未来融合-フューチャー・フュージョン

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/11(火) 22:05:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #blockquote(){永続魔法 自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を 融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。} POWER OF THE DUELISTで登場したカード。 数ある[[融合>融合(遊戯王OCG)]]関連カードの中でも特に優れた効果を持つ一枚である。 普通融合召喚のためには手札か場にカードを揃えなければればならないが、 このカードがあればたとえ何体素材が必要であろうと手札一枚で融合召喚をすることができる。&bold(){[[アクア・ドラゴン>アクア・ドラゴン(遊戯王OCG)]]も出せる}。出さなくてもいいけど。   だが召喚するまでに2ターンのタイムラグがあり、デュエルが高速化した現在の環境では融合モンスターを出す前に決着がつくこともめずらしくない。 また、召喚することができたとしてもリビデと同じようにサイクロン一発で除去されてしまうため場持ちも悪い。 しかしこのカードは、基本的に&font(#ff0000){融合召喚のために使われることはない}。 注目すべきはその圧倒的な&font(#ff0000){墓地肥やし能力}である。素材指定がゆるい融合モンスターを指定すれば多種多様なモンスターを墓地送りにできる。 これをフル活用したのがかの有名な[[未来オーバー>未来オーバー(遊戯王OCG)]]である。 融合素材に[[キメラテック・オーバー・ドラゴン>キメラテック・オーバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]を指定し大量に機械族モンスターを墓地へ送り、 オーバーロード・フュージョンで融合して超攻撃力のキメラテックで殴るという単純かつ豪快なデッキであり、かつての環境で大暴れした。   また[[F・G・D>F・G・D(遊戯王OCG)]]はドラゴン族モンスター5体を融合素材としており、&font(#ff0000){早い話が制限カードであるおろかな埋葬5枚分の働き}になる。 白石を落とし手札に[[社長の嫁>青眼の白龍]]を3枚手札に呼び込むも良し、[[レダメ>レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]とワイバーンを落とし、 返しのターンでドラゴン族を大量展開するのも良しである。ドラゴン族を墓地融合できる龍の鏡とも相性がいい。が、こいつの存在が後に悲劇を起こすことに… [[ジェムナイト]]ならば[[ジルコニア]]やマスター・ダイヤを選択すれば全てのジェムナイトを墓地に送ることができる。 特に[[ラズリー>ジェムナイト・ラズリー(遊戯王OCG)]]を墓地へ送れせばバニラモンスターだけとはいえ、手札を補充することが可能。 墓地にいったラズリーはジェムナイト・フュージョンのコストにでもしよう。   同じデュエルターミナル出身のカード&font(#800080){始まりの}[[ワーム>ワーム(遊戯王OCG)]]ことワーム・ゼロは &bold(){イラストからしてこのカードを使って出せと言っているようなものである}。 ワーム・ヴィクトリーのリバース効果でモンスターを除去した後、 未来融合で墓地を肥やし超攻撃力となってダイレクトアタックをする戦法は前述の未来オーバーのように単純にして強力。 その為、【ワーム】は型によっては何が何でも数ターン以内にこのカードを手札に加え、 あとはこのカードの効果でデッキの半分以上を墓地に捨て…というタイプすらあったほど。 HEROデッキでは、[[属性融合>E・HERO(属性融合)]]HEROを指定すれば三幻神と[[ホルアクティ>光の創造神 ホルアクティ]]以外の全てのモンスターを墓地に送れる。 また永続魔法ゆえに[[ゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]との相性が良い。(ゼピュロスの項目参照) その性質を利用し、かつてはこれが初手に来れば[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]まで呼ぶ事ができたが、バルブの規制で消滅した。 その他にも[[デュアル>デュアルモンスター(遊戯王OCG)]]・[[裏サイバー>サイバー・ダーク(遊戯王OCG)]]・ビークロイドなどにも採用できる。 このように非常に優秀な効果を持つカードなため、登場してからわずか&font(#ff0000){三ヶ月半}で制限カードとなった。   アニメではGXにて[[ヘルカイザー>丸藤亮]]などが使用。カイザーは主にサイバー・エンドの召喚に使っていた。 また、[[ミスターT>ミスターT(遊戯王GX)]]は&font(#ff0000){未来融合→龍の鏡でF・G・D→スキドレ}という鬼畜な流れで十代を苦しめた。 まあ[[鬼畜モグラ>N・グラン・モール]]からの[[オネスト]]使ってくる十代も十代だが。 なおアニメ登場時は以下の効果だった。 #blockquote(){&font(#ff0000){装備}魔法 デッキから融合素材モンスターを墓地に送って 融合デッキから融合モンスター1体を特殊召喚し、 このカードを装備する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できず、 デュエル中に生け贄に捧げることもできない。 このカードが破壊されたとき、装備モンスターを破壊する。} アニメでは[[デッキから融合>シャドール]]するため「未来融合」、 OCGでは2ターン後の未来に融合するため「未来融合」となっている。 効果は完全に別物だがイカレ具合はどっちもどっち。 実質手札一枚で大型モンスターを呼べてしまう上に、バーン効果等のフィニッシャー型モンスターや無効化系の制圧型モンスターを状況に合わせて使い分ければ攻撃できないデメリットもほとんど気にならない。 オリジナル効果にしろOCG効果にしろ、もしカードの種類が装備のままだったらどうなっていたかは[[お察し下さい>アームズ・ホール(遊戯王OCG)]]。 ちなみにタッグフォース2でカイザーは手札にオーバーロード・フュージョンが無いのにこのカードを使用し、 結果&font(#ff0000){自分フィールドを焼け野原}にするというあまりにもアホなAIだった(通称&font(#ff0000){バカイザー})。 でもなんだかんで制限である内は結構バランスのいいカードであることもまた事実で、 強いだけでなく、[[ファンデッキ]]との相性もいい根強い人気のある良カードである。 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}   それから月日は流れ…… 『[[ストラクチャーデッキ-ドラゴニック・レギオン->ストラクチャーデッキ(遊戯王OCG)]]』が発売され、【カオス・ドラゴン】というデッキが登場。 このデッキは墓地肥やしが肝であり、高速でドラゴン族を墓地に送ればエクリプス経由のレダメとカオス・ドラゴンを使っての大量展開による1キルが可能。 そこで目を付けられたのが遊戯王伝統コンボであるこのカードとF・G・Dとのコンビであり主に海外で大暴れし&font(#ff0000){手札に未来融合さえくれば勝ち}とまで言われた。 結果このカードは&font(#ff0000){禁止カード}となり、他の無関係なデッキ、特にまともなファンデッキが被害を受けることとなった。   キメラテック「ちくしょおおおおおおおおおおおおお!!!!」 ワーム・ゼロ「絶対に許さない。顔も見たくない」 属性融合HERO「返せよ、俺達の未来融合を返せよ!」 F・G・D「俺は悪くない。あんなストラク出したコンマイが悪い(棒」 なお、このカード禁止後、&font(#ff0000){次の制限改正前に}「ドラゴンが墓地に=冗談の様な大量展開」を行える[[征竜>征竜(遊戯王OCG) ]]が登場した。 つまりこのカードの規制が1回遅れていたならば未来融合と征竜が共演していた事になる。&font(#ff0000){まさにニアミス}。 このカードの禁止後でもヤバかったのに、もし奴らがこのカードと共演していたら……(;゜ Д ゜) HEROでも単純に墓地肥しやワンキルルートに使われ、 素材を送っただけで直接アドを稼ぐ上に素材縛りが緩い[[シャドール]]もいるためエラッタ無しでの禁止解除は絶望的と思われる。 融合素材の縛りが緩い融合モンスターも日々増えてるし。   そして…… #blockquote(){永続魔法 (1):&bold(){このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する}。 自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、 そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 (2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカード(1)の効果で確認したモンスターと同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。} 2017年1月から制限復帰するとともにエラッタされた。 最大の違いは発動した時点では何もせず、次の自分のターンに改めて発動し墓地送りとなる点。ちゃんと未来%%墓地肥やし%%「融合」するように。 これで即時高速墓地肥やしができなくなった。&font(l){いくら融合として使われないからって} [[ゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]等のバウンス使いまわしコンボも事実上不可能となった。 とはいえあくまで融合召喚を目的としている場合には特に変更は無し。 ただこちらは(2)として分離されたことで融合召喚時にチェーンブロックを作る裁定となっているのでその点だけは注意。 また遅くなったとは言え、墓地肥やし能力自体はそのまま。 相手に使われたら、次のターンまでには何が何でも除去しないとエライことになる。 このエラッタ分は12月17日発売の20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEに再録された。 