江崎昭彦

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江崎昭彦」(2024/04/15 (月) 22:54:32) の最新版変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/10/15(土) 20:22:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#0000ff){私にできるのは麻雀だけですから} } 竹書房から発刊されている雑誌、近代麻雀で連載されている漫画[[むこうぶち]]の登場人物。 および、“むこうぶち外伝・EZAKI”の主人公である。 **【初登場】 #center(){ &font(b,#0000ff){君を連れて来て正解でしたよ 君と出会ったあの日が…} &font(b,#0000ff){やっぱり僕のラッキーデーだったんですねえ} } 初登場は、単行本の第3巻、第23話・荒野。 風貌は笑みを絶やさず、髪を整えスーツを着こなす、見たまんまサラリーマン。 役職は不動産屋の課長。 しかし実態は二束三文の土地を法外な値段で売り捌く悪徳不動産屋である。 どうやら商談の際は相手の心に責め入って契約を纏めているようである。 麻雀の対局では本業で培った心理攻撃、そして捨て牌読みを得意としている。 バクチ仲間の台所事情を日頃から集めており、上客にはワザ打ちして勝たせる一方で、 資金繰りが苦しい人間にはハメ手を使ってラスに追い込んでは&bold(){懇意の金融屋}に借金させるという、本業同様の悪辣な手口を見せている。 不動産契約でわざと代金を水増しし、それにより浮いた金銭で雀荘に通う。 (高レートではないが、現代で考えれば十分高い) やがて、勢いに乗って高レートの卓につこうとする。 発言が嘘ではないなら、この時点では高レートは初めてのようである。 そしてそこで、[[傀]]と出会う。 今回の対局は様子見と考え、高レート麻雀を打つ人間の値踏みを行う江崎だが、最終的にこの程度のレベルでは余裕で勝てるという結論に至る。 そして傀の素性を知らない江崎は彼に狙いを定める。 対局は江崎の二連続ラスで終わるものの、傀の打ち方と捨て牌傾向を覚えた江崎はよりレートの高い場で彼から金を奪い取ろうと決める。 やがて軍資金2500万を作った江崎は懇意の社長・藤本に仲介を頼み、傀と二度目の対局を華僑・劉の卓で行う。 劉の卓のレートは東風戦で千点1万、ウマ10万・30万、ビンタ50万。一勝負で数百万円が飛ぶ法外な卓であった。 カモとして呼んだ傀よりも江崎の方が緊張しているのではないかと藤本は心配したが、 いざ始まれば江崎は先に学んだ捨て牌読みで傀のリーチをことごとくかわし、逆に放銃に討ち取って連勝していく。 気が付けば2戦30分で800万、本業の悪徳不動産業がバカらしくなる稼ぎを手にしていた。 だがビンタが100万、一人沈みで△600万になる滅茶苦茶なレートに上がってから雲行きが怪しくなる。 傀が捨て牌にフェイクを混ぜ始め、江崎は待ちを読み損ねてはことごとく傀へ放銃してしまうようになったのだ。 800万の浮きは一瞬で消滅、いや持ち金が減り始めた。業を煮やした江崎は…… #aa(){{   │ │ .   l  l   /  ,  /    /  ,.ィ.  ハ ,.イ .  l. |  !. l.  l  l.   / ./  / /, /  ,.イ、 | ∨ ′‐''て .   i |.  l. |  l. l   / /  / 〃/  /__」 ` _,.. -z_ ヽ  i !  | l  ! l  / ./  /  / ./_,>   ,.ニ7./二._ 、\ l.   !. |   l    /  /  / / />  'ー''7/´ ̄ 、\丶            ,. -───-  ∠_  う     /'__ノ>/〉  \          {i'ヘ         `く-┐    ¨j/´〃 ‐-    ヽ ‐┼‐   fミf"ヽ._          _,.ヽレ1      rァ ─-  フ 匚囗   | j.__ 、 ,_二ニ=_ー-テ三" l 」∠! ,     r- 二ニ  Z ∠lヽ_   i.た。〉 `:ぞ。う ` く._ニ  | ─l.ハ∧/ヽ「` __   ┬ノ‐┬   {} ,/        }r=;、.| ニニ二二 ̄_ -‐   _レ ヽ/    l ヽ -       f.Jリ .l ─ -- _─- .     -‐'^'ー.   l. くr‐- 、_,      r∠ィ′‐-ニ _‐-   ̄        /〉    l  こ二´    /「/\,_  ‐-   ̄二         〃     !        ./ /: : : /'' ̄: :¨: :‐-. ._ /    o′     ` ー--r ' ´ /: : : :,〃: : : : : : : : : : : ;> / ,              ハ_>'´: : : : ノ/: : : : : : : : : : :/: : :  /            /:| ,イヽ、: : :./ ' : : : :/: : : : : : : : : : : / / ,'   l   i l  /: : :|ハ:L:ハ:/: : : ; : : : : : : : : : /: : : : : :  / /    !   | l l/; : : : : : :/:.!: : : : : : :/ : : : : : : : : : !: : : : :/   /     l ! |. l./ i : : : : : :l:.:.|: :/ : : : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : . /,  l   l l  ! /: :l : : : : : :|:.:.レ': ; : : : : : : : : : : : : : i:|: : : : : : : //  l  | |  l !.: :| : : : : : :|:.:.|/: : : : !: : : : : : 、: : : l:| : : : : : : /   l  l.   | 〉、| : : : : : :|.:.:|: : : : :r┴-─-┐:\: ヾ: /:/: : }} 傀が捨て牌作りをする前に早上がりすべく、鳴きを連発し始めた。 だがいくら鳴きでの小上がりを重ねても、オーラスで傀のリーチを読めずに振り込んではラスになってしまう。 同卓している劉と証券会社社長・乾はアガリも振り込みも、ツモられもしない見物麻雀に徹しているため、江崎だけが一人沈みを重ねていく。 2500万の持ち金もとうとう&bold(){20万}にまで減ってしまったというのに、傀のリーチは容赦なく襲ってくる。 最早オーラスを迎えること自体が恐ろしくなった今の江崎に捨て牌を読む力は無く、クビ欲しさに降りようとするが… #center(){ &sizex(6){&font(b){御無礼 一発は12000点}} } ついに金が底を突いた江崎に、劉と乾がそれぞれ孫子と老子を引き合いに出し、傀の攻撃の型の無さ、柔軟さを称える。 この時乾が引用した老子の言葉は&font(b,#e69138){「之を弱めんと欲すれば必ず固(しばら)く之を強くす」、「相手を弱くさせたいならまず強くさせると良い」}という意味である。 結局、江崎が序盤で見せた強さは傀が描いた筋書きに過ぎなかったのだ。 江崎は敗けを認めて帰ろうとするが、劉、乾、傀の三人から続行を宣言される。 今回江崎が持ち込んだ2500万は会社の金。 会社の金を使い込んでしまっている江崎はこのままでは帰る事が出来ず、この面子と打ち続けるしかないのだ…… #center(){ &font(b,#ff0000){どこへ帰れるというんです?続行ですよ!あなたにはお金がとても必要なんでしょう?} &font(b,#e69138){我々は銭金だの勝負だのには退屈してるんですが……} &font(b){夜明けまでにはまだ間があります} &font(b,#ff0000){心配はいりません 懇意の金融屋を呼んであげますよ} &font(b,#ff0000){江崎さん} &sizex(6){&font(b,#ff0000){ここにいるのは弱者の一生に一度の不様が見たいだけのひとでなしなんです}} &sizex(6){&font(b,#556B2F){(お…鬼だ!ここは鬼の棲む荒野だ!)}} } 3人の容赦ない[[死体蹴り]]を目の当たりにした藤本は、恐れをなして逃げ出してしまった。 こうして部屋の中には3匹の鬼と、鬼に食い尽くされる運命しか無い1人の弱者が残されたのである…… &font(#ff0000){「追記・修正しないのならば早くドアをお閉めなさい」} &font(#ff0000){「扉の中の悪が外に漏れ出さぬようにネ」} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){ &font(b,#0000ff){ハハハ 久しぶりだな陸の上は} } それから3年、一隻の密入国船が日本へ着岸した。 波の揺れも「荷物」の落水も物ともせず、涼しい顔で荷渡しを成功させて浜辺へ降り立った荷主の男は、元は不動産屋だったという。 荷受けのヤクザがその素性に首を傾げていると、男へ華僑の劉大人からの電話が取り次がれた。 #center(){ &font(b,#0000ff){ご無沙汰でした劉さん 今から赤坂へ向かいます} &sizex(6){&font(b,#0000ff){ええ…生きていましたよ 江崎です}} } **【復活江崎】 むこうぶちでは、度々傀に破れた登場人物が復活して再登場する事がある。 江崎もその一人であり、他者の例に漏れず江崎も復活にあたり雀力が上がった。 再登場は単行本第11巻、第85話・海流。 物語は洋上の船の上から始まる。 物語の中では3年経過しているようで、風貌がかなり変わっている。 解り易く言うと、薄汚く髪と髭を伸ばした&bold(){ガタイの良いキリスト}のような見た目。コンビニコミック版でも「ジーザス」と表現されている。 元の江崎を知っている人なら、「誰だコイツ!?」と驚くほど請け合いである。 