猫の皿(古典落語)

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&font(#6495ED){登録日}:2010/07/20(火) 13:31:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 古典落語の演目の一つ。 テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」でも取り上げられた噺。 比較的短めな演目だが、人間の欲深さを痛快に描いている。 ◆あらすじ 江戸時代。当時の古美術商の中には地方に出かけてお宝を見つけ、所有者を言葉巧みに騙して安値で買い叩き、 それを江戸で金持ちの蒐集家(現代で言うコレクター)に高値で売りつけるという、悪どい商売をしている連中がいた。 そんな古美術商の一人が、あるとき立ち寄った地方の茶店でとんでもない掘り出し物を見つける。 茶店で飼われている[[猫]]の餌用の皿が、何と名匠・柿右衛門の伊万里焼の逸品だったのだ。 古美術商はこれなら江戸でかなりの高値で売れる、それにこんな逸品を猫の皿なんかに使ってる目利きのできない主人ならとりわけ安く交渉できると目論む。 しかしいきなり猫の皿だけ欲しいと言うのは不自然に過ぎるので、 まず「この猫が気に入った、是非引き取らせてはくれないか」ともちかけ、猫を二両で買い取った。 そして「皿が違うと餌も食いにくかろう」と猫の皿も一緒に持ち去ろうとするのだが、主人はもう一つあったボロの餌やり皿を出してきて、頑として柿右衛門の皿を渡さない。 しびれをきらした古美術商に主人は「この伊万里焼の皿は初代柿右衛門の名作なのでお譲りできません」と言い放つ。 予想外の言葉に古美術商は当然の疑問を口にする。 「それを知っていて何故猫の皿に使っている?」 「それが不思議なことに、こうすると時々猫が二両で売れるのです」   ちなみに「柿右衛門の皿」が「高麗の梅鉢茶碗」というバージョンがある。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 今の値段で一両は十五万円くらいで、二両は三十万円!? -- 閲覧者 (2014-02-27 02:57:24) - 因みに江戸時代中期、一般庶民の年収は四両が一般的と聞きました。 -- 名無しさん (2014-09-04 14:41:07) - 補足:基本、貨幣価値は変動が激しく、一両は一万~十万円までの幅があり、一概にいくら、と算出するのは難しいのです。 -- 名無しさん (2014-09-05 07:46:22) - この話が自分が使ってた英語の教科書に載ってた件 -- 名無しさん (2014-09-05 08:53:01) - 英語! -- 名無しさん (2014-09-05 08:56:44) - 上方では時代を昭和に変えて猫の茶碗という演目で演じられてる -- 名無しさん (2019-03-21 20:12:23) - いきなり猫の皿だけ欲しいという猛者はいなかったのか -- 名無しさん (2022-06-04 20:53:07) - ↑売ってくれないとわかって猫をほしがる相手にしかやらないのだとおもわれる -- 名無しさん (2022-06-04 21:01:18) - 週刊ストーリーランドだったけ?実は商人が買う羽目になった猫自体が実は脱走した殿様の猫で高額賞金かかっていたのに……というオチ -- 名無しさん (2022-06-04 23:11:31) #comment #areaedit(end) }
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