ヨロイ軍団(超人機メタルダー)

「ヨロイ軍団(超人機メタルダー)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ヨロイ軍団(超人機メタルダー)」(2024/01/22 (月) 21:15:59) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2012/05/22 Tue 23:29:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ヨロイ軍団員に暑さ寒さは関係ない!} &font(#ff0000){ただ心頭滅却して己の技を磨くのみ!}} ヨロイ軍団とは東映の特撮作品、「[[超人機メタルダー]]」に登場する敵組織・[[ネロス帝国]]四軍団の一つ。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *【概要】 四軍団で唯一の、人間で構成された軍団。 全員がネロス帝国の技術の粋を投じて作られた甲冑や強化服を纏っており、[[サイボーグ>改造人間(サイボーグ)]]化されている者もいる。 元が生身の人間ということもあり、四軍団でも日々の鍛練にかける熱意は並々ならぬものがある。 一言で言うと、バリバリの体育会系。凱聖以外の各階級に二人ずつ軍団員が登場しており、四軍団トップの人数を誇る。 その素性は幼少よりネロスに引き取られ戦士として教育されていた者から、身を持ち崩したスポーツ選手、果ては[[忍者]]まで様々。 それゆえに、ネロス帝国に入るまで、メタルダーと対決するまでにもひとりひとりが重いドラマを背負っており、これが番組の大きな見所 ……になるはずだったのだが、路線変更の煽りをモロに受ける形で番組中盤以降は単なる悪人と化してしまい、 メタルダーの方も一度は共感を覚えた相手すらバッサバッサと真っ二つにするようになり、なんと中盤第26話にて&font(#ff0000){軍団長以外早々に全滅}してしまった。 これは先述の路線変更以外に後半の新展開を想定してのものだったらしいが、番組自体[[打ち切り>打ち切り(テレビ番組)]]になってしまったので、不自然さだけが残ってしまった。 その代わりというべきか、終盤には倒された先代の鎧を受け継いだ二代目が登場したりしている。 よく「なんで二代目になったばかりなのにいきなり暴魂なんだよ」とか突っ込まれるが、海外支部にいた暴魂なり雄闘なりが継承したと考えれば大丈夫だ、問題ない。あるいは功績をあげた軍団員が昇格した可能性もある。 ちなみに先代が着用していた鎧を受け継いだのか、同型の鎧が新造されたのかは不明。 細部のデザインが違っていたりするので後者のような気もするが、前者だったら内側に&font(#ff0000){血やら、汗やら、変な汁やら染み着いてそうで嫌である}。 *【軍団員】 **◎[[凱聖クールギン]] 西洋の[[騎士]]を思わせる銀の甲冑と、[[マント]]を纏ったヨロイ軍団の軍団長。同時に、ネロスの軍師役も務める帝国の実質No.2でもある。 特殊能力は一切持たないが、剣術の腕前は言語を絶するものがあり、第1話でいきなり目覚めたばかりとはいえメタルダーを完膚なきまでに叩きのめした。 以後もメタルダーの宿敵としてたびたび刃を交える。 詳細は上記項目参照。 「&font(#ff0000){ヨロイ軍団凱聖・クールギン。相手をいたす}」 **◎豪将タグスキー・タグスロン 兄のタグスキーは赤の甲冑と額に角二本の鬼面のようなマスク、弟のタグスロンは青の甲冑と額に角一本の鬼面のようなマスクを身に着けた兄弟豪将。 それぞれ幼少期からネロスが直々に叩き込んだ、タグスキーは柳生宗厳の剣術、タグスロンは三井寺浄妙明秀の[[薙刀>ポールウェポン]]術の達人で、予備の武器として短剣を所持。更にタグスキーは左腕にランチャーを装備し、タグスロンは25話で連発式の[[ボウガン>弓]]を使用した。 二人は数々の内部粛清で手柄を立て((ヨロイ軍団雄闘アームリーを反逆罪で、戦闘ロボット軍団爆闘士ロブルを裏切りの罪で、モンスター軍団暴魂ゾルグを二重スパイ罪で、機甲軍団烈闘士グルーゾーを逃亡罪で始末した。))