どうやらあの後、2500万飛んで3000万の負債を背負ってしまったようで、それを返済する為に船上で仕事をしていたらしい。 その借金は劉が肩代わりし、江崎はその代わりに密入国者を船で運搬する仕事を一年毎に1000万の報酬で請負い、それで返済という形をとっていたようである。 こうして船の上で3年を過ごし、借金を完済し日本に戻った。 (この時、日本では業務上横領の罪で指名手配されているが、風貌が変わっているので見付かっていない) 余談だが、劉は江崎以外にも人を船の上で働かせた事があるらしく、ほぼ大半が途中で海に身投げをするらしい。そして江崎もそうなるかと考えていた。 劉の鬼畜っぷりがうかがえるシーンである。 しかし江崎は麻雀で傀を刺し殺す事だけを考え、3年を耐えた。 日本に戻ってからは、劉に呼び出され赤坂へ。 そこでさっそく傀と再戦したいという旨を伝え、劉に軍資金として1億を借りようとする。 だが劉から「船の上では3年で3000万だが、陸の上では一生を担保に1000万」だと断られてしまう。 江崎は仕方なく1000万を借り受け、10日でこれを1億にするからあの時の面子を揃えて欲しいと言う。 (この時江崎は、もしこの1000万が返せなくなったら、また船の上でもう1年働くと言っている) 色々な高レートマンション麻雀を回る中で、最初に対決したのが多河であった。 少し様子を見ただけで多河を含む全員が低レベルだと判断するや、3年間の地獄の中で磨かれた感性を生かし、危険牌の先切りで多河の今テン[[平和>平和(麻雀)]]をかわしつつトップをもぎ取る。 その多河が江崎を勘麻雀と侮って七対子ブラフを仕掛けてくると、今度は元来の捨て牌読みを駆使してわずかなミスからブラフを見抜き、逆に多河を放銃させた。 さらには皆の前で多河が七対子ブラフをしていた事と本来の待ちを暴き、彼の心までもへし折って完勝。 江崎がいかに強くなっているのかが解る。 最終的に、傀と早く戦いたい一心で予定より2日早く1億を作っている。 #center(){ &font(b,#0000ff){この瞬間を東シナ海の船上で何度も夢に見ました} &font(b,#0000ff){この金額を小切手でなく現金で争う麻雀は日本でここだけでしょう!} &font(b,#0000ff){ここにいる全員に地獄を見せてあげますよ!} } そして遂に傀との勝負の卓に着く。 感性を生かした打ち筋で傀と互角に渡り合うが、前の勝負では見物をしていた乾が参戦、勝負に水を差し始める。 今回、乾は会社の金を2億円横領してこの対局に臨んでおり、翌日の追及を逃れるべく持ち金の1億を3億に増やして穴埋めしようと躍起になっていたのだ。 (今回は前回のレート((と言っているが実は前回よりウマが若干上がっている))でビンタだけ500万に増加。前回の江崎の全財産2500万が1回で吹き飛ぶトチ狂ったレートである) そんな乾を軽くあしらい勝ち金を重ねる内に、江崎は乾こそ傀の本当の標的であり、自分と本気の勝負をしている訳ではなかったことに気付く。 しかも相変わらず今夜の傀は仕上がっており、その勢いは止められそうにない。 #center(){ &font(b,#0000ff){船が陸(オカ)に辿り着く寸前に生憎の嵐…どうすればいいと思います?} &font(b,#0000ff){いったん沖に引き返すんですよ} &font(b,#0000ff){船ってのは水に浮くように出来てるんです 無暗に上陸を焦って座礁する事が一番怖い} &font(b,#0000ff){沖にいる内に誰かが先に沈没すればゲーム終了 それが麻雀ですからねえ} } そこでやむなく傀との勝負をあきらめ、自分のクビを確保して自滅する乾からビンタを搾り取ることにした。この時乾に自分とだけ2000万のビンタを握らせている。 最終的には乾の資金を傀と共に全て奪い取ることに成功、今度は生き残った。 しかしながら傀へのリベンジには失敗したため、おそらく江崎にとっては不本意な結末だったことだろう。 その後、乾は劉に会社の代表権を3億で買い取られた上にその3億を押し貸しされ、いつぞやの江崎のように強制的に打たされる羽目になった。 #center(){ &font(b,#0000ff){あなたはお金がとても必要なんでしょ?勝てばいいじゃないですか} &font(b){夜明けまではまだ間があります} &font(#e69138){ぞ、続行を…} } なお、今回は前回見物していた劉も途中から参戦し、3人がかりで乾をハメている。 どうやら劉が江崎を呼び寄せたのは、傀と遊ぶため彼に並ぶ打ち手を探していたからの模様。 乾の負けぶりと江崎(オモチャ)のイキの良さに笑いが止まらない劉。 いつしかもっと腕の差が無い面子を集めて傀と打たせてやろうと、今後の展望に胸を高鳴らせるのであった。 **【「成金」/「魔界」の江崎】 「海流」の後は劉の下で「不動産管理担当」として働いていたらしく(EZAKIでもその様子は窺える)、 「成金」にて傀の噂を聞いて護衛兼目付け役である蔡ら劉の部下と共にとあるマンション麻雀に駆けつける。 そこで傀と好勝負を繰り広げる社長秘書・後堂に目をつける。 しかし対局中に部下の後堂と仲違いして彼と縁切りした成金社長・月島が場を乱すので、後堂は思うように打てない。 