新本格魔法少女りすか

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&font(#6495ED){登録日}:2010/05/11(火) 12:06:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(red){……なぜ、魔法はあるの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、変身するの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、大人になるの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、少女なの?}} &color(red){これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」} &color(red){きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、} &bold(){&color(red){魔法は、もうはじまっている!}}} 『''新本格魔法少女りすか''』は著:[[西尾維新]]、イラスト:西村キヌのライトノベル。講談社の雑誌『ファウスト』Vol.1(2003年刊行)から連載された。全4巻。全13話。 *概要 推理小説と魔法バトルを足した作品で、タイトルの通り従来の「魔法少女モノ」には無いダークな雰囲気と頭脳戦が中心で進む異例の内容。 2011年放送のアニメ『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』以降ダークな魔法少女モノが散見されるようになったが、本作はそれらよりはるか以前の2003年に登場している。 一定の評価を受けていて、噂では[[化物語]]・[[刀語]]の次にアニメ化されると言われていた。 ヒロインが「変身」する際の描写など、アニメで映してはいけない部分も多いが……。 3巻発売から1年半後、『ファウスト』Vol.7(2008年)に掲載された第10話を最後に新作の発表が停止。 3巻刊行当時は化物語や刀語で忙しいからと言われていたのだが、刀語終了後も本作は再開されず、いくつもの新シリーズがスタートする中、本作は完全に放置されていた。 2016年に[[物語シリーズ>物語シリーズ(西尾維新)]]とのクロスオーバー小説『[[混物語]]』の1作として、外伝ではあるが久々に執筆された。 その際、今の自分に書けるか不安だったと西尾はインタビューで答えている。 そして2020年、掲載誌を『メフィスト』に移して連載再開し、同年12月に書下ろしを加えて最終巻が発売。同時に文庫版も刊行された。 同年にはウェブ配信の朗読劇として初他メディア化。各回ごとに違う声優が創貴・りすかペアを演じる変則編成となっており、初回では[[いーちゃん>いーちゃん(戯言シリーズ)]]な[[梶裕貴]]と[[玖渚>玖渚友]]な[[悠木碧]]という色々狙った2人が担当した。 さらに第1話のワンシーンが[[真島ヒロ>真島ヒロ(漫画家)]]により漫画化され、ツイッターアカウント「西尾維新公式情報」に掲載された。 2021年から2024年には絵本奈央による漫画版が『別冊少年マガジン』で連載。 *キャラクター **神檎を追う者たち &bold(){供犠創貴(くぎ きずたか)} 主人公。心に茨をもった少年。「魔法使い」使い。 4年生の時、点数稼ぎにりすかに出会い、彼女が「魔法使い」だということを知る。 それ以降、彼女を『駒』として扱っているが、同時に自分も『駒』として使われている。 自分以外を格下扱いしたり、目的の為なら人をも殺せる冷酷な性格。しかし、夢の為に進む人を助けたいと思っている。   &bold(){水倉りすか} 「魔法の王国」長崎県より転入してきた魔法使い。「赤き時の魔女」。主語と述語を逆転させた独特の語り口が癖。 自らの体を傷つけ、血を出すことで魔法を発揮することができる。 そのため、血を流さないで死ぬと自らの命が途絶える。これは、血液に父・神檎によって彼の知りうるありとあらゆる魔法式が刻み込まれているため。 また、水を与えないと2日で死亡するらしい。そのため、乾物系の食べ物が嫌い。 属性「水」、種類「時間」、顕現「操作」。 &bold(){水倉りすか(27歳Ver.)} りすかが一定の血量を流したり、大量出血で死亡すると変身する姿。ただし1分間しかこの姿でいられない。 性格は好戦的で異様にテンションが高い。 あくまで「未来像」だが、どれも残虐な性格になるので末恐ろしい。 