なお未来融合以外にも5枚の[[禁>レスキューキャット]][[止>氷結界の龍 ブリューナク]][[カ>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]][[ー>洗脳]][[ド>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]]がエラッタされ、このパックにまとめて再録された。 &font(l){冬の大規模エラッタ祭り} また、2023年にはVジャンプ8月号の付属カードでオーバーロード・フュージョンと合体したまさかのリメイク版が登場。 #blockquote(){《超未来融合-オーバーフューチャー・フュージョン》 永続魔法 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる (このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。 ●EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、 そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送る。 このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できず、 そのモンスター効果を発動できない。 ●自分の墓地のモンスターを融合素材として除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。} 未来融合を意識した前半の効果は、素材に記されたモンスター限定・1枚だけ・墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターが特殊召喚出来ず効果も発動出来ない、とかなりキツめの制約が課されており、落としたモンスターを融合素材にするぐらいしか活用出来なくなっている。 その代わり、エラッタされてタイムラグが出る様になったリメイク元と違って即座に融合素材を墓地へ送れる様になっているため、足りないキーカードを落としてそのターン中に墓地融合を狙いに行けるのは明確な利点。 また、維持出来れば毎ターン墓地送りも可能。 後半の効果はオーバーロード・フュージョンの効果そのまま。事前に墓地が肥えている前提となるが、前半の効果で[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]を落として即座にキメラテック・オーバー・ドラゴンの融合召喚が可能。 総じて爆発力は失ったが、墓地肥やしと墓地融合の手段を同時に確保して安定性を上げた【未来オーバー】の再現と言える。 追記・修正は2ターン後にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメだと発動ターンで呼べるから攻撃できないデメリットがあっても全然未来って感じがしない -- 名無しさん (2014-08-19 08:41:55) - デッキの中のカードという本来未来で引くカードを使って融合するって解釈で出来なくもないかも -- 名無しさん (2014-08-19 11:32:26) - 落とせるのが「カード名で指定されているモンスターのみ」にエラッタされれば釈放くるかも。 -- 名無しさん (2014-08-19 12:07:49) - ↑F・G・D「おっ、そうだな!」キメラオーバー「いい案DA!」 -- 名無しさん (2014-09-15 10:49:19) - ↑2そうしないと今度はシャドールに悪用されるからな…… -- 名無しさん (2014-09-15 11:20:33) - ↑×3 エリクシーラー「そろそろ我らもアップするか…」テンペスター「そうだな」 -- 名無しさん (2014-09-15 18:17:02) - カオスドラゴンだけ? レダメと違って聖刻では使われなかったのか? -- 名無しさん (2014-09-15 19:44:53) - ↑俺は使ってたなぁ。エネアードで薙ぎ払ってFGDと二体で殴ればちょうどワンキルできる -- 名無しさん (2014-09-16 11:37:52) - ↑5お前らドラゴン族五体とかサイドラ+機械族じゃん、カード名が指定されてるってたとえばサイバーエンドみたいにサイバードラゴン+サイバードラゴン+サイバードラゴンみたいなの -- 名無しさん (2014-09-16 13:36:30) - 征竜が居る限りはエラッタ無しでの帰還は不可能だろうなぁ。 -- 名無しさん (2014-12-27 15:23:43) - 混沌帝龍がエラッタされて戻って来たからこっちも… -- 名無しさん (2014-12-27 15:30:05) - ↑YA☆ME☆RO -- 名無しさん (2014-12-27 16:11:27) - まだ本格的にやってなかったころTF4でワーム使いの少年にこれとゼロでボコされて衝撃的だった -- 名無しさん (2015-02-22 06:58:02) - このカード1枚返すために禁止になる融合モンスターの数を考えるとエラッタでもされない限り復帰は -- 名無しさん (2015-03-15 10:23:21) - エラッタかけるなら墓地肥やし丸ごと削除+対象をツインとエンドのみにするとか?猫や突然変異にも言える事だけど、この手のカードデザインを縛るような一枚って解除されるイメージが見えないなぁ。 -- 名無しさん (2015-03-15 14:03:05) - ↑を書いて気づいたが、最近のコナミはだから専用サポートばっかり出してるんだな。汎用サポートはバランス取りが難しく制御も困難だから。(そもそもバランス取る事放棄してる?ああ!) -- 名無しさん (2015-03-15 14:26:28) - 名前指定されてる奴のみ出せるとかならなぁ -- 名無しさん (2015-04-06 21:39:31) - ↑3融合素材をデッキから除外じゃダメなん?懸念材料である征竜は禁止ネクロフェイスは融合先が少ないから何とかなりそうだが・・・ -- 名無しさん (2015-04-06 21:54:45) - そうなると今度は使い道が -- 名無しさん (2015-06-11 09:54:09) - ワームゼロぇ… インフェルノイドは類似カードを貰ったってのに… -- 名無しさん (2015-06-11 10:24:11) - せめて、ワームにはデッキからの専用融合上げていいと思うの -- 名無しさん (2015-06-11 10:32:55) - エラッタされたことによりさらに名前通りのカードになったな。基本的に的が仕事だろうけど… -- 名無しさん (2016-12-15 10:53:53) - そして、キングジェ〇ダーになるんですねわかります! -- 名無しさん (2016-12-15 11:24:08) - ティエラを指定すればデッキの全インフェルノイドを墓地送りに出来るからこのエラッタは妥当だよなぁ… でも「全部の融合素材をカード名で指定している融合モンスター」限定みたいな感じして欲しかった… -- 名無しさん (2016-12-21 21:41:55) - ↑ワームを忘れるなよ?エラッタ万歳 -- 名無しさん (2016-12-21 21:53:59) - ↑忘れてないよ。ただ、インフェルノイドの方が相性良過ぎてヤバイ事になるからね… -- 名無しさん (2016-12-21 21:59:19) - クインテットの登場でまた変わりそう……コイツでエクゾパーツ全部落とせる。 -- 名無しさん (2018-01-15 19:18:34) - 素材は、墓地送りではなく、除外にすればよかったかも…… -- 名無しさん (2020-01-08 18:36:45) - ↑このカードの登場時はまだ次元融合も異次元からの帰還も使えたから除外でも暴れまわったんじゃないかな… -- 名無しさん (2020-09-24 16:32:41) - 相手エンドフェイズに手札から永続魔法発動できる手札誘発が実装されればワンチャン -- 名無しさん (2020-10-09 14:50:15) - 忘れられかけてるけど超パワーカードではあるんだよね。なんらかのコンボができて高騰した時のためにとってある -- 名無しさん (2023-03-10 22:16:59) - ↑今でも通れば強いことに違いはないからなぁ。とにかく出せば勝ちな融合モンスターでも出れば全力で未来融合を通すデッキも出てくるか -- 名無しさん (2023-03-20 09:56:29) - 超フューチャーはもうリメイクというより完全な別物だな -- 名無しさん (2023-07-08 09:44:29) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/11(火) 22:05:11 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #blockquote(){永続魔法 自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、確認した融合モンスター1体を 融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。} POWER OF THE DUELISTで登場したカード。 数ある[[融合>融合(遊戯王OCG)]]関連カードの中でも特に優れた効果を持つ一枚である。 普通融合召喚のためには手札か場にカードを揃えなければればならないが、 このカードがあればたとえ何体素材が必要であろうと手札一枚で融合召喚をすることができる。&bold(){《[[アクア・ドラゴン>アクア・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》も出せる}。出さなくてもいいけど。   だが召喚するまでに2ターンのタイムラグがあり、デュエルが高速化した現在の環境では融合モンスターを出す前に決着がつくこともめずらしくない。 また、召喚することができたとしてもリビデと同じように《[[サイクロン>サイクロン(遊戯王OCG)]]》一発で除去されてしまうため場持ちも悪い。 しかしこのカードは、基本的に&font(#ff0000){融合召喚のために使われることはない}。 注目すべきはその圧倒的な&font(#ff0000){墓地肥やし能力}である。素材指定がゆるい融合モンスターを指定すれば多種多様なモンスターを墓地送りにできる。 これをフル活用したのがかの有名な[[【未来オーバー】>未来オーバー(遊戯王OCG)]]である。 