的場陣(五星戦隊ダイレンジャー)

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&font(#6495ED){登録日}:2013/05/27 (月) 00:30:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ※推奨BGM:「五星戦隊ダイレンジャー(インストゥルメンタル)」 #center{&b(){&color(red){恐ろしいスピードの拳を持つ男・&color(crimson, black){的場陣}。}} &b(){&color(red){道士、俺が奴に負けるって言うのか!?}} &b(){&color(red){そして現れた壺道人に、俺達の拳法が通じねえ!}} &b(){五星戦隊ダイレンジャー!} &b(){&sizex(6){嫌な嫌な嫌な奴}} &b(){&color(red){陣のスピードを見切り、奴を倒す!!}}} #include(テンプレ2) #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){俺の拳を、貴様の血で洗ってやる!}}}} &b(){&color(crimson,black){&ruby(まとばじん){的場陣}}}とは、『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』の登場人物である。 演:[[広瀬匠>広瀬裕]] #contents *【概要】 究極の殺人拳とされる闇空手、豹牙流邪心拳の使い手。 かつて修行中に崖から落ちそうになり師匠に助けを求めたが、「このままでは2人とも落ちる」と掴んでいた左手に刃物を突きつけられる(そのため、左手は[[義手>義手/義足]]になっている)。 それ以後、一拳士として生きることに異常に執着し、&bold(){『拳法は人を殺めるための技』}という持論の下、数多の武術家を襲い、殺害していた。 [[普段はキザな佇まいを見せるが、激昂すると言葉遣いが荒くなる。>ドクター・ケンプ/月形剣史]] [["天火星"亮>リュウレンジャー/"天火星"亮]]と出会って以来、劇中で何度も彼と激突、激しい戦いを繰り広げた。 *【得意技】 ・豹牙流奥義・邪神風拳 [[凄まじい速度の拳を相手に叩きこみ>パンチ(技)]]、顔面に止めの一撃を食らわす技。初戦で亮を倒した他、[[ザイドス>ザイドス少佐]]戦でも使用。 ・豹牙流新奥義・魔道妖拳蜘蛛の舞 第35話冒頭で習得。蜘蛛の糸で相手の動きを封じ、腹に強烈な拳を加える。 食らった相手の腹には蜘蛛の紋章が描かれ、それが首に達した時に死に至る。敵に激痛と死の恐怖を与える恐ろしい技。 ・魔道破壊破 妖魔のエネルギーを集中させ放つ技。 *【以下、活躍】 **第26話「嫌な嫌な嫌な奴」 街中で剣道師範を襲撃していたところを、たまたま現場に居合わせた亮に妨害され、少し手合わせをした後、撤退した。 この時、拳の風圧だけで皮膚を切り、拳士としての格の違いを見せている。 後日、再び道場破りで剣道師範を破った後、「一人の拳士として戦ったのなら、お前に勝ち目はない」という道士嘉挧の忠告を無視した亮と初対決。 スマートな技の応酬で終始優勢だったが、気力技を受けたことに激怒し、邪神風拳で亮を完膚無きまでに叩きのめした。 **第27話「最終拳だだだッ」 病院で大林寺拳法の老師を殺害後、師匠の娘の亜紀に罪を重ねないように咎められる(この時の回想から、陣が元々優しい性格だったこと、 亜紀とは恋仲であったことがうかがえる)。 だが陣は、俺に構うなとだけ言い残し立ち去る。 その後、浜辺で亮と再戦。邪神風拳を繰り出すも、大リーグボール養s(ryで瞬発力と動体視力を鍛えた亮に完全に見切られ、更に駆けつけた亜紀の声に反応した一瞬の隙を突かれ、怒涛の攻撃・「天火星秘技・流星閃光」を受けて敗れた。 敗北後、ザイドスから心の甘さを指摘され、&b(){「心を捨てれば完璧な拳士になれる」}と吹き込まれる。 直後に陣を見つけた亜紀によりを戻すよう頼まれるが、完璧な拳士になるため彼女に手をかける。そして、妖魔のエネルギーを浴びて&bold(){魔拳士ジン}として生まれ変わった。 その後、ザイドスに部下になるように命令されるも拒否し、一人で戦いに専念することを宣言した。 **第35話「新奥義 クモの舞」 魔道妖拳蜘蛛の舞を習得し、亮にリベンジを挑む。速攻で蜘蛛の舞をお見舞いし、彼を恐怖のどん底に落とした。 他のダイレンジャーのメンバーも圧倒、全員に蜘蛛の紋章を刻み込み、更に友情を弱者の証と切り捨てた。 だが、日本舞踊の奥義、「平常心」を仲間との絆を以て習得、恐怖心を克服した亮に蜘蛛の舞を攻略された。そしてリュウレンジャーとの一騎打ちの最中に、ザイドスが連れてきた大筒軍曹が放った大筒雷撃拳から亮を庇い倒れる。 その後、貴様を倒すのは俺だと言い立ち去るが、ザイドスに捕まり、何処かへ連れ去られる。 **第39話「魔拳 落日に散る」 牢獄に入れられた陣はその場で力尽きていた…… かに見えたが、それは看守のコットポトロの隙を突くための死んだフリだった。 かくして陣は看守を鎖で絞め殺し、鍵を奪い脱走する。 #center{&bold(){&color(crimson,black){生き延びてやる……!}}} #center{&bold(){&color(crimson,black){何としても……そして倒す!}}} #center{&bold(){&color(crimson,black){ザイドス……そして亮……!!}}} 一方、亮は公園で仲間と共に草野球をしながら平穏なひと時を過ごしていた。 しかし、大筒軍曹の攻撃からなぜ自身を庇ったのかと気が気でならなかった。 将児がヒットしたことでボールを探す中、亮は倒れていた陣を発見し、彼の家で看病することにした。 当然、宿敵による介抱を快く思わない陣は決着をつけようとするが、満足に戦えるような状態ではなかった。 だがその一方で、同時期に真夜中に人々が謎の怪物に襲われる事件が相次いでいた。 ある朝、陣は自分の体に異変が起きていることに気づき動揺する。 その後、なぜ自分を助けたのかと問うと、亮はこう答える。 #center{&bold(){&color(red){ホント言うとな、自分でもよくわからないんだ。}}} #center{&bold(){&color(red){ひょっとしたら……俺はお前と同じ理由で、お前を助けたのかもしれない。}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(red){『お前を倒すのは……俺だ。一人の拳士として』……。}}}} それを聞いた陣は、&b(){&color(crimson,black){「もし俺が拳士でなく心を無くした怪物になった時……その時は、お前の手で俺を殺してくれ!!」}}と妙なことを言いだすが… 以下ネタバレ 怪物の名は&bold(){&color(darkgray,black){餓狼鬼}}といい、陣がザイドスにその細胞を埋め込まれて変化したものであった。 突然陣は苦しみだし、亮の前から立ち去り餓狼鬼に変身した。餓狼鬼はダイレンジャーと戦闘になり、テンマレンジャーから大輪剣を右手に受けて退散する。 直後に亮が右腕を怪我した陣を発見、他のメンバーが合流したところで、怪物の正体が陣であったことが明らかになった。 再び餓狼鬼になった陣との戦闘中に「急所は胸にある」と陣に聞いたリュウレンジャーは、スターソードを餓狼鬼の胸部に突き刺すも、深さが足りず窮地に陥る。 だが、ザイドスの思惑通りにはさせまいと、陣は自分の意志でスターソードを深く差し込もうとした。 #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){俺は拳士……!}}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){貴様の思い通りにはさせんぞ!ザイドス!!}}}} このままでは餓狼鬼共々消滅すると、やむなくザイドスは2人を分離した。 そして、コットポトロの大群を相手に、亮と共闘する覚悟を決める。 #center{&bold(){&color(red){やれるか、陣!}}} #center{&bold(){&color(crimson,black){……うむ!}}} #center{&bold(){&color(red){行くぞォォォッ!!}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(red){気力転身!!}}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){魔性降臨!!}}}} そしてコットポトロをなぎ倒し、ザイドスと対峙する陣は、一進一退の勝負で邪神風拳を食らわせる。 しかし完全に仕留められず、妖力で反撃を受けた。 ダイレンジャーも餓狼鬼をスーパー気力バズーカで倒した後、倒れ込んだ陣の下へ駆けつける。 陣は最後の力を振り絞り、拳士として亮と最後の一騎打ちを挑む。 そして、亮の寸止めで決着が付くも、やはり甘いと言い、&bold(){&color(crimson,black){「拳士は私情を乗り越えることも必要だ」}}と忠告する。                   #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){これ以上お前のそばにいたら、俺が俺でなくなってしまう!}}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(crimson,black){世話ばかりかけちまったな、亮。}}}} #center{&bold(){&sizex(6){&color(crimson,black){……ありがとう。}}}} それだけを言い残し、怪我を押して亮の前から姿を消した。 ダイレンジャー、そして亮はその背中を消えゆくまで、ただ見送ることしかできなかった。 ラストシーン。落日の砂丘を一人歩く陣の前に、ザイドス率いるコットポトロ部隊が引導を渡しに現れた。 だが陣は恐れることなく得意のコイントスをした直後、不敵な笑みを浮かべ敵の大群に立ち向かう。 夕陽を背にコットポトロを一人、また一人血祭りにあげていく魔拳士。 