、烈闘士から豪将にまで上り詰めた。 兄弟のコンビネーションは抜群で、メタルダーとは劇場版含め、都合三度対決している。 ただ早くも&font(#ff0000){第10話で他軍団員の噛ませにされる}などどんどん弱体化していった。豪将ェ…… 23話の大運動会での弟くんの暴走ぶりは必見。 「&font(#ff0000){お前は俺の大事な弟を葬った。生かしてはおけん}」 「&font(#ff0000){気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いぁぁぁぁぁぁああああああっ!!!}」 **◎暴魂チューボ 鎧武者風の外見をしており、ネロスの私兵的なタグ兄弟に代わりクールギンの補佐役を務める実質的ナンバー2。 他軍団員からも一目置かれており、合同作戦でリーダー役を務めることもしばしば。責任感も強い((「汚名を挽回する」という言い方が台無しにした感もあるが。))。 暇さえあれば鍛練を欠かさない、汗臭いヨロイ軍団員でも特に暑苦しい人。 冒頭のセリフもこの人の発言である。長剣や兜の前立てを外した手裏剣、[[刺又>ポールウェポン]]などを得物とする。 33話で二代目が登場。37話でゴーストバンクに乗り込んだメタルダーと一騎打ちで戦い敗れ去った。 「&font(#ff0000){クールだねぇ、兄さん。そういう奴ァ好かねェ……!}」 **◎暴魂ヒドーマン 声:依田英助 太刀と[[モーニングスター>フレイル/モーニングスター]]を武器とする軍団員。 13話で金相場が高騰していることに目をつけ、資金源獲得のために日本銀行の金庫から金を強奪するゴールド作戦用のトンネルを掘っていた作業員の一人・田所タミオがその秘密を知り脱走した為に、口封じのため六名の影を引き連れ追跡する。 その名の通り極悪非道な性格で弱者をいたぶってその悲鳴を聞くのが快感というドS。 顔もサイボーグ化されているのかエイリアンのようなかなりグロい事になっている。 路線変更の端緒を開いた怪人として一部で蛇蝎のごとく嫌われているが、悪の組織なんだからこういう奴もいないとね! 「&font(#ff0000){わぁめけっ!泣けぇっ!俺を喜ばせてくれッ!グァハハハハ!}」 **◎雄闘ウォッガー 声:[[飯塚昭三]] [[銛>ポールウェポン]]を得物とし、電撃や銛を振り回し突風を放って戦う。 すぐ上の人同様、帝国の奴隷女を軍団員に取り立てると見せかけ人間爆弾にしようとした卑劣漢。 ダイバーモチーフのデザインから水中戦特化の軍団員だったようだが、なぜか森とか砂丘ばかりで戦っていた。 14話の描写を見る限り、&bold(){&font(#ff0000){明らかに中身がない}。} 空っぽの鎧に極悪人の魂か何かが宿っていただけだったのだろうか… 「&font(#ff0000){もっと上手く使え……か}」 **◎雄闘ウォッガーII 声:依田英助 27話に登場。ウォッガーの地位を襲名した二代目で、帝王直々の命により初任務としてヨロイ軍団軽闘士やストローブ、バーベリィを引き連れゴリゴン捕獲を行う。 Aを網、Bを麻酔銃で捕獲に成功するも、Cを探索中にそのことを流星に知られ戦うことになる。 銛でメタルダーも苦しめるも、最後はメタルボンバーで倒された。 **◎雄闘ウォッガーIII 37話に登場。ウォッガーの地位を襲名した三代目だが、クールギンからは単にウォッガーと呼ばれた。 銛を武器に戦うも、レーザーアームで倒された。 **◎雄闘バーロック 声:桑原たけし [[鎖鎌]]と、背中のバッテリーを電源にそこから左手で流す電流を武器とした軍団員。格闘技の心得もありキックも得意。 元十種競技の選手で不正(相手に[[ドーピング]]検査で失格になるように工作をした。なお放送当時ドーピングと言う行為は日本では知られておらず、その後のソウル五輪でのベン・ジョンソン騒動で知られるようになった。)を行ってオリンピック代表の座を手にしたが、そのせいでライバルが自殺した事にショックを受けその後は自暴自棄となり転落人生を送る。 