そしてなによりエロい。いつもエロいポーズを決めた挿絵付きで登場するけしからん奴。 「泥の底」との戦いの後、人格は10歳モードに戻ったが姿がこれで固定されてしまっている。 &bold(){ツナギ} りすかの父・神檎によって魔法使いとされた「元人間」の少女。肉体年齢は停止しており、重ねた年月は2000年を超える。長崎と日本を隔てる門を管理する「城門管理委員会」の創始者だが、孤高の前線部隊を名乗って活動している。目的は神檎に自分を殺してもらうこと。 属性「肉」、種類「分解」、顕現「咀嚼」。体中に512の口を持ち、魔力を食う(もちろん人間も食える)。 初登場時はこれでりすかを食い殺したが、これに加えて創貴が自身の左手首を追加で食わせていたことでオーバーフロー、吐き出された血から変身した27歳モードのりすかに撃退された。 その後、紆余曲折を経て創貴に与することになった。 **神檎一派 &bold(){水倉神檎(みずくら しんご)} りすかの父親。神類最強の「魔法使い」で、「ニャルラトテップ」を筆頭に665の称号を持つ(本来は666で、りすかに譲った「赤き時の魔女」は元々神檎のもの)。 本人の登場は一切ないが、行く先々で何かしらの事件に関わっているトラブルメーカー。この世界の「魔法使い」は海を渡れないのだが、それを乗り越えてわたらせる「箱舟計画」を配下の「6人の魔法使い」と共にもくろんでいる。 全貌は不明だが、恐らく長崎そのものを船として海を渡るものと思われる。 使えない魔法はないに等しく、死者蘇生もお手の物。ちなみにこれの実験台に自身を使用した経緯から&bold(){自殺歴がある}。 &bold(){人飼無縁(ひとかい むえん)} 「6人の魔法使い」の一人。「眼球倶楽部」。カイゼル髭が特徴の壮年の男。 ひとつの単語に対して「いや、○○というべきかな」と反対表現を続ける語り口が癖。 目を合わせた相手を死に追いやる究極の魔法「魔眼」を持つ「魔眼使い」。 ……が、その実体は&bold(){視線を合わせた相手の心臓を電気ショックで停止させる}というもので、属性は「電気」。 創貴にそのからくりを見破られ、ツナギに襲撃を受ける。想定外の事態に「魔眼使い」の看板を下ろしてまで対抗しようとしたが、全身の口を開き異形と化したツナギの心臓の位置がわからず、食い殺されてしまった。 &bold(){地球木霙(ちきゅうぎ みぞれ)} 「6人の魔法使い」の一人。「回転木馬」。 属性「肉」、種類「増殖」。己の体を任意に改造・増加させることが出来る。 ツナギに捕食され、あっさり撃退されたかに見えたが、実は魔法は継続しており『混物語』で決着を付けることになる。 &bold(){蠅村召香(はえむら しょうか)} 「6人の魔法使い」の一人。「泥の底」。 属性「土」、種類「操作」、顕現「固定」。対象者本人に所有権がないものを完全に「固定」することができる。「固定」されたものはいかなる手段をもってしても動かすことができない。 &bold(){塔キリヤ(とう キリヤ)} 「6人の魔法使い」の一人。「白き暗黒の埋没」。 属性「夢」、種類「創世」、顕現「絶対矛盾」。運命干渉系と精神感応系の両方の性質を持つ特異な「魔法使い」。 対象者を「平行世界」に引き込むことが出来るが、キリヤ本人もその平行世界にいなければならないという制限がある。 &bold(){結島愛媛(ゆいしま えひめ)} 「6人の魔法使い」の一人。「偶数屋敷」。一派の中では珍しいガチ武闘派の魔法使い。 属性「熱」、種類「反応」、顕現「化学反応」。大気中の物質を利用して化学変化を起こさせる。主に炭素を「杭」に変換、生じた熱を利用して射出する使い方を得意とする。 &bold(){水倉鍵(みずくら かぎ)} 「6人の魔法使い」の一人。「名無し(ネイミング)」。 おかっぱ頭の少年。6人の中で唯一「魔法使い」ではなく、また神檎の養子であるため水倉家との血縁関係もない。 しかし、6人の中でもっとも「ニャルラトテップ」に近いといわれている。 **その他 &bold(){陰谷蛇之(かげたに へびゆき)} 真性のロリコン。というかペド。でも紳士。阿良々木暦の心の友。 「影の王国」「豚使い」「鷲豚の輪廻」「赤豚紳士」「悪意の天才」の五つの称号を持つ。 &bold(){水倉破記(みずくら はき)} りすかの従兄で高校三年生。神檎の弟の息子。一度主語と述語を逆転させた文脈で話しかけ、「じゃない」と改めて訂正する、という非常に回りくどい話し方をする。 りすか同様血液に魔法式が仕込まれている。 属性「水」、種類「運命」。破記の血を浴びた者はそれを洗い流さない限り不幸に見舞われ続けることになる。この度合いは破記自身との距離が近いほど致命的になり、遠いほど小さなものになる。 &bold(){火住峠(ひずみ とうげ)} 蛇之の仲間。一匹狼。 全く活躍しないまま退場した可哀想な人。 &bold(){折口きずな(おりくち きずな)} 2巻の回想シーンに登場した創貴の義母で、創貴の父の5番目の妻。自称「未来視の魔法使い」だが、どうもそれは法螺だったらしい。 家事能力0だが明るく面倒見のいい人物であり、元婦警経験や「未来視」をも活かし今の創貴の生き方を前向きにする切っ掛けを作っている。 だが現在の創貴は父から「彼女の死」を暗示する言葉を投げかけられた時謎のフラッシュバックが起きそれを打ち消しており、最終巻ではなぜかある人物が彼女を「魔法少女」と言っているが、その真相は…。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 物語シリーズ自体は好きなんだが、できればコレのアニメ化優先してほしいよなぁ。まあヒロインが(復活するとはいえ)舌噛んで自殺したりする作品がアニメ化出来んのかと言われると疑問だが。 -- 名無しさん (2014-09-06 21:02:36) - とある不十分な小説家に曰く、「知恵と勇気だけで地球を救おうとする小学生と成長と成熟を夢見る魔法少女の物語」 -- 名無しさん (2014-11-17 23:00:59) - 創貴の語りが強烈だったな。最初はなんか好きになれなかったけどだんだんとかっこいいなこいつってなった -- 名無しさん (2014-12-21 02:20:52) - 心に茨を持った少年ってフレーズが絶妙。能力の攻略法が、懸命で熱くてグロテスクでいい意味で小学生チックで好き -- 名無しさん (2015-03-25 01:25:44) - 完結に関してはもう諦めてる。ザレゴトディクショナルで言ってたところの、りすか達を書くことのできる時期を逃しちゃっただろ、これ。 -- 名無しさん (2015-08-19 21:34:31) - ほんとに7年後に連載再開するとは……完結を期待して待ちたい。 -- 名無しさん (2019-11-28 13:32:55) - 失礼、17年後でした。 -- 名無しさん (2019-11-28 13:33:17) - 朗読劇を発表。りすか役が悠木碧なのは同じ魔法少女ものでありながらダーク色の強いまどマギ繋がりからか? -- 名無しさん (2020-09-29 13:47:15) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/05/11(火) 12:06:15 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &bold(){&color(red){……なぜ、魔法はあるの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、変身するの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、大人になるの?}} &bold(){&color(red){……なぜ、少女なの?}} &color(red){これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」} &color(red){きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、} &bold(){&color(red){魔法は、もうはじまっている!}}} 『''新本格魔法少女りすか''』は著:[[西尾維新]]、イラスト:西村キヌのライトノベル。講談社の雑誌『ファウスト』Vol.1(2003年刊行)から連載された。全4巻。全13話。 *概要 推理小説と魔法バトルを足した作品で、タイトルの通り従来の「魔法少女モノ」には無いダークな雰囲気と頭脳戦が中心で進む異例の内容。 2011年放送のアニメ『[[魔法少女まどか☆マギカ]]』以降ダークな魔法少女モノが散見されるようになったが、本作はそれらよりはるか以前の2003年に登場している。 一定の評価を受けていて、噂では[[化物語]]・[[刀語]]の次にアニメ化されると言われていた。 ヒロインが「変身」する際の描写など、アニメで映してはいけない部分も多いが……。 3巻発売から1年半後、『ファウスト』Vol.7(2008年)に掲載された第10話を最後に新作の発表が停止。 3巻刊行当時は化物語や刀語で忙しいからではないかと言われていたのだが、刀語終了後も本作は再開されず、いくつもの新シリーズがスタートする中、本作は完全に放置されていた。 