動戦士ガンダム]]に出て来る&s(){2話しか出て来なかった}[[こいつら>黒い三連星]]。 本編では6thNightでBAY LAGOON TOWERに「矢吹の代わりに偵察しにきてやった」、9thNightでMARINE TOWERに「(本編で赤碕を不気味がって)逃げ出すヤツもいればおまえを歓迎するヤツだっている」と啖呵を切って登場しレースを仕掛けて来る。 なお9thで「これは断っておくが……これは余興だ。俺たちと本気で遊びたければ最高速STAGEのWANGANへ来い」と赤碕を挑発するが、これ以降出て来る事はなかった。公式ファンブックによればそのWANGANで3人とも事故死した。&s(){そりゃそんな走りをしていたら……。あと何も元ネタ通り2回登場しただけで退場する所までリスペクトしなくても……} ***雨村 耕造 首都高の伝説的チーム「TEAM595」の一人。愛車はSeven-FD。ステッカーの色は赤。 上半身裸でライダースジャケットを羽織っているが、年齢は還暦間近の&bold(){59歳}。眉間に刀傷があり、歴戦の猛者を感じさせる。 11thNightにて、他のメンバーと共にHighwayのC1周辺を流している。 #openclose(show=ネタバレ){ 彼とのバトルに勝利すると、若造風情の走り屋たちから気を使われ始めたことで引き際を悟り、引導を渡せる走り屋を探し求めて走り続けていたと語る。赤碕に後を託した後は本当に引退してしまい、以降姿を見せなくなる。 当然であるが、ステッカー含めてレアパーツ満載でもある。 %%本人は「道を譲られ、気を使われている」と言っているが、どっちかといえば相手がバトルで勝てなさそうだから避けているのではという見方もある。%% } ***森脇 銀次 「TEAM595」の一人。愛車はAero-C仕様のRZ3000。ステッカーの色は青。 緑髪に緑の服装という出で立ちであるが「白い彗星」の異名を取る天才ドライバーでF3000の元王者。 サーキットレース界のしがらみに嫌気が差して首都高に舞い戻った。「ココ(首都高)が大好き」と公言してはばからず、自分よりも速い走り屋を追い求めて走り続けている。 #openclose(show=ネタバレ){ WON-TECからDriverのスカウトを受けたことがあるが、「二度と監獄に戻る気はねえ」と断っている。 二度目のバトルの後に「Scuderia(ラッシュ)とGTエアロのNIGHTMARE(トゥルース)には注意しろ」と手出ししないよう忠告してくる。2人とどういった因縁があったのかは不明。 } ***WHITE TIGER 「TEAM595」の一人で紅一点。愛車はCosmic(ユーノスコスモ。だが何故か名前はWhiteTigerになっている)。ステッカーの色は黒。 素性はおろか本名、年齢すらわからない謎めいた雰囲気の美女。 10年前に姿を消した「DiabloZeta」を捜し出すために走り続けている。 **走り屋関連人物 ***川志摩 葵 藤沢と同居する恋人だが藤沢は昼間仕事をしている描写がないことから彼女のヒモと推測されることが多い。 年上の彼女だがそれにしても80年代のバブリーファッションをし、赤碕に劣らないポエマーなど何処か浮世離れしている描写が見られる。 #openclose(show=ネタバレ){ 実はWON-TEC前身の自動車工場創業者の娘にして、&bold(){&font(#ff0000){今作における元凶の片割れ。}}かつて''走り屋の煽り運転によって両親が事故死''したことで走り屋に対し兄サトルと共に復讐することを決意。 走り屋をDriverに手引きする役目を担うがその過程(Driverによるものしかないと思っていた横浜最速伝説に自分たちの知らない記録が混じっていたため調査)で真の横浜最速の男との出会い、憎いはずの走り屋に対しての感情が和らぐが彼にDiabloについて告白した結果、彼は凄まじく激昂。 必ず戻ってくるという約束を交わすもその後戻ってくることはなく、更には同僚のシュナイダーから兄も事故に巻き込まれ死亡したと嘘の情報を吹き込まれ走り屋への憎悪を募らせてしまう。 しかしDiablo計画の凍結などもあり走り屋たちも鳴りを潜めたことで数年は穏やかな日々を過ごし、更には彼の言葉と藤沢との出会いから走り屋に対し愛することも受け入れようとした。 