そのため常に正々堂々の勝負に拘り、クールギンからも全幅の信頼を寄せられている。 序盤の名エピソードを彩った漢だが、&font(#ff0000){1人だけやたらと造形が安っぽい}。 「&font(#ff0000){俺は生まれ変わったぁ!もう負け犬じゃなぁいっ……!!}」 **◎爆闘士ガラドー 通称「忍びのガラドー」の異名を取る[[忍者]]軍団員。 アクロバティックな動きと手裏剣、二本に分離可能な[[両刃の槍>双頭刃]]、火遁、分身等の忍術を駆使し戦う。 彼の使命はメタルダーの抹殺と&font(red){天功のマジックを破ること} テコ入れに伴って24話でシルクハットと[[マント]]を着用し&font(#ff0000){唐突にマジシャンにジョブチェンジ}し、 プリンセス天功と戦った。 この時は、バラから突風を出し振り回して爆発を起こし、さらにステッキに変え先端から火炎を噴射し、その後両刃の槍を投げ攻撃するも実は分身を使っていたことがバレ、レーザーアームで倒された。 その後33話で二代目が登場。トップガンダーのライフルであっけなく倒された。 37話では三代目が登場。剣を使って戦うもレーザーアームで倒された。 「&font(#ff0000){地獄の魔術師と呼ばれたこの爆闘士ガラドー。久しぶりの戦いに胸がときめきます}」 **◎爆闘士ロビンケン 迷彩柄のヨロイを纏った特殊部隊風の軍団員。 [[ナイフ>ナイフ(武器)]]や[[手榴弾]]、トラップの設置等を得意とする。 生真面目な性格で、大運動会開催にただひとり反対したある意味空気の読めない人。 伝説のネタ回での活躍ぶりとそれまでの影の薄さからゲスト軍団員と勘違いされやすいが、ちゃんと1話からいる。 「&font(#ff0000){恐れながら帝王ネロス。メタルダー1人も倒せず、競技大会と浮かれている場合ではないと存じます!(キリッ}」 **◎激闘士ベンK 声:西尾徳 その名の通り僧兵風の外見でハンマーや鎌を操る怪力の戦士。 小動物を殺すことをなんとも思わないほどの残虐な男だったが、メタルダーとの戦いで命の尊さを思い知らされ改心した。 その後は帝国を脱走し、今までの罪を償うべく巡礼の旅に出ていたが、13話でヒドーマンと影に苦戦するメタルダーを助け、その後田所親子を救うべく引っこ抜いた木や棒状に変形した数珠で影たちと戦う。 しかし……。 「&font(#ff0000){こんなことをしても俺が犯した罪が消えるとは思わない。しかし今の俺にはこれしかできない}」 **◎激闘士ジャムネ キックボクサー風の軍団員で、強烈なパンチや蹴り技の他、グローブを[[ロケットパンチ]]として飛ばせる。 本来ならバーロックのように身を持ち崩した格闘家的なエピソードがあてがわれたのかもしれないが、路線変更後だったので役回りは吸血蛍の養殖という[[某回りくどい宇宙人>ジュラル星人]]のような仕事だった。 ボクサーモチーフなら圧倒的に強い戦闘ロボット軍団の豪将がいるのも辛い。 21話でメタルダーと戦うが、足が弱点だと判断され[[ジャイアントスイング>投げ(技)]]で投げ飛ばされるが、ロケットパンチで反撃する。しかし、そのロケットパンチを投げ返されて新技・メタルボンバーで水中に落とされた。 その後33話で二代目が登場。トップガンダーと戦うがライフルであっけなく倒された。 37話では三代目が登場。桐原コンツェルンに乗り込んだメタルダーとトップガンダーを鎖で縛り上げるが、二代目同様トップガンダーのライフルで倒された。 「&font(#ff0000){今更泣き言を言っても遅いわっ!}」 **◎中闘士ムキムキマン・フーフーチュウ OPでその出演者テロップによって視聴者を釘付けにする二人組(&font(#ff0000){で、花嵐って誰だ?})。 軍団員で唯一素顔を常時さらしている、プロレスラー風のマッチョと力士風のデブ。 実力は大したことなく、いわゆるギャグキャラポジションだったが8話までで唐突に姿を消してしまう。 ムキムキマンは「ムキムキバスター」という必殺技を持ち、フーフーチュウは怒ると頭が噴火し、炎を放つ。 「&font(#ff0000){顔なんか悪くたって三角筋♪}」 **◎一般軽闘士 いわゆる戦闘員のみなさん。