挙句の果てに月島は傀と後堂の2軒リーチに窮した末に&bold(){手牌から3種選んで手の中で混ぜ、右手でつまんだ牌を捨てる}((そもそも選んだ3種は全部アタリ牌というオチ付き))というクジ引きめいた愚行に走る。 見るに見かねた江崎は&font(#ff0000){自ら五千万を払って勝負を中断させてまで}二人を劉の卓へ誘う。 ここから話は「魔界」に移る。 勝負に水を差す弱者のいない劉の卓では後堂・劉とともに傀に対し包囲網を敷き傀を押さえ込むものの、 傀を侮った後堂が包囲網を崩して和了に向かって返り討ちに遭い、傀を仕上がらせてしまったことから後堂を獲物にする傀の流れに乗ることを余儀なくされ、傀に勝つことを再び断念することとなる。 その際には後堂のダブリーの待ち牌(3-6索)を&font(#ff0000){鳴きを入れて全て食い取りなおかつテンパイする}という人間離れした一面を見せた。 とはいえ、後堂の実力への評価は高いようで、傀に手酷くやられた彼が戻ってこなくなるのではないかと残念がっていた。 「海流」の頃と比べると劉に飼い慣らされたせいかギラギラした印象が無くなり、純粋に傀と麻雀を打つことを楽しんでいる様子。 打つ際にはわざわざ額に紐を巻く。ジーザス。 **以後の江崎 その後も劉の下で働いているが、そのせいで何のしがらみもなく傀と打つことができないという皮肉な状態に陥っている。 また、後堂も劉の資金洗浄会社の社長秘書になったため同僚に近い間柄として互いに憎まれ口を叩く間柄となる。 しかし互いに信頼こそしているが性質や性格が合わないので、結果として江崎が後堂を振り回す形が多い。 というかここでも江崎に運がないのか、傀と偶然遭遇してしまうのは後堂ばかりである。 何のしがらみもなく打てる状況を作っても、突然背後から刺されてやっぱり代打後堂。江崎は後堂の運転する車で闇医者へ直行する羽目に。 また、登場する度何か本を読んでいる傀との対比なのか、登場する度何らかのジャンクフードを食べている。 なお、ポテトは食べてる途中で話が終わってしまったので踏み潰して移動した。 **【むこうぶち外伝 EZAKI】 近代麻雀オリジナルで連載されているむこうぶちのスピンオフ作品。その名の通り江崎が主役。 時系列としては「海流」以降であり、劉の走狗として麻雀を打つ江崎が描かれる。作中の江崎はバイクに乗ったり、服装が随分ラフになったりと、ますますワイルド。 江崎の下の名前はこの作品に彼の名刺が登場したことにより明らかとなった。また傀の「御無礼」を意識してのことなのか、「GOOD JOB!」が決めゼリフとなっている。 秀や日蔭といった「むこうぶち」に登場する強敵との対局という、本編では実現困難な戦いも登場。 また、傀に敗北してから日本に戻ってくるまでの経緯も描かれた。 ちなみに江崎は海上で3年過ごし、多河に「3年ぶりの麻雀」と言っていることから麻雀を打つ機会が無かったものと思われていたが、 この作品では少なくともその3年の内&font(#ff0000){1年半は麻雀を打っている。} しかし、「3年ぶりの麻雀」発言で心の折れた多河を見て「傀には出来ない攻撃方法」と述懐したり、 「EZAKI」の中で自らを「嘘つき」「ペテン師」と称していることから、当該発言そのものが多河の心にダメージを与えるための嘘だったとも考られる。 もっとも、ありがちな設定の矛盾だと言われてしまえばそれまでなのだが……。 ・チィ! 江崎は鳴き(チー)をする時、特に速攻をかける場合に、 #center(){「チィ!」} と口を尖らせて言う癖があり、その顔芸っぷりは&font(#ff0000){AAができるほど}好評。 余談だが、通算「チィ!」回数は「荒野」で1回、「海流」で1回、「EZAKI」で1回の計3回。 (「荒野」のシーンと同じ表情、アングルのものだけカウントした) &font(#0000ff){「あなたは追記修正がとても必要なんでしょ?書けばいいじゃないですか」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\good job!/ #vote3(time=600,6) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まだ原作22巻までしか読んでないけど、安永さんって対決ってある? -- 名無しさん (2021-07-23 15:58:40) - 安永さんの解説付きで江崎の麻雀がみたい -- 名無しさん (2021-07-23 16:00:38) - ↑2 結局、江崎と安永の対戦はないまま安永の方が死んだ…はず -- 名無しさん (2022-04-11 13:49:58) - 実写では結局復活しなくて残念。 -- 名無しさん (2022-05-04 03:26:47) - 純粋な強さで言えば復活江崎は作中最上位なのは間違いないんだが「全体的にツキが細い」「傀の「見」とは違う、序盤でマジで舐めプする癖があってそこで追い詰められやすい」「本気になっても小手先の策を弄しがちなのでそれが裏目に出やすい」辺りは明確な弱点かな、と。