融合素材に《[[キメラテック・オーバー・ドラゴン>キメラテック・オーバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》を指定し大量に機械族モンスターを墓地へ送り、 《オーバーロード・フュージョン》で融合して超攻撃力のキメラテックで殴るという単純かつ豪快なデッキであり、かつての環境で大暴れした。   また《[[F・G・D>F・G・D(遊戯王OCG)]]》はドラゴン族モンスター5体を融合素材としており、&font(#ff0000){早い話が制限カードであるおろかな埋葬5枚分の働き}になる。 白石を落とし手札に《[[青眼の白龍]]》を3枚手札に呼び込むも良し、《[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]》とワイバーンを落とし、 返しのターンでドラゴン族を大量展開するのも良しである。ドラゴン族を墓地融合できる龍の鏡とも相性がいい。が、こいつの存在が後に悲劇を起こすことに… [[ジェムナイト]]ならば[[ジルコニア]]やマスター・ダイヤを選択すれば全てのジェムナイトを墓地に送ることができる。 特に[[ラズリー>ジェムナイト・ラズリー(遊戯王OCG)]]を墓地へ送れせばバニラモンスターだけとはいえ、手札を補充することが可能。 墓地にいったラズリーはジェムナイト・フュージョンのコストにでもしよう。   同じデュエルターミナル出身のカード&font(#800080){始まりの}[[ワーム>ワーム(遊戯王OCG)]]ことワーム・ゼロは &bold(){イラストからしてこのカードを使って出せと言っているようなものである}。 ワーム・ヴィクトリーのリバース効果でモンスターを除去した後、 未来融合で墓地を肥やし超攻撃力となってダイレクトアタックをする戦法は前述の未来オーバーのように単純にして強力。 その為、【ワーム】は型によっては何が何でも数ターン以内にこのカードを手札に加え、 あとはこのカードの効果でデッキの半分以上を墓地に捨て…というタイプすらあったほど。 HEROデッキでは、[[属性融合>E・HERO(属性融合)]]HEROを指定すれば三幻神と[[ホルアクティ>光の創造神 ホルアクティ]]以外の全てのモンスターを墓地に送れる。 また永続魔法ゆえに[[ゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]との相性が良い。(ゼピュロスの項目参照) その性質を利用し、かつてはこれが初手に来れば[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]まで呼ぶ事ができたが、バルブの規制で消滅した。 その他にも[[デュアル>デュアルモンスター(遊戯王OCG)]]・[[裏サイバー>サイバー・ダーク(遊戯王OCG)]]・ビークロイドなどにも採用できる。 このように非常に優秀な効果を持つカードなため、登場してからわずか&font(#ff0000){三ヶ月半}で制限カードとなった。   アニメではGXにて[[ヘルカイザー>丸藤亮]]などが使用。カイザーは主にサイバー・エンドの召喚に使っていた。 また、[[ミスターT>ミスターT(遊戯王GX)]]は&font(#ff0000){未来融合→龍の鏡でF・G・D→スキドレ}という鬼畜な流れで十代を苦しめた。 まあ[[鬼畜モグラ>N・グラン・モール]]からの[[オネスト]]使ってくる十代も十代だが。 なおアニメ登場時は以下の効果だった。 #blockquote(){&font(#ff0000){装備}魔法 デッキから融合素材モンスターを墓地に送って 融合デッキから融合モンスター1体を特殊召喚し、 このカードを装備する(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。 この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できず、 デュエル中に生け贄に捧げることもできない。 このカードが破壊されたとき、装備モンスターを破壊する。} アニメでは[[デッキから融合>シャドール]]するため「未来融合」、 OCGでは2ターン後の未来に融合するため「未来融合」となっている。 効果は完全に別物だがイカレ具合はどっちもどっち。 実質手札一枚で大型モンスターを呼べてしまう上に、バーン効果等のフィニッシャー型モンスターや無効化系の制圧型モンスターを状況に合わせて使い分ければ攻撃できないデメリットもほとんど気にならない。 オリジナル効果にしろOCG効果にしろ、もしカードの種類が装備のままだったらどうなっていたかは[[お察し下さい>アームズ・ホール(遊戯王OCG)]]。 ちなみにタッグフォース2でカイザーは手札に《オーバーロード・フュージョン》が無いのにこのカードを使用し、 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HEROでも単純に墓地肥しやワンキルルートに使われ、 素材を送っただけで直接アドを稼ぐ上に素材縛りが緩い[[シャドール]]もいるためエラッタ無しでの禁止解除は絶望的と思われる。 融合素材の縛りが緩い融合モンスターも日々増えてるし。   そして…… #blockquote(){永続魔法 (1):&bold(){このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する}。 