黒いヘルメットとタイツを纏っており、戦闘ロボット軍団とデザインは共通。 鎖鎌や両刃の短い槍が主な武器。 放送当時のテレビマガジンには「鎖鎌軽闘士」と記載されていた。 **◎軽闘士・影 タイツの代わりに忍び装束を身に着けた精鋭軽闘士。両刃の槍、手裏剣、電流が流れるロープ、含み針といった多彩な武器で攻撃する。 身が軽く複数で組めば激闘士クラスにも匹敵する戦闘力を持つ。ガラドーの部下と勘違いされやすいが、実際はクールギンの直属であり作戦遂行用の要員として貸し与えられているだけである。 放送当時のテレビマガジンには「忍者軽闘士」と記載されていた。 **◎軽闘士見習い・マドンナ 14話で登場。解体工場の女奴隷だったが、身体能力を見込まれて軽闘士見習いに昇格。[[刀]]を武器にしハイレグで黒スト。 ムキフーと同様常時素顔をさらしている。 ウォッガーに騙されて人間[[爆弾]]にされかけたが、メタルダーに助けられる。 ウォッガー討伐後は妹の下へ帰った。 「&font(#ff0000){妹のためだ。許せ、メタルダー!}」 **◎兵士 25、26話に登場。 [[迷彩服>軍服]]に身を包みヘルメットをかぶり、ナイフで攻撃する。 ヨロイ軍団と思われるが詳細は不明。 放送当時のテレビマガジンには「特殊戦闘員」と記載されていた。 **◎元・雄闘アームリー 7話の回想に登場。反逆罪でタグ兄弟に斬殺された。 *【メカ】 **&font(#ff0000){◎ミラージュハシャ} ヨロイ軍団専用のサイドカー。 「&font(#ff0000){我が軍団の記事はwiki籠りあってのこと。まず追記・修正を施すのが先決だ}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 花嵐は元関取で、現在は大黒坊弁慶というリングネームでプロレスラーやってるね -- 名無しさん (2014-02-20 12:04:42) - 人間の軍団という事もあってか、忠誠心の強い奴、正々堂々とした奴、残忍な奴、卑怯者、生真面目、間抜けと、外見や能力だけじゃなくて性格も色々な奴がいるな -- 名無しさん (2014-02-20 20:49:43) - 二代目が前者の先代が着用していた鎧を寂味pいだって説ならタグスキータグスロン兄弟ってどうなや味?、な -- 名無しさん (2014-06-15 10:26:21) - 豪将コマ兄弟「もんげ~!!」 -- 名無しさん (2015-11-23 20:09:20) - 実質的にはゴットネロスの直属軍団でほぼ競争してるのは戦闘ロボット軍団とモンスター軍団だけになるな。 -- 名無しさん (2015-11-23 20:22:42) - デザイン画見る限りバーロックは仮面ではなくて素顔、もしくはフェイスペイント前提みたいな感じだったけどな。スーツアクターが流動的に変わる可能性を見越してマスクにしちゃったのかな -- 名無しさん (2019-07-26 08:04:41) - 魔術師のガラドーは既に二代目で、オリジナルは16~23話までのどこかでウィズダム親子絡みの決着戦があったかで戦死してるのでは、とは当時から既成事実的に囁かれていたな、その辺の二次創作もそこそこあったのでは -- 名無しさん (2021-07-03 21:28:18) - ダグ兄弟とガラドーはもうちょっとなんとかならなかったのか -- 名無しさん (2022-07-01 21:02:39) - オリジナルのタグ兄弟は劇場版(八荒不在からして16話以前?)で斃れていて以後のは二代目以降組のハシリだったという説も -- 名無しさん (2023-03-28 16:13:26) - ロビンケンのあの性格はデザイン画に書かれてた元グリーンベレーという設定が反映されてるのかな -- 名無しさん (2023-04-18 19:53:04) - ↑4 ウィズダム関係ならまだいい、酷い説になると23話の運動会でダムネンの闇討ちくらって御陀仏もしくはショックで頭がアレして転職というのまで…… -- 名無しさん (2023-05-05 12:11:22) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/05/22 Tue 23:29:35 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ヨロイ軍団員に暑さ寒さは関係ない!