ところがある日藤沢が見せたチームの写真に10年前の彼がいたことで再び精神が不安定になり、シュナイダーの行動を黙認しつつも走り屋たちへの憎悪を再燃させてしまう。 最終的には自身もDiabloを服用し、藤沢との心中を図るも赤碕によって阻止、EDでは藤沢の見舞いにも訪れていることから見切りはつけることが出来たと推測される。 なお石川兄たちは彼女に撲殺されたと推測できるが明確な描写はない。 なお、元カレである赤碕こと横浜最速の男も''「葵のしたことを許せるかどうかわからねぇ…」''と語っていた通りファンからも賛否両論である。しかし''作中屈指の被害者であり薄幸者である''為その辺りへの同情の声もある。最終的に彼も命を捨てるのではなく、''「苦しみながらでも生きて罪を償い、かつ本当の幸せと居場所を見つけて欲しい」と厳しくも優しい処置''を行う。 } ***謎の男 終盤10thNightに登場。赤碕達が北海道に赴いてまで探していた人物。北海道の山岳「Forget Hill」((英文法では命令文になり『丘を忘れろ』となるのさ……。と思いきや、ボス戦直前のアイキャッチではきちんと「Forgetten Hill」になってる。どういうこっちゃ))の山頂に世捨て人のようにひっそりと住んでいる。 何らかの事情により隠居生活を送っていたが赤碕を追跡していたDriveに居場所を察知され、赤碕にDISCを託したが逃亡の末シュナイダーに射殺された。 車は青のWR-2000(GC8型インプレッサ)。 #openclose(show=…とこの段階では『物語の核心に迫る重要キャラ!?‥と思ってたらよくわからないまま退場した謎のキャラ』で終わった。){ ところが最後の最後、''死後になって彼の正体が発覚する。'' 本名は「&bold(){川志摩 サトル}」。 葵の兄でD-Projectの元チーフレジデントでDiabloを作り走り屋たちに復讐を行っていた。ファンブックによると東大医学部卒のエリート。 唯一の生き残りの横浜最速の男がDiabloの被験者でないことに気が付くもシュナイダー達に貴重なサンプルと嘘をついてコールドスリープ状態にさせた。 この時彼は''無関係な''彼を巻き込んだことで、自身の業を痛感。謝罪を口にしていたようだが横浜最速の男はそれを受け入れられなかった。 そもそもDiabloへの怒りとこれで赤碕は10年分時代に取り残され、別人格が生まれたなど人生を大きく狂わされており、シュナイダー達にとっても偽りの希望で無益な研究を続けさせられたわけだから各方面の人が怒るのも当然である。 なお彼は計画凍結後まもなく失踪したが葵はシュナイダーから死亡したと伝えられていること・横浜最速の男が生きていたことを知らないことから 葵はD-Projectに現場要員としてがっつり関わっているが、兄ほど重要なポストにはいなかったことがうかがえる。 } ***青山 菜々子 資金難で活動休止中のチーム「横須賀 BLACK KNIGHTS」の元リーダー。20歳。 愛車は青のCeline(セリカGT-FOUR)。 かなり軽薄なノリの女であり、チームの活動資金を集めるためにUnOfficialRaceを開催し、積極的に赤碕を参加させ協力しようとする。 #openclose(show=ネタバレ){ 実は赤碕をUORに参加させる目的は、WON-TECと契約して赤碕を「横浜最速の男」の称号と言う箔を付ける為の取引をしていた(つまり一定数UORを勝って横浜最速の男の称号を得ないと先に進めない)為。とどのつまりある意味打算的な性格をしているが、WON-TECに不満があったのかLastNightで赤碕を拉致させる段になってトゥルースに「お前は用済みだ」と言われた際に「いままでのお礼」と称して一発トゥルースにお見舞いしている(トゥルースに「…………じゃ…じゃじゃ馬め…」と悪態をついていた)。 自身の行為へは&bold(){&font(#ff0000){『みんな言わないだけで、本当は走り屋みんな赤碕ちゃんの事が好き』}}%%(但し楠木は除く)%%と語っていた為、金目当てに起こした自身の行いを恥じていた為、極悪人かと言われたら違うが自身を「ちゃん」付けするだけあって自己主張が激しい上に思いつきでの言動が多く''自分勝手かつ短慮に過ぎる為、善人とも言い難い人物。'' 