2016年に[[物語シリーズ>物語シリーズ(西尾維新)]]とのクロスオーバー小説『[[混物語]]』の1作として、外伝ではあるが久々に執筆された。 その際、今の自分に書けるか不安だったと西尾はインタビューで答えている。 そして2020年、掲載誌を『メフィスト』に移して連載再開し、同年12月に書下ろしを加えて最終巻が発売。同時に文庫版も刊行された。 同年にはウェブ配信の朗読劇として初他メディア化。各回ごとに違う声優が創貴・りすかペアを演じる変則編成となっており、初回では[[いーちゃん>いーちゃん(戯言シリーズ)]]な[[梶裕貴]]と[[玖渚>玖渚友]]な[[悠木碧]]という色々狙った2人が担当した。 さらに第1話のワンシーンが[[真島ヒロ>真島ヒロ(漫画家)]]により漫画化され、ツイッターアカウント「西尾維新公式情報」に掲載された。 2021年から2024年には絵本奈央による漫画版が『別冊少年マガジン』で連載。 *キャラクター **神檎を追う者たち &bold(){供犠創貴(くぎ きずたか)} 主人公。心に茨をもった少年。「魔法使い」使い。 4年生の時、点数稼ぎにりすかに出会い、彼女が「魔法使い」だということを知る。 それ以降、彼女を『駒』として扱っているが、同時に自分も『駒』として使われている。 自分以外を格下扱いしたり、目的の為なら人をも殺せる冷酷な性格。しかし、夢の為に進む人を助けたいと思っている。   &bold(){水倉りすか} 「魔法の王国」長崎県より転入してきた魔法使い。「赤き時の魔女」。主語と述語を逆転させた独特の語り口が癖。 自らの体を傷つけ、血を出すことで魔法を発揮することができる。 そのため、血を流さないで死ぬと自らの命が途絶える。これは、血液に父・神檎によって彼の知りうるありとあらゆる魔法式が刻み込まれているため。 また、水を与えないと2日で死亡するらしい。そのため、乾物系の食べ物が嫌い。 属性「水」、種類「時間」、顕現「操作」。 &bold(){水倉りすか(27歳Ver.)} りすかが一定の血量を流したり、大量出血で死亡すると変身する姿。ただし1分間しかこの姿でいられない。 性格は好戦的で異様にテンションが高い。 あくまで「未来像」だが、どれも残虐な性格になるので末恐ろしい。 そしてなによりエロい。いつもエロいポーズを決めた挿絵付きで登場するけしからん奴。 「泥の底」との戦いの後、人格は10歳モードに戻ったが姿がこれで固定されてしまっている。 &bold(){ツナギ} りすかの父・神檎によって魔法使いとされた「元人間」の少女。肉体年齢は停止しており、重ねた年月は2000年を超える。長崎と日本を隔てる門を管理する「城門管理委員会」の創始者だが、孤高の前線部隊を名乗って活動している。目的は神檎に自分を殺してもらうこと。 属性「肉」、種類「分解」、顕現「咀嚼」。体中に512の口を持ち、魔力を食う(もちろん人間も食える)。 初登場時はこれでりすかを食い殺したが、これに加えて創貴が自身の左手首を追加で食わせていたことでオーバーフロー、吐き出された血から変身した27歳モードのりすかに撃退された。 その後、紆余曲折を経て創貴に与することになった。 **神檎一派 &bold(){水倉神檎(みずくら しんご)} りすかの父親。神類最強の「魔法使い」で、「ニャルラトテップ」を筆頭に665の称号を持つ(本来は666で、りすかに譲った「赤き時の魔女」は元々神檎のもの)。 本人の登場は一切ないが、行く先々で何かしらの事件に関わっているトラブルメーカー。この世界の「魔法使い」は海を渡れないのだが、それを乗り越えてわたらせる「箱舟計画」を配下の「6人の魔法使い」と共にもくろんでいる。 全貌は不明だが、恐らく長崎そのものを船として海を渡るものと思われる。 使えない魔法はないに等しく、死者蘇生もお手の物。ちなみにこれの実験台に自身を使用した経緯から&bold(){自殺歴がある}。 &bold(){人飼無縁(ひとかい むえん)} 「6人の魔法使い」の一人。「眼球倶楽部」。カイゼル髭が特徴の壮年の男。 ひとつの単語に対して「いや、○○というべきかな」と反対表現を続ける語り口が癖。 目を合わせた相手を死に追いやる究極の魔法「魔眼」を持つ「魔眼使い」。 ……が、その実体は&bold(){視線を合わせた相手の心臓を電気ショックで停止させる}というもので、属性は「電気」。 創貴にそのからくりを見破られ、ツナギに襲撃を受ける。想定外の事態に「魔眼使い」の看板を下ろしてまで対抗しようとしたが、全身の口を開き異形と化したツナギの心臓の位置がわからず、食い殺されてしまった。 &bold(){地球木霙(ちきゅうぎ みぞれ)} 「6人の魔法使い」の一人。「回転木馬」。 属性「肉」、種類「増殖」。