} &font(#ff0000){ただ心頭滅却して己の技を磨くのみ!}} ヨロイ軍団とは東映の特撮作品、「[[超人機メタルダー]]」に登場する敵組織・[[ネロス帝国]]四軍団の一つ。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *【概要】 四軍団で唯一の、人間で構成された軍団。 全員がネロス帝国の技術の粋を投じて作られた甲冑や強化服を纏っており、[[サイボーグ>改造人間(サイボーグ)]]化されている者もいる。 元が生身の人間ということもあり、四軍団でも日々の鍛練にかける熱意は並々ならぬものがある。 一言で言うと、バリバリの体育会系。凱聖以外の各階級に二人ずつ軍団員が登場しており、四軍団トップの人数を誇る。 その素性は幼少よりネロスに引き取られ戦士として教育されていた者から、身を持ち崩したスポーツ選手、果ては[[忍者]]まで様々。 それゆえに、ネロス帝国に入るまで、メタルダーと対決するまでにもひとりひとりが重いドラマを背負っており、これが番組の大きな見所 ……になるはずだったのだが、路線変更の煽りをモロに受ける形で番組中盤以降は単なる悪人と化してしまい、 メタルダーの方も一度は共感を覚えた相手すらバッサバッサと真っ二つにするようになり、なんと中盤第26話にて&font(#ff0000){軍団長以外早々に全滅}してしまった。 これは先述の路線変更以外に後半の新展開を想定してのものだったらしいが、番組自体[[打ち切り>打ち切り(テレビ番組)]]になってしまったので、不自然さだけが残ってしまった。 その代わりというべきか、終盤には倒された先代の鎧を受け継いだ二代目が登場したりしている。 よく「なんで二代目になったばかりなのにいきなり暴魂なんだよ」とか突っ込まれるが、海外支部にいた暴魂なり雄闘なりが継承したと考えれば大丈夫だ、問題ない。あるいは功績をあげた軍団員が昇格した可能性もある。 ちなみに先代が着用していた鎧を受け継いだのか、同型の鎧が新造されたのかは不明。 細部のデザインが違っていたりするので後者のような気もするが、前者だったら内側に&font(#ff0000){血やら、汗やら、変な汁やら染み着いてそうで嫌である}。 *【軍団員】 **◎[[凱聖クールギン]] 西洋の[[騎士]]を思わせる銀の甲冑と、[[マント]]を纏ったヨロイ軍団の軍団長。同時に、ネロスの軍師役も務める帝国の実質No.2でもある。 特殊能力は一切持たないが、剣術の腕前は言語を絶するものがあり、第1話でいきなり目覚めたばかりとはいえメタルダーを完膚なきまでに叩きのめした。 以後もメタルダーの宿敵としてたびたび刃を交える。 詳細は上記項目参照。 「&font(#ff0000){ヨロイ軍団凱聖・クールギン。相手をいたす}」 **◎豪将タグスキー・タグスロン 兄のタグスキーは赤の甲冑と額に角二本の鬼面のようなマスク、弟のタグスロンは青の甲冑と額に角一本の鬼面のようなマスクを身に着けた兄弟豪将。 それぞれ幼少期からネロスが直々に叩き込んだ、タグスキーは柳生宗厳の剣術、タグスロンは三井寺浄妙明秀の[[薙刀>ポールウェポン]]術の達人で、予備の武器として短剣を所持。更にタグスキーは左腕にランチャーを装備し、タグスロンは25話で連発式の[[ボウガン>弓]]を使用した。 二人は数々の内部粛清で手柄を立て((ヨロイ軍団雄闘アームリーを反逆罪で、戦闘ロボット軍団爆闘士ロブルを裏切りの罪で、モンスター軍団暴魂ゾルグを二重スパイ罪で、機甲軍団烈闘士グルーゾーを逃亡罪で始末した。))、烈闘士から豪将にまで上り詰めた。 兄弟のコンビネーションは抜群で、メタルダーとは劇場版含め、都合三度対決している。 ただ早くも&font(#ff0000){第10話で他軍団員の噛ませにされる}などどんどん弱体化していった。