赤碕の方もDiablo事件を追う中で「強いストレス」「閉鎖的な環境」「限られた人間関係」の3要素で、''疑心暗鬼や人間不信そして仲間や自身すら命を狙われてる(だから赤崎独りで奮闘している)という憔悴していた時期''の中、&bold(){&font(#ff0000){『赤碕ちゃんはグダグダ考えず、走る事だけやっちまえば良い。そのうち良い事あるかも(意訳)』}}と言う発言までしている。%%プレイヤーからの評判は赤碕の対応や、本名を言われず渾名が『UORおばさん』という点から察して頂きたい。%% 大した報いを受けないまま作中から離脱した為煮え切らなかった既クリアwarriorも割といたが、 公式ファンブック『GALE A MOMENT』によると、後日談にてWON-TECに金目当てで加担した事・大して罪悪感も持たずに誤魔化した事・疑心暗鬼で憔悴しきっていた赤碕を誑かし追い詰めたという''悪評が知れ渡り走り屋界隈から村八分にされ、事実上のYOKOHAMA追放処分に。''皮肉にも自身が言った『赤碕が皆から慕われる走り屋である事』を''自ら証明した事になった。そして自身が赤碕とは対極の立場になったことも。'' 最終的に自身の短慮と共感力と言うか人間性の欠落が、転落の引き金となった。 } ***ハイデル・シュナイダー Heidel Schneider。WON-TECの社長と共に度々姿を見せる謎の人物。 愛車はGermanyTURBO(ポルシェ・964ターボ)。 欧州レースの元チャンピオンという経歴からか、走り屋のレースを『ガキの走り』と称するなど走り屋を下に見る発言が度々見られる。 『簡単に』『一言』と言いながら、&bold(){『私は不要な誤解や衝突を好まない。自己紹介を簡単に済ませるのは、効率の問題だ。我慢して聞いてもらいたい』} などとやたら持論を展開して結局は話が長くなると言う、割と面倒な性格をしている。 #openclose(show=ちなみにその持論はこちら(ネタバレ注意)。){ 「私の肩書きはもうひとつある……君と走るDRIVERの一人が、私だ」 「人物の生い立ちや生活信条……言葉だけでわかりあえるとしたなら長い時間が必要だろう」 「なるほど、走り屋は知っている。言葉よりもともに走ることで共感できるなにかがある、と」 「結局のところ、走りは人生に似てる……追い求める先は、どこまでも見えない 得るものも失うものも、どこかむなしい」 「しかし、それでも走り続けるのは本能を越えたなにか、人であるがゆえの超越するものへの憧れ……」 「それがあると、私は思うのだ。……自己紹介と一言は、ここまでにしよう」 &s(){某拳があちーぜ!の「セリフがなげーんだよ!」を本来使うべきセリフの長さ。}} 28歳とあるが、非常に大柄な男で性格と相まって28歳には見えない。その容姿からどことなく[[シュワちゃん>アーノルド・シュワルツェネッガー]]っぽいとファンに言われる。 #openclose(show=ネタバレ){ D-Projectの責任者。 川志摩兄妹とは10年前から計画に関わる同僚で、&bold(){&font(#ff0000){作中大量の走り屋に死を齎した諸悪の根源}}。 DISC解析によって赤碕が何の利用価値もない走り屋と判明すると関係者を抹殺したうえで国外逃亡を図るが、戯れに赤碕との勝負を申し込み、 自身も%%欠陥品と知っているのに、このプロジェクトにケリを付ける為だったのか%%Diabloを服用して敗北・事故死した。 彼の口からDiablo自体は欠陥品であるものの(走り屋の性能底上げの目的は彼的には本当だったらしいが)テロなどでの需要はあり、 成功例もあると口にしていたので、そちらでの市場に活路を見出して流通させるつもりだったようである。 なお極悪人の部類だが、そもそもDriverには石川兄や楠木は当然として、藤沢や難馬ですら走りのための薬や特別な非正規Tune(費用負担もほとんどなし)の''誘惑に負けて手を出したという控えめに言っても半分ぐらい自業自得の者が多い。'' そのためか自身に非しかないと判明した赤碕に対しては(言い回しこそ[[シリアスな笑い]]を誘うが)「君にはApologizeしなければならない」と発言したり、逃げる気なら全く意味のない赤碕への%%長々とした%%説明やバトルしたりと、実は責任感の強い紳士的な一面も強い模様。 } ***ジョン・トゥルース Jhon Truth。Driverの1人でグレーの髪に口髭を蓄えたイギリス人のオジサマ風の姿をしているが何と40歳。&s(){この世界の人間って老けて見えるのになんでこんな若い奴ばかりなのさ……} 愛車は黒のBackyard(ロータス・ヨーロッパ。だが何故か名前はNightmareになっている)にGT-3Sを積んでいる。 見た目通りの紳士的な男で、主にDriverのスカウトを担当していた。だが知り合いだったフレディには断られたりとツイていないオジサマ。 #openclose(show=ネタバレ){ 青山と手引きして赤碕にUORを一定数勝たせる契約をするが、赤碕を拉致する際に用済みとなった青山には一発カマされたり、名言はされていないが「Driverたちの撲殺死体」と出てる為か葵に撲殺されたらしい。とことんツイてない。 なおLastNightでMARINE TOWER前でパーキングすると守衛さんが取り成してくれた事によりバトルできる。 } ***フォルツァ・ラッシュ Forza Rush。逆立った赤い髪とオラオラ口調が特徴のイタリア人で24歳。トゥルースとコンビを組んで赤碕の監視とスカウトしている。愛車は赤のScuderia12(フェラーリ・テスタロッサ)。見どころと言えば「ディスクを渡せ」と言う所とLastNightでバトル出来てRewardsのパーツがウマいところだけである。彼の末路についてもトゥルース同様。 #openclose(show=ネタバレというか余談){ Driverではあるが、外部からのスカウトではなくWON-TECの製薬部門勤務。''つまりDiabloの効能を知りつつ、自ら志願し投与したらしい。'' ちなみに物語開始から赤碕と藤沢が目をつけられていたことがわかる。 気になった人はPrologueNightでのガヤをもう一度見直してみよう。 } ***守衛兼運転手 WON-TECの守衛兼LimousineのDriver。LastNightで登場。厳格で杓子定規的な性格かと思いきやWON-TEC本社のLimousineの前で 待機している際に体操し出したり、何気にMARINE TOWERに行くと赤碕の事を「退屈してるかステッカー収集家と見込んで トゥルースとラッシュとBATTLEする事を交渉する(しかも2人とも暇つぶしに乗り気)」と言う結構気が利く人。 と言うか「BayLagoonでバトルしやせんか?」→「(「……PASSさをえらんで」)ガッテンでやんす」、果てには ・(赤碕がDriver達に眠らされ連れていかれた際に残された車を)「&bold(){あ……あっしが運転してよござんすかい?}」 ・ラッシュ「&color(#F54738){&bold(){好きにしろッ!}}」 ・「&bold(){身に余る光栄……(やっててよかったこの仕事)}」 といなせな口調で喋ってはお茶目さを見せる、かなり気さくな性格をしている。&s(){WON-TEC組イチの癒し系。地味にFANもいるとか。} ちなみにMARINE TOWERでトゥルースかラッシュと戦う選択肢の他に彼のLimousineとバトルする事が出来る。 しかもコイツなんとDiabloTuneのエンジンとシャシーを持つ1675kgありながら449.4馬力を発揮する地味に速いリムジンだったりする。 &s(){腕の方もヘタなWarriorより普通にいい。万能かよコイツ……} なお6thNightでも本社に黒服の守衛が出て来るが別人。&s(){こっちもこっちで一杯行きてぇとグチっており人間臭い。} ***横浜最速の男 中盤から登場する自らを「横浜最速」を名乗る男。 赤碕の問いかけにも殆ど答えないことに苛立ちを覚えていくが… 容姿は赤碕そのままだが青いジャケットを着用していることからファンからは『青碕』と呼ばれることも多い。 #openclose(show=ネタバレ){ 前述のように赤碕の体の本来の人格、10年前の横浜最速伝説のいくつかはDiabloを真っ向から打ち負かした彼の記録である。 