己の体を任意に改造・増加させることが出来る。 ツナギに捕食され、あっさり撃退されたかに見えたが、実は魔法は継続しており『混物語』で決着を付けることになる。 &bold(){蠅村召香(はえむら しょうか)} 「6人の魔法使い」の一人。「泥の底」。 属性「土」、種類「操作」、顕現「固定」。対象者本人に所有権がないものを完全に「固定」することができる。「固定」されたものはいかなる手段をもってしても動かすことができない。 &bold(){塔キリヤ(とう キリヤ)} 「6人の魔法使い」の一人。「白き暗黒の埋没」。 属性「夢」、種類「創世」、顕現「絶対矛盾」。運命干渉系と精神感応系の両方の性質を持つ特異な「魔法使い」。 対象者を「平行世界」に引き込むことが出来るが、キリヤ本人もその平行世界にいなければならないという制限がある。 &bold(){結島愛媛(ゆいしま えひめ)} 「6人の魔法使い」の一人。「偶数屋敷」。一派の中では珍しいガチ武闘派の魔法使い。 属性「熱」、種類「反応」、顕現「化学反応」。大気中の物質を利用して化学変化を起こさせる。主に炭素を「杭」に変換、生じた熱を利用して射出する使い方を得意とする。 &bold(){水倉鍵(みずくら かぎ)} 「6人の魔法使い」の一人。「名無し(ネイミング)」。 おかっぱ頭の少年。6人の中で唯一「魔法使い」ではなく、また神檎の養子であるため水倉家との血縁関係もない。 しかし、6人の中でもっとも「ニャルラトテップ」に近いといわれている。 **その他 &bold(){陰谷蛇之(かげたに へびゆき)} 真性のロリコン。というかペド。でも紳士。阿良々木暦の心の友。 「影の王国」「豚使い」「鷲豚の輪廻」「赤豚紳士」「悪意の天才」の五つの称号を持つ。 &bold(){水倉破記(みずくら はき)} りすかの従兄で高校三年生。神檎の弟の息子。一度主語と述語を逆転させた文脈で話しかけ、「じゃない」と改めて訂正する、という非常に回りくどい話し方をする。 りすか同様血液に魔法式が仕込まれている。 属性「水」、種類「運命」。破記の血を浴びた者はそれを洗い流さない限り不幸に見舞われ続けることになる。この度合いは破記自身との距離が近いほど致命的になり、遠いほど小さなものになる。 &bold(){火住峠(ひずみ とうげ)} 蛇之の仲間。一匹狼。 全く活躍しないまま退場した可哀想な人。 &bold(){折口きずな(おりくち きずな)} 2巻の回想シーンに登場した創貴の義母で、創貴の父の5番目の妻。自称「未来視の魔法使い」だが、どうもそれは法螺だったらしい。 家事能力0だが明るく面倒見のいい人物であり、元婦警経験や「未来視」をも活かし今の創貴の生き方を前向きにする切っ掛けを作っている。 だが現在の創貴は父から「彼女の死」を暗示する言葉を投げかけられた時謎のフラッシュバックが起きそれを打ち消しており、最終巻ではなぜかある人物が彼女を「魔法少女」と言っているが、その真相は…。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 物語シリーズ自体は好きなんだが、できればコレのアニメ化優先してほしいよなぁ。まあヒロインが(復活するとはいえ)舌噛んで自殺したりする作品がアニメ化出来んのかと言われると疑問だが。 -- 名無しさん (2014-09-06 21:02:36) - とある不十分な小説家に曰く、「知恵と勇気だけで地球を救おうとする小学生と成長と成熟を夢見る魔法少女の物語」 -- 名無しさん (2014-11-17 23:00:59) - 創貴の語りが強烈だったな。最初はなんか好きになれなかったけどだんだんとかっこいいなこいつってなった -- 名無しさん (2014-12-21 02:20:52) - 心に茨を持った少年ってフレーズが絶妙。能力の攻略法が、懸命で熱くてグロテスクでいい意味で小学生チックで好き -- 名無しさん (2015-03-25 01:25:44) - 完結に関してはもう諦めてる。ザレゴトディクショナルで言ってたところの、りすか達を書くことのできる時期を逃しちゃっただろ、これ。 -- 名無しさん (2015-08-19 21:34:31) - ほんとに7年後に連載再開するとは……完結を期待して待ちたい。 -- 名無しさん (2019-11-28 13:32:55) - 失礼、17年後でした。 -- 名無しさん (2019-11-28 13:33:17) - 朗読劇を発表。りすか役が悠木碧なのは同じ魔法少女ものでありながらダーク色の強いまどマギ繋がりからか? 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