豪将ェ…… 23話の大運動会での弟くんの暴走ぶりは必見。 「&font(#ff0000){お前は俺の大事な弟を葬った。生かしてはおけん}」 「&font(#ff0000){気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いぁぁぁぁぁぁああああああっ!!!}」 **◎暴魂チューボ 鎧武者風の外見をしており、ネロスの私兵的なタグ兄弟に代わりクールギンの補佐役を務める実質的ナンバー2。 他軍団員からも一目置かれており、合同作戦でリーダー役を務めることもしばしば。責任感も強い((「汚名を挽回する」という言い方が台無しにした感もあるが。))。 暇さえあれば鍛練を欠かさない、汗臭いヨロイ軍団員でも特に暑苦しい人。 冒頭のセリフもこの人の発言である。長剣や兜の前立てを外した手裏剣、[[刺又>ポールウェポン]]などを得物とする。 33話で二代目が登場。37話でゴーストバンクに乗り込んだメタルダーと一騎打ちで戦い敗れ去った。 「&font(#ff0000){クールだねぇ、兄さん。そういう奴ァ好かねェ……!}」 **◎暴魂ヒドーマン 声:依田英助 太刀と[[モーニングスター>フレイル/モーニングスター]]を武器とする軍団員。 13話で金相場が高騰していることに目をつけ、資金源獲得のために日本銀行の金庫から金を強奪するゴールド作戦用のトンネルを掘っていた作業員の一人・田所タミオがその秘密を知り脱走した為に、口封じのため六名の影を引き連れ追跡する。 その名の通り極悪非道な性格で弱者をいたぶってその悲鳴を聞くのが快感というドS。 顔もサイボーグ化されているのかエイリアンのようなかなりグロい事になっている。 路線変更の端緒を開いた怪人として一部で蛇蝎のごとく嫌われているが、悪の組織なんだからこういう奴もいないとね! 「&font(#ff0000){わぁめけっ!泣けぇっ!俺を喜ばせてくれッ!グァハハハハ!}」 **◎雄闘ウォッガー 声:[[飯塚昭三]] [[銛>ポールウェポン]]を得物とし、電撃や銛を振り回し突風を放って戦う。 すぐ上の人同様、帝国の奴隷女を軍団員に取り立てると見せかけ人間爆弾にしようとした卑劣漢。 ダイバーモチーフのデザインから水中戦特化の軍団員だったようだが、なぜか森とか砂丘ばかりで戦っていた。 14話の描写を見る限り、&bold(){&font(#ff0000){明らかに中身がない}。} 空っぽの鎧に極悪人の魂か何かが宿っていただけだったのだろうか… 「&font(#ff0000){もっと上手く使え……か}」 **◎雄闘ウォッガーII 声:依田英助 27話に登場。ウォッガーの地位を襲名した二代目で、帝王直々の命により初任務としてヨロイ軍団軽闘士やストローブ、バーベリィを引き連れゴリゴン捕獲を行う。 Aを網、Bを麻酔銃で捕獲に成功するも、Cを探索中にそのことを流星に知られ戦うことになる。 銛でメタルダーも苦しめるも、最後はメタルボンバーで倒された。 **◎雄闘ウォッガーIII 37話に登場。ウォッガーの地位を襲名した三代目だが、クールギンからは単にウォッガーと呼ばれた。 銛を武器に戦うも、レーザーアームで倒された。 **◎雄闘バーロック 声:桑原たけし [[鎖鎌]]と、背中のバッテリーを電源にそこから左手で流す電流を武器とした軍団員。格闘技の心得もありキックも得意。 元十種競技の選手で不正(相手に[[ドーピング]]検査で失格になるように工作をした。なお放送当時ドーピングと言う行為は日本では知られておらず、その後のソウル五輪でのベン・ジョンソン騒動で知られるようになった。)を行ってオリンピック代表の座を手にしたが、そのせいでライバルが自殺した事にショックを受けその後は自暴自棄となり転落人生を送る。 そのため常に正々堂々の勝負に拘り、クールギンからも全幅の信頼を寄せられている。 序盤の名エピソードを彩った漢だが、&font(#ff0000){1人だけやたらと造形が安っぽい}。 「&font(#ff0000){俺は生まれ変わったぁ!もう負け犬じゃなぁいっ……!!}」 **◎爆闘士ガラドー 通称「忍びのガラドー」の異名を取る[[忍者]]軍団員。 