本来は笑顔を絶やさない走り屋に憎悪を抱いていた葵も絆されてしまうほどの好青年だったが、横浜最速伝説にDiabloが存在していたことに怒りを覚え 葵と約束を交わして鉄パイプを手にDiablo壊滅に乗りだし、大量脱走したDriverたちに事故を引き起こさせとどめを刺すなど彼も憎悪に飲まれていった。 真EDではそれまで衝突していた赤碕と言葉を交わし、『最高の走り屋のあんたと走りたい』と好青年ぶりを取り戻している。 WON-TECの中で彼を知る者が葵だけだったことと、車がグレーのZeta3000(Z32型フェアレディZ)、DiabloZetaと車種が同じだったことが彼の記録がDiabloによるものと誤認されたと推測できる。 } **一般人 ***上原由美 ナンパシケインで5カ所パーフェクトを取ると出現する女性。20歳。&s(){ブスとは友人。} 地味にフレディに連れられもするが何気に赤碕にも気はあり、父親に反対されてでも待ち伏せていた。 この世界の女性に珍しい、珍奇な行動を見せない本物の美人。&s(){由佳とはツラが月とスッポン。} #openclose(show=ネタバレ){ 4thNightから6thNightまで毎夜パーフェクトでクリアすると潤滑油のFriction-0とフロントとリアのダウンフォースが同時に上昇する超レアアイテムのG-Effectが手に入るが、6thNightで手に入るのは何故か「純情」ステッカーである。 } ***ブス(名前不明) ナンパシケインで3個以上ブービーを取るとやって来る%%虎口と瓜二つな顔%%眼光が鋭く濃い口紅を塗った女。&s(){流れる曲も暗い雰囲気で使われる「Nightmare」。出て来るゲームのジャンルが違うんじゃないのかって位怖い。} 山田はこのナンパシケインブービー組なので顔を知られており、初回では地味にこっそり逃げ出している。なお、同じく初回には夜なべして作った手作りマフラー「DOSUKOI」を貰える。&s(){しかも説明欄は「『呪われたマフラー』装着することで何が起ころうとも当方は一切関知しない」と言う文言付き。} #openclose(show=ネタバレ){ この呪われたマフラーと称される「DOSUKOI」であるが、その影響はパワー・レブリミット・高回転域トルクの大幅低下である。 が、実は反面低回転トルクが上がる仕様にもなっているので非力な車両で有用と言う側面もあり、更にコイツの強みは馬力制限のあるUnOfficialRace、特にTEST COURSEのプリンスが出て来る9thNightの「SPENCER'S CHAMPIONSHIP」では200ps制限が存在するので地味に使いどころは多い。 } ***河津秋敏 ''最早「河津神」でお馴染みな、あの人本人。レーラグでも製作総指揮である。'' 何とゲーム内でも登場し、第三京浜のUORを%%何故か担当している。%% 更に''サガ・フロンティア2付属レーラグ体験版のラスボス的存在。'' %%外見が眼鏡かけた等々力さんにしか見えないのさ…。%% 愛車は「HighwayStar」(NSX)。 ちなみに「HighwayStar」は河津氏が初めて開発陣に携わったファミコンの1987年8月7日に発売したドライブゲームの名前から付いている。%%レーラグ開発時の愛車はメルセデス=ベンツC280だったが。%% *余談 ・本作で特に有名な事柄としては、徳間書店の「PlayStation Magazine」での事件が有名。プレマガ末期半年で編集長が「業界の裏側が見える編集長日記」と題して色々書いていたが、事もあろうに「&bold(){メーカー公称の"&color(#F54738){ハイスピードドライビングRPG}"ではなく、単なる&color(#F54738){レースゲーム}としか思えず残念で、本誌はRPG紹介にページを割く編集方針なので、このゲームの紹介にページを割く訳にはいかない事を申し訳無く思う}」と書いてしまいスクウェアが激怒。編集長の方針で「RPG・SLGの紹介・攻略」に特化していた為、本作翌月発売の『[[聖剣伝説LOM>聖剣伝説LEGEND OF MANA]]』の素材提供を拒否されたことで(諸々の事情で情報発信速度が遅かったことや他紙の追い上げなどで)唯でさえピンチだったプレマガにトドメをさす形になり、年末に廃刊となってしまった。 ・企画当初は『バハムート ラグーン』の続編としてスタートしており、ラッシュとトゥルースがいるのはその名残。 ・今は無きデジキューブから出版されていた攻略本やファンブック『GALE A MOMENT』、サウンドトラックなど関連商品がいくつかあるが、何れもプレミア価格が付いている。特にサントラはCraaazyな値が付いている。 ・本作のセーブデータがあると聖剣伝説LOMで特殊なイベントが発生し、「最速のホイール」と言う指輪のアイテムが手に入る(リマスター版では無条件で手に入るようになっている)。 ・ある種のカルトゲーになった為か続編の期待も寄せられているが、色々あるのか本作ですら2002年のPs One Books版以来長らくPSのゲームアーカイブスにすら一度たりともリリースされていない。((主な理由は3つのMらしいさ…。無謀な危険運転を賛美しかねない描写・無秩序極まりない犯罪描写・無許可で実在のクルマに似せた権利関係…。)) ・なお2014年10月30日にスクウェア・エニックスのサイト上で「伝説が蘇る…」というメッセージとカウントダウンだけが表示されたページが登場して「続編か?」と界隈が沸き立ったが、当の11月7日13時に発表されたのは、同じスクエニがリリース予定だったスマホゲー「疾走、ヤンキー魂。」とのコラボだった。&s(){「Yankee Soul …… ……FUNKY GAME …… ……覚めちまったこの時代に …… ……熱いのは …… 俺たちの Flick&Swipe…… 」序に当のYankee Soulも2年足らずでTHE ENDになっちまったさ……}。もちろん「スクエニよぉ……スクエニよぉ……」だの「スクエニはApologizeしなければならない」などなど怨嗟の声があがった事は言うまでもない。 #center(){ ーAniwota Wikiは 俺たちのNawabari… 醒めちまった このNet Worldに 熱いのは… Wiki籠りたちの Thuiki&Shusei…… } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 中華街RaceのGoalの先には飲食店がある・・・たいていGoalしてもクルマはStopせず店に突っ込んで止まる・・・あの店はCraaazy Restaurant・・・ -- 名無しさん (2014-05-11 18:18:17) - やろうにも中途半端な中古価格で手がだせねぇ….冗談じゃねぇ…… -- 名無しさん (2014-07-17 00:31:35) - ↑ 安い店だと300円で売ってるとこもある。 -- 名無しさん (2014-08-31 08:47:13) - ちなみにBodyの中には軽量の結果、マイナスの質量になるものもある・・・冗談じゃねぇ・・・ -- 名無しさん (2014-10-20 11:23:44) - warriorは常識にとらわれてはいけない……誰かがそう教えてくれた…… -- 名無しさん (2014-10-22 11:35:47) - OpenWorldのRaceGameが増えた今こそRemakeされるべきなのさ… -- 名無しさん (2014-10-22 11:50:52) - そうあの日まで俺たちは夢を見ていた…スクエニofficial siteの謎のcountdown…だが俺たちの夢は蜃気楼となって消えちまったのさ…… -- 名無しさん (2015-07-01 09:38:49) - バカゲーとか言われてるけど死亡者も出るし割とシリアスなのよね -- 名無しさん (2023-08-17 18:41:33) - というか、現代を舞台に走り屋を描いた作品なのにおかしな感じで死者まで出るからバカゲーなんだよw -- 名無しさん (2023-08-31 18:27:36) - ベイラグーン埠頭……現実の世界では山下埠頭って呼ばれている……あそこにはGUNDAM FACTORY YOKOHAMAがあるのさ…… -- 名無しさん (2024-01-21 06:42:44) #comment #areaedit(end) }

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