自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、 そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。 (2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカード(1)の効果で確認したモンスターと同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。 このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。 そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。} 2017年1月から制限復帰するとともにエラッタされた。 最大の違いは発動した時点では何もせず、次の自分のターンに改めて発動し墓地送りとなる点。ちゃんと未来%%墓地肥やし%%「融合」するように。 これで即時高速墓地肥やしができなくなった。&font(l){いくら融合として使われないからって} 《[[BF-精鋭のゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]》等のバウンス使いまわしコンボも事実上不可能となった。 とはいえあくまで融合召喚を目的としている場合には特に変更は無し。 ただこちらは(2)として分離されたことで融合召喚時にチェーンブロックを作る裁定となっているのでその点だけは注意。 また遅くなったとは言え、墓地肥やし能力自体はそのまま。 相手に使われたら、次のターンまでには何が何でも除去しないとエライことになる。 このエラッタ分は12月17日発売の20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEに再録された。 なお未来融合以外にも5枚の[[禁>レスキューキャット]][[止>氷結界の龍 ブリューナク]][[カ>ゴヨウ・ガーディアン(遊戯王OCG)]][[ー>洗脳]][[ド>王宮シリーズ(遊戯王OCG)]]がエラッタされ、このパックにまとめて再録された。 &font(l){冬の大規模エラッタ祭り} また、2023年にはVジャンプ8月号の付属カードで《オーバーロード・フュージョン》と合体したまさかのリメイク版が登場。 #blockquote(){《超未来融合-オーバーフューチャー・フュージョン》 永続魔法 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる (このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。 ●EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、 そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送る。 このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できず、 そのモンスター効果を発動できない。 ●自分の墓地のモンスターを融合素材として除外し、機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。} 未来融合を意識した前半の効果は、素材に記されたモンスター限定・1枚だけ・墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターが特殊召喚出来ず効果も発動出来ない、とかなりキツめの制約が課されており、落としたモンスターを融合素材にするぐらいしか活用出来なくなっている。 その代わり、エラッタされてタイムラグが出る様になったリメイク元と違って即座に融合素材を墓地へ送れる様になっているため、足りないキーカードを落としてそのターン中に墓地融合を狙いに行けるのは明確な利点。 また、維持出来れば毎ターン墓地送りも可能。 後半の効果は《オーバーロード・フュージョン》の効果そのまま。事前に墓地が肥えている前提となるが、前半の効果で《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》を落として即座に《キメラテック・オーバー・ドラゴン》の融合召喚が可能。 総じて爆発力は失ったが、墓地肥やしと墓地融合の手段を同時に確保して安定性を上げた【未来オーバー】の再現と言える。 追記・修正は2ターン後にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,12) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメだと発動ターンで呼べるから攻撃できないデメリットがあっても全然未来って感じがしない -- 名無しさん (2014-08-19 08:41:55) - デッキの中のカードという本来未来で引くカードを使って融合するって解釈で出来なくもないかも -- 名無しさん (2014-08-19 11:32:26) - 落とせるのが「カード名で指定されているモンスターのみ」にエラッタされれば釈放くるかも。 -- 名無しさん (2014-08-19 12:07:49) - ↑F・G・D「おっ、そうだな!」キメラオーバー「いい案DA!」 -- 名無しさん (2014-09-15 10:49:19) - ↑2そうしないと今度はシャドールに悪用されるからな…… -- 名無しさん (2014-09-15 11:20:33) - ↑×3 エリクシーラー「そろそろ我らもアップするか…」テンペスター「そうだな」 -- 名無しさん (2014-09-15 18:17:02) - カオスドラゴンだけ? レダメと違って聖刻では使われなかったのか? -- 名無しさん (2014-09-15 19:44:53) - ↑俺は使ってたなぁ。エネアードで薙ぎ払ってFGDと二体で殴ればちょうどワンキルできる -- 名無しさん (2014-09-16 11:37:52) - ↑5お前らドラゴン族五体とかサイドラ+機械族じゃん、カード名が指定されてるってたとえばサイバーエンドみたいにサイバードラゴン+サイバードラゴン+サイバードラゴンみたいなの -- 名無しさん (2014-09-16 13:36:30) - 征竜が居る限りはエラッタ無しでの帰還は不可能だろうなぁ。 -- 名無しさん (2014-12-27 15:23:43) - 混沌帝龍がエラッタされて戻って来たからこっちも… -- 名無しさん (2014-12-27 15:30:05) - ↑YA☆ME☆RO -- 名無しさん (2014-12-27 16:11:27) - まだ本格的にやってなかったころTF4でワーム使いの少年にこれとゼロでボコされて衝撃的だった -- 名無しさん (2015-02-22 06:58:02) - このカード1枚返すために禁止になる融合モンスターの数を考えるとエラッタでもされない限り復帰は -- 名無しさん (2015-03-15 10:23:21) - エラッタかけるなら墓地肥やし丸ごと削除+対象をツインとエンドのみにするとか?猫や突然変異にも言える事だけど、この手のカードデザインを縛るような一枚って解除されるイメージが見えないなぁ。 -- 名無しさん (2015-03-15 14:03:05) - ↑を書いて気づいたが、最近のコナミはだから専用サポートばっかり出してるんだな。汎用サポートはバランス取りが難しく制御も困難だから。(そもそもバランス取る事放棄してる?ああ!) -- 名無しさん (2015-03-15 14:26:28) - 名前指定されてる奴のみ出せるとかならなぁ -- 名無しさん (2015-04-06 21:39:31) - ↑3融合素材をデッキから除外じゃダメなん?懸念材料である征竜は禁止ネクロフェイスは融合先が少ないから何とかなりそうだが・・・ -- 名無しさん (2015-04-06 21:54:45) - そうなると今度は使い道が -- 名無しさん (2015-06-11 09:54:09) - ワームゼロぇ… インフェルノイドは類似カードを貰ったってのに… -- 名無しさん (2015-06-11 10:24:11) - せめて、ワームにはデッキからの専用融合上げていいと思うの -- 名無しさん (2015-06-11 10:32:55) - エラッタされたことによりさらに名前通りのカードになったな。基本的に的が仕事だろうけど… -- 名無しさん (2016-12-15 10:53:53) - そして、キングジェ〇ダーになるんですねわかります! -- 名無しさん (2016-12-15 11:24:08) - ティエラを指定すればデッキの全インフェルノイドを墓地送りに出来るからこのエラッタは妥当だよなぁ… でも「全部の融合素材をカード名で指定している融合モンスター」限定みたいな感じして欲しかった… -- 名無しさん (2016-12-21 21:41:55) - ↑ワームを忘れるなよ?エラッタ万歳 -- 名無しさん (2016-12-21 21:53:59) - ↑忘れてないよ。ただ、インフェルノイドの方が相性良過ぎてヤバイ事になるからね… -- 名無しさん (2016-12-21 21:59:19) - クインテットの登場でまた変わりそう……コイツでエクゾパーツ全部落とせる。 -- 名無しさん (2018-01-15 19:18:34) - 素材は、墓地送りではなく、除外にすればよかったかも…… -- 名無しさん (2020-01-08 18:36:45) - ↑このカードの登場時はまだ次元融合も異次元からの帰還も使えたから除外でも暴れまわったんじゃないかな… -- 名無しさん (2020-09-24 16:32:41) - 相手エンドフェイズに手札から永続魔法発動できる手札誘発が実装されればワンチャン -- 名無しさん (2020-10-09 14:50:15) - 忘れられかけてるけど超パワーカードではあるんだよね。なんらかのコンボができて高騰した時のためにとってある -- 名無しさん (2023-03-10 22:16:59) - ↑今でも通れば強いことに違いはないからなぁ。とにかく出せば勝ちな融合モンスターでも出れば全力で未来融合を通すデッキも出てくるか -- 名無しさん (2023-03-20 09:56:29) - 超フューチャーはもうリメイクというより完全な別物だな -- 名無しさん (2023-07-08 09:44:29) #comment #areaedit(end) }

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