アクロバティックな動きと手裏剣、二本に分離可能な[[両刃の槍>双頭刃]]、火遁、分身等の忍術を駆使し戦う。 彼の使命はメタルダーの抹殺と&font(red){天功のマジックを破ること} テコ入れに伴って24話でシルクハットと[[マント]]を着用し&font(#ff0000){唐突にマジシャンにジョブチェンジ}し、 プリンセス天功と戦った。 この時は、バラから突風を出し振り回して爆発を起こし、さらにステッキに変え先端から火炎を噴射し、その後両刃の槍を投げ攻撃するも実は分身を使っていたことがバレ、レーザーアームで倒された。 その後33話で二代目が登場。トップガンダーのライフルであっけなく倒された。 37話では三代目が登場。剣を使って戦うもレーザーアームで倒された。 「&font(#ff0000){地獄の魔術師と呼ばれたこの爆闘士ガラドー。久しぶりの戦いに胸がときめきます}」 **◎爆闘士ロビンケン 迷彩柄のヨロイを纏った特殊部隊風の軍団員。 [[ナイフ>ナイフ(武器)]]や[[手榴弾]]、トラップの設置等を得意とする。 生真面目な性格で、大運動会開催にただひとり反対したある意味空気の読めない人。 伝説のネタ回での活躍ぶりとそれまでの影の薄さからゲスト軍団員と勘違いされやすいが、ちゃんと1話からいる。 「&font(#ff0000){恐れながら帝王ネロス。メタルダー1人も倒せず、競技大会と浮かれている場合ではないと存じます!(キリッ}」 **◎激闘士ベンK 声:西尾徳 その名の通り僧兵風の外見でハンマーや鎌を操る怪力の戦士。 小動物を殺すことをなんとも思わないほどの残虐な男だったが、メタルダーとの戦いで命の尊さを思い知らされ改心した。 その後は帝国を脱走し、今までの罪を償うべく巡礼の旅に出ていたが、13話でヒドーマンと影に苦戦するメタルダーを助け、その後田所親子を救うべく引っこ抜いた木や棒状に変形した数珠で影たちと戦う。 しかし……。 「&font(#ff0000){こんなことをしても俺が犯した罪が消えるとは思わない。しかし今の俺にはこれしかできない}」 **◎激闘士ジャムネ キックボクサー風の軍団員で、強烈なパンチや蹴り技の他、グローブを[[ロケットパンチ]]として飛ばせる。 本来ならバーロックのように身を持ち崩した格闘家的なエピソードがあてがわれたのかもしれないが、路線変更後だったので役回りは吸血蛍の養殖という[[某回りくどい宇宙人>ジュラル星人]]のような仕事だった。 ボクサーモチーフなら圧倒的に強い戦闘ロボット軍団の豪将がいるのも辛い。 21話でメタルダーと戦うが、足が弱点だと判断され[[ジャイアントスイング>投げ(技)]]で投げ飛ばされるが、ロケットパンチで反撃する。しかし、そのロケットパンチを投げ返されて新技・メタルボンバーで水中に落とされた。 その後33話で二代目が登場。トップガンダーと戦うがライフルであっけなく倒された。 37話では三代目が登場。桐原コンツェルンに乗り込んだメタルダーとトップガンダーを鎖で縛り上げるが、二代目同様トップガンダーのライフルで倒された。 「&font(#ff0000){今更泣き言を言っても遅いわっ!}」 **◎中闘士ムキムキマン・フーフーチュウ OPでその出演者テロップによって視聴者を釘付けにする二人組(&font(#ff0000){で、花嵐って誰だ?})。 軍団員で唯一素顔を常時さらしている、プロレスラー風のマッチョと力士風のデブ。 実力は大したことなく、いわゆるギャグキャラポジションだったが8話までで唐突に姿を消してしまう。 ムキムキマンは「ムキムキバスター」という必殺技を持ち、フーフーチュウは怒ると頭が噴火し、炎を放つ。 「&font(#ff0000){顔なんか悪くたって三角筋♪}」 **◎一般軽闘士 いわゆる戦闘員のみなさん。黒いヘルメットとタイツを纏っており、戦闘ロボット軍団とデザインは共通。 鎖鎌や両刃の短い槍が主な武器。 放送当時のテレビマガジンには「鎖鎌軽闘士」と記載されていた。 **◎軽闘士・影 タイツの代わりに忍び装束を身に着けた精鋭軽闘士。