そして、ザイドスに飛び掛かり…… #center{&bold(){&sizex(7){&color(crimson,black){ハァッ!!!!!}}}} 同時にコットポトロのマシンガンが一斉に火を噴いた。 鳴り響く銃声。 そしてコインが砂の上に落ちた。 今まで必ずキャッチしていたコインが落ちた。 それが意味することは…… 第47話と第48話では幻として登場。ダイレンジャーの解散で悩み、ザイドスの猛攻に苦戦する亮を叱咤激励した。 最後はゴーマ3ちゃんズやクジャクなどと共にダイレンジャーを見守る仲間の一人となっている。 *【余談】 上述の人物像や登場回の脚本が[[井上敏樹]]氏である事からもわかる通り、陣は井上キャラの1人である。 平成最後に放送された『[[仮面ライダージオウ]]』に登場した[[北島祐子>アナザーキバ(仮面ライダージオウ)]]は陣のオマージュとも呼べる悪役であった。 また、井上氏が手掛けた『[[暴太郎戦隊ドンブラザーズ]]』に登場した[[五星鬼>はなたかえれじい(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]もまた、『ダイレンジャー』モチーフの[[怪人>ヒトツ鬼(暴太郎戦隊ドンブラザーズ)]]にして陣のオマージュが多く盛り込まれている。 #center{&bold(){&color(crimson,black){俺の項目を、貴様の追記・修正で洗ってやる!}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 的場陣/魔拳士ジン ID:1337946532があります。新規項目申請ページにちゃんと申請してくださらずに勝手に立てて、元項目が見つかると顰蹙を買いますよ。 -- 名無しさん (2013-05-27 00:51:12) - 子供心に重苦しい雰囲気で憂鬱になったな。落ちたコインに、風に吹かれた砂粒がパラパラかかるんだがそれがなんとも... -- 名無しさん (2014-04-13 00:17:27) - 広瀬さんがカッコ良すぎて、登場数の割に凄く印象に残ってる。最後の夕日をバックに戦い散っていく姿が本当にカッコよすぎた。 -- 名無しさん (2016-04-24 15:18:24) - 恋人の亜紀が気の毒なゲストキャラだと思った -- 名無しさん (2022-12-01 10:58:05) - 壷道人攻略のための足掛かりにされた上に負けて本格的に闇落ち。しかしこの回のザイドスの知能レベル急に高くなったな -- 名無しさん (2022-12-03 19:31:59) #comment #areaedit(end) }
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だが、日本舞踊の奥義、「平常心」を仲間との絆を以て習得、恐怖心を克服した亮に蜘蛛の舞を攻略された。そしてリュウレンジャーとの一騎打ちの最中に、ザイドスが連れてきた大筒軍曹が放った大筒雷撃拳から亮を庇い倒れる。 その後、貴様を倒すのは俺だと言い立ち去るが、ザイドスに捕まり、何処かへ連れ去られる。 **第39話「魔拳 落日に散る」 牢獄に入れられた陣はその場で力尽きていた…… かに見えたが、それは看守のコットポトロの隙を突くための死んだフリだった。 かくして陣は看守を鎖で絞め殺し、鍵を奪い脱走する。 #center{&bold(){&color(crimson,black){生き延びてやる……!}}} #center{&bold(){&color(crimson,black){何としても……そして倒す!}}} #center{&bold(){&color(crimson,black){ザイドス……そして亮……!!}}} 一方、亮は公園で仲間と共に草野球をしながら平穏なひと時を過ごしていた。 しかし、大筒軍曹の攻撃からなぜ自身を庇ったのかと気が気でならなかった。 将児がヒットしたことでボールを探す中、亮は倒れていた陣を発見し、彼の家で看病することにした。 当然、宿敵による介抱を快く思わない陣は決着をつけようとするが、満足に戦えるような状態ではなかった。 だがその一方で、同時期に真夜中に人々が謎の怪物に襲われる事件が相次いでいた。 ある朝、陣は自分の体に異変が起きていることに気づき動揺する。 その後、なぜ自分を助けたのかと問うと、亮はこう答える。 #center{&bold(){&color(red){ホント言うとな、自分でもよくわからないんだ。}}} #center{&bold(){&color(red){ひょっとしたら……俺はお前と同じ理由で、お前を助けたのかもしれない。}}} #center{&bold(){&sizex(5){&color(red){『お前を倒すのは……俺だ。一人の拳士として』……。}}}} それを聞いた陣は、&b(){&color(crimson,black){「もし俺が拳士でなく心を無くした怪物になった時……その時は、お前の手で俺を殺してくれ!!」}}と妙なことを言いだすが… 以下ネタバレ 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