本人自身が「私は時間稼ぎ麻雀は苦手」「粘りが弱い」って認識してるしね -- 名無しさん (2023-10-23 20:50:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/15(土) 20:22:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#0000ff){私にできるのは麻雀だけですから} } 竹書房から発刊されている雑誌、近代麻雀で連載されている漫画[[むこうぶち]]の登場人物。 および、“むこうぶち外伝・EZAKI”の主人公である。 **【初登場】 #center(){ &font(b,#0000ff){君を連れて来て正解でしたよ 君と出会ったあの日が…} &font(b,#0000ff){やっぱり僕のラッキーデーだったんですねえ} } 初登場は、単行本の第3巻、第23話・荒野。 風貌は笑みを絶やさず、髪を整えスーツを着こなす、見たまんまサラリーマン。 役職は不動産屋の課長。 しかし実態は二束三文の土地を法外な値段で売り捌く悪徳不動産屋である。 どうやら商談の際は相手の心に責め入って契約を纏めているようである。 麻雀の対局では本業で培った心理攻撃、そして捨て牌読みを得意としている。 バクチ仲間の台所事情を日頃から集めており、上客にはワザ打ちして勝たせる一方で、 資金繰りが苦しい人間にはハメ手を使ってラスに追い込んでは&bold(){懇意の金融屋}に借金させるという、本業同様の悪辣な手口を見せている。 不動産契約でわざと代金を水増しし、それにより浮いた金銭で雀荘に通う。 (高レートではないが、現代で考えれば十分高い) やがて、勢いに乗って高レートの卓につこうとする。 発言が嘘ではないなら、この時点では高レートは初めてのようである。 そしてそこで、[[傀]]と出会う。 今回の対局は様子見と考え、高レート麻雀を打つ人間の値踏みを行う江崎だが、最終的にこの程度のレベルでは余裕で勝てるという結論に至る。 そして傀の素性を知らない江崎は彼に狙いを定める。 対局は江崎の二連続ラスで終わるものの、傀の打ち方と捨て牌傾向を覚えた江崎はよりレートの高い場で彼から金を奪い取ろうと決める。 やがて軍資金2500万を作った江崎は懇意の社長・藤本に仲介を頼み、傀と二度目の対局を華僑・劉の卓で行う。 劉の卓のレートは東風戦で千点1万、ウマ10万・30万、ビンタ50万。一勝負で数百万円が飛ぶ法外な卓であった。 カモとして呼んだ傀よりも江崎の方が緊張しているのではないかと藤本は心配したが、 いざ始まれば江崎は先に学んだ捨て牌読みで傀のリーチをことごとくかわし、逆に放銃に討ち取って連勝していく。 気が付けば2戦30分で800万、本業の悪徳不動産業がバカらしくなる稼ぎを手にしていた。 だがビンタが100万、一人沈みで△600万になる滅茶苦茶なレートに上がってから雲行きが怪しくなる。 傀が捨て牌にフェイクを混ぜ始め、江崎は待ちを読み損ねてはことごとく傀へ放銃してしまうようになったのだ。 800万の浮きは一瞬で消滅、いや持ち金が減り始めた。業を煮やした江崎は…… #aa(){{   │ │ .   l  l   /  ,  /    /  ,.ィ.  ハ ,.イ .  l. |  !. l.  l  l.   / ./  / /, /  ,.イ、 | ∨ ′‐''て .   i |.  l. |  l. l   / /  / 〃/  /__」 ` _,.. -z_ ヽ  i !  | l  ! l  / ./  /  / ./_,>   ,.ニ7./二._ 、\ l.   !. |   l    /  /  / / />  'ー''7/´ ̄ 、\丶            ,. -───-  ∠_  う     /'__ノ>/〉  \          {i'ヘ         `く-┐    ¨j/´〃 ‐-    ヽ ‐┼‐   fミf"ヽ._          _,.ヽレ1      rァ ─-  フ 匚囗   | j.__ 、 ,_二ニ=_ー-テ三" l 」∠! ,     r- 二ニ  Z ∠lヽ_   i.た。〉 `:ぞ。う ` く._ニ  | ─l.ハ∧/ヽ「` __   ┬ノ‐┬   {} ,/        }r=;、.| ニニ二二 ̄_ -‐   _レ ヽ/    l ヽ -       f.Jリ .l ─ -- _─- .     -‐'^'ー.   l. くr‐- 、_,      r∠ィ′‐-ニ _‐-   ̄        /〉    l  こ二´    /「/\,_  ‐-   ̄二         〃     !        ./ /: : : /'' ̄: :¨: :‐-. ._ /    o′     ` ー--r ' ´ /: : : :,〃: : : : : : : : : : : ;> / ,              ハ_>'´: : : : ノ/: : : : : : : : : : :/: : :  /            /:| ,イヽ、: : :./ ' : : : :/: : : : : : : : : : : / / ,'   l   i l  /: : :|ハ:L:ハ:/: : : ; : : : : : : : : : /: : : : : :  / /    !   | l l/; : : : : : :/:.!: : : : : : :/ : : : : : : : : : !: : : : :/   /     l ! |. l./ i : : : : : :l:.:.|: :/ : : : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : . /,  l   l l  ! /: :l : : : : : :|:.:.レ': ; : : : : : : : : : : : : : i:|: : : : : : : //  l  | |  l !.: :| : : : : : :|:.:.|/: : : : !: : : : : : 、: : : l:| : : : : : : /   l  l.   | 〉、| : : : : : :|.:.:|: : : : :r┴-─-┐:\: ヾ: /:/: : }} 傀が捨て牌作りをする前に早上がりすべく、鳴きを連発し始めた。 だがいくら鳴きでの小上がりを重ねても、オーラスで傀のリーチを読めずに振り込んではラスになってしまう。 同卓している劉と証券会社社長・乾はアガリも振り込みも、ツモられもしない見物麻雀に徹しているため、江崎だけが一人沈みを重ねていく。 2500万の持ち金もとうとう&bold(){20万}にまで減ってしまったというのに、傀のリーチは容赦なく襲ってくる。 最早オーラスを迎えること自体が恐ろしくなった今の江崎に捨て牌を読む力は無く、クビ欲しさに降りようとするが… #center(){ &sizex(6){&font(b){御無礼 一発は12000点}} } ついに金が底を突いた江崎に、劉と乾がそれぞれ孫子と老子を引き合いに出し、傀の攻撃の型の無さ、柔軟さを称える。 この時乾が引用した老子の言葉は&font(b,#e69138){「之を弱めんと欲すれば必ず固(しばら)く之を強くす」、「相手を弱くさせたいならまず強くさせると良い」}という意味である。 結局、江崎が序盤で見せた強さは傀が描いた筋書きに過ぎなかったのだ。 江崎は敗けを認めて帰ろうとするが、劉、乾、傀の三人から続行を宣言される。 今回江崎が持ち込んだ2500万は会社の金。 会社の金を使い込んでしまっている江崎はこのままでは帰る事が出来ず、この面子と打ち続けるしかないのだ…… #center(){ &font(b,#ff0000){どこへ帰れるというんです?続行ですよ!あなたにはお金がとても必要なんでしょう?} &font(b,#e69138){我々は銭金だの勝負だのには退屈してるんですが……} &font(b){夜明けまでにはまだ間があります} &font(b,#ff0000){心配はいりません 懇意の金融屋を呼んであげますよ} &font(b,#ff0000){江崎さん} &sizex(6){&font(b,#ff0000){ここにいるのは弱者の一生に一度の不様が見たいだけのひとでなしなんです}} &sizex(6){&font(b,#556B2F){(お…鬼だ!ここは鬼の棲む荒野だ!)}} } 3人の容赦ない[[死体蹴り]]を目の当たりにした藤本は、恐れをなして逃げ出してしまった。 こうして部屋の中には3匹の鬼と、鬼に食い尽くされる運命しか無い1人の弱者が残されたのである…… &font(#ff0000){「追記・修正しないのならば早くドアをお閉めなさい」} &font(#ff0000){「扉の中の悪が外に漏れ出さぬようにネ」} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){ &font(b,#0000ff){ハハハ 久しぶりだな陸の上は} } それから3年、一隻の密入国船が日本へ着岸した。 波の揺れも「荷物」の落水も物ともせず、涼しい顔で荷渡しを成功させて浜辺へ降り立った荷主の男は、元は不動産屋だったという。 荷受けのヤクザがその素性に首を傾げていると、男へ華僑の劉大人からの電話が取り次がれた。 #center(){ &font(b,#0000ff){ご無沙汰でした劉さん 今から赤坂へ向かいます} &sizex(6){&font(b,#0000ff){ええ…生きていましたよ 江崎です}} } **【復活江崎】 むこうぶちでは、度々傀に破れた登場人物が復活して再登場する事がある。 江崎もその一人であり、他者の例に漏れず江崎も復活にあたり雀力が上がった。 再登場は単行本第11巻、第85話・海流。 物語は洋上の船の上から始まる。 物語の中では3年経過しているようで、風貌がかなり変わっている。 解り易く言うと、薄汚く髪と髭を伸ばした&bold(){ガタイの良いキリスト}のような見た目。コンビニコミック版でも「ジーザス」と表現されている。 元の江崎を知っている人なら、「誰だコイツ!?」と驚くほど請け合いである。 どうやらあの後、2500万飛んで3000万の負債を背負ってしまったようで、それを返済する為に船上で仕事をしていたらしい。 その借金は劉が肩代わりし、江崎はその代わりに密入国者を船で運搬する仕事を一年毎に1000万の報酬で請負い、それで返済という形をとっていたようである。 こうして船の上で3年を過ごし、借金を完済し日本に戻った。 (この時、日本では業務上横領の罪で指名手配されているが、風貌が変わっているので見付かっていない) 余談だが、劉は江崎以外にも人を船の上で働かせた事があるらしく、ほぼ大半が途中で海に身投げをするらしい。そして江崎もそうなるかと考えていた。 劉の鬼畜っぷりがうかがえるシーンである。 しかし江崎は麻雀で傀を刺し殺す事だけを考え、3年を耐えた。 日本に戻ってからは、劉に呼び出され赤坂へ。 そこでさっそく傀と再戦したいという旨を伝え、劉に軍資金として1億を借りようとする。 だが劉から「船の上では3年で3000万だが、陸の上では一生を担保に1000万」だと断られてしまう。 江崎は仕方なく1000万を借り受け、10日でこれを1億にするからあの時の面子を揃えて欲しいと言う。 (この時江崎は、もしこの1000万が返せなくなったら、また船の上でもう1年働くと言っている) 色々な高レートマンション麻雀を回る中で、最初に対決したのが多河であった。 少し様子を見ただけで多河を含む全員が低レベルだと判断するや、3年間の地獄の中で磨かれた感性を生かし、危険牌の先切りで多河の今テン[[平和>平和(麻雀)]]をかわしつつトップをもぎ取る。 その多河が江崎を勘麻雀と侮って七対子ブラフを仕掛けてくると、今度は元来の捨て牌読みを駆使してわずかなミスからブラフを見抜き、逆に多河を放銃させた。 さらには皆の前で多河が七対子ブラフをしていた事と本来の待ちを暴き、彼の心までもへし折って完勝。 江崎がいかに強くなっているのかが解る。 最終的に、傀と早く戦いたい一心で予定より2日早く1億を作っている。 #center(){ &font(b,#0000ff){この瞬間を東シナ海の船上で何度も夢に見ました} &font(b,#0000ff){この金額を小切手でなく現金で争う麻雀は日本でここだけでしょう!} &font(b,#0000ff){ここにいる全員に地獄を見せてあげますよ!} } そして遂に傀との勝負の卓に着く。 感性を生かした打ち筋で傀と互角に渡り合うが、前の勝負では見物をしていた乾が参戦、勝負に水を差し始める。 今回、乾は会社の金を2億円横領してこの対局に臨んでおり、翌日の追及を逃れるべく持ち金の1億を3億に増やして穴埋めしようと躍起になっていたのだ。 (今回は前回のレート((と言っているが実は前回よりウマが若干上がっている))でビンタだけ500万に増加。前回の江崎の全財産2500万が1回で吹き飛ぶトチ狂ったレートである) そんな乾を軽くあしらい勝ち金を重ねる内に、江崎は乾こそ傀の本当の標的であり、自分と本気の勝負をしている訳ではなかったことに気付く。 しかも相変わらず今夜の傀は仕上がっており、その勢いは止められそうにない。 #center(){ &font(b,#0000ff){船が陸(オカ)に辿り着く寸前に生憎の嵐…どうすればいいと思います?} &font(b,#0000ff){いったん沖に引き返すんですよ} &font(b,#0000ff){船ってのは水に浮くように出来てるんです 無暗に上陸を焦って座礁する事が一番怖い} &font(b,#0000ff){沖にいる内に誰かが先に沈没すればゲーム終了 それが麻雀ですからねえ} } そこでやむなく傀との勝負をあきらめ、自分のクビを確保して自滅する乾からビンタを搾り取ることにした。この時乾に自分とだけ2000万のビンタを握らせている。 最終的には乾の資金を傀と共に全て奪い取ることに成功、今度は生き残った。 しかしながら傀へのリベンジには失敗したため、おそらく江崎にとっては不本意な結末だったことだろう。 その後、乾は劉に会社の代表権を3億で買い取られた上にその3億を押し貸しされ、いつぞやの江崎のように強制的に打たされる羽目になった。 #center(){ &font(b,#0000ff){あなたはお金がとても必要なんでしょ?勝てばいいじゃないですか} &font(b){夜明けまではまだ間があります} &font(#e69138){ぞ、続行を…} } なお、今回は前回見物していた劉も途中から参戦し、3人がかりで乾をハメている。 どうやら劉が江崎を呼び寄せたのは、傀と遊ぶため彼に並ぶ打ち手を探していたからの模様。 乾の負けぶりと江崎(オモチャ)のイキの良さに笑いが止まらない劉。 いつしかもっと腕の差が無い面子を集めて傀と打たせてやろうと、今後の展望に胸を高鳴らせるのであった。 **【「成金」/「魔界」の江崎】 「海流」の後は劉の下で「不動産管理担当」として働いていたらしく(EZAKIでもその様子は窺える)、 「成金」にて傀の噂を聞いて護衛兼目付け役である蔡ら劉の部下と共にとあるマンション麻雀に駆けつける。 そこで傀と好勝負を繰り広げる社長秘書・後堂に目をつける。 しかし対局中に部下の後堂と仲違いして彼と縁切りした成金社長・月島が場を乱すので、後堂は思うように打てない。 挙句の果てに月島は傀と後堂の2軒リーチに窮した末に&bold(){手牌から3種選んで手の中で混ぜ、右手でつまんだ牌を捨てる}((そもそも選んだ3種は全部アタリ牌というオチ付き))というクジ引きめいた愚行に走る。 見るに見かねた江崎は&font(#ff0000){自ら五千万を払って勝負を中断させてまで}二人を劉の卓へ誘う。 ここから話は「魔界」に移る。 勝負に水を差す弱者のいない劉の卓では後堂・劉とともに傀に対し包囲網を敷き傀を押さえ込むものの、 傀を侮った後堂が包囲網を崩して和了に向かって返り討ちに遭い、傀を仕上がらせてしまったことから後堂を獲物にする傀の流れに乗ることを余儀なくされ、傀に勝つことを再び断念することとなる。 その際には後堂のダブリーの待ち牌(3-6索)を&font(#ff0000){鳴きを入れて全て食い取りなおかつテンパイする}という人間離れした一面を見せた。 とはいえ、後堂の実力への評価は高いようで、傀に手酷くやられた彼が戻ってこなくなるのではないかと残念がっていた。 「海流」の頃と比べると劉に飼い慣らされたせいかギラギラした印象が無くなり、純粋に傀と麻雀を打つことを楽しんでいる様子。 打つ際にはわざわざ額に紐を巻く。ジーザス。 **以後の江崎 その後も劉の下で働いているが、そのせいで何のしがらみもなく傀と打つことができないという皮肉な状態に陥っている。 また、後堂も劉の資金洗浄会社の社長秘書になったため同僚に近い間柄として互いに憎まれ口を叩く間柄となる。 しかし互いに信頼こそしているが性質や性格が合わないので、結果として江崎が後堂を振り回す形が多い。 というかここでも江崎に運がないのか、傀と偶然遭遇してしまうのは後堂ばかりである。 何のしがらみもなく打てる状況を作っても、突然背後から刺されてやっぱり代打後堂。江崎は後堂の運転する車で闇医者へ直行する羽目に。 また、登場する度何か本を読んでいる傀との対比なのか、登場する度何らかのジャンクフードを食べている。 なお、ポテトは食べてる途中で話が終わってしまったので踏み潰して移動した。 **【むこうぶち外伝 EZAKI】 近代麻雀オリジナルで連載されているむこうぶちのスピンオフ作品。その名の通り江崎が主役。 時系列としては「海流」以降であり、劉の走狗として麻雀を打つ江崎が描かれる。作中の江崎はバイクに乗ったり、服装が随分ラフになったりと、ますますワイルド。 江崎の下の名前はこの作品に彼の名刺が登場したことにより明らかとなった。また傀の「御無礼」を意識してのことなのか、「GOOD JOB!」が決めゼリフとなっている。 秀や日蔭といった「むこうぶち」に登場する強敵との対局という、本編では実現困難な戦いも登場。 また、傀に敗北してから日本に戻ってくるまでの経緯も描かれた。 ちなみに江崎は海上で3年過ごし、多河に「3年ぶりの麻雀」と言っていることから麻雀を打つ機会が無かったものと思われていたが、 この作品では少なくともその3年の内&font(#ff0000){1年半は麻雀を打っている。} しかし、「3年ぶりの麻雀」発言で心の折れた多河を見て「傀には出来ない攻撃方法」と述懐したり、 「EZAKI」の中で自らを「嘘つき」「ペテン師」と称していることから、当該発言そのものが多河の心にダメージを与えるための嘘だったとも考られる。 もっとも、ありがちな設定の矛盾だと言われてしまえばそれまでなのだが……。 ・チィ! 江崎は鳴き(チー)をする時、特に速攻をかける場合に、 #center(){「チィ!」} と口を尖らせて言う癖があり、その顔芸っぷりは&font(#ff0000){AAができるほど}好評。 余談だが、通算「チィ!」回数は「荒野」で1回、「海流」で1回、「EZAKI」で1回の計3回。 (「荒野」のシーンと同じ表情、アングルのものだけカウントした) &font(#0000ff){「あなたは追記修正がとても必要なんでしょ?書けばいいじゃないですか」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\good job!/ #vote3(time=600,7) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - まだ原作22巻までしか読んでないけど、安永さんって対決ってある? -- 名無しさん (2021-07-23 15:58:40) - 安永さんの解説付きで江崎の麻雀がみたい -- 名無しさん (2021-07-23 16:00:38) - ↑2 結局、江崎と安永の対戦はないまま安永の方が死んだ…はず -- 名無しさん (2022-04-11 13:49:58) - 実写では結局復活しなくて残念。 -- 名無しさん (2022-05-04 03:26:47) - 純粋な強さで言えば復活江崎は作中最上位なのは間違いないんだが「全体的にツキが細い」「傀の「見」とは違う、序盤でマジで舐めプする癖があってそこで追い詰められやすい」「本気になっても小手先の策を弄しがちなのでそれが裏目に出やすい」辺りは明確な弱点かな、と。本人自身が「私は時間稼ぎ麻雀は苦手」「粘りが弱い」って認識してるしね -- 名無しさん (2023-10-23 20:50:19) #comment #areaedit(end) }

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