両刃の槍、手裏剣、電流が流れるロープ、含み針といった多彩な武器で攻撃する。 身が軽く複数で組めば激闘士クラスにも匹敵する戦闘力を持つ。ガラドーの部下と勘違いされやすいが、実際はクールギンの直属であり作戦遂行用の要員として貸し与えられているだけである。 放送当時のテレビマガジンには「忍者軽闘士」と記載されていた。 **◎軽闘士見習い・マドンナ 14話で登場。解体工場の女奴隷だったが、身体能力を見込まれて軽闘士見習いに昇格。[[刀]]を武器にしハイレグで黒スト。 ムキフーと同様常時素顔をさらしている。 ウォッガーに騙されて人間[[爆弾]]にされかけたが、メタルダーに助けられる。 ウォッガー討伐後は妹の下へ帰った。 「&font(#ff0000){妹のためだ。許せ、メタルダー!}」 **◎兵士 25、26話に登場。 [[迷彩服>軍服]]に身を包みヘルメットをかぶり、ナイフで攻撃する。 ヨロイ軍団と思われるが詳細は不明。 放送当時のテレビマガジンには「特殊戦闘員」と記載されていた。 **◎元・雄闘アームリー 7話の回想に登場。反逆罪でタグ兄弟に斬殺された。 *【メカ】 **&font(#ff0000){◎ミラージュハシャ} ヨロイ軍団専用のサイドカー。 「&font(#ff0000){我が軍団の記事はwiki籠りあってのこと。まず追記・修正を施すのが先決だ}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 花嵐は元関取で、現在は大黒坊弁慶というリングネームでプロレスラーやってるね -- 名無しさん (2014-02-20 12:04:42) - 人間の軍団という事もあってか、忠誠心の強い奴、正々堂々とした奴、残忍な奴、卑怯者、生真面目、間抜けと、外見や能力だけじゃなくて性格も色々な奴がいるな -- 名無しさん (2014-02-20 20:49:43) - 二代目が前者の先代が着用していた鎧を寂味pいだって説ならタグスキータグスロン兄弟ってどうなや味?、な -- 名無しさん (2014-06-15 10:26:21) - 豪将コマ兄弟「もんげ~!!」 -- 名無しさん (2015-11-23 20:09:20) - 実質的にはゴットネロスの直属軍団でほぼ競争してるのは戦闘ロボット軍団とモンスター軍団だけになるな。 -- 名無しさん (2015-11-23 20:22:42) - デザイン画見る限りバーロックは仮面ではなくて素顔、もしくはフェイスペイント前提みたいな感じだったけどな。スーツアクターが流動的に変わる可能性を見越してマスクにしちゃったのかな -- 名無しさん (2019-07-26 08:04:41) - 魔術師のガラドーは既に二代目で、オリジナルは16~23話までのどこかでウィズダム親子絡みの決着戦があったかで戦死してるのでは、とは当時から既成事実的に囁かれていたな、その辺の二次創作もそこそこあったのでは -- 名無しさん (2021-07-03 21:28:18) - ダグ兄弟とガラドーはもうちょっとなんとかならなかったのか -- 名無しさん (2022-07-01 21:02:39) - オリジナルのタグ兄弟は劇場版(八荒不在からして16話以前?)で斃れていて以後のは二代目以降組のハシリだったという説も -- 名無しさん (2023-03-28 16:13:26) - ロビンケンのあの性格はデザイン画に書かれてた元グリーンベレーという設定が反映されてるのかな -- 名無しさん (2023-04-18 19:53:04) - ↑4 ウィズダム関係ならまだいい、酷い説になると23話の運動会でダムネンの闇討ちくらって御陀仏もしくはショックで頭がアレして転職というのまで…… -- 名無しさん (2023-05-05 12:11:22) - ガラドーのキャラ変は、同じ地獄の魔術師である男塾の男爵ディーノが元ネタと聞いて納得。脚本家が男塾アニメも担当していたらしい。